JPH0725784A - 炎症性皮膚疾患治療用外用剤 - Google Patents

炎症性皮膚疾患治療用外用剤

Info

Publication number
JPH0725784A
JPH0725784A JP5153785A JP15378593A JPH0725784A JP H0725784 A JPH0725784 A JP H0725784A JP 5153785 A JP5153785 A JP 5153785A JP 15378593 A JP15378593 A JP 15378593A JP H0725784 A JPH0725784 A JP H0725784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external preparation
external agent
cyclosporin
skin
skin diseases
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5153785A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsutake Shimizu
達丈 清水
Kiyoshi Kuriyama
澄 栗山
Tomoko Horiguchi
智子 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5153785A priority Critical patent/JPH0725784A/ja
Publication of JPH0725784A publication Critical patent/JPH0725784A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シクロスポリンを確実に皮膚吸収させ、皮膚外
用剤として安定した治療効果を有する外用剤。 【構成】有効成分としてシクロスポリン、ならびにN−
アシルサルコシン(塩)及び脂肪族モノカルボン酸とモ
ノ又はジエタノールアミンとの反応生成物である脂肪酸
アミドからなる群より選ばれる1種以上の経皮吸収促進
剤を含有する炎症性皮膚疾患治療用外用剤であって、上
記シクロスポリンの含有量が前記外用剤中0.01〜1
重量%であり、上記経皮吸収促進剤の含有量が前記外用
剤中0.5〜10重量%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炎症性皮膚疾患治療用
外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シクロスポリンの局所投与に
より治療効果のある各種炎症性皮膚疾患として、乾癬
(British Journal of Dermatology、118 巻、183 頁、
1988年)、アトピー性皮膚炎(The Lancet、339 巻、112
0頁、1982年) 、接触性皮膚炎(炎症、13巻、63頁、199
3年) 等が報告されている。
【0003】また、上記各種炎症性皮膚疾患の治療に用
いられる皮膚外用剤として、局所適用シクロスポリン組
成物が提案されている(特開平3−2233号公報)。
【0004】しかしながら、シクロスポリンの局所投与
による効果が認められないとする報告(The Journal of
American Academic Dermatology、22巻、126 頁、1990
年;Contact Dermatisits 、19巻、132 頁、1988年;Cl
inical Experimental Immunology、66巻、1986年;Cont
act Dermatisits 、20巻、155 頁、1989年) も数多くな
されている。
【0005】このように効果が認められない原因として
は、経皮吸収性が不安定であり効果にばらつきのあるこ
とが挙げられている。経皮吸収性を安定化する方法とし
て、例えば、外用剤に高濃度のシクロスポリンを含有さ
せることが挙げられるが、高濃度のシクロスポリンが体
内に吸収された場合、全身投与と同様な副作用や腎臓に
対する毒性を起こすおそれがあり、その使用量に細心の
注意を払わねばならないという問題点があった。
【0006】また、シクロスポリン軟膏は希釈剤として
アルコールを含有するため、例えば、炎症性皮膚疾患が
乾癬のように傷ついた皮膚の治療に用いられる場合は、
皮膚刺激性が強く治療薬として適しないという問題点が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、シクロスポリンを確実に皮膚吸収させ、皮膚外用剤
として安定した治療効果を有する外用剤を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の炎症性皮膚疾患
治療用外用剤は、シクロスポリン、ならびにN−アシル
サルコシン(塩)及び脂肪酸アミドからなる群より選ば
