JP2003182066A - 紙移動によるバンディングを減少するための印刷方法及び装置 - Google Patents
紙移動によるバンディングを減少するための印刷方法及び装置Info
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Abstract
を印刷媒体に対して動かすことによって、バンディング
を減少した、ドットマトリックス印刷方法を提供する。 【解決手段】本方法は相互割込印刷工程及び/又は飛越
し走査工程によって複数の印刷パス中に像を筆記する工
程を含み、筆記工程は少なくとも二つの部分像の印刷パ
ス間に高速走査方向に垂直な低速走査方向において移動
距離工程で印刷媒体を動かすことを含む。各部分像の一
つのスワースを書いた後の全ての移動距離工程の合計は
正確に一つのヘッド長さであり、移動距離工程は少なく
とも二つの異なる工程長さで実施される。少なくとも二
つの異なる工程長さで移動距離工程によって、部分像に
よって像をドットマトリックス印刷するための装置も提
供される。
Description
触印刷の如き印刷のための方法及び装置に関する。
方法の一つである。ドットマトリックスプリンタを使用
するデジタル印刷はパーソナルコンピュータの如きコン
ピュータ装置に記憶されるテキスト及びグラフィックス
の迅速印刷を可能にする。これらの印刷法は平版印刷版
の如き中間印刷版の特別な製造及び時間消費なしで経済
的な価格でアイディアやコンセプトの印刷物への迅速な
変換を可能にする。デジタル印刷法の開発は住宅環境で
あっても平均的な人に対して印刷を経済的に実現する。
ばしば複数のマーキング要素(例えばインクジェットノ
ズル)を有する印刷ヘッド(例えばインクジェット印刷
ヘッド)の使用を伴う。マーキング要素はマーキング材
料(例えばインク又は樹脂)を印刷ヘッドから印刷媒体
(例えば紙又はプラスチック)へ移す。印刷はモノクロ
(例えば黒)、又は多色(例えばCMY(シアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラック=C,M,Yの組み合わせか
ら作られる加工処理ブラック)、CMYK(シアン、マ
ゼンタ、イエロー、ブラック)、又は特別な色方式(例
えばCMYKプラス一以上の追加のスポット又は特別な
色)を使用するフルカラー印刷)であってもよい。紙又
はプラスチックの如き印刷媒体に印刷するために、マー
キング要素は印刷媒体を印刷ヘッドに対して移動しなが
ら特定の順序で使用又は“発射(fired)”される。マ
ーキング要素が発射されるたびに、マーキング材料(例
えばインク)は使用される印刷技術に依存する方法によ
って印刷媒体に移される。典型的には、プリンタの一形
態では、ヘッドは第一方向(例えばページを横切って)
延びるいわゆるラスタ線を生成するために印刷媒体に対
して移動されるだろう。第一方向は“高速走査”方向と
称されることがある。ラスタ線は印刷ヘッドのマーキン
グ要素によって印刷媒体上に送出される一連のドットを
含む。印刷媒体は第一方向と垂直な第二方向に、通常間
欠的に移動される。第二方向は低速走査方向と称される
ことが多い。
して印刷媒体を移動することの組み合わせは通常密接し
た間隔の一連の平行なラスタ線を生じる。間隔を見る
と、人の目は完全な像を知覚し、像を個々のドットに分
解しない。但し、これらのドットが十分に近いことが条
件である。異なる色の密接した間隔のドットは個々に区
別することができないが、適用されたシアン、マゼンタ
及びイエローの3色の量又は強さによって決定される色
の印象を与える。
には、ドットマトリックスのドット間の距離が小さいこ
と、即ち印刷が高い解像度を有することが好ましい。高
い解像度は必ずしも良好な印刷を意味すると言うことは
できないが、最小解像度は高品質印刷のために必要であ
ることは真実である。低速走査方向における小さなドッ
ト間隔はヘッド上のマーカー要素間の小さな距離を意味
し、一方高速走査方向における小さな距離の規則的な間
隔のドットは高速走査方向において印刷媒体に対して印
刷ヘッドを移動するために使用されるドライバの品質に
拘束を与える。
な位置にマーカー要素を位置設定するための機構が存在
する。通常、かかるドライバ機構はマイクロプロセッ
サ、PAL、PLA、FPGAなどのプログラム可能な
デジタル装置によって制御されるが、当業者はソフトウ
ェアによって制御されるいかなるものも使用したハード
ウェアによって制御されうること及びソフトウェアが唯
一つの実施戦略であることを認識するだろう。
問題は像再生のデジタル的性質及び等間隔のドットの使
用によって生じる人工産物の形成である。モアレパター
ンの如き一定の人工産物は印刷が(ほとんど)等間隔の
ドットのマトリックス又はパターンによって連続像を描
くことを試みることによって生成されうる。人工産物の
一つの源はヘッドにおけるマーカー要素の位置の如き様
々な製造欠陥によって生じるドットの位置設定における
エラー又は印刷媒体に対する印刷ヘッドの動きにおける
システムエラーであることができる。特に、もし一つの
マーキング要素が誤って位置されるか又はその発射方向
が意図した方向から逸脱するなら、生じる印刷は印刷の
いたるところに走りうる欠陥を示すだろう。小滴速度の
変化は印刷ヘッドが動いているときに人工産物を生じる
だろう。なぜならば小滴の飛行時間はその速度変化とと
もに変化するからである。同様に印刷媒体が印刷媒体に
対して移動される方法におけるシステムエラーは目に見
える欠陥を生じるかもしれない。例えば印刷媒体のため
のドライバと印刷媒体自身の間のスリップはエラーを招
来するだろう。実際、印刷システムのいかなる幾何学的
制限もエラーの源となりうる。例えば印刷ヘッドの長
さ、マーキング要素間の間隔、低速走査方向におけるヘ
ッドに対する印刷媒体の表示距離が挙げられる。かかる
エラーは印刷が一連の帯で適用されたという明確な印象
である“バンディング(banding)”を生じるかもしれ
ない。伴うエラーは極めて小さくなりうる。人の目の色
識別、解像度及びパターン認識は十分に進化しているの
でエラーを見ることができることは極めて少ない。
印刷のいたるところにエラーを分散するようにマーカー
要素の使用を交替又は変化し、少なくとも幾つかのシス
テムエラーを隠蔽することが知られている。例えば、
“シングリング(shingling)”としばしば称される一
つの方法はUS 4967203から知られており、そ
れはインクジェットプリンタ及び方法を記載する。各印
刷位置又は“ピクセル”は四つのドットによって印刷さ
れ、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
である。ラスタ線上の隣接ピクセルは印刷ヘッドにおけ
る同じノズルによって印刷されない。代わりに、同じノ
ズルを使用して一つおきのピクセルが印刷される。公知
のシステムではピクセルはチェッカー盤パターンで印刷
される。即ち、ヘッドが高速走査方向で横切るときノズ
ルは一つおきのピクセル位置で印刷することができる。
従って、エラーを絶えず印刷するいかなるノズルも低速
走査方向においてピクセルの線(それらの各々は同じエ
ラーを有する)を生じない。しかしながら、結果はヘッ
