JPH04288161A - 歯科用医療装置 - Google Patents

歯科用医療装置

Info

Publication number
JPH04288161A
JPH04288161A JP3076980A JP7698091A JPH04288161A JP H04288161 A JPH04288161 A JP H04288161A JP 3076980 A JP3076980 A JP 3076980A JP 7698091 A JP7698091 A JP 7698091A JP H04288161 A JPH04288161 A JP H04288161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handpiece
holder
groove
holding
dental handpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3076980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0696029B2 (ja
Inventor
Dariru Reimondo Biichi
ビーチ ダリル レイモンド
Katsumi Suzuki
勝美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
J Morita Manufaturing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by J Morita Manufaturing Corp filed Critical J Morita Manufaturing Corp
Priority to JP3076980A priority Critical patent/JPH0696029B2/ja
Priority to US07/841,824 priority patent/US5244389A/en
Publication of JPH04288161A publication Critical patent/JPH04288161A/ja
Priority to US08/076,541 priority patent/US5308238A/en
Publication of JPH0696029B2 publication Critical patent/JPH0696029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/16Protecting caps for hand-pieces or angle-pieces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/18Flexible shafts; Clutches or the like; Bearings or lubricating arrangements; Drives or transmissions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G15/00Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
    • A61G15/14Dental work stands; Accessories therefor
    • A61G15/16Storage, holding or carrying means for dental handpieces or the like

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯科用ハンドピースおよ
び歯科用ハンドピースホルダーに関するものであり、ま
たこれらのハンドピースおよびホルダーから成る歯科用
医療装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、歯科治療中に術者がハンド
ピースをペンシルホールドの状態で取り出し易いように
装着することができ、しかも装着されたハンドピースが
脱落するおそれがなく、加えてほこり等の汚れの集積が
なくて衛生管理上も好ましいハンドピースホルダーを実
願昭55−51626号(実公昭60−33939号)
により提案した。
【0003】このホルダーはハンドピースを水平状態も
しくは僅かに傾斜させた状態で留止するものであり、そ
れぞれ樋状をなす先端側の受部と後端側の受部とを連結
壁によって連結した構造を有し、先端側の受部が樋の両
側壁に設けた合計3個の当止部によりハンドピースのペ
ンシルホールドされるグリップ部の基部(後部側)を把
持すると共に、後端側に受部が樋の両側壁の後端の係止
部と庇縁とによりハンドピースの後部の径大な柄部を把
持するものである。従って、このホルダーは軸方向に比
較的長く、ハンドピースをそのグリップ部の基部から径
大な柄部まで比較的長い範囲にわたり把持する。
【0004】一方、歯科用ハンドピースにおいては、特
公昭53−1600号に示されているように、歯科医療
に必要なまたハンドピースの駆動に必要な空気圧、水、
電気、光等の供給導管、導線を収納したチューブと接続
した接手部に各種のハンドピースの本体を交換可能に着
脱することができるようにし、治療目的に応じてハンド
ピースの本体のみを取り換えて使用するようにしたいわ
ゆるマルチジョイント式のハンドピースの開発が進めら
れ、既に例えばエアタービンハンドピースについて、照
明装置内蔵のハンドピース本体と照明装置を内蔵しない
