JPH07260522A - インクジェット記録計における文字の印字方法 - Google Patents

インクジェット記録計における文字の印字方法

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JPH07260522A
JPH07260522A JP4803794A JP4803794A JPH07260522A JP H07260522 A JPH07260522 A JP H07260522A JP 4803794 A JP4803794 A JP 4803794A JP 4803794 A JP4803794 A JP 4803794A JP H07260522 A JPH07260522 A JP H07260522A
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JP
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printing
character
recording head
dot
ink
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JP4803794A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kisa
一之 木佐
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/195Ink jet characterised by ink handling for monitoring ink quality
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2103Features not dealing with the colouring process per se, e.g. construction of printers or heads, driving circuit adaptations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】インクジェット記録ヘッドを利用して記録線の
印字とともに文字印字をする。 【構成】記録紙1 が0.4mm だけ繰り出された後、データ
バッファ12の測定温度値データと文字バッファ14の指定
文字のパターンの一つの横列に係るデータとが、各印字
色に応じ書込み部10によって、各ライン・バッファ8Y,8
R,8Bに分けて書き込まれる。各ライン・バッファのデー
タが、パルス発生器23からのパルスを介して記録ヘッド
4 の走行と同期して読出し部20によって読み出され、対
応する各駆動部30Y,30R,30B に送出され、その駆動出力
が対応する各圧電素子9Y,9R,9Bに印加され、記録ヘッド
4 が走行中に印字すべき位置にきたとき、対応する各色
インクが噴射される。その結果、ある時点の温度値と、
文字のドットマトリックスの一つの横列とが印字され、
以下、同様に繰り返されて文字印字が完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録計のインクジェ
ット式記録ヘッドを用いて、記録紙のトレンド記録線に
添わせる形で同時に測定点番号を印字したり、または所
見や連絡のためのメモ,メッセージなどを文字印字する
ようにしたインクジェット記録計における文字の印字方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録計において、記録されたトレ
ンド記録線と、測定点番号との対応を表すために、イン
ク式のときには、2色または3色のインクを用いること
で、また打点式またはインクジェット式のときには、6
色ないし12色のインク(単色または混色)を用いること
で解決してきた。とくに、打点式では、測定点番号を表
す数字の活字を記録ヘッドに併設させて、一定の打点回
数ごとに活字の押印をさせる方式がとられることもあっ
た。この場合には、記録線に添う形で断続的に測定点番
号が印字されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、次の
ような欠点があった。一つには、インク色で測定点の種
類を表すとき、一般に色が6種類以上になると対応が一
