JPH0725681Y2 - 多条検査装置 - Google Patents

多条検査装置

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JPH0725681Y2
JPH0725681Y2 JP8745189U JP8745189U JPH0725681Y2 JP H0725681 Y2 JPH0725681 Y2 JP H0725681Y2 JP 8745189 U JP8745189 U JP 8745189U JP 8745189 U JP8745189 U JP 8745189U JP H0725681 Y2 JPH0725681 Y2 JP H0725681Y2
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秋孝 河村
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ベルトコンベア等の搬送手段によって搬送さ
れつつある錠剤等の被検体を光学的に撮像して被検体表
面に存在する傷等の有無を検査する装置に関するもので
あり、特に、被検体を搬送方向に直交する方向に複数条
並べて検査する場合に有用な多条検査装置に関するもの
である。
(従来の技術) 錠剤等の被検体の表面に存在する損傷を検査するに際し
ては、通常はベルトコンベア、回転ドラム等の搬送手段
上に被検体を載置し、上方に対物レンズ及び撮像装置を
配置して、搬送されつつある被検体を光学的に撮像して
検査するようにしている。この場合、単位時間明当たり
の検査処理数を多くするために、被検体を搬送方向に直
交する方向に複数条並べて配置して、これら複数の被検
体を同時に撮像して検査する場合がある。第2図は従来
の多条検査装置を示す側面図である。ベルトコンベア11
で紙面と直交する方向に搬送されてくる被検体12をライ
ンスキャナ14で一次元走査して被検体12の表面の損傷の
有無を検査するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の多条検査装置にあっては、被
検体12を搬送方向に直交する方向に複数条並べて配置し
て検査する場合、光軸から離れた位置にある被検体12b
は相当大きい斜視角度θをもって撮像されるため、こ
の付近の像の大きさは光軸付近の像の大きさに比較して
小さくなってしまい、被検体12bの像の解像度は小さな
ものとなってしまう。従って、従来の装置では、被検体
を多条に並べた場合、光軸から離れた位置にある被検体
の撮像精度が低下し、従って検査精度も低下してしまう
という欠点があった。一方、斜視角度を小さくして検出
精度を向上しようとすると検出できる撮像範囲が狭くな
り、処理能力が低下してしまうことになる。このような
欠点を除去するために、コンベアベルト11の構造を撮像
装置14の方向に向かって凹状の湾曲面とし、コンベアベ
ルト11上の各位置と対物レンズ13との距離が等しくなる
ようにして視野の端部における解像度を上げることも考
えられるが、このような形状のコンベアベルトの作成が
困難であるばかりでなく、被検体12を凹状の湾曲面をな
しているベルト上に定着させることも困難であり、事実
上実施不可能である。
(課題を解決するための手段及び作用) 本考案の多条検査装置は上記課題を解決するために、搬
送方向と直交する方向に複数条並べられた被検体の像を
対物レンズを介して撮像装置によって撮像して検査する
多条検査装置において、ほぼ平行四辺形状の透明体から
なり、入射面と出射面をそれぞれ光軸に対してほぼ直角
とし、前記出射面の両肩部を側面から見て三角形状に切
り欠いて第1反射面を形成し、更に前記入射面の中央に
側面から見て三角形状の凹部を形成して第2反射面を形
成し、前記第1反射面と出射面とがなす角度が前記第2
反射面と入射面とがなす角度よりも大きくなるように構
成したプリズムを、搬送方向と直交する方向に平行にな
るように被検体と対物レンズとの間に設置したことを特
徴とするものである。
本考案における多条検査装置では、上記述べたとおり、
第1反射面と出射面とがなす角度が第2反射面と入射面
とがなす角度より大になるように構成したプリズムを対
物レンズと被検体との間に配置しているため、光軸から
離れた位置にある被検体にたいする斜視角度を従来の装
置に比して小さくすることができる。したがって、従来
の装置より高い解像度をもって被検体を撮像することが
可能であり、光軸から離れた位置にある被検体をも光軸
近傍に位置する被検体と同様に精度よく撮像することが
でき、従って検査精度を向上することができる。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示す側面図である。第1図に
おいて、符号1はベルトコンベア、2はベルトコンベア
1上に搬送方向に直交する方向に複数条並べて載置され
た被検体、3は対物レンズ、4は搬送方向に直交する方
向に配列されたラインセンサ、5はプリズムである。ベ
ルトコンベア1は紙面に直交する方向に被検体2を搬送
しているものとし、従って第1図にはプリズム5の側面
形状が示されている。符号6はプリズム5の入射面、7