ド中のノズルの50%だけが一回で印刷できることであ
る。実際には、各ノズルはこのノズルのための正しい位
置からある量逸脱する位置で印刷する。シングリングの
使用は印刷を通してこれらのエラーを分配することがで
きる。一般にシングリングは全てのノズルが連続的に使
用されず幾つかの工程が必要であるので非効率な印刷法
であることが認められている。
ング”と称されている。しかしながら、印刷辞書は製本
におけるクリープを補償するための方法として“シング
リング”に言及する。発明者は一つの同じノズルによっ
てラスタ線上の隣接ピクセルが全く印刷されない印刷法
について工業的に受け入れられている用語を全く知らな
い。それゆえ、今後以下において“相互割込印刷(mutu
ally interstitial printing)”又は“割込相互散在印
刷(interstitial mutually interspersed printin
g)”の用語が使用される。これらの用語は、印刷され
る像が一連の部分像に分割され、各部分像が印刷部分と
空白を含み、一つの印刷部分像における空白の少なくと
も一部が別の部分像の印刷部分のための位置を形成し、
その逆もあることを意味する。
に記載されているように“飛越し走査(interlacin
g)”として知られている。このタイプの印刷の目的は
印刷装置の解像度を増加することである。即ち、低速走
査方向に沿った印刷ヘッド上のノズル間の間隔はある距
離Xであり、低速走査方向における印刷ドット間の距離
はこの距離より小さい。印刷媒体と印刷ヘッドの間の相
対的移動は整数によって割られる距離Xによって与えら
れる距離によって表示される。
299は各色について異なる場所にある蓄積されたエラ
ー位置を提供することによってバンディングを減少する
ための方法及び装置を記載する。部分走査方向において
同時に生じる隣接ノズル群の蓄積されたエラー位置をで
きるだけ避けるために、作用ノズルの選択は作用ノズル
の隣接群間の間隔がノズルピッチの倍数(2以上)であ
るようになされる。
366はプリンタシステムで印刷するための方法を記載
し、そこではプリンタシステムの紙移動システムと関連
した調和エラーをランダム化、バイアス化又は再分散す
るように再配置エラーが紙移動システムにおいて誘発さ
れる。印刷ヘッドにおけるアドレス可能な組のインク放
出オリフィスの第一部分組は位置決め場所で印刷媒体上
に印刷するために使用される。印刷媒体は次に逆方向に
予め決められた距離移動され、印刷媒体は次に再び進行
方向に進められ、位置決め場所で再配置される。印刷ヘ
ッドにおけるアドレス可能な組のインク放出オリフィス
の第二の部分組は次に位置決め場所で再配置された印刷
媒体上に印刷するために使用される。この方法の欠点は
プリンタシステムが進行方向及び逆方向に印刷媒体を移
動するように適応されなければならないことである。
連続的な要求がある。特に、高品質を与えながら、最小
数のパスで印刷効率を増大する要求がある。
る影響を減らした高スピード高解像度印刷を与える印刷
法及び装置を提供することである。
ングを減少した、印刷媒体上に像を印刷するためのドッ
トマトリックス印刷方法が提供される。印刷ヘッドは複
数の印刷パス中に印刷媒体に対して高速走査方向に移動
される。
越し走査工程によって複数の印刷パス中、像を少なくと
も二つの部分像として筆記する工程を含む。この筆記工
程は少なくとも二つの部分像の印刷パスの間に高速走査
方向に垂直な低速走査方向における移動距離工程で印刷
媒体を動かすことを含み、それによって各部分像の一つ
のスワースを書いた後の全ての移動距離工程の合計が一
つのヘッド長さに正確に等しい。移動距離工程は少なく
とも二つの異なる工程長さで実施される。
を有する。各部分像はその部分像を印刷するための二つ
の続く印刷パス間のスワース移行線又は分離線を有す
る。少なくとも二つの部分像、好ましくは全ての部分像
についてスワース移行線は異なる場所にある。
だろう。
図2は相互割込又は相互散在印刷を示す。図3は飛越し
走査を示す。図4は本発明による複数の部分像を含む像
の印刷を示し、その印刷は飛越し走査工程及び相互割込
印刷工程を含む。図5は異なるスワース(swaths)から
なる印刷像を示す。図6は本発明で使用するためのイン
クジェットプリンタの極めて概略的な図である。図7は
本発明の一例によるプリンタコントローラの概略図であ
る。
発明はそれらに限定されず特許請求の範囲によってのみ
限定される。本発明は主にインクジェット印刷に関して
記載されるが、本発明はそれらに限定されない。本発明
で使用される“印刷”という用語は広く解釈されるべき
である。それはインク又は他の材料又は方法によって印
刷支持体上にマーキング形成することに関する。本発明
で使用されうる様々な印刷法は書籍“Principles of no
n-impact printing”, J. L. Johnson, Palatino Pres
s, Irvine, 1998に記載されており、例えば熱転写印
刷、熱色素転写印刷、偏向(deflected)インクジェッ
ト印刷、イオンプロジェクション印刷、フィールドコン
トロール印刷、衝撃インクジェット印刷、ドロップオン
デマンドインクジェット印刷、連続インクジェット印刷
がある。非接触印刷法が特に好ましい。しかしながら、
本発明はそれらに限定されない。支持体上に小滴又はド
ットを含むいかなる印刷形態も本発明の範囲内に含まれ
る。例えば圧電印刷ヘッドを使用して薄膜トランジスタ
の印刷のためのPlastic Logic(http://plasticlogic.c
om/)によって使用及び記載されるようにポリマー材料
を印刷してもよい。従って、本発明による“印刷”とい
う用語は従来の着色インクでのマーキングだけでなく支
持体上の異なる特性の印刷された構造又は領域の形成も
含む。一つの例は印刷によってオフセット印刷版を形成
するために支持体上の撥水性又は誘水性領域の印刷であ
る。
という用語は紙、透明紙、布地だけでなく印刷機に含ま
れる又は印刷機の一部であることができる平版又は弯曲
版を含む幅広い意味を与えられるべきである。さらに印
刷は室温又は高温で実施されてもよく、例えばホットメ
ルト接着剤を印刷するためにプリントヘッドはその融点
以上に加熱されてもよい。従って、“インク”という用
語も広く解釈されるべきであり、従来のインクだけでな
く溶液で又は高温でそれらの粘度を低下することによっ
て印刷されうるポリマーの如き固形材料並びに印刷する
支持体の表面上の構造によって規定される情報の如き印
刷された支持体にある特性、撥水性を与える材料又はマ
イクロアレー上にスポットされるDNAの如き結合分子
も含む。溶媒として水及び有機溶媒の両方を使用しても
よい。本発明で使用されるインクは酸化防止剤、顔料及
び架橋剤の如き様々な添加剤を含んでもよい。
ックス印刷ヘッドは図1に概略的に示されている。
ド10は縦軸50を有する細長い形を有してもよい。印
刷ヘッド10は複数のマーカー要素11、例えば一以上
の列を含んでもよいアレー12,13,14,15のそ
れぞれに各々配置されたイエロー、マゼンタ、シアン及
びブラックの色について複数のインクジェットオリフィ
ス12−1・・・12−n,13−1・・・13−n,14−
