JPH0725732U - 園芸用ベンチ - Google Patents

園芸用ベンチ

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Publication number
JPH0725732U
JPH0725732U JP6031993U JP6031993U JPH0725732U JP H0725732 U JPH0725732 U JP H0725732U JP 6031993 U JP6031993 U JP 6031993U JP 6031993 U JP6031993 U JP 6031993U JP H0725732 U JPH0725732 U JP H0725732U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
carrier
bench
bed
installation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6031993U
Other languages
English (en)
Inventor
真 木ノ脇
Original Assignee
トピーグリーン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トピーグリーン株式会社 filed Critical トピーグリーン株式会社
Priority to JP6031993U priority Critical patent/JPH0725732U/ja
Publication of JPH0725732U publication Critical patent/JPH0725732U/ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】基台の支柱を伸縮自在とすることにより、園芸
用ベンチ設置の簡便化とメンテナンス性の向上をはかる
ことを目的とする。 【構成】上面にキャリアを走行させるようにした基台の
ライン方向(長さ方向)適当間隔毎に、上記基台を支え
るための複数対の支柱を植立させるとともに、各支柱を
締め付けもしくは弛緩自在の固定治具により基台に固定
させてなる。 これにより各キャリアを走行させる基台
の設置に際して、地形の凹凸にあわせてそれぞれの部分
の支柱の長さをいちいち切断したり、あるいは支柱の接
地面にスペーサを差し挟むなどの面倒な作業を要するこ
とがなく、簡易かつ自在に変えることができるために、
園芸用ベンチの安定的な設置が一層容易となり、また設
置後においても簡単なメンテナンス作業により、その経
年使用によるライン各部分において、地面の沈降などに
よる不安定を除去し、常に十分な安定性を維持するとが
可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、おもに温室やビニールハウス内に設置され、鉢物その他の花卉類栽 培用に使用される園芸用ベンチの構造に関し、ベンチの設置ないし施工上の簡便 化をはかるとともに、コストの低減、ならびにメンテナンス性の向上をはかるこ とを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
温室やビニールハウス内に設置して植物、とくに鉢物などの栽培をおこなうた めに開発された最新のベンチ構造としては、たとえば実公昭62−30920号 のようなものがこれまでに知られている。 これは地上に植立設置された左右一 対の支柱をライン方向に向けて適当間隔毎に複数対設置するとともに、各支柱の 上部に、両端にストッパーを設けた梁を架け渡し、さらに該梁上にコロとして作 用する2本のパイプを一定の間隔を介して載置し、さらにこの上に中間部下面に ストッパーを突出させた可動棚を載置して、該可動棚をその走行方向に対して交 差する方向に移動させることができるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のものによる場合においては、温室やビニールハ ウス内に通路を形成する必要がなく、栽培に活用できる有効面積が増大する点に おいて著しい進歩がみられるものの、各キャリア(可動棚)を走行させる基台の 安定的な設置に際しては、地形の凹凸にあわせてそれぞれの部分の支柱の長さを 変える必要があり、切断や切削作業が必要となり、あるいは支柱の接地面にスペ ーサを差し挟むなどの作業が必要となる。
【0004】 また設置後においても、その経年使用によりラインの各部分において、地面の 沈降が起きたりするために、安定性を維持するためには定期的にラインの保守を 行う必要があり、メンテナンスの面においても経費が嵩むことが多い。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案にあっては、上記した従来技術における種々の課題を解決し、温 室あるいはビニールハウス内に設置された園芸用ベンチの基台の安定性向上のた めの作業性の著しい向上をはかり、しかも経年地盤変化などに伴う基台の安定性 確保に関するメンテナンス性の簡便化をはかるようにしたものであって、具体的 には上面にキャリアを走行させるようにした基台のライン方向(長さ方向)適当 間隔毎に、上記基台を支えるための複数対の支柱を植立させるとともに、各支柱 を締め付けもしくは弛緩自在の固定治具により基台に固定させてなることを特徴 とする園芸用ベンチに関する。
