JP4690019B2 - チャンネル検出装置およびこれを備えたチューナ検査装置 - Google Patents

チャンネル検出装置およびこれを備えたチューナ検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般的には、チャンネルを検出する装置、特に、チューナのようなチャンネルを有する回路のチャンネル検出装置、並びにこのような検出装置を含むチューナ検査装置に関するものである。
チューナの特性を検査するための従来のチューナ検査装置は、測定対象のチューナの検査のため、チューナの各チャンネルを検出する機能を有している(特許文献1)。この機能により、チューナ検査装置は、チューナの指定されたチャンネルの入力側の周波数、すなわちチューナのRF(高周波)周波数の入力に対するチューナの出力側の周波数、すなわちチューナのIF(中間周波)回路の出力の発生に基づいて、その周波数にチャンネルが有るか否か判定する。また、チューナ検査装置は、チャンネルが有ると判定したとき、そのIF回路出力の周波数に基づいてそのチャンネルに関係するRF周波数を判定する。このため、チューナ検査装置は、チューナのその指定チャンネルのRF周波数をサーチするため、ある一定のRF周波数範囲で掃引する周波数掃引信号を発生してチューナに供給する。
この周波数掃引信号を用いたチャンネルの検出においては、検出対象のチャンネルの周波数特性が、掃引信号の周波数掃引速度に依存してずれるというスキュー現象が発生する。このスキュー現象によるチャンネル検出への影響は、チャンネルの周波数特性の帯域幅、カットオフの傾斜の急峻さ等に依存して変化する。
近年、デジタル放送の開始とともに、デジタル放送対応のチューナ、例えば地上デジタル放送用チューナが出現してきている。デジタル放送対応チューナは、従来のアナログ放送対応のチューナと比べ、チャンネルの周波数特性のカットオフ部分の傾斜が極めて急峻である。このため、上記のスキューの影響が大きくなり、この結果、従来と同様の掃引速度の高い掃引信号を用いたときに、チャンネルの検出ができないという不具合を起こすことが多い。
特開昭55−100781号公報
したがって、本発明の目的は、チャンネルを検出するための改良したチャンネル検出の方法および装置を提供することである。
本発明の別の目的は、上記のチャンネル検出法を実施するチューナ検査の方法および装置を提供することである。
本発明のその他の目的は、以下の詳細な説明から明かとなる。
本発明の1つの面によれば、チャンネルを検出するチャンネル検出装置は、前記チャンネルについての周波数掃引信号によるサーチ掃引によりある周波数を検出したとき、この検出した周波数が、前記チャンネルに関連する周波数範囲内にあるか否かを判定するチャンネル・サーチ回路を備える。
本発明の別の面によれば、前記チャンネル・サーチ回路はサーチ掃引制御器を含み、該サーチ掃引制御器は、前記周波数掃引信号による前記サーチ掃引に応答して、前記チャンネルの出力が発生したとき、前記サーチ掃引を停止させる掃引停止タイミング回路と、前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、しきい値未満のとき、前記検出した周波数が前記チャンネルに関連する周波数範囲内にないと判定して前記サーチ掃引を再開させる掃引再開タイミング回路と、を備えることができる。
また、本発明の別の面によれば、前記チャンネル・サーチ回路は、さらに、前記チャンネルのサーチのため、前記チャンネルに供給する前記周波数掃引信号を発生するサーチ掃引回路、を備え、前記サーチ掃引回路は、前記周波数掃引信号を、第1の掃引速度と、該第1掃引速度より遅い第2の掃引速度で発生できる掃引信号発生器、を備え、前記チャンネルの最初のサーチは、前記第1掃引速度で、その後のサーチは、前記第2掃引速度で行うようにすることができる。
さらに、本発明の別の面によれば、チャンネル検出装置は、さらに、前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、しきい値未満でないとき、前記チャンネルの周波数の計測を行うチャンネル周波数計測器、を備えることができる。
また、本発明の別の面によれば、上記のチャンネル検出装置を備えたチューナのチャンネルを検査するためのチューナ検査装置を提供する。
さらに、本発明の別の面によれば、チャンネルを検出する方法は、前記チャンネルについての周波数掃引信号によるサーチ掃引によりある周波数を検出したとき、この検出した周波数が、前記チャンネルに関連する周波数範囲内にあるか否かを判定する。
さらに、本発明の別の面によれば、上記のチャンネル検出方法を備えたチューナのチャンネルを検査するためのチューナ検査方法を提供する。
