JPH07256243A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JPH07256243A
JPH07256243A JP5583495A JP5583495A JPH07256243A JP H07256243 A JPH07256243 A JP H07256243A JP 5583495 A JP5583495 A JP 5583495A JP 5583495 A JP5583495 A JP 5583495A JP H07256243 A JPH07256243 A JP H07256243A
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Mitsuhiro Ikeda
光宏 池田
Koji Noguchi
幸治 野口
Masahide Iura
征英 井浦
Tamotsu Nishikawa
有 西川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は活性炭等の濾材を再生利用すること
ができる浄水装置に関するもので、誤飲や誤使用の恐れ
のない安全な浄水装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 濾材容器8から水を吐出する流出管を分管し
て複数の吐出管を設けた。そしてそのうち少なくとも1
本を浄水を吐出する水管18とし、残りを濾材を洗浄し
た水を排出する排水管19とした構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活性炭等の濾材を再生利
用することができる浄水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来浄水装置は一定期間使用すると、活
性炭等が入ったカートリッジを交換していた。これは、
長期間の使用により活性炭の吸着能力が劣化し、濾過水
に不純物等が混入する割合が大きくなるためである。し
かしながらカートリッジの交換は非常にコストがかかる
ために、熱水で活性炭を洗浄再生し、カートリッジの交
換が不要な浄水装置が開発された。以下その浄水装置に
ついて説明する。
【0003】図17は従来の浄水装置を示す側断面図で
ある。図17において1は本体で、本体1の内部には活
性炭2が収納されている。活性炭2は透水性の部材3,
4によって外部に流出しないようになっている。5は本
体1の上部に設けられた吐水管、6は本体1の下部に設
けられた流入管である。
【0004】以上のように構成された浄水装置について
以下その動作を説明する。先ず濾過水を生成する場合に
ついて説明する。
【0005】先ず流入管6を水道の蛇口に接続し、水道
水を活性炭2を通過させることによって、水道水の中の
不純物やトリハロメタン等(以下不純物等と略す)を除
去し、吐水管5から濾過水を得ることができる。
【0006】次に活性炭を洗浄する場合について説明す
る。吐水管5を熱水生成器に接続し、熱水を活性炭2に
通すことによって活性炭2から不純物等を取り除き、そ
の不純物を含んだ熱水を流入管6から排出する。
【0007】以下活性炭2を洗浄しなければならない理
由を説明する。活性炭2は前述のように、水道水の中の
不純物等を吸着するが、長期間使用していると、吸着能
力が低下して、水道水のなかの不純物等を取り除くこと
ができなくなる。従って上述のように活性炭2に熱水を
通して活性炭2を熱洗浄することによって吸着能力を再
生させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、活性炭を洗浄した後の処理水と、活性炭等
の濾材で浄化された浄水とが同じ吐出口から吐出されて
いた。このため使用者が誤って処理水を飲んでしまった
り、熱水のまま排出されてきた処理水でやけどをしてし
まう恐れがあるという問題点があった。
【0009】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、誤飲や誤使用の恐れのない安全な浄水装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、濾材容器から水を吐出する流出管を分管して複数の
吐出管を設けた。そしてそのうち少なくとも1本を浄水
を吐出する浄水管とし、残りを濾材を洗浄した水を排出
する排水管とした構成を有している。また、流出管に分
管部を設け、その分管部に複数の吐出管を接続するとと
もに、切換手段を設け、複数の流出管のうち少なくとも
1本を浄水を吐出する浄水管とし、残りを濾材を洗浄し
た水を排出する排水管として、浄水管と排水管の切換を
切換手段を用いて行うという構成を有している。更に切
替手段を駆動する駆動手段を設け、制御手段が駆動手段
を制御して切替手段を駆動させる構成を有している。
【0011】
【作用】この構成により、浄水装置から水を吐出する際
に、浄水は浄水管から、処理水は配水管から、選択的に
吐出させることが可能になるので、今使っている水が浄
水なのか排水なのかが一目で分かる様になり、使用者が
浄水と処理水を間違えて使用する恐れを減らすことがで
きる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における浄水装置を
示す透視斜視図である。
【0013】図1において、7は本体ケース、8は本体
ケース7の中に設けられ、耐熱及び耐圧性材料で構成さ
れた濾材容器で、濾材容器8の中には活性炭9が収納さ
れている。活性炭9は従来と同様に透水性の部材(例え
ば目の細かな金網等)によって覆われている。10は濾
材容器8の内底部に設けられ、濾材容器8を加熱する加
熱ヒーター、11はサーミスタを有し濾材容器8の温度
を検知する温度検知器で、温度検知器11は濾材容器8
の外側部に接触している。12は切り換え弁を有するユ
ニット部で、ユニット部12には外部の水を装置内に導
く流水管13と、濾過水を吐出する水管14とが接続さ
れている。又ユニット部12と濾材容器8との間には水
管15,16が設けられており、さらに水平弁部17と
の間にも水管18が設けられている。水平弁部17は円
筒形を有しており、側面の中央部は濾材容器8の上面と
連結している。また水平弁部17には水管18が連結さ
れている側と反対側の端面に活性炭9を洗浄した熱水を
外部へ放出する排水管19が連結されている。水平弁部
17の中には弁部20が収納されており、バネ21によ
って水管18側に付勢されている。22,23,24は
それぞれユニット部12の内部に設けられ周縁部に突出
部を有した孔で、孔22は水管18に連結しており、孔
23は水管15に連結しており、孔24は水管14に連
結している。25はユニット部12の内部に回転可能に
保持された切り換え弁で、切り換え弁25には側面部に
円周方向に沿って形成された溝26,27,28がそれ
ぞれ形成されている。溝26,28の形成位置は円周方
向に沿って同じ位置に形成されているが、溝27だけは
異なる位置に形成されている。29は切り換え弁25の
側面全周に設けられた溝である。30,31,32はそ
れぞれ溝26,27,28に保持されたボールで、ボー
ル30,31,32はそれぞれステンレスや樹脂等の錆
びにくい材料によって構成されている。またボール30
は孔22の開閉を行い、ボール31は孔23の開閉を行
い、ボール32は孔24の開閉を行う。33は溝29に
取り付けられた環状のパッキンで、パッキン33はユニ
ット部12の内部空間を孔22,23が設けられた空間
と孔24が設けられた空間に分割している。このとき前
述の流水管13は孔22,23が設けられた空間の方に
連結している。34は切り換え弁25を回転させるモー
ターである。以下モーター34の回転が切り換え弁25
に伝えられる機構について説明する。モーター34の回
転軸にはウオームギア35が設けられており、ウオーム
ギア35の回転はギア36に伝えられ、さらにギア36
の回転は、ギア36と同軸に設けられた径の小さなギア
(図示せず)を介してギア37に伝えられる。ギア37
は軸を介して切り換え弁25の端面に接合されているの
で、ギア37の回転に伴って切り換え弁25も回転す
る。38は切り換え弁25のギア37が取り付けられた
側と反対側の端面に軸を介して取り付けられたカムで、
カム38には凸部が設けられている。39はフォトイン
タラプタで構成されたスイッチ部、40,41はそれぞ
れマイクロスイッチで構成されたスイッチ部である。4
2はモーター34や加熱ヒーター10等の制御を行うマ
イクロコンピュータ等の部品が収納されている制御部
で、制御部42は断熱部材43を介してユニット部12
の下に設けられている。44は制御部42に設けられた
電源部である。
【0014】以上のように構成された浄水装置について
以下浄水時及び活性炭9の洗浄時の水の流れについて説
明する。
【0015】先ず止水状態を説明する。図2(a)に示
すようにユニット部12に設けられた孔22,23,2
4をそれぞれボール30,31,32が塞いだ状態とな
っているので、加圧された水が流水管13からユニット
部12に至っても水の流れは発生しない。また図2
(b)に示すようにカム38の凸部はスイッチ部39に
設けられた溝内に位置している。
【0016】次に浄水状態を図3及び図4(a)(b)
を用いて説明する。止水状態からモーター34を駆動し
て切り換え弁25をカム38の凸部がスイッチ部41に
近づいていく方に回転させる。そしてカム38の凸部が
スイッチ部41を押圧するとモーター34は止まり、切
り換え弁25はカム38の凸部がスイッチ部41を押圧
した状態で静止する。すると図4(a)に示すように孔
22と孔24の上からそれぞれボール30,32が移動
し、孔22及び孔24をそれぞれ開放する。前述したよ
うに加圧された水は、図3に示すように流水管13を経
由してユニット部12に至っているので、孔22が開放
されることによって水は孔22から水管18へ流れ、更
に水平弁部17に流れ込む。水平弁部17に流れ込んだ
水は弁部20をバネ21の弾性力に抗して水平に移動さ
せる。前述したように水平弁部20の側部の中央付近に
は濾材容器8の上面に連結した水管が設けられているの
で、水平弁部17に流れ込んだ水が弁部20を所定量移
動させると、その水は濾材容器8の中に流れ込む。濾材
容器8の中に流れ込んだ水は活性炭9によって浄水さ
れ、濾材容器8の下部に設けられた水管16を経由して
ユニット部12の方へ再度流れ込む。この時パッキン3
3が設けられているので、流水管13からユニット部1
2流れ込む水と、濾材容器8からユニット部12に流れ
込む水は混合することはない。ユニット部12に流れ込
んだ浄水した水は孔24及び水管14を通って外部に放
出される。浄水状態を終了する時には、所定の操作を行
って、モーター34を駆動し、切り換え弁25をカム3
8の凸部がスイッチ部39に近づいていく方に回転させ
る。そしてカム38の凸部がスイッチ部39に作用する
とモーター34は回転を止め、図1に示すような止水状
態となる。
【0017】次に活性炭9の浄化状態について図5及び
図6(a)(b)を用いて説明する。先ず止水状態で、
加熱ヒーター10に通電して濾材容器8の中を加熱し、
活性炭9に吸着された不純物等を取り除く。そして濾材
容器8の中を所定温度(本実施例では65℃程度で行っ
たが、活性炭9から不純物等が取り除ける温度であれば
何℃でもよい)で所定時間(本実施例では30分〜60
分程度行ったが、これは活性炭9の容量等によって適宜
選択する必要がある)加熱した後に、止水状態からモー
ター34を駆動して切り換え弁25をカム38の凸部が
スイッチ部40に近づいていく方に回転させる。そして
カム38の凸部がスイッチ部40を押圧するとモーター
34は止まり、切り換え弁25はカム38の凸部がスイ
ッチ部40を押圧した状態で静止する。すると図6
(a)に示すように孔23上からボール31が移動し、
孔23を開放する。加圧された水は流水管13を経由し
てユニット部12に至っているので、孔23が開放され
ることによって水は孔23から水管15を通って濾材容
器8に流れ込む。すると活性炭9を洗浄した後の熱水
(不純物等を含んだ水)は、水管15から流れ込んで来
た水によって濾材容器8の上面に追いやられ、水平弁部
17を通って水管18から排水される。所定時間水管1
5から濾材容器8に水を流し込んだら、所定の操作を行
って、モーター34を駆動し、切り換え弁25をカム3
8の凸部がスイッチ部39に近づいていく方に回転させ
る。そしてカム38の凸部がスイッチ部39に作用する
とモーター34は回転を止め、図1に示すような止水状
態となる。
【0018】図7は本発明の一実施例における浄水装置
を示す外観斜視図である。図7において45は浄水装置
本体、46は時刻や熱洗浄中であること等を表示する表
示部、47は本体45の操作を行う操作部であり、操作
部47の詳細は図8に示す。図8は本発明の一実施例に
おける浄水装置の操作部を示す拡大図である。図8にお
いて48は現在の時刻を設定する操作ボタン、49は本
体45を止水状態にするとともに時刻設定の際に時刻を
繰り上げる操作ボタン、50は本体45を浄水状態にす
るとともに時刻設定の際に時刻を繰り下げる操作ボタ
ン、51は手動によって活性炭9の洗浄を行うとともに
「時」や「分」等の桁送りを行う操作ボタン、52は活
性炭9の洗浄を特定時刻に行うように設定する操作ボタ
ンである。現在の時刻を設定する場合には、操作ボタン
48を押して現在時刻設定モードにして、操作ボタン4
9及び操作ボタン50によって、所定の「時」に設定し
た後に操作ボタン51によって桁送りをし、さらに操作
ボタン49及び操作ボタン50によって所定の「分」に
設定する。さらに活性炭洗浄の時刻を設定する場合に
は、操作ボタン52を押して活性炭洗浄時刻設定モード
にして、現在時刻設定と同様に操作ボタン49,50,
51を用いて所定の時間に設定する。53は本体45内
の電源に接続されているプラグ、54は一端が前述した
流水管(図示せず)に接続されたチューブ、55は水道
栓56に取り付けられた連結部材で、連結部材55には
チューブ54の他端が接続されている。連結部材55に
はレバー57が設けられており、レバー57の切り替え
によって水道水を本体45に送るか、原水として連結部
材55から放出されるかを選択することができる。
【0019】以上のように構成された浄水装置の制御方
法について説明する。図9は本発明の一実施例における
浄水装置を示すブロック図である。
【0020】図9において、10は加熱ヒーター、11
は温度検知器、46は表示部、47は操作部、39,4
0,41はそれぞれスイッチ部でこれらは図1に記載し
たものと同じである。58は制御部42の中に設けられ
たマイクロコンピュータ(以下マイコンと略す)で、マ
イコン58にはクロック信号を発生する発振手段58a
が設けられている。59はモーター34を駆動し、マイ
コン58によって制御されるモーター駆動回路、60は
加熱ヒーター10を駆動し、マイコン58及び温度検知
器11によって制御されるヒーター駆動回路である。ヒ
ーター駆動回路60がマイコン58及び温度検知器11
の双方によって制御する理由は、加熱ヒーター10が発
熱している最中に、マイコン58が暴走すると、濾材容
器8の中の温度が所定の温度以上になってもなお加熱し
続けることが考えられ、熱による装置の破損等が発生す
るので、温度検知器11によってもヒーター駆動回路6
0の制御を行なわせている。すなわち温度検知器11が
所定の温度以上の温度を検知したら、ヒーター駆動回路
60の動作をマイコン58とは別に止めるようにするこ
とによって濾材容器8内の異常加熱を防止している。
【0021】以下のように構成された制御系について図
10を用いて動作を説明する。まず装置に電源が投入さ
れると、まずマイコン58は切り換え弁25の現在位置
をスイッチ部39,40,41からの出力で判断する。
その後に装置は停電復帰状態となり、表示部46の時刻
部分が点灯しだす。そして前述のように操作部47のボ
タンを押して現在の時間を設定する。設定が終了する
と、切り換え弁25が止水状態になっていなければ、マ
イコン58はモーター駆動回路59に信号を送り、モー
ター34を駆動させ、切り換え弁25を図1に示すよう
に止水状態の位置に回転させる。さらに濾材容器8の加
熱及び濾材容器8の中の熱水の排水を1サイクルとした
場合、これを1〜数サイクル設定する(本実施例の場合
N回とする)。またこの時の濾材容器8の保温時間も予
め設定しておく。このような処理をSTEP(以下Sと
略す)1の動作のスタートまでに行う。S1で動作がス
タートすると、先ずS2で操作部47のボタンのキース
キャンを行う。S2は図11に示すような処理が行われ
ている。先ずS3でモーター34のON/OFFを制御
し、S4で表示部46の制御を行う。次にS5で止水・
浄水・熱洗浄・熱洗浄時刻設定等の操作部47のボタン
をスキャンして判断する。その後にS6で切り換え弁2
5の現在位置をスイッチ部39,40,41の出力をス
キャンする。このようにS2のキースキャンの処理が完
了すると、次にS7のモード切換を行う。モード切換は
図12に示すような処理が行われる。まずS8で操作部
47のボタンが押されたかどうかを判断する。すなわち
S5で操作部47のボタンをスキャンした際に押された
ボタンがあったかどうかを判断する。なんらかのボタン
が押されると、S9でその押されたボタンが止水の操作
ボタン49かどうかを判断する。押されたボタンが止水
の操作ボタン49であればS10で止水モードをセット
し、S7に戻る。また押されたボタンが止水の操作ボタ
ンでない場合にはS11に進み、押されたボタンが浄水
の操作ボタン50かどうかを判断する。ここで押された
ボタンが浄水の操作ボタン50であればS12に進み浄
水モードをセットし、S7に戻る。押されたボタンが浄
水の操作ボタン50でない場合にはS13に進み、押さ
れたボタンが手動熱洗浄の操作ボタン51かどうかを判
断する。ここで押されたボタンが手動熱洗浄の操作ボタ
ン51であればS14へ進み熱洗浄モード及び保温モー
ドをセットし、S7に戻る。押されたボタンが手動熱洗
浄の操作ボタン51でなければS15に進み、押された
ボタンが熱洗浄時刻設定の操作ボタン52かどうかを判
断する。ここで押されたボタンが熱洗浄時刻設定の操作
ボタン52であればS16に進み、現在熱洗浄モードか
否かを判断する。熱洗浄モードであればS17に進ん
で、止水モードをセットし、S7に戻る。またS16で
熱洗浄モードでなければ、S18に進み熱洗浄時刻設定
モードをセットしてS7に戻る。S15で押されたボタ
ンが熱洗浄時刻設定の操作ボタン52でなければ、S7
に戻る。S8で操作部47のボタンが押されていなかっ
たら、S19に進み、熱洗浄設定時刻になったかどうか
を判断する。
【0022】熱洗浄設定時刻になったらS14の熱洗浄
モードをセットし、S7に戻る。またS19で熱洗浄設
定時刻になっていなければS7に戻る。S7の処理が済
むと、S20に進みモードが止水モードにセットされて
いるか否かを判定し、止水モードにセットされていなけ
れば図13の処理に進む。S21でモードが浄水モード
にセットされているか否かを判定し、浄水モードにセッ
トされていればS22に進み、もし加熱ヒーター10が
加熱状態であれば、マイコン58はヒーター駆動回路6
0に信号を送り、加熱ヒーター10への通電を終了させ
る。次にS23に進み切り換え弁25が浄水位置になっ
ているか否か(すなわち図3に示すような位置に切り換
え弁25が位置しているか否か)をスイッチ部39,4
0,41からの出力を見てマイコン58が判定する。こ
の時切り換え弁25が浄水位置に到達していなければ、
S24に進みマイコン58がモーター駆動回路59に信
号を送り、モーター34を駆動させ、切り換え弁25を
浄水位置になるように移動させ、その後にS1とS2の
間に戻る。またS23において切り換え弁25が浄水位
置になっていればS25でマイコン58はモーター駆動
回路59に信号を送り、モーター34の駆動を停止さ
せ、その後にS1とS2の間に戻る。S21でモードが
浄水モードにセットされていなかったら、図14の処理
に進む。S26でモードが熱洗浄モードにセットされて
いるか否かを判断し、熱洗浄モードにセットされていな
ければS27に進む。S27ではモードが熱洗浄時刻設
定モードにセットされているかどうかを判断し、熱洗浄
時刻設定モードにセットされていればS28に進み、前
述したように操作部47の操作ボタンによって熱洗浄す
る時刻を設定する。そしてその後にS1とS2の間に戻
る。またS27で熱洗浄時刻設定モードに設定されてい
なければS1とS2の間に戻る。S26で熱洗浄モード
にセットされていれば、S29に進み加熱ヒーター10
に通電していなければ、マイコン58はヒーター駆動回
路60に信号を送り、加熱ヒーター10に通電して濾材
容器8の中を加熱する。次にS30で保温モードが設定
されているか否かを判断し、設定されていれば図15に
示す処理に進む。S31で切り換え弁25が図1に示す
ような止水位置になっているかどうかを、スイッチ部3
9,40,41の出力によってマイコン58が判断し、
止水位置になっていなければS32に進む。S32では
マイコン58がモーター駆動回路59に信号を送り、モ
ーター34を駆動させ、切り換え弁25を回転させる。
その後にS1とS2の間に戻る。S31で切り換え弁2
5の位置が止水位置になっていればS33に進み、S3
3でモーター34が駆動していたら、マイコン58がモ
ーター駆動回路59に信号を出力し、モーター34の駆
動を中止させる。その後S34で加熱ヒーター10の通
電時間、すなわち濾材容器8の保温時間をカウントす
る。次にS35にて予め設定された保温時間と、S34
でカウントした保温時間を比較してタイムオーバーにな
っていればS36に進み、なっていなければS1とS2
の間に戻る。S36では再度保温時間をセットし、その
後にS37で保温モードを排水モードに切り換えて、S
1とS2の間に戻る。S30で保温モードにセットされ
ていなければ、S38に進み、切り換え弁25が図5に
示すように排水位置になっているか否かをマイコン58
がスイッチ部39,40,41からの出力を基に判断
し、切り換え弁25が排水位置になっていなければS3
9に進む。S39ではマイコン58からモーター駆動回
路59に信号を出力してモーター34を駆動させ、切り
換え弁25を排水位置に移動させる。次にS40に進ん
で、濾材容器8の中の水を排水する時間、すなわち排水
時間を所定の時間に設定した後にS1とS2の間に戻
る。S38で切り換え弁25が排水位置になっていた
ら、S41に進む。S41でモーター34が駆動してい
たら、マイコン58はモーター駆動回路59に信号を送
り、モーター34の駆動を停止させる。その後S42に
進み予め設定されたサイクル数と現在のサイクル数を比
較し、現在のサイクルが予め設定されたサイクル数にな
ったらS43に進み、現在のサイクル数を0回に設定し
直す。そしてS44で熱洗浄モードを止水モードに切り
換えるとともに、洗浄中断モードを設定し、その後にS
1とS2の間に戻る。S42で現在のサイクル数が予め
設定されたサイクル数より少なかったらS45に進んで
現在の排水時間をカウントする。そしてS46でS40
で設定された排水時間と現在の排水時間を比較し、タイ
ムオーバーとなっていなければS1とS2の間に戻り、
なっていればS47に進む。S47では排水モードを保
温モードに切り換えて、更にS48でサイクル数を1加
算してS1とS2の間に戻る。
【0023】S20で止水モードがセットされていれば
S49に進む。S49では加熱ヒーター10に通電され
ていれば、マイコン58がヒーター駆動回路60に信号
を出力して加熱ヒーター10の通電を停止させる。そし
てS50に進み、洗浄中断モードが設定されているか否
かを判断し、設定されていれば図16の処理に進む。S
51では切り換え弁25が図5に示すような排水位置に
なっているか否かをマイコン58がスイッチ部39,4
0,41からの出力によって判断し、切り換え弁25が
排水位置になかったらS52に進む。S52ではマイコ
ン58がモーター駆動回路59に信号を出力してモータ
ー34を駆動させて、切り換え弁25を回転させ、その
後にS1とS2の間に戻る。S51で切り換え弁25が
排水位置になっていたら、S53に進み、モーター34
が駆動していたらマイコン58がモーター駆動回路59
に信号を出力してモーター34の駆動を停止させる。次
にS54で排水時間をカウントし、S55で設定された
排水時間と現在の排水時間を比較してタイムオーバーで
あればS56に進み洗浄中断モードを解除し、S1とS
2の間に戻り、S55でタイムオーバーでなかったらS
1とS2の間に戻る。S50で洗浄中断モードでなかっ
たらS57に進み切り換え弁25が止水位置であるか否
かを判断し、止水位置でなかったら、S58に進んでモ
ーター34が駆動していなかったらマイコン58がモー
ター駆動回路59に信号を出力してモーター34を駆動
させ、切り換え弁25を図1に示す止水位置に移動さ
せ、S1とS2の間に戻る。S57で切り換え弁25が
止水位置であればS59に進み、モーター34が駆動し
ていればマイコン58がモーター駆動回路59に信号を
出力してモーター34の駆動を停止させ、その後にS1
とS2の間に戻る。
【0024】本実施例では以上のような構成及び制御を
行うことによって、自動的に活性炭9の洗浄が行えると
ともに、活性炭9の確実な洗浄すなわち活性炭の表面及
び細孔に付着した不純物等を確実に取り除けるので、濾
過水に不純物が混入することはない。
【0025】なお本実施例では濾材として活性炭を用い
たが、熱水で不純物等が除ける濾材であれば何でもよ
い。例えばイオン交換樹脂も応用可能である。また加熱
ヒーター10を加熱効率を良くするために濾材容器8の
内底部に設けたが、濾材容器8の内部であればどこでも
よい。さらに加熱ヒーター10を濾材容器8の外部に接
触させたり、濾材容器8から離れた位置に設けて、濾材
容器8を加熱したりしてもよい。また温度検知器11を
濾材容器8の外側部に設けたが内部に設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、濾材容器から水を吐出する流
出管を分管して複数の吐出管を設けた。そしてそのうち
少なくとも1本を浄水を吐出する浄水管とし、残りを濾
材を洗浄した水を排出する排水管とするとし、また流出
管に分管部を設け、その分管部に複数の吐出管を接続す
るとともに、切換手段を設け、複数の流出管のうち少な
くとも1本を浄水を吐出する浄水管とし、残りを濾材を
洗浄した水を排出する排水管として、浄水管と排水管の
切換を切換手段を用いて行うとし、更に切替手段を駆動
する駆動手段を設け、制御手段が駆動手段を制御して切
替手段を駆動させることとしたことにより、今使ってい
る水が浄水なのか排水なのかが一目で分かる様になり、
使用者が浄水と処理水を間違えて使用する恐れを減らす
ことができるので、誤飲や誤使用の恐れのない安全な浄
水装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における浄水装置を示す透視
斜視図
【図2】(a)本発明の一実施例における浄水装置の部
分拡大断面図 (b)本発明の一実施例における浄水装置の部分拡大図
【図3】本発明の一実施例における浄水装置を示す透視
斜視図
【図4】(a)本発明の一実施例における浄水装置の部
分拡大断面図 (b)本発明の一実施例における浄水装置の部分拡大図
【図5】本発明の一実施例における浄水装置を示す透視
斜視図
【図6】(a)本発明の一実施例における浄水装置の部
分拡大断面図 (b)本発明の一実施例における浄水装置の部分拡大図
【図7】本発明の一実施例における浄水装置を示す外観
斜視図
【図8】本発明の一実施例における浄水装置の操作部を
示す拡大図
【図9】本発明の一実施例における浄水装置を示すブロ
ック図
【図10】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図11】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図12】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図13】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図14】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図15】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図16】本発明の一実施例における浄水装置の動作を
示すフローチャート
【図17】従来の浄水装置を示す側断面図
【符号の説明】
7 本体ケース 8 濾材容器 9 活性炭 10 加熱ヒーター 11 温度検知器 12 ユニット部 13 流水管 14 水管 15 水管 16 水管 17 水平弁部 18 水管 19 排水管 20 弁部 21 バネ 22 孔 23 孔 24 孔 25 切り換え弁 26 溝 27 溝 28 溝 29 溝 30 ボール 31 ボール 32 ボール 33 パッキン 34 モーター 35 ウオームギア 36 ギア 37 ギア 38 カム 39 スイッチ部 40 スイッチ部 41 スイッチ部 42 制御部 43 断熱部材 44 電源部 58 マイクロコンピュータ 59 モーター駆動回路 60 ヒーター駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 有 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾材を収納する濾材容器と、前記濾材容器
    に収納されているものを昇温させる加熱手段と、前記濾
    材容器に水を導入する流入管と、前記濾材容器から水を
    吐出する流出管と、前記加熱手段に信号を出力して、前
    記加熱手段を制御する制御部とを備え、前記濾材容器に
    接続された前記流出管を分管して複数の吐出管を設けた
    ことを特徴とする浄水装置。
  2. 【請求項2】濾材を収納する濾材容器と、前記濾材容器
    に収納されているものを昇温させる加熱手段と、前記濾
    材容器に水を導入する流入管と、前記濾材容器から水を
    吐出する流出管と、前記加熱手段に信号を出力して、前
    記加熱手段を制御する制御部と、前記流出管を分管して
    設けられた複数の吐出管のうち少なくとも1本を浄水を
    吐出する浄水管とし、残りを濾材を洗浄した水を排出す
    る排水管としたことを特徴とする浄水装置。
  3. 【請求項3】濾材を収納する濾材容器と、前記濾材容器
    に収納されているものを昇温させる加熱手段と、前記濾
    材容器に水を導入する流入管と、前記濾材容器から水を
    流し出す流出管と、前記加熱手段に信号を出力して、前
    記加熱手段を制御する制御部と、前記流出管に設けられ
    た分管部と、前記分管部に接続された複数の吐出管と、
    前記分管部に設けられた切換手段とを備え、前記複数の
    流出管のうち少なくとも1本を浄水を吐出する浄水管と
    し、残りを濾材を洗浄した水を排出する排水管として、
    前記浄水管と前記排水管の切換を前記切換手段を用いて
    行うことを特徴とする浄水装置。
  4. 【請求項4】切換手段を駆動する駆動手段を備え、前記
    駆動手段を制御手段が制御することを特徴とする請求項
    3記載の浄水装置。
  5. 【請求項5】濾材を収納する濾材容器と、前記濾材容器
    に収納されているものを昇温させる加熱手段と、前記濾
    材容器に水を導入する流入管と、前記濾材容器から水を
    吐出する流出管と、前記流出管に設けられた分管部と、
    前記分管部に接続され、選択的に水を吐出させる複数の
    吐出管と、前記加熱手段に信号を出力して、前記加熱手
    段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする浄水装
    置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6451189A (en) * 1987-08-24 1989-02-27 Yoshihisa Ishii Water purifying plant
JPH01262984A (ja) * 1988-04-14 1989-10-19 Yoshihisa Ishii 浄水装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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