JPH07257250A - 座席装置 - Google Patents

座席装置

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JPH07257250A
JPH07257250A JP5022794A JP5022794A JPH07257250A JP H07257250 A JPH07257250 A JP H07257250A JP 5022794 A JP5022794 A JP 5022794A JP 5022794 A JP5022794 A JP 5022794A JP H07257250 A JPH07257250 A JP H07257250A
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    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36Support for the head or the back
    • A47C7/40Support for the head or the back for the back
    • A47C7/405Support for the head or the back for the back with double backrests
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/2222Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable the back-rest having two or more parts
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シートバックを後傾させると、それに伴って自
動的に骨盤後方を保持するシートバック下部側が前方傾
動し、別途シートバック下部を調整し直す必要がなく使
い勝手が良いと共に、安定した着座感があって疲れにく
い座席装置を提供すること。 【構成】シートバック30下部に、着座者の骨盤を保持
する可動サポート部30aを傾動可能に設け、シートク
ッション20の後端部に連結リンク50を回動可能に枢
支し、バックフレーム31の下端側に作動端34を形成
し、シートバック30の後方傾動に伴い連結リンク50
が前方へ回動すべく、作動端34を連結リンク50の一
端に押引き可能に連結し、かつ連結リンク50の前方回
動に伴い可動サポート部30aも前方傾動すべく、連結
リンク50の他端を可動サポート部30aの下端部に押
引き可能に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着座者の骨盤後方を保
持し、腰椎付近に負担のかからない安定した着座姿勢を
保てる座席装置に関し、そのうち特に、鉄道車両用シー
トや、一般の乗用車等の車両用シートに用いられるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の座席装置としては、例え
ば、図4に示すような鉄道車両用シート1や、実開平4
−59705号公報等に示すような車両用シートがあ
る。図4に示す鉄道車両用シート1では、そのシートク
ッション2の後端部にシートバック3が傾動可能に支持
されており、シートバック3の下部3aには、カム4の
回転により前後位置を調整できて、着座者Aの骨盤後方
を保持するサポートボード5が設けられている。
【0003】また、前記公報に示す車両用シートでは、
シートバックの下部空間にヒップサポートが前後方向に
傾動可能に設けられており、該ヒップサポート内にはギ
アの回転により回動できて、着座者の腰椎下部等を押圧
するフィットボードが設けられている。
【0004】ところで、前記何れのシートにおいても、
着座者Aの骨盤後方付近を保持する各ボードの位置調整
を行なう機構(カム,ギア等)は、シートバックの傾動
調整を行なうリクライニング機構とは別途独立に構成さ
れており、従って、それらの操作も全く別々に行なわれ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような各種の座席装置では、図5に代表して示すよう
に、着座者がリラックスした姿勢をとろうとしてシート
バックを後傾させると、自らの重みにより臀部が多少前
に滑り出すような尻ずれ現象が生じて、骨盤後方がシー
トバックの背凭れ面から離れてしまうのが普通である。
そうなると、着座者の臀部が十分には支持されず不安定
になり、かつシートバックの背凭れ面に接触する腰椎付
近に着座者の上半身の体重が集中して腰痛を引き起した
り、背骨に無理がかかるおそれがある。
【0006】従って、着座者はシートバックを後傾させ
る度に、かかる後傾操作とは別に前記ボードを前方へ傾
動させて、骨盤後方が十分に保持されるように調整し直
さなければならないために、操作が煩わしく、使い勝手
が良くないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、シートバックを後傾させると、そ
