JPH07256584A - ケーブル保持装置 - Google Patents

ケーブル保持装置

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JPH07256584A
JPH07256584A JP6050693A JP5069394A JPH07256584A JP H07256584 A JPH07256584 A JP H07256584A JP 6050693 A JP6050693 A JP 6050693A JP 5069394 A JP5069394 A JP 5069394A JP H07256584 A JPH07256584 A JP H07256584A
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JP
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cable
holding
revolving
guide passage
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JP6050693A
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English (en)
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Manabu Suzuki
学 鈴木
Masaki Sakai
正樹 酒井
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適用対象の強度低下や大型化を可及的に防止
すること。 【構成】 本発明では、基準体1に対して旋回体2が回
転移動した場合、一対の保持壁9,22を相対的に移動
させ、これら保持壁9,22に固定されたケーブルプロ
テクタ24をその湾曲位置が適宜変位する態様でガイド
通路23の内部を変形させることにより、該ケーブルプ
ロテクタ24に挿通されたケーブル30,31に無理な
曲げ力や引張力が作用しないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準体と、この基準体
に対して旋回可能に配設された旋回体との間にケーブル
を敷設保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のケーブル保持装置に
おいては、基準体と旋回体との相対回転に伴うケーブル
両端部の保持位置の変位に起因したケーブルの損傷を防
止するために種々のものが提供されている。
【0003】図17および図18(a)は、こうしたケ
ーブルの損傷を防止するべく提供されたケーブル保持装
置を例示するもので、産業用ロボットに適用されたケー
ブル保持装置を示したものである。すなわち、このケー
ブル保持装置では、基準体Rの上部に旋回体Sの内部に
連通する切欠Oを形成するとともに、該旋回体Sの上部
内壁面にクランパCを配設し、基端部が基準体Rに保持
されたケーブルKの先端部を上記切欠Oを介してクラン
パCに保持させるようにしている。
【0004】このようなケーブル保持装置によれば、図
18(b)に示すように、旋回体Sが基準体Rに対して
回転移動した場合に、クランパCよりも下方に延在され
たケーブルKの直線状部分が適宜切欠O内を移動するこ
とにより、ケーブル両端部の保持位置の変位が吸収さ
れ、該ケーブルKに無理な曲げ力や引張力が作用しない
ため、その損傷を防止することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なケーブル保持装置にあっては、旋回体Sの回動駆動手
段M等の重量物を保持する基準体Rに、ケーブルKが自
由に動くことのできる大きな切欠Oを常時開口させてお
かなければならないため強度的に極めて不利であり、長
期使用に際して産業用ロボット等、その適用対象に損傷
を招来する虞れがある。
【0006】また、ケーブルKにおけるクランパCより
も下方に延在する直線状部分の長さも十分に確保しなけ
ればならないため、旋回体Sおよび基準体Rを可及的に
長く形成する必要があり、この点からも強度上問題とな
るばかりか、産業用ロボット等、その適用対象の大型化
を招来する要因となる。
