JPH04226367A - インタレース多色印刷方法 - Google Patents
インタレース多色印刷方法Info
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- JPH04226367A JPH04226367A JP3149381A JP14938191A JPH04226367A JP H04226367 A JPH04226367 A JP H04226367A JP 3149381 A JP3149381 A JP 3149381A JP 14938191 A JP14938191 A JP 14938191A JP H04226367 A JPH04226367 A JP H04226367A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2132—Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷ヘッドが印刷媒体
をスキャンし、各ラインに異なる色を重ねて印刷してい
くことにより画像をつくるカラー印刷方法及び装置、特
に、減法混色の3原色シアン、マゼンタ及び黄色のうち
の2色など、少なくても2色を混合して行う印刷方法及
び装置に関する。
をスキャンし、各ラインに異なる色を重ねて印刷してい
くことにより画像をつくるカラー印刷方法及び装置、特
に、減法混色の3原色シアン、マゼンタ及び黄色のうち
の2色など、少なくても2色を混合して行う印刷方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタには、印刷ヘッ
ドが印刷媒体上を横切って前後に往復(両方向移動)、
又は印刷媒体上を常に一方向でのみスキャンするものと
がある。ここで、代表的な印刷媒体としては、紙又は透
明フィルムのシートが用いられ、このシートは回転ドラ
ムに保持される。ドットマトリクス画像に成るよう一定
間隔の列に配置された一定間隔を持つアドレス位置に、
各原色又は基本色のインクドロップを選択的かつ連続的
に乗せていけばよい。色の変化は、一色又は多色のイン
クドロップを、ドロップの大きさを変化させて乗せてい
くか又は画素(ピクセル)のアドレスごとに乗せるイン
クの色を変化させることで得られる。
ドが印刷媒体上を横切って前後に往復(両方向移動)、
又は印刷媒体上を常に一方向でのみスキャンするものと
がある。ここで、代表的な印刷媒体としては、紙又は透
明フィルムのシートが用いられ、このシートは回転ドラ
ムに保持される。ドットマトリクス画像に成るよう一定
間隔の列に配置された一定間隔を持つアドレス位置に、
各原色又は基本色のインクドロップを選択的かつ連続的
に乗せていけばよい。色の変化は、一色又は多色のイン
クドロップを、ドロップの大きさを変化させて乗せてい
くか又は画素(ピクセル)のアドレスごとに乗せるイン
クの色を変化させることで得られる。
【0003】本発明はどのような印刷プロセスに対して
も等しく適用できるが、希望の図又は文字の画像を印刷
するには、印刷媒体上のプリントラインに沿って印刷ヘ
ッドを移動させることとする。以下の説明において、「
印刷」という用語の意味には、印刷要素(ノズルなど)
が印刷媒体上にインクドロップを乗せる乗せないにかか
わらず、印刷媒体上での位置を定めることを含んでいる
。加えて、所定のドロップの寸法を変え、さらに特定の
位置に乗せる所定の色のドロップの数を変えることをも
含むとする。ヒューレット・パッカード(株)研究所が
ドロップの数を可変できるドロップ・オン・デマンド(
DOD)サーマルインクジェットを発表し、スウェーデ
ンのルント研究所のヘルツは、同様のものだが連続式イ
ンクジェットを発表した。(特に各アドレスのグレイス
ケールの制御のため)ドロップの寸法をいくつか選択し
て行う印刷は、1980年代初期にメリットが空気式D
ODジェットとして発表した。
も等しく適用できるが、希望の図又は文字の画像を印刷
するには、印刷媒体上のプリントラインに沿って印刷ヘ
ッドを移動させることとする。以下の説明において、「
印刷」という用語の意味には、印刷要素(ノズルなど)
が印刷媒体上にインクドロップを乗せる乗せないにかか
わらず、印刷媒体上での位置を定めることを含んでいる
。加えて、所定のドロップの寸法を変え、さらに特定の
位置に乗せる所定の色のドロップの数を変えることをも
含むとする。ヒューレット・パッカード(株)研究所が
ドロップの数を可変できるドロップ・オン・デマンド(
DOD)サーマルインクジェットを発表し、スウェーデ
ンのルント研究所のヘルツは、同様のものだが連続式イ
ンクジェットを発表した。(特に各アドレスのグレイス
ケールの制御のため)ドロップの寸法をいくつか選択し
て行う印刷は、1980年代初期にメリットが空気式D
ODジェットとして発表した。
【0004】1ノズルにつき1色のインクを1ラインに
印刷するよう構成した印刷ヘッドが知られている。これ
らノズルは印刷媒体に隣接して配置される。印刷ヘッド
のキャリッジは一回のスキャン毎に印刷媒体に対して1
ライン分ずつ前に進み、画像領域をすべてスキャンする
まで各ピクセルを選択して各色を印刷していく。
印刷するよう構成した印刷ヘッドが知られている。これ
らノズルは印刷媒体に隣接して配置される。印刷ヘッド
のキャリッジは一回のスキャン毎に印刷媒体に対して1
ライン分ずつ前に進み、画像領域をすべてスキャンする
まで各ピクセルを選択して各色を印刷していく。
【0005】従来技術の代表例としては、ヨシムラ等に
よる米国特許第4630076号がある。これが示す装
置によれば、印刷ヘッドの一回のスキャンで、複数のジ
ェット又はノズルからなるアレイで、印刷する各プリン
トラインにすべての色を供給できる。これら装置は、印
刷ヘッドが一方向に移動しているときと印刷ヘッドが他
方向に移動しているときとでは、各色を印刷する順序は
互いに逆になっている。
よる米国特許第4630076号がある。これが示す装
置によれば、印刷ヘッドの一回のスキャンで、複数のジ
ェット又はノズルからなるアレイで、印刷する各プリン
トラインにすべての色を供給できる。これら装置は、印
刷ヘッドが一方向に移動しているときと印刷ヘッドが他
方向に移動しているときとでは、各色を印刷する順序は
互いに逆になっている。
【0006】上記技術の変形例として、マツフジ等によ
る米国特許第4593295号がある。2組のノズルア
レイを印刷媒体の相対的移動方向にずらして設けること
により、両方向のスキャンで同じ順序で各色を印刷する
ことができる。
る米国特許第4593295号がある。2組のノズルア
レイを印刷媒体の相対的移動方向にずらして設けること
により、両方向のスキャンで同じ順序で各色を印刷する
ことができる。
【0007】上述以外のインクジェットヘッドには、所
定のプリントラインの各アドレスに所定の色を印刷する
ために複数のノズルを用いるものがある。そのうちの一
つのノズルはそのノズルのカラーインクの濃度が最大に
なるよう印刷され、また、他のノズルは色合いの濃度を
薄めて印刷するので、ある一定レベルの発色が各アドレ
スで得られるようにしている。
定のプリントラインの各アドレスに所定の色を印刷する
ために複数のノズルを用いるものがある。そのうちの一
つのノズルはそのノズルのカラーインクの濃度が最大に