見して判り難くなる。二つには、活字が単一の数字また
は文字,記号などに限定され、場合によっては不便であ
る。その他に、これは希望点になるが、オペレータが記
録紙に所見や連絡のためのメモ,メッセージなどを書き
込みたい場合が多くあり、従来は筆記具で手書きしてい
たのを、記録計に搭載されたインクジェット記録ヘッド
を利用して印字させることができれば非常に便利にな
る。
【0004】この発明が解決しようとする課題は、従来
の技術がもつ以上の問題点を解消して、記録紙のトレン
ド記録線に添わせる形で同時に測定点番号を印字した
り、または所見や連絡のためのメモ,メッセージなどを
文字印字するようにしたインクジェット記録計における
文字の印字方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、帯状記録紙
が一定周期ごとに一定の送り量だけ間欠的に繰り出さ
れ、この各繰出し後に単一ノズルをもつインクジェット
式記録ヘッドが全目盛幅の行程を走行して、ドットマト
リックスとして形成される文字パターンの文字を印字す
る方法であって、ドットマトリックスの縦列に属するド
ット数と同じ回数だけ全目盛幅の行程走行を記録ヘッド
にさせること(以下、1文字走行という)によって、1
行に配列される文字が印字されるものとし、その1文字
走行に属する時系列順の各行程走行において、指定され
た文字のドットマトリックスの下から数えて同じ順番の
横列に属する各ドットに対応する位置を記録ヘッドのノ
ズルが通過するときに、このノズルからインクを噴射さ
せて単色印字する、というものである。
【0006】また、この発明は、帯状記録紙が一定周期
ごとに一定の送り量だけ間欠的に繰り出され、この各繰
出し後に黄,赤,青3色の各インク噴射用ノズルをもつ
インクジェット式記録ヘッドが全目盛幅の行程を走行し
て、ドットマトリックスとして形成される文字パターン
の文字を印字する方法であって、記録ヘッドは黄,赤,
青の各色インク噴射用ノズルを走行方向に並設し、ドッ
トマトリックスの縦列に属するドット数と同じ回数だけ
全目盛幅の行程走行を記録ヘッドにさせる1文字走行に
よって、1行に配列される文字が印字されるものとし、
その1文字走行に属する時系列順の各行程走行におい
て、指定された文字のドットマトリックスの下から数え
て同順番の横列に属する各ドットに対応する位置を記録
ヘッドの各ノズルが通過するときに、その各ノズルから
択一してインクを噴射させて単色印字し、または、3個
の内の2個もしくは3個全てのノズルの組合わせに基づ
いてインクを噴射させて混色印字する、というものであ
る。
【0007】さらに、単色印字の各ドットは、正規の印
字位置の他に、その位置よりラインバッファ上の隣り合
う1番地分に対応する量だけ偏った別の位置にもインク
が噴射されて二重印字されるようにすることができる。
また、ドットマトリックスは、横が8個で縦が10個の
ドット列から構成するのが好ましい。
【0008】
【作用】この発明では、記録ヘッドが、ドットマトリッ
クスの縦列に属するドット数と同じ回数だけ全目盛幅の
行程走行をする1文字走行によって、1行に配列される
文字が印字される。すなわち、その1文字走行に属する
時系列順の各行程走行において、指定された文字のドッ
トマトリックスの下から数えて同じ順番の横列に属する
各ドットに対応する位置を、記録ヘッドのノズルが通過
するときに、このノズルからインクが噴射されて単色印
字がなされる。なお、ドットマトリックスの縦列のドッ
ト間隔は、記録紙の送り量に相当する。
【0009】また、この発明では、黄,赤,青の各色イ
ンク噴射用ノズルが走行方向に並設された記録ヘッド
が、ドットマトリックスの縦列に属するドット数と同回
数だけ全目盛幅の行程走行をする1文字走行によって、
1行に配列される文字が印字される。すなわち、その1
文字走行に属する時系列順の各行程走行において、指定
された文字のドットマトリックスの下から数えて同じ順
番の横列に属する各ドットに対応する位置を、記録ヘッ
ドの各ノズルが通過するときに、その各ノズルから択一
されてインクが噴射され、黄,赤,青の3種類の単色印
字がされる。または、3個の内の2個もしくは3個全て
のノズルの組合わせに基づいてインクが噴射され、黄・
赤による橙、黄・青による緑、赤・青による紫、黄,
赤,青による黒の4種類の混色印字がなされる。