【0006】 さらに本考案は、上面にキャリアを走行させるようにした基台において、該基 台にはキャリア走行用のレールを取り付けたベッドが載置され、しかも該ベッド は基台のライン方向に対して、交差する方向に移動自在に構成されているところ の園芸用ベンチにも関する。
【0007】
【作用】
上記した構成において、基台の設置されている地盤の凹凸に応じて各部の支柱 の固定治具を緩め、地面から基台までの距離如何により、あらかじめ長めに作ら れている支柱の先端(下端)を十分に接地させたところで、上記固定治具をネジ により基台に対して締め付けることにより、支柱の長さを調整する。
【0008】
【実施例】
以下において本考案の具体的な内容を図1〜4の実施例にもとづいて説明する と、1は基台、8はベッド、5は基台1とベッド8との間に介在され、ベッド8 の移動媒体としてのコロの役割を果たすためのパイプ、11はベッド8上を移動 するキャリアをあらわす。 基台1は地面上において、そのライン方向(長さ方 向)適当間隔毎に、上記基台1を支えるための複数対の支柱2.2が植立されて おり、しかも各対の支柱2.2間に架け渡された梁3およびライン方向適当間隔 毎に植立設置された各支柱2.2間に架け渡された梁4とにより構成される。
【0009】 そして支柱2は、あらかじめ設置する基台1の地上高さよりもいくぶん長めと なるように設計されているとともに、基台1の梁3に対する各支柱2の固定は、 図3に示したような角形断面形状の固定治具(図3参照)2a、あるいは図4に 示したような円形断面形状の固定治具(図4参照)2aを用い、これをネジ2b .2bにより基台1の梁3に固定する。 なおこの場合において固定治具2aの 中央部に雌ネジ穴を形成し、これに先端部を鋭突に尖らせたネジ2cを螺入させ 、ネジ2cの鋭突先端部を支柱2の側面に食い込ませることにより固定治具2a の内面と支柱2の外側面との滑りを無くするようにすると一層好ましい。
【0010】 またベッド8はライン方向に対して交差する方向に向けて平行に位置する複数 本のフレーム8a.8aと、該フレーム8a.8a間に、それぞれのフレーム8 aの左右両端部の上面に一体に取り付けた一対の平行なレール10.10、およ びその下方部に垂下させたL字状のストッパー9.9とから構成される。
【0011】 パイプ5.5は基台1の梁3.3上に、相互に一定の間隔を介して転動自在に 載置されるとともに、該パイプ5.5間には、少なくとも該パイプ5.5の長さ 方向に対して適当間隔を隔てて、相互の間隔を常時一定に保持するためのスペー サーバー7が介在される。 すなわちこのスペーサーバー7にはその両端に、中 央に上記パイプ5よりも僅かに径大な軸穴が形成されたプレート6,6が溶接に より固定されており、プレート6.6の軸穴をパイプ5.5のそれぞれに挿通さ せてパイプ5.5の相互の間隔を常時一定に保持させる。
【0012】 キャリア11は、方形に構成されたフレーム12および該フレーム12に敷設 されたフロア部材13と、フレーム12の幅方向左右両端より、支柱14、14 によりそれぞれ一定高さ立ち上がらせたところの、隣接キャリアに連結させた際 に相互に連続させることができる左右一対のレール15.15が形成されている 。 なお該レール15.15のそれぞれには、その一端に凹部15aを、また他 端には該凹部15a内に差し込まれる凸部(図示省略)が形成され、これにより 複数のキャリア11.11を連結させた場合に各キャリア11のそれぞれのレー ル15.15が恰も全体として1本のレールを構成しているかのように直線状に 構成される。
【0013】 また各キャリア11.11の左右両端に形成した左右一対のレール15.15 相互間の距離については、好ましくはベッド8(走行台)上に形成される左右一 対のレール10.10の間隔と等しくするものとし、さらに各キャリア11.1 1には、その走行方向両端部に例えば係止フックのような、隣接するキャリア1 1と連結合させるための連結手段18を設けるものとする。
【0014】 なお図面中において、16.および17はフレーム12の幅方向両端部近くに 取り付けられた車輪をあらわし、この車輪16.17によって、ベッド8のレー ル10.10上に載置され、また場合によってはレール10.10上に連結され た複数のキャリア11.11によって形成された各キャリア上のレール15上に 載置される(図1参照)。
【0015】 上記した構成において、基台1の設置されている地盤の凹凸に応じて各部の支 柱2.2の固定部分である固定治具2aのネジ2b.2b、および2cを緩め、 地面から基台1までの距離如何により、あらかじめ長めに作られている支柱2の 先端(下端)を十分に接地させたところで、上記固定治具2aのネジ2b.2b 、および2cを締め付け固定して支柱2の長さを調整する。
【0016】 またベッド8のレール10.10上に載置されているキャリア11を、該レー ル10.10に沿って単独にて移動させることができることはもとより、複数の キャリア11.11を連結金具18により順次連結した状態にて移動させること もできる。 さらに複数のキャリア11.11を連結させてそれぞれのキャリア のレール15.15を連続させ、該レール15.15の上にさらに別のキャリア 11を載置し、あるいはこれをレール15.15に沿って移動させることもでき る。