なるよう印刷され、また、他のノズルは色合いの濃度を
薄めて印刷するので、ある一定レベルの発色が各アドレ
スで得られるようにしている。
【0008】初期のプリンタの中にも平行に間隔がおか
れた各プリントラインをスキャンするために、ノズルを
スキャンする方向と垂直方向に一列に並べて設けたもの
がある。各色はどれも同じ順序で印刷され、1つの色が
印刷されてから次の色のインクが印刷されるまでには、
前のインクが乾く時間的余裕が得られる。
れた各プリントラインをスキャンするために、ノズルを
スキャンする方向と垂直方向に一列に並べて設けたもの
がある。各色はどれも同じ順序で印刷され、1つの色が
印刷されてから次の色のインクが印刷されるまでには、
前のインクが乾く時間的余裕が得られる。
【0009】ヒラタ等による米国特許第4554556
号では、一回のスキャンにおいて3色のドットを同時、
又は順次連続して印刷する装置を開示している。トザキ
による米国特許第4580150号では、画像領域のあ
る部分は2つのノズルで一色を印刷し、続いて一つのノ
ズルで上記と同じ領域に第2の色を重ねて印刷する印刷
ヘッド上のアレイを開示している。
号では、一回のスキャンにおいて3色のドットを同時、
又は順次連続して印刷する装置を開示している。トザキ
による米国特許第4580150号では、画像領域のあ
る部分は2つのノズルで一色を印刷し、続いて一つのノ
ズルで上記と同じ領域に第2の色を重ねて印刷する印刷
ヘッド上のアレイを開示している。
【0010】各ノズルがスキャン方向に沿って一定間隔
で配置されたアレイを用いたバンドカラー印刷の例が、
ヘリンスキ等による米国特許第4714936号に開示
され、この例では、各基本色用のノズルに加えて黒色用
ノズルが配置されている。なお、ある色のバンドとは印
刷ヘッド上のアレイにおいて、その色のノズルなどの印
刷要素が広がっている最大幅又はそのライン数のことで
ある。
で配置されたアレイを用いたバンドカラー印刷の例が、
ヘリンスキ等による米国特許第4714936号に開示
され、この例では、各基本色用のノズルに加えて黒色用
ノズルが配置されている。なお、ある色のバンドとは印
刷ヘッド上のアレイにおいて、その色のノズルなどの印
刷要素が広がっている最大幅又はそのライン数のことで
ある。
【0011】バンドカラー印刷によるラインインタレー
スについては、ヒルマン等による米国特許第47289
68号に開示されている。書簡品質プリントのために、
ドラフト品質の場合のスキャン間隔の半分の間隔ずつヘ
ッドを移動させ、高分解能の画像を印刷する。しかし、
これによるとスキャンごとに印刷媒体の送り方を変える
必要がある。
スについては、ヒルマン等による米国特許第47289
68号に開示されている。書簡品質プリントのために、
ドラフト品質の場合のスキャン間隔の半分の間隔ずつヘ
ッドを移動させ、高分解能の画像を印刷する。しかし、
これによるとスキャンごとに印刷媒体の送り方を変える
必要がある。
【0012】印刷媒体の移動方向と平行に間隔あけて各
ノズルを配置したアレイを用いた例もいくつかある。ロ
ーガンによる米国特許第4680596号では、色調を
変化させるために、上記のアレイを用いて各ピクセルを
印刷している。上記特許では、3ドットの行で1ピクセ
ルの行を構成し、各スキャン毎に各色を印刷する。これ
は、各色のべた組のバンドによる印刷であり、印刷ヘッ
ドの大きさは約2インチかける3インチである。
ノズルを配置したアレイを用いた例もいくつかある。ロ
ーガンによる米国特許第4680596号では、色調を
変化させるために、上記のアレイを用いて各ピクセルを
印刷している。上記特許では、3ドットの行で1ピクセ
ルの行を構成し、各スキャン毎に各色を印刷する。これ
は、各色のべた組のバンドによる印刷であり、印刷ヘッ
ドの大きさは約2インチかける3インチである。
【0013】他にも印刷媒体の移動方向に平行に間隔あ
けて各ノズルを配置したアレイを用いたバンドカラー印
刷の例として、チャン等による米国特許第481285
9号に開示されたものがある。4個のヘッドをそれぞれ
3原色と黒色とに用い、隣接するべた組のバンドで印刷
をする。
けて各ノズルを配置したアレイを用いたバンドカラー印
刷の例として、チャン等による米国特許第481285
9号に開示されたものがある。4個のヘッドをそれぞれ
3原色と黒色とに用い、隣接するべた組のバンドで印刷
をする。
【0014】各ノズルが印刷媒体の移動方向に沿って間
隔あけて配置されたアレイを用いたバンドカラー印刷で
は、どのカラーインクついてもあるカラーインクが乾く
と次のカラーインクを印刷媒体上に乗せ、各色は常に同
じ順序で印刷されていく。カラーアレイがスキャン方向
にのみ間隔をあけて配置されている場合には、すべての
色が各スキャン中に印刷されるが、両スキャン方向では
色を印刷する順序がそれぞれ互いに逆になる。
隔あけて配置されたアレイを用いたバンドカラー印刷で
は、どのカラーインクついてもあるカラーインクが乾く
と次のカラーインクを印刷媒体上に乗せ、各色は常に同
じ順序で印刷されていく。カラーアレイがスキャン方向
にのみ間隔をあけて配置されている場合には、すべての
色が各スキャン中に印刷されるが、両スキャン方向では
色を印刷する順序がそれぞれ互いに逆になる。
【0015】シリアル・ドットマトリクス・カラープリ
ンタによる印刷は、固形カラーインクの場合、ペンのス
キャン方向と平行な際だった縞模様が印刷領域に見られ
る。これらの縞模様は、あるスキャンで印刷されるある
色のバンドと、その次のスキャンで印刷される色のバン
トとが接するところにでき、縞模様の発色が周辺の領域
よりも高いまたは低いという形で現れてしまう。これは
、印刷媒体の送りにおける機械的誤り及びインクのにじ
みの2つが原因である。この誤りを減らすために、各色
のバンドは隣接しているより、インタレースされている
方がよい。上述のように各色のバンドをインタレースす
るということは、先に印刷した色のバンドへ続けて部分
的に同じ色のバンドを重ねることである。これは同時に
ラインインタレースを行う必要があり、また、結果とし
てどんな印刷の欠陥も、例えば1個のノズルなどの印刷
要素の欠陥ということになる。
ンタによる印刷は、固形カラーインクの場合、ペンのス
キャン方向と平行な際だった縞模様が印刷領域に見られ
る。これらの縞模様は、あるスキャンで印刷されるある
色のバンドと、その次のスキャンで印刷される色のバン
トとが接するところにでき、縞模様の発色が周辺の領域
よりも高いまたは低いという形で現れてしまう。これは
、印刷媒体の送りにおける機械的誤り及びインクのにじ
みの2つが原因である。この誤りを減らすために、各色
のバンドは隣接しているより、インタレースされている
方がよい。上述のように各色のバンドをインタレースす
るということは、先に印刷した色のバンドへ続けて部分
的に同じ色のバンドを重ねることである。これは同時に
ラインインタレースを行う必要があり、また、結果とし
てどんな印刷の欠陥も、例えば1個のノズルなどの印刷
要素の欠陥ということになる。
【0016】ラインインタレースとは、隣接するライン
の同じ色のドットがノズルなどの印刷要素により連続す
るスキャンおいて印刷されることである。例えば、第1
、第3、第5、と続く各ラインがあるスキャンで印刷さ