本発明によれば、スキューの影響にかかわらず、チャンネルを、高速で検出することができる。また、本発明によれば、チューナの検査を、高速で行うことができる。特に、チューナの検査を、デジタル放送対応のチューナであっても、アナログ放送対応のチューナと同様の短時間で行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施形態のチャンネル検出装置をブロック図で示している。図示のチャンネル検出装置は、チャンネル回路1の1つまたはそれより多いチャンネルの各々のチャンネルについて、そのチャンネルの有無を検出するための装置であり、さらにまた、このチャンネル検出装置は、その各チャンネルの入力側の周波数を検出することができる。ここで、チャンネルとは、同調特性、周波数変換特性、フィルタ特性等の周波数特性により定められるような任意の経路を包含する。チャンネル回路1の各チャンネルは、入力側の周波数帯域と出力側の周波数帯域を備えており、そして、チューナのチャンネルの場合には、入力側の周波数帯域はRF(高周波)周波数帯域にあり、出力側の周波数帯域は、IF(中間周波)帯域にある。尚、これら入力側と出力側の周波数帯域は、チューナのように異なっていても、あるいは同じ帯域もしくは部分的に重なる帯域にあってもよい。
この図1のチャンネル検出装置は、図示のように、チャンネルのサーチを行うため、チャンネル・サーチ回路3を備え、そしてサーチで検出したチャンネルについてそのチャンネルの周波数を計測を行うため、チャンネル周波数計測器7を備えている。詳細には、チャンネル・サーチ回路3は、チャンネルのサーチ掃引を行うため、サーチ掃引回路30とサーチ掃引制御器32とを備えている。サーチ掃引回路30は、掃引信号発生器300を備えていて、チャンネルをサーチするため、チャンネル回路1に供給する周波数掃引信号を出力に発生し、またこのサーチ掃引のため、高い掃引速度とこれより低い低掃引速度の2つの掃引速度で、周波数掃引信号を発生することができるように構成されている。尚、所与のチャンネルのサーチ掃引においては、最初のサーチ掃引は高掃引速度で、その後のサーチ掃引は低掃引速度で行う。サーチ掃引回路30からの周波数掃引信号を入力に受けるチャンネル回路1は、出力にその応答を発生する。
サーチ掃引制御器32は、サーチ掃引においてサーチ掃引回路30を制御するため、掃引停止タイミング回路320と、掃引再開タイミング回路322とを備えている。掃引停止タイミング回路320は、チャンネル回路1の出力に入力が接続され、そして周波数掃引信号によるサーチ掃引に応答してチャンネル回路1の出力が発生したとき、サーチ掃引を停止させる掃引停止タイミング信号を出力に発生してサーチ掃引回路30に供給する。すなわち、掃引信号の掃引中の周波数が、サーチ下のチャンネルに関連する周波数範囲内に入ったことを検出したときに、チャンネルが有ったと判断して、サーチ掃引を停止させる。また、掃引再開タイミング回路322は、掃引停止させたときの周波数に固定された周波数掃引信号に対するチャンネルの出力のレベルが、しきい値未満のとき、その固定周波数が上記のチャンネル関連周波数範囲内にないと判定してサーチ掃引を再開させる掃引再開タイミング信号を出力に発生する。これは、チャンネルの周波数特性の前述のスキュー、もしくはその他の要因(例えば、チャンネル回路の応答遅延等)により、チャンネル回路が、掃引中は検出できる程度のレベルを発生したとしても、掃引停止後に検出するのに十分なレベルの出力を発生しないという現象が発生するからである。したがって、一旦有ったと判定されたチャンネルが実際には無かったと判断され、このため、掃引再開タイミング信号がサーチ掃引回路30に供給されて、サーチ掃引を再開させる。この再開された後のサーチ掃引では、掃引速度によるスキューの影響を減少させるため、最初のサーチ掃引よりも低い掃引速度を使用する。尚、後のサーチ掃引においては、最初のサーチ掃引とは逆の方向(例えば、最初の掃引が、高い周波数からから低い周波数への方向の場合、後のサーチ掃引では、低い周波数から高い周波数への方向)としたり、あるいは、最初の掃引と同じ方向とすることができる。
次に、図1の検出装置に含まれるチャンネル周波数計測器7は、周波数の計測のタイミングを判定するために周波数計測タイミング回路70を備え、そしてチャンネル周波数の計測のためにチャンネル出力周波数カウンタ72とチャンネル周波数補正回路74とを備えている。詳細には、計測タイミング回路70は、チャンネル回路1の出力に入力が接続され、そしてチャンネル回路出力のレベル検出、特に上記の固定周波数に維持された周波数掃引信号に対するチャンネル回路1の出力のレベルが、しきい値未満でないとき、チャンネルの周波数の計測を行わせる周波数計測開始タイミング信号を出力に発生する。これにより、チャンネル回路出力が、周波数を計測するのに十分なレベルにないときは、更なるサーチ掃引によって周波数が検出されるまで周波数計測を遅らせ、そして十分なレベルに達したときにのみ周波数計測を開始するようにする。計測タイミング回路70からの出力を受ける周波数カウンタ72は、さらにチャンネル回路1の出力も受ける入力を有し、そして、周波数計測開始信号を受け取ったときに、チャンネル出力の周波数のカウントを行って出力する。この周波数カウント出力を一方に入力に受ける補正回路74は、さらに別の入力に、サーチ掃引回路30から、周波数計測を行ったときの掃引信号の上記固定周波数の値を受け、そしてカウントしたチャンネル出力周波数と所定の周波数との差にしたがって上記固定周波数を補正することにより、チャンネル周波数を判定する。補正回路74が出力するこの判定したチャンネル周波数は、チューナ検査装置のようなチャンネル検査装置において用いることができる。
ここで、所定の周波数とは、サーチ中のチャンネルについての既知の中心周波数とすることができる。例えば、チューナのチャンネルの場合、既知の中心周波数は、チューナのIF帯域の中心周波数、すなわち既知のIF周波数である。但し、所定の周波数は、掃引信号の掃引停止中の固定周波数を補正するために使用する周波数であるため、補正に使用できる値であれば、他の任意の値を用いることもできる。
次に、図2を参照して、図1のチャンネル検出装置をより具体化した、1実施形態のチューナ検査装置について説明する。尚、図1の要素と対応する要素には、同じ参照番号に記号“A”を付してある。図示のように、チューナ検査装置は、TV受像機やFM受信機等のチューナ・モジュール1Aの調整・検査を行うものであり、そのための構成として、チューナ電源/制御器2と、IF受信回路4と、CPU6と掃引信号発生器300Aと、表示器8とを備えている。
先ず、図3を参照して、測定対象のチューナ1Aについて簡単に説明する。図に示したように、このチューナ1Aは、当業者には良く知られているように、アンテナ(ANT)入力端子10と、局部発振器(LO)14と、ミキサ15と、IF増幅器16と、IFフィルタ17と、IF出力端子18とを備えている。詳細には、RF同調回路11は、アンテナ入力端子10からRF周波数帯の入力を受け、そしてこの入力の内の特定のRF周波数帯に同調してRF出力を発生する。一方、局部発振器14は、PLL型の発振器であって、チューナ1Aが同調すべきチャンネルを指定するためのデータ、すなわち、局部発振器のその指定チャンネルに対応する発振周波数を定めるPLLデータ(局部発振器内のPLLの分周比を定めるデータ)を入力13で受け、そして出力に、その発振周波数をもつ局部発振器出力を発生する。この局部発振器出力を一方の入力にそしてRF出力を他方の入力に受けるミキサ15は、RF出力を、IF周波数帯へ周波数変換を行う。このミキサ15の出力は、IF増幅器16により増幅され、そしてIFフィルタ17によりバンドパスフィルタ処理されて、IF出力端子18に最終的なIF出力が発生する。このようなチューナ・モジュールは、RF回路部分およびIF回路部分について、周波数特性等の調整や、一旦調整されたチューナ・モジュールの最終的な検査を行う必要がある。
再び、図2に戻ってチューナ検査装置について詳細に説明すると、この検査装置が備えるチューナ電源/制御器2は、チューナ1AとCPU6とに接続しており、そしてチューナ1Aに対し電源を供給し、またチューナのチャンネルを指定する上記のPLLデータを供給する。このチューナ電源/制御器2の動作は、CPU6により制御される。一方、掃引信号発生器300Aは、チューナ1AとCPU6とに接続しており、そしてチューナ1Aに対し、このチューナが受信することができるRF周波数帯(例えば、1GHzから25MHzの範囲)の周波数掃引信号を供給する。この掃引信号は、上記のサーチ掃引においては、高掃引速度VS1(例えば、487.5GHz/s)と低掃引速度VS2(例えば、高掃引速度の1/2である243.75GHz/s)の2つの掃引速度のいずれかで発生される。尚、この高掃引速度は、従来のアナログ・チューナでIF出力が検出できる上限の速度に近い速度である。また、チューナの特性測定時においては、周波数特性のスキューが生じないようにするため、それらサーチ掃引において使用される掃引速度よりも遙かに低い掃引速度VS3が使用される(例えば9.375GHz/s)。この掃引速度、掃引周波数範囲、掃引信号発生器の動作は、CPU6により制御される。
次に、図4も参照して、IF受信回路4について説明する。IF受信回路4は、チューナ1AとCPU6とに接続しており、そして周波数掃引信号に応答してチューナ1Aが発生するIF出力を入力に受け、これにより、チャンネル周波数のサーチ掃引と、チャンネル周波数のカウントとを行う。詳細には、図4(b)に示すように、掃引信号は、チューナの指定されたチャンネルおよびその周波数を検出するため、上限のRF周波数fRUから下限のRF周波数fRLまでの範囲で掃引される。この掃引信号は、図4(a)に示すように、チューナ1Aのアンテナ入力10に供給され、そしてそれに対応するIF出力が、IF出力端子18に現れる。チューナのIF回路、特にそのIFフィルタ17は、例えば図4(c)に示すようなIF出力周波数特性を備えている。ここで、チューナ検査装置におけるチャンネルおよびその周波数の検出は、チューナのある指定チャンネルにおいて、IF特性の中心周波数fICで出力が発生することとなるチューナ入力のRF周波数fRCを検出することである。このfRCが検出できると、fICを中心とする一定の周波数範囲におけるIF周波数特性を測定するため、RF周波数fRCを中心とする対応するRF周波数範囲を定めることができ、これによりその範囲内で周波数が変化する掃引信号を発生することができる。
