JPH07260852A - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

Info

Publication number
JPH07260852A
JPH07260852A JP7952994A JP7952994A JPH07260852A JP H07260852 A JPH07260852 A JP H07260852A JP 7952994 A JP7952994 A JP 7952994A JP 7952994 A JP7952994 A JP 7952994A JP H07260852 A JPH07260852 A JP H07260852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
output
signal
ftg
oscillator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7952994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Musha
博文 武者
Hiroshi Sakuma
啓 佐久間
Takeshi Tanabe
武 田辺
Eiji Mori
栄二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP7952994A priority Critical patent/JPH07260852A/ja
Publication of JPH07260852A publication Critical patent/JPH07260852A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、周波数変換した周波数信号を出力
するDUTを測定する為に、トラッキングジェネレータ
の出力周波数に任意のオフセット周波数を加算/減算し
た周波数を出力して、外部の周波数変換治具を不要にし
て直接DUTの伝送特性測定、レベル測定ができること
を目的とする。 【構成】 基準発振器71の周波数信号を受けて第3ミ
キサ92にミキシング周波数信号を供給する第2発振器
91と、この信号とTG発振部80からの信号を受けて
周波数混合した後出力部93に供給しTG発振部80の
第1スイッチ11の一方に供給する第3ミキサ92と、
この信号を受けてTG出力端子26に出力する出力部9
3とで構成するトラッキングジェネレータ部90を設
け、基準発振器71の周波数信号を受けて、TG発振部
80の第1分周器82に基準となる周波数信号を供給す
る第3局部発振部10を設ける構成手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラッキング・ジェ
ネレータ(TG)を有するスペクトラムアナライザにお
いて、被試験器の出力周波数信号が入力周波数信号に対
して異なった周波数に変換された場合においても、トラ
ッキング・ジェネレータの機能を使用できるようにする
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図7、図8を参
照して、説明する。まず最初に、図8を参照して、被試
験器110の出力周波数信号が入力周波数信号に対して
異なった周波数に変換された場合の測定形態を示して説
明する。トラッキングジェネレータを有するスペクトラ
ムアナライザは、TG出力周波数と測定入力信号が同じ
でなければ正しく測定できない。しかし、被試験器(D
UT)110の中には、TVチューナユニットや周波数
コンバータユニット等のように周波数変換された変換周
波数信号を出力するものがある。このようなDUTを測
定しようとする場合には、DUT出力信号を直接スペク
トラムアナライザで受けて伝送特性を測定できない。こ
の為、これを測定できるようにする為に、図8に示すよ
うに、外部に周波数変換治具120を用意して、DUT
110の出力信号fXをミキサ122に入力する。そし
て、信号発生器123の周波数f123をミキサ122で
周波数変換してTG出力周波数と同一の周波数fOUT=
fTGに戻した後、スペクトラムアナライザ100の測定
入力端子50に与えて、これを測定する構成にしてい
る。
【0003】従来のスペクトラムアナライザの構成ブロ
ック例として、図7を参照して、トラッキングジェネレ
ータの出力周波数が、掃引周波数に追従して掃引する場
合のスペクトラムアナライザについて説明する。
【0004】構成は、スペクトラム測定部40と、トラ
ッキングジェネレータ部90で構成している。トラッキ
ングジェネレータ部90は、第2発振器91と、第3ミ
キサ92と、出力部93とで構成している。スペクトラ
ム測定部40は、一般的なスペクトラムアナライザの受
信部の構成で、基準発振器71と、掃引発生部70と、
入力減衰器51と、周波数変換部60と、検波表示部6
1等で構成している。
【0005】トラッキングジェネレータとしての機能
は、TG出力周波数と受信周波数とが同一周波数で測定
されるから、fin=fTGである。掃引発生部70の掃
引周波数f73aは周波数変換部60側とトラッキング
ジェネレータ部90側の両方に供給されてミキシングさ
れている。よって、第2発振器91の発振周波数f91
aと、周波数変換部60の中間周波数fifの両者の値
を、f91a=fifにすれば通常のトラッキングジェ
ネレータとして機能する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記説明の2つの構成
ブロックのスペクトラムアナライザにおいては、TVチ
ューナユニットや周波数コンバータユニット等のように
周波数変換された中間周波数信号を出力するDUT11
0の場合においては、伝送特性を直接測定できず、外部
に周波数変換治具120を設けて周波数変換して元の周
波数fOUT=fTGに戻した後スペクトラムアナライザの
入力端子に接続する必要があり、利用上の難点であっ
た。しかも、この周波数変換治具120で、出力周波数
のずれが少しでもあるとスペクトラムアナライザの測定
レベルが正しく測定出来なくなる。この為に、高安定の
信号発生器123が必要になってくる。
【0007】また、DUT110の出力レベルを直接測
定できない点がある。即ち、ミキサ122の変換ゲイン
が周波数依存特性を持ち、また信号発生器123のミキ
シング・レベルによっても変換ゲインが変化する為に正
しいレベル測定ができない。この為レベル測定は、別の