れたときに、第2、第4、第6、と続く各ラインがその
次のスキャンで印刷されるのである。高速プリンタでは
、両方向のスキャンで印刷できると都合がよい。各ライ
ンごとの混色により、どんな印刷の欠陥、つまりここで
はスキャン方向が原因の画像の欠落が、逆方向のライン
におけるスキャンの繰り返しによって生じるが、繰り返
しが遅ければ際だった欠落は生じない。
の同じ色のドットがノズルなどの印刷要素により連続す
るスキャンおいて印刷されることである。例えば、第1
、第3、第5、と続く各ラインがあるスキャンで印刷さ
れたときに、第2、第4、第6、と続く各ラインがその
次のスキャンで印刷されるのである。高速プリンタでは
、両方向のスキャンで印刷できると都合がよい。各ライ
ンごとの混色により、どんな印刷の欠陥、つまりここで
はスキャン方向が原因の画像の欠落が、逆方向のライン
におけるスキャンの繰り返しによって生じるが、繰り返
しが遅ければ際だった欠落は生じない。
【0017】ドロップ・オン・デマンド型プリンタでは
、異なる種類のインクを用いる。これらインクには、大
きく分けると、水性インク又は油性インク及び熱溶性(
ホットメルト)インク又はサーモプラスチックインクが
あり、色の濃度とより多種類の印刷媒体に使用できるこ
とを考えると、いずれも後者のものがよい。カラーイン
クによる印刷、特に熱溶性インクについての一般論は、
ハワード等による米国特許第4741930号に開示さ
れている。
、異なる種類のインクを用いる。これらインクには、大
きく分けると、水性インク又は油性インク及び熱溶性(
ホットメルト)インク又はサーモプラスチックインクが
あり、色の濃度とより多種類の印刷媒体に使用できるこ
とを考えると、いずれも後者のものがよい。カラーイン
クによる印刷、特に熱溶性インクについての一般論は、
ハワード等による米国特許第4741930号に開示さ
れている。
【0018】もし熱溶性インクのドットを乾く前に続け
て、一緒に又は重ねて印刷媒体に乗せていけばインクは
混合する。このようにインクが混合した結果生じる色は
、第1の色が乾いてから第2の色を乗せる場合とは異な
ったものになる。色を印刷していく順序もまた重要であ
り、順序が異なれば色相はシフトとし、色の乱れの現れ
方も違ってくるのである。
て、一緒に又は重ねて印刷媒体に乗せていけばインクは
混合する。このようにインクが混合した結果生じる色は
、第1の色が乾いてから第2の色を乗せる場合とは異な
ったものになる。色を印刷していく順序もまた重要であ
り、順序が異なれば色相はシフトとし、色の乱れの現れ
方も違ってくるのである。
【0019】理想的には、多種類の色を乗せていく順序
は、スキャンの方向に関係なく常に同じであることが望
ましい。さもなくば、次に考えられることは、隣接する
ラインを交互に選択してスキャンするとよい。これによ
って、色相の変化の空間的周波数をできるだけ高くし、
観測者が見たときの色の分布を平均化すればよい。つま
り、複数の色の各色をラインインタレース及びバンドイ
ンタレースし、両方向のスキャンにおいて常に一定順序
でプリントできることが望ましい。
は、スキャンの方向に関係なく常に同じであることが望
ましい。さもなくば、次に考えられることは、隣接する
ラインを交互に選択してスキャンするとよい。これによ
って、色相の変化の空間的周波数をできるだけ高くし、
観測者が見たときの色の分布を平均化すればよい。つま
り、複数の色の各色をラインインタレース及びバンドイ
ンタレースし、両方向のスキャンにおいて常に一定順序
でプリントできることが望ましい。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置では色
を印刷する順序が一定でないためにスキャン方向により
色相が変化したり、各色のバンドとバンドの隣接する部
分のために印刷媒体上に無用な縞模様があらわれるなど
印刷むらが生じることがあった。そこで本発明では一定
の順序で色を印刷していくことができ、印刷むらのない
印刷ができる印刷方法及び装置を提供することを目的と
する。
を印刷する順序が一定でないためにスキャン方向により
色相が変化したり、各色のバンドとバンドの隣接する部
分のために印刷媒体上に無用な縞模様があらわれるなど
印刷むらが生じることがあった。そこで本発明では一定
の順序で色を印刷していくことができ、印刷むらのない
印刷ができる印刷方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】アレイ上の印刷要素の配
列をいくつかの組に分け、各組において各色の印刷要素
をラインごと交互に、かつ印刷媒体上の各プリントライ
ンが同じ色で2度印刷されることがないように並べるこ
とにより、バンドインタレース及びラインインタレース
を実現し、これにより色の印刷順序が一定で印刷むらの
ない多色印刷を行う。
列をいくつかの組に分け、各組において各色の印刷要素
をラインごと交互に、かつ印刷媒体上の各プリントライ
ンが同じ色で2度印刷されることがないように並べるこ
とにより、バンドインタレース及びラインインタレース
を実現し、これにより色の印刷順序が一定で印刷むらの
ない多色印刷を行う。
【0022】
【実施例】図1は本発明によるシリアルドットマトリク
スプリンタの実施例の構成を示すブロック図である。プ
リンタ10は、画像データ源12からスキャンデータを
受け取るが、このスキャンデータは印刷媒体上の予め定
められた画像領域の各ピクセルの色を定めている。
スプリンタの実施例の構成を示すブロック図である。プ
リンタ10は、画像データ源12からスキャンデータを
受け取るが、このスキャンデータは印刷媒体上の予め定
められた画像領域の各ピクセルの色を定めている。
【0023】スキャンデータを受けるプリンタドライバ
13は、プリンタエンジン14の動作を制御する。制御
には、印刷ヘッド16にフォーマットデータを送ること
、及びキャリッジサーボ18が制御する、キャリッジに
伴う印刷ヘッドの移動の制御が含まれる。制御信号は、
プリンタドライバ、キャリッジサーボ及び他の図には示
していない機械システム、例えば印刷中の印刷媒体に対
する印刷ヘッドの動きを制御する印刷媒体送り装置など
との間でやり取りされる。本発明に用いられるプリンタ
10の効果的な実施例の詳細は、特願平2−27313
1「インタレース画像プリント方法」に開示されている
。なお、この明細書には、1色で行うインタレース印刷
の従来技術が記述されている。
13は、プリンタエンジン14の動作を制御する。制御
には、印刷ヘッド16にフォーマットデータを送ること
、及びキャリッジサーボ18が制御する、キャリッジに
伴う印刷ヘッドの移動の制御が含まれる。制御信号は、
プリンタドライバ、キャリッジサーボ及び他の図には示
していない機械システム、例えば印刷中の印刷媒体に対
する印刷ヘッドの動きを制御する印刷媒体送り装置など
との間でやり取りされる。本発明に用いられるプリンタ
10の効果的な実施例の詳細は、特願平2−27313
1「インタレース画像プリント方法」に開示されている
。なお、この明細書には、1色で行うインタレース印刷
の従来技術が記述されている。
【0024】図2にはプリンタ10に用いる印刷ヘッド
のノズルのアレイ20の例が示されており、アレイ20
は適当な紙のシートなどの印刷媒体22に近接して設置