れに伴って自動的に骨盤後方を保持するシートバック下
部側が前方傾動し、別途シートバック下部を調整し直す
必要がなく使い勝手が良いと共に、安定した着座感を得
ることができ疲れにくい座席装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、着座者の骨盤後方を
保持し、腰椎付近に負担のかからない安定した着座姿勢
を保てる座席装置(10)であって、シートバック(3
0)に内装するバックフレーム(31)を、シートクッ
ション(20)の後方にて傾動可能に支持し、前記シー
トバック(30)の下部に、着座者の骨盤後方を保持す
るように傾動可能な可動サポート部(30a)を形成
し、該可動サポート部(30a)を、その上端部を傾動
中心として前記バックフレーム(31)に傾動可能に支
持し、前記シートクッション(20)の後端部に連結リ
ンク(50)を回動可能に枢支し、前記バックフレーム
(31)の傾動中心側より前記連結リンク(50)の一
端(50a)側に延びるバックフレーム(31)下端側
に作動端(34)を形成し、前記シートバック(30)
の後方傾動に伴い前記連結リンク(50)が前方へ回動
すべく、前記作動端(34)を連結リンク(50)の一
端(50a)に押引き可能に連結し、かつ連結リンク
(50)の前方への回動に伴い前記可動サポート部(3
0a)が前方傾動すべく、前記連結リンク(50)の他
端(50b)を可動サポート部(30a)の下端部に押
引き可能に連結したことを特徴とする座席装置(10)
に存する。
【0009】
【作用】座席装置(10)の着座者は、シートバック
(30)の下部に形成された可動サポート部(30a)
により骨盤後方を十分保持され、それにより、腰椎付近
に負担がかからず、長時間座っても疲れない安定した着
座感を得ることができる。着座者が例えば、更にリラッ
クスした姿勢をとろう等としてシートバック(30)を
後方に傾動させると、バックフレーム(31)の傾動中
心より延びるバックフレーム(31)下端側の作動端
(34)が、シートバック(30)の背凭れ面とは逆に
前方へ傾動する。
【0010】シートバック(30)の後方傾動による前
記作動端(34)の前方傾動に伴って、該作動端(3
4)に押引き可能に連結され、かつシートクッション
(20)の後部に枢支された連結リンク(50)が、前
方へ押されるように回動する。この連結リンク(50)
の前方への回動に伴い、その他端(50b)に更に押引
き可能に連結されている前記可動サポート部(30a)
の下端部が、シートバック(30)の背凭れ面より更に
前に出るように押されて前方傾動する。
【0011】着座者がシートバック(30)を後方に傾
動させると、大抵は自らの重みにより臀部が多少前に滑
り出すような尻ずれ現象が生じるのだが、前述した如く
シートバック(30)の後方傾動に同期して、可動サポ
ート部(30a)が自動的にシートバック(30)の背
凭れ面より更に前に出るよう前方傾動し、前方へ位置ず
れした着座者の骨盤後方を十分に保持する。
【0012】それにより、シートバック(30)を後方
傾動させても、着座者が別途特別な操作をすることな
く、前方へ位置ずれした臀部は安定した状態に保持さ
れ、着座者はその骨盤後方から腰椎付近にかけて、より
広い面積でシートバック(30)側に凭れることができ
る。従って、着座者は腰等を痛めるおそれがなく、安定
した着座感を得ることができる。
【0013】なお、シートバック(30)を後方傾動さ
せた状態から通常の状態に戻すべく、該シートバック
(30)を前方傾動させると、前記連結リンク(50)
等の相互の連結関係により、可動サポート部(30a)
がシートバック(30)全体の前傾とは別に、前方傾動
していた状態から後方傾動して元の着座状態に戻る。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図3は本発明の一実施例を示している。図
1に示すように、座席装置10は、車両フロア11に脚
台12を介して固定されたシートクッション20と、該
シートクッション20の後方にて傾動可能に支持された
シートバック30とを具備してなる。また、シートバッ
ク30の下部には、着座者の骨盤後方を保持するように
傾動可能な可動サポート部30aが形成されている。
【0015】図2に示すように、シートクッション20
に内装されたクッションフレーム21は、両側方向に長
く延びる矩形状枠組であり、前端部21aと後端部21
b、それに両側部21c,21cとを有する。枠組の内
側にはハードボード22が取付けられている。また、両
側部21c,21cには、それぞれアームレスト23,
23が固着されている。更に後端部21bの略中央に
は、その両側に配す一対のシートバック30,30を支
持するための支持部材24が立設されている。
【0016】各シートバック30に内装されたバックフ
レーム31は、逆U字形に形成されており、上端部31
cとその両端より下方に延びる両側部31a,31bと
からなる。両側部31a,31b間の上半側にはハード
ボード32が取付けられている。このようなバックフレ
ーム31は、シートクッション20の後方にて傾動可能
に支持されている。更に詳しく言えば、バックフレーム