手段で測定する必要がある。また、出力周波数fOUTが
低い場合は、周波数変換治具120で周波数変換された
出力信号には、和の周波数と差の周波数が接近して出力
される。この為に、本来の観測周波数信号以外の信号が
観測されるので使用上好ましくない。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、トラッキングジェネレータの出力周波数に数ヘルツ
分解能で任意のオフセット周波数を加算/減算したTG
周波数を出力するようにして、外部の周波数変換治具1
20を不要にして直接DUT110の伝送特性測定、レ
ベル測定が精度良く容易にできるようにすることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
(請求項1の解決手段)第1図は、本発明による解決手
段を示している。上記課題を解決するために、本発明の
構成では、基準発振器71の周波数信号f71aを受け
て、TG発振部80の第1分周器82に基準となる周波
数信号fREFを供給するシンセサイザ10を設け、シン
セサイザ10の信号と、スペクトラム測定部の掃引周波
数信号f73aを受けて、第1に、受信側入力周波数f
inに同期するTG出力周波数fTGを与える周波数を出
力し、第2に、受信側入力周波数finに同期して任意
のオフセット周波数を付与したTG出力周波数fTGを出
力し、第3に、TG発振部80内部の第1スイッチ11
を切り替えて受信側入力周波数finとは独立したTG
出力周波数fTGを出力するTG発振部80を設け、基準
発振器71の周波数信号f71aと、TG発振部80の
信号を受けて、周波数変換してTG出力端子26に出力
するトラッキングジェネレータ部90を設ける構成手段
としている。
【0010】これにより、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来の掃引周波数に追従して掃引する機
能と、掃引周波数に無関係に独立した周波数を出力する
信号発生器としての機能と、オフセット周波数を保って
掃引周波数に追従して掃引する機能の3つの出力形態を
実現している。
【0011】ここで、TG発振部(80)の構成は、第
1分周器82と位相比較器84とVCO87と第4ミキ
サ86と第1スイッチ11と第2分周器83とで構成し
ている。そして、シンセサイザ10の信号を受けて1/
Mに分周して位相比較器84の一方の入力に供給する第
1分周器82を設け、第1分周器82の信号と第2分周
器83の信号を受けて位相差を検出してVCO87に発
振周波数制御信号を供給する位相比較器84を設け、位
相比較器84の発振周波数制御信号を受けて第4ミキサ
86及び第3ミキサ92に発振周波数信号を供給するV
CO87を設け、VCO87の信号とスペクトラム測定
部40からの掃引信号f73aを受けて周波数混合した
後第1スイッチ11の他方の入力に供給する第4ミキサ
86を設け、第3ミキサ92の出力信号と第4ミキサ8
6の出力信号の何れかを選択して第2分周器83に供給
する第1スイッチ11を設け、第1スイッチ11の出力
信号を受けて1/Nに分周して位相比較器84の他方の
入力に供給する第2分周器83を設ける手段としてい
る。
【0012】また、トラッキングジェネレータ部90の
構成は、第2発振器91と第3ミキサ92と出力部93
とで構成している。そして、基準発振器71の周波数信
号f71aを受けて第3ミキサ92にミキシング周波数
信号を供給する第2発振器91と、この信号とTG発振
部80からの信号を受けて周波数混合した後出力部93
及びTG発振部80の第1スイッチ11の一方に供給す
る第3ミキサ92と、この信号を受けてTG出力端子2
6に出力する手段としている。
【0013】接続としては、基準発振器71の出力を第
3局部発振部10の入力に接続し、第3局部発振部10
の出力を第1分周器82の入力に接続し、第1分周器8
2の出力を位相比較器84の一方の入力に接続し、第2
分周器83の出力を位相比較器84の他方の入力に接続
し、位相比較器84の出力をVCO87の入力に接続
し、スペクトラム測定部40の掃引発生部70からの掃
引出力信号f73aを第4ミキサ86の一方の入力に接
続し、VCO87の出力信号を第3ミキサ92の一方の
入力と第4ミキサ86の他方の入力に接続し、第4ミキ
サの出力を第1スイッチ11の一方の入力に接続し、第
3ミキサ92の出力を第1スイッチ11の他方の入力に
接続し、第1スイッチ11の出力を第2分周器83の入
力に接続し、基準発振器71の出力を第2発振器91の
入力に接続し、第2発振器91の出力を第3ミキサ92
の他方の入力に接続し、第3ミキサ92の出力を出力部
93の入力に接続し、出力部93の出力をTG出力端子
26に接続している。
【0014】(請求項2の解決手段)第3図は、本発明
による解決手段を示している。上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、基準発振器71の周波数信号f
71aを受けて、TG発振部80の第1分周器82に基
準となる周波数信号fREFを供給するシンセサイザ10
を設け、シンセサイザ10の信号と、スペクトラム測定
部の掃引周波数信号f73aを受けて、第1に、受信側
入力周波数finに同期するTG出力周波数fTGを与え
る周波数を出力し、第2に、受信側入力周波数finに
同期して任意のオフセット周波数を付与したTG出力周
波数fTGを出力し、第3に、TG発振部80内部の第1
スイッチ11を切り替えて受信側入力周波数finとは
独立したTG出力周波数fTGを出力するTG発振部80
を設け、TG発振部80の信号を受けて、TG出力端子
26にTG出力周波数fTGを出力する出力部93を設け
る構成手段としている。
【0015】これにより、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来の掃引周波数に追従して掃引する機
能と、掃引周波数に無関係に独立した周波数を出力する
信号発生器としての機能と、オフセット周波数を保って
掃引周波数に追従して掃引する機能の3つの出力形態を
実現している。
【0016】ここで、TG発振部(80)の構成は、第
1分周器82と位相比較器84とVCO87と第4ミキ
サ86と第1スイッチ11と第2分周器83とで構成し
ている。
【0017】接続としては、基準発振器71の出力を第
3局部発振部10の入力に接続し、第3局部発振部10
の出力を第1分周器82の入力に接続し、第1分周器8
2の出力を位相比較器84の一方の入力に接続し、第2
分周器83の出力を位相比較器84の他方の入力に接続
し、位相比較器84の出力をVCO87の入力に接続
し、スペクトラム測定部40の掃引発生部70からの掃
引出力信号f73aを第4ミキサ86の一方の入力に接
続し、VCO87の出力信号を第4ミキサ86の他方の
入力と第1スイッチ11の一方の入力と出力部93の入
力に接続し、第4ミキサの出力を第1スイッチ11の他
方の入力に接続し、第1スイッチ11の出力を第2分周
器83の入力に接続し、出力部93の出力をTG出力端
子26に接続している。
【0018】(請求項3の解決手段)第4図は、本発明
による解決手段を示している。上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、基準発振器71の周波数信号f
71aを受けて、TG発振部80の第1分周器82に基
準となる周波数信号fREFを供給するシンセサイザ10
を設け、シンセサイザ10の信号と、スペクトラム測定
部の掃引周波数信号f73aを受けて、第1に、受信側
入力周波数finに同期するTG出力周波数fTGを与え
る周波数を出力し、第2に、受信側入力周波数finに
同期して任意のオフセット周波数を付与したTG出力周
波数fTGを出力し、第3に、TG発振部80内部の第1
スイッチ11を切り替えて受信側入力周波数finとは
独立したTG出力周波数fTGを出力するTG発振部80
を設け、TG発振部80の信号を受けて、TG出力端子
26にTG出力周波数fTGを出力する出力部93を設け
る構成手段としている。
【0019】これにより、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来の掃引周波数に追従して掃引する機
能と、オフセット周波数を保って掃引周波数に追従して
掃引する機能の2つの出力形態を実現している。
【0020】ここで、TG発振部(80)の構成は、第
1分周器82と位相比較器84とVCO87と第4ミキ
サ86と第2分周器83とで構成している。そして、シ
ンセサイザ10の信号を受けて1/Mに分周して位相比
較器84の一方の入力に供給する第1分周器82を設
け、第1分周器82の信号と第2分周器83の信号を受
けて位相差を検出してVCO87に発振周波数制御信号
を供給する位相比較器84を設け、位相比較器84の発
振周波数制御信号を受けて第4ミキサ86及び第3ミキ
サ92に発振周波数信号を供給するVCO87を設け、
VCO87の信号とスペクトラム測定部40からの掃引
信号f73aを受けて周波数混合した後第2分周器83
の入力に供給する第4ミキサ86を設け、第4ミキサ8
6の出力信号を受けて1/Nに分周して位相比較器84
の他方の入力に供給する第2分周器83を設ける手段と
している。
【0021】また、トラッキングジェネレータ部90の
構成は、第2発振器91と第3ミキサ92と出力部93
とで構成している。そして、基準発振器71の周波数信
号f71aを受けて第3ミキサ92にミキシング周波数
信号を供給する第2発振器91と、この信号とTG発振
部80からの信号を受けて周波数混合した後出力部93
に供給する第3ミキサ92と、この信号を受けてTG出
力端子26に出力する手段としている。
【0022】接続としては、基準発振器71の出力を第
3局部発振部10の入力に接続し、第3局部発振部10
の出力を第1分周器82の入力に接続し、第1分周器8
2の出力を位相比較器84の一方の入力に接続し、第2
分周器83の出力を位相比較器84の他方の入力に接続
し、位相比較器84の出力をVCO87の入力に接続
し、スペクトラム測定部40の掃引発生部70からの掃
引出力信号f73aを第4ミキサ86の一方の入力に接
続し、VCO87の出力信号を第3ミキサ92の一方の
入力と第4ミキサ86の他方の入力に接続し、第4ミキ
サの出力を第2分周器83の入力に接続し、基準発振器
71の出力を第2発振器91の入力に接続し、第2発振
器91の出力を第3ミキサ92の他方の入力に接続し、
第3ミキサ92の出力を出力部93の入力に接続し、出
力部93の出力をTG出力端子26に接続している。
【0023】(請求項4の解決手段)第5図は、本発明
による解決手段を示している。上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、基準発振器71の周波数信号f
71aを受けて、TG発振部80の第1分周器82に基
準となる周波数信号fREFを供給するシンセサイザ10
を設け、シンセサイザ10の信号と、スペクトラム測定
部の掃引周波数信号f73aを受けて、第1に、受信側
入力周波数finに同期するTG出力周波数fTGを与え
る周波数を出力し、第2に、受信側入力周波数finに
同期して任意のオフセット周波数を付与したTG出力周
波数fTGを出力するTG発振部80を設け、TG発振部
80の信号を受けて、TG出力端子26にTG出力周波
数fTGを出力する出力部93を設ける構成手段としてい
る。
【0024】これにより、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来の掃引周波数に追従して掃引する機
能と、オフセット周波数を保って掃引周波数に追従して
掃引する機能の2つの出力形態を実現している。ここ
で、TG発振部(80)の構成は、第1分周器82と位
相比較器84とVCO87と第4ミキサ86と第2分周
器83とで構成している。
【0025】接続としては、基準発振器71の出力を第
3局部発振部10の入力に接続し、第3局部発振部10
の出力を第1分周器82の入力に接続し、第1分周器8
2の出力を位相比較器84の一方の入力に接続し、第2
分周器83の出力を位相比較器84の他方の入力に接続
し、位相比較器84の出力をVCO87の入力に接続
し、スペクトラム測定部40の掃引発生部70からの掃
引出力信号f73aを第4ミキサ86の一方の入力に接
続し、VCO87の出力信号を出力部93の入力と第4
ミキサ86の他方の入力に接続し、第4ミキサの出力を
第2分周器83の入力に接続し、出力部93の出力をT
G出力端子26に接続している。
【0026】(請求項5の解決手段)第6図は、本発明
による解決手段を示している。上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、基準発振器71の周波数信号f
71aと、スペクトラム測定部の掃引周波数信号f73
aを受けて、第1に、受信側入力周波数finに同期す
るTG出力周波数fTGを与える周波数を出力し、第2
に、受信側入力周波数finに同期して任意のオフセッ
ト周波数を付与したTG出力周波数fTGを出力し、第3
に、TG発振部80内部の第1スイッチ11を切り替え
て受信側入力周波数finとは独立したTG出力周波数
fTGを出力するTG発振部80を設け、基準発振器71
の周波数信号f71aを受けて、トラッキングジェネレ
ータ部90に基準となる周波数信号f10aを供給する
シンセサイザ10を設け、シンセサイザ10の周波数信
号f10aと、TG発振部80の信号を受けて、周波数
変換してTG出力端子26にTG出力周波数fTGを出力
するトラッキングジェネレータ部90を設ける構成手段
としている。
【0027】これにより、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来の掃引周波数に追従して掃引する機
能と、掃引周波数に無関係に独立した周波数を出力する
信号発生器としての機能と、オフセット周波数を保って
掃引周波数に追従して掃引する機能の3つの出力形態を
実現している。ここで、TG発振部(80)の構成は、
第1分周器82と位相比較器84とVCO87と第4ミ
キサ86と第1スイッチ11と第2分周器83とで構成
している。また、トラッキングジェネレータ部90の構
成は、第3ミキサ92と出力部93とで構成している。
【0028】接続としては、基準発振器71の出力を第
1分周器82の入力に接続し、第1分周器82の出力を
位相比較器84の一方の入力に接続し、第2分周器83
の出力を位相比較器84の他方の入力に接続し、位相比
較器84の出力をVCO87の入力に接続し、スペクト
ラム測定部40の掃引発生部70からの掃引出力信号f
73aを第4ミキサ86の一方の入力に接続し、VCO
87の出力信号を第3ミキサ92の一方の入力と第4ミ
キサ86の他方の入力に接続し、第4ミキサの出力を第
1スイッチ11の一方の入力に接続し、第3ミキサ92
の出力を第1スイッチ11の他方の入力に接続し、第1
スイッチ11の出力を第2分周器83の入力に接続し、
基準発振器71の出力を第3局部発振部10の入力に接
続し、第3局部発振部10の出力を第3ミキサ92の他
方の入力に接続し、第3ミキサ92の出力を出力部93
の入力に接続し、出力部93の出力をTG出力端子26
に接続している。
【0029】
【作用】TG発振部80の第1分周器82に与える基準
の周波数源として、第3局部発振部10の出力周波数f
REF信号を供給することで、分周値N、M、と周波数fR
EFの値を変えることでVCO87が出力するオフセット
周波数を十分細かく設定できる作用が得られる。また、
この分周値N、M、と周波数fREFの値を変えること
で、任意のオフセット周波数を付与してTG出力周波数
fTGを出力する機能とすることも、またオフセット周波
数を付与しない本来のトラッキングジェネレータ機能と
することもできる。
【0030】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例について、図1と図2を参
照して、第3局部発振部10を設けて、トラッキングジ
ェネレータの出力周波数が、従来同様に掃引周波数に追
従して掃引する場合と、掃引周波数に無関係に独立した
周波数を出力する信号発生器として機能する場合と、オ
フセット周波数を保って掃引周波数に追従して掃引する
場合の3つの出力形態を有するスペクトラムアナライザ
について説明する。
【0031】これらの構成要素の中で、次のものはCP
U65から任意に制御できる。つまり、第1スイッチ1
1は、何れかの方向に切り替えができる高周波信号切り
替え用で例えば高周波リレーやダイオード・スイッチが
使用される。第1分周器82と、第2分周器83と、第
3分周器12と、第4分周器13は、分周データをCP
U65から任意に設定できる。基準発振器71の周波数
信号f71aは、各発振器の基準となる高安定な周波数
信号源であり、これを各発振部にも供給していて周波数
の同期を維持している。
【0032】ここでTG発振部80の発振周波数につい
て簡単に説明する。第2分周器83は、第1スイッチに
よって切り替えた後の周波数信号f11aを受けて1/
Nに分周して位相比較器84の一方の入力に供給する。
他方、第1分周器82は、第3局部発振器10の周波数
信号fREFを受けて1/Mに分周して位相比較器84の
他方の入力に供給する。これにより、f11a/N=f
REF/Mの関係が形成される。N、M値の設定後、位相
比較器84は、このf11a=(N/M)×fREFが常
に一定の周波数f11aとなるように、VCO87の発
振周波数を制御している。
【0033】また、第3局部発振部10は、図2に示す
ように、第4分周器13は、VCO17の周波数を1/
Pに分周して位相比較器14に供給する。他方、第3分
周器12は、基準発振器71の周波数信号f71aを受
けて1/Qに分周して位相比較器14に供給する。これ
によりVCO17の発振周波数は、位相ロックループの
形成により、fREF=(P/Q)×f71aの出力周波
数にロックする。この周波数fREF信号をTG発振部8
0の第1分周器82に基準の周波数源として供給してい
る。
【0034】次に、3つのTG出力形態について説明す
る。第1のTG出力形態として、掃引周波数に追従して
掃引する、いわゆる本来のトラッキングジェネレータ機
能の場合について説明する。この場合は、第1スイッチ
11をA側に切り替えてf11a=f86aにしてお
く。これにより、TG発振部80の発振周波数f86a
は、常に一定周波数となる位相ロックループを形成す
る。この状態において、トラッキングジェネレータのT
G出力端子26には、受信周波数finと同一の周波数
fTG=finを発生し、受信周波数の掃引と同期した周
波数を出力する必要がある。これについて次に説明す
る。
【0035】ここで、第2発振器91の周波数をf91
aとし、第1局部発振器73の発振周波数をf73aと
する。掃引発生部70は、同一の掃引周波数信号源f7
3aを、受信側の周波数変換部60と、TG発振部80
両方に与えていて、受信側の入力周波数finは、fi
n=f73a−fifである。他方、第4ミキサ86の
出力周波数f86a=f73a−f87aであり、TG
出力周波数fTG=f87a−91aである。これから、
fTG=f87a−f91a=(f86a−f73a)−
f91a=f73a−f86a−f91aとなる。ここ
で、f91aとf86aは一定周波数であるから、掃引
周波数f73aによって掃引されて出力されることがわ
かる。そこで、fin=fTGとなるようにf91aとf
86aの周波数値を設定すれば良い。
【0036】上記説明によって、従来と同様のTG出力
周波数信号が出力され、この結果、本来のスペクトラム
アナライザのトラッキングジェネレータとして機能でき
ることがわかる。
【0037】第2のTG出力形態として、掃引周波数に
無関係に独立した周波数を出力する場合について説明す
る。この場合は、第1スイッチ11をB側に切り替えて
おく。これによりTG出力周波数fTGは、掃引発生部7
0の周波数信号f73aとは無関係に任意の周波数で出
力できる。これは、いわゆる独立した信号発生器として
機能する。
【0038】次に、このTG出力周波数fTGが、掃引す
る周波数信号f73aとは無関係になることを説明す
る。第1スイッチ11がB側に接続された為に、VCO
87の位相同期ループは、VCO87の出力から第3ミ
キサ92を経由し、第1スイッチ11を経由し、第2分
周器83を経由し、位相比較器84を経由し、VCO8
7に戻るループを形成することになる。このことは、掃
引する周波数信号f73aとは無関係のループ形成であ
ることを示している。よって、fTG=f87a−f91
aで決まる周波数を出力する独立した信号発生器として
機能する。
【0039】第3のTG出力形態として、オフセット周
波数を保って掃引周波数に追従して掃引する場合につい
て説明する。この場合は、第1スイッチ11をA側に切
り替えておく。これによりトラッキングジェネレータの
TG出力周波数fTGは、従来と同様に受信側周波数の掃
引と同期した周波数が出力される。
【0040】次に、fREFを変えた場合の説明をする。
従来説明の式から、f87a=f73a−f86aであ
りf73aは掃引周波数であるから、TG出力周波数は
f86aを変えることでオフセット周波数を与えること
ができる。一方、第3局部発振部10は、f86a/N
=fREF/Mとなる一定の周波数を維持しているから、
f86a=(N/M)×fREF=(N/M)×(P/
Q)×f71aとなり、分周値N、M、P、Qの値を変
えることで必要とする任意のオフセット周波数を十分細
かく設定できる。例えば、16ビット長の分周器とする
と、MとQで32ビット長の分解能となり、f87a=
4GHzの場合では、約1Hzの分解能で細かく設定で
きる。これにより任意のオフセット周波数にシフトダウ
ン又はシフトアップした周波数を細かい周波数分解能で
TG出力端子26に出力できる。
【0041】(実施例2)本発明の実施例について、図
3を参照して、第3局部発振部10を設け、図1に示す
第3ミキサ92と第2発振器91を削除した構成によ
り、トラッキングジェネレータの出力周波数が、実施例
1と同様にして3つの出力形態を有するスペクトラムア
ナライザを実現できることについて説明する。
【0042】上記実施例1の説明から、分周値N、M、
P、Qの値を変えることで必要とする任意のオフセット
周波数を細かく設定できる。このことから、第3ミキサ
92と第2発振器91を削除しても、図1に示す第2発
振器91の周波数f91aを差し引いた周波数となるよ
うに分周値N、M、fREFの値を設定することにより同
様に実現できる。
【0043】(実施例3)本発明の実施例について、図
4を参照して、第3局部発振部10を設け、図1に示す
第1スイッチ11を削除した構成により、トラッキング
ジェネレータの出力周波数が、従来同様に掃引周波数に
追従して掃引する場合と、オフセット周波数を保って掃
引周波数に追従して掃引する場合の2つの出力形態を有
するスペクトラムアナライザについて説明する。
【0044】本実施例は、掃引周波数に無関係に独立し
た周波数を出力する信号発生器としての機能を必要とし
ない場合の構成で、この為に、図1に示す第1スイッチ
11を削除し、第4ミキサの出力信号を直接第2分周器
83に供給した構成となっている。この構成でも、上記
実施例1と同様にして、分周値N、M、P、Qの値を変
えることで必要とする任意のオフセット周波数を保って
掃引周波数に追従して掃引することが出来る。また従来
のように、fREF=f71a周波数となるように分周値
PとQを設定すれば、従来のfin=fTGの通常のトラ
ッキングジェネレータとして機能できることは明白であ
る。
【0045】(実施例4)本発明の実施例について、図
5を参照して、第3局部発振部10を設け、図1に示す
第1スイッチ11と、第3ミキサ92と第2発振器91
を削除した構成により、トラッキングジェネレータの出
力周波数が、従来同様に掃引周波数に追従して掃引する
場合と、オフセット周波数を保って掃引周波数に追従し
て掃引する場合の2つの出力形態を有するスペクトラム
アナライザについて説明する。
【0046】本実施例は、掃引周波数に無関係に独立し
た周波数を出力する信号発生器としての機能を必要とし
ない場合の構成で、この為に、図1に示す第1スイッチ
11を削除し、第4ミキサの出力信号を直接第2分周器
83に供給した構成となっている。上記実施例1の説明
から、分周値N、M、P、Qの値を変えることで必要と
する任意のオフセット周波数を細かく設定できる。この
ことから、第3ミキサ92と第2発振器91を削除して
も、図1に示す第2発振器91の周波数f91aを引い
た周波数となるように分周値N、M、P、Qの値を設定
することで同様に実現できる。
【0047】(実施例5)本発明の実施例について、図
6(a)、(b)を参照して、図1の第3局部発振部1
0の接続を変えて、トラッキングジェネレータの出力周
波数が、従来同様に掃引周波数に追従して掃引する場合
と、掃引周波数に無関係に独立した周波数を出力する信
号発生器として機能する場合と、オフセット周波数を保
って掃引周波数に追従して掃引する場合の3つの出力形
態を有するスペクトラムアナライザについて説明する。
【0048】本実施例は、図1に示す第2発振器91の
代わりに図6(a)に示すように第3局部発振部10に
置き換え、第1分周器82の入力は基準周波数f71a
を供給する構成である。第3局部発振部10は、基準周
波数f71aを受けて(P/Q)×f73aにした周波
数信号f10aを第3ミキサ92に供給している。
【0049】この構成でも、上記実施例1と同様にし
て、第3局部発振部10の分周値P、Qの値を変えるこ
とで必要とする任意のオフセット周波数を保って掃引周
波数に追従して掃引することが出来る。また従来のよう
に、f11a=f91aの周波数となるように分周値P
とQを設定すれば、従来のfin=fTGの通常のトラッ
キングジェネレータとして機能できる。ところで、この
構成の場合では、第3分周器12と第4分周器13の分
周値P、Qは、例えば24ビット以上の多ビット長の分
周器を使用することによって、必要とする細かい周波数
分解能を与える。また、図6(b)に示すように、第3
局部発振部10と第4局部発振部20とを設けて、これ
を直列接続した2段構成にして、出力周波数の分解能を
容易に得られるようにしても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。T
G発振部80の第1分周器82に与える基準の周波数源
として、第3局部発振部10から任意の出力周波数fRE
F信号を供給し、分周値N、Mの値を変えることで必要
とする任意のオフセット周波数を十分細かく設定でき
る。これにより任意のオフセット周波数を加算/減算し
てTG出力周波数fTG信号を出力できる効果が得られ
る。この結果、外部の周波数変換治具120を不要にし
て直接DUT110の伝送特性測定、レベル測定が可能
となり、使用者の利便性がはかれる効果がある。
【0051】また、基準となる基準発振器71に同期し
たTG出力周波数fTGを出力していて、スペクトラム測
定部40との同期がとれている為、外部信号発生器12
3のように周波数の変動がない。この為、狭帯域のスペ
クトラム測定においても周波数エラーや周波数ずれが発
生することなく、常に安定した高精度の測定が容易にで
きることとなる。また、DUT110の出力を直接受け
て測定実施できるので、異なった周波数に変換して出力
するDUTに対しても直接測定できる。この為、正しい
レベル測定が得られる効果もある。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第3局部発振器を設けて、トラッキ
ングジェネレータの出力周波数が、従来同様に掃引周波
数に追従して掃引する場合と、掃引周波数に無関係に独
立した周波数を出力する信号発生器として機能する場合
と、オフセット周波数を保って掃引周波数に追従して掃
引する場合の3つの出力形態を有するスペクトラムアナ
ライザの構成ブロック図である。
【図2】本発明の第3局部発振部10の構成ブロック図
である。
【図3】本発明の第3局部発振部10を設けて、図1に
示す第1スイッチ11を削除した構成により、トラッキ
ングジェネレータの出力周波数が、従来同様に掃引周波
数に追従して掃引する場合と、オフセット周波数を保っ
て掃引周波数に追従して掃引する場合の2つの出力形態
を有するスペクトラムアナライザの構成ブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3局部発振部10を設け、図1に示
す第1スイッチ11と、第3ミキサ92と第2発振器9
1を削除した構成により、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来同様に掃引周波数に追従して掃引す
る場合と、オフセット周波数を保って掃引周波数に追従
して掃引する場合の2つの出力形態を有するスペクトラ
ムアナライザの構成ブロック図である。
【図5】本発明の第3局部発振部10を設け、図1に示
す第1スイッチ11と、第3ミキサ92と第2発振器9
1を削除した構成により、トラッキングジェネレータの
出力周波数が、従来同様に掃引周波数に追従して掃引す
る場合と、オフセット周波数を保って掃引周波数に追従
して掃引する場合の2つの出力形態を有するスペクトラ
ムアナライザの構成ブロック図である。
【図6】(a)本発明の第2発振器91を第3局部発振
部10に置き換えた構成ブロック図である。 (b)本発明の第3局部発振部10と第3局部発振部1
0を直列接続した2段構成にした場合の局部発振部の構
成図である。
【図7】従来のスペクトラムアナライザの構成ブロック
図の例である。
【図8】被試験器110の出力周波数信号が入力周波数
信号に対して異なった周波数に変換された場合の測定形
態を示す図である。
【符号の説明】
10 第3局部発振部(シンセサイザ) 11 第1スイッチ 12 第3分周器 13 第4分周器 14、84 位相比較器 17、87 VCO(電圧制御発振器) 20 第4局部発振部(シンセサイザ) 26 TG出力端子 40 スペクトラム測定部 50 測定入力端子 51 入力減衰器 60 周波数変換部 61 検波表示部 65 CPU 70 掃引発生部 71 基準発振器 80 TG発振部 82 第1分周器 83 第2分周器 86 第4ミキサ 90 トラッキングジェネレータ部 91 第2発振器 92 第3ミキサ 93 出力部 100 スペクトラムアナライザ 110 DUT(被試験器) 120 周波数変換治具 122 ミキサ 123 信号発生器 fin、fif、fTG、fREF、f11a、f71a
周波数 f73a、f86a、f87a、f91a、f92a
周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 栄二 東京都練馬区旭町1丁目32番1号 株式会 社アドバンテスト内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキングジェネレータの出力周波数
    (fTG)信号をDUTに印加して、このDUTから出力
    する信号をスペクトラム測定部(40)で受けて、伝送
    特性を測定するスペクトラムアナライザにおいて、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)を受け
    て、TG発振部(80)の第1分周器(82)に基準と
    なる周波数信号(fREF)を供給するシンセサイザ(1
    0)を設け、 シンセサイザ(10)の信号と、スペクトラム測定部の
    掃引周波数信号(f73a)を受けて、第1に、受信側
    入力周波数(fin)に同期するTG出力周波数(fT
    G)を与える周波数を出力し、第2に、受信側入力周波
    数(fin)に同期して任意のオフセット周波数を付与
    したTG出力周波数(fTG)を出力し、第3に、TG発
    振部(80)内部の第1スイッチ(11)を切り替えて
    受信側入力周波数(fin)とは独立したTG出力周波
    数(fTG)を出力するTG発振部(80)を設け、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)と、TG
    発振部(80)の信号を受けて、周波数変換してTG出
    力端子(26)にTG出力周波数(fTG)を出力するト
    ラッキングジェネレータ部(90)を設け、 以上を具備していることを特徴としたスペクトラムアナ
    ライザ。
  2. 【請求項2】 トラッキングジェネレータの出力周波数
    (fTG)信号をDUTに印加して、このDUTから出力
    する信号をスペクトラム測定部(40)で受けて、伝送
    特性を測定するスペクトラムアナライザにおいて、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)を受け
    て、TG発振部(80)の第1分周器(82)に基準と
    なる周波数信号(fREF)を供給するシンセサイザ(1
    0)を設け、 シンセサイザ(10)の信号と、スペクトラム測定部の
    掃引周波数信号(f73a)を受けて、第1に、受信側
    入力周波数(fin)に同期するTG出力周波数(fT
    G)を与える周波数を出力し、第2に、受信側入力周波
    数(fin)に同期して任意のオフセット周波数を付与
    したTG出力周波数(fTG)を出力し、第3に、TG発
    振部(80)内部の第1スイッチ(11)を切り替えて
    受信側入力周波数(fin)とは独立したTG出力周波
    数(fTG)を出力するTG発振部(80)を設け、 TG発振部(80)の信号を受けて、TG出力端子(2
    6)にTG出力周波数(fTG)を出力する出力部(9
    3)を設け、 以上を具備していることを特徴としたスペクトラムアナ
    ライザ。
  3. 【請求項3】 トラッキングジェネレータの出力周波数
    (fTG)信号をDUTに印加して、このDUTから出力
    する信号をスペクトラム測定部(40)で受けて、伝送
    特性を測定するスペクトラムアナライザにおいて、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)を受け
    て、TG発振部(80)の第1分周器(82)に基準と
    なる周波数信号(fREF)を供給するシンセサイザ(1
    0)を設け、 シンセサイザ(10)の信号と、スペクトラム測定部の
    掃引周波数信号(f73a)を受けて、第1に、受信側
    入力周波数(fin)に同期するTG出力周波数(fT
    G)を与える周波数を出力し、第2に、受信側入力周波
    数(fin)に同期して任意のオフセット周波数を付与
    したTG出力周波数(fTG)を出力するTG発振部(8
    0)を設け、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)と、TG
    発振部(80)の信号を受けて、周波数変換してTG出
    力端子(26)にTG出力周波数(fTG)を出力するト
    ラッキングジェネレータ部(90)を設け、 以上を具備していることを特徴としたスペクトラムアナ
    ライザ。
  4. 【請求項4】 トラッキングジェネレータの出力周波数
    (fTG)信号をDUTに印加して、このDUTから出力
    する信号をスペクトラム測定部(40)で受けて、伝送
    特性を測定するスペクトラムアナライザにおいて、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)を受け
    て、TG発振部(80)の第1分周器(82)に基準と
    なる周波数信号(fREF)を供給するシンセサイザ(1
    0)を設け、 シンセサイザ(10)の信号と、スペクトラム測定部の
    掃引周波数信号(f73a)を受けて、第1に、受信側
    入力周波数(fin)に同期するTG出力周波数(fT
    G)を与える周波数を出力し、第2に、受信側入力周波
    数(fin)に同期して任意のオフセット周波数を付与
    したTG出力周波数(fTG)を出力するTG発振部(8
    0)を設け、 TG発振部(80)の信号を受けて、TG出力端子(2
    6)にTG出力周波数(fTG)を出力する出力部(9
    3)を設け、 以上を具備していることを特徴としたスペクトラムアナ
    ライザ。
  5. 【請求項5】 トラッキングジェネレータの出力周波数
    (fTG)信号をDUTに印加して、このDUTから出力
    する信号をスペクトラム測定部(40)で受けて、伝送
    特性を測定するスペクトラムアナライザにおいて、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)と、スペ
    クトラム測定部の掃引周波数信号(f73a)を受け
    て、第1に、受信側入力周波数(fin)に同期するT
    G出力周波数(fTG)を与える周波数を出力し、第2
    に、受信側入力周波数(fin)に同期して任意のオフ
    セット周波数を付与したTG出力周波数(fTG)を出力
    し、第3に、TG発振部(80)内部の第1スイッチ
    (11)を切り替えて受信側入力周波数(fin)とは
    独立したTG出力周波数(fTG)を出力するTG発振部
    (80)を設け、 基準発振器(71)の周波数信号(f71a)を受け
    て、トラッキングジェネレータ部(90)に基準となる
    周波数信号(f10a)を供給するシンセサイザ(1
    0)を設け、 シンセサイザ(10)の周波数信号(f10a)と、T
    G発振部(80)の信号を受けて、周波数変換してTG
    出力端子(26)にTG出力周波数(fTG)を出力する
    トラッキングジェネレータ部(90)を設け、 以上を具備していることを特徴としたスペクトラムアナ
    ライザ。
JP7952994A 1994-03-25 1994-03-25 スペクトラムアナライザ Withdrawn JPH07260852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7952994A JPH07260852A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 スペクトラムアナライザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7952994A JPH07260852A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 スペクトラムアナライザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07260852A true JPH07260852A (ja) 1995-10-13

Family

ID=13692521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7952994A Withdrawn JPH07260852A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 スペクトラムアナライザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07260852A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054390A1 (ja) * 2004-11-18 2006-05-26 Leader Electronics Corp. チャンネル検出装置およびこれを備えたチューナ検査装置
JP2008134264A (ja) * 2008-02-25 2008-06-12 Hioki Ee Corp インピーダンス測定装置
US7952344B2 (en) 2008-02-06 2011-05-31 Advantest Corporation Frequency characteristic measuring apparatus
CN109932564A (zh) * 2019-04-03 2019-06-25 深圳市鼎阳科技有限公司 一种集成跟踪源的频谱分析仪

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054390A1 (ja) * 2004-11-18 2006-05-26 Leader Electronics Corp. チャンネル検出装置およびこれを備えたチューナ検査装置
JP2006145311A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Leader Electronics Corp チャンネル検出装置およびこれを備えたチューナ検査装置
JP4690019B2 (ja) * 2004-11-18 2011-06-01 リーダー電子株式会社 チャンネル検出装置およびこれを備えたチューナ検査装置
US7952344B2 (en) 2008-02-06 2011-05-31 Advantest Corporation Frequency characteristic measuring apparatus
JP2008134264A (ja) * 2008-02-25 2008-06-12 Hioki Ee Corp インピーダンス測定装置
JP4634470B2 (ja) * 2008-02-25 2011-02-16 日置電機株式会社 インピーダンス測定装置
CN109932564A (zh) * 2019-04-03 2019-06-25 深圳市鼎阳科技有限公司 一种集成跟踪源的频谱分析仪
CN109932564B (zh) * 2019-04-03 2021-02-26 深圳市鼎阳科技股份有限公司 一种集成跟踪源的频谱分析仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5534822A (en) Parallel phase-locked loop oscillator circuits with average frequency calculation of input stage loop
EP0297589B1 (en) Signal analyzer apparatus with analog partial sweep function
KR920002897B1 (ko) 수신기용 회로 장치
DE59407334D1 (de) Schaltungsanordnung für einen Taktgenerator
CA1069181A (en) Radio receiver with plural converters and frequency control
US4488123A (en) Frequency synthesizer
EP1184669B1 (en) Waveform measuring method and apparatus
US5598130A (en) Phase modulator capable of individually defining modulation degree and modulation frequency
JPH07260852A (ja) スペクトラムアナライザ
KR980007645A (ko) 에이치디티브이(hdtv)의 범용클럭발생장치
US6483287B2 (en) Waveform measuring apparatus
JPH0715371A (ja) スーパーへテロダイン方式の送受信方法と送受信機
EP1311068B1 (en) Method of and apparatus for detecting difference between frequencies, and phase locked loop circuit
US5777464A (en) Spectrum analyzer
JP3277325B2 (ja) ジッタ伝達特性測定装置
JPH07244097A (ja) スペクトラムアナライザ
SU1599811A1 (ru) Устройство дл измерени амплитудно-частотных и фазочастотных характеристик четырехполюсников с преобразованием частоты
JP2628182B2 (ja) アナログーディジタル混成ic用試験装置
EP0618671B1 (en) Arrangement for generating a continuous frequency sweep
JP3053838B2 (ja) 映像中間周波回路
JPH02262717A (ja) 周波数シンセサイザ
JP2903797B2 (ja) 位相同期受信機
JPS6182536A (ja) 周波数変換装置
JPH01215124A (ja) 掃引周波数発生回路
JPH10142323A (ja) レーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605