される。アレイ20は、複数の黒色用ノズル26からな
る第1のグループ24、及びいくつかの色の複数の印刷
ノズル30からなる第2のグループ28とを含み、黒、
白及びその他、上記アレイの持つ色のスペクトルの範囲
内の色が表現できる。
のノズルのアレイ20の例が示されており、アレイ20
は適当な紙のシートなどの印刷媒体22に近接して設置
される。アレイ20は、複数の黒色用ノズル26からな
る第1のグループ24、及びいくつかの色の複数の印刷
ノズル30からなる第2のグループ28とを含み、黒、
白及びその他、上記アレイの持つ色のスペクトルの範囲
内の色が表現できる。
【0025】アレイの各ノズルのグループはそれぞれ1
2のノズルを持つ。これらグループは4個のノズルから
なる組で3組に分けられる。グループ24は組32、3
3及び34からなり、グループ28は組36、37及び
38からなる。グループ24は、グループ28の垂直方
向(印刷媒体の移動方向)の上側に配置されているので
、アレイが一回スキャンする間に、組32と組38は同
じラインを印刷することになる。上記のように6組のノ
ズルの組で、一回のスキャンの間にそれぞれ4ラインか
らなる組40、41、42、43及び44の5組を印刷
する。
2のノズルを持つ。これらグループは4個のノズルから
なる組で3組に分けられる。グループ24は組32、3
3及び34からなり、グループ28は組36、37及び
38からなる。グループ24は、グループ28の垂直方
向(印刷媒体の移動方向)の上側に配置されているので
、アレイが一回スキャンする間に、組32と組38は同
じラインを印刷することになる。上記のように6組のノ
ズルの組で、一回のスキャンの間にそれぞれ4ラインか
らなる組40、41、42、43及び44の5組を印刷
する。
【0026】図2及び以下で用いる図3から12におい
て、インクの色は幾何的なシンボルにより表現される。 図2では、三角形は黒色を表し、四角形、ひし形及び円
形はそれぞれ他の3色、例えば周知の減法混色の3原色
マゼンタ、シアン及び黄色のうちの1色を表している。 もちろん、他の色を用いてもかまわない。
て、インクの色は幾何的なシンボルにより表現される。 図2では、三角形は黒色を表し、四角形、ひし形及び円
形はそれぞれ他の3色、例えば周知の減法混色の3原色
マゼンタ、シアン及び黄色のうちの1色を表している。 もちろん、他の色を用いてもかまわない。
【0027】印刷媒体上の三角形からなる柱46は、グ
ループ24のノズルによって、各ラインがアドレスされ
、印刷されることを示している。四角形、ひし形及び円
形からなる柱48は、グループ28のノズルによって各
ラインがアドレスされることを示している。柱48は多
種の色からなるが、これについては図3以下を用いてさ
らに詳しく述べる。図3では、スキャンと次のスキャン
が始まるまでの間にアレイは印刷媒体の下方向に移動す
るが、その移動幅Dはプリントラインの4ライン分、又
はノズルの組の1組分に等しい。
ループ24のノズルによって、各ラインがアドレスされ
、印刷されることを示している。四角形、ひし形及び円
形からなる柱48は、グループ28のノズルによって各
ラインがアドレスされることを示している。柱48は多
種の色からなるが、これについては図3以下を用いてさ
らに詳しく述べる。図3では、スキャンと次のスキャン
が始まるまでの間にアレイは印刷媒体の下方向に移動す
るが、その移動幅Dはプリントラインの4ライン分、又
はノズルの組の1組分に等しい。
【0028】バンドインタレース及びラインインタレー
スを行って黒色を印刷するには、従来技術にあるように
、4個の黒色用ノズルからなるノズルの組のうち上側の
2組なかで、三角形のシンボルから出ている矢印の方向
に従って、スキャンの方向によりノズルを選択して印刷
する。
スを行って黒色を印刷するには、従来技術にあるように
、4個の黒色用ノズルからなるノズルの組のうち上側の
2組なかで、三角形のシンボルから出ている矢印の方向
に従って、スキャンの方向によりノズルを選択して印刷
する。
【0029】アレイの配列は、原色が印刷されてから黒
色が印刷されるように構成されている。これはインクが
すぐに乾かないため、混色する可能があることを考える
と重要である。黒色を最後に印刷すれば、他の色に対し
て一定の順序を保って印刷ができる。また、黒色のみ使
用するときは、グループ28は使用せず、グループ24
のノズルをすべて使用するので、カラー画像を印刷する
場合に較べて3倍早く印刷できる。
色が印刷されるように構成されている。これはインクが
すぐに乾かないため、混色する可能があることを考える
と重要である。黒色を最後に印刷すれば、他の色に対し
て一定の順序を保って印刷ができる。また、黒色のみ使
用するときは、グループ28は使用せず、グループ24
のノズルをすべて使用するので、カラー画像を印刷する
場合に較べて3倍早く印刷できる。
【0030】図2は理想的な実施例を示しており、黒色
は常に他のすべての色が印刷された後に所定のラインに
印刷される。(黒色は他のどの色とも同じ位置に印刷さ
れることはなく、さらに、減法混色の3原色が、3色と
も同じ位置に同時に印刷されることもないことに注意す
る必要がある。)また、この実施例においてアレイを垂
直方向に延長しても良い。このもう一つの実施例は、図
2に破線で示されており、グループ24を延長して黒色
用ノズルのグループ24’を作れば、カラーノズルがあ
るすべてのラインに黒色用ノズルがあることになる。こ
れは、垂直方向においてもっとも小型であり、この意味
で理想的な実施例である。
は常に他のすべての色が印刷された後に所定のラインに
印刷される。(黒色は他のどの色とも同じ位置に印刷さ
れることはなく、さらに、減法混色の3原色が、3色と
も同じ位置に同時に印刷されることもないことに注意す
る必要がある。)また、この実施例においてアレイを垂
直方向に延長しても良い。このもう一つの実施例は、図
2に破線で示されており、グループ24を延長して黒色
用ノズルのグループ24’を作れば、カラーノズルがあ
るすべてのラインに黒色用ノズルがあることになる。こ
れは、垂直方向においてもっとも小型であり、この意味
で理想的な実施例である。
【0031】アレイ20または20’は代表的な例では
あるが、実用的な実施例はアレイ20’の寸法を4倍し
たものである。つまり、48個の黒色用ノズル及び48
個の多種のカラーノズルを具え、4個のノズルで一組と
する代わりに16個のノズルで一組とする。ただし、色
を印刷する順序は長くなるだけで上述と同様である。
あるが、実用的な実施例はアレイ20’の寸法を4倍し
たものである。つまり、48個の黒色用ノズル及び48
個の多種のカラーノズルを具え、4個のノズルで一組と
する代わりに16個のノズルで一組とする。ただし、色
を印刷する順序は長くなるだけで上述と同様である。
【0032】基本の3色を受け持つノズル30はどんな
順番で並べても良いが、ある特別な順番で並べれば、す
べての印刷媒体上のプリントラインを各色のノズルが一
回スキャンするだけで印刷できる。図3から13は、上
述してきた印刷システムの条件を満たす様々なアレイの
配列を示したものである。このとき、時間は左から右に
経過するものとする。このように、色を乗せる順序は、
連続する1から3または4回のスキャンで定まるインク
を乗せる時間関係に従って決まり、同じプリントライン
に示されるシンボルは互いに重ねられるものとする。
順番で並べても良いが、ある特別な順番で並べれば、す
べての印刷媒体上のプリントラインを各色のノズルが一
回スキャンするだけで印刷できる。図3から13は、上
述してきた印刷システムの条件を満たす様々なアレイの
配列を示したものである。このとき、時間は左から右に
経過するものとする。このように、色を乗せる順序は、
連続する1から3または4回のスキャンで定まるインク
を乗せる時間関係に従って決まり、同じプリントライン
に示されるシンボルは互いに重ねられるものとする。
【0033】図3と図4は、混色により2色印刷するた
めのカラーノズルの並べ方をそれぞれ示している。図3
は円形とひし形で表される2色を印刷要素の組として選
択し、この2色がプリントラインごとに入れ替ることで
印刷していく。印刷媒体に対し印刷ヘッドを常に一定な
幅で前方に移動させるためには、各色のノズルの数Nは
奇数でなければならない。
めのカラーノズルの並べ方をそれぞれ示している。図3
は円形とひし形で表される2色を印刷要素の組として選
択し、この2色がプリントラインごとに入れ替ることで
印刷していく。印刷媒体に対し印刷ヘッドを常に一定な
幅で前方に移動させるためには、各色のノズルの数Nは
奇数でなければならない。
【0034】図3では各色ごとそれぞれ3個のノズルを
使用し、あるスキャンと次のスキャンが始まるまでに、
幅にして3ラインに等しい距離Dだけ印刷ヘッドが移動
する。色を重ねていく順序は、線で囲まれた領域50に
示されている。色を重ねていく順序はバンドの端を除け
ばすべてのプリントラインで交互に替わっている。
使用し、あるスキャンと次のスキャンが始まるまでに、
幅にして3ラインに等しい距離Dだけ印刷ヘッドが移動
する。色を重ねていく順序は、線で囲まれた領域50に
示されている。色を重ねていく順序はバンドの端を除け
ばすべてのプリントラインで交互に替わっている。
【0035】上述の方法及び配列で、バンドインタレー
ス及びラインインタレースが実現できる。ある色のバン
ドは、ここでは5(2N−1、ただしN=3)ラインで
ある。印刷ヘッドの移動幅Nラインは、ライン数が整数
で、できるだけ(2N−1)/2ラインに近い方がよい
。ラインインタレースでは、印刷ヘッドの移動距離Dは
ラインの奇数個の幅に等しいので、一回のスキャンで、
ある色が奇数番目のプリントラインにのみ印刷したら、
その次のスキャンではその色は偶数番目のプリントライ
ンのみ印刷することになる。
ス及びラインインタレースが実現できる。ある色のバン
ドは、ここでは5(2N−1、ただしN=3)ラインで
ある。印刷ヘッドの移動幅Nラインは、ライン数が整数
で、できるだけ(2N−1)/2ラインに近い方がよい
。ラインインタレースでは、印刷ヘッドの移動距離Dは
ラインの奇数個の幅に等しいので、一回のスキャンで、
ある色が奇数番目のプリントラインにのみ印刷したら、
その次のスキャンではその色は偶数番目のプリントライ
ンのみ印刷することになる。
【0036】図4は2色を各ラインに交互に印刷するた
めの配列を示している。印刷ヘッドのアレイは4個のカ
ラーノズルからなる組が2組集まってできている。各ノ
ズルの組は各色のノズルを交互に並べているが、その並
び順序は両組で互いに逆になっている。例えば、スキャ
ン1において円形で表される色は第1組ではライン1及
び3にあり、第2組ではライン6及び8にある。図から
わかるように、ある色についてみれば、一方の組では常
に奇数番目のラインを印刷し、他方の組では常に偶数番
目のラインを印刷している。
めの配列を示している。印刷ヘッドのアレイは4個のカ
ラーノズルからなる組が2組集まってできている。各ノ
ズルの組は各色のノズルを交互に並べているが、その並
び順序は両組で互いに逆になっている。例えば、スキャ
ン1において円形で表される色は第1組ではライン1及
び3にあり、第2組ではライン6及び8にある。図から
わかるように、ある色についてみれば、一方の組では常
に奇数番目のラインを印刷し、他方の組では常に偶数番
目のラインを印刷している。
【0037】線で囲まれた領域52を見ると、どのプリ
ントラインも交互に色が替わっている。円形のバンドは
8ラインに広がり、ひし形のバンドは6ラインに広がっ
ていることを考えると、円形のバンドインタレースの方
が完全に近く、一方、ひし形の方は部分的なバンドイン
タレースといえる。さらにひし形は、隣り合わせに並ん
だところがあるので、各スキャンの際にひし形の色で隣
接する2ラインが同時に印刷されるところがでてくる。 この点を除けば、ラインインタレースとなっている。
ントラインも交互に色が替わっている。円形のバンドは
8ラインに広がり、ひし形のバンドは6ラインに広がっ
ていることを考えると、円形のバンドインタレースの方
が完全に近く、一方、ひし形の方は部分的なバンドイン
タレースといえる。さらにひし形は、隣り合わせに並ん
だところがあるので、各スキャンの際にひし形の色で隣
接する2ラインが同時に印刷されるところがでてくる。 この点を除けば、ラインインタレースとなっている。
【0038】図5から10は上記と異なり、印刷ヘッド
のアレイ上の3色、例えば、減法混色の3原色シアン、
マゼンタ及び黄色による配置例を示している。図5は3
色のノズルからなる各組において3色を交互に並べた例
を示している。あるラインが同じ色でだぶって印刷され
ないようにするため、各色のノズルの数Nは3の整数倍
であってはいけない。例に示したものには、各色ごと4
個のノズルが用意され、カラーアレイはスキャンとスキ
ャンの間に幅にして4ラインだけ印刷媒体に対して進む
。
のアレイ上の3色、例えば、減法混色の3原色シアン、
マゼンタ及び黄色による配置例を示している。図5は3
色のノズルからなる各組において3色を交互に並べた例
を示している。あるラインが同じ色でだぶって印刷され
ないようにするため、各色のノズルの数Nは3の整数倍
であってはいけない。例に示したものには、各色ごと4
個のノズルが用意され、カラーアレイはスキャンとスキ
ャンの間に幅にして4ラインだけ印刷媒体に対して進む
。
【0039】線で囲まれた領域54が示すように、どの
ラインも各色がそれぞれ一回だけアドレスされているが
、各色の組み合わせがプリントラインごとに完全に入れ
替わっているわけではない。円形から四角形へ、四角形
からひし形へ及びひし形から円形へという3つの順序の
内2つが各プリントラインで順次繰り返されている。 しかし、各色ともバンドインタレース及びラインインタ
レースになっている。
ラインも各色がそれぞれ一回だけアドレスされているが
、各色の組み合わせがプリントラインごとに完全に入れ
替わっているわけではない。円形から四角形へ、四角形
からひし形へ及びひし形から円形へという3つの順序の
内2つが各プリントラインで順次繰り返されている。 しかし、各色ともバンドインタレース及びラインインタ
レースになっている。
【0040】図6に示す色の配列は図2に示したカラー
ジェットプリンタの配列と同じである。図6に関しては
、それぞれ4個のノズルからなる組が3組使われ、各組
はプリントラインごと2色を交互に印刷する。各組はそ
れぞれ四角形と円形、ひし形と四角形及び円形とひし形