【0007】本発明の目的は、上記実情に鑑みて、適用
対象の強度低下や大型化を可及的に防止することのでき
るケーブル保持装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、基準体と、
この基準体に対して旋回可能に配設された旋回体との間
にケーブルを敷設保持する装置において、それぞれ前記
旋回体の旋回中心軸に直交する態様で互いに対向配置さ
れ、一方が前記基準体に設けられているとともに、他方
が前記旋回体に設けられた一対の保持壁と、これら一対
の保持壁間に画成され、前記旋回体の旋回中心軸回りに
円弧を成す態様で延在されたガイド通路と、弾性を有す
る部材によって筒状に構成され、各端部がそれぞれ前記
保持壁に沿い、かつ中間部が湾曲した状態で前記ガイド
通路の内部に配置されており、一端部が前記基準体の保
持壁に固定されているとともに、他端部が前記旋回体の
保持壁に固定され、内部に前記ケーブルが挿通配置され
る収容体とを備えてケーブル保持装置を構成している。
【0009】収容体としては、無負荷状態において軸心
が直線状に保持される円筒状コイルスプリングによって
構成されているものを適用することが好ましい。
【0010】また、収容体を通過して旋回体側に配置さ
れるケーブルは、該旋回体における前記ガイド通路より
も内側に設けられた補助ガイド通路に配置する態様で敷
設することが好ましい。
【0011】
【作用】上記構成によれば、基準体に対して旋回体が回
転移動した場合、一対の保持壁が相対的に移動され、こ
れら保持壁に固定された収容体がその湾曲位置を適宜変
位させる態様でガイド通路の内部を変形される。
【0012】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1および図2は、本発明に係るケ
ーブル保持装置を適用した産業用ロボットの要部を概念
的に示したものである。ここで例示する産業用ロボット
は、図16に示すように、四輪自動車の製造ライン等で
使用される多関節タイプのタイプのもので、基準体1に
対して回動可能に配設された旋回体2と、この旋回体2
に対して揺動可能に配設された下腕部3と、該下腕部3
の先端部に揺動可能、かつ回動可能に配設された上腕部
4と、該上腕部4の先端部に揺動可能、かつ回動可能に
配設された手首部5とを備えて構成されている。なお、
この実施例で例示する産業用ロボットは、壁面に設置し
たり、天井から吊るした状態で使用することが可能であ
るが、以下においては便宜上、より一般的な使用態様、
つまり基準体1を床面に設置した状態を前提として説明
していく。
【0013】図1乃至図4に示すように、この産業用ロ
ボットに適用される基準体1は、その軸心が鉛直方向に
沿って配置された円筒状の基部6と、この基部6の上端
開口を閉塞する態様で設けられ、その中心部に装着孔7
を有するとともに、その周縁の一部に挿通孔8を有した
蓋壁部9と、上記基部6の外周面に接する態様で設けら
れた矩形箱状のケーブル出入部10とを有して構成され
ており、上記蓋壁部9における装着孔7の内部に旋回用
モータ11を具備している。旋回用モータ11は、上記
基準体1の基部6よりも十分小さい外径を有し、その駆
動軸11aを上記基部6の軸心に合致させるとともに、
この駆動軸11aの先端を鉛直上方に向ける態様で上記
基準体1の蓋壁部9に保持されたもので、該駆動軸11
aに接続された旋回減速機構12を介して上述した旋回
体2に連結されている。図2に示すように、この旋回用
モータ11に接続されたケーブル13は、上記基準体1
における基部6の開口を介して上記ケーブル出入部10
に導かれ、さらにこのケーブル出入部10に形成された
開口を介して基準体1の外部に導出されている。
【0014】旋回体2は、上記旋回用モータ11とほぼ
同一の外径を有した略円板状を成し、互いの軸心を合致
させた状態で上記旋回減速機構12に取り付けられた接
続部2aと、この接続部2aの上面中心部から上方に突
設された下腕保持部2bとを有して構成されたもので、
上記接続部2aにカバー14を備えているとともに、上
記下腕保持部2bに揺動用モータ15を備えている。カ
バー14は、上記接続部2aの周囲全周から一旦径外方
向に延在され、上記基準体1における基部6の外周面に
対応する部位から円筒状を成すべく鉛直下方に延在され
ており、該接続部2a、上記旋回減速機構12および上