ハンドピース本体とをワンタッチの着脱で交換する方式
が実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した実公昭60−
33939号記載の歯科用ハンドピースホルダーは、上
記した通り優れたものであるが、次の点においてはなお
改善すべき点を残している。すなわち、上記した通りこ
のホルダーは軸方向に比較的長く、ハンドピースをグリ
ップ部から柄部に至る長い範囲にわたり把持し、しかも
ハンドピースをホルダーに着脱する際にハンドピースが
ホルダーの受部に沿って軸方向にスライドするので、ハ
ンドピースをホルダーに着脱する際、殊にホルダーに装
着する際にハンドピースをペンシルホールドした術者の
手がホルダーに接触し勝ちになる。このため患者の口中
で汚染された術者の手がホルダーを汚染し、或いは逆に
ホルダーの汚染が術者の手を汚染するという問題が生じ
る。またホルダーの消毒も、該ホルダーが先端側と後端
側の双方に受部を有し軸方向に比較的長いものであるか
ら面倒である。
【0006】従って、本発明は、上記の難点を解消する
ために、軸方向の長さを短縮した歯科用ハンドピースホ
ルダーを提供し、そして歯科用ハンドピースを軸方向長
さが短縮されたホルダーにより確実に把持する歯科用医
療装置を提供することを目的とするものである。
【0007】また、前記したように医療目的に応じてハ
ンドピース本体のみを取り換えて使用するマルチジョイ
ント式のハンドピースにおいては、ハンドピースをホル
ダーに装着留止した状態において、術者がハンドピース
をペンシルホールドしている片手だけでワンタッチでハ
ンドピース本体を着脱して交換できることが望まれるの
で、本発明はかかる要望を満たすことができる歯科用ハ
ンドピースホルダーおよびこれと組み合わせ使用さるべ
きハンドピースを提供することをも目的とするものであ
る。また、本発明の別の目的は、ハンドピースホルダー
を簡単に着脱可能とし、消毒等を行いやすくすることで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の歯科用医療装置は下記を特徴とする歯科
用ハンドピースと歯科用ハンドピースホルダーとから成
り、歯科用ハンドピースホルダーは、樋状をなす受座と
、該受座の両側縁から延長する第一および第二の抱持部
と、第一および第二の抱持部の先端にそれぞれ形成され
た当接部と、該当接部もしくはその近くを横切って抱持
部の内周方向に延びる係合用の溝もしくは突起とを備え
ていることを特徴とする。
【0009】また、本発明による歯科用ハンドピースは
、チューブと接続する接手部の後部外周に、ホルダーの
溝もしくは突起に係合する、係合用のリング状突起もし
くは溝を備えていることを特徴とする。なお、本明細書
において言う歯科用ハンドピースはエアタービンハンド
ピース、マイクロモーターハンドピース等の狭義のハン
ドピースに限らず、エアースケーラー、超音波スケーラ
ー、バキュームシリンジ、スリーウエイシリンジ、照明
用ハンドピース、光重合用ハンドピース等の種々のハン
ドピース、シリンジ類を広く包含するものである。
【0010】
【実施例】本発明の詳細を実施例に基づき、また図面に
基づいて以下に詳細に説明する。各図面において同一の
符号は同一の部分を示す。図1は本発明の歯科用医療装
置の実施例の斜視図で、術者の手が、ハンドピースホル
ダーに装着されている歯科用ハンドピースをペンシルホ
ールドした状態の斜視図を示している。図2は図1に示
されている本発明によるハンドピースホルダーの平面図
であり、該ホルダーが着脱されるサポーターをも併せ示
している。図3および図4は図2のA方向およびB方向
から見た側面図である。
【0011】図において1はポリカーボネート等の耐薬
品性、耐熱性に優れた樹脂或いは金属から成るハンドピ
ースホルダーであり、樋状をなす受座2と、該受座2の
両側縁から延長する第一の抱持部3と第二の抱持部4と
を備えている。第一および第二の抱持部3および4はと
もに、その先端に向かって狭くなるように形成され、先
端に当接部5および6が形成されている。当接部5およ
び6は図面に示されているように空間を隔てて相対峙し
、当接部5および6間の距離は該当接部および受座で把
持するハンドピースに接続されたチューブ部分の外径よ
りも大きくかつハントピースの接手部外径より小さくさ
れている。また、第一の抱持部3および第二の抱持部4
の内側の面には当接部を横切って軸方向とほぼ直角に溝
7が形成されており、受座2と協同して3支点支持の形
でハンドピース12を安定的に把持する。当接部5およ
び6の相互間隔、受座2に対する相対的位置関係は上記
の把持関係を満足するように選ばれている。また、ハン
ドピース12をホルダー1に対しほぼ水平に引出したと
きにはハンドピースホルダー1の溝7にハンドピース1
2の接手部後部外周に設けた突起15が係合し、接手部
がホルダー1に留止されハンドピース12のみが接手部
より分離し得る為、異なるハンドピースとの交換が可能
である。これに対し、ハンドピース12をホルダー1に
対し斜め上方へ引出したときにはハンドピースホルダー
1の溝7とハンドピース12の接手部後部外周に設けた
突起15との係合が生じず、ハンドピース12は接手部
とともにホルダー1からはずすことが出来る。
【0012】第一の抱持部3および第二の抱持部4の内
側の面すなわち抱持するハンドピース12側の面には当
接部5および6を横切って軸方向とほぼ直角な内周方向
に延びる溝7が設けられている。この溝7はハンドピー
ス12に設けられている後記の突起15と係合し、上記
の受座2および当接部5、6による把持と相俟って、ホ
ルダー1によるハンドピースの把持を確実にしている。
