JPH07255742A - 医療機器の把手装置 - Google Patents

医療機器の把手装置

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JPH07255742A
JPH07255742A JP6055980A JP5598094A JPH07255742A JP H07255742 A JPH07255742 A JP H07255742A JP 6055980 A JP6055980 A JP 6055980A JP 5598094 A JP5598094 A JP 5598094A JP H07255742 A JPH07255742 A JP H07255742A
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handle
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locking pin
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Mikio Ogawa
己喜雄 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医療機器本体に把手を容易に装着、かつ取外
すことができ、さらに本体の汚損を防止することのでき
る把手装置を提供する。 【構成】 本体23に第1および第2嵌合凹所29,3
1を設け、各嵌合凹所29,31内に第1および第2係
止ピン36,37をそれぞれ設ける。把手22の基部2
5には、第1および第2嵌合片27,28を設ける。第
1嵌合片27には、前記第1係止ピン36が嵌まり込む
第1係合溝34を形成し、また第2嵌合片28には、第
2係止ピン37が嵌まり込む第2係合溝35を形成す
る。把手22には係止爪42と操作部材48とこれらの
係止爪42および操作部材48を第2係止ピン37に係
止する方向B2にばね付勢する圧縮コイルばね49とが
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無影灯およびトレーテ
ーブルなどのような医療機器に好適に実施することがで
きる把手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、典型的な先行技術の把手装置
1を示す斜視図であり、類似の先行技術は、たとえば実
開昭49−55597号公報に示されている。たとえば
歯科医院には歯科診療台が備えられ、この歯科診療台に
は患者の口腔内などの診療部位を照明するために医療機
器としての無影灯2が設けられる。この無影灯2は、光
源を備える本体3と、本体3の両側部に上下各一対設け
られる略L字状のアーム4,5と、各対をなすアーム
4,5間に着脱自在に装着される長手棒状の把手8が着
脱自在に装着される。一方のアーム4には凸部6が形成
され、他方のアーム5には凹所7が形成される。前記把
手8は、手によって把持される把持部材9と、把持部材
9の長手方向一端部に装着される操作部材12とを有
し、操作部材12には、前記凸部6が嵌まり込む嵌合孔
11が形成され、把持部材9には前記凹所7に嵌まり込
む嵌合凸部13が形成される。操作部材12は把持部材
9に抜止めされた状態で、図示しない圧縮ばねによって
矢符A1方向に把持部材9から軸線方向外方にばね付勢
されいる。
【0003】このような把手8が各アーム4,5間に装
着された状態では、嵌合凸部13は、凹所7に嵌合し、
また嵌合孔11には凸部6が嵌合している。この状態で
術者あるいは補助者が把手8を把持して、患者の口腔な
どの診療部位が良好に照明されるように、また患者の診
療台への乗降動作の妨げとならないように、無影灯2を
移動させることができる。このようにして把手8は頻繁
に把持されるため、把手8を消毒させる必要がある。こ
の消毒を行うに際して、把手8は本体3から外されるの
であるが、把手8を外すための操作が複雑であると、そ
の操作者は無意識に一方の手で本体3を支えながら他方
の手によって把手8を外すための操作を行ったり、ある
いは両手で把手8を外すための操作を行ってしまう場合
が生じるため、この先行技術では把手8の把持部材9を
把持した手の指先で操作部材12を前記圧縮部材のばね
力に抗して矢符A2方向に変位させて、凸部6と嵌合孔
11との嵌合状態を解除し、把手8を本体3から片手で
外すことができるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、本体3から突出する各アーム4,5に第1係止手段
として凸部6および凹所7が設けられ、かつ把手8に第
2係止手段としての嵌合孔11および嵌合凸部13が設
けられているため、把手8を各アーム4,5に装着する
ためには、各アーム4,5の凸部6および凹所7を結ぶ
軸線に対して把手8を斜めにした状態で、把手8の凸部
13をアーム5の凹所7に嵌め込みながら操作部材12