れる1種以上の経皮吸収促進剤ならびに基剤を含有す
る。
【0009】上記シクロスポリンとしては、免疫抑制剤
として市販されているシクロスポリンAの他に、シクロ
スポリンD及びシクロスポリンGが挙げられるが、シク
ロスポリンAが好ましい。
【0010】上記炎症性皮膚疾患治療用外用剤に使用さ
れるシクロスポリンの含有量は、少なくなると十分な治
療効果が発現せず、一定量以上多くなってもそれ以上の
治療効果が期待できないので、該外用剤中0.01〜1
重量%に限定される。
【0011】上記経皮吸収促進剤は、N−アシルサルコ
シン(塩)及び脂肪族モノカルボン酸とモノ又はジエタ
ノールアミンとの反応生成物である脂肪酸アミドからな
る群より選ばれる1種以上の化合物である。
【0012】上記N−アシルサルコシン(塩)として
は、例えば、N−ラウロイルサルコシン、N−ステアロ
イルサルコシン、N−オレオイルサルコシン、N−パル
ミトイルサルコシン、ヤシ油脂肪酸サルコシン等および
これらN−アシルサルコシンのナトリウム塩、カリウム
塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩等
の塩が挙げられ、N−ラウロイルサルコシンが好適に使
用される。
【0013】上記脂肪酸アミドとしては、脂肪族モノカ
ルボン酸とモノ又はジエタノールアミンとの反応生成物
であり、脂肪族モノカルボン酸としては、例えば、カプ
リル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ヤシ油脂肪酸、ポリオキシエチレン付加ラウ
リン酸、ポリオキシエチレン付加ヤシ油脂肪酸等が挙げ
られる。上記脂肪酸アミドとしては、ラウロイルモノエ
タノールアミド、ラウロイルジエタノールアミド等が好
適に使用される。
【0014】上記炎症性皮膚疾患治療用外用剤に使用さ
れる経皮吸収促進剤の含有量は、少なくなると経皮吸収
促進効果が低下し、多くなると皮膚に障害を与える可能
性があるので、該外用剤中0.5〜10重量%に限定さ
れる。
【0015】上記炎症性皮膚疾患治療用外用剤は、上述
したシクロスポリンおよび経皮吸収促進剤を含有するも
のであるが、その剤型は特に限定されるものではなく、
例えば、基剤中にシクロスポリンおよび上記経皮吸収促
進剤を溶解または混合分散させてクリーム状、ペースト
状、ジェリ−状、ゲル状、乳液状、液状等の形状とした
もの(軟膏剤、リニメント剤、ロ−ション剤等);支持
体上に上記ペ−スト状、ジェリ−状等となされたものを
展延したもの(パップ剤);粘着剤中に上記有効成分お
よび経皮吸収促進剤を溶解または混合分散させたものを
支持体上に展延したもの(プラスタ−剤、テ−プ剤等)
などが挙げられる。
【0016】上記基剤としては、薬学的に許容しうるも
のであればよく、従来から軟膏剤、リニメント剤、ロ−
ション剤等に用いられていたものが使用でき、例えば、
アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、コ−ンスタ−チトラ
ガントガム、メチルセルロ−ス、ヒドロキシエチルセル
ロ−ス、カルボキシメチルセルロ−ス、デキストリン、
カルボキシメチルデンプン、ポリビニルアルコ−ル、ポ
リアクリル酸ナトリウム、メトキシエチレン−無水マレ
イン酸共重合体、ポリビニルエ−テル、ポリビニルピロ
リドン等のポリマ−;ミツロウ、オリ−ブ油、カカオ
油、ゴマ油、ダイズ油、ツバキ油、ラッカセイ油、牛
油、豚油、ラノリン等の油脂;白色ワセリン;パラフィ
ン;プラスチベ−ス;ステアリン酸等の高級脂肪酸;セ
チルアルコ−ル、ステアリルアルコ−ル等の高級アルコ
−ル;ポリエチレングリコ−ル;水などが挙げられる。
【0017】また、必要に応じて、カオリン、ベントナ
イト、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機充填剤;粘度調節
剤;老化防止剤;pH調節剤などが添加されてもよい。
さらに、パップ剤に使用する際には、グリセリン、プロ
ピレングリコ−ル等の保湿剤が添加されてもよい。
【0018】上記支持体は、その剤型(例えば、パップ
剤、プラスタ−剤、テ−プ剤等)に応じて適宜選択され
るが、有効成分が不透過または難透過性のものであって
柔軟なものが好ましく、例えば、酢酸セルロ−ス、エチ
ルセルロ−ス、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−一酸化
炭素共重合体、エチレン−ブチルアクリレ−ト−一酸化
炭素共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ナ
イロン、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテ
レフタレ−ト等の樹脂フィルム、アルミニウムシ−トな
どが挙げられ、これらの積層シ−トであってもよく、織
布や不織布と積層されてもよい。
【0019】上記粘着剤は、薬学的に許容しうるもので