31の両側部31a,31bの下端側が、前記アームレ
スト23及び支持部材24にそれぞれ突設された枢軸3
3,33により、シートクッション20の後方側で枢支
されている。
【0017】バックフレーム31の両側部31a,31
b間の下半側には、可動サポート部30a内に内装する
ペルビス(骨盤)サポートボード40が、着座者の骨盤
後方を保持すべく傾動可能に支持されている。更に詳し
く言えば、シートバック30全体の傾動中心となる枢軸
33よりも上側に位置する両側部31a,31bの所定
箇所に、それぞれ回動軸41,41が横設されており、
この各回動軸41を介して、ペルビスサポートボード4
0の上端部40aが回動可能に支持されている。
【0018】そして、ペルビスサポートボード40の下
端部40bは、各回動軸41を中心として着座者の臀部
を後方から保持すべく前方へ傾動するように設定されて
いる。なお、ペルビスサポートボード40の下端部40
bの両端面には、後述する連結リンク50の他端50b
に押引き可能に連結するためのガイド溝42が形成され
ている。
【0019】バックフレーム31の一側部31aの下端
側には、その傾動中心となる枢支孔33aより後述の連
結リンク50の一端50a側に延びる作動端34が形成
されている。作動端34は、枢軸孔33a付近より斜め
後方に屈曲した後、再度斜め前方へ屈曲している。かか
る作動端34の略中間に位置する屈曲箇所には、連結リ
ンク50の一端50aに押引き可能に連結するための係
合ピン35が突設されている。
【0020】クッションフレーム21の後端部の両端付
近には、支持ブラケット25を介して連結リンク50が
回動可能に枢支されている。連結リンク50の後方寄り
の一端50aには、前記作動端34の係合ピン35が嵌
合して押引き可能に案内されるガイド溝51が形成され
ている。このガイド溝51には、シートバック30の後
方傾動に伴い枢軸33を中心として前方回動する係合ピ
ン35が、相対的に下縁側から上縁側へと移動するよう
嵌合している。つまり、シートバック30の後方傾動に
伴って連結リンク50は係合ピン35により前方へ押さ
れ、それにより、連結リンク50は支持ブラケット25
を中心として前方へ回動するよう設定されている。
【0021】一方、連結リンク50の他端50bには、
前記ペルビスサポートボード40のガイド溝42に嵌合
して押引き可能に案内される出力ピン52が突設されて
いる。この出力ピン52は、連結リンク50が前方へ回
動する際、ペルビスサポートボード40のガイド溝42
内を相対的に上縁側から下縁側へと移動しつつペルビス
サポートボード40を前方へ押し、それによりペルビス
サポートボード40を前進傾動させるためのものであ
る。
【0022】図1に示すように、クッションフレーム2
1の下側には、バックフレーム31を前傾方向に付勢す
る駆動シリンダー60が配設されている。駆動シリンダ
ー60は一般のガス又は油圧方式のシリンダーである。
かかる駆動シリンダー60の前端部61は、取付ブラケ
ット26を介してクッションフレーム21の前側に支持
されており、後端部62は、作動端34の下端部36に
押引き可能に連結されている。
【0023】また、駆動シリンダー60の傍らには、図
示省略したロック機構が設けられている。このロック機
構は、駆動シリンダー60の後端部62側を所定位置に
て固定し、それにより、シートバック20を所望の傾動
角度に保持するものである。ロック機構による拘束を解
除するための操作ノブは、例えばアームレスト23の内
側面や先端等に設けられている。
【0024】すなわち、着座者がシートバック30の傾
動角度を調整する場合には、先ずロック機構の操作ノブ
により拘束状態を解除し、それにより駆動シリンダー6
0の付勢力にて前傾しようとすシートバック30を逆に
背中で押し倒すようにする等して所望の角度を定めた
後、再び解除ノブによって駆動シリンダー60の後端部
62を当該位置にて拘束すればよい。
【0025】次に作用を説明する。図3中に実線で示す
ように、シートバック30が通常位置(A)にある時、
座席装置10の着座者は、シートバック30の下部にお
いて同じく通常位置(A’)にある可動サポート部30
aにより骨盤後方を十分保持される。それにより、着座
者は腰椎付近に負担がかからず、長時間座っても疲れな
い安定した着座感を得ることができる。
【0026】ところで、着座者が更にリラックスした姿
勢をとりたい場合には、前記ロック機構を操作して、シ
ートバック30を図3中に二点破線で示すようなリラッ
クス位置(B)まで後方に傾動させればよい。このよう
にシートバック30が後方傾動すると、バックフレーム
31の傾動中心である枢軸33より下方に延びた作動端
34は、シートバック30の背凭れ面とは逆に前方へ傾
動する。
【0027】図1において作動端34が前方傾動する
と、その略中間位置にある係合ピン35は、連結リンク
50のガイド溝51内の下縁側から上縁側へ相対的に移
動しつつ、連結リンク50の一端50aを前方へ押す。
それにより、シートバック30の後方傾動に伴って、連
結リンク50は、支持ブラケット25を中心として図中
で反時計回りに前方へと回動する。このように、連結リ
ンク50が前方回動すると、その他端50bにある出力
ピン52は、ペルビスサポートボード40のガイド溝4
2内の上縁側から下縁側へ相対的に移動しつつ、ペルビ
スサポートボード40の下端部40bを前方へ押し出
す。
【0028】それにより、図3における通常位置(A)
からリラックス位置(B)へのシートバック30の後方
傾動に伴って、ペルビスサポートボード40に保形され
た可動サポート部30aは、必然的に移動すべき位置
(B’)に前進傾動するのみならず、前記連結リンク5
0に押されることで、回動軸41を中心として図中で時
計回りに回動する。結局、可動サポート部30aは、シ
ートバック30の背凭れ面より更に前に出た位置
(C’)まで角度θだけ前方傾動する。
【0029】シートバック30を後方へ傾動させると、
大抵の着座者は自らの重みにより臀部が多少前に滑り出
すような尻ずれ現象が生じるのだが、前述した如くシー
トバック30の後方傾動に伴い、可動サポート部30a
が自動的に背凭れ面より更に前方傾動し、前方へ位置ず
れした着座者の骨盤後方を十分に保持することができ
る。
【0030】以上により、シートバック30を後方傾動
させても、着座者が別途特別な操作をすることなく、前
方へ位置ずれした臀部は安定した状態に保持され、着座
者はその骨盤後方から腰椎付近にかけて、より広い面積
でシートバック30側に凭れることができる。従って、
着座者は腰等を痛めるおそれがなく、安定した着座感を
得ることができる。
【0031】シートバック30を後方傾動させた状態か
ら通常の状態に戻すべく、シートクッション20を前方
傾動させると、連結リンク50等の相互の連結関係によ
り、可動サポート部30aがシートバック30全体とは
別途前方傾動していた状態から後方傾動して元の通常位
置に戻る。
【0032】なお、前記実施例に係る座席装置は、具体
的には鉄道車両用の乗客シートであるが、図示した実施
例に限定されるものではなく、その他、一般の乗用車の
車両用シートであってもよいことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る座席装置によれば、シート
バックの後方傾動に伴って、シートクッション後端部に
枢支した連結リンクが前方へ回動すべく、バックフレー
ム下端側の作動端を前記連結リンクの一端に連結し、か
つ連結リンクの他端を押引き可能に可動サポート部に連
結したから最小限の部品間のリンク機構により、シート
バックの後方傾動に同期して、可動サポート部が自動的
にシートバックの背凭れ面より更に前方傾動するため、
シートバックの後傾時に前方へ位置ずれした着座者の骨
盤後方に追従して着座者の骨盤後方を十分に保持するこ
とができる。
【0034】従って、シートバックを後方傾動させて
も、着座者が別途特別な操作をすることなく、前方へ位
置ずれした臀部は可動サポート部により安定した状態に
保持されるため、使い勝手に優れると共に、着座者はそ
の骨盤後方から腰椎付近にかけて、より広い面積でシー
トバック側に凭れることができ、長時間座っても腰等に
負担のかからない安定した着座感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る座席装置を示す側面図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る座席装置を示す斜視図
である。
【図3】本発明の一実施例に係る座席装置の動作を示す
作用説明図である。
【図4】従来の座席装置を示す側面図である。
【図5】従来の座席装置の動作を示す作用説明図であ
る。
【符号の説明】
10…座席装置 20…シートクッション 30…シートバック 30a…可動サポート部 31…バックフレーム 34…作動端 40…ペルビスサポートボード 50…連結リンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着座者の骨盤後方を保持し、腰椎付近に負
    担のかからない安定した着座姿勢を保てる座席装置であ
    って、 シートバックに内装するバックフレームを、シートクッ
    ションの後方にて傾動可能に支持し、前記シートバック
    の下部に、着座者の骨盤後方を保持するように傾動可能
    な可動サポート部を形成し、該可動サポート部を、その
    上端部を傾動中心として前記バックフレームに傾動可能
    に支持し、 前記シートクッションの後端部に連結リンクを回動可能
    に枢支し、前記バックフレームの傾動中心側より前記連
    結リンクの一端側に延びるバックフレーム下端側に作動
    端を形成し、 前記シートバックの後方傾動に伴い前記連結リンクが前
    方へ回動すべく、前記作動端を連結リンクの一端に押引
    き可能に連結し、かつ連結リンクの前方への回動に伴い
    前記可動サポート部が前方傾動すべく、前記連結リンク
    の他端を可動サポート部の下端部に押引き可能に連結し
    たことを特徴とする座席装置。
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