JPH07256046A - ガスの冷却装置 - Google Patents
ガスの冷却装置Info
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- JPH07256046A JPH07256046A JP6051852A JP5185294A JPH07256046A JP H07256046 A JPH07256046 A JP H07256046A JP 6051852 A JP6051852 A JP 6051852A JP 5185294 A JP5185294 A JP 5185294A JP H07256046 A JPH07256046 A JP H07256046A
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- cooling liquid
- gas
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/30—Technologies for a more efficient combustion or heat usage
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- Chimneys And Flues (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
水分やSO3 等の配管表面への凝縮を防いで、配管への
ダストの付着成長と配管の腐食を防止することができる
ようにし、かつ、配管の材質としてステンレス等の耐食
鋼を必要とせず通常の炭素鋼を使用することができるよ
うにする。 【構成】 冷却液の配管を2重管1とし、その内管1a
内に冷却液を流し、内管1aと外管1bとの間に空気を
流すようにした。ノズル2から内管1a内の冷却液を外
管1bの切欠き部2aから空気を噴出するようにした。
内管1aと外管1bとの間には、断熱材のスペーサ5が
介装されて伝熱を防止した状態で内管1aと外管1bが
固定されている。
Description
ダーティで、かつ、含有水分の高いガスを冷却する排煙
脱硫装置等に用いられる冷却装置に関する。
管が直接ガスに接している部分は単管で構成され、その
部分にノズルが配置されている。
す。03は、その内部を白抜き矢印方向に排ガスが流れ
るダクトであり、同ダクト03を横切るように冷却液の
配管01が複数個設けられており、各配管01には排ガ
スの流れの上流方向へ向って冷却液を噴出する複数のノ
ズル02が設けられている。
却装置では直接配管が排ガスに接していて、その表面温
度が冷却液の温度に近いため、配管の表面温度は水露点
または酸露点以下に低下して湿った状態となるため、配
管表面に含じんガスではダクトが付着成長する等の不具
合対策が、またSO3 等の有害ガスを含むガスでは腐食
対策が必要であった。
常に冷却液自身で清浄に維持されるように冷却液をガス
流れの上流へ向って噴出し、かつ十分な液量で配管及び
ノズル本体を流し、ダストの付着成長または腐食の防止
を図っていた。従って、多量の冷却液を噴出すると共に
配管自身をクリーニングするためノズルのピッチをつめ
て多量に配する必要があった。また、材質的には常に乾
湿の繰返しのため、ステンレス材等の高級材料を必要と
した。
冷却液を噴出させる場合には、配管自身に槌打装置を設
けたり、または配管の洗浄ラインを別途設けたりする等
の配慮が必要であった。
できるガスの冷却装置を提供しようとするものである。
は次の手段を講じた。 (1)冷却されるガス内に配置される配管を2重管と
し、冷却液を2重管の内管内を流し、空気を2重管の内
管と外管の間を流すことを特徴とする。 (2)前記(1)のガスの冷却装置において、2重管の
内管に排ガス中に突出して冷却液を排ガス中に噴出する
ノズルを設け、2重管の外管の前記ノズルの周囲の部分
を切欠いたことを特徴とする。 (3)前記(1)または(2)のガスの冷却装置におい
て、空気の2重管の部分への供給ラインに予熱装置を設
けたことを特徴とする。 (4)前記(1)ないし(3)のいずれかのガスの冷却
装置において、2重管の内管と外管の間に断熱材のスペ
ーサを配置したことを特徴とする。 (5)前記(2)ないし(4)のいずれかのガスの冷却
装置において、2重管の内管より冷却液を噴出し、か
つ、2重管の内管と外管の間から空気を吹出す2流体ノ
ズルを2重管に設けたことを特徴とする。 (6)前記(2)ないし(5)のいずれかのガスの冷却
装置において、ノズルは、その吹出し方向がガスの流れ
の下流方向へ向うように配置されていることを特徴とす
る。
を2重管の内管内を流し、空気を2重管の内管と外管の
間を流すことによって、2重管のガスに接する部分の表
面温度が水露点または酸露点以上に保持され、ガス中の
水分またはSO3 等が2重管に凝縮することが防止され
る。従って、冷却液を流す2重管の表面を乾いた状態に
維持することが可能となり、ダストの付着成長と腐食の
発生が防止される。また、2重管の材質としては、高級
なステンレス等の耐食鋼を必要とせず、通常の炭素鋼を
使用することができる。
の本発明において、排ガス中に冷却液を噴出するノズル
のまわりから、2重管の内管と外管の間を流れる空気が
噴出し、ノズル表面の温度の低下が防止される。従っ
て、ノズルの表面に水分またはSO3 等が凝縮すること
が防止され、同表面を乾いた状態に維持してダストの付
着成長と腐食の発生を防止することが可能である。ま
た、ノズルのまわりを空気が流れてシールを行ってお
り、ノズルは常に清浄な状態に維持される。
または(2)の本発明において、2重管に供給される空
気は予熱装置によって予熱されているために、2重管の
表面またはノズルの表面の温度が高く維持され、多量の
SO3 等を含み酸露点が高いガスに対しても、これらの
表面を確実に乾いた状態に維持してダストの付着成長と
腐食の発生を防止することが可能である。
(3)のいずれかの本発明において、2重管の内管と外
管はスペーサで固定され、かつ、このスペーサは断熱材
で構成されているので2重管の局部的な冷却が防止さ
れ、その表面温度を高く維持することができる。
(4)のいずれかの本発明において、2重管に冷却液と
空気を噴出する2流体ノズルを設け、2重管の内管内を
流れる冷却液と2重管の内管と外管の間を流れる空気を
2流体ノズルより噴出・吹出すようにしているために、
1本の2重管で冷却液と空気をガス中に噴出することが
できる。
(5)のいずれかの本発明において、ノズルから冷却液
がガスの流れの下流方向へ向って噴出している。2重管
では、前記のように表面温度が高く維持されダストの付
着成長と腐食を防止するようになっているために、冷却
液をガスの流れの下流方向へ向って噴出しても2重管の
表面は清浄に維持されており、冷却液の噴出量を多量に
する必要がなく、ピッチをつめてノズルを多数配する必
要がない。
する。3はその内部を白抜き矢印a方向に有害成分を含
み、かつ、含有水分の高い排ガスが流れるダクトであ
り、排ガスの流れに直交するように同ダクト3を横切っ
て2重管1が配置されている。2重管1は、円管の円管
1aと円管の外管1bとによって構成され、内管1a内
には冷却液が流れ、内管1aと外管1bとの間にはスチ
ームヒーター等の予熱器6で予熱された清浄な空気が流
れるようになっている。内管1aと外管1bとの間には
断熱材よりなるスペーサが配置されて内管1aと外管1
bを固定し、またその間の熱の伝達を防止するようにな
っている。
って外管1bを貫通して2重管1より突出する複数のノ
ズル2が設けられ、外管1bにはノズル2を取囲んで切
欠き部2aが設けられ、同切欠き部2aを通って、矢印
bに示すように空気が排ガス中に吹出されるようになっ
ており、これらのノズル2と外管1bのノズル2を取囲
む切欠き部2aとによって2流体ノズルが形成されてい
る。
と外管1bとの部分には空気が流れており、かつ、この
空気は予熱器6によって予熱されているために、2重管
1の排ガスと接する表面の温度が低下することはない。
また、ノズル2からは排ガス中に冷却液が噴出するが、
その周囲の切欠き部2aから予熱された空気が排ガス中
に吹出されていてノズル2をシールするようになってい
るために、ノズル2の表面温度が低下することもない。
かつ、断熱材よりなるスペーサ5によって、内管1aと
外管1bとの間の熱伝達を防止し、外管1bが局部的に
冷却されることもない。これによって、ノズル2を含む
2重管1の表面は、水露点または配露点以上の温度に維
持され、排ガス中の水分またはSO3 等が凝縮すること
がない。従って、2重管1の表面を乾いた状態に維持す
ることができ、ダストの付着成長と腐食の発生を防止す
るとができる。また、これによって、2重管1の材質を
高級なステンレス等の耐食鋼とする必要がなく、通常の
炭素鋼を使用することができる。
らは空気が吹出してノズル2をシールした状態となって
いるために、ノズル2は常に清浄な状態に維持され冷却
液を確実に噴出することが可能となる。
に乾いた状態に維持されて付着物の付着成長と腐食の発
生が防止されていて冷却液によって2重管1の表面の洗
浄を行う必要がないために、本実施例では、ガス流れの
下流へ向って冷却液を噴出するようにしている。従っ
て、冷却液の噴出量を低減させると共に、ノズル2の設
置数を減少させることができる。
1a内を流れる冷却液と内管1aと外管1bとの間を流
れる空気を排ガス中に噴出させているために、冷却液用
と空気用の2個の配管を必要とすることもない。
明する。本実施例は、2重管1の内管1aを円管とし、
外管1bを矩形断面をもつ角管としたもので、その他の
構成は、前記第1の実施例と相違するところがなく、前
記第1の実施例と同様な作用及び効果を奏することがで
きる。
記載した構成を具備することによって、簡単な構成を有
し、ダストの成長と配管の腐食を確実に防止し、かつ、
通常の炭素鋼を配管として利用することができるガスの
冷却装置を提供することができる。
の縦断面図、図1(b)は図1(a)のA−A矢視断面
図である。
の縦断面図、図2(b)は図2(a)のB−B矢視断面
図である。
の縦断面図、図3(b)は図3(a)のC−C矢視断面
図、図3(c)は図3(a)のD−D矢視断面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 冷却されるガス内に配置される配管を2
重管とし、冷却液を2重管の内管内を流し、空気を2重
管の内管と外管の間を流すことを特徴とするガスの冷却
装置。 - 【請求項2】 2重管の内管に排ガス中に突出して冷却
液を排ガス中に噴出するノズルを設け、2重管の外管の
前記ノズルの周囲の部分を切欠いたことを特徴とする請
求項1に記載のガスの冷却装置。 - 【請求項3】 空気の2重管の部分への供給ラインに予
熱装置を設けたことを特徴とする請求項1または2に記
載のガス冷却装置。 - 【請求項4】 2重管の内管と外管の間に断熱材のスペ
ーサを配置したことを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載のガスの冷却装置。 - 【請求項5】 2重管の内管より冷却液を噴出し、か
つ、2重管の内管と外管の間から空気を吹出す2流体ノ
ズルを2重管に設けたことを特徴とする請求項2ないし
4のいずれかに記載のガスの冷却装置。 - 【請求項6】 ノズルは、その吹出し方向がガスの流れ
の下流方向へ向うように配置されていることを特徴とす
る請求項2ないし5のいずれかに記載のガス冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05185294A JP3876006B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | ガスの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05185294A JP3876006B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | ガスの冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07256046A true JPH07256046A (ja) | 1995-10-09 |
JP3876006B2 JP3876006B2 (ja) | 2007-01-31 |
Family
ID=12898399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05185294A Expired - Lifetime JP3876006B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | ガスの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3876006B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09225259A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-02 | Hitachi Zosen Corp | ごみ処理設備における噴霧ノズル装置 |
JP2002089824A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Nkk Plant Engineering Corp | ごみ焼却施設及び排ガス冷却方法 |
KR20200093219A (ko) * | 2019-01-28 | 2020-08-05 | 주식회사 이에스엔디 | 유해가스(NOx) 및 악취 제거용 착탈 가능한 액체 분사관을 갖는 스크러버 |
KR102146736B1 (ko) * | 2019-04-12 | 2020-08-21 | 타워어패럴 주식회사 | 샤워식 분사와 와류식 분사를 결합한 섬유가공용 스크러버 시스템 |
KR20200100569A (ko) * | 2020-08-11 | 2020-08-26 | 주식회사 이에스엔디 | 질소 산화물 및 황산화물 제거를 위한 착탈 가능한 액체 분사관을 갖는 스크러버 |
KR20200120570A (ko) * | 2020-08-12 | 2020-10-21 | 타워어패럴 주식회사 | 초음파 진동을 활용된 샤워식 분사와 와류식 분사를 결합한 섬유가공용 스크러버 시스템 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP05185294A patent/JP3876006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09225259A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-02 | Hitachi Zosen Corp | ごみ処理設備における噴霧ノズル装置 |
JP2002089824A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Nkk Plant Engineering Corp | ごみ焼却施設及び排ガス冷却方法 |
KR20200093219A (ko) * | 2019-01-28 | 2020-08-05 | 주식회사 이에스엔디 | 유해가스(NOx) 및 악취 제거용 착탈 가능한 액체 분사관을 갖는 스크러버 |
KR102146736B1 (ko) * | 2019-04-12 | 2020-08-21 | 타워어패럴 주식회사 | 샤워식 분사와 와류식 분사를 결합한 섬유가공용 스크러버 시스템 |
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KR20200120570A (ko) * | 2020-08-12 | 2020-10-21 | 타워어패럴 주식회사 | 초음파 진동을 활용된 샤워식 분사와 와류식 분사를 결합한 섬유가공용 스크러버 시스템 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3876006B2 (ja) | 2007-01-31 |
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