1・・・14−n,15−1・・・15−nを含む。図1に示
されているように色あたり二つの列16,17があり、
第二列17は第一列16に対してノズルピッチnpの半
分だけオフセットされている。
知られる矢印“Y”で示される方向に(紙の如き)印刷
媒体に対して移動される。高速走査方向は与えられた例
ではヘッド10の縦軸50に対して垂直である。別の例
では、図示されていないが、ヘッド10は印刷解像度を
増大するために高速走査方向Yに対して斜めの位置に置
かれてもよい。印刷ヘッド10は可動キャリジ集成体上
に担持されるインクカートリッジを含んでもよい。ノズ
ル11のアレー12,13,14,15を繰り返し発射
させ、高速走査方向に動かすことによってインク小滴は
印刷される像に従って印刷媒体を横切って平行な線で印
刷媒体上に付着される。単一ノズル11からの印刷の各
線はラスタ線として知られる。ヘッド10が印刷媒体を
横切ると、それはその開始位置に戻り、工程が再び始ま
る。印刷ヘッド10は戻る途中で印刷してもよく(即
ち、第二のパスを印刷する)、又は印刷ヘッド10は一
つの方向に動くときのみ印刷してもよい。印刷媒体はパ
ス間で(高速走査方向Yと垂直であり、図面に与えられ
た例では印刷ヘッド10の縦軸50に平行である)低速
走査方向Xで間欠送りされてもよい。ノズル11の発射
は制御装置、例えばマイクロプロセッサ又はマイクロコ
ントローラ(図7参照)によって制御され、発射は制御
装置によって処理される像のデジタル表示に従ってい
る。像のデジタル表示はホストコンピュータ上で実行す
るグラフィックスソフトウェアプログラムによって又は
像における走査によって与えられてもよい。このように
して完全な像が印刷される。
では低速走査方向における隣接ノズル、例えば12−
2,12−4は間隔“np”(ノズルピッチ)を有す
る。これはアレーに対して常に一定である。
は一色だけを印刷するための横断又は走査ヘッド10
(例えばブラックヘッド)に適用されるように説明され
るだろう。図2は像がどのようにして部分像に分割され
るかを示す。その部分像は25%の相互割込印刷割合
(MIPR)を使用して相互割込印刷をされるが、飛越
し走査(インターレース)されていない。図2を見る
と、ヘッド10は印刷媒体に対して低速走査方向Xに変
位されていることが見えるだろう。これは実際には二つ
の間の相対的動きに関し、典型的な実施は印刷媒体が図
2に示されたものとは反対の方向(即ち、+X方向)に
ヘッド10に対してある距離、例えばヘッド長さの1/
4、移動されることである。以下において、印刷媒体上
のピクセル位置が参照されるのでヘッド10の移動に言
及することが好ましい。
n)におけるノズル、例えばヘッド10の最初の1/4
は印刷できる第一行で開始して極めて多くのピクセルご
とに、例えば高速走査方向Yにおける一列において四ピ
クセルごとに印刷する。これは図2の表の1によって示
される。これはヘッド10がヘッド長さの正確な小部
分、例えば関連ノズルの発射位置間のノズルピッチの正
確な数によって印刷媒体に対して移動されることを意味
する。ノズルが実際に印刷するかどうか、即ちドットが
ある位置で印刷されるべきかどうかは印刷される像に依
存することに注意されたい。従って、表中の1はある位
置で印刷するための関連ノズルの能力を示す。それはこ
の位置でいつも印刷することを意味しない。また、添付
図面中の表の“行”を下って動くことは高速走査方向
Y、即ち与えられた例において印刷ヘッド10の縦軸5
0と垂直の方向に沿って動くことに関する。
ヘッド10は開始位置に戻され、パス2の準備ができた
低速走査方向(X)において印刷媒体に対してその長さ
の1/4移動される。“ヘッドの長さ”は印刷工程のた
めに利用可能な活性ノズルの数の長さを意味する。これ
はヘッド上のノズルの全数の長さと同じである必要はな
い。なぜならば本発明は印刷操作のためにこれらのノズ
ルの部分組を使用することを含むからである。この例で
はヘッド10がリターントリップ(return trip)上に
印刷しないが両高速走査方向X及びYにおける印刷が本
発明の範囲内に含まれていると考えられる。第二パスで
はヘッド10の最初の半分は(表中の2によって示され
る)表中の第二列で開始して四ピクセルごとに印刷す
る。第二パスが完了した後、印刷ヘッド10は再びその
長さの1/4変位される。第三パスではヘッド10の最
初の3/4は(3によって示される)第三列で開始して
四ピクセルごとに印刷する。印刷ヘッド10は低速走査
方向で再びその長さの1/4移動される。今後プリンタ
は四ピクセルごとに全てのノズルで印刷する。プリント
ヘッド10は再びその長さの1/4移動され、第5パス
(数字5)が新しいサイクルで再び列1で開始して四列
ごとに印刷される。かかるサイクルは連続的に繰り返さ
れる。
Yにおける)ドットが四ピクセルごとに同じノズルで印
刷されるにすぎないことである。Y方向における各隣接
ドットは異なるノズルによって印刷される。これはもし
一つのノズル12−1,13−1,14−1,15−1
が欠陥のあるドットを生成するなら、この欠陥はノズル
12−2,12−3,12−4;13−2,13−3,
13−4;14−2,14−3,14−4;15−2,
15−3,15−4のそれぞれによって生成されるドッ
トと混合されることによってある程度カモフラージュさ
れることを意味する。
25%相互割込印刷である。各行において各四つの連続
ドットが異なるノズルで各々印刷されるので、ノズルの
不整合によるバンディングの問題が隠される。第一パス
は同じ長さを持つ必要はない。それらは次の条件が満た
されることを条件としていかなる長さも有することがで
きる:最初のPパスにおけるヘッド/印刷媒体の相対的
移動量の合計によって表わされる距離(Pは整数である
(上記例では4))は正確な活性ノズル長さ、即ちノズ
ル中で測定された活性ノズル(ある位置で印刷するため
に使用される又は印刷しないノズル)のノズルアレーの
長さに等しくなければならない。例えば1を印刷し、ヘ
ッドをaノズルピッチの距離だけ移動し、2を印刷し、
ヘッドをbノズルピッチの距離だけ移動し、3を印刷
し、ヘッドをcノズルピッチの距離だけ移動し、4を印
刷し、ヘッドをe=n−(a+b+c)ノズルピッチだ
け移動することもできる(式中、eは0より大きくなけ
ればならず、nはアレー中の活性ノズルの数に等し
い)。その方法におけるこの点からこのパターンは完成
像が印刷されるまで繰り返されなければならない。
されるより高い解像度の印刷像を得る技術である。例え
ば飛越し走査は180dpiヘッドで720dpi(イ
ンチあたりドット)像を書くことを可能にする(即ち、
ノズルは180dpiを生成するようにヘッド上で間隔
をあけられている)。走査ヘッド10を使用する飛越し
走査を用いると、低速走査ピクセルピッチ、即ち低速走
査方向で印刷媒体上で印刷されるドットのピッチは低速
走査方向におけるヘッド10のノズルピッチnpより小
さい。図1に示されたような走査ヘッド10のための低
速走査方向はヘッドの縦軸50に平行である。しかしな
がら、別の例では、低速走査方向は走査ヘッド10に対
して傾斜されてもよい。
解像度を達成するためには、ヘッド10の最初の部分