ここで、図5を参照して、チューナのIF出力の周波数特性について説明する。図5の(a)は、従来のアナログ・チューナの典型的なIF周波数特性を示しており、そして(b)は、デジタル・チューナの典型的な特性を示している。図示からも分かるように、アナログ・チューナのIF特性は、ガウス分布形状をしていてカットオフ部分は緩やかな傾斜(減衰率は例えば45dB/oct)を有している。したがって、−3dBにおけるチャンネルの帯域幅は6MHzであり、またこのチャンネルに関連する周波数範囲、例えば−10dBにおける周波数幅(例えば約20MHz)は、6MHzよりもかなり広い。一方、図5の(b)に示すデジタル・チューナの場合、IF特性は、フラットな部分と、この部分の両端から急峻に低下するカットオフ部分(減衰率は例えば1680dB/oct)とを有している。このため、−3dBにおける帯域幅は6MHzであっても、チャンネルに関連する周波数範囲、例えば−10dBにおける周波数幅(例えば約6.5MHz)は、アナログ・チューナと比べかなり狭い。したがって、IF出力レベル検出のため、−10dBのレベルまで検出できるレベル検出器を使用した場合、レベル検出に実質上利用できる周波数範囲は、デジタル・チューナではかなり狭いことになる(尚、レベル検出に実質上利用できる周波数範囲は、レベル検出器の検出能力に依存して変化する)。この狭さにより、IF出力レベル検出は、周波数掃引により生じる周波数特性のスキューの影響を受けやすくなる。
図6を参照して、周波数掃引の速度と周波数特性のスキューとの関係について説明する。先ず、ある回路が、同調特性やフィルタ特性のような周波数特性として、図示のような周波数特性カーブC0を有するとする。このような回路に周波数掃引信号を供給してその周波数特性を測定しようとする場合、掃引方向が低周波数から高周波数への方向であるとすると、掃引速度がある限界値を超えるまでは、周波数特性は、カーブC0に留まる。しかし、その限界値を超えて掃引速度を高くしていくと、周波数特性は、例えばカーブC1〜C3へと見かけ上変化していくことが知られている。この現象がスキューと呼ばれている。このスキューでは、掃引速度が高くなるにつれ、すなわちカーブC1、C2、C3と変化するにつれて、ピーク周波数が掃引方向にずれてしかもレベルが低くなり、さらに帯域幅も広くなる。ここで、回路の出力レベルの検出を図示の検出用レベル以上で行うと仮定すると、レベル検出ができる最も早い周波数位置は、掃引速度の上昇につれて位置P1,P2,P3へとシフトしていく。このような場合、特性カーブC0から見ると、周波数位置P1,P2では検出用レベル以上のゲインを有しているが、周波数位置P3では検出用レベルよりかなり低いゲインしかない。このため、掃引停止時の掃引信号に対する回路応答は、位置P3では検出できないことになる。このようなスキューは、図5に示したデジタル・チューナでより一層顕著となる。本発明では、このようなスキューにかかわらず、IF出力のレベル検出を行えるようにする。
次に、図7を参照して、図2のIF受信回路4の詳細について説明する。図示のように、IF受信回路4は、チューナのIF出力を受ける入力端子40と、自動利得制御(AGC)増幅器41と、IF出力検出器42と、バッファ増幅器43と、IF出力レベル検出器44と、周波数計測器45とを備えている。IF出力検出器42は、IF出力をAGC増幅器41を介して受ける入力を有し、そしてIF出力にIF信号を検出したときに、IF出力の処理(IF出力レベルの検出、IF出力の周波数の計測を含む)を開始させるためのIFトリガパルスを出力に発生する。そのための構成として、IF出力検出器42は、波形整形器420とパルス発生回路422とを備える。波形整形器420は、例えばシュミットトリガ回路で構成でき、そして掃引信号に対するチューナの応答としてのIF出力を受け、そしてこのIF出力のレベルがあるしきい値を超えたことを検出したときにある一定の電圧を出力する。この電圧が発生されると、次のパルス発生回路422は、例えばモノマルチで構成でき、そしてその電圧に応答してある幅のパルスを発生して、これがIFトリガパルスとなる。このトリガパルスが発生されると、次のCPU6は、チャンネルが有ったと判断して、掃引信号発生器300Aの掃引を停止させてそのときの周波数に掃引信号を固定し、またIF出力処理を制御を行う。
IF受信回路4に含まれるレベル検出器44は、掃引停止時の上記の固定周波数に維持されている掃引信号に対するチューナ応答としてのIF出力を、AGC増幅器41およびバッファ43を介して入力に受け、そしてIF出力のレベルがしきい値以上のとき、このIF出力の周波数の計測を開始させるカウント開始タイミング・パルスをある一定のレベル検出期間(約10μs)内に出力に発生し、その一方で、しきい値未満のときは、かかるパルスをそのレベル検出期間内に発生することはない。そのための構成として、レベル検出器44は、レベル・コンパレータ440と、波形整形器442とパルス発生回路444を備えている。コンパレータ440は、IF出力のレベルを、所定のしきい値LTH(例えばフィルタ波形のピークから10dB減衰地点のレベル)と比較し、そしてしきい値LTH以上のときのみある一定の電圧を出力に発生する。次の波形整形器442は、例えばシュミットトリガ回路で構成できるが、この回路は、その一定の電圧が発生されると、ヒステリシスをもって応答して出力に一定の電圧を発生する。次のパルス発生回路444は、例えばモノマルチで構成でき、そして波形整形器442からの一定の電圧を受けると、出力にある幅のパルスを発生し、これがカウント開始タイミング・パルスとなる。このタイミング・パルスは、上記のようにIFトリガパルスの発生からレベル検出期間内に発生され、これにより、周波数計測開始を示す。一方、そのレベル検出期間内にタイミング・パルスの発生がない場合、後述するように、掃引再開の指示としてCPU6により解釈される。一旦、カウント開始タイミング・パルスの発生をCPU6が認識すると、CPU6は、周波数計測を行う周波数計測器45に対しカウンタ・ゲート信号を供給することになる。