あればよく、従来公知の任意の粘着剤が使用でき、例え
ば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘
着剤、ウレタン系粘着剤等が挙げられ、アクリル系粘着
剤およびゴム系粘着剤が好適に使用される。また、上記
支持体上に展延するに際し、粘着剤の性状としては、溶
剤系、エマルジョン系、ホットメルト系等任意のものが
使用可能である。
【0020】上記アクリル系粘着剤は、アクリル(メ
タ)アクリレ−トを共重合して得られるポリアクリル
(メタ)アクリレ−トを主体とする粘着剤であり、アク
リル(メタ)アクリレ−トと共重合可能な多官能性モノ
マ−やその他のビニルモノマ−との共重合体であっても
よい。
【0021】上記アクリル(メタ)アクリレ−トとして
は、例えば、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−
ト、ドデシル(メタ)アクリレ−ト等が挙げられ、多官
能性モノマ−としては、例えば、1,6−ヘキサングリ
コ−ルジメタクリレ−ト、テトラエチレングリコ−ルジ
アクリレ−ト等が挙げられ、その他のビニルモノマ−と
しては、例えば、N−ビニル−2−ピロリドン、酢酸ビ
ニル等が挙げられる。
【0022】上記ゴム系粘着剤は天然ゴム、スチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−オ
レフィン−スチレンブロック共重合体等のゴムを含有す
る粘着剤であって、一般に、ロジン、水添ロジン、ロジ
ンエステル、テルペン樹脂、テルペンフェノ−ル樹脂、
石油系樹脂、クマロン樹脂、クマロン−インデン樹脂等
の粘着付与剤が添加されてなる。
【0023】上記炎症性皮膚疾患治療用外用剤の製造法
及び使用法としては、通常の皮膚外用剤の製造法及び使
用法が適用可能である。
【0024】上記炎症性皮膚疾患治療用外用剤の治療対
象となる疾患は、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、脂
漏性皮膚炎、ヴィダール苔癬、貨幣状湿疹、主婦湿疹、
日光皮膚炎、虫刺症、皮膚掻痒症、痒疹、薬疹、中毒
疹、乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、偏平苔癬、光沢苔癬、
毛孔性紅色粃糠症、ジべル薔薇色粃糠症、紅斑症、紅皮
症、円板状紅斑性狼瘡、全身性紅斑性狼瘡、天疱瘡、類
天疱瘡、ジューリング疱疹状皮膚炎、円形脱毛症、尋常
性白斑、サルコイドーシス、皮膚アミロイドーシス、ケ
ロイド、肥厚性瘢痕などであり、従来の副腎皮質ホルモ
ン外用剤の適応疾患の全てが対象となる。
【0025】本発明の炎症性皮膚疾患治療用外用剤の適
用量は、炎症性皮膚疾患の種類や症状の程度、患部の大
きさなどにもよるが、シクロスポリンの量として1日当
たり、0.0001〜0.01g/3.14cm2 が好
ましい。
【0026】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明する。なお、
以下「部」とあるのは「重量部」を意味する。 (実施例1〜4、比較例1〜5)表1に示した所定量
(部)のシクロスポリンA(サンドファーマ社製)、経
皮吸収促進剤〔n−ラウロイルサルコシン(ナカライテ
スク社製)、ラウロイルモノエタノールアミド〕、軟膏
基剤(大正製薬社製「プラスチベ−ス」)及びその他成
分をよく混練し外用剤を得た。
【0027】
【表1】
【0028】(実施例5)アクリル系粘着剤の調製 2─エチルヘキシルメタクリレート180部、2─エチ
ルヘキシルアクリレート60部及び酢酸エチル100部
を攪拌装置及び冷却装置付きセパラブルフラスコに供給
し攪拌及び窒素置換しながら80℃に昇温した。過酸化
ラウロイル2.0部をシクロヘキサン100部に溶解し
た溶液を10分割し、その1をセパラブルフラスコに添
加して重合を開始した。重合開始後、5時間目から残部
の9を1時間間隔で添加し、添加終了後さらに19時間
反応した。なお、粘度調節のため反応開始後、5時間毎
に酢酸エチルを27部づつ添加した。反応終了後冷却
し、次いで酢酸エチルを追加して固形分濃度が45重量
%の粘着剤溶液を得た(得られたアクリル系共重合体の
重量平均分子量105万)。
【0029】テープ剤の調製 上記溶液にシクロスポリンAを全固形分中0.5重量%
及びn−ラウロイルサルコシンを全固形分中3重量%と
なるように加えて、ディゾルバーにて均一に混合して塗
工液を調製した。この塗工液を厚さ38μmのポリエチ
レンテレフタレートをシリコン処理した剥離紙上に塗布
した後、60℃で30分間乾燥し厚さ80μmの粘着基
剤層を形成した。次いで、ポリエチレンテレフタレート
とエチレン−酢酸ビニル共重合体をラミネートした厚さ
34μmの支持体を粘着基剤層に密着させて、テープ製
剤を調製した。
【0030】(試験例1:IV型アレルギー反応に対する
作用)IV型アレルギー反応のモデルとして、ラット遅延