(例えば最初の1/4)は多くの行ごとに、例えば四行
ごとに最初に印刷する。次いでヘッド10は一つのピク
セルピッチ+(k1*ノズルピッチ)(k1はゼロであ
ってもよい整数である)だけ移動される。次いで次のパ
スではヘッド10は第二のもので開始して多くの行ごと
に、例えば四行ごとに再び印刷し、次いで印刷ヘッドは
一つのピクセルピッチ+(k2*ノズルピッチ)(k2
はゼロであってもよい整数である)だけ移動される。こ
の手順は多数回、例えば3回及び4回繰り返され、その
後印刷ヘッドはヘッド長さの残りを変位されることがで
きる。k(一般にki)の値は例えばk1=k2=k3
=k4のように移動工程ごとに等しくなるような方法で
自由に選択されることができる。
し走査は印刷品質を改良するため及びバンディングを避
けるために実施される。例えば、第一例によれば像は部
分像に分割され、部分像は25%(一般に100/P%
であり、Pは相互割込印刷のためのパスの数である)相
互割込印刷され、オーダ(order)4に飛越し走査され
る。像解像度は720dpiであり、それゆえそれは1
40μmのノズルピッチ(180dpi)を有するヘッ
ドを使用して4スワースで書かれなければならない。従
って、完全な像を書くためにはヘッドは4(P)(相互
割込印刷による)×4(I)(飛越し走査による)=1
6パスを作らなければならない。この印刷法は部分像が
25%相互割込印刷されオーダ4に飛越し走査されると
きに形成される例えば720dpi像について図4を参
照して記載されるだろう。
5%でなされ、飛越し走査がオーダ4を持つこと、即ち
低速走査方向におけるピクセルピッチがヘッド10上の
同じ方向のノズルピッチnpの1/4であることが想定
されるだろう。その結果は16個の部分像から作られた
像であり、各部分像は低速/高速走査方向において18
0dpiの解像度を有する。本発明は飛越し走査パスと
同じ数の相互割込印刷パスに制限されず、各数は飛越し
走査オーダが少なくとも2であり相互割込印刷が50%
以下であるという条件で自由に選択されることができ
る。更に一つの色だけが本ケースを記載するとき考慮さ
れるが、本発明は後述されるように着色された印刷ケー
スに適用されてもよい。
符号を有するピクセル位置から作られた像を最初に書
く。参照数字11では第一の数字“1”は相互割込印刷
に使用されるパスの数であり、第二の数字“1”は飛越
し走査におけるパスの数である。印刷手順の一例は以下
の通りである:
5,9などにおける符号“11”によって規定されるピ
クセルを行1におけるノズル1で第一パス中に書く。ヘ
ッド10は行5、列1,5,9などにおいて符号“1
1”によって規定されるピクセル位置を同じパスにおい
てノズル2で印刷し、行9、列1,5,9などにおいて
符号“11”によって規定されるピクセルをノズル3で
印刷する。同じことは他のノズルに対しても起こる。
“11”について完全な部分像を印刷した後、ヘッドは
第二パス中、同じようにして符号“12”によって規定
される部分像を書く。従って、第一(“11”)部分像
後、ヘッドはピクセルピッチプラスk回、ノズル距離を
動き、第一飛越し走査レベルは全ての相互割込印刷操作
に対して行われ、別の部分像(例えば“12”)を完成
する。他のいかなる符号もこの方式で印刷されることが
できる。これらの16個の部分像は互いから完全に独立
して書かれることができる。それゆえ、一般に、飛越し
走査工程は相互割込印刷を挿入され、全ての部分像は次
々というよりむしろ連続的に作られる。実際、部分像が
印刷されるオーダ、即ち印刷が下記の部分像マトリック
スを通して横切る方法は自由に選択可能である。 11,12,13,14 21,22,23,24 31,32,33,34 41,42,43,44 (1) 唯一の条件は位置の各々一つが一回選択されることであ
る。
スにおいてヘッド長さ内で印刷された部分像の一部によ
って規定され、ヘッド長さは一回のパスにおいて発射す
ることができる活性ノズルの長さである。従って、一つ
の部分像(例えば“11”の部分像)の一回のパスの印
刷(低速走査方向Xにおけるその距離は一つのヘッドの
長さ(印刷のための活性ノズルの長さ)である)が完了
すると、一つのスワースが印刷される。次いで、“1
1”の部分像についての第二スワースが印刷される。実
際には一つの符号について、例えば“11”についての
第二スワースは典型的には他の部分像の第一スワースの
全てが印刷された後に印刷されるだろう。なぜならば印
刷ヘッドは低速走査方向にゆっくりと進むとき多くのパ
スを行うからである。これは印刷が“11”符号につい
ての第二スワースに戻る前に上のマトリックスの16個
の位置を通って行くことを意味する。即ち、符号“1
1”のスワース2は実際には16個の部分像を有する像
中の第17のパスである。各部分像の他の第一スワース
の全ては第一符号の第二スワースが印刷される前にまず
印刷される。
(N)は相互割込印刷パスの数Pと飛越し走査パスの数
Iの積である。 N=P*I (2)
は3又は4の異なるモノクロ像から構成されるので、各
色分離は16スワースの同じ独立した組合せを使用して
印刷されるだろう。従って、25%相互割込印刷されか
つ720dpiの解像度を有するフルカラー像は4×1
6部分像=64の独立した部分像において180dpi
のヘッドで書かれることができる。一般に、部分像の数
は下記式によって与えられる。 N=P*I*C (3) 式中、C=色の数。
方マトリックスを有し立方体の各行上に色を有する立方
体として表されることができる。
についてのスワース境界又はスワース移行線が同じ線上
に一緒にないことが好ましい。理想的には、二つのスワ
ース境界が一つの線上に一緒に存在しない。印刷を通し
てスワース境界を分配することによって、印刷ヘッドの
長さによって生じるいかなるシステムエラーも隠される
ことができる。スワース境界がどこにあるかを決定する
のは部分像マトリックスを横切る順序の選択である(上
の(1)参照)。
バンディングを抑制することができる。これを達成する
ためには印刷方向における印刷ヘッドと印刷媒体の間の
相対的動きについてのステップ距離は制御されることが
必要である。
るためには、部分像ごとにスワース移行線が異なる場所
上にあるような方法で像を書くことが必要である。これ
はもし印刷が次の式に従って実施されるなら達成される
ことができる。この手順はスワース移行線が像上で均一
に分布されることを達成するだろう。
移動ステップの数(=T)は下記式によって与えられ
る。 T=N/h=(C×P×I)/h (4) 式中、hは同時に書かれたノズル列の数である。
割られた部分像の数であるように一つのヘッド長さにお
ける移動ステップの数Tを規定する。もしスワース移行
線がこの距離にわたって等しく分布されるなら、そのと
き移動距離ステップTDはほぼ下記式によって規定され
る: TD=n/T (5) nは一つのノズル列におけるノズルの数である。これら
の移動ステップは像のあらゆる位置に到達するために少
なくとも二つの異なるステップ長さで実施されることが
好ましい。
同じヘッドで書かれ、移動した距離は下記のとおりであ