次に、周波数計測器45は、入力にIF出力をAGC増幅器41およびバッファ43を介して、上記の固定周波数に維持された掃引信号に対するチューナ応答としてのIF出力を受け、そしてこのIF出力の周波数を計測して、その計測周波数値を出力に発生する。そのための構成として、波形整形器450と周波数カウンタ452とを備える。波形整形器450は、正弦波であるIF出力を矩形波に整形する。次の周波数カウンタ452は、入力にその矩形波を受け、また制御入力にCPU6からの上記のカウンタ・ゲート信号を受ける。カウンタ452は、入力部にゲート(不図示)を備え、このゲートがカウンタ・ゲート信号により開くと、矩形波におけるパルスの数をカウントし、そして出力にカウント値を発生し、CPU6に供給する。
次に、図8、図9および図10を参照して、図2のチューナ検査装置がデジタル放送用チューナを検査する場合の動作について説明する。図8は、CPU6で実行されるチャンネル検出のフローを示しており、図9は、チューナ検査における種々の期間中の各種信号を示すタイミング図である。また、図10は、デジタル・チューナのIF周波数特性と掃引との関係を示す図である。尚、図10では、アナログ放送用チューナの特性も、対比のために点線で示してある。図8に示すように、チャンネル検出フローは、ステップ800で開始し、ここで、サーチ掃引を開始するためのRF周波数範囲の上限または下限の周波数値を指定する入力を受けて、その値を表すデータを掃引信号発生器300Aに送る。例えば、一例としては、上限を1GHzと設定する。次のステップ802で、掃引信号発生器300Aの出力であるRF出力が、サーチ開始の準備が完了するまで待機する。すなわち、掃引信号発生器内のRF発振器(不図示)が、設定した上限周波数となるまでループして待機し、そして上限周波数に達したと判定したとき(例えば、掃引信号発生器300Aの最大周波数可変幅を掃引するのに要する既知の時間(例えば約2ms)が経過したとき)、次のステップ804に進む。ステップ804では、サーチ掃引のためのRFステップを指定する入力を受けて、掃引信号発生器に対しその設定を行うデータを供給する。すなわち、使用する掃引信号は、ステップ状にRF周波数が変化するデジタル形態のものであるため、ステップ当たりの周波数変化幅および各ステップ間隔を設定する(一例として、ステップ周波数は1.25MHzで、ステップ間隔は2.6μs)。尚、前述のように、掃引信号発生器300Aは、サーチ掃引のために2つの掃引速度VS1,VS2を用いるため、各速度のためのステップ周波数とステップ間隔とを設定することになる(尚、この設定は、CPUのメモリに格納されていて、単に、ステップ804では、サーチ掃引のための設定を掃引信号発生器300Aに供給する)。これにより、掃引信号の設定が完了する。尚、特性測定用の掃引速度VS3の設定も、このステップで行うこともできる。
次に、ステップ806で、上記の開始周波数/ステップ周波数/ステップ間隔の設定の下で、サーチ掃引を開始させる信号を掃引信号発生器に供給して、サーチ掃引を開始させる。これにより、図9(a)に示すように、掃引信号は、サーチ掃引期間において、1GHzから低い周波数に向かって高掃引速度VS1で周波数がステップ状に変化する。尚、図9(a)における縦軸は、RF周波数を表しており、そして、図では図示を簡単にするため滑らかに変化しているように示している。次に、ステップ808で、サーチ掃引が終了したかどうかの判定を行うが、これは、IF出力検出器42からIFトリガパルスが発生されたかどうかを検出することにより行う。トリガパルスの発生がない場合、このステップ808をループしてトリガパルスの発生を待つ。一方、図9(b)に示すようにIFトリガパルスが発生する、すなわちサーチがヒットすると、掃引停止タイミング回路320が掃引信号発生器300Aに信号を発生してサーチ掃引を停止させて、これにより図9(a)に示すようにサーチ掃引期間が終了するとともに、掃引信号発生器300Aは、図9(a)のレベル検出期間において示すように、その時のサーチ・ヒットRF周波数fRH1に固定された掃引信号の発生を続行する。次に、ステップ810において、CPU6は、そのレベル検出期間においてIF検波レベルの判定を行うが、これは、レベル検出器44からカウント開始タイミングパルスがレベル検出期間内に発生するかどうかを検出することにより行う。