型皮膚過敏(DHT)反応を採用し、その結果表れた皮
膚の紅斑および腫張について、以下に示した手順で紅斑
抑制率および腫張抑制率を求め、IV型アレルギー反応に
対する本発明の作用の強さを評価した。この場合、抑制
率が高いほど作用が強く、アレルギ−性皮膚疾患に対す
る治療効果が高い。
【0031】ラット遅延型皮膚過敏反応に対する外用剤
の効果 栗山らの方法(日本薬理学会誌、94巻、113頁、1
989年)に準じて次の手法で行った。すなわち、生理
的食塩水溶液1mlにBacillus Calmette-Guerin(BC
G)菌(日本BCG社製)を2.5mg懸濁した液を12
1℃、5分間加熱処理した後、9週齢のウイスター系ラ
ットの腹腔内に0.2ml注射した。BCG菌注射の7日
後に、生理的食塩水溶液1mlに精製ツベルクリン(日本
BCG社製)を200μg溶解した溶液の0.1mlずつ
を上記のラットの刈毛背部皮内の2ケ所に注射した。ま
た、刈毛背部皮内の他の1ケ所には、精製ツベルクリン
溶液を含まない生理的食塩水溶液のみを同様に注射し
た。
【0032】次いで、実施例1〜4及び比較例1〜5の
外用剤0.1gを半径1cmの円形ポリエチレンシート
(厚み38μm)片に載せた供試剤を、ラット皮膚のツ
ベルクリン血清注射部位の一方の個所に軟膏が皮膚に接
触するように適用した。また、実施例5のテープ剤は剥
離紙から剥がしてそのままツベルクリン血清注射部位に
適用した。上記の試験のコントロールとして、上記供試
剤の代わりに外用剤基剤0.1gのみを該シート片に載
せた供試剤を、ツベルクリン注射部位の他の一方の個所
に同様に適用した。
【0033】次いで、上記ツベルクリン注射の24時間
後に生じた紅斑の直径をノギスで測定し、コントロール
の外用剤基剤のみを供試剤としたものの紅斑の直径
(C)と実施例1、3〜5及び比較例1〜5の外用剤を
供試剤としたものの紅斑の直径(D)とから、次式によ
り供試剤の紅斑抑制率(%)を求めた。 紅斑抑制率(%)=〔(C−D)/C〕×100
【0034】その後、ラットを屠殺し、ツベルクリン注
射部位および生理的食塩水溶液のみの注射部位の皮膚を
剥ぎ、それを直径1.6cmにパンチで打抜きこの部分の
重量を測定した。このツベルクリン注射部位と生理的食
塩水溶液のみの注射部位のそれぞれの打抜き部分の重量
の差を求め、これを腫脹重量とした。コントロールの外
用剤基剤のみを供試剤としたものの腫脹重量(E)と実
施例1、3〜5及び比較例1〜5の外用剤を供試剤とし
たものの腫脹重量(F)とから、次式により供試剤の腫
脹抑制率(%)を求めた。 腫脹抑制率(%)=〔(E−F)/E〕×100
【0035】尚、実施例2の外用剤は皮膚に適用すると
流失し、紅斑抑制率および腫脹抑制率を測定することが
できなかった。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明の炎症性皮膚疾患治療用外用剤の
構成は、上述の通りであり、炎症性皮膚疾患に対する治
療効果が高いので、アレルギ−性皮膚疾患をはじめとす
る各種炎症性皮膚疾患に有効に使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効成分としてシクロスポリン、ならびに
    N−アシルサルコシン(塩)及び脂肪族モノカルボン酸
    とモノ又はジエタノールアミンとの反応生成物である脂
    肪酸アミドからなる群より選ばれる1種以上の経皮吸収
    促進剤を含有する炎症性皮膚疾患治療用外用剤であっ
    て、上記シクロスポリンの含有量が前記外用剤中0.0
    1〜1重量%であり、上記経皮吸収促進剤の含有量が前
    記外用剤中0.5〜10重量%であることを特徴とする
    炎症性皮膚疾患治療用外用剤。
JP5153785A 1993-06-24 1993-06-24 炎症性皮膚疾患治療用外用剤 Pending JPH0725784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153785A JPH0725784A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 炎症性皮膚疾患治療用外用剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153785A JPH0725784A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 炎症性皮膚疾患治療用外用剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0725784A true JPH0725784A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15570093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5153785A