【0010】さらに、単色印字の各ドットは、正規の印
字位置の他に、その位置よりラインバッファ上の隣り合
う1番地分に対応する量だけ偏った別の位置にもインク
が噴射されて、ずれて二重印字されることが可能であ
り、その結果、混色印字と同じ量のインクが付着するか
ら、視覚的にほぼ同じ太さに見える。さらにまた、ドッ
トマトリックスを、横が8個で縦が10個のドット列構
成にすることによって、1バイト処理ができソフトウェ
ア的に簡単になる。
【0011】
【実施例】この発明に係るインクジェット記録計におけ
る文字の印字方法の適用例について、以下に図を参照し
ながら説明する。図1は適用例である記録計の構成を示
すブロック図である。図において、この記録計は概略三
つの部分からなる。第1の部分は、記録計本体で、第2
の部分は測定や文字に係るデータ処理部で、第3の部分
は、記録計本体を作動させるための作動部である。以
下、第1,第2,第3の各部分の順に説明する。
【0012】記録計本体は、主に測定記録や印字に関係
するものに限って言うと、記録紙1を繰り出すための繰
出しロール2 、これを駆動する繰出し用モータ3(符号M
c) 、記録ヘッド4 を搭載して目盛幅方向に往復走行す
る走行台5 、これを駆動する走行用モータ6(符号Mi) 、
および目盛板7 からなる。記録ヘッド4 は3色( 黄,
赤, 青) の各インク噴射用ノズルをもち、3色に対応す
る各圧電素子9Y,9R,9Bが付設される。ここで、Yが黄
に、Rが赤に、Bが青に対応する。
【0013】データ処理部は、プラント内の多くの測定
点の温度測定をする温度センサ11A,11B,11C,…、それぞ
れの最新時点における測定データを一時格納するデータ
バッファ12、印字すべき文字( 数字, アルファベット,
かな, カタカナ, 記号など)および配置を指定する文字
入力部13、3色の各印字用に設けられデータの一時格納
をするライン・バッファ8Y,8R,8B、これに対するデータ
の書込み部10、およびこれからのデータ読出し部20から
なる。
【0014】データバッファ12には、各温度センサの最
新温度データが逐次更新されながら格納される。なお、
最新温度データは瞬時値に限らず、たとえばある一定時
間内の最大値,最小値の平均値がとられることもある。
文字バッファ14には、文字入力部13を介して指定された
文字パターンとその配置に係るデータが次のように格納
される。文字パターンは、縦10個で横8 個のドットマト
リックスとして形成される( 後述する図2の文字パター
ンの模式図参照)。したがって、指定された文字の文字
パターンのドットマトリックスの横列に属する各ドット
の有無が、最下位の横列から順に走査されて格納され
る。走査が最下位の横列から順にされるのは、記録紙1
に印字される文字の最下位の横列が時系列的に最初にく
るからである。次に、各ライン・バッファ8Y,8R,8Bに格
納される列状の各データは、その番地が記録紙1(=目盛
板7)の目盛幅の各位置に対応して並べられ、その各番地
のところに、ドットが印字されるか、されないかを示す
2値符号「1」,「0」が格納されるから、このデータ
列によって、ある時点の温度値と、文字パターンの一つ
の横列とが表されることになる。したがって、一つの文
字パターンは、文字のドットマトリックスの縦列のドッ
ト数と同じ回数、つまり10回の目盛幅走行の繰り返しに
よって完成される。この10回の目盛幅走行のことを1文
字走行と呼ぶことにする。また、詳しく後述するよう
に、3種類の各色と、3色の内の2色もしくは3色全て
の混色とによって合計7色が形成されるから、単色につ
いては対応するライン・バッファだけに、また混色につ
いてはその種類に応じた複数のライン・バッファの同じ
番地に、「1」符号が格納されることになる。
【0015】作動部は、繰出し用モータ3 を駆動するた
めのパルス発生器22と、走行用モータ6 を駆動するため
のパルス発生器23と、各ライン・バッファ8Y,8R,8Bに係
る書込み部10および読出し部20と、各パルス発生器22,2
3 との動作の時間的調整をとるタイミング制御部21とか
らなる。たとえば、繰出し用のパルス発生器22は、30秒
ごとに1パルスを発生し、モータ3 を介して記録紙1 を
0.4mm だけ送る( 記録紙の送り速度が50mm/hに相当) 。
走行用のパルス発生器23は、30秒ごとに連続したパルス
列を発生し、このパルス列によってモータ6 を介して走