記基準体1の蓋壁部9を覆う態様で上記旋回体2に取り
付けられている。図には明示していないが、このカバー
14には、上記接続部2aの周囲から延在された部分の
適宜箇所に2つの連絡開口を有しており、該開口にそれ
ぞれケーブル敷設用のチューブ16,17が取り付けら
れている。揺動用モータ15は、その駆動軸15aを水
平方向に配置する態様で上記下腕保持部2bに保持され
ており、該駆動軸15aに接続された揺動減速機構18
を介して上述の下腕部3に連結されている。
【0015】一方、上記産業用ロボットは、上記基準体
1における蓋壁部9の上面9aに一対の第1ガイドブラ
ケット20および一対の第2ガイドブラケット21を備
えているとともに、上記旋回体2における接続部2aの
外周面に一対の上壁ブラケット22を備えている。な
お、これらブラケット20,21,22は、いずれも対
を成すもの相互が対称に構成されているため、以下にお
いてはそれぞれ一方についてのみ説明していく。
【0016】第1ガイドブラケット20は、図13乃至
図15に示すように、上記基準体1における蓋壁部9の
外周よりも曲率半径が僅かに小さい半円弧状を成し、そ
の一端の一部に切欠が形成されているとともに、その他
端部が全長に亘って内方に屈曲した内下方ガイド壁部2
0aと、この内下方ガイド壁部20aの一端から外方に
向けて延在され、半円弧よりも上記切欠の分だけ周長が
短く形成された第1底壁部20bとを有して構成されて
おり、図1、図2および図4に示すように、上記内下方
ガイド壁部20aの曲率中心を上記蓋壁部9の軸心に合
致させ、かつこの蓋壁部9に形成された挿通孔8を避け
た位置に第1底壁部20bを介して該蓋壁部9に取り付
けられている。第2ガイドブラケット21は、図10乃
至図12に示すように、上記基準体1における蓋壁部9
の外周に沿った半円弧状を成し、その一端における上記
内下方ガイド壁部20aの切欠に対応した部位に切欠が
形成されているとともに、該内下方ガイド壁部20aよ
りも高さが大きく形成された外方ガイド壁部21aと、
この外方ガイド壁部21aの一端から内方に向けて延在
され、上記第1底壁部20bとほぼ同一の周長に形成さ
れた第2底壁部21bとを有して構成されており、図
1、図2および図4に示すように、上記外方ガイド壁部
21aを上記蓋壁部9の外周に沿って配置し、かつその
切欠を上記内下方ガイド壁部20aの切欠に対向させた
状態で上記第2底壁部21bを介して上記第1底壁部2
0bの上面に取り付けられている。
【0017】上壁ブラケット22は、図1、図3、図6
乃至図9に示すように、上記第1ガイドブラケット20
の内下方ガイド壁部20aと同一の曲率半径をもった半
円弧状を成す内上方ガイド壁部22aと、この内上方ガ
イド壁部22aの一端から外方に向けて延在され、上記
第1ガイドブラケット20の第1底壁部20bとほぼ同
一の形状を有した上方保持壁部22bと、上記内上方ガ
イド壁部22aの他端から内方に向けて延在され、その
内端の一部が上記旋回体2における接続部2aの外周面
とほぼ同一の曲率半径を有した補助ガイド通路構成部2
2cと、この補助ガイド通路構成部22cにおける上記
接続部2aの外周面とほぼ同一の曲率半径を有した部分
から上記内上方ガイド壁部22aの延在方向に沿って延
設された取付部22dとを有して構成されており、上記
内上方ガイド壁部22aを上記蓋壁部9の取り付けられ
た内下方ガイドへ基部6の延長上に配置する態様で該取
付部22dを介して上記旋回体2の接続部2aに取り付
けられている。
【0018】さらに、上記産業用ロボットは、上記第2
ガイドブラケット21の外方ガイド壁部21aと、上記
第1ガイドブラケット20の内下方ガイド壁部20aお
よび上記上壁ブラケット22の内上方ガイド壁部22a
とによって画成される円弧状の空間(以下、単にガイド
通路23と称する)内に一対のケーブルプロテクタ24
を備えている。これらケーブルプロテクタ24は、それ
ぞれピアノ線(SWPA)等の鋼材をコイル状に巻回す
ることにより、無負荷状態において個々の軸心が直線状
に保持される円筒状に構成されたもので、上記ガイド通
路23の周長よりも僅かに短い長さを有しており、図5
に示すように、それぞれの中間部を湾曲させた状態で該
ガイド通路23の内部に配置されている。図1および図
5に示すように、上記ケーブルプロテクタ24は、それ
ぞれの両端部にクリップ25を有しており、図4に示す
ように、個々の一端部がそれぞれの開口を上記基準体1
における蓋壁部9に形成された挿通孔8の近傍に配置す
る態様で上記クリップ25を介して該蓋壁部9の上面9
aに固定されているとともに、図3に示すように、個々
の他端部が上記クリップ25を介して上記上壁ブラケッ
ト22における上方保持壁部22bの端部下面に固定さ
れている。
【0019】上記のように構成された産業用ロボットで
は、図1に示すように、上記揺動用モータ15のケーブ
ル30および下腕部3よりも上方に配置された図示して
いないアクチュエータのケーブル31がそれぞれチュー
ブ16,17を介してカバー14の内部に導入されてい
る。
【0020】これらカバー14の内部に導入されたケー
ブル30,31は、図3に示すように、上記上壁ブラケ
ット22の補助ガイド通路23構成に適宜敷設された
後、該上壁ブラケット22に固定された端部の開口を介
してそれぞれケーブルプロテクタ24の内部を挿通され
る。
【0021】図2および図4に示すように、各ケーブル
プロテクタ24内を挿通されたケーブル30,31は、
上記基準体1の蓋壁部9に固定された開口から突出し、
該蓋壁部9に形成された挿通孔8を介して下方に案内さ
れた後、上記旋回用モータ11のケーブル13と同様
に、基部6の開口およびケーブル出入部10に形成され
た開口を介して基準体1の外部に導出されている。
【0022】こうして基準体1および旋回体2間にケー
ブル30,31が敷設された産業用ロボットにおいて
は、上記旋回用モータ11を駆動することにより、上記
基準体1に対して旋回体2を回転させた場合、図5に示
すように、これら基準体1および旋回体2の相対回転に
伴って上記ケーブルプロテクタ24がその湾曲位置を変
化させながら適宜第1ガイドブラケット20の内下方ガ
イド壁部20a、上壁ブラケット22の内上方ガイド壁
部22aおよび第2ガイドブラケット21の外方ガイド
壁部21aに摺接する態様で上記ガイド通路23の内部
を移動され、該相対回転に伴う両端部の保持位置の変位
が吸収されるため、これらケーブルプロテクタ24に挿
通されたケーブル30,31に無理な曲げ力や引張力が
作用することはない。
【0023】しかも、上記ケーブルプロテクタ24の中
間部が湾曲し、その両端部が旋回用モータ11の軸心方
向に沿って並設されることになるため、上記基準体1お
よび上記旋回体2の高さを可及的に抑えて構成すること
ができるとともに、上記旋回用モータ11を保持する基
準体1の蓋壁部9にはケーブル30,31を挿通させる
に十分な挿通孔8のみを形成しておけばよいため、該基
準体1の強度を著しく低下させることもない。
【0024】また、上記ガイド通路23よりも内方に画
成される空間内に旋回体2と相対的に移動しない補助ガ
イド通路構成部22cを設け、上記ケーブルプロテクタ
24から旋回体2の上方部へ案内されるケーブル30,
31をそれぞれこの補助ガイド通路構成部22cに敷設
するようにしているため、産業用ロボットのスペースを
有効に利用することができるとともに、ケーブルプロテ
クタ24の外部に配置されるケーブル30,31に損傷
を来す虞れもない。
【0025】なお、上記実施例では、多関節形産業用ロ
ボットの基準体と旋回体との間にケーブルを敷設保持す
る場合に適用されるケーブル保持装置を例示している
が、相対回転する部位間にケーブルを保持するものであ
れば、直交座標形、円筒座標形、極座標形等、その他の
形式のロボットやロボット以外の機械設備にも適用する
ことができる。また、収容体として鋼材製のコイルスプ
リングによって構成されたケーブルプロテクタを例示し
ているが、弾性を有する筒状体であれば、必ずしもコイ
ル状である必要はなく、また樹脂等の材質を利用して収
容体を構成しても構わない。さらに、上記実施例では、
基準体および旋回体の両者から突設した壁によってガイ
ド通路を構成するようにしているが、ガイド通路は必ず
しも壁によって構成する必要はなく、またガイド通路の
構成要素は、基準体および旋回体の何れか一方に保持さ
せるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るケー
ブル保持装置によれば、基準体に対して旋回体が回転移
動した場合、湾曲した収容体がガイド通路の内部を適宜
変形することによってケーブル両端部の保持位置の変位
