JPH07255508A - スポーツ靴の締付け固定装置 - Google Patents

スポーツ靴の締付け固定装置

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JPH07255508A
JPH07255508A JP4438595A JP4438595A JPH07255508A JP H07255508 A JPH07255508 A JP H07255508A JP 4438595 A JP4438595 A JP 4438595A JP 4438595 A JP4438595 A JP 4438595A JP H07255508 A JPH07255508 A JP H07255508A
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JP
Japan
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synthetic resin
tightening
pair
metal element
holes
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JP4438595A
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Inventor
Maurizio Tacchetto
タケット モーリツィオ
Mirco Battistella
バッティステーラ ミルコ
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Nordica SpA
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Nordica SpA
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキーブーツまたはスケート靴などのスポー
ツ靴の締付け固定装置であって、軽量かつ低コストであ
るにもかかわらず応力に良く耐える装置を得る。 【構成】 締付け固定装置は、合成樹脂本体(2)と、
同本体用の収容フレームを構成する金属要素(3)とを
備える。金属要素は、合成樹脂本体と相互にロック可能
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスキーブーツま
たはスケート靴などのスポーツ靴の締付け固定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、幾つかのスキーブーツ用の締付け
固定装置が知られている。1967年12月16日付け
で出願されたイタリア国特許第821919号には、ス
キーブーツを閉じるためのテンショニングレバーが開示
されている。このレバーは、射出成形または型込めによ
り適用可能な合成樹脂により、全ての面が被覆された金
属コアに特徴がある。
【0003】しかしながら、製造コストの削減上、この
解決策には幾つかの欠点がある。即ち、金属部分に合成
樹脂を射出して金属部分を相当程度まで減少させると、
レバーの全体構造が弱くなることは明らかで、偶発的な
衝撃が加わった場合には、合成樹脂からなるレバー部分
が、破損したり、曲がることがある。合成樹脂からなる
部分は金属部分を包囲しており、従って、実際、合成樹
脂部分は衝撃の影響を直接に受ける。
【0004】更に、これら2つの部品は互いに離脱可能
であって、このため、閉じている間にレバーが変形する
ことがある。1968年9月24日に出願されたイタリ
ア国特許第843875号には、合成樹脂からなる締付
け固定レバーが開示され、このレバーは、その上方部分
にレバー長手方向に延びる輪郭成形済みの金属バーが設
けられている点に特徴がある。このバーは、レバーの合
成樹脂部分に堅固に関連づけられ、また、少なくとも輪
郭成形部の上方部分が外側に配されて視認可能なように
なっている。
【0005】この輪郭成形済みの金属バーは略U字状
で、また、合成樹脂部分を強化するように働くに過ぎな
い。従って、このバーは、延在長さおよび断面積が小さ
くてレバー強度を増大するように合成樹脂と有効に共同
し得ない点において、長手方向リブと等価であると考え
られる。従って、通常はレバーに関して横方向に生じる
偶発的な衝撃は、合成樹脂部分のみに作用し、合成樹脂
部分が破損するに至る。
【0006】1979年2月28日付けのイタリア国特
許出願第41524 A/79号には、スキーブーツ用
の締付け固定レバーの構造の改良が開示されている。こ
の改良において、U字状の焼き戻しスチールからなる刃
が用いられ、この刃は、合成樹脂部分に形成された適合
型チャンネルに挿入されている。この解決策もまた欠点
を有している。即ち、これら2つの要素が、実用上、U
字状に形成されて、レバーを得るべく互いに重なり合っ
ているので、偶発的な衝撃によって合成樹脂部分が金属
部分から外れることがある。これにより、一方では、レ
バーを付勢することが困難になり、他方では、金属部分
を破損あるいは変形させることになる。結果として、レ
バー全体を交換する必要が生じる。
【0007】レバーを開くとき、合成樹脂部分にはユー
ザにより相当な応力が加えられ、このため、合成樹脂部
分が金属部分から外れることがある。米国特許第495
1364号には、スキーブーツ用のロックレバーが開示
され、このレバーは、合成樹脂で被覆された側壁を有す
る金属部分によって主に構成されている。
【0008】しかしながら、この解決策において、レバ
ーの機能の殆どは金属部分によって奏される一方、合成
樹脂部分は、レバー強度を増大させるものではなくて、
美観上の機能を奏するに過ぎない。欧州特許出願EP5
42339号には、スキーブーツの閉じ及び係合レバー
が開示され、このレバーは、合成樹脂製の中央本体と金
属からなる側方部分とを有している。しかしながら、こ
の解決策は上記解決策の一つに類似するもので、この解
決策でさえも欠点を有している。即ち、金属部分は、横
方向衝撃の全てを吸収すると共に、衝撃の全てを合成樹
脂部分に直接かつ完全に伝達するもので、合成樹脂部分
を破損させることがある。
【0009】更に、側方金属部分同士が直接に結合され
ていないので、レバーを閉じたり或いは開いている間
に、ねじれ応力が発生することがあり、偶発的な破損を
招くことがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、軽量
かつ製造コストが低廉であるにもかかわらず、応力に良
く耐える締付け固定装置を提供することにより、従来技
術の欠点を解消して上述の問題点を解決することにあ
る。上記目的の範囲内において、重要な目的は、2つの
部品によって形成されるにもかかわらず、これら2つの
部品の一つが破損した場合にも、全体構造を崩壊させる
ことなく所要機能を継続して達成可能とする締付け固定
装置を提供することにある。
【0011】別の目的は、構造が簡易で、しかも、使用
における有用性および安全性に富む装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の、及び後述の説明
から明かになるその他の目的は、スポーツ靴、特にスキ
ーブーツまたはスケート靴の締付け固定装置により達成
される。この締付け固定装置は、合成樹脂本体と金属要
素とを備え、金属要素が、合成樹脂本体用の収容フレー
ムを構成し、金属要素が、合成樹脂本体用の、ガイド手
段、センタリング手段およびロック手段を有し、これら
の手段が相互貫入自在にされていることを特徴とする。
【0013】本発明の特徴および利点は、添付図面に非
限定的な例としてのみ図示した特定の実施例の詳細な説
明から明かとなろう。
【0014】
【作用】合成樹脂本体用のガイド手段、センタリング手
段およびロック手段を有して合成樹脂本体用の収容フレ
ームを構成する金属要素に合成樹脂本体を装着してなる
締付け固定装置は、応力に良く耐える。また、金属要素
または合成樹脂本体のいずれかが破損した場合にも、装
置の全体的な一体性が確保されて所要機能を継続して達
成する。
【0015】
【実施例】添付図面を参照すると、参照符号1は締付け
固定装置を示し、この装置は、スキーブーツまたはスケ
ート靴などのスポーツ靴に特に適用される。上記装置
は、合成樹脂の本体2と、金属からなる要素3とを備え
ている。図示の特定の実施例において、合成樹脂本体2
は、略U字状に形成され、第1ウィング4a及び4bを
形成している。両ウィングには、第1の対の貫通孔5a
及び5bならびに第2の対の貫通孔6a及び6bが形成
されている。
【0016】本装置をレバーアームとして使用する場
合、少なくとも一つのピボットを、第1の対の貫通孔5
a及び5bに配設して、一対のブラケットをピボット止
め可能なようにできる。ブラケットは、接合されるべき
フラップに堅固に連結可能なベースから突出する。ま
た、第2の対の貫通孔6a及び6bには、例えば、剛性
を有する牽引要素或いはフレキシブルな牽引要素などで
あるテンショナー7のための、別のアンカーピボットを
関連づけ可能である。テンショナーの一端は、接合され
るべき別のフラップに関連付け可能な適合型手段と相互
作用する。
【0017】また、合成樹脂本体2は、第1のウィング
4a及び4bの互いに対向しない面に、第1の立ち上げ
部9a及び9bを有し、立ち上げ部は、ウィング面から
外方に突出すると共に、所望形状を有している。リッジ
10は、合成樹脂本体2の、スポーツ靴のフラップに対
向しない面と、第1のウィング4a及び4bと、両ウィ
ング同士を接続するベース面とにおいて突出し、従っ
て、リッジは略U字状にされている。
【0018】第1のウィング4a及び4bを接続するベ
ース11には、第1の横断方向貫通開口12が形成さ
れ、この開口は、平面視で矩形形状を有するのが好まし
い。第1の開口12の側縁において、ベース11には、
一対の第1の肩部13a及び13bが設けられている。
両肩部は、略長手方向に延び、第1のウィング4a及び
4bの側面に部分的に作用を及ぼす。
【0019】金属要素3は、合成樹脂本体2用の収容フ
レームを構成するような形状を有している。この金属要
素は略U字形であって、第2のウィング14a及び14
bを有している。両ウィングは、リッジ10が存する第
1のウィング4a及び4bに配されるようになってい
る。リッジは、要素3及び本体2を相互にセンタリング
するための手段を構成している。
【0020】第2のウィング14a及び14bの各々
は、第1のウィング4a及び4bの側面と両ウィングの
下面の一部とを包囲する第1のタブ15a及び15bを
有している。第1のタブには、第3の対の貫通孔16a
及び16bならびに第4の対の貫通孔17a及び17b
が設けられている。本体2と要素3とが一旦相互に関連
づけられたとき、これらの貫通孔は、夫々、第1の対の
貫通孔5a及び5bならびに第2の対の貫通孔6a及び
6bと同一軸線上に配されることになる。
【0021】第1の対のタブ15a及び15bには、一
対の第2の開口18a及び18bが形成されている。こ
れらの開口は、第1の立ち上げ部9a及び9bに対して
相補的な形状にされ、金属要素3を合成樹脂本体2にセ
ンタリングしかつロックさせるための要素を構成してい
る。金属要素3は、第2のウィング14a及び14bを
接続するベース19を有している。このベースの幅は、
合成樹脂本体2に形成された第1の肩部13a及び13
b同士間のギャップに等しい。そして、ベース19の端
には第2のタブ20が設けられ、第2のタブは、第1の
開口12に挿入可能になっている。タブ20の先端に
は、第5の対の貫通孔21a及び21bが形成されてい
る。
【0022】第2のタブ20は、本体2に関して要素3
をガイドしかつセンタリングするための手段を構成して
いる。本装置を、例えばラックへの連結のための係合要
素として使用する必要がある場合、ラックの所望部位に
配置されるようにされたピボットが、第5の対の貫通孔
21a及び21bに設けられる。また、テンショニング
要素7に対する接続は、第1の対の貫通孔5a及び5b
を通る適合型ピボットで行える。
【0023】第2のタブ20ならびに第5の対の貫通孔
21a及び21bは、勿論、合成樹脂本体2のベース1
1の下方に突出している。上記貫通孔に配置されるピボ
ットの目的は、回転軸として作用するばかりではなく、
本体2及び要素3を相互にロックさせて確実に固定的に
接続する手段として作用することにある。
【0024】金属要素3は、本体2に関してセンタリン
グおよびロックさせるための追加手段も有している。こ
の手段は、2つの第3のタブ22a及び22bを備えて
いる。第3のタブは、第1のタブ15a及び15bから
第2のタブ20側へ突出し、また、合成樹脂本体2から
突出する第1の肩部13a及び13bの先端に関して相
補的な形状にされている。
【0025】従って、金属要素3は構造機能を有してい
る。その一方で、合成樹脂からなる本体2は、第1の立
ち上げ部9a及び9bが一対の第2の開口18a及び1
8b内に配されると共に第2のタブ20が第1の開口1
2内に配され、更に、一対の第3のタブ22a及び22
bが相補形状の第1の肩部13a及び13bと相互作用
する際に、相互貫入性が存するような特性を備えたフィ
ラー機能を有している。
【0026】これにより、本体2または要素3のいずれ
かが破損した場合の装置の全体的な一体性を確保可能に
なる。また、金属要素3に設けた中空により、本装置を
軽量化できる。更に、金属要素の形状は、本装置の、応
力に対する耐久性を向上させるべく、装置の特別な応用
分野に応じて、例えば、装置を連結すべき靴を用いて行
われる特定のスポーツに応じて、最適化可能である。
【0027】実際、金属要素3として、図1及び図2に
示したものよりも高度である格子フレーム形状のものを
用いて、締付け固定装置に作用する応力の方向にできる
限り追従するような構造を有する支持構造体を設けるこ
とができる。以上のように、本発明が、企図した目的を
達成することは明かで、又、レバーアームあるいは係合
要素として作用し、また、低コストおよび軽量であるに
もかかわらず応力に対する耐久性を確保可能な締付け固
定装置が提供されることが明かとなった。
【0028】万一、合成樹脂本体または金属要素が破損
した場合、本装置は、完全に破損せずに、所望の機能を
継続して達成する。本発明による締付け固定装置は、勿
論、種々に変形可能であって、変形例の全ては同一発明
概念内に入る。例えば、図3及び図4は、合成樹脂から
なる本体102と金属要素103とで構成された締付け
固定装置101を図示している。本体102は、第1の
ウィング104a及び104bを形成するように略U字
形状にされ、両ウィングには、第1の対の貫通孔105
a及び105bならびに第2の対の貫通孔106a及び
106bが設けられている。
【0029】本装置をレバーアームとして使用する場
合、接合されるべきフラップに堅固に連結可能なベース
から突出する一対のウィングに対して、少なくとも一つ
のピボットを第1の対の貫通孔105a及び105bに
配設できる。その一方で、第2の対の貫通孔106a及
び106bには、例えば、堅固な牽引要素あるいはフレ
キシブルな牽引要素などのテンショナー107のための
別のアンカーピボットを関連づけ可能である。牽引要素
の一端は、接合すべき別のフラップと関連付け可能な従
来の適合型手段と相互作用する。
【0030】合成樹脂本体102は、第1のウィング1
04a及び104bの互いに対向しない面に、第1の立
ち上げ部109a及び109bを有している。第1の立
ち上げ部は、外方に突出し、また、所望形状を有してい
る。合成樹脂本体102の、スポーツ靴のフラップに対
向しない面、および、第1のウィング104a及び10
4b、ならびに、両ウィング同士を接続するベース面に
は、リッジ110が突出している。このリッジは、従っ
て、略U字形状にされている。
【0031】ベース111において、合成樹脂本体10
2は、本体に対して略長手方向に配置されると共に第1
のウィング104a及び104bの側面に特に影響を及
ぼす第1の肩部113a及び113bを有している。金
属要素103は、合成樹脂本体102用の収容フレーム
を構成するような形状を有している。この金属要素10
3は、略U字形状にされており、第1のウィング104
a及び104bの、リッジ110を設けた面への配置に
適合するような第2のウィング114a及び114bを
有している。リッジは、要素102及び本体103を相
互にセンタリングさせるための手段を構成している。
【0032】第2のウィング114a及び114bの各
々は、第1のウィング104a及び104bの側面なら
びに両ウィングの下面の一部を包囲する第1のタブ11
5a及び115bを有している。上記タブ115a及び
115bには、第3の対の貫通孔116a及び116b
ならびに第4の対の貫通孔117が形成されている。こ
れらの貫通孔は、本体102及び要素103が一旦相互
に関連付けされると、第1の対の貫通孔105a及び1
05bならびに第2の対の貫通孔106a及び106b
と同一軸線上に夫々配されることになる。
【0033】一対の第3のタブ122は、第1の対のタ
ブ115a及び115bに関連付けられるものであっ
て、本体102に関してセンタリングおよびロックする
ための手段を構成している。第3のタブは、第1の肩部
113a及び113bに対して略相補的な形状にされ、
また、合成樹脂本体ならびにその下方を部分的に包囲し
ている。
【0034】一対の第2の開口118a及び118b
は、第1の対のタブ115a及び115bに設けられ、
また、第1の立ち上げ部109a及び109bに対して
相補的な形状にされている。一対の第2の開口は、合成
樹脂本体102に対して金属要素103をセンタリング
およびロックするための要素を構成している。金属要素
103は、第2のウィング114a及び114b同士を
相互に接続するためのベース119を有している。この
ベースの幅は、合成樹脂本体102に設けた第1の肩部
113a及び113b同士間のギャップに等しい。
【0035】金属要素103のベース119には、合成
樹脂本体102のベース111に対して相補形状である
略フック状の第2のタブ120が設けられ、タブは、ベ
ース119と同様、第1の肩部113a及び113bの
間のギャップ内に配置可能になっている。第2のタブ1
20は、本体102に関して要素103をガイドおよび
センタリングするための手段を構成するもので、合成樹
脂本体102の下面に部分的に作用する。
【0036】先に記載の解決策と異なり、合成樹脂本体
102は、金属要素103の後方から挿入される。金属
要素の第2のウィング114a及び114bは、弾性的
に離反移動自在であって、第1の立ち上げ部109a及
び109bを一対の第2の開口118a及び118bに
配置可能にしている。先の解決策に関して、本実施例
は、本装置を係合要素として使用する場合においてラッ
クに対して連結するための追加ピボットを必要としな
い。この機能は、実際、ラックに直接に係合するフック
形状の第2のタブにより達成される。
【0037】この解決策もまた、企図した目的を達成可
能とする。本装置の個々の部品を構成する材料および寸
法は、勿論、特定の要件に従って最適なものにできる。
【0038】
【発明の効果】上述のように、スポーツ靴、特にスキー
ブーツまたはスケート靴の締付け固定装置において、本
発明の締付け固定装置は、合成樹脂本体と金属要素とを
備え、金属要素が、合成樹脂本体用の収容フレームを構
成し、金属要素が、合成樹脂本体用の、ガイド手段、セ
ンタリング手段およびロック手段を有し、これらの手段
が相互貫入自在にされているので、軽量かつ製造コスト
が低廉であるにもかかわらず、応力に良く耐える締付け
固定装置を提供できる。また、本発明によれば、2つの
部品によって形成されるにもかかわらず、これら2つの
部品の一つが破損した場合にも、全体構造を崩壊させる
ことなく所要機能を継続して達成可能とする締付け固定
装置を提供できる。更に、本発明によれば、構造が簡易
で、しかも、使用における有用性および安全性に富む装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様による締付け固定装置の側方斜
視図である。
【図2】図1の装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の別の態様による装置の側方斜視図であ
る。
【図4】図3の装置の分解斜視図である。
【図5】図1のV−V面に沿う断面図である。
【図6】図3のVI−VI面に沿う断面図である。
【符号の説明】
1、101 締付け固定装置 2、102 合成樹脂本体 3、103 金属要素 4a、4b 第1のウィング 5a、5b 第1の対の貫通孔 6a、6b 第2の対の貫通孔 7 テンショナー 9a、9b、109a、109b 第1の立ち上げ部 10、110 リッジ(ガイド及びセンタリング手段) 11、111 ベース 12 第1の横断方向貫通開口 13a、13b、113a、113b 第1の肩部 14a、14b、114a、114b 第2のウィング 15a、15b 第1のタブ 16a、16b 第3の対の貫通孔 17a、17b 第4の対の貫通孔 18a、18b、118a、118b 第2の開口(ロ
ック手段) 19、119 ベース 20、120 第2のタブ(ガイドおよびセンタリング
手段) 21a、21b 第5の対の貫通孔 22a、22b 第3のタブ(追加手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミルコ バッティステーラ イタリア国 31027 スプレシアーノ (プロバンス オブ トレビソ) ビア モンテロー 48/1

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂本体及び金属要素を備えたスポ
    ーツ靴の締付け固定装置において、 前記金属要素が、前記合成樹脂本体用の収容フレームを
    構成し、 前記金属要素は、前記合成樹脂本体用の、ガイド手段、
    センタリング手段及びロック手段を有し、これらの手段
    は相互貫入自在にされていることを特徴とする、スポー
    ツ靴の締付け固定装置。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂本体が、U字形状にされ、
    また、第1のウィングを形成し、前記第1のウィングに
    は、第1の対の貫通孔および第2の対の貫通孔が形成さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載のスポーツ靴の
    締付け固定装置。
  3. 【請求項3】 接合されるべきフラップに堅固に連結可
    能なベースから突出する一対のブラケット用の少なくと
    も一つのピボットを、前記第1の対の貫通孔に配設し、
    また、接合されるべき別のフラップに関連付け可能な適
    合型手段と一端が相互作用する牽引要素へ装着するため
    の追加ピボットを前記第2の対の貫通孔に配設可能であ
    ることを特徴とする、請求項2に記載のスポーツ靴の締
    付け固定装置。
  4. 【請求項4】 前記本体が、前記第1のウィングの互い
    に対向しない面に、外方に突出しかつ所望形状を有する
    少なくとも第1の立ち上げ部を有することを特徴とす
    る、請求項2または3に記載のスポーツ靴の締付け固定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記本体の、前記スポーツ靴の前記フラ
    ップと対向しない面と、前記第1のウィングと、前記第
    1のウィング同士を接続するベースの面とにおいて、少
    なくとも一つのリッジが突出し、前記リッジはU字形状
    にされることを特徴とする、請求項2、3または4に記
    載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のウィング同士を接続する前記
    ベースに少なくとも一つの第1の横断方向貫通開口が形
    成され、前記開口は平面視矩形であることを特徴とす
    る、請求項5に記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の開口の側端において前記ベー
    スには第1の肩部が設けられ、前記第1の肩部は、長手
    方向に配置され、前記第1のウィングの側面に部分的に
    作用することを特徴とする、請求項6に記載のスポーツ
    靴の締付け固定装置。
  8. 【請求項8】 前記金属要素は、前記合成樹脂本体用の
    収容フレームを構成するような形状を有し、前記金属要
    素は、U字形状にされると共に、前記合成樹脂本体の第
    1のウィングへの配置に適合した第2のウィングを有
    し、リッジが、前記金属要素及び前記本体を相互にセン
    タリングさせるための手段を構成することを特徴とす
    る、請求項2ないし7のいずれか一つに記載のスポーツ
    靴の締付け固定装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のウィングの各々は、前記第1
    のウィングの側面を包囲すると共に前記第1のウィング
