JPH07257293A - ドリップウエザーストリップ - Google Patents
ドリップウエザーストリップInfo
- Publication number
- JPH07257293A JPH07257293A JP6073843A JP7384394A JPH07257293A JP H07257293 A JPH07257293 A JP H07257293A JP 6073843 A JP6073843 A JP 6073843A JP 7384394 A JP7384394 A JP 7384394A JP H07257293 A JPH07257293 A JP H07257293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- roof
- front pillar
- main seal
- seal lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車体のドア開口周縁部のフロントピラー及び
ルーフに連続して装着されるドリップウエザーストリッ
プを、１本の押し出し成形部品により装着できるように
してコストの低減を図った。 【構成】 車体のドア開口周縁部のフロントピラーＰ及
びルーフＲに連続して装着されるドリップウエザースト
リップ１において、取付基底部２に断面略つ字状のメイ
ンシールリップ３が、折返し先端部３ａをドア側に向け
て立設されると共に、該メインシールリップ３の側部に
サブリップ４が、上端部４ａを上記折返し先端部３ａに
重なり得る状態で立設されて成る。
ルーフに連続して装着されるドリップウエザーストリッ
プを、１本の押し出し成形部品により装着できるように
してコストの低減を図った。 【構成】 車体のドア開口周縁部のフロントピラーＰ及
びルーフＲに連続して装着されるドリップウエザースト
リップ１において、取付基底部２に断面略つ字状のメイ
ンシールリップ３が、折返し先端部３ａをドア側に向け
て立設されると共に、該メインシールリップ３の側部に
サブリップ４が、上端部４ａを上記折返し先端部３ａに
重なり得る状態で立設されて成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車体のドア開口周縁部
のフロントピラー及びルーフに連続して装着されるドリ
ップウエザーストリップに関するものである。
のフロントピラー及びルーフに連続して装着されるドリ
ップウエザーストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のドリップウエザーストリップは、
図６に符号７で示すように、車体の開口周縁部のフロン
トピラーＰ及びルーフＲに連続して装着されるが、フロ
ントピラーＰに装着される部分８は、図７に示すよう
に、車の風切り音防止対策としてシール部８ａが中空状
を形成し、またルーフＲに装着される部分９は、図８に
示すように、シール部９ａが中実リップ状を形成してい
る。
図６に符号７で示すように、車体の開口周縁部のフロン
トピラーＰ及びルーフＲに連続して装着されるが、フロ
ントピラーＰに装着される部分８は、図７に示すよう
に、車の風切り音防止対策としてシール部８ａが中空状
を形成し、またルーフＲに装着される部分９は、図８に
示すように、シール部９ａが中実リップ状を形成してい
る。
【０００３】そして、このウエザーストリップ７のフロ
ントピラーＰとルーフＲとの境界部分への装着部位に
は、型成形部品１０が介装されている。即ち、上記両シ
ール部８ａ、９ａの断面形状が異なるため、それらのウ
エザーストリップは別個に押し出し成形された部品８、
９であり、これらとその間に介装される型成形部品１０
とが加硫等により互いに接着されて長尺のドリップウエ
ザーストリップ７が形成されている。
ントピラーＰとルーフＲとの境界部分への装着部位に
は、型成形部品１０が介装されている。即ち、上記両シ
ール部８ａ、９ａの断面形状が異なるため、それらのウ
エザーストリップは別個に押し出し成形された部品８、
９であり、これらとその間に介装される型成形部品１０
とが加硫等により互いに接着されて長尺のドリップウエ
ザーストリップ７が形成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ドリップウエザーストリップ７は、フロントピラーＰ及
びルーフＲに装着される各々別個に押し出し成形された
部品８、９と、これらの間に介装される型成形部品１０
とが、互いに加硫等により接着されるというかなり多く
の工数が必要とされコスト高の原因となった。
ドリップウエザーストリップ７は、フロントピラーＰ及
びルーフＲに装着される各々別個に押し出し成形された
部品８、９と、これらの間に介装される型成形部品１０
とが、互いに加硫等により接着されるというかなり多く
の工数が必要とされコスト高の原因となった。
【０００５】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、フロントピラー及びルーフに装着されるドリップウ
