JP3299609B2 - 園芸用ベンチおよびその多段利用方法 - Google Patents

園芸用ベンチおよびその多段利用方法

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JP3299609B2 JP24632293A JP24632293A JP3299609B2 JP 3299609 B2 JP3299609 B2 JP 3299609B2 JP 24632293 A JP24632293 A JP 24632293A JP 24632293 A JP24632293 A JP 24632293A JP 3299609 B2 JP3299609 B2 JP 3299609B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、おもに温室やビニール
ハウス内に設置され、鉢物その他の花卉類栽培用に使用
される園芸用のベンチおよび該ベンチの多段利用方法に
関し、温室やビニールハウス内の省スペース化と、園芸
作業の合理化をはかることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】温室やビニールハウス内に設置して植
物、とくに鉢物などの栽培をおこなうために開発された
最新のベンチ構造としては、たとえば実公昭62−30
920号のようなものがこれまでに知られている。 こ
れは地上に設置された支柱の上部に、両端にストッパー
を設けた梁を架け渡すとともに、該梁上にコロとして作
用する2本のパイプを一定の間隔を介して載置し、さら
にこの上に中間部下面にストッパーを突出させた可動棚
を載置して、該可動棚をその走行方向に対して交差する
方向に移動させることができるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のものによる場合においては、温室やビニールハ
ウス内に通路を形成する必要がなく、栽培に活用できる
有効面積が増大する点において著しい進歩がみられるも
のの、その有効利用範囲は平面的なものに限られるため
に、温室あるいはビニールハウス内の有効利用には中途
半端な点が残り、未だ不完全であるなどの課題が残され
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明にあって
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、温
室あるいはビニールハウス内の一層のスペース有効利用
をはかり、しかも作業性の著しい向上をはかるようにし
たものであって、具体的には走行台と、該走行台上を走
行する複数のキャリアとからなり、各キャリアにはその
幅方向左右両端より、それぞれ一定高さ立ち上がらせた
ところの、隣接キャリアに連結させた際に相互に連続さ
せることができる左右一対のレールが形成されているこ
とを特徴とした園芸用ベンチに関する。
【0005】さらに本発明は、上記した走行台上を走行
する複数の各キャリアにおける、幅方向左右両端より、
それぞれ一定高さ立ち上がらせたところの、左右一対の
レール間の距離を、走行台上に形成された左右一対のレ
ール間距離に等しくしてあるところの園芸用ベンチにも
関する。
【0006】さらに本発明は、走行台上を走行する複数
のキャリアに、相互に連結する手段を有せしめたところ
の園芸用ベンチにも関する。
【0007】さらに本発明は、走行台と、該走行台上を
走行する複数のキャリアとからなり、各キャリアにはそ
の幅方向左右両端より、それぞれ一定高さ立ち上がらせ
たところの、隣接キャリアに連結させた際に相互に連続
させることができる左右一対のレールが形成されている
とともに、走行台はキャリア走行用のレールを取り付け
たベッドと、該ベッドを支承する基台とからなり、上記
ベッドは基台に対してレールの長さ方向に対し、交差す
る方向に移動自在に構成されていることを特徴とした園
芸用ベンチにも関する。
【0008】さらに本発明は、走行台上を走行する複数
のキャリアのそれぞれに、幅方向左右両端より、それぞ
れ一定高さ立ち上がらせたところの、上記キャリアを隣
接キャリアに連結させた際に、相互に連続させることが
できる左右一対のレールを形成し、該レール上に別のキ
ャリアを積み重ねて走行させるようにした園芸用ベンチ
の多段利用方法にも関する。
【0009】
【作用】上記した構成において、走行台上を走行する各
キャリアのほかに、各キャリアを連結させてそれぞれの
キャリアのレールを相互に連続させるとともに、該キャ
リアのレール上に別のキャリアを一台または複数台乗せ
て走行させることができ、また場合によってはさらにそ
の上にもう一段のキャリアを乗せて走行させることも可
能である。 そして各段のキャリア上には鉢物その他の
花卉類を多数載せて各キャリア毎に搬送することが可能
となり、温室やビニールハウス内の、とくに上下方向に
おける室内スペースを有効に活用することができる。
【0010】
【実施例】以下において本発明の具体的な内容を図1〜
3の実施例にもとづいて説明すると、1は基台、8はベ
ッド、5は基台1とベッド8との間に介在され、ベッド
8の移動媒体としてのコロの役割を果たすためのパイ
プ、11はベッド8上を移動するキャリアをあらわす。
基台1は柱2.2間に架け渡された梁3および4とに
より構成され、とくに柱2はラインの長さに応じて適当
間隔毎に植立されるとともに、梁3もラインの長さ如何
により適当間隔毎に複数平行して取り付けられる。
【0011】ベッド8はライン方向に対して交差する方
向に向けて平行に位置する複数本のフレーム8a.8a
と、該フレーム8a.8a間に、それぞれのフレーム8
aの左右両端部の上面に一体に取り付けた一対の平行な
レール10.10、およびその下方部に垂下させたL字
状のストッパー9.9とから構成される。
【0012】パイプ5.5は基台1の梁3.3上に、相
互に一定の間隔を介して転動自在に載置されるととも
に、該パイプ5.5間には、少なくとも該パイプ5.5
の長さ方向に対して適当間隔を隔てて、相互の間隔を常
時一定に保持するためのスペーサーバー7が介在され