行台5 および記録ヘッド4 を全記録幅にわたって1行程
だけ走行させる。この行程走行が、30秒ごとに正方向,
逆方向と交互に、つまり往復しておこなわれる。
【0016】記録計の全動作について、時系列的に説明
する。 (1) ある時点に、30秒ごとに出力されるパルス発生器22
からのパルスによって、記録紙1 が0.4mm だけ繰り出さ
れる。 (2) その後に、データバッファ12と、文字バッファ14と
に格納されている、測定温度値データと、指定文字のパ
ターンの一つの横列に係るデータとが、それぞれの印字
色に応じて書込み部10によって、各ライン・バッファ8
Y,8R,8Bに分けて書き込まれる。この書き込み時期は、
タイミング制御部21によって規定される。 (3) 書き込みが終了したら、パルス発生器23からのパル
スによって走行用モータ6 が起動し、走行台5 および記
録ヘッド4 を全記録幅にわたって1行程だけ走行させ
る。この走行時期は、タイミング制御部21によって規定
される。 (4) 各ライン・バッファ8Y,8R,8Bのデータが、パルス発
生器23からのパルスを介して記録ヘッド4 の走行と同期
して読出し部20によって順次読み出され、対応する各駆
動部30Y,30R,30B に送出される。 (5) 各駆動部30Y,30R,30B から出力された駆動信号( 電
圧) が、対応する各圧電素子9Y,9R,9Bに印加され、記録
ヘッド4 の走行中に印字すべき位置にきたとき、それぞ
れの色インクが噴射される。この各インク噴射に基づく
ドット印字によって、ある時点の温度値と、文字のドッ
トマトリックスの一つの横列とが記録紙1の上に印字さ
れる。 (6) 30秒後に再び記録紙1 が0.4mm だけ繰り出された
後、その時点の温度値と、文字のドットマトリックスの
次の一つ上の横列とが印字される。以下、同様にして、
一つの文字パターンは、30秒ごとの合計10回の目盛幅走
行の繰り返し、つまり1文字走行によって完成される。
したがって、文字の縦列のドット間隔は、この場合の記
録紙1 の1回当たりの繰出し量0.4mm に相当する。
【0017】さて、図2は各種文字パターンの模式図で
あって、(a) は数字の0,1,2,3,4,5、(b) は
アルファベットのT,U,V,W,X,Y、(c) はカタ
カナのオ,カ,キ,ク,ケ,コ、(d) は各種記号の例を
示す。いずれの文字パターンも、縦10個で横8個のドッ
トマトリックスとして形成される。なお、この横が8個
で縦が10個のドット構成にすることによって、1バイト
処理ができソフトウェア的に簡素化され処理の迅速化が
図れ、かつ従来の横5個,縦7個に比べて文字が見やす
くなる。
【0018】混色印字について、図3,図4,図5を参
照しながら説明する。図3は3色ノズルの記録ヘッドの
正面図、図4は記録ヘッドの混色印字動作に関し、(a),
(b),(c) は各工程の模式図、図5は7種類の印字色と3
色の組合わせとの対応図である。図3において、記録ヘ
ッド4は、その走行方向(横方向)に 0.5mmの間隔で並
設される3個のノズル,,を備える。各ノズル
,,は、それぞれ黄色(Y),赤色(R),青色(B) の各
インク噴射用である。さて、次に詳しく述べるように
(1) 各ノズル,,の色を単独に用いたり、(2) 2
色または3色の重ね印字をしたりする、等の印字方式が
とられる。
【0019】図4において、いま、点Pが印字すべき箇
所であるとし、記録ヘッド4が右方向に走行する過程で
印字がおこなわれるものとする。点Pの箇所に青色印字
するときには、走行方向の先頭ノズルはノズルである
から、まずノズルが点Pを通過するときに青(B) 印字
をする(図4(a) 参照)。点Pの箇所に紫色印字をする
ときには、次のノズルが点Pを通過するときに赤(R)
印字を重ねる(図4(b) 参照)。点Pの箇所に黒色印字
をするときには、ノズルが点Pを通過するときに黄
(Y) 印字をさらに重ね(図4(c) 参照)、その結果、点
Pにおける印字として黒色が得られる。
【0020】図5において、最も左側の欄は色に係る番
号、1,2,3,…,7を、その右側の欄は対応する印
字色、黄,赤,青,橙,紫,緑,黒を、最も右側の欄
は、対応して重ね印字として、黄,赤,青の内でどの色
を組合わせるかを○印で示す。たとえば、番号5は、記
録色は紫で、赤と青との組合わせ、つまり重ね印字によ
る、ことを示す。ところで、実際に必要な色の種類が7