エザーストリップを、同一断面形状の押し出し成形部品
とすることによりコストの低減を図ったドリップウエザ
ーストリップを提供することを目的とする。
て、フロントピラー及びルーフに装着されるドリップウ
エザーストリップを、同一断面形状の押し出し成形部品
とすることによりコストの低減を図ったドリップウエザ
ーストリップを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図１に示すように、車体のドア開
口周縁部のフロントピラーＰ及びルーフＲに連続して装
着されるドリップウエザーストリップ１において、取付
基底部２に断面略つ字状のメインシールリップ３が、折
返し先端部３ａをドア側に向けて立設されると共に、該
メインシールリップ３の側部にサブリップ４が、上端部
４ａを上記折返し先端部３ａに重なり得る状態で立設さ
れてなるものである。
めに本発明の構成は、図１に示すように、車体のドア開
口周縁部のフロントピラーＰ及びルーフＲに連続して装
着されるドリップウエザーストリップ１において、取付
基底部２に断面略つ字状のメインシールリップ３が、折
返し先端部３ａをドア側に向けて立設されると共に、該
メインシールリップ３の側部にサブリップ４が、上端部
４ａを上記折返し先端部３ａに重なり得る状態で立設さ
れてなるものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図１はドリップウエザーストリップ１の垂直
切断面を示し、その取付基底部２は横方向の嵌合凹部２
ａを凹設している。該取付基底部２には、断面略つ字状
のメインシールリップ３が折返し先端部３ａをドア側に
向けて立設されている。また、メインシールリップ３の
ドア側の側部に、サブリップ４が上端部４ａを上記折返
し先端部３ａに重なり得る状態で立設されている。そし
て、上記ウエザーストリップ１は装着時、図２または図
３に示す如く車体のドア開口周縁部のフロントピラーＰ
またはルーフＲの取付縁５に上記取付基底部２の嵌合凹
部２ａを挟着して取付けられる。
説明する。図１はドリップウエザーストリップ１の垂直
切断面を示し、その取付基底部２は横方向の嵌合凹部２
ａを凹設している。該取付基底部２には、断面略つ字状
のメインシールリップ３が折返し先端部３ａをドア側に
向けて立設されている。また、メインシールリップ３の
ドア側の側部に、サブリップ４が上端部４ａを上記折返
し先端部３ａに重なり得る状態で立設されている。そし
て、上記ウエザーストリップ１は装着時、図２または図
３に示す如く車体のドア開口周縁部のフロントピラーＰ
またはルーフＲの取付縁５に上記取付基底部２の嵌合凹
部２ａを挟着して取付けられる。
【０００８】また、上記ウエザーストリップ１は、図４
に示す如く、メインシールリップ３の長手方向の所定位
置、即ち装着時にフロントピラーＰとルーフＲとの境界
部Ｂに当接する部位のサブリップ４に、Ｕ字状の切欠き
部６が形成されている。または、メインシールリップ３
の上記境界部Ｂに当接する部位の先端部３ａに、図示を
省略するが切欠き部６同様の切欠き部が形成されてもよ
い。従って、ドリップウエザーストリップ１はフロント
ピラーＰ及びルーフＲの装着部分が同一断面形状である
ため、連続した押し出し成形により作られている。
に示す如く、メインシールリップ３の長手方向の所定位
置、即ち装着時にフロントピラーＰとルーフＲとの境界
部Ｂに当接する部位のサブリップ４に、Ｕ字状の切欠き
部６が形成されている。または、メインシールリップ３
の上記境界部Ｂに当接する部位の先端部３ａに、図示を
省略するが切欠き部６同様の切欠き部が形成されてもよ
い。従って、ドリップウエザーストリップ１はフロント
ピラーＰ及びルーフＲの装着部分が同一断面形状である
ため、連続した押し出し成形により作られている。
【０００９】上記ウエザーストリップ１がフロントピラ
ーＰ及びルーフＲに装着される際、フロントピラーＰへ
の装着部分は、図２に示す如く、メインシールリップ３
とサブリップ４とが中空部Ｖを形成するように装着され
る。この中空状シール部により車の走行時の風切り音が
防止される。ついで、フロントピラーＰとルーフＲとの
境界部ＢからルーフＲに至る装着部分は、上記切欠き部
６を境にして図３に示す如く、メインシールリップ３の
折返し先端部３ａが折曲され、サブリップ４が外側から
剛性力で該折返し先端部３ａを押圧して重合し、これら
が一個の中実状のシール部を形成した状態で装着され
る。
ーＰ及びルーフＲに装着される際、フロントピラーＰへ
の装着部分は、図２に示す如く、メインシールリップ３
とサブリップ４とが中空部Ｖを形成するように装着され
る。この中空状シール部により車の走行時の風切り音が
防止される。ついで、フロントピラーＰとルーフＲとの
境界部ＢからルーフＲに至る装着部分は、上記切欠き部
６を境にして図３に示す如く、メインシールリップ３の
折返し先端部３ａが折曲され、サブリップ４が外側から
剛性力で該折返し先端部３ａを押圧して重合し、これら
が一個の中実状のシール部を形成した状態で装着され
る。
【００１０】つまり、断面形状が一様の１本の押し出し
成形部品であるドリップウエザーストリップ１により、
装着の際にフロントピラーＰ部分では中空状シール部を
形成し、ルーフＲ部分では中実状のシール部を形成する
ことができるため、従来のように断面形状の異なる部品
を別個に製作しこれらを接着する必要がない。つぎに、
図５に示すように、他の実施例としてドリップウエザー
ストリップ８は、上記ウエザーストリップ１のように切
欠き部６を形成しないで、装着時フロントピラーＰとル
ーフＲとの境界部Ｂにおいて、サブリップ４の外側にあ
る折返し先端部３ａをサブリップ４の内側に押し込んで
装着している。従って、フロントピラーＰ部分のウエザ
ーストリップ８は図２に示すような中空状シール部を形
成し、ルーフＲ部分は図３に示すような中実状シール部
を形成している。
成形部品であるドリップウエザーストリップ１により、
装着の際にフロントピラーＰ部分では中空状シール部を
形成し、ルーフＲ部分では中実状のシール部を形成する
ことができるため、従来のように断面形状の異なる部品
を別個に製作しこれらを接着する必要がない。つぎに、
図５に示すように、他の実施例としてドリップウエザー
ストリップ８は、上記ウエザーストリップ１のように切
欠き部６を形成しないで、装着時フロントピラーＰとル
ーフＲとの境界部Ｂにおいて、サブリップ４の外側にあ
る折返し先端部３ａをサブリップ４の内側に押し込んで
装着している。従って、フロントピラーＰ部分のウエザ
ーストリップ８は図２に示すような中空状シール部を形
成し、ルーフＲ部分は図３に示すような中実状シール部
を形成している。
【００１１】なお、図１、図２に示すように、取付基底
部２が大部分をソリッド材にて形成されることで取付縁
５に確実に取付けられることができ、またサブリップ４
をソリッド材にすることでメインシールリップ３を確実
にセットできる。さらに、メインシールリップ３の取付
基底部２側部分を例えばソリッド材とし、折返し先端部
３ａをスポンジ材にする事によりシール性及び取付性を
向上できる。
部２が大部分をソリッド材にて形成されることで取付縁
５に確実に取付けられることができ、またサブリップ４
をソリッド材にすることでメインシールリップ３を確実
にセットできる。さらに、メインシールリップ３の取付
基底部２側部分を例えばソリッド材とし、折返し先端部
３ａをスポンジ材にする事によりシール性及び取付性を
向上できる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明のドリップウ
エザーストリップは、フロントピラー及びルーフに装着
される部分が、同一断面形状の押し出し成形部品だけで
すむため、従来の如く異なる断面形状の押し出し成形部
品及び型成形部品を別個に作り、これらを接着するとい
う多くの工数が不要となり、コストの低減が図られる。
エザーストリップは、フロントピラー及びルーフに装着
される部分が、同一断面形状の押し出し成形部品だけで
すむため、従来の如く異なる断面形状の押し出し成形部
品及び型成形部品を別個に作り、これらを接着するとい
う多くの工数が不要となり、コストの低減が図られる。
【図１】本発明のドリップウエザーストリップの垂直切
断面図である。
断面図である。
【図２】同上ウエザーストリップがフロントピラーに装
着された状態の断面図である。
着された状態の断面図である。
【図３】図１のウエザーストリップがルーフに装着され
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
【図４】切欠き部が形成された場合の図１のウエザース
トリップの、フロントピラーとルーフとの境界部への装
着状態を示す斜視図である。
トリップの、フロントピラーとルーフとの境界部への装
着状態を示す斜視図である。
【図５】切欠き部が形成されない場合の図１のウエザー
ストリップの、フロントピラーとルーフとの境界部への
装着状態を示す斜視図である。
ストリップの、フロントピラーとルーフとの境界部への
装着状態を示す斜視図である。
【図６】従来のドリップウエザーストリップが、車体の
ドア開口周縁部に装着された状態を示す側面図である。
ドア開口周縁部に装着された状態を示す側面図である。
【図７】同上ウエザーストリップがフロントピラーに装
着された状態の断面図である。
着された状態の断面図である。
【図８】図６のウエザーストリップがルーフに装着され
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
１ ドリップウエザーストリップ ２ 取付基底部 ２ａ 嵌合凹部 ３ メインシールリップ ３ａ 折返し先端部 ４ サブリップ ４ａ 上端部 ５ 取付縁 ６ 切欠き部 ７ ドリップウエザーストリップ ８ ドリップウエザーストリップ Ｐ フロントピラー Ｒ ルーフ
Claims (1)
- 【請求項１】 車体のドア開口周縁部のフロントピラー
及びルーフに連続して装着されるドリップウエザースト
リップにおいて、取付基底部に断面略つ字状のメインシ
ールリップが、折返し先端部をドア側に向けて立設され
ると共に、該メインシールリップの側部にサブリップ
が、上端部を上記折返し先端部に重なり得る状態で立設
されたことを特徴とするドリップウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073843A JPH07257293A (ja) | 1994-03-19 | 1994-03-19 | ドリップウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073843A JPH07257293A (ja) | 1994-03-19 | 1994-03-19 | ドリップウエザーストリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07257293A true JPH07257293A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13529833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6073843A Pending JPH07257293A (ja) | 1994-03-19 | 1994-03-19 | ドリップウエザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07257293A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970069610A (ko) * | 1996-04-03 | 1997-11-07 | 리차드 엔, 제이콥슨 | 연신 스트립 |
-
1994
- 1994-03-19 JP JP6073843A patent/JPH07257293A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970069610A (ko) * | 1996-04-03 | 1997-11-07 | 리차드 엔, 제이콥슨 | 연신 스트립 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8033057B2 (en) | Sealing arrangement for sealing and guiding a powered window pane, particularly of a motor vehicle | |
| US5715632A (en) | Weather strip | |
| KR100468194B1 (ko) | 매끄러운외면을갖는플랜지커버 | |
| US20060162256A1 (en) | Weatherstrip | |
| US7178809B2 (en) | Roof weather strip for convertible car | |
| EP0799748A1 (en) | An elongate strip | |
| US4785584A (en) | Weather strip for door pane of motor vehicle | |
| JPH08268066A (ja) | フロントドアのシール構造 | |
| JPH07144543A (ja) | 自動車ウインド開口まわりのシール部構造 | |
| JPH07257293A (ja) | ドリップウエザーストリップ | |
| JPH0537692Y2 (ja) | ||
| JP3666696B2 (ja) | ウェザストリップ | |
| JP2677109B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
| JP3186211B2 (ja) | 自動車のドアシール構造 | |
| JP3214227B2 (ja) | 自動車のシール構造 | |
| JPH077229Y2 (ja) | 車両のシ−ル構造 | |
| JP3596629B2 (ja) | 自動車のシール構造 | |
| JPS61241228A (ja) | 自動車のシ−ル構造 | |
| JPH0211232Y2 (ja) | ||
| JPH0585282A (ja) | ウエザーストリツプ構造 | |
| JP3196458B2 (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
| JPH0771917B2 (ja) | ドリップチャンネル用ウエザーストリップ | |
| JPH0524439A (ja) | 自動車用ウエザストリツプ | |
| JPH06305370A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
| JPH0512230U (ja) | 自動車用ウエザストリツプ |