が吸収され、その内部に挿通されたケーブルに無理な曲
げ力や引張力が作用しないため、基準体にケーブルが自
由に動くことのできる大きな切欠を常時開口させたり、
該基準体および旋回体を長く形成することなくケーブル
の損傷を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブル保持装置を適用した産業
用ロボットを概念的に示す要部断面背面図である。
【図2】本発明に係るケーブル保持装置を適用した産業
用ロボットを概念的に示す要部断面側面図である。
【図3】図1における III−III 線断面図である。
【図4】図1における IV−IV 線断面図である。
【図5】図3における V−V 線断面図である。
【図6】図1に示した実施例のケーブル保持装置に適用
される保持壁の一方を概念的に示した平面図である。
【図7】図6における VII−VII 線断面図である。
【図8】図6における VIII−VIII 線断面図である。
【図9】図6における IX−IX 線断面図である。
【図10】図1に示した実施例のケーブル保持装置に適
用される保持壁の他方を構成する要素を概念的に示した
平面図である。
【図11】図10における XI−XI 線断面図である。
【図12】図10における矢視 XII 図である。
【図13】図1に示した実施例のケーブル保持装置に適
用される保持壁の他方を構成する要素を概念的に示した
平面図である。
【図14】図13における XIV−XIV 線断面図である。
【図15】図13における矢視 XV 図である。
【図16】本発明に係るケーブル保持装置を適用した産
業用ロボットの全体を概念的に示す側面図である。
【図17】従来のケーブル保持装置を適用した産業用ロ
ボットの要部を概念的に示す断面側面図である。
【図18】図17における XVIII−XVIII 線断面図であ
り、(a)は通常状態を示すもの、(b)は旋回状態を
示すものである。
【符号の説明】
1…基準体 2…旋回体 9…蓋壁部 22…上壁ブラケット 22b…上方保持壁部 22c…補助ガイド通路構成部 23…ガイド通路 24…ケーブルプロテクタ 30,31…ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準体と、この基準体に対して旋回可能
    に配設された旋回体との間にケーブルを敷設保持する装
    置において、 それぞれ前記旋回体の旋回中心軸に直交する態様で互い
    に対向配置され、一方が前記基準体に設けられていると
    ともに、他方が前記旋回体に設けられた一対の保持壁
    と、 これら一対の保持壁間に画成され、前記旋回体の旋回中
    心軸回りに円弧を成す態様で延在されたガイド通路と、 弾性を有する部材によって筒状に構成され、各端部がそ
    れぞれ前記保持壁に沿い、かつ中間部が湾曲した状態で
    前記ガイド通路の内部に配置されており、一端部が前記
    基準体の保持壁に固定されているとともに、他端部が前
    記旋回体の保持壁に固定され、内部に前記ケーブルが挿
    通配置される収容体とを備えることを特徴とするケーブ
    ル保持装置。
  2. 【請求項2】 前記収容体は、無負荷状態において軸心
    が直線状に保持される円筒状コイルスプリングによって
    構成されていることを特徴とする請求項1記載のケーブ
    ル保持装置。
  3. 【請求項3】 前記旋回体における前記ガイド通路より
    も内側に位置する部位に、前記収容体を通過したケーブ
    ルが配置される補助ガイド通路を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のケーブル保持装置。
JP6050693A 1994-03-22 1994-03-22 ケーブル保持装置 Pending JPH07256584A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009069389A1 (ja) * 2007-11-26 2009-06-04 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 垂直多関節形ロボット
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