を矢符A2方向に引き寄せて凸部6の真下に嵌合孔11
を正確に位置決めした後、操作部材12から指を離して
矢符A1方向に復帰させるという一連の動作を行う必要
がある。つまり、各アーム4,5間にその間隔とほぼ同
一長さの把手8を嵌め込まなければならないために、把
手8の装着作業に手間を要するという問題がある。また
各アーム4,5に把手8を接続した状態では、把手8と
各アーム4,5とは、把手8を把持したままで手指が届
く程度に近接しているため、各アーム4,5に手指が容
易に接触して各アーム4,5が汚損していまい、また汚
損された各アームに接触した手指も汚損されてしまうお
それがある。しかも各アーム4,5が本体3に固定的に
設けられているため、各アーム4,5を把手8とともに
本体3から取外すことができず、したがって把手8とは
別に消毒しなければならず、利便性が悪いという問題が
ある。
【0005】本発明の目的は、医療機器本体に把手を容
易に装着し、かつ取外すことができる医療機器の把手装
置を提供することである。
【0006】また本発明の他の目的は、把手を手で把持
した状態で手指が届く範囲全体を医療機器本体から取外
すことができる医療機器の把手装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、医療機器本体
に設けられる第1係止手段と、把手と、把手の基部に設
けられ、第1係止手段に係止可能な第2係止手段と、把
手に設けられる操作部材を有し、この操作部材の操作に
よって第1係止手段への第2係止手段の係止状態を解除
する操作手段とを含むこと特徴とする医療機器の把手装
置である。
【0008】また本発明は、把手は、操作者の手によっ
て把持される把持部と、この把持部に連なり医療機器本
体側に配置される基部とを有することを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記操作部材は、把手の基
部に、一対、近接して設けられ、片方の手の親指と人差
し指とによって相互に近接する方向に変位させることに
よって、第2係止手段の第1係止手段への係止状態を解
除することを特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、医療機器本体と、医
療機器本体に着脱自在に装着される把手とを含み、医療
機器本体には、係止ピンまたはこの係止ピンに係止され
る係止爪のいずれか一方が設けられ、把手には、係止ピ
ンまたは係止爪のいずれか他方が把手と相対的に変位可
能に設けられ、前記係止ピンまたは係止爪のいずれか他
方は、係止ピンまたは係止爪のいずれか一方へ係止する
方向にばねによってばね力が与えられており、把手に
は、操作部材が設けられ、この操作部材を押圧して変位
させることによって、前記係止ピンまたは係止爪のいず
れか他方が前記ばねのばね力に抗して、係止ピンまたは
係止爪のいずれか一方から離脱するようにして係止状態
を解除することを特徴とする医療機器の把手装置であ
る。
【0011】また本発明は、前記係止ピンおよび係止爪
は、間隔をあけてそれぞれ複数設けられ、かつ前記操作
部材は単一個設けられ、この操作部材を押圧して変位さ
せることによって、各係止ピンと各係止爪との係止状態
が同時に解除されることを特徴とする。
【0012】また本発明は、前記係止ピンおよび係止爪
は、複数設けられ、かつ操作部材は、係止ピンおよび係
止爪の各対毎に複数設けられ、各操作部材を押圧して変
位させることによって、各係止ピンと各係止爪との係止
状態が個別に解除されることを特徴とする。
【0013】また本発明は、複数の操作部材の間隔は、
片手の親指と人差し指との間隔よりも大きく選ばれるこ
とを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に従えば、医療機器本体には第1係止手
段が設けられ、把手には第2係止手段が設けられる。把
手を医療機器本体に装着した状態では、第1係止手段に
第2係止手段が係止して、医療機器本体に把手が抜止め
された状態で接続される。
【0015】前記把手には操作手段が設けられ、この操
作手段は操作部材を有する。操作部材を操作することに
よって、第1係止手段への第2係止手段の係止状態が解
除され、把手を医療機器本体から離反する方向に引抜く
ことによって、把手を本体から取外すことができる。
【0016】このようにして把手を医療機器本体に装着
することによって、把手を医療機器本体に抜止めされた
状態で接続し、操作部材を操作して把手を医療機器本体
から外すことができるので、把手の医療機器本体に対す
る着脱作業をきわめて簡単な操作によって行うことがで
き、操作性が向上できる。
【0017】また本発明に従えば、前記把手は、操作者
の手によって把持される把持部と、この把持部に連なっ
て医療機器本体側に配置される基部とによって構成され
る。これによって把持部を手で把持した状態で手指が届
く範囲の全体を医療機器本体から取外して消毒などを行
って後、この把手を医療機器本体に装着することができ
る。このように把手に把持部に連なる基部を形成するこ
とによって、手で把持される把持部だけでなく、手指が
接触しやすい箇所を含んで医療機器本体から外して消毒
などを行うことができるので、消毒作業が一度ですみ、
把手とは別に本体側の部分を別途に消毒する必要がなく
なり、利便性が向上される。
【0018】さらに本発明に従えば、把手の基部に一対
の操作部材が設けられ、これらの操作部材を相互に近接
する方向に変位させることによって、第2係止手段の第
1係止手段への係止状態が解除される。このように基部
に一対の操作部材を設けるようにしたので、各部材を操
作するためには、必然的に一方の手の親指と人差し指と
の間に把持部を開示した状態で操作を行う必要があり、
したがって医療機器本体に装着された把手を取外すにあ
たって、操作者の手は医療機器本体から遠去かり、手指
の医療機器本体への接触が防がれる。
【0019】さらに本発明に従えば、医療機器本体には
係止ピンまたはこの係止ピンに係止される係止爪のいず
れか一方が設けられ、また把手には、係止ピンまたは係
止爪のいずれか他方が把手と相対的に変位可能に設けら
れる。この把手に設けられる係止ピンまたは係止爪のい
ずれか他方は、いずれか一方に係止する方向にばねによ
ってばね力が与えられ、前記把手に設けられる操作部材
を押圧することによって、係止ピンまたは係止爪のいず
れか他方を前記ばねのばね力に抗していずれか一方から
離脱させて、係止ピンまたは係止爪のいずれか他方のい
ずれか一方への係止状態が解除される。したがって把手
を医療機器本体に装着するためには、把手に設けられる
係止ピンまたは係止爪のいずれか他方が、医療機器本体
に設けられる係止ピンまたは係止爪のいずれか一方に係
止されるように押圧することによって、前記係止ピンま
たは係止爪のいずれか他方は、変位して操作部材を操作
することなしに係止させることができる。したがってき
わめて簡単な操作によって、把手を医療機器本体に装着
することができる。係止ピンと係止爪とが係止するよう
に構成されるので、医療機器本体から把手を取外すにあ
たって、操作部材を押圧操作することによって係止ピン
と係止爪との係止状態が解除されているので、把手を単
純に引抜けばよく、把手の医療機器本体からの取外し作
業をきわめて簡単な操作によって行うことができる。
【0020】さらに本発明に従えば、単一個の操作部材
を押圧操作することによって、複数対の係止ピンおよび
係止爪の係止状態が解除される。このように複数対の係
止ピンおよび係止爪を係止させることによって、大きな
強度で把手を医療機器本体に接続することができる。
【0021】さらに本発明に従えば、係止ピンおよび係
止爪を複数対設け、各係止ピンおよび係止爪の対毎に操
作部材が設けられる。したがって各操作部材を個別に押
圧操作することによって各係止ピンと係止爪との係止状
態が個別に解除される。したがって医療機器本体から把
手を外すには、各操作部材を同時に押圧操作しなければ
ならず、両手を用いる必要が生じる。これによって把手
を把持した手とは反対側の手が医療機器本体に接触され
ることを防ぎ、把手以外の部位への不所望な手指の接触
を防ぐことができる。この場合、少なくとも一方の手に
よって把手を支持し、その支持した手の指を1つの操作
部材の操作に用いるとしても、残余の操作部材を操作す
る必要があるため、必然的に両手を用いて把手の取外し
作業を行わせることができるからである。
【0022】さらに本発明に従えば、前記複数の操作部
材の間隔は、片手の親指と一差し指との間隔よりも大き
く選ばれる。これによって把手を把持せずに片手によっ
て各操作部材を同時に押圧操作しようとする不都合を防
ぎ、したがって把持部を把持した状態で両手を用いて各
操作部材を操作させ、把手の落下を防ぐことができる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の把手装置21を
示す断面図であり、図2は把手装置21の把手22を本
体23から外した状態を示す斜視図である。たとえば歯
科医院において患者の口腔内を照明するための医療機器
である無影灯24は、本体23とこの本体23に着脱自
在に装着される把手22とを含む。
【0024】前記把手22は、一直線状の基部25と、
基部25の長手方向両端部に連なる略C字状の把持部2
6とを有する。基部25には、前記把持部26が形成さ
れる側と反対側に突出して2つの第1および第2嵌合片
27,28が一体的に形成される。また本体23には、
第1および第2嵌合片27,28がそれぞれ嵌まり込む
第1および第2嵌合凹所29,31が形成される。把手
22が本体23に装着された状態では、第1および第2
嵌合片27,28が第1および第2嵌合凹所29,31
に嵌まり込んだ状態で、基部25の第1および第2嵌合
片27,28が形成される当接面32が本体23の両側
部の端面33に当接する。第1嵌合片27には、上方
(図1の上方)に臨んで開放する係合溝34が形成され
る。また第2嵌合片28には、挿入方向A1下流側(図
1の左方)に臨んで開放する第2係合溝35が形成され
る。また本体23の嵌合凹所29内には、第1係合溝3
4に嵌まり込むことができる第1係止ピン36が設けら
れ、また第2嵌合凹所31内には第2係止ピン37が設
けられる。この第2係止ピン37は第1係止手段を構成
する。
【0025】第1係合溝34は、前記基部25と平行な
図1における上下方向に延びる第1案内面38と、第1
案内面38に連なり、第1係止ピン36がほぼぴったり
と嵌り込む半円弧状の第2案内面39と、第2案内面3
9に連なり、上方になるにつれて前記第1案内面38か
ら遠去かる方向に傾斜する第3案内面41とによって構
成される。
【0026】前記第2嵌合片28には、第2係止手段で
ある係止爪42が変位自在に嵌まり込む透孔43が形成
され、この透孔43内に挿入された係止爪42は、前記
第2係合溝35内に部分的に突出している。係止爪42
は、第2嵌合片28の先端面72とほぼ同一平面内に形
成される第1摺動面73と、第1摺動面73の下方に連
なって係止爪42の基端部寄り(図1の右方寄り)にな
るにつれて下方に傾斜する第2摺動面74と、第2摺動
面74の下端部75から上方に湾曲して基端部側に延び
る円弧状の保持面76とを有する。
【0027】第2係合溝35は、挿入方向A1および離
脱方向A2(図1の左右方向)に平行に延びる第4案内
面45と、第2係止ピン37が部分的に嵌まり込む半円
弧状の第5案内面46と、第5案内面46に連なり、挿
入方向A1下流側になるにつれて、前記第4案内面45
から離反する方向(図1の上方)に傾斜して延びる第6
案内面47とによって構成される。
【0028】図3は図1の切断面線III−IIIから
見た断面図であり、図4は把手22の第2嵌合片28付
近を図1の左側から見た一部の側面図である。図1およ
び図2をも参照して、前記係止爪42には、把手22の
基部25内で直角に長手棒状の操作部材48が固定さ
れ、この操作部材48とは反対側に設けられる圧縮コイ
ルばね49によって、前記操作部材48の操作方向B1
とは逆方向B2にばね付勢される。操作部材48は、基
部25に形成される直円筒状の挿入孔51内で軸線方向
に沿って矢符B1,B2方向に変位自在に案内される。
前記圧縮コイルばね49は、基部25に形成され、前記
透孔43に連通するばね収納孔52内に収納される。し
たがって係止爪42および操作部材48は、圧縮コイル
ばね49によって矢符B2方向にばね付勢され、係止爪
42が第2係止ピン37に弾発的に当接した状態に維持
され、把手22が本体23に抜止めされる。この状態で
は、把手22の当接面32が、本体23の端面33に圧
縮コイルばね49から係止爪42を介して第2係止ピン
37にばね力によって弾発的に押し付けけられた状態に
あり、これによって把手22のがたつきが防がれる。
【0029】図5は無影灯24の外観を示す平面図であ
り、図6は無影灯24の背面図であり、図7は無影灯2
4の側面図である。なお、無影灯24は左右対称である
ため、対応する部分には同一の数字に添字a,bを付
す。本体23の両側部には、把手22a,22bがそれ
ぞれ着脱自在に装着される。本体23の前記両側部にお
ける背後側(図5の上方)に突出して、一対の取付片5
3a,53bが形成される。各取付片53a,53bに
はピンボルト54a,54bによって、大略的にU字状
の揺動アーム55の両端部が揺動自在に連結される。本
体23にはまた、前方(図5の下方)に突出してハロゲ
ンランプなどによって実現される光源ランプ56を保持
するランプカバー57が設けられ、たとえばアクリルな
どの透光性材料から成る前カバー体によって覆われてお
り、光源ランプ56が破損しても、その破片が患者や術
者上に直接落下してしまうことを防ぎ、安全性が向上さ
れている。本体23の下部には、スイッチ58が設けら
れ、このスイッチ58の操作片59を操作することによ
って、前記光源ランプ56を点灯し、あるいは消灯する
ことができる。
【0030】前記把手22の基部25、把持部26、第
1および第2嵌合片27,28は耐熱性および耐蒸気性
を有する合成樹脂から成る。この合成樹脂としては、ポ
リエーテルイミド(略称PEI)、ポリエーテルスルホ
ン(略称PES)、ポリフェニレンオキサイド(略称P
PO)、およびポリスルホン(略称PSF)等が用いら
れる。これらの合成樹脂は軽量であり、成形性が良好で
あり、製造が容易であり、生産性が良好である。しか
も、耐熱性および耐蒸気性を有するので、把手22をオ
ートクレーブ滅菌、蒸気滅菌を行っても変質および変色
を生じるおそれはない。
【0031】前記第1および第2係止ピン36,37、
係止爪42、操作部材48および圧縮コイルばね49
は、ステンレス鋼が用いられる。これによって耐腐食性
および耐酸性を得ることができる。好ましくは、オース
テナイト系ステンレス鋼が用いられる。このようなオー
ステナイト系ステンレス鋼は、マルテンサイト系ステン
レス鋼に比べて耐腐食性が高い。もっと好ましくは、オ
ーステナイト系ステンレス鋼のうち、購入が容易な材料
として、SUS304,SUS303が好ましい。また
前記把手22(25,26,27,28)も同様に、オ
ーステナイト系ステンレス鋼(SUS304,SUS3
03)を材料として使用してもよい。
【0032】図8は、無影灯24を備える歯科診療装置
61の斜視図である。歯科診療装置61は、患者が横た
わる診療台62と、診療台62の一方向に支持されるサ
イドユニット63と、サイドユニット63の一側部に支
持されるライトアーム64と、サイドユニット63の一
側部に支持されるテーブルアーム65と、ライトアーム
64の遊端部に設けられる前記無影灯24と、テーブル
アーム65の遊端部に設けられるトレーテーブル66と
を含む。
【0033】前記診療台62は、フートスイッチ67の
操作によって矢符C1,C2方向に昇降変位し、背板6
8は矢符D1,D2方向に傾動する。このような診療台
62に患者が横たわった状態で、矢符C1,C2方向に
昇降変位させ、背板68を矢符D1,D2方向に傾動さ
せる際には、術者または介助者は、無影灯24が患者に
接触しない位置に退避させたり、口腔内の治療部位が明
瞭に照明されるように各度を変えたりするために、把手
22a,22bを把持して無影灯24を移動させる。こ
のように把手22a,22bは、比較的多くの回数にわ
たって把持されるため、常に清浄な状態に維持されなけ
ればならない。そのため、前述のような把手装置21の
構成によって、本体23から各把手22a,22bを容
易に外し、滅菌処理した後、再び容易な操作によって各
把手22a,22bを本体23に装着することができ
る。
【0034】前記トレーテーブル66には、患者の診療
台62への昇降動作の妨げとならない位置にトレーテー
ブル66を退避させ、または治療位置に引き寄せるため
に、取手69が設けられる。この取手69もまた、把手
装置21と同様な構成によって、テーブル本体71に対
して着脱自在に構成して、消毒を行うようにしもよい。
このようなトレーテーブル66もまた、医療機器として
図1および図2に示される把手装置21と同様な構成を
実施しうることは明らかである。
【0035】図9は把手22の本体23への装着動作を
説明するための断面図であり、図9(1)は上記第1係
止ピン36に第1嵌合片27の第1案内面38が当接
し、第2係止ピン37に第2嵌合片28の先端面72が
当接した状態を示し、図9(2)は、第1係止ピン36
が第1案内面38と第3案内面41との間にあり、かつ
第1係止ピン37に係止爪42の第1摺動面73が当接
した状態を示し、図9(3)は把手22を矢符A3方向
に引き上げた状態を示し、図9(4)は把手22を矢符
A3方向に引き上げながら、矢符A1方向に押し込まれ
た状態を示す。
【0036】把手22を本体23に装着するにあたっ
て、まず把手22の把持部26を把持し、第1嵌合片2
7が第1嵌合凹所29内に挿入する方向に矢符A1方向
に移動させる。このとき、図9(1)に示されるよう
に、第1係止ピン36は第1嵌合片27の第1案内面3
8に当接し、また第2係止ピン37には第2嵌合片28
の先端面72に当接している。把手22を矢符A3方向
に引き上げながら、矢符A1方向に押圧すると、第1係
止ピン36には第3案内面41が当接し、第2係止ピン
37には係止爪42の第1摺動面73が当接する。さら
に矢符A3方向に引き上げながら、矢符A1方向に押圧
すると、図9(4)に示されるように、第1係止ピン3
6は、第2案内面39側に差しかかり、第2係止ピン3
7には、第1摺動面73から第2摺動面74に差しかか
る。
【0037】図10は把手22の本体23への装着動作
を説明するための断面図であり、図10(5)は、第1
係止ピン36に第3案内面41が当接した状態で係止爪
42の第2摺動面74に第2係止ピン37が当接して、
操作部材48の矢符B1方向への押圧動作を開始した直
後の状態を示し、図10(6)は把手22を矢符A3方
向に引き上げながら、矢符A1方向に押圧して、第1係
止ピン36が第2案内面39内に部分的に嵌まり込み、
かつ第2係止ピン37は、第2摺動面74上で下端部7
5付近で移動して、係止爪42を矢符B1方向に押し上
げた状態を示し、図10(7)は、第1係止ピン36が
第2案内面39内に嵌まり込み、第2係止ピン37は、
係止爪42の下端部75上に当接した状態を示し、図1
0(8)は、第1係止ピン36が第2案内面39内に完
全に嵌まり込み、かつ第2係止ピン37は保持面76が
当接して保持され、装着完了状態を示す。
【0038】前述の図9(4)に示される状態から、把
手22をさらに矢符A3方向に引き上げながら、矢符A
1方向に押圧すると、第1係止ピン36は、第3案内面
41と第2案内面39との交点付近に移動し、係止爪4
2の第2摺動面74には第2係止ピン37が当接してそ
の係止爪42を圧縮コイルばね49のばね力に抗してや
や押し上げた状態とされ、把手22を矢符A3方向に引
き上げながら、矢符A1方向にさらに押圧すると、図1
0(6)に示されるように、第1係止ピン36が第2案
内面39内に部分的に嵌まり込んだ状態で、第2係止ピ
ン37は、第2摺動面74上を摺動して、下端部75に
差しかかり、係止爪42は圧縮コイルばね49のばね力
に抗してさらに矢符B1方向へ押し上げられる。
【0039】把手22を矢符A1方向に押圧すると、図
10(7)に示されるように、第1係止ピン36は、第
2案内面39内にほぼ嵌り込んだ状態で、第2係止ピン
37は係止爪42の下端部75上に配置される。この状
態が係止爪42が最も押し上げられた状態である。
【0040】さらに把手22を矢符A1方向に押圧する
と、第1係止ピン36は、第2案内面39内に完全に嵌
まり込んだ状態となって、第2係止ピン37は、下端部
75を超えて保持面76が当接し、したがって把手22
の本体23への装着動作が完了する。
【0041】図10(8)に示される装着状態から、把
手22を本体23から取外すときには、まず操作部材4
8を矢符B1方向に押し上げることによって係止爪42
が上方に変位し、第2係止ピン37との係止状態を解除
する。この状態で、把手22を矢符A2方向にやや斜め
にしながら引抜くことによって、第1係止ピン36は第
3案内面41によって案内されながら、第1係合溝34
内から離脱し、本体23から把手22が離脱する。この
ように把手22を本体23に装着するときには、把手2
2を矢符A3方向に引き上げながら、矢符A1方向に押
し込めばよく、また把手22を本体23から取外すとき
には、操作部材48を押圧操作して引抜けばよいので、
把手22の着脱動作が簡単であり、またこのような把手
22の着脱動作は、把持部26を把持した状態で行われ
るので、手指が本体23に接触することなしに着脱動作
を行うことができる。また把持部26と基部25との間
隔L1は、たとえば5〜6cm程度に選ばれ、したがっ
て把持部26を把持した状態でほぼ手指が届く範囲全体
を本体23から外すことができるので、把持部26を把
持した状態で手指が本体23に接触することを防ぐこと
ができる。
【0042】図11は、本発明の他の実施例の把手装置
21aを示す断面図である。なお、前述の実施例と対応
する部分には同一の参照符を付す。本実施例では、医療
機器本体である本体23には前述の実施例と同様に第1
および第2係止ピン36,37が設けられ、把手22に
は、2つの係止爪81,82が設けられる。各係止爪8
1,82の形状は、前述の係止爪42と同様である。一
方の係止爪81には、第1軸83の軸線方向一端部が固
定され、第1軸83の軸線方向他端部には他方の係止爪
82が固定される。この係止爪82にはまた、第2軸8
4の軸線方向一端部が固定され、この第2軸84の軸線
方向他端部は基部25から図11の下方に突出してい
る。第1軸83と第2軸84とは同一軸線上にあり、こ
れらによって操作部材85を構成する。このような操作
部材85を矢符B1方向に押圧操作することによって、
各係止爪81,82は第1および第2係止ピン36,3
7から離反し、その係止状態が解除される。この状態
で、把手22を把持して矢符A2方向に引抜くことによ
って、この把手22を、本体23から離脱させることが
できる。また把手22を矢符A1方向に押圧すると、第
1および第2係止ピン36,37によって各係止爪8
1,82が圧縮コイルばね49のばね力に抗して押し上
げられ、各係止爪81,82に係止される保持面76に
よって把手22が本体23に押し付けられた状態となっ
て、基部25の当接面32が本体23の端面33に弾発
的に当接する。
【0043】このような構成によれば、前述の実施例の
ように、把手22を矢符A3方向に引き上げ、またはそ
の逆方向に引き下げる必要がなく、矢符A1,A2方向
に操作すればよいので、把手22の着脱動作を単純化し
て、操作性を向上することができる。
【0044】図12は、本発明のさらに他の実施例の把
手装置21bを示す断面図である。本実施例では、把手
22には2つの係止爪86,87が対称に設けられ、各
係止爪86,87には操作部材88,89がそれぞれ個
別に設けられる。各操作部材88,89の先端部は、把
手22の基部25から両側方に突出している。各操作部
材88,89とは反対側には、圧縮コイルばね91,9
2が設けられ、これらによって各操作部材88,89お
よび各係止爪86,87の各対は、相互に逆方向にばね
付勢される。
【0045】このようにして2つの係止爪86,87を
各操作部材88,89によって個別に操作するようにし
たので、把手22を把持した一方の手で一方の操作部材
88を押圧操作した状態で、必然的に他方の手によって
他方の操作部材89を押圧操作しなければならず、この
ようにして両手を用いることによって、本体23などに
むやみに手指を触れさせてしまうことを防止することが
できる。
【0046】図13は本発明のさらに他の実施例の把手
装置21cを示す断面図であり、図14は図13の切断
面線XIV−XIVから見た拡大断面図である。本実施
例の把手装置21cには、把手22の基部25に一対近
接して設けられる操作部材94,95を有し、各操作部
材94,95には、係止ピン96,97が固定される。
本体23には、各係止ピン96,97が嵌まり込む係止
孔98,99が形成される。各操作部材94,95は、
たとえばステンレス鋼から成る単一枚の金属板を屈曲し
て形成され、相互に離反する方向に弾発性を有する。各
操作部材94,95の連結部101は、ビス102によ
って金属製の取付片103に固定され、この取付片10
3はビス104によって第2嵌合片28に固定される。
【0047】各係止ピン96,97は、挿入方向A1に
向けて相互に近接する方向に傾斜する案内面105,1
06をそれぞれ有し、かしめによって各操作部材94,
95に固定される。したがって把手22を本体23に装
着する際には、把手22を矢符A1方向に押し込むこと
によって、各案内面105,106によって各係止ピン
96,97および各操作部材94,95は相互に近接す
る方向に押圧され、各係止ピン96,97が係止孔9
8,99にそれぞれ臨んだとき、相互に離反する方向に
弾発的に復帰して、各係止ピン96,97が各係止孔9
8,99に嵌まり込む。このようにして把手22が本体
23に装着された状態で、再び把手22を取外す際に
は、各操作部材94,95を相互に近接する方向に手指
で押圧して、各係止ピン96,97を各係止孔98,9
9から離脱させ、矢符A2方向に把手22を引抜けばよ
い。
【0048】以上の実施例では、本体23に第1係止手
段を設け、把手に第2係止手段および操作手段を設ける
ようにしたけれども、本発明の他の実施例として、本体
23に固定的に第2係止手段を設け、把手に第1係止手
段と操作手段とを設けるようにしてもよい。
【0049】本発明は、歯科治療装置の無影灯に備えら
れる把手に実施されるものではなく、把手を備えるあら
ゆる医療機器に関連して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作部材
を操作することによって、第1係止手段への第2係止手
段の係止状態が解除され、把手を医療機器本体から離反
する方向に引抜くことによって、把手を本体から取外す
ことができる。このようにして把手を医療機器本体に装
着することによって、把手を医療機器本体に抜止めされ
た状態で接続し、操作部材を操作して把手を医療機器本
体から外すことができるので、把手の医療機器本体に対
する着脱作業をきわめて簡単な操作によって行うことが
でき、操作性が向上できる。
【0051】また本発明によれば、把手に把持部に連な
る基部を形成することによって、手で把持される把持部
だけでなく、手指が接触しやすい箇所を含んで医療機器
本体から外して消毒などを行うことができるので、消毒
作業が一度ですみ、把手とは別に本体側の部分を別途に
消毒する必要がなくなり、利便性が向上される。
【0052】さらに本発明によれば、基部に一対の操作
部材を設けるようにしたので、各部材を操作するために
は、必然的に一方の手の親指と人差し指との間に把持部
を開示した状態で操作を行う必要があり、したがって医
療機器本体に装着された把手を取外すにあたって、操作
者の手は医療機器本体から遠去かり、手指の医療機器本
体への接触が防がれる。
【0053】さらに本発明によれば、把手を医療機器本
体に装着するためには、把手に設けられる係止ピンまた
は係止爪のいずれか他方が、医療機器本体に設けられる
係止ピンまたは係止爪のいずれか一方に係止されるよう
に押圧することによって、前記係止ピンまたは係止爪の
いずれか他方は、変位して操作部材を操作することなし
に係止させることができる。したがってきわめて簡単な
操作によって、把手を医療機器本体に装着することがで
きる。また、医療機器本体から把手を取外すにあたっ
て、操作部材を押圧操作することによって係止ピンと係
止爪との係止状態が解除されているので、把手を単純に
引抜けばよく、把手の医療機器本体からの取外し作業を
きわめて簡単な操作によって行うことができる。
【0054】さらに本発明によれば、複数対の係止ピン
および係止爪を係止させることによって、大きな強度で
把手を医療機器本体に接続することができる。
【0055】さらに本発明によれば、各操作部材を個別
に押圧操作することによって各係止ピンと係止爪との係
止状態が個別に解除される。したがって医療機器本体か
ら把手を外すには、各操作部材を同時に押圧操作しなけ
ればならず、両手を用いる必要が生じる。これによって
把手を把持した手とは反対側の手を医療機器本体に接触
されることを防ぎ、把手以外の部位への不所望な手指の
接触を防ぐことができる。
【0056】さらに本発明によれば、前記複数の操作部
材の間隔は、片手の親指と一差し指との間隔よりも大き
く選ばれる。これによって把手を把持せずに片手によっ
て各操作部材を同時に押圧操作しようとする不都合を防
ぎ、したがって把持部を把持した状態で両手を用いて各
操作部材を操作させ、把手の落下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の把手装置21を示す断面図
である。
【図2】把手装置21の把手22を本体23から外した
状態を示す斜視図である。
【図3】図1の切断面線III−IIIから見た断面図
である。
【図4】図1の左側から見た第2嵌合片28付近の側面
図である。
【図5】無影灯24の平面図である。
【図6】無影灯24の背面図である。
【図7】無影灯24の側面図である。
【図8】無影灯24を備える歯科診療装置61の斜視図
である。
【図9】把手22の本体23への装着動作を示す図であ
る。
【図10】把手22の本体23への装着動作を示す図で
ある。
【図11】本発明の他の実施例の把手装置21aを示す
断面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施例の把手装置21b
を示す断面図である。
【図13】本発明のさらに他の把手装置21cを示す断
面図である。
【図14】図13の切断面線XIV−XIVから見た拡
大断面図である。
【図15】典型的な先行技術の斜視図である。
【符号の説明】
21,21a,21b,21c 把手装置 22,22a,22b 把手 23 本体 24 無影灯 25 基部 26 把持部 27 第1嵌合片 28 第2嵌合片 29 第1嵌合凹所 31 第2嵌合凹所 32 当接面 33 端面 34 第1係合溝 35 第2係合溝 36 第1係止ピン 37 第2係止ピン 41 操作部材 49 圧縮コイルばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機器本体に設けられる第1係止手段
    と、 把手と、 把手の基部に設けられ、第1係止手段に係止可能な第2
    係止手段と、 把手に設けられる操作部材を有し、この操作部材の操作
    によって第1係止手段への第2係止手段の係止状態を解
    除する操作手段とを含むこと特徴とする医療機器の把手
    装置。
  2. 【請求項2】 把手は、操作者の手によって把持される
    把持部と、この把持部に連なり医療機器本体側に配置さ
    れる基部とを有することを特徴とする請求項1記載の医
    療機器の把手装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部材は、把手の基部に、一対、
    近接して設けられ、片方の手の親指と人差し指とによっ
    て相互に近接する方向に変位させることによって、第2
    係止手段の第1係止手段への係止状態を解除することを
    特徴とする請求項2記載の医療機器の把手装置。
  4. 【請求項4】 医療機器本体と、 医療機器本体に着脱自在に装着される把手とを含み、 医療機器本体には、係止ピンまたはこの係止ピンに係止
    される係止爪のいずれか一方が設けられ、 把手には、係止ピンまたは係止爪のいずれか他方が把手
    と相対的に変位可能に設けられ、 前記係止ピンまたは係止爪のいずれか他方は、係止ピン
    または係止爪のいずれか一方へ係止する方向にばねによ
    ってばね力が与えられており、 把手には、操作部材が設けられ、この操作部材を押圧し
    て変位させることによって、前記係止ピンまたは係止爪
    のいずれか他方が前記ばねのばね力に抗して、係止ピン
    または係止爪のいずれか一方から離脱するようにして係
    止状態を解除することを特徴とする医療機器の把手装
    置。
  5. 【請求項5】 前記係止ピンおよび係止爪は、間隔をあ
    けてそれぞれ複数設けられ、かつ前記操作部材は単一個
    設けられ、この操作部材を押圧して変位させることによ
    って、各係止ピンと各係止爪との係止状態が同時に解除
    されることを特徴とする請求項4記載の医療機器の把手
    装置。
  6. 【請求項6】 前記係止ピンおよび係止爪は、複数設け
    られ、かつ操作部材は、係止ピンおよび係止爪の各対毎
    に複数設けられ、各操作部材を押圧して変位させること
    によって、各係止ピンと各係止爪との係止状態が個別に
    解除されることを特徴とする請求項4記載の医療機器の
    把手装置。
  7. 【請求項7】 複数の操作部材の間隔は、片手の親指と
    人差し指との間隔よりも大きく選ばれることを特徴とす
    る請求項6記載の医療機器の把手装置。
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