未満のときは、7種類の記録色の内から適宜選択される
ことになる。
【0021】ところで、黄,赤,青3色の内の2色もし
くは3色全ての混色によって、橙,緑,紫,黒の4色の
印字が得られるが、この混色印字は、各印字ドットのイ
ンク量の総量が単色印字のインク量に比べて、2色のと
きは2倍に、3色のときには3倍になるから、1印字ド
ットの単色印字と比べて、印字された記録線や文字が若
干太くなる、という欠点がある。この欠点を除去するた
め、単色印字を、1印字ドットを2回重ねておこなう方
式がとられる。ところで、黒色印字のように3色の混色
印字によるときには、インク量は単色のときの3倍にな
って、2色の混色印字のときよりさらに太くなるが、こ
れは例外とする。
【0022】単色印字の二重印字方式について、青色
(B) 印字のときを例に図6を参照しながら説明する。図
6は単色印字における二重印字動作を示す模式図であ
る。図6において、記録ヘッド4 が矢印方向に走行しな
がら、正規の位置Pで青色(B) 印字をするものとする。
そのときの記録ヘッド4 の位置は実線で示され、青色に
相当するノズルが位置Pに相対し、そのときラインバ
ッファ8Bの対応番地(斜線ハッチング領域の左側)にた
てられた「1」符号に基づいて青色インクが噴射され、
位置Pに実線丸印で表した1回目の青色(B) のドットが
印字される。なお、空白表示の番地には「0」符号が格
納されているものとし、図示の範囲ではその他のライン
バッファ8Y,8R は全ての番地が空白表示である。次に、
記録ヘッド4が、破線表示したように、位置Pより矢印
方向に 0.1 mm だけ進んだとき、ノズルからの青色イ
ンクの噴射によって2回目の青色(B) のドットが印字さ
れる。この2回目のインク噴射は、ラインバッファ8Bの
斜線ハッチング領域の右側の番地にたてられた「1」符
号に基づく。ここで、ラインバッファの隣り合う番地に
対応する走行行程上の距離が、0.1 mmである。なお、1
印字ドットの直径は約0.3 mmである。本来は、1回目と
2回目との各青色(B) のドットは正規の位置Pで完全に
重ねて印字したいところであるが、技術的に非常に困難
なので、実用上問題ない程度のずれとして容認したわけ
である。
【0023】次に、青・黄2色の混色印字について、図
7の混色印字における二重印字動作を示す模式図を参照
しながら単色印字のときと比較説明する。図7におい
て、記録ヘッド4 が矢印方向に走行しながら、位置Pで
青色(B) 印字をする。そのときの記録ヘッド4 の位置は
実線で示され、青色に相当するノズルが位置Pに相対
し、そのときラインバッファ8Bの斜線ハッチングの対応
番地にたてられた「1」符号に基づいて青色インクが噴
射され、実線丸印で表した青色(B) のドットが印字され
る。記録ヘッド4 が、破線表示した位置に進んだとき、
黄色に相当するノズルが位置Pに相対し、そのときラ
インバッファ8Yの斜線ハッチングの対応番地にたてられ
た「1」符号に基づいて黄色インクが噴射され、破線丸
印で表した黄色(Y) のドットが印字される。この場合に
は青・黄各ドット印字は、図示では説明の便宜上、縦方
向に少しずらせてあるが、完全に重なり合っている。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、記録計のインクジェ
ット式記録ヘッドを用いて、記録紙の記録線に添わせる
形で同時に測定点番号を数字印字したり、または所見や
連絡のためのメモ,メッセージなどを文字印字すること
ができるから、従来、オペレータが手書きでおこなった
内容が、プリンタ感覚で間違いなく、かつ見栄え良く綺
麗に記載できる。しかも、ソフトウェア的な追加だけに
よって実現できるから、増分コストを低く抑えることが
できる。また、印字の色がたとえば黒の単色印字や、
黄,赤,青の3色を用いて、2種または3種の混色によ
る橙,緑,紫,黒を加えた7種類の多色印字が可能であ
る。したがって、美観的にも良く、重要事項などが強調
され、見間違えも少なくなる。なお、単色文字と2色の
混色文字とが混在するとき、付着インクの総量が2倍に
なることに起因して、2色の混色文字の方が単色文字よ
り若干太く見える欠点があるが、ソフトウェア的な手段
によって、単色文字だけ中心位置をラインバッファ上の
隣り合う1番地分に対応する量だけずらせて二重印字に
し、この欠点は簡単に除去される。さらに、ドットマト
リックスを、横が8個で縦が10個のドット列構成にす
ることによって、1バイト処理ができソフトウェア的に
簡素化されて処理の迅速化が図れ、かつ従来の横5個,
縦7個に比べて文字が見やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る適用例である記録計の構成を示
すブロック図
【図2】各種文字パターンの模式図
【図3】3色ノズルの記録ヘッドの正面図
【図4】記録ヘッドの混色印字動作に関し、(a),(b),
(c) は各工程の模式図
【図5】7種類の印字色と3色の組合わせとの対応図
【図6】単色印字における二重印字動作を示す模式図
【図7】混色印字における二重印字動作を示す模式図
【符号の説明】
1 記録紙 2 繰出しロール 3 モータ(繰出し用) 4 記録ヘッド 5 走行台 6 モータ(走行用) 7 目盛板 8Y,8R,8B ライン・バッファ 9Y,9R,9B 圧電素子 10 書込み部 11A,11B,11C 温度センサ 12 データバッファ 13 文字入力部 14 文字バッファ 20 読出し部 21 タイミング制御部 22 パルス発生器(繰出し用) 23 パルス発生器(走行用) 30Y,30R,30B 駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状記録紙が定周期ごとに一定の送り量だ
    け間欠的に繰り出され、この各繰出し後に単一ノズルを
    もつインクジェット式記録ヘッドが全目盛幅の行程を走
    行して、ドットマトリックスとして形成される文字パタ
    ーンの文字を印字する方法であって、ドットマトリック
    スの縦列に属するドット数と同じ回数だけ全目盛幅の行
    程走行を記録ヘッドにさせること(以下、1文字走行と
    いう)によって、1行に配列される文字を印字するもの
    とし、その1文字走行に属する時系列順の各行程走行に
    おいて、指定された文字のドットマトリックスの下から
    数えて同じ順番の横列に属する各ドットに対応する位置
    を記録ヘッドのノズルが通過するときに、このノズルか
    らインクを噴射させて単色印字することを特徴とするイ
    ンクジェット記録計における文字の印字方法。
  2. 【請求項2】帯状記録紙が定周期ごとに一定の送り量だ
    け間欠的に繰り出され、この各繰出し後に黄,赤,青3
    色の各インク噴射用ノズルをもつインクジェット式記録
    ヘッドが全目盛幅の行程を走行して、ドットマトリック
    スとして形成される文字パターンの文字を印字する方法
    であって、記録ヘッドは、黄,赤,青の各色インク噴射
    用ノズルを走行方向に並設し、ドットマトリックスの縦
    列に属するドット数と同じ回数だけ全目盛幅の行程走行
    を記録ヘッドにさせること(以下、1文字走行という)
    によって、1行に配列される文字が印字されるものと
    し、その1文字走行に属する時系列順の各行程走行にお
    いて、指定された文字のドットマトリックスの下から数
    えて同じ順番の横列に属する各ドットに対応する位置を
    記録ヘッドの各ノズルが通過するときに、その各ノズル
    から択一してインクを噴射させて単色印字し、または、
    3個の内の2個もしくは3個全てのノズルの組合わせに
    基づいてインクを噴射させて混色印字することを特徴と
    するインクジェット記録計における文字の印字方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の方法において、単色印字
    の各ドットは、正規の印字位置の他に、その位置よりラ
    インバッファ上の隣り合う1番地分に対応する量だけ偏
    った別の位置にもインクが噴射されて二重印字されるこ
    とを特徴とするインクジェット記録計における文字の印
    字方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかの項に記載の
    方法において、ドットマトリックスは、横が8個で縦が
    10個のドット列からなることを特徴とするインクジェ
    ット記録計における文字の印字方法。
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