る。 n/T − 1dp/np n/T − 1dp/np n/T − 1dp/np n/T + 3dp/np 式中、dpはピクセルピッチであり、npはノズルピッ
チである。この移動の順序は像の一つのヘッド長さを完
了するために[(C×P)/h]回、繰り返される。
るバンディングを避けるために上の例において使用され
る。システムの処理量を落とさずに又はヘッド中のノズ
ルのかなりの数を時間中遊ばさずに相互割込印刷するこ
とができないと一般に考えられている。本発明の一例に
よれば部分像の相互割込印刷は高速走査方向における横
断スピードを増大することによってより有効にさせるこ
とができる。各部分像は180dpi像であり、かつこ
れらの像の各々は互いに独立しているので、各部分像は
二つの隣接ピクセル間を最小時間で書かれることができ
る。
は部分像の第一列及び第二列(25%相互割込印刷像に
おける第二列は像の第五列である。それらの間の三つの
他の部分像からピクセルが存在するからである)はもし
10kHzヘッドが使用されるなら二つのドット間で可
能な最短時間、例えば100μsの後に印刷され、一方
従来の相互割込印刷では印刷される像の各二つの線間に
100μsがあり、従って10kHzヘッドでの25%
相互割込印刷に対して部分像の第一と第二列間に400
μsがある。高速相互割込印刷を使用するとき同じ時間
で印刷されなければならない中間ピクセルは全くない。
従って、一つの色に関連する印刷ヘッドの全ての活性ノ
ズルは各関連位置、例えば“11”又は同様物における
印刷のために利用可能であることができる。これはヘッ
ドが飛越し走査と相互割込印刷を組合わせることによっ
て最適効率に使用されることを意味する。しかしなが
ら、本発明は活性ノズルの完全な献呈より少ない一つの
ラインのドットの単一印刷操作も含む。即ち、ノズルの
特定の余剰量(redundancy)、例えば一つおきの活性ノ
ズルだけを選択することは各印刷操作において発射する
ために利用可能である。これはノズルの数が余剰にある
部分像の従来の相互割込印刷と同じである。もし一つお
きのノズルが一つのパスで使用されるなら、これは50
%の余剰を意味するだろう。他のノズルで印刷するため
にはさらなるパスが要求される。余剰の効果は部分像が
さらに多くの部分像に分割されることであるが、この印
刷は本発明によればなお全てのこれらの部分像の相互割
込印刷である。
割込印刷の組合せである混合相互割込印刷を使用するこ
とができる。これは像の一部が高速相互割込印刷によっ
て印刷され、像の他の部分が通常の相互割込印刷によっ
て印刷されることを意味する。このようにして余剰が得
られる。一つのピクセルは一回以上到達されることがで
きる。
最高の可能な数の部分像、好ましくは全ての部分像を含
む。しかしながら、高速と低速の相互割込印刷のいかな
る組合せも可能である。例えば一つの部分像は高速相互
割込印刷され、全ての他の部分像は従来のように相互割
込印刷される。
ー、シアン、マゼンタ、及びブラックのそれぞれについ
て四つのヘッド22,23,24,25からなる印刷ヘ
ッド10を示す。各ヘッドは各色について複数のインク
ジェットオリフィス12−1・・・12−n,13−1・・・
13−n,14−1・・・14−n,15−1・・・15−n
を有する。
るバンディングを避けるためには、ヘッド22,23,
24,25の第一ノズル列16の第一ノズル12−2,
13−2,14−2,15−2とヘッド22,23,2
4,25の第二ノズル列17の第一ノズル12−1,1
3−1,14−1,15−1の間の低速走査方向Xにお
ける距離(さらにx1と称される)、及び第一ヘッド2
2,23,24の第一ノズル列16の第一ノズル12−
2,13−2,14−2と第二ヘッド23,24,25
の第一ノズル列16の第一ノズル13−2,14−2,
15−2の間の低速走査方向Xにおける距離(さらにx
2と称される)は全てのヘッドが距離TDにわたって等
しく分布されるように選択されるべきである。これはほ
ぼTD/hに等しいx1及びx2を選択することによっ
てなされることができる。このようにして全てのスワー
ス移行線は像上で等しく分布されるだろう。ヘッドの構
成はこのようにして最適化されることができる。
記のようになるだろう。 x2=[整数(TD/h)+i*0.25+k*TD]
np 式中、kは整数であり、i=0,1,2,3である。よ
り高速の処理量を持つためには、kはできるだけ小さく
すべきであり、好ましくはk=0である。
をすることもできる。しかしながら、これは部分像分離
線が像にわたってあまり均一に分布されないという欠点
を有する。
列16,17を有するヘッドに対して、同じ式がx1に
ついて有効であるが、そのときi=2でk=0である。 x1=[整数(TD/h)+0.5]np
ル列16の第一ノズル12−2,13−2,14−2,
15−2とヘッド22,23,24,25の第二ノズル
列17の第一ノズル12−1,13−1,14−1,1
5−1の間の高速走査方向Yにおける距離(さらにy1
と称される)、及び第一ヘッド22,23,24の第一
ノズル列16の第一ノズル12−2,13−2,14−
2と第二ヘッド23,24,25の第一ノズル列16の
第一ノズル13−2,14−2,15−2の間の高速走
査方向Yにおける距離(さらにy2と称される)は、ド
ットが印刷される場所はドットが印刷される時間に依存
するので重要でない。発射の瞬間を変えることによっ
て、いかなるピクセル位置も到達可能である。
20dpiのフルカラー像が印刷されることができる。
それゆえ像は部分像に分割され、その部分像は25%相
互割込印刷され、4回飛越し走査される。四つのヘッド
22,23,24,25が使用され、各々は二つのノズ
ル列16,17を有し、各々のノズル列はn個のノズル
を含む。各ヘッド22,23,24,25は様々な色、
例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを有す
る。上述から、この像が64個の部分像からなることを
計算することは容易である(C*P*I)。これらの部
分像の各々は最初のn行を書くヘッドによって書かれる
ことができる。図2に関して説明されたように、紙は移
動され、続くn行が書かれる。本例では二つのノズル列
16,17を各々有する四つのヘッド22,23,2
4,25が存在するので、八つのスワースが次の紙移動
前に同時に印刷される。
るためには、ヘッド22,23,24,25は異なるノ
ズル列のノズル間の距離が上で示されたように編成され
るべきである。本システムについてこれは以下のように
意味する。 h(ノズル列の数)=8(各々2ノズル列を有する4ヘ
ッド) n(1列中のノズルの数)=382 C(色の数)=4 P(相互割込印刷パスの数)=4 I(飛越し走査パスの数)=4 それゆえN(部分像の数)=C*P*I=64 もし下記式が使用されるなら: T=N/h ⇒ T=64/8=8 TD=nT及び余り ⇒ TD=382/8=4
7余り6 x2=[整数(TD/h)+i*0.25+k*TD]
np 式中、kは整数であり、i=(0,1,2,3)、i=
2及びk=8が選択される(下記ヘッドは第一ヘッドと
オーバーラップせずに置かれるように選択される)。 x1=[整数(TD/h)+0.5]np そのとき: x2=[整数(47/8)+2*0.25+8*47]