次のステップ812においては、レベル検出期間内にカウント開始タイミングパルスが検出された場合、ステップ816に進むが、図9(a)に示したように検出できなかった場合、周波数カウント不可能である。この状態は、図10では、サーチ・ヒットIF周波数fIH1(サーチ・ヒットRF周波数fRH1に対応)が図示の位置にあるときに発生し、このとき、IF出力レベルがしきい値LTH未満となっている。このような現象は、従来のアナログ・チューナでは発生しないが、それは、アナログ・チューナでは、周波数fIH1においてもしきい値LTH以上のレベルが検出できるからである。デジタル・チューナの本例では、ステップ812でNOとなり、ステップ814に進んで、再度のサーチ掃引のための設定を行う。すなわち、再サーチ掃引のためのRFステップ周波数と開始RF周波数を指定するデータを、CPUが掃引信号発生器300Aに供給してその設定を行う。例えば、図9に示した例では、最初のサーチ掃引においてヒットしたRF周波数が、開始周波数として指定され、また、掃引の分解能であるRFステップの周波数は、最初のサーチ掃引と比べ例えば1/2に設定される(但し、ステップ間隔は同じ)。これにより、再サーチ掃引における低掃引速度VS2は最初の高掃引速度VS1の1/2になり、この結果、図6を参照して説明したスキューの影響を低くする。また、掃引速度方向が逆に設定される。
この後、ステップ806の直前に戻り、これによりステップ806〜812が繰り返される。これにより、図9(a)の再サーチ掃引期間において逆方向に掃引が行われ、そして再度IFトリガパルス(図9(b))が発生してサーチがヒットすると、このサーチ・ヒットRF周波数fRH2でサーチ掃引を停止した後、ステップ812で周波数カウント可能かどうかの判定を行う。今度は、スキューの影響が減少しているため、図9(c)に示すようにカウント開始タイミングパルスがレベル検出期間(図9(a)では周波数カウント期間内に含まれる)内に検出される。この状態は、図10では、サーチ・ヒット周波数fIH2(サーチ・ヒットRF周波数fRH2に対応)が例えば図示の位置にあるときに発生し、このとき、IF出力レベルがしきい値LTH以上となっている。この結果、処理はステップ816に進む。尚、図10においては、指定チャンネルに関するIF周波数範囲は、しきい値レベル以上の範囲fIRL〜fIRUとしている。このIF周波数範囲fIRL〜fIRUは、指定チャンネルのRF周波数範囲fRRL〜fRRUに対応している。ただし、これら周波数範囲は、検査するチューナ毎にIF周波数特性が異なることにより変動し得るものである。これら周波数範囲は、図4にも示している。
ステップ816では、CPU6は、図9(c)に示すようにカウンタ・ゲート信号をハイにセットして、周波数カウンタ452に、IF出力の周波数(図10の例では周波数fIH2)のカウントを開始させる。この時点から周波数カウント期間が開始し、そして、カウンタ452がある一定の期間カウントした結果をCPU6が受ける。この一定期間におけるカウントから、すなわちIF出力の周波数を算出する。図10の例では、サーチ・ヒット周波数fIH2を算出する。次に、ステップ818で、掃引停止時のRF周波数、すなわちサーチ・ヒットRF周波数fRH1またはfRH2のデータを掃引信号発生器300Aから取得すると共に、上記の測定したIF出力周波数(例えばfIH2)と既知のIF中心周波数fICとから、現在サーチ中の指定チャンネルのRF中心周波数fRCを算出する。すなわち、計測したIF出力周波数とIFの既知の中心周波数との差、すなわち図9および図10の例におけるfIH2とfICとの差は、RFのサーチ・ヒット周波数fRH2とRF中心周波数fRCとの差に等しいため、その差をサーチ・ヒット周波数fRH2に加算することによってRF中心周波数fRCを演算する。このRF中心周波数fRCが、サーチ中の指定チャンネルの周波数である。これにより、チャンネルの有無の検出並びにそのチャンネルのRF周波数検出の処理は、終了する。
図2に示したチューナ検査装置は、今検出したRF中心周波数fRCを使用して、指定チャンネルの各種の特性を測定するために掃引周波数範囲を定め、そして後続の測定用自動掃引期間において、その周波数範囲で掃引信号を発生することにより特性の測定を行う。これら測定した特性は、CPU6が表示器8に表示させ、そして表示された特性から、検査中のチューナの特性の調整を行うことができる。1つの指定チャンネルについての測定が終了すると、次に指定される個々のチャンネルについて、上記の動作を繰り返してチャンネルおよびその周波数を検出し、そのチャンネルの種々の測定を実行する。
次に、図11を参照して、図8のステップ814の別の実施形態について説明する。図11は、図9と同様の図であるが、異なっている点は、再サーチ掃引を、サーチ・ヒット周波数fRH1からある量Δfだけ周波数を戻し、そしてこの戻した周波数から最初のサーチ掃引と同一方向に掃引を再開する点のみである。このため、ステップ814では、このΔfと掃引方向が最初の掃引と同一方向であることの指定を追加するように変更すれば良い。ここで、Δfの大きさは、再度のサーチ掃引でIF出力レベルの検出ができるようにするのに必要な大きさであれば足り、図10の例では、例えば、RF周波数fRH1を、IF特性のfIH1とは反対側の周波数位置fISに対応するRF周波数位置fRSにする大きさである。ただし、fISのような反対側の位置にまで戻さなくても、IF出力周波数のカウントを行うこともできる。
以上、図2のチューナ検査装置の特にチャンネル検出に関連する部分の1実施形態について詳細に説明したが、本発明のチャンネル検出装置は、チューナ以外の回路または装置(例えば同調型増幅器、可変同調フィルタなど)におけるチャンネルの検出にも適用することができる。また、上記の実施形態では、サーチ掃引のための掃引速度として、高速と低速の掃引速度の2つを用いたが、3つ以上の掃引速度を用い、順番に低い掃引速度を使用するようにすることもできる。
図1は、本発明の1実施形態のチャンネル検出装置を示すブロック図。 図2は、図1のチャンネル検出装置をより具体化した、1実施形態のチューナ検査装置を示すブロック図。 図3は、図2に示したチューナを詳細に示す回路図。 図4は、チャンネルの検出法を説明するための図であり、(a)はチューナを、(b)はチューナに供給する掃引信号の掃引周波数範囲を、(c)はチューナのIF周波数特性を示す図。 図5は、チューナのIF出力の周波数特性を示す図であり、(a)はアナログ・チューナを(b)はデジタル・チューナの特性を示す。 図6は、回路の周波数特性に関して生ずる、周波数掃引の速度に応じたスキューを示す図。 図7は、図2のIF受信回路の詳細を示す回路図。 図8は、図2のCPUで実行される、チャンネル検出のフローを示すフローチャート。 図9は、1実施形態のサーチ掃引を示すタイミング図であって、チューナ検査における種々の期間における各種信号を示す。 図10は、デジタル・チューナのIF周波数特性を示す図であって、サーチ掃引との関係を示す。 図11は、図9と同様のタイミング図であって、別の実施形態のサーチ掃引を示す。
符号の説明
1 チャンネル回路
1A チューナ
2 チューナ電源/制御器
3 チャンネル・サーチ回路
30 サーチ掃引回路
4 IF受信回路
32 サーチ掃引制御器
6 CPU
7 チャンネル周波数計測器
8 表示器
42 IF出力検出器
44 IF出力レベル検出器
45 周波数計測器
320 掃引停止タイミング回路
322 掃引再開タイミング回路
70 周波数計測開始タイミング回路

Claims (19)

  1. チャンネルを検出する装置であって、
    前記チャンネルについての周波数掃引信号によるサーチ掃引によりある周波数を検出したとき、この検出した周波数が、前記チャンネルに関連する周波数範囲内にあるか否かを判定するチャンネル・サーチ回路、
    を備え
    前記チャンネル・サーチ回路は、サーチ掃引制御器を含み、
    該サーチ掃引制御器は、
    前記周波数掃引信号による前記サーチ掃引に応答して、前記チャンネルの出力が発生したとき、前記サーチ掃引を停止させる掃引停止タイミング回路と、
    前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、しきい値未満のとき、前記検出した周波数が前記チャンネルに関連する周波数範囲内にないと判定して前記サーチ掃引を再開させる掃引再開タイミング回路と、
    を備えたこと、を特徴とするチャンネル検出装置。
  2. 請求項記載の装置において、
    前記掃引停止タイミング回路は、
    前記周波数掃引信号に応答して前記チャンネル出力が発生したとき、前記サーチ掃引の停止を示す信号を発生するチャンネル出力検出器、
    を備え、
    前記掃引再開タイミング回路は、
    前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力が、前記しきい値未満のとき、前記サーチ掃引の再開を示す信号を発生する、チャンネル出力レベル検出器、
    を備えたこと、を特徴とするチャンネル検出装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記チャンネル・サーチ回路は、さらに
    前記チャンネルのサーチのため、前記チャンネルに供給する前記周波数掃引信号を発生するサーチ掃引回路、
    を備え、
    前記サーチ掃引回路は、
    前記周波数掃引信号を、第1の掃引速度と、該第1掃引速度より遅い第2の掃引速度で発生できる掃引信号発生器、
    を備え、
    前記チャンネルの最初のサーチは、前記第1掃引速度で、その後のサーチは、前記第2掃引速度で行うこと、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  4. 請求項記載の装置において、
    前記最初のサーチは、周波数の大きさにおける第1の方向で行い、前記後のサーチは、前記第1方向とは逆の第2方向で行うこと、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  5. 請求項記載の装置において、
    前記後のサーチは、前記最初のサーチ完了時の周波数値から開始すること、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  6. 請求項記載の装置において、
    前記最初のサーチと前記後のサーチとは、周波数の大きさにおける第1の方向で行うこと、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  7. 請求項記載の装置において、
    前記後のサーチは、前記最初のサーチ完了時の周波数値から、所定の量だけ第1方向とは逆の第2方向にシフトした周波数値から開始すること、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  8. 請求項記載の装置であって、
    さらに、
    前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、しきい値未満でないとき、前記チャンネルの周波数の計測を行うチャンネル周波数計測器、
    を備えたこと、を特徴とするチャンネル検出装置。
  9. 請求項記載の装置において、
    前記チャンネル周波数計測器は、
    前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、前記しきい値未満でないとき、前記チャンネルの出力の周波数の計測の開始を示す信号を発生する周波数計測開始タイミング回路と、
    前記チャンネルの出力を受ける周波数カウンタであって、前記周波数計測開始タイミング回路からの前記計測の開始を示す信号を受けたとき、前記チャンネル出力の周波数を計測する、前記の周波数カウンタと、
    前記検出した周波数を、前記計測したチャンネル出力の周波数と所定の周波数との差にしたがって、補正することにより、前記チャンネル周波数を判定する周波数補正回路と、
    を備えたこと、を特徴とするチャンネル検出装置。
  10. 請求項1記載の装置において、
    前記チャンネルは、チューナのチャンネルであり、
    前記チャンネル周波数は、前記チャンネルのRF周波数であること、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  11. 請求項10記載の装置において、
    前記チューナは、RF回路と、周波数変換器とIF回路を備え、
    前記チャンネルの周波数は、前記チューナのチャンネルのRF周波数であること、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  12. 請求項11記載の装置において、
    前記掃引再開タイミング回路は、
    前記チャンネルの出力として、前記IF回路の出力を受けること、
    を特徴とするチャンネル検出装置。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載のチャンネル検出装置を備えた、チューナのチャンネルを検査するためのチューナ検査装置。
  14. チャンネルを検出する方法であって
    a)前記チャンネルをサーチするサーチ掃引のため周波数掃引信号を発生するステップと、
    b)前記周波数掃引信号を前記チャンネルに供給するステップと、
    c)前記周波数掃引信号に応答して前記チャンネルから出力が発生するか否か検出し、そして前記チャンネル出力が発生したとき、前記サーチ掃引を停止させるステップであって、該掃引停止時の前記周波数掃引信号の周波数を前記チャンネルについての検出した周波数とする、前記のステップと、
    d)前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネル出力のレベルを検出するステップと、
    e)前記検出した前記チャンネル出力のレベルが、しきい値未満のとき、前記検出した周波数が前記チャンネルに関連する周波数範囲内にないと判定して前記サーチ掃引を再開させるステップであって、前記のステップa〜dを繰り返させる、前記のステップと、
    を備えたこと、を特徴とするチャンネル検出方法。
  15. 請求項14記載の方法において、
    前記の周波数掃引信号を発生するステップは、
    前記チャンネルの最初のサーチ掃引は、第1掃引速度で、その後のサーチ掃引は、前記第1掃引速度より遅い第2掃引速度で行うこと、
    を特徴とするチャンネル検出方法。
  16. 請求項15記載の方法において、
    前記最初のサーチ掃引は、周波数の大きさにおける第1の方向で行い、前記後のサーチ掃引は、前記第1方向または該方向とは逆の第2方向で行うこと、
    を特徴とするチャンネル検出方法。
  17. 請求項14記載の方法であって、
    さらに、
    前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、しきい値未満でないとき、前記チャンネルの周波数の計測を行うステップ、
    を備えたこと、
    を特徴とするチャンネル検出方法。
  18. 請求項17記載の方法において、
    前記チャンネル周波数を計測するステップは、
    前記の検出した周波数に固定された前記周波数掃引信号に対する前記チャンネルの出力のレベルが、前記しきい値未満でないとき、前記チャンネルの出力の周波数カウントするステップと、
    前記検出した周波数を、前記カウントしたチャンネル出力の周波数と所定の周波数との差にしたがって、補正することにより、前記チャンネル周波数を判定するステップと、
    を備えたこと、
    を特徴とするチャンネル検出方法。
  19. 請求項14から18のいずれかに記載のチャンネル検出方法を備えた、チューナのチャンネルを検査するためのチューナ検査方法。
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