の3対のうちの1対を印刷する。図6に示された一連の
スキャンからわかるように、第9及び10ラインは3色
すべてが重なって印刷される最初のラインになる。色が
重なって印刷された結果については、線で囲まれた領域
56で示される。第9ラインでは円形で示される色が最
初にアドレス(印刷)され、続いてひし形で示される色
、さらに四角形で示される色が印刷される。上記のよう
に、ひし形と四角形が印刷される前に円形が印刷され、
四角形が印刷される前にひし形が印刷される 第10
ラインではひし形が四角形と円形の前で印刷され、四角
形が円形の前に印刷されている。この第9及び第10の
並びのパターンはすべてのラインに適用されるもので、
第4スキャンやそれ以降について同じである。
ジェットプリンタの配列と同じである。図6に関しては
、それぞれ4個のノズルからなる組が3組使われ、各組
はプリントラインごと2色を交互に印刷する。各組はそ
れぞれ四角形と円形、ひし形と四角形及び円形とひし形
の3対のうちの1対を印刷する。図6に示された一連の
スキャンからわかるように、第9及び10ラインは3色
すべてが重なって印刷される最初のラインになる。色が
重なって印刷された結果については、線で囲まれた領域
56で示される。第9ラインでは円形で示される色が最
初にアドレス(印刷)され、続いてひし形で示される色
、さらに四角形で示される色が印刷される。上記のよう
に、ひし形と四角形が印刷される前に円形が印刷され、
四角形が印刷される前にひし形が印刷される 第10
ラインではひし形が四角形と円形の前で印刷され、四角
形が円形の前に印刷されている。この第9及び第10の
並びのパターンはすべてのラインに適用されるもので、
第4スキャンやそれ以降について同じである。
【0041】ところで、3色すべてを同じ位置に印刷し
てできる、3色が混合した黒色は、どうしても際だって
色相がずれ、濁った色になってしまうので、2色より多
くの色を同じ位置に印刷するのは好ましくない。これは
、減法混色の3原色が必ずしも理想的ではないからであ
る。よって、純粋な黒色を印刷するには、専用ノズルを
用いるのが望ましい。
てできる、3色が混合した黒色は、どうしても際だって
色相がずれ、濁った色になってしまうので、2色より多
くの色を同じ位置に印刷するのは好ましくない。これは
、減法混色の3原色が必ずしも理想的ではないからであ
る。よって、純粋な黒色を印刷するには、専用ノズルを
用いるのが望ましい。
【0042】図2に戻って考えると、ひし形(第1の色
)と円形(第2の色)が、ノズルからなる第1の組36
において、四角形(第3の色)とひし形が第2の組37
において、さらに円形と四角形が第3の組38において
、それぞれ交互に並べられている。これによって、ある
組のある色が奇数ラインを印刷していれば、その同じ色
は他のある組で偶数ラインを印刷しているので、すべて
のラインが各色で印刷される。
)と円形(第2の色)が、ノズルからなる第1の組36
において、四角形(第3の色)とひし形が第2の組37
において、さらに円形と四角形が第3の組38において
、それぞれ交互に並べられている。これによって、ある
組のある色が奇数ラインを印刷していれば、その同じ色
は他のある組で偶数ラインを印刷しているので、すべて
のラインが各色で印刷される。
【0043】図6に示す本発明による印刷方法及びノズ
ルのアレイは、四角形とひし形によるバンドインタレー
ス及び3色すべてによるラインインタレースを提示して
いる。延長された実用的実施例では、四角形とひし形の
各バンドはそれぞれ32ラインに広がっている。このア
レイは、一対の色(ひし形と四角形)を一定の順序で印
刷し、さらに2組の色の対(円形とひし形及び円形と四
角形)を隣接するラインに交互に印刷するものである。
ルのアレイは、四角形とひし形によるバンドインタレー
ス及び3色すべてによるラインインタレースを提示して
いる。延長された実用的実施例では、四角形とひし形の
各バンドはそれぞれ32ラインに広がっている。このア
レイは、一対の色(ひし形と四角形)を一定の順序で印
刷し、さらに2組の色の対(円形とひし形及び円形と四
角形)を隣接するラインに交互に印刷するものである。
【0044】図7は従来例を示しており、ノズルなどの
印刷要素からなる組36、37及び38にはそれぞれ一
色が与えられており、第1の組36には円形、第2の組
37にはひし形及び第3の組38には四角形で表される
色が与えられる。線で囲まれた領域58が示すように、
3色がどのラインにおいても一定順序で印刷される。つ
まり、どちらのラインでも円形がひし形と四角形の前に
印刷され、ひし形は四角形の前に印刷されている。しか
し、この例は、バンドインタレースでもラインインタレ
ースでもない。
印刷要素からなる組36、37及び38にはそれぞれ一
色が与えられており、第1の組36には円形、第2の組
37にはひし形及び第3の組38には四角形で表される
色が与えられる。線で囲まれた領域58が示すように、
3色がどのラインにおいても一定順序で印刷される。つ
まり、どちらのラインでも円形がひし形と四角形の前に
印刷され、ひし形は四角形の前に印刷されている。しか
し、この例は、バンドインタレースでもラインインタレ
ースでもない。
【0045】図8は他の実施例を示しており、第1、第
2のノズルの組36及び37はそれぞれ円形とひし形が
交互に並べてあり、第3のノズルの組38は四角形のみ
で構成される。線で囲まれた領域60が示すように、こ
の実施例では2色(円形とひし形)はラインインタレー
ス及びバンドインタレースしており、2組の色の対(ひ
し形と四角形及び円形と四角形)は一定順序で色が重ね
て印刷される。しかし、第3の色(四角形)の印刷は、
ラインインタレースでもバンドインタレースでもない。
2のノズルの組36及び37はそれぞれ円形とひし形が
交互に並べてあり、第3のノズルの組38は四角形のみ
で構成される。線で囲まれた領域60が示すように、こ
の実施例では2色(円形とひし形)はラインインタレー
ス及びバンドインタレースしており、2組の色の対(ひ
し形と四角形及び円形と四角形)は一定順序で色が重ね
て印刷される。しかし、第3の色(四角形)の印刷は、
ラインインタレースでもバンドインタレースでもない。
【0046】図9ではノズルの組37を単色、ここでは
ひし形だけで構成することによって、真ん中に単色の組
ができる。第1、第3のノズルの組36及び38は四角
形と円形で表される色を交互に並べて構成される。線で
囲まれた領域62が示すようにこの配列では、どのライ
ンも3色が順次代わって重なって印刷される。しかし、
3色のうちひし形についてはラインインタレースではな
く、また、バンドインタレースについても部分的である
。
ひし形だけで構成することによって、真ん中に単色の組
ができる。第1、第3のノズルの組36及び38は四角
形と円形で表される色を交互に並べて構成される。線で
囲まれた領域62が示すようにこの配列では、どのライ
ンも3色が順次代わって重なって印刷される。しかし、
3色のうちひし形についてはラインインタレースではな
く、また、バンドインタレースについても部分的である
。
【0047】図10は3色の配列についての最後の例で
ある。この配列は図6の配列からの転用であるが、この
配列は4ラインごとに4組に分けられる。両端の2組は