np=381.5np=381.5*141.11μm
=53834μm x1=[整数(47/8)+0.5]np=5.5*1
41.11μm=776μm
ル12−2,12−1,13−2,13−1,14−
2,14−1,15−2,15−1は第一ヘッドの第一
ノズルを参照して下記表に示される。
に46.75と47.25np(従って平均は47np
である)であり、この方法が8回(各スワースについて
1回)繰り返されるとき、全ての部分像分離像が像にわ
たって等しく分布される。
の第一ノズルアレーが“11”部分像を書くとき、同じ
ヘッドの第二ノズルアレーは次の像の一つを書くことが
できる:“13”,“23”,“33”,“43”。そ
れらの像のうちどれが印刷されうるかはドットが印刷さ
れるタイミングに依存する。他の15の位置も可能であ
るが、そのときヘッドの別の構成が必要である。
じパス中に印刷される隣接物は全くないことが重要であ
る。それゆえ、もし第一ノズル列が“11”を書くと
き、第二ノズル列について下記表に示された十字領域に
おいてピクセル位置を選択することが最良である。
6個の部分像が印刷されなければならない。それゆえヘ
ッドの第一ノズル列は8個の部分像を書き、そのヘッド
の第二ノズル列は他の8個の部分像を書く。可能な組合
せは下記リストに見出すことができる。ノズル列1が1
1を書くときノズル列2は13を書く。ノズル列1が1
2を書くときノズル列2は14を書く。ノズル列1が2
1を書くときノズル列2は23を書く。ノズル列1が2
2を書くときノズル列2は24を書く。ノズル列1が3
1を書くときノズル列2は33を書く。ノズル列1が3
2を書くときノズル列2は34を書く。ノズル列1が4
1を書くときノズル列2は43を書く。ノズル列1が4
2を書くときノズル列2は44を書く。
g)が行われない。なぜならば同じパス中で印刷される
ドットは71μmの距離を有し、ドットはそれほど大き
くないからである。
6であることに注意されたい。T移動工程後ヘッドはT
*TD=8*47=376np変位されるので、ヘッド
の続く6ノズルを使用することができない。実際、それ
らのT*TD移動工程後、ヘッドは各部分像について次
のスワースを印刷しなければならない。
ので(例えば最初にイエロー、次にマゼンタ、次にシア
ン、次にブラック)、下記条件を満たすために多数のパ
スを行わなければならない: − 第二色のドットは第一色が印刷された後にピクセル
位置上で印刷されるだけである、 − ブリーディングを避けるために、同時に印刷される
ことができる互いに隣接する二つのピクセルは全く存在
しない、 − 第二色のドットは、全てのその隣接物が異なる色の
オーバーラップによって生じる色差を避けるために第一
色で印刷されるときに印刷されるだけである。
ズル列はよろめく。
くために使用されるなら、第一ノズル列の第一ノズルと
第二ノズル列の第一ノズルの間の距離x2は低速走査方
向におけるノズル列長さの少なくとも(2*I/hs)
/(T)でなければならない。ここで、Iは飛越し走査
パスの数であり、hsは同じ色を印刷するノズル列の数
であり、Tは一つのヘッド長さに到達するための移動ス
テップの数である。ドットのオーバーラップが像結果を
なお悪化させるとき、距離x2は低速走査方向における
ノズル列長さの少なくとも(3*I/hs)/(T)倍
でなければならない。この場合において第二色の小滴は
第一色の小滴の上に常になければならない。
ほど、ノズル列が低速走査方向において互いにより近く
なることができる。これは(3*I/hs)/T=(3
*I/hs)/(N/h)=(3*I*(h/hs))
/N=(3*I*C)/(P*I*C)=3/Pのため
である。それゆえ、色順序についての条件を満たすため
には、二つの異なる色を印刷するヘッドについての最大
オーバーラップは1−3/Pである。同様にして、色順
序についての条件を満たすためには、二つの異なる色を
印刷するヘッドについての最大オーバーラップは1−3
/Iであるだろう。相互割込印刷は飛越し走査よりフレ
キシブルであるので、ヘッドの好ましいオーバーラップ
は1−3/Pである。
刷パスについて記載される:
トプリンタ20の極めて概略的な透視図である。プリン
タ20はベース31、キャリジ集成体32、ステップモ
ータ33、ステップモータ33によって駆動される駆動
ベルト34、及びキャリジ集成体32のためのガイドレ
ール集成体36を含む。キャリジ集成体32上に装着さ
れているのは複数のノズルを有する印刷ヘッド10であ
る。印刷ヘッド10は一以上のインクカートリッジ又は
好適なインク供給システムを含んでもよい。紙37のシ
ートは供給メカニズム(図示せず)によって支持体38
上で低速走査方向で供給される。キャリジ集成体32は
高速走査方向におけるステップモータ33によって駆動
される駆動ベルト34の作用によってガイドレール集成
体36に沿って移動される。
ブロック図であり、それは本発明による印刷ヘッド10
で使用するための制御システムの一例である。プリンタ
20はホストコンピュータ30から信号の形の印刷ファ
イルを受けるためのバッファメモリ40、印刷データを
貯蔵するための像バッファ42、及びプリンタ10の操
作全体を制御するプリンタコントローラ60を含む。プ
リンタコントローラ60に接続されているのはキャリジ
集成体駆動モータ66のための高速走査ドライバ62、
紙供給ドライブモータ68のための低速走査ドライバ6
4、及び印刷ヘッド10のためのヘッドドライバ44で
ある。さらに印刷操作を制御するためのパラメータを貯
蔵するためのデータ貯蔵70がある。ホストコンピュー
タ30は例えば Microsoft Corp. 米国によって供給さ
れるような Windows(登録商標)98 の如きグラフィカ
ルインターフェース及びメモリを有し、かつ Intel Cor
p.米国によって供給される Pentium(登録商標) III
マイクロプロセッサを有するパーソナルコンピュータの
如きいかなる好適なプログラム可能なコンピュータ装置
であってもよい。プリンタコントローラ60はコンピュ
ータ装置、例えばマイクロプロセッサを含んでもよく、
例えばそれはマイクロコントローラであってもよい。特
に、それはプログラム可能なプリンタコントローラ、例
えばプログラマブルデジタルロジック要素、例えばプロ
グラマブルアレーロジック(PAL)、プログラマブル
ロジックアレー、プログラマブルゲートアレー、特にフ
ィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)を含
んでもよい。FPGAの使用は例えばFPGAの必要な
設定をダウンロードすることによってプリンタ装置の続
くプログラミングを可能にする。特に制御ユニット60
は複数の印刷パス中に高速走査方向Yに印刷ヘッドを印
刷媒体に対して動かすことによって、バンディングを減
少した、印刷媒体上に像を印刷するためのドットマトリ
ックスプリンタのために適応されており、印刷ヘッドは
隣接した1組の等間隔のマーキング要素を有し、発射時
に発射されるように利用可能なマーキング要素が1組の
活性マーキング要素であり、高速走査方向に垂直な低速