は出射面、8は第1反射面、9は第2反射面である。即
ち、プリズム4は板状の透明体の底面を入射面6、上面
を出射面7とし、入射面6の中央部に側面から見て三角
形状の凹部を形成し、出射面7の両肩部を側面から見て
三角形に切り欠いた形状を有するものであり、出射面6
に形成した切り欠き面を第1反射面8とし、入射面6に
形成した凹部を画成する面を第2反射面9としたとき、
第1反射面8と出射面7とがなす角αが、第2反射面8
と入射面6とがなす角βより大きくなるように(α>
β)構成している。
コンベアベルト1上の光軸から離れた位置に配置された
被検体2bからθの斜視角度で投射された光は、入射面
6を透過してプリズム4へ入射して第1反射面8で全反
射される。更に、その反射光は第2反射面9で再び全反
射され、出射面7を透過してプリズム4から出射する。
プリズム4は、第1反射面8と出射面7とがなす角α
が、第2反射面9と入射面6とがなす角βより大きくな
るように構成しているため、入射面8に入射する光の入
射面θは出射面9から出射する光の出射角θより小
さくなる。従って、プリズム4を設置していない従来の
検査装置に比して、広い撮像範囲に亙って、解像度良く
被検体を撮像することが可能であり、光軸から離れた位
置にある被検体をも精度良く撮像し、検査することがで
きる。ここで、被検体から投射される光は入射面6にお
いては空気からガラスへ、出射面7においてはガラスか
ら空気へ伝達する際に屈折するが、その屈折率は等し
く、方向は逆であるため、図面上ではこの屈折を省略し
ている。前記入射角θ、出射角θは、第1反射面8
と出射面7とがなす角αおよび第2反射面9と入射面6
とがなす角βとの間には次の関係式が成立する。
θ−θ=2(α−β) 従って、被検体2と対物レンズ3との距離hおよび撮像
範囲lからθを求め、(θ=cos-1×l/2h),所要
のθを与えて上記関係式を満足すα、βを決定し、プ
リズムのサイズは撮像範囲lをカバーするようにして、
所望のプリズムを作成することができる。
尚、コンベアベルト1上に載置する被検体2の位置が搬
送時の振動等によってずれないように、コンベアベルト
上に低いガイドを設けたり、または浅いポケットを設け
たり、吸着手段を設ける等しても良い。
尚、本実施例では、コンベアベルトで搬送されつつある
被検体を撮像する場合について述べたが、例えば回転ベ
ルト表面内に形成された小孔内に載置された被検体を撮
像する場合などにも応用することができる。
(本考案の効果) 本考案によれば、第1反射面と出射面とがなす角αが第
2反射面と入射面とがなす角βより大きくなるように構
成されたプリズムを被検体を対物レンズとの間に設けて
いるため、光軸から離れた位置にある被検体に対する斜
視角度を小さくすることができる。従って、広い撮像範
囲に亙って高い解像度で被検体を撮像することができ
る。このため被検体を搬送方向に直交する方向に複数条
並べて載置して検査する場合でも、光軸から離れた位置
にある被検体も光軸近傍に位置する被検体と同様に精度
よく撮像することができ、検査精度の向上及び検査処理
能力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の構成を示す側面図、第2
図は従来の検査装置の構成を示す側面図である。 1……ベルトコンベア、2……被検体 3……対物レンズ、4……ラインセンサ 5……プリズム 6……入射面 7……出射面 8……第1反射面 9……第2反射面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送方向と直交する方向に複数条並べられ
    た被検体の像を対物レンズを介して撮像装置によって撮
    像して検査する多条検査装置において、ほぼ平行四辺形
    状の透明体からなり、入射面と出射面をそれぞれ光軸に
    対してほぼ直角とし、前記出射面の両肩部を側面から見
    て三角形状に切り欠いて第1反射面を形成し、更に前記
    入射面の中央に側面から見て三角形状の凹部を形成して
    第2反射面を形成し、前記第1反射面と出射面とがなす
    角度が前記第2反射面と入射面とがなす角度よりも大き
    くなるように構成したプリズムを、搬送方向と直交する
    方向に平行になるように被検体と対物レンズとの間に設
    置したことを特徴とする多条検査装置。
JP8745189U 1989-07-27 1989-07-27 多条検査装置 Expired - Fee Related JPH0725681Y2 (ja)

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JP8745189U JPH0725681Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 多条検査装置

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JPH0327341U JPH0327341U (ja) 1991-03-19
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