【0013】ハンドピースホルダー1の溝7とハンドピ
ースの突起15との係合は、また、前記の医療目的に応
じてハンドピース本体だけを取り換えて使用するマルチ
ジョイント式のハンドピースをハンドピースホルダーに
装着留止した状態において、術者がハンドピースをペン
シルホールドしている片手だけでワンタッチでハンドピ
ース本体を着脱交換することを可能にする上において重
要な機能を果たすものであるが、この点については後に
更に説明する。
【0014】ハンドピースホルダーの溝7およびハンド
ピースの突起15は互いに係合することによって上記の
作用、効果を生じるものであるから、図示する実施例と
は逆に、ホルダー1に溝の代わりに突起を設け、ハンド
ピース12に突起15の代わりにリング状の溝を設ける
ようにしても差支えはなく、同じ作用、効果を奏し得る
ことは容易に理解されよう。
【0015】図では溝7が当接部5および6を横切って
抱持部の内周方向に延長している場合を示しているが、
これは先端に向かって狭くなっている第一および第二の
抱持部3および4において内周方向の溝7の充分な長さ
を確保するためで、溝7の長さが適当に確保されれば、
当接部5および6の近くを横切るように溝を設けること
は必ずしも必要でない。当接部5および6の近くを横切
るように設けても、通常は、抱持部に充分な長さの溝を
確保することができる。
【0016】ハンドピースホルダー1を例えば歯科治療
台のライトポールに回転自在に軸支されているサポータ
ー10に装着したとき、下側に位置することになる第一
の抱持部3には開口部8が設けられている。かかる開口
部を設ける主たる狙いはほこりが堆積する面積を少なく
することにある。またハンドピースホルダー1の受座2
の背面側には該ホルダー1をサポーター10に着脱する
ための差し込みピン9が設けられ、サポーター10には
ピン9を受け入れる孔11が設けられている。差し込み
ピン9の代わりに差し込みプレートを設けてもよいし、
またハンドピースホルダー1にピンもしくはプレートを
設ける代わりにサポーター10にピンもしくはプレート
を設け、ハンドピースホルダー側にはピンもしくはプレ
ートを受け入れる孔を設けるようにしてもよい。このよ
うな差し込みピン、プレートおよびこれを受け入れる孔
によるサポーターへの着脱は、ワンタッチで行うことが
でき、構造がシンプルであるから汚れがつき難く、消毒
も行い易いという利点がある。
【0017】ハンドピース12の接手部13の外周面(
前記の実公昭60−33939号の歯科用ハンドピース
ホルダーの説明において言う柄部に該当する)の後方部
に、前記した通り、ハンドピースホルダー1の溝7と係
合するリング状の突起15を設けている。ハンドピース
本体14は接手部13に着脱自在に、望ましくはワンタ
ッチで接続自在に接続されている。かかるワンタッチの
接続を可能にするハンドピース本体と接手部とを接続す
る急速継手は例えば実開昭63−84218号に示され
ており当業者には既によく知られているものである。 接手部13の後方側すなわちハンドピース本体14が接
続されている側と反対側には、空気圧、水、電気、光等
の導管、導線を収容したチューブ16が接続されている
。かかるハンドピース12の一例の斜視図を、ハンドピ
ース本体14を接手部13から分離した状態で図5に示
している。
【0018】ハンドピース12をハンドピースホルダー
1に装着するには、ハンドピース12の接手部13の外
周面の後方部をハンドピースホルダー1の受座2と当接
部5および6とにより把持するようにハンドピースをハ
ンドピースホルダーに差し込み、同時にハンドピースの
接手部13の後方部外周のリング状突起15をハンドピ
ースホルダー1の第一および第二の抱持部に設けた溝7
に係合させる。これによって、ハンドピースは前記した
通り受座2と当接部5および6による安定な3支点把持
と、溝7と突起15との係合とにより確実に把持される
し、また装着も容易である。
【0019】ハンドピースホルダーに装着したハンドピ
ースをホルダーから取り出すには、ペンシルホールドし
たハンドピースを、図6(ハンドピースホルダーの断面
は図3のX−X線断面)の説明図に示すように、斜めに
傾け、斜め上方に引き出せば、ハンドピースホルダーの
溝7とハンドピース12の突起15との係合が外れ、ハ
ンドピースを容易に引き出すことができる。
【0020】これに対して、ハンドピース12を、図7
(ホルダーの断面は図3のX−X線断面図)の説明図に
示すように、ほぼ水平に受座2の軸方向に沿って引き出
せば、ハンドピースホルダーの溝7とハンドピースの突
起15とが係合し、ハンドピースはハンドピースホルダ
ーに留止され、引き出すことができない。
【0021】従って、ハンドピースがハンドピース本体
14と接手部13とを脱着自在としているとき、殊にハ
ンドピース本体と接手部との接続がワンタッチで行える
急速継手により行われているときには、ハンドピースを
上記のように水平方向に引出しハンドピースの接手部1
3の外周面がハンドピースホルダーにより安定して把持
され、留止された状態において、ハンドピース本体14
を接手部13から取外し、他のハンドピース本体に交換
することができる。しかも、このハンドピース本体の取
外し、装着の操作は、接手部13がホルダーに安定して
把持され留止されているので、術者がハンドピース本体
をペンシルホールドした片手で行うことができる。
【0022】本発明によるハンドピースホルダーの軸方
向長さが短くハンドピースを短い範囲で把持すれば足り
るという特徴、具体的にはハンドピースの接手部の外周
面だけがホルダーに把持されるという特徴も、上記のよ
うなハンドピース本体の取外し、装着を可能としている
ことに留意されるべきである。このことは、前述した従
来の歯科用ハンドピースホルダーにおいては、軸方向長
さが長く、先端側および後端側の受部がハンドピースを
そのグリップ部(ハンドピース本体に属する)から柄部
(接手部に属する)にわたり把持していることを想起す
ることにより容易に理解されよう。
【0023】前記したハンドピースの斜め上方への引出
し或いは水平方向への引出しによるハンドピースの突起
15とハンドピースホルダーの溝7と係合或いは係合離
脱の作用を助長するために、ハンドピースの接手部の後
部外周に設ける突起の縦断面形状は図8に示す次のよう
な形状とするのが望ましい。すなわち、ハンドピースを
ほぼ水平に引出したときには溝7と確実かつ安定して係
合するように突起の前面側においては絶壁面151、少
なくとも頂部近傍が絶壁状をなし、突起の後面側(チュ
ーブ16に近い側)においては、ハンドピースを斜めに
傾けたときに溝7との係合が容易に離脱し、ハンドピー
スを斜め上に引出せるように、頂部から緩やかにわん曲
する緩斜面152をなしている。尚、図示した実施例に
おいては、ハンドピースホルダーに係合溝が設けられ、
ハンドピース接手部外周に係合用リング状突起を設ける
例を示したが、本発明はこれに限らず、同様にハンドピ
ースホルダーに係合用突起を設け、ハンドピース接手部
外周に係合用リング状溝を設けてもよい。
【0024】図9は歯科治療台20をそのヘッドレスト
22側からみた側面図で、ベッド本体21の側方に立設
されているライトポール23に挿通されたスリーブ24
によって旋回自在とされたサポーター10に装着された
本発明のハンドピースホルダー1にハンドピース12が
把持されている状態を示している。25はトレーであり
、26および27はシリンジおよびバキュームシリンジ
を示している。
【0025】
【発明の効果】上記説明した通り、本発明のハンドピー
スホルダーは受座2と当接部5および6による3支点把
持と、溝もしくは突起によるハンドピースとの係合とに
よってハンドピースを把持するので、把持が確実かつ安
定しているだけでなく、ハンドピースホルダーの軸方向
長さが従来に較べて著しく短縮される。従って、該ホル
ダーにハンドピースを装着したときに該ホルダーがハン
ドピースを直接つかむ部分の長さは短く、ハンドピース
の接手部の後方外周に設けられたリング状の突起もしく
は溝を中心とする部分だけをつかめばよい。
【0026】従ってハンドピースをハンドピースホルダ
ーに装着するに当たり、ハンドピース本体のグリップ部
をペンシルホールドした術者の手がハンドピースホルダ
ーに触れるおそれが従来のハンドピースホルダーに較べ
著しく軽減される。従って術者の手によりホルダーが汚
染され、或いは逆にハンドピースホルダーにより術者の
手が汚染されるおそれが著しく軽減される。本発明のハ
ンドピースホルダーが軸方向長さが短く、構造がシンプ
ルで消毒が容易であることと相俟って、本発明は歯科医
療の衛生管理の向上に益する所が大きい。
【0027】本発明においては、前述したように、ハン
ドピースホルダーに装着されたハンドピースを斜めに傾
け、斜め上方に引き出せば、ハンドピースを容易に引き
出すことができるが、ハンドピースを水平方向に引き出
そうとすると、ハンドピースとハンドピースホルダーと
の係合用の突起と溝が強固に係合し、ハンドピースはハ
ンドピースホルダーに留止される。
【0028】従って、ハンドピースがハンドピース本体
と接手部とを急速継手により接続して成る場合には、術
者はハンドピースホルダーに装着されたハンドピースを
ペンシルホールドして水平方向に引張り、ハンドピース
の接手部をハンドピースホルダーに留止した状態におい
て、ペンシルホールドした片手でハンドピース本体を更
に強く引張り、ハンドピース本体を接手部に接続してい
る急速継手を解除離脱させることにより、片手でハンド
ピース本体を接手部から取外し、他のハンドピース本体
と交換することができる。すなわち、本発明によれば、
ハンドピースホルダーをハンドピース本体交換のための
接手部の保持体として利用することができる。
【0029】本発明によれば、上記のように、ハンドピ
ースホルダーをハンドピース本体交換のための接手部保
持体として利用することができる。そしてハンドピース
の接手部やハンドピースに接続されているチューブ等に
術者が手を触れることなくハンドピース本体を交換でき
るので、汚染防止、衛生管理上も有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科用医療装置の実施例の斜視図。
【図2】図1に示されている本発明によるハンドピース
ホルダーの平面図。
【図3】図2のA方向から見た側面図。
【図4】図3のB方向から見た側面図。
【図5】本発明によるハンドピースの斜視図。
【図6および図7】ハンドピースホルダーからハンドピ
ースを引き出す場合の説明図。
【図8】ハンドピースの接手部に設けた係合用突起の形
状を示す側面図。
【図9】歯科治療台の側面図。
【符号の説明】
1  ハンドピースホルダー 2  受座 3および4  第一および第二の抱持部5および6  
当接部 7  溝 12  ハンドピース 13  接手部 14  ハンドピース本体 15  突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  樋状をなす受座と、該受座の両側縁か
    ら延長する第一および第二の抱持部と、第一および第二
    の抱持部の先端にそれぞれ形成された当接部と、該当接
    部もしくはその近くを横切って抱持部の内周方向に延び
    る係合用の溝もしくは突起とを備えていることを特徴と
    する歯科用ハンドピースホルダー。
  2. 【請求項2】  第一および第二の抱持部の先端の当接
    部相互間の距離が把持されるハンドピースに接続された
    チューブの外径よりも大きくかつハンドピースの接手部
    外径より小さくされていることを特徴とする請求項1記
    載の歯科用ハンドピースホルダー。
  3. 【請求項3】  サポーターの嵌合用孔もしくは嵌合用
    ピン、プレートと嵌合すべき、サポーターへの着脱用の
    ピン、プレートもしくは嵌合用孔を備えていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の歯科用ハンドピースホル
    ダー。
  4. 【請求項4】  第一および第二の抱持部の一方もしく
    は双方に開口部が設けられていることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の歯科用ハンドピースホルダー。
  5. 【請求項5】  チューブと接続する接手部の後部外周
    に、ホルダーの溝もしくは突起に係合する、係合用のリ
    ング状突起もしくは溝を備えていることを特徴とする歯
    科用ハンドピース。
  6. 【請求項6】  係合用のリング状突起もしくは溝の縦
    断面形状が、前面側において少なくとも頂部近傍が絶壁
    状をなし、後面側において頂部から緩やかにわん曲する
    緩斜面をなすことを特徴とする請求項5記載の歯科用ハ
    ンドピース。
  7. 【請求項7】  ハンドピース本体と接手部とが、急速
    継手により互いに着脱自在に接続されていることを特徴
    とする請求項5又は6記載の歯科用ハンドピース。
  8. 【請求項8】  チューブと接続する接手部の後部外周
    に、ホルダーの溝もしくは突起と係合する、係合用のリ
    ング状突起もしくは溝を備えた歯科用ハンドピースと、
    樋状をなす受座と該受座の両側縁から延長する第一およ
    び第二の抱持部と、第一および第二の抱持部の先端にそ
    れぞれ形成された当接部と、該当接部もしくはその近く
    を横切って抱持部の内周方向に延びる係合用の溝もしく
    は突起とを備えた歯科用ハンドピースホルダーとから成
    ることを特徴とする歯科用医療装置。
JP3076980A 1991-03-15 1991-03-15 歯科用医療装置 Expired - Fee Related JPH0696029B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3076980A JPH0696029B2 (ja) 1991-03-15 1991-03-15 歯科用医療装置
US07/841,824 US5244389A (en) 1991-03-15 1992-02-26 Dental handpiece holder
US08/076,541 US5308238A (en) 1991-03-15 1993-07-22 Dental handpiece holder and treatment assembly by use thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3076980A JPH0696029B2 (ja) 1991-03-15 1991-03-15 歯科用医療装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04288161A true JPH04288161A (ja) 1992-10-13
JPH0696029B2 JPH0696029B2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=13620931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3076980A Expired - Fee Related JPH0696029B2 (ja) 1991-03-15 1991-03-15 歯科用医療装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5244389A (ja)
JP (1) JPH0696029B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001112713A (ja) * 1999-10-19 2001-04-24 Morita Mfg Co Ltd 診療カメラを備えた診療装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0696029B2 (ja) * 1991-03-15 1994-11-30 株式会社モリタ製作所 歯科用医療装置
US20040064558A1 (en) * 2002-09-26 2004-04-01 Hitachi Ltd. Resource distribution management method over inter-networks
US20090047626A1 (en) * 2007-08-13 2009-02-19 Pelton & Crane Touch-operated brake release for a delivery unit articulating arm
US20090047617A1 (en) * 2007-08-13 2009-02-19 Pelton & Crane Multiple position hand-piece holster for a delivery unit
US20090088645A1 (en) * 2007-10-02 2009-04-02 Soo Hwan Shin Portable Ultrasonic Diagnostic Device
US9730767B2 (en) * 2013-09-04 2017-08-15 Kumar Khandelwal MOHIT Finger mountable dental hand piece device
US20210059486A1 (en) * 2019-09-03 2021-03-04 Steven Kolokithas Drying device to facilitate glove placement

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE757953C (de) * 1939-07-14 1951-12-20 Alphonse F Pieper Instrumentenhalter mit Sperrwerk fuer unter Rueckzugwirkung stehende Instrumentenkabel an zahnaerztlichen Geraetestaendern
US3386766A (en) * 1966-12-08 1968-06-04 Gorelick Joseph Dentist chair combination with utility supporting attachment
US3918161A (en) * 1973-04-13 1975-11-11 Health Kit Corp Dental tool control assembly
JPS6033939Y2 (ja) * 1980-04-14 1985-10-09 株式会社モリタ製作所 歯科用ハンドピ−スホ−ルダ
US4952146A (en) * 1989-03-02 1990-08-28 Susan Doty Dental control unit
FI89555C (fi) * 1989-05-08 1993-10-25 Timo Janhunen Staellning foer instrument
US5127830A (en) * 1990-07-09 1992-07-07 Sheridan John J Dental instrument shield
JPH0696029B2 (ja) * 1991-03-15 1994-11-30 株式会社モリタ製作所 歯科用医療装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001112713A (ja) * 1999-10-19 2001-04-24 Morita Mfg Co Ltd 診療カメラを備えた診療装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5244389A (en) 1993-09-14
JPH0696029B2 (ja) 1994-11-30
US5308238A (en) 1994-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4810194A (en) Disposable antiseptic dental shield
EP0633011B1 (en) Removable instrument holder
US5232362A (en) Dental suction appliance
JPH0722752U (ja) ガイドワイヤー挿入補助具
EP0958787A1 (en) Tongue cleaning device
CA2027673A1 (en) Cheek retractor
JPH04288161A (ja) 歯科用医療装置
US20050271329A1 (en) Optical curing apparatus
WO2019040917A1 (en) DENTAL MATRIX DEVICES
CA2733855C (en) Cover for a dental tool hanger and method for use thereof
US5769635A (en) Saliva ejector bite block
JPH0724024A (ja) インスツルメントホルダー機構及びインスツルメントホルダー
JP2002058683A (ja) 医療用ハンドピース
JP6883719B1 (ja) デンタルミラー
JPS6033939Y2 (ja) 歯科用ハンドピ−スホ−ルダ
US5334018A (en) Dental control unit with removable cover
JP2004358012A (ja) 内視鏡操作部
JP3103462B2 (ja) 医療用ハンドピースおよびその保持装置
EP2008631B1 (en) Supporting device for dental instruments
JP6080296B2 (ja) インスツルメントホルダーのインスツルメント保持具及びインスツルメント保持具を用いたインスツルメントホルダー並びにテーブル
JPH0236503Y2 (ja)
JPH0445705Y2 (ja)
JP2552531Y2 (ja) 歯科用ミラー装置
JP2003250750A (ja) 内視鏡の操作部汚染防止カバー
JP2589615Y2 (ja) 歯科用感染予防診療台

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees