JPH0726292B2 - 織機のよこ糸検知装置 - Google Patents

織機のよこ糸検知装置

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JPH0726292B2
JPH0726292B2 JP60138769A JP13876985A JPH0726292B2 JP H0726292 B2 JPH0726292 B2 JP H0726292B2 JP 60138769 A JP60138769 A JP 60138769A JP 13876985 A JP13876985 A JP 13876985A JP H0726292 B2 JPH0726292 B2 JP H0726292B2
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勉 西念
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、織機において、よこ入れされたよこ糸を光電
的に検知するための装置に係る。
従来技術 この種の織機では、反よこ入れ側の織り端部分によこ糸
検知装置のフィーラーヘッドが設けられている。このフ
ィーラーヘッドは、よこ入れされたよこ糸が正しくよこ
入れされているとき、織機の運転を継続させるが、よこ
入れ不良が起きたとき、織機を自動的に停止させるため
の信号を発生する。
第4図は、従来のよこ糸検知装置10を示している。よこ
入れされたよこ糸1は、フィーラーヘッド2によって検
出される。このフィーラーヘッド2は、内部の光源3に
よって、よこ入れされたよこ糸1に対し光4aを照射し、
その反射光4bを受光素子5によって検知し、電気的なフ
ィーラー信号Aに変換する。
そして、このフィーラー信号Aは、検知回路6の内部に
入り、まず高周波増幅器7によって増幅されて高周波信
号Bとなり、次に検波回路9によって検波され、検波信
号Cとなり、さらに交流結合回路30を経て、低周波増幅
器11によって、低周波信号Dとなり、比較回路12中のコ
ンパレータ13の一方の入力となる。そこでこのコンパレ
ータ13は、他方の入力側の設定器14によって設定された
しきい値Eと比較し、その比較結果に基づいて、例えば
“H"レベルのよこ糸検知信号Fを発生する。このよこ糸
検知信号Fの“H"レベルは、正しくよこ入れされたよこ
糸1の存在と対応している。
検知すべきよこ糸が、光4aを充分に反射する色、すなわ
ち白などの反射色系であるとき、よこ糸1が正しくよこ
入れされていると、その部分の信号レベルは、第5図に
示すように高くなって現れる。したがって、そのよこ糸
1が正しくよこ入れされているとき、しきい値Eよりも
高い区間で“H"レベルのよこ糸検知信号Fが得られるこ
とになる。
ところが、多色自由よこ入れでは、反射色系のよこ糸1
に限らず、その反対の、例えば黒などの吸収色系のよこ
糸1がよこ入れされることもある。この場合、ある吸収
色のよこ糸1では、光4aを充分に反射せず、またおさに
よる反射光をさえぎり、受光素子5に入射する光量を低
下させている。このような場合の信号レベルの変化は、
第6図に示すように、吸収色のよこ糸1の存在部分で、
信号レベルが低下しており、また低周波信号Dの信号レ
ベルが反射色のよこ糸1の場合と逆になっている。
ところで、このような吸収色のよこ糸1の場合に、ダイ
オード8の方向を第4図の点線のように、逆に設定する
と、第7図に示すように、反射色のよこ糸1の場合と同
様な極性の信号レベルが得られる。しかし、多色自由よ
こ入れの状態で、反射色のよこ糸1と吸収色のよこ糸1
について、1つの検知回路6を共通に使おうとすると、
どちらかの系列のよこ糸1について検知ミスが発生し易
い状態になる。このような理由から、多色織機では、フ
ィーラー信号Aの信号処理に実用上の問題があった。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、織機のよこ入れ検知に際
し、反射色系、あるいは吸収色系のよこ糸1にかかわら
ず、検知ミスを防止し、誤動作の無い状態で、よこ糸の
有無を検知できるようにすることである。
発明の概要 そこで、本発明は、共通のフィーラーヘッドの出力側
に、反射色系のよこ糸を検知する回路と、吸収色系のよ
こ糸を検知する回路とを並列的に接続し、これらの信号
出力の和をしきい値と比較するか、またはそれぞれの検
知回路の出力をしきい値と比較した後、オア条件を取る
ようにしている。このようにフィーラー信号が反射色系
および吸収色系に対応する専用の検知回路によって処理
されるため、多色のよこ入れが不規則に行われたとして
も、よこ入れ状態の確認、すなわちよこ糸の有無は、従
来に比較して、誤動作なく、確実に検出できる。
実施例1 第1図は、本発明の実施例1によるよこ糸検知装置20を
示している。この実施例でも、従来のよこ糸検知装置10
と同じ部分には同一の符号が付されている。このよこ糸
検知装置20では、特徴的な部分として、第1の検知回路
21と、第2の検知回路22とが、フィーラーヘッド2の出
力側に並列的に設けられている。これらの検知回路21、
22は、高周波増幅器7を共通に利用しながら方向を異に
するダイオード8を含む検波回路9、低周波増幅器11、
および直列の2つの抵抗器15、クリップ用のダイオード
16などを備えている。ここで上記ダイオード8は、いず
れも検波手段であって、第1の検知回路21では信号伝達
方向に対して順方向に、第2の検知回路22では信号伝達
方向に対して逆方向に、それぞれ設けられている。最終
端の抵抗器15は、比較回路23の内部を加え合わせ点18を
経て、積分機能を有する加算増幅器19を介し、コンパレ
ータ24の一方の入力端に接続されている。このコンパレ
ータ24は、他方の入力側で、基準信号としてのしきい値
Eを設定するための設定器25に接続されており、また出
力側で出力端子26に達している。
フィーラーヘッド2が白などの反射色系のよこ糸1を検
出しているとき、第1の検知回路21に第4図の従来例と
同様な信号処理によって高周波信号B、検波信号C、低
周波信号Dが現れている。なおこの低周波信号Dはクリ
ップ用のダイオード16によって負側の信号がクリップさ
れている。
一方、フィーラーヘッド2が、黒などの吸収色系のよこ
糸1を検知したときに、第2の検知回路22は、第7図で
示すような信号レベルの検波信号C′および低周波信号
D′を発生させている。
この第1および第2の検知回路21、22の出力としての2
つの低周波信号D、D′は、加え合わせ点18を経て、加
算増幅器19によって、ある程度の積分機能のもとに増幅
された後、コンパレータ24でしきい値Eと比較され、そ
の大小関数によりよこ糸1の存在時に、“H"レベルのよ
こ糸検知信号Fとなる。このようにして、反射色あるい
は吸収色系のよこ糸1が、自由選択の状態でよこ入れさ
れても、第1および第2の検知回路21、22がそれらを個
別的に検知し、適当な信号処理を行っていくため、よこ
糸1の有無は、反射色、あるいは吸収色にかかわらず、
誤動作の無い状態で、確実に検出できる。
ところで、よこ糸1が反射色と吸収色との中間に属する
とき、すなわち中間色系であると、第3図のような信号
が現れる。ここで、中間色とは、第3図の低周波信号
D、D′のように反射あるいは吸収のどちらか一方に一
定せず、おさの光の反射レベルに近い明度を言う。特
に、中間色のよこ糸1がおさの光の反射率とほぼ同じよ
うな値であると、よこ入れ状態のよこ糸1の暴れによっ
て、低周波信号D、D′は、おさの反射レベルを中心と
して、変化している。このようなとき、第1の検知回路
21および第2の検知回路22は、それぞれ第3図のような
検波信号C、C′を発生する。この検波信号C、C′
は、それぞれクリップ用のダイオード16によって負側の
信号がクリップされた後、加算増幅器19によって積分的
に加算され、略2倍の増幅信号D+D′となって、中間
色のよこ糸1の存在期間で“H"レベルのよこ糸検知信号
Fとなる。
このようにして、反射色、吸収色あるいはそれらの中間
色系のよこ系1が不規則によこ入れされたとしても、こ
のよこ糸検知装置20は、その光学的反射率の変動にかか
わらず、誤動作の無い状態でよこ糸1を検出していくこ
とになる。
実施例2 第2図の実施例は、第4図の検知回路6と同様な第1の
検知回路21、第2の検知回路22をフィーラーヘッド2に
対し並列的に接続し、コンパレータ17の両出力をオアゲ
ート27によって加え合わせる例を示している。この回路
でも、上記実施例と同様な効果が得られる。
発明の変形例 上記実施例は、いずれもフィーラヘッド2を1つで構成
しているが、このフィーラヘッド2は、第1の検知回路
21、第2の検知回路22ごとに独立に設けられていてもよ
い。また本発明は、多色織機に用いて有効であるが、1
色のみのよこ入れを行う通常の織機にも当然適用でき
る。
発明の効果 本発明では、反射色系および吸収所系のよこ糸ごとに第
1および第2の検知回路が設けられ、フィーラー信号が
それぞれ独立的に処理されるから、多色自由よこ入れが
不規則な状態で行われたとしても誤動作の無い状態で検
知でき、したがって、織機の無用のよこ止まりが確実に
防止できる。
また第1および第2の検知回路の出力が最終的に加え合
わせられるため、両極端の反射色や吸収色のよこ糸の
他、それらの中間色のよこ糸についても検知ミスが抑え
られる。このような中間色についての作用効果は、反射
色または吸収色のよこ糸について独立に信号処理を行う
ときと異なり、この発明の特有の効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のよこ糸検知装置のブロック線図、第2
図は本発明の他の実施例のブロック線図、第3図は本発
明による中間色の場合の信号の波形図、第4図は従来の
検知回路の回路図、第5図ないし第7図は検知回路の信
号の波形図である。 1……よこ糸、2……フィーラヘッド、3……光源、5
……受光素子、7……高周波増幅器、8……ダイオー
ド、9……検波回路、10……従来のよこ糸検知装置、11
……低周波増幅器、16……クリップ用のダイオード、17
……コンパレータ、18……加え合わせ点、19……加算増
幅器、20……本発明のよこ糸検知装置、21……第1の検
知回路、22……第2の検知回路、23……比較回路、24…
…コンパレータ、25……設定器、27……オアゲート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】よこ入れされたよこ糸に光を照射し、その
    よこ糸からの反射光を電気的なフィーラー信号に変換す
    るフィーラーヘッドと、このフィーラーヘッドの出力側
    に接続され、上記フィーラー信号の伝達方向に対して順
    方向の検波手段を含み、上記フィーラー信号から反射色
    系のよこ糸に対応する信号を検知する第1の検知回路
    と、上記フィーラーヘッドの出力側に接続され、上記フ
    ィーラー信号の伝達方向に対して逆方向の検波手段を含
    み、上記フィーラー信号から吸収色系のよこ糸に対応す
    る信号を検知する第2の検知回路と、上記第1および第
    2の検知回路の両出力信号を基準信号と比較して、よこ
    糸検知信号を出力する比較回路とからなることを特徴と
    する織機のよこ糸検知装置。
  2. 【請求項2】上記比較回路を第1および第2の検知回路
    の出力の和を増幅し、積分機能を有する加算増幅器、お
    よびこの加算増幅器の出力をしきい値と比較するコンパ
    レータにより構成することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の織機のよこ糸検知装置。
  3. 【請求項3】上記検出回路を第1および第2の検知回路
    ごとに設けたコンパレータと、この両コンパレータの出
    力側に接続されたオアゲートにより構成することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の織機の
    よこ糸検知装置。
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JPS5928576U (ja) * 1982-08-18 1984-02-22 津田駒工業株式会社 織機の緯糸検知装置

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