それぞれ異なる単色をラインごと交互に印刷し、真ん中
にある2組は2色の対をラインごと交互に印刷する。線
で囲まれた領域64が示すように、各ラインがそれぞれ
各色で一回印刷されるには4回のスキャンが必要である
。この配列は、より長い印刷ヘッドが必要になるが、3
色すべてを一定の順序で印刷できる。さらに、部分的に
バンドインタレースしており、3色すべてがラインイン
タレースしている。
ある。この配列は図6の配列からの転用であるが、この
配列は4ラインごとに4組に分けられる。両端の2組は
それぞれ異なる単色をラインごと交互に印刷し、真ん中
にある2組は2色の対をラインごと交互に印刷する。線
で囲まれた領域64が示すように、各ラインがそれぞれ
各色で一回印刷されるには4回のスキャンが必要である
。この配列は、より長い印刷ヘッドが必要になるが、3
色すべてを一定の順序で印刷できる。さらに、部分的に
バンドインタレースしており、3色すべてがラインイン
タレースしている。
【0048】図11から13は4色による配列の例であ
る。図11では、各色が順次かわっていく並び順でノズ
ルの組を一組構成している。仮に一色あたりのノズル数
Nが偶数であっても、印刷ヘッドはスキャンごとの移動
距離DをN−1ラインとN+1ラインとを交互にすれば
良い。Nが奇数ならば、各ラインを各スキャンごと一定
の移動距離Dで移動し、すべてのラインそれぞれを各色
のノズルが一回スキャンするだけで印刷することができ
る。
る。図11では、各色が順次かわっていく並び順でノズ
ルの組を一組構成している。仮に一色あたりのノズル数
Nが偶数であっても、印刷ヘッドはスキャンごとの移動
距離DをN−1ラインとN+1ラインとを交互にすれば
良い。Nが奇数ならば、各ラインを各スキャンごと一定
の移動距離Dで移動し、すべてのラインそれぞれを各色
のノズルが一回スキャンするだけで印刷することができ
る。
【0049】図11では、一色あたりのノズル数Nを3
としており、線で囲まれた領域66が示すように、各ラ
インにすべての色を印刷するには4回のスキャンが必要
である。また、一つのバンド9ラインのうちの3ライン
を一回のスキャンで印刷ヘッドの移動距離Dとしている
。この例も完全なラインインタレースである。しかし、
色を重ねていく順序は部分的に順次代わっていないとこ
ろがあるラインもあれば、すべて順次代わっていくライ
ンもあるので、順序が常に一致するわけではない。
としており、線で囲まれた領域66が示すように、各ラ
インにすべての色を印刷するには4回のスキャンが必要
である。また、一つのバンド9ラインのうちの3ライン
を一回のスキャンで印刷ヘッドの移動距離Dとしている
。この例も完全なラインインタレースである。しかし、
色を重ねていく順序は部分的に順次代わっていないとこ
ろがあるラインもあれば、すべて順次代わっていくライ
ンもあるので、順序が常に一致するわけではない。
【0050】図12は好ましい4色の配列の例であり、
4色すべてに同じ数のノズルが割り当てられている。そ
れぞれ4個のノズルからなる組が4組集まってできてお
り、第1のノズルの組は三角形と四角形を、第2のノズ
ルの組はひし形と四角形を、第3のノズルの組はひし形
と円形を、そして第4のノズルの組は三角形と円形をそ
れぞれ交互に並べて構成されている。各色はそれぞれ、
ある一組で偶数ラインを印刷するときは、他のある一組
では奇数ラインを印刷するように配列されている。これ
を図10の3色、四角形、ひし形及び円形による配置と
比較すれば、図12の配置は三角形に対応するノズルを
省略すれば図10と同じものであり、同様に理想的であ
ることがわかる。
4色すべてに同じ数のノズルが割り当てられている。そ
れぞれ4個のノズルからなる組が4組集まってできてお
り、第1のノズルの組は三角形と四角形を、第2のノズ
ルの組はひし形と四角形を、第3のノズルの組はひし形
と円形を、そして第4のノズルの組は三角形と円形をそ
れぞれ交互に並べて構成されている。各色はそれぞれ、
ある一組で偶数ラインを印刷するときは、他のある一組
では奇数ラインを印刷するように配列されている。これ
を図10の3色、四角形、ひし形及び円形による配置と
比較すれば、図12の配置は三角形に対応するノズルを
省略すれば図10と同じものであり、同様に理想的であ
ることがわかる。
【0051】線で囲まれた領域68は、色を重ねる順序
は図10の3色の場合と同じであることを示している。 4色を重ねる順序は各ラインごとで順次かわっていく。 ここで、三角形には黒色を割り当て、3原色に他の3つ
のシンボルを割り当てれば効果的である。この配置はラ
インインタレースと部分的バンドインタレースになって
いる。
は図10の3色の場合と同じであることを示している。 4色を重ねる順序は各ラインごとで順次かわっていく。 ここで、三角形には黒色を割り当て、3原色に他の3つ
のシンボルを割り当てれば効果的である。この配置はラ
インインタレースと部分的バンドインタレースになって
いる。
【0052】図13は、4色が2色を1対とする2組か
らなると考えて配列した例を示している。各対を、ここ
では黄色(Y)と黒色(K)及びマゼンタ(M)とシア
ン(C)として、この2組の対を図4による2色と置き
換えて同じように配列する。2色からなる対がアレイ上
の垂直方向に並んでいるので、2回のスキャンで1ライ
ンが印刷される。1ラインは2組の対により印刷される
ので、対とその次の対の色が印刷されるまでに遅延時間
が生じる。しかし、この配列によれば印刷ヘッドを小型
化できる。
らなると考えて配列した例を示している。各対を、ここ
では黄色(Y)と黒色(K)及びマゼンタ(M)とシア
ン(C)として、この2組の対を図4による2色と置き
換えて同じように配列する。2色からなる対がアレイ上
の垂直方向に並んでいるので、2回のスキャンで1ライ
ンが印刷される。1ラインは2組の対により印刷される
ので、対とその次の対の色が印刷されるまでに遅延時間
が生じる。しかし、この配列によれば印刷ヘッドを小型
化できる。
【0053】図13の配列は特に熱溶性インクに適して
いる。それは熱溶性インクは印刷媒体に乗ったインクに
、重ねてまたは隣接させてインクを乗せれば、互いに混
色するからである。黒色を他色の点に重ねることはない
ので、他の色と混色することがない。線で囲まれた領域
70が示すように、赤色を作る黄色とマゼンタの組み合
わせを除けば、色の組み合わせはラインごとに選択され
る。黄色とマゼンタの対をアレイ上の同じラインにした
のは、視覚は緑色より赤色を感じ難く、赤色の縞模様ま
たは乱れが比較的めだたないことを利用している。一方
、青色を作る組み合わせのマゼンタとシアン、及び緑色
を作る組み合わせのシアンと黄色はそれぞれ異なるライ
ンに配列されており、スキャンで色を重ねることにより
安定した色が作くられる。図10の実施例が示すように
、同じアレイ上の隣接するラインにノズルを並べず、各
ノズルの垂直方向に2倍の行間をあけて配列しても良い
が、その場合アレイの寸法が2倍になってしまう。
いる。それは熱溶性インクは印刷媒体に乗ったインクに
、重ねてまたは隣接させてインクを乗せれば、互いに混
色するからである。黒色を他色の点に重ねることはない
ので、他の色と混色することがない。線で囲まれた領域
70が示すように、赤色を作る黄色とマゼンタの組み合
わせを除けば、色の組み合わせはラインごとに選択され