る。 すなわちこのスペーサーバー7にはその両端に、
中央に上記パイプ5よりも僅かに径大な軸穴が形成され
たプレート6,6が溶接により固定されており、プレー
ト6.6の軸穴をパイプ5.5のそれぞれに挿通させて
パイプ5.5の相互の間隔を常時一定に保持させる。
【0013】キャリア11は、方形に構成されたフレー
ム12および該フレーム12に敷設されたフロア部材1
3と、フレーム12の幅方向左右両端より、支柱14、
14によりそれぞれ一定高さ立ち上がらせたところの、
隣接キャリアに連結させた際に相互に連続させることが
できる左右一対のレール15.15が形成されている。
なお該レール15.15のそれぞれには、その一端に
凹部15aを、また他端には該凹部15a内に差し込ま
れる凸部(図示省略)が形成され、これにより複数のキ
ャリア11.11を連結させた場合に各キャリア11の
それぞれのレール15.15が恰も全体として1本のレ
ールを構成しているかのように直線上に構成される。
【0014】また各キャリア11.11の左右両端に形
成した左右一対のレール15.15相互間の距離につい
ては、好ましくはベッド8(走行台)上に形成される左
右一対のレール10.10の間隔と等しくするものと
し、さらに各キャリア11.11には、その走行方向両
端部に例えば係止フックのような、隣接するキャリア1
1と連結合させるための連結手段18を設けるものとす
る。
【0015】なお図面中において、16.および17は
フレーム12の幅方向両端部近くに取り付けられた車輪
をあらわし、この車輪16.17によって、ベッド8の
レール10.10上に載置され、また場合によってはレ
ール10.10上に連結された複数のキャリア11.1
1によって形成された各キャリア上のレール15上に載
置される(図1参照)。
【0016】上記した構成において、ベッド8のレール
10.10上に載置されているキャリア11を、該レー
ル10.10に沿って単独にて移動させることができる
ことはもとより、複数のキャリア11.11を連結金具
18により順次連結した状態にて移動させることもでき
る。 さらに複数のキャリア11.11を連結させてそ
れぞれのキャリアのレール15.15を連続させ、該レ
ール15.15の上にさらに別のキャリア11を載置
し、あるいはこれをレール15.15に沿って移動させ
ることもできる。
【0017】また複数のキャリア11.11を載せたベ
ッド8の全体を、ライン方向(レール10.10の長さ
方向)に対して交差方向に押圧すると、ベッド8はパイ
プ5.5により基台1の梁3.3上を、端部のL字状ス
トッパー9が基台1の梁4に突き当たるまでの範囲内に
おいて幅方向に移動することができる。 さらにベッド
8を幅方向に移動させる際、スペーサーバー7が2本の
パイプ5.5間の距離を常時一定に保持するために、経
時的使用によるパイプ間の位置ずれを生じない。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記した通り、走行台上を走行
する各キャリアには、その幅方向左右両端より、それぞ
れ一定高さ立ち上がらせたところの、隣接キャリアに連
結させた際に相互に連続させることができる左右一対の
レールが形成されているために、狭い温室やビニールハ
ウス内において、平面的なスペースを活用できるばかり
でなく、上下方向にキャリアを多段に積み重ね、しかも
これを下段のキャリアと同様にライン方向および幅方向
のいずれにも移動させることができるために、省スペー
ス化のみならず作業性が著しく向上し、園芸作業の合理
化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である園芸用ベンチの構成を
あらわした斜視図。
【図2】図1に示した園芸用ベンチの側面図。
【図3】図1に示した園芸用ベンチの正面図。
【符号の説明】
1 基台 2 柱 3 梁 4 梁 5 パイプ 6 プレート 7 スペーサーバー 8 ベッド 8a フレーム 9 ストッパー 10 レール 11 キャリア 12 フレーム 13 フロア部材 14 支柱 15 レール 16 車輪 17 車輪 18 連結手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行台と、該走行台上を走行する複数のキ
    ャリアとからなり、各キャリアにはその幅方向左右両端
    より、それぞれ一定高さ立ち上がらせたところの、隣接
    キャリアに連結させた際に相互に連続させることができ
    る左右一対のレールが形成されていることを特徴とした
    園芸用ベンチ。
  2. 【請求項2】各キャリアの左右両端に形成した一対のレ
    ール間の距離は、走行台上に形成された左右一対のレー
    ル間距離に等しくしてあるところの請求項1に記載の園
    芸用ベンチ。
  3. 【請求項3】走行台上を走行する複数のキャリアは、相
    互に連結手段を有するところの請求項1に記載の園芸用
    ベンチ。
  4. 【請求項4】走行台と、該走行台上を走行する複数のキ
    ャリアとからなり、各キャリアにはその幅方向左右両端
    より、それぞれ一定高さ立ち上がらせたところの、隣接
    キャリアに連結させた際に相互に連続させることができ
    る左右一対のレールが形成されているとともに、走行台
    はキャリア走行用のレールを取り付けたベッドと、該ベ
    ッドを支承する基台とからなり、上記ベッドは基台に対
    してレールの長さ方向に対し、交差する方向に移動自在
    に構成されていることを特徴とした園芸用ベンチ。
  5. 【請求項5】走行台上を走行する複数のキャリアのそれ
    ぞれに、幅方向左右両端より、それぞれ一定高さ立ち上
    がらせたところの、上記キャリアを隣接キャリアに連結
    させた際に、相互に連続させることができる左右一対の
    レールを形成し、該レール上に別のキャリアを積み重ね
    て走行させるようにした園芸用ベンチの多段利用方法。
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