【0017】 さらに複数のキャリア11.11を載せたベッド8の全体を、ライン方向(レ ール10.10の長さ方向)に対して交差方向に押圧すると、ベッド8はパイプ 5.5により基台1の梁3.3上を、端部のL字状ストッパー9が基台1の梁4 に突き当たるまでの範囲内において幅方向に移動することができる。
【0018】 さらにベッド8を幅方向に移動させる際、スペーサーバー7が2本のパイプ5 .5間の距離を常時一定に保持するために、経時的使用によるパイプ間の位置ず れを生じない。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記した通り、上面にキャリアを走行させるようにした基台のライン 方向(長さ方向)適当間隔毎に、上記基台を支えるための複数対の支柱を植立さ せるとともに、各支柱を締め付けもしくは弛緩自在の固定治具により基台に固定 させてなるものであるために、各キャリアを走行させる基台の設置に際して、地 形の凹凸にあわせてそれぞれの部分の支柱の長さをいちいち切断したり、あるい は支柱の接地面にスペーサを差し挟むなどの面倒な作業を要することがなく、簡 易かつ自在に変えることができ、園芸用ベンチの安定的な設置が一層容易となり 、また設置後においても簡単なメンテナンス作業により、その経年使用によるラ インの各部分において、地面の沈降等による不安定を除去し、常に十分な安定性 を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である園芸用ベンチの構成を
あらわした正面図。
【図2】図1に示した園芸用ベンチの側面図。
【図3】図1に示した園芸用ベンチの基台を支える支柱
の固定部分をあらわした部分拡大横断面図。
【図4】図3に示した固定部分の別の実施例をあらわし
た部分拡大横断面図。
【符号の説明】
1 基台 2 支柱 2a 固定治具 2b ネジ 2c ネジ 3 梁 4 梁 5 パイプ 6 プレート 7 スペーサーバー 8 ベッド 8a フレーム 9 ストッパー 10 レール 11 キャリア 12 フレーム 13 フロア部材 14 支柱 15 レール 16 車輪 17 車輪 18 連結手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にキャリアを走行させるようにした基
    台のライン方向(長さ方向)適当間隔毎に、上記基台を
    支えるための複数対の支柱を植立させるとともに、各支
    柱を締め付けもしくは弛緩自在の固定治具により基台に
    固定させてなることを特徴とする園芸用ベンチ。
  2. 【請求項2】基台を支えるために植立固定させた複数対
    の各支柱およびその固定治具は、断面が角形もしくは円
    形であることを特徴とする請求項1に記載の園芸用ベン
    チ。
  3. 【請求項3】上面にキャリアを走行させるようにした基
    台には、キャリア走行用のレールを取り付けたベッドが
    載置され、しかも該ベッドは基台のライン方向に対し
    て、交差する方向に移動自在に構成されているところの
    請求項1に記載の園芸用ベンチ。
JP6031993U 1993-10-14 1993-10-14 園芸用ベンチ Pending JPH0725732U (ja)

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JP6031993U JPH0725732U (ja) 1993-10-14 1993-10-14 園芸用ベンチ

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JP6031993U JPH0725732U (ja) 1993-10-14 1993-10-14 園芸用ベンチ

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JPH0725732U true JPH0725732U (ja) 1995-05-16

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ID=13138744

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JP6031993U Pending JPH0725732U (ja) 1993-10-14 1993-10-14 園芸用ベンチ

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JP (1) JPH0725732U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016187320A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 ヤンマー株式会社 移動栽培装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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