Pending JPH0725784A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 炎症性皮膚疾患治療用外用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725784A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1345585A1 (en) * 2000-12-20 2003-09-24 LG Household & Health Care Ltd. Compositions for prevention and alleviation of skin wrinkles
WO2009034604A1 (ja) 2007-09-10 2009-03-19 Maruho Co., Ltd. シクロスポリンを含有する液晶乳化型医薬組成物およびそれを用いた皮膚疾患の治療方法
WO2015178454A1 (ja) * 2014-05-23 2015-11-26 株式会社島津製作所 皮膚外用剤及び皮膚刺激低減剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1345585A1 (en) * 2000-12-20 2003-09-24 LG Household & Health Care Ltd. Compositions for prevention and alleviation of skin wrinkles
EP1345585A4 (en) * 2000-12-20 2004-08-18 Lg Household & Health Care Ltd COMPOSITIONS FOR PREVENTING AND LIMITING WRINKLES
WO2009034604A1 (ja) 2007-09-10 2009-03-19 Maruho Co., Ltd. シクロスポリンを含有する液晶乳化型医薬組成物およびそれを用いた皮膚疾患の治療方法
WO2015178454A1 (ja) * 2014-05-23 2015-11-26 株式会社島津製作所 皮膚外用剤及び皮膚刺激低減剤
JPWO2015178454A1 (ja) * 2014-05-23 2017-04-20 株式会社島津製作所 皮膚外用剤及び皮膚刺激低減剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5505956A (en) Medicinal adhesive for percutaneous administration
JP2604097B2 (ja) 皮膚浸透増強剤としてソルビタンエステルを用いた経皮的に薬物を投与するための方法およびシステム
JPS61280426A (ja) 消炎鎮痛用貼付剤
JP2569396B2 (ja) 経皮投与型薬物用貼付剤
WO2000019986A1 (fr) Bande pour absorption percutanee
JP3571511B2 (ja) 経皮吸収製剤
JP3170304B2 (ja) エペリゾンまたはトルペリゾン経皮吸収製剤
JP4813725B2 (ja) 鎮痒用外用剤
JPH0725784A (ja) 炎症性皮膚疾患治療用外用剤
JP2509585B2 (ja) 外用貼付剤
JPH0339488B2 (ja)
JPH06172165A (ja) 炎症性皮膚疾患治療用外用剤
JPH06247852A (ja) 炎症性皮膚疾患治療用外用剤
JP2003119132A (ja) トラニラスト経皮吸収貼付剤
JP2003246737A (ja) 皮膚外用組成物
JPH1180031A (ja) 外用剤及び経皮又は経粘膜吸収性を増進する方法
US5965155A (en) Transdermal therapeutic system with pentylene tetrazol as active substance
WO2001047526A1 (fr) Medicaments a usage externe pour manifestations allergiques de la peau
JPH10316564A (ja) 鎮痒鎮痛外用剤
JPH09255578A (ja) 感染性皮膚疾患治療用外用剤
JP2933623B2 (ja) デプロドンプロピオネート含有外用貼付剤
JPH06179619A (ja) 炎症性皮膚疾患治療用外用剤
JPH09169643A (ja) 寄生性皮膚疾患治療用外用剤
EP1043979B1 (en) Compositions for the transdermal and dermal administration of biologically active agents
JP3612731B2 (ja) 消炎鎮痛外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040317