走査方向における印刷ヘッド上の活性マーキング要素の
長さがヘッド長さであり、制御ユニットは下記のものを
含む:像を少なくとも二つの部分像に分割するための手
段、相互割込印刷工程及び/又は飛越し走査工程によっ
て複数の印刷パス中、少なくとも二つの部分像の印刷を
制御するための手段、及び少なくとも二つの部分像の印
刷パスの間に低速走査方向Xにおける移動距離工程で印
刷ヘッドに対して印刷媒体の動きを制御し、それによっ
て各部分像の一つのスワースを書いた後の全ての移動距
離工程の合計がヘッド長さに正確に等しく、移動距離工
程が少なくとも二つの異なる工程の長さで実施される手
段。
ッド10の操作を変えるために値をデータ貯蔵70中に
設定することができる。使用者は例えばプリンタ20上
のメニューコンソール46によってデータ貯蔵70中に
値を設定することができる。あるいは、これらのパラメ
ータは例えばキーボードによる手の入力によってホスト
コンピュータ30からデータ貯蔵70中に設定されても
よい。例えば、使用者によって特定及び入力されたデー
タに基いて、ホストコンピュータ30のプリンタドライ
バ(図示せず)は印刷操作を規定する様々なパラメータ
を決定し、これらをデータ貯蔵70中に書き込むために
プリンタコントローラ60に送る。これらのパラメータ
に基いて、プリンタコントローラはバッファメモリ40
に貯蔵される印刷データに含まれる必要な情報を読み、
制御信号をドライバ62,64及び44に送る。
リ30に貯蔵される各色成分についてビットマップの形
で像データを得るために個々の色成分に分解される。部
分像はこのビットマップから誘導され、特に各部分像は
ビットマップ内であるオフセットで開始するだろう。プ
リンタコントローラ60からの制御信号によれば、ヘッ
ドドライバ44は部分像を印刷する特定の順序に従って
像バッファメモリ52から色成分像データを読み出し、
データを使用して印刷ヘッド10上のノズルのアレーを
駆動し、部分像を相互割込印刷する。データ貯蔵70に
貯蔵されるデータは以下のものを含むことができる: a) 飛越し走査深さ、即ち印刷の飛越し走査された線
の数、 b) 相互割込印刷の余剰、即ち各線印刷操作で使用さ
れる活性印刷ノズルの百分率、 c) 割込印刷操作を構成するパスの数、及び d) 各パスについて印刷されるビットマップにおける
オフセット。
むが、それは同じ印刷技術に相当する。各ケースa)〜
d)においてデフォルト値を存在させることができ、そ
れはもし使用者が値を全く入力しないなら適用すると想
定される。また、本発明の例によればパラメータa)〜
d)の少なくとも一つは使用者によって設定可能であ
る。d)に関して、オフセットの順序(従って、部分像
を取扱う順序)は例えば一例では使用者によって自由に
特定されることができ、もし使用者が順序を特定しない
ならデフォルト順序を存在させることができる。この順
序を設定する能力は使用者が部分像を印刷するオーダを
選択することを可能にする。上述から使用者は一以上の
数のパス、百分率余剰及び飛越し走査線の数を選択する
ことによって印刷される部分像の数を自由に設定しても
よいことが認識されるだろう。従って、使用者は印刷の
品質(例えばバンディング効果の不足、欠陥ノズルのマ
スキング)並びに印刷時間(印刷完了前のパスの数)に
ついて影響を有する印刷プロセスの複雑性(complexit
y)を選択してもよい。
に設定可能であり、例えばプリンタコントローラ60は
印刷のためのパラメータ、例えば上のa)〜d)の項目
の少なくとも一つを最適化されたアルゴリズムに従って
設定することを含む。上で示したようにコントローラ6
0はプログラム可能であってもよく、例えばそれはマイ
クロプロセッサ又はFPGAを含んでもよい。本発明の
例によれば本発明によるプリンタは印刷複雑性の異なる
レベルを与えるようにプログラムされてもよい。例えば
プリンタの基本モデルは部分像の印刷の数及び順序の少
なくとも一つの選択を与えてもよい。コントローラ60
のマイクロプロセッサ又はFPGAにダウンロードする
ためのプログラムの形のアップグレードは追加の選択機
能性、例えば飛越し走査の程度及びノズル余剰性の少な
くとも一つを与えてもよい。特にプリンタコントローラ
60は本発明の印刷方法を実施するためにキャリジ集成
体ドライバ66、紙供給ドライバ68及びヘッドドライ
バ44を制御する。従って、本発明はコンピュータ装置
で実施するとき本発明による方法のいずれかの機能性を
与えるコンピュータプログラム製品を含む。さらに、本
発明は、機械可読形態でコンピュータ製品を貯蔵しコン
ピュータ装置上での実行時に本発明の方法の少なくとも
一つを実行するCD−ROM又はディスクの如きデータ
キャリヤを含む。今日、かかるソフトウェアはダウンロ
ードのためにインターネット又は会社のイントラネット
でしばしば提供され、従って本発明は本発明による印刷
コンピュータ製品をローカル又はワイドエリアネットワ
ーク上で送ることを含む。コンピュータ装置はマイクロ
プロセッサ又はFPGAの一つを含んでもよい。
データを貯蔵するためのいかなる好適な装置を含んでも
よく、例えばレジスタ又はレジスタの組、RAM、EP
ROM、ソリッドステートメモリの如きメモリ装置を含
んでもよい。
たが、本発明の範囲及び精神を逸脱せずに形態及び細部
において様々な変化又は変形をなしてもよいことが当業
者には理解されるだろう。例えば図7を参照すると、相
互割込と飛越し走査を組合わせた印刷を決定するための
パラメータはデータ貯蔵70に貯蔵される。しかしなが
ら、本発明によれば上述の印刷例を実施するための印刷
ファイルのためのパラメータはホストコンピュータ30
によって調製されてもよく、プリンタ20はホストコン
ピュータ30のスレーブ装置としてこのファイルに従っ
て単に印刷する。従って、本発明は、本発明の印刷方法
がホストコンピュータ上のソフトウェアで実施され、補
正なしでホストコンピュータからの指示を実施するプリ
ンタ上で印刷されることを含む。従って、本発明は印刷
ヘッドと関連するコンピュータ装置で実行されるときに
本発明による方法のいずれかの機能性を与えるコンピュ
ータプログラム製品を含み、プログラマブルコンピュー
タ装置はプリンタとともに含まれてもよく又はプログラ
マブル装置はコンピュータ又はコンピュータシステム、
例えばプリンタに接続されたローカルエリアネットワー
クであってもよい。プリンタはネットワークプリンタで
あってもよい。さらに、本発明は機械可読形態でコンピ
ュータ製品を貯蔵しデータキャリア上で貯蔵されるプロ
グラムがコンピュータ装置上で実施されるときに本発明
の方法の少なくとも一つを実行できるCD−ROM又は
ディスクの如きデータキャリヤを含む。コンピュータ装
置はパーソナルコンピュータ又はワークステーションを
含んでもよい。今日、かかるソフトウェアはダウンロー
ドのためにインターネット又は会社のイントラネット上
でしばしば提供され、従って、本発明は本発明による印
刷コンピュータ製品をローカル又はワイドエリアネット
ワーク上に送信することを含む。
印刷ヘッド(10)を印刷媒体に対して動かすことによ
って、バンディングを減少した、印刷媒体上に像を印刷
するためのドットマトリックス印刷方法であって、印刷