る。黄色とマゼンタの対をアレイ上の同じラインにした
のは、視覚は緑色より赤色を感じ難く、赤色の縞模様ま
たは乱れが比較的めだたないことを利用している。一方
、青色を作る組み合わせのマゼンタとシアン、及び緑色
を作る組み合わせのシアンと黄色はそれぞれ異なるライ
ンに配列されており、スキャンで色を重ねることにより
安定した色が作くられる。図10の実施例が示すように
、同じアレイ上の隣接するラインにノズルを並べず、各
ノズルの垂直方向に2倍の行間をあけて配列しても良い
が、その場合アレイの寸法が2倍になってしまう。
【0054】本発明を実施するに当たっては、印刷ヘッ
ドのアレイ、各色のノズルの組の数及び各組がもつ色の
数は様々に変えることができることはいうまでもない。
ドのアレイ、各色のノズルの組の数及び各組がもつ色の
数は様々に変えることができることはいうまでもない。
【発明の効果】各色を印刷する順序を各ラインで一定に
することができ、さらにバンドインタレース及びライン
インタレースが行われるので、両方向スキャンにおいて
も印刷むらの少ない多色印刷が可能になる。
することができ、さらにバンドインタレース及びライン
インタレースが行われるので、両方向スキャンにおいて
も印刷むらの少ない多色印刷が可能になる。
【図1】本発明によるインクジェットプリンタの印刷ヘ
ッドのアレイの実施例及び印刷媒体の典型的スキャンの
実施例
ッドのアレイの実施例及び印刷媒体の典型的スキャンの
実施例
【図2】本発明による印刷装置の実施例の略ブロック図
【図3】2色印刷する場合における印刷ヘッドのアレイ
の配置例。
の配置例。
【図4】2色印刷する場合における印刷ヘッドのアレイ
の他の配置例。
の他の配置例。
【図5】3色印刷する場合における印刷ヘッドのアレイ
の配置例
の配置例
【図6】3色印刷する場合における印刷ヘッドのアレイ
の配置例。
の配置例。
【図7】3印刷する場合における印刷ヘッドのアレイの
配置の従来例。
配置の従来例。
【図8】3色印刷する場合における印刷ヘッドのアレイ
の配置例。
の配置例。
【図9】3色印刷する場合における印刷ヘッドのアレイ
の配置例。
の配置例。
【図10】3色印刷する場合における印刷ヘッドのアレ
イの配置例。
イの配置例。
【図11】4色印刷する場合における印刷ヘッドのアレ
イの配置例。
イの配置例。
【図12】4色印刷する場合における印刷ヘッドのアレ
イの配置例。
イの配置例。
【図13】4色印刷する場合において、2色を一対とし
て用いる印刷ヘッドのアレイの配置例。
て用いる印刷ヘッドのアレイの配置例。
10 シリアルドットマトリクスプリンタ12 画
像データ源 13 プリンタドライバ 14 プリンタエンジン 16 印刷ヘッド 18 キャリッジサーボ 20 アレイ 20’延長したアレイ 24 黒色用ノズルのグループ 24’延長したグループ24 26 黒色用ノズル 26’延長したアレイ20’上の黒色用ノズル28
カラー用ノズルのグループ 30 カラー用ノズル 32 黒色用ノズルの組 32’黒色用ノズルの組 33 黒色用ノズルの組 33’黒色用ノズルの組 34 黒色用ノズルの組 34’黒色用ノズルの組 36 カラー用ノズルの組 37 カラー用ノズルの組 38 カラー用ノズルの組 40 プリントラインの組 41 プリントラインの組 42 プリントラインの組 43 プリントラインの組 44 プリントラインの組
像データ源 13 プリンタドライバ 14 プリンタエンジン 16 印刷ヘッド 18 キャリッジサーボ 20 アレイ 20’延長したアレイ 24 黒色用ノズルのグループ 24’延長したグループ24 26 黒色用ノズル 26’延長したアレイ20’上の黒色用ノズル28
カラー用ノズルのグループ 30 カラー用ノズル 32 黒色用ノズルの組 32’黒色用ノズルの組 33 黒色用ノズルの組 33’黒色用ノズルの組 34 黒色用ノズルの組 34’黒色用ノズルの組 36 カラー用ノズルの組 37 カラー用ノズルの組 38 カラー用ノズルの組 40 プリントラインの組 41 プリントラインの組 42 プリントラインの組 43 プリントラインの組 44 プリントラインの組
Claims (4)
- 【請求項1】中心線がそれぞれ所定のライン間隔をもつ
複数のプリントラインに沿って印刷媒体にカラー画像を
印刷する方法であって、複数のプリントラインからなる
第1の組上に交互に第1及び第2の色を印刷し、複数の
プリントラインからなる第2の組上に交互に上記第1及
び上記第2の色を印刷し、このとき上記複数のプリント
ラインからなる第1の組上の上記第1の色が印刷されて
いない上記複数のプリントラインに上記第1の色を印刷
する方法。 - 【請求項2】中心線がそれぞれ所定のライン間隔をもつ
複数のプリントラインに沿って印刷媒体にカラー画像を
印刷する方法であって、第1と第2の色を同時に、複数
のプリントラインの組上に交互に印刷し、第1と第3の
色を同時に、上記複数のプリントラインの組上に交互に
印刷し、上記複数のプリントラインの組上に第2の色を
印刷し、上記複数のプリントラインの組上に第3の色を
印刷し、上記各複数のプリントラインを同じ色で2度印
刷することなく印刷する方法。 - 【請求項3】中心線がそれぞれ所定のライン間隔をもつ
複数のプリントラインに沿って印刷媒体にカラー画像を
印刷する方法であって、第1と第2の色を、複数のプリ
ントラインの第1の組上に交互に印刷し、上記複数のプ
リントラインの第1の組を印刷しながら上記第1と第3
の色を、複数のプリントラインの第2の組上に交互に印
刷し、上記複数のプリントラインの第1の組を印刷しな
がら上記第2及び上記第3の色を複数のプリントライン
の第3の組上に交互に印刷する方法。 - 【請求項4】印刷媒体上で中心線がそれぞれ所定のライ
ン間隔をもつ複数のプリントラインから構成され、印刷
媒体上の所定の領域を選択して印刷されるカラー画像を
印刷する装置であって、印刷媒体に対して移動可能で、
印刷要素の第1組を持ち、該印刷要素の第1組は同時に
印刷する上記複数のプリントラインに対応して複数の印
刷要素を持ち、該印刷要素の各要素はそれぞれある一色
を印刷し、上記印刷要素の組が2色を交互に印刷する印
刷ヘッドと、画像を作るすべての上記複数のプリントラ
インが、各色の上記印刷要素による一回のスキャンだけ
で印刷されるよう、上記印刷媒体に対して上記印刷ヘッ
ドを移動させる手段とを有する装置。
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US528518 | 1990-05-25 | ||
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1990
- 1990-05-25 US US07/528,518 patent/US5059984A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-24 EP EP19910304735 patent/EP0458650A3/en not_active Withdrawn
- 1991-05-24 JP JP3149381A patent/JP2651877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |