JPH07256157A - 霧化装置 - Google Patents

霧化装置

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Publication number
JPH07256157A
JPH07256157A JP5189294A JP5189294A JPH07256157A JP H07256157 A JPH07256157 A JP H07256157A JP 5189294 A JP5189294 A JP 5189294A JP 5189294 A JP5189294 A JP 5189294A JP H07256157 A JPH07256157 A JP H07256157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
liquid
oil
tank
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP5189294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Fukahori
賢久 深堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5189294A priority Critical patent/JPH07256157A/ja
Publication of JPH07256157A publication Critical patent/JPH07256157A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/16Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
    • B05B7/166Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed the material to be sprayed being heated in a container
    • B05B7/1666Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed the material to be sprayed being heated in a container fixed to the discharge device

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油のような粘性の大きい液体であっても、ノ
ズル詰まりなどを起こすことなく、微細な霧状にして確
実かつ安定よい霧化性能を発揮させることができるよう
にする。 【構成】 収容された油などの液体Lを加熱蒸発させる
機能をもったタンク部1の上側に、空気ノズル7により
圧縮空気Aを所定の放出口6bに向って噴出させる空気
噴出部8を配設するとともに、上記タンク部1における
液蒸気LVを上記空気噴出部8に吸い込ませて霧化させ
るエジェクタ部9を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてミスト潤滑に
適用されるもので、油などの液体を霧化するための霧化
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油などの液体から微細な霧を人工
的に作る場合、その液体を加圧してノズルの小孔から噴
出させる手段が一般的に採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来の霧化装置は、単にノズルを用いて高圧液体を小孔
から噴出させて霧化させるだけのものであるから、例え
ば油のように粘性の比較的高い液体である場合には、そ
の液体が粘性によってノズルの小孔に詰まりやすくて安
定よい霧化を行なえず、かといって詰まりの生じない程
度の大きさのノズル孔から噴出させたのでは所定の霧化
性能を十分に発揮させることができないといった問題が
あった。
【0004】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、油のような粘性の比較的大きい水溶性の液体であっ
ても、ノズル詰まりなどを起こすことなく、所定の霧化
性能を確実に、つか安定よく発揮させることができる霧
化装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る霧化装置は、液体を収容し、この収容
液体を加熱蒸発させる加熱装置を備えたタンク部と、こ
のタンク部の上側に配設されて、空気ノズルにより圧縮
空気を所定の放出口に向けて噴出させる空気噴出部と、
上記タンク部において加熱蒸発される液蒸気を上記空気
噴出部に吸い込ませて、上記噴出空気流に接触させて霧
化させるエジェクタ部とを具備したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、タンク部内の液体を、たとえ
ば電気ヒータなどの加熱装置で強制加熱して蒸発させる
一方、空気ノズルより圧縮空気を所定の放出口に向けて
噴出させることにより、加熱にともない上記タンク部内
を上昇する液蒸気がエジェクタ部を介して空気噴出部に
吸い込まれて噴出空気流に接触し、その噴出空気が液蒸
気の熱を奪って断熱膨張するとともに、その断熱膨張に
ともない液蒸気が冷却されて微細な液滴となる。これに
よって、膨張した噴出空気流とともに微細な霧化液滴が
上記放出口から放出されることになる。このように、タ
ンク部内の液体の液蒸気が空気ノズルから噴出される噴
出空気流によって冷却されて微細な液滴となり霧化され
るので、タンク部内に収容された油などの液体を直接に
霧化ノズルに通過させる必要がなく、そのため、油など
の液体が粘性の大きいものであっても、ノズル詰まりの
おそれが全くなく、それゆえにまた、微細な霧状にして
霧化させることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。図1は本発明の一実施例による霧化装置の概
要構成を示す断面図である。
【0008】図1において、1はタンク部であり、液体
として、たとえば油Lを収容したタンク本体2と、この
タンク本体2の底部側に設けられて、上記油Lを強制的
に加熱蒸発させる加熱装置としての電気ヒータ3とを有
しており、かつ、上記タンク本体2の周壁部には、外気
を導入する給気口4が形成されている。5は上記ヒータ
3の電源である。
【0009】上記タンク部1の上側には、その後端6a
が閉塞されたカップ形の筒体6が横向き姿勢に配設され
ており、その前端開口が放出口6bに構成されている。
7は上記筒体6内に同軸上に位置させて該筒体6の後壁
6aに貫通・固定された空気ノズルであり、外部から供
給される圧縮空気Aを上記放出口6bに向けて噴出する
ようになっており、この空気ノズル7と上記筒体6とに
より空気噴出部8が構成されている。
【0010】9は上記タンク部1と空気噴出部8との間
に形成されたエジェクタ部であり、上記タンク本体2の
上端開口2aから上記筒体6の下側開口6cまでを、噴
出方向前方に傾斜した姿勢で連通させる筒部からなり、
加熱に伴って上記タンク本体2内を上昇する油蒸気LV
を上記空気噴出部8に吸い込ませて、噴出空気流に接触
させることにより霧化させるように構成されている。
【0011】つぎに、上記構成の液散布装置の動作につ
いて説明する。ヒータ3を作動させると、タンク本体2
内の油Lが上記ヒータ3により強制的に加熱蒸発されて
油蒸気LVとなってタンク本体2内を上昇する。この状
態で、圧縮空気Aを空気ノズル7の先端から筒体6内に
向けて噴出させると、上記油蒸気LVはタンク本体2の
上端開口2aからエジェクタ部9を介して筒体6内に吸
い込まれ、噴出空気流と共に放出口6b側へ流出され
る。この時、上記タンク本体2の周壁部に給気口4が設
けられているので、上記油蒸気LVに対するエジェクタ
作用が円滑に保持されている。
【0012】上記空気ノズル7の先端から噴出された圧
縮空気Aは、エジェクタ部9を介して吸い込まれた油蒸
気LVとが接触することによって膨張するとともに、そ
の膨張にともなって上記油蒸気LVの潜熱を奪って冷却
され微細な油滴になる。したがって、上記放出口6bか
ら膨張空気流と微細な油滴とが混在して放出されて霧が
発生する。すなわち、上記油Lを蒸発させて、その油蒸
気LVを、空気ノズル7からの噴出空気流に接触させな
がら霧状にして放出させるので、油Lのように粘性が比
較的大きい液体をノズル7に通す必要がなく、それゆえ
に、上記ノズル7に詰まりを発生することがなくなる上
に、微細な霧状にして常に安定よい霧化作用が発揮され
ることになる。
【0013】また、上記ヒータ3による油Lの加熱温度
を加減することにより、油Lの蒸発量、つまり噴霧量を
任意に変更して、霧化の程度を調整することができると
ともに、噴霧油の体積ロスが抑制される。
【0014】図2は空気噴出部8の変形例を示すもの
で、空気ノズル7に送給される圧縮空気Aを、螺旋状の
放熱部21を通して一次冷却した後、空気ノズル7に供
給するようにしたものである。この場合は空気ノズル7
から噴出される圧縮空気Aが低温であるから、該空気A
の断熱膨張にともなう油蒸気LVの霧化が一層促進され
る。
【0015】また、図3も空気噴出部8の変形例を示す
もので、空気ノズル7に送給される圧縮空気Aを、ウオ
ータジャケット式の熱交換器31を通して積極的に冷却
した後、空気ノズル7に供給するようにしたものであ
り、この場合も図2の場合と同様に、油蒸気LVに対す
る霧化性能をより向上することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タンク
部内に収容した水以外の液体を加熱蒸発させてその液蒸
気を、空気ノズルから噴出される圧縮空気流に吸い込ま
せて霧化させるようにしたので、油のような粘度の大き
い液体をノズルの小孔に通過させて噴出する場合に生起
しやすいノズル詰まりなどを発生することがないととも
に、液体の噴霧量の調整も容易で、所定の霧化性能を確
実に、かつ安定よく発揮させることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による霧化装置の概要構成を
示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例で、空気噴出部の変形例を
示す要部の構成図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例で、空気噴出部の変
形例を示す要部の構成図である。
【符号の説明】
1 タンク部 6b 放出口 7 空気ノズル 8 空気噴出部 9 エジェクタ部 A 圧縮空気 L 液体 LV 液蒸気 M 液滴 W 噴霧液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容し、この収容液体を加熱蒸発
    させる加熱装置を備えたタンク部と、このタンク部の上
    側に配設されて、空気ノズルにより圧縮空気を所定の放
    出口に向けて噴出させる空気噴出部と、上記タンク部に
    おいて加熱蒸発される液蒸気を上記空気噴出部に吸い込
    ませて、上記噴出空気流に接触させて霧化させるエジェ
    クタ部とを具備したことを特徴とする霧化装置。
JP5189294A 1994-03-23 1994-03-23 霧化装置 Pending JPH07256157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189294A JPH07256157A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189294A JPH07256157A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 霧化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07256157A true JPH07256157A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12899542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5189294A Pending JPH07256157A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 霧化装置

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JP (1) JPH07256157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298340A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Panasonic Electric Works Co Ltd スチーマー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298340A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Panasonic Electric Works Co Ltd スチーマー

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