ヘッドが隣接した1組の等間隔のマーキング要素(1
1)を有し、発射時に発射されるように利用可能なマー
キング要素が1組の活性マーキング要素であり、高速走
査方向(Y)に垂直な低速走査方向(X)における印刷
ヘッド上の活性マーキング要素の長さがヘッド長さであ
り、前記方法が:相互割込印刷工程及び/又は飛越し走
査工程によって複数の印刷パス中、像を少なくとも二つ
の部分像として印刷する工程を含み、さらに印刷工程が
少なくとも二つの部分像の印刷パスの間に低速走査方向
(X)における移動距離工程で印刷ヘッドに対して印刷
媒体を動かすことを含み、それによって各部分像の一つ
のスワースを書いた後の全ての移動距離工程の合計がヘ
ッド長さに正確に等しく、移動距離工程が少なくとも二
つの異なる工程長さで実施される方法を使用することが
できる。
刷パス間のスワース移行線はヘッド長さ上で実質的に等
しく分布される。
記Nは使用される色の数に対して相互割込印刷工程の数
を掛け、さらに飛越し走査工程の数を掛けたものである
(N=C*P*I)。
査工程があるとき、移動距離工程はI回n/T―1dp
/np、及び一回n/T+(I−1)dp/npであ
る。nはマーキング要素の一つのアレーの一列で使用さ
れるマーキング要素(11)の数であり、Tは一つのヘ
ッド長さを到達するための移動工程の数であり、dpは
二つのピクセル間のピッチであり、npは二つのマーキ
ング要素(11)の間のピッチである。
互割込印刷工程の数を掛け、さらに同時に書かれたノズ
ル列の数で割ったものに等しい回数((C×P)/h
回)繰り返されることができる。
クスのための装置を構成することができ、その装置は: − 印刷ヘッド(10)、 − 印刷ヘッド(10)上の等間隔のマーキング要素
(11)の少なくとも一つのアレー(12,13,1
4,15)(発射時に発射されるように利用可能なマー
キング要素が1組の活性マーキング要素であり、低速走
査方向(X)における印刷ヘッド上の活性マーキング要
素の長さがヘッド長さである)、 − 低速走査方向(X)に垂直な高速走査方向(Y)に
おいて印刷ヘッドと印刷媒体の間の第一相対直線運動を
発生するための手段(印刷ヘッドが印刷する間の高速走
査方向(Y)における動きが印刷パスである)、 − 低速走査方向(X)において印刷ヘッド(10)と
印刷媒体の間の第二相対直線運動を発生するための手
段、 − 相互割込印刷工程及び/又は飛越し走査工程の組合
わせとして像を印刷するように印刷ヘッドを駆動するた
めの印刷ヘッド駆動手段、を含み、第二相対直線運動を
発生するための手段は少なくとも二つの部分像の印刷パ
ス間の移動距離工程で低速走査方向(X)において印刷
ヘッドに対して印刷媒体を動かすために適応されてお
り、それによって各部分像の一つの印刷パスを書いた後
の全ての移動距離工程の合計が正確に一つのヘッド長さ
であり、移動距離工程が少なくとも二つの異なる工程長
さで実施される。
ース移行線がヘッド長さ上で実質的に等しく分布される
ように像を印刷するために適応されることができる。
て印刷するように構成される。Nは使用される色の数に
対して相互割込印刷工程の数を掛け、さらに飛越し走査
工程の数を掛けたものである(N=C*P*I)。
4,25)を含む印刷ヘッド集成体を設計することがで
き、各ヘッド(22,23,24,25)は複数のマー
キング要素(11)の少なくとも一列(16,17)を
有し、印刷のために利用可能な一列のマーキング要素は
1組の活性マーキング要素であり、印刷ヘッド集成体上
の活性マーキング要素の低速走査方向(X)における長
さは集成体長さであり、印刷ヘッド集成体は部分像に分
割された像の印刷媒体上のドットマトリックス印刷のた
めに使用されることを意図され、そこでは印刷中印刷媒
体は低速走査方向(X)における移動距離工程(TD)
にわたって印刷パス間で印刷ヘッド集成体に対して移動
され、各部分像の一つのパスを書いた後の全ての移動距
離工程(TD)の合計は正確に印刷ヘッド集成体の一つ
の集成体長さであり、そこでは全てのヘッド(22,2
3,24,25)は一つのヘッド長さを到達するために
必要とされる移動距離工程(TD)の数によって割った
一列(16,17)におけるマーキング要素(11)の
数に等しい低速走査方向(X)における距離にわたって
分布される。
ッド(22,23,24,25)は一つのヘッド長さを
到達するために必要とされる移動距離工程(TD)の数
によって割った一列(16,17)におけるマーキング
要素(11)の数に等しい低速走査方向(X)における
距離にわたって等しく分布される。
(16)の第一マーキング要素(12−2)と隣接ヘッ
ド(23)の第一列(16)の第一マーキング要素(1
3−2)の間の低速走査方向(X)における距離(x
2)はヘッド(22,23,24,25)における列
(16,17)の数によって割った移動距離工程(T
D)に実質的に等しい。
第一マーキング要素(12−2)と隣接ヘッド(23)
の第一列(16)の第一マーキング要素(13−2)の
間の低速走査方向(X)における距離(x2)は[整数
(移動距離/一つのヘッドにおける列の数)+i*0.
25+k*移動距離]ノズルピッチである。式中、kは
整数であり、iは0とヘッドの数−1の間の整数であ
り、ノズルピッチは一列(16,17)の二つのマーキ
ング要素(11)の間の距離であり、kは3未満であ
り、好ましくはk=0である。
す。
し、その印刷は飛越し走査工程及び相互割込印刷工程を
含む。
タの極めて概略的な図である。
略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の印刷パス中に高速走査方向(Y)
に印刷ヘッド(10)を印刷媒体に対して動かすことに
よって、バンディングを減少した、印刷媒体上に像を印
刷するためのドットマトリックス印刷方法であって、印
刷ヘッドが隣接した1組の等間隔のマーキング要素(1
1)を有し、発射時に発射されるように利用可能なマー
キング要素が1組の活性マーキング要素であり、高速走
査方向(Y)に垂直な低速走査方向(X)における印刷
ヘッド上の活性マーキング要素の長さがヘッド長さであ
り、前記方法が:相互割込印刷工程及び/又は飛越し走
査工程によって複数の印刷パス中、像を少なくとも二つ
の部分像として印刷する工程を含み、さらに印刷工程が
少なくとも二つの部分像の印刷パスの間に低速走査方向
(X)における移動距離工程で印刷ヘッドに対して印刷
媒体を動かすことを含み、それによって各部分像の一つ
のスワースを書いた後の全ての移動距離工程の合計がヘ
ッド長さに正確に等しく、移動距離工程が少なくとも二
つの異なる工程長さで実施される方法。 - 【請求項2】 各二つの部分像の二つの連続印刷パス間
のスワース移行線がヘッド長さ上で実質的に等しく分布
される請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 像がN個の部分像に分割され、前記Nが
使用される色の数に対して相互割込印刷工程の数を掛
け、さらに飛越し走査工程の数を掛けたものである(N
=C*P*I)請求項1又は2に記載の方法。
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