    の下面の一部を包囲する第1のタブを有し、前記第1の
    タブには、第3の対の貫通孔および第4の対の貫通孔が
    形成され、第3及び第4の対の貫通孔は、前記本体と前
    記金属要素とが一旦関連づけられとき、前記合成樹脂本
    体の第1及び第2の対の貫通孔と同一軸線上に夫々配さ
    れることを特徴とする、請求項8に記載のスポーツ靴の
    締付け固定装置。
  10. 【請求項10】 第1の対のタブには一対の第2の開口
    が形成され、前記一対の第2の開口は、前記合成樹脂本
    体の前記第1の立ち上げ部に対して相補的な形状にさ
    れ、前記一対の第2の開口は、前記合成樹脂本体に関し
    て前記金属要素をセンタリングおよびロックするための
    要素を構成することを特徴とする、請求項1ないし9の
    いずれか一つに記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  11. 【請求項11】 前記金属要素は、前記第2のウィング
    同士を接続するためのベースを有し、前記ベースの幅
    は、前記合成樹脂本体に形成された第1の肩部同士の間
    のギャップに等しく、前記ベースの端には第2のタブが
    形成され、前記第2のタブは第1の開口に離脱自在に挿
    入可能にされ、第5の対の貫通孔が前記第2のタブの先
    端に形成されることを特徴とする、請求項8、9または
    10に記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  12. 【請求項12】 前記第2のタブは、前記本体に関して
    前記金属要素をガイドおよびセンタリングするための手
    段を構成し、前記第2のタブおよび前記第5の対の貫通
    孔が前記合成樹脂本体の前記ベースの下方に突出してい
    ることを特徴とする、請求項11に記載のスポーツ靴の
    締付け固定装置。
  13. 【請求項13】 ラックを係合させるための要素として
    装置を使用する場合、前記金属要素の前記第2のタブに
    形成した前記第5の対の貫通孔にピボットを配置し、前
    記ピボットは、前記ラックの所望部位への配設に適合す
    るようにされ、また、テンショナーへの接続を、前記第
    1の対の貫通孔を通る適合型ピボットで行うことを特徴
    とする、請求項11または12に記載のスポーツ靴の締
    付け固定装置。
  14. 【請求項14】 前記金属要素は、前記本体に関してセ
    ンタリングおよびロックするための追加手段を有し、前
    記追加手段は、前記第1のタブから前記第2のタブ側へ
    突出すると共に、前記合成樹脂本体から突出する前記第
    1の肩部の先端に関して相補形状にされた一対の第3の
    タブにより構成されることを特徴とする、請求項11、
    12または13に記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  15. 【請求項15】 前記一対の第3のタブは、前記合成樹
    脂本体を下方領域において部分的に包囲することを特徴
    とする、請求項14に記載のスポーツ靴の締付け固定装
    置。
  16. 【請求項16】 前記金属要素は前記第2のウィング同
    士を接続するためのベースを有し、前記ベースの幅は、
    前記合成樹脂本体に形成した前記第1の肩部同士間のギ
    ャップに等しく、前記金属要素の前記ベースにはフック
    形状の第2のタブが設けられ、前記第2のタブは、前記
    合成樹脂本体の前記ベースに関して相補形状にされると
    共に前記第1の肩部同士間のギャップ内に配設可能にさ
    れることを特徴とする、請求項8ないし15のいずれか
    一つに記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  17. 【請求項17】 前記第2のタブは、前記本体に関して
    前記金属要素をガイドおよびセンタリングするための手
    段を構成し、また、前記合成樹脂本体の下面に部分的に
    作用することを特徴とする、請求項11ないし16のい
    ずれか一つに記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  18. 【請求項18】 前記合成樹脂本体は、上方あるいは後
    方から、前記金属要素内に挿入可能であり、また、前記
    金属要素の前記第2のウィング同士は互いに弾性的に離
    反移動可能であって、前記第1の立ち上げ部を前記一対
    の第2の開口に配置可能とすることを特徴とする、請求
    項10に記載のスポーツ靴の締付け固定装置。
  19. 【請求項19】 前記ピボットは、前記金属要素を前記
    合成樹脂本体にロックするための手段を構成することを
    特徴とする、請求項3または13に記載のスポーツ靴の
    締付け固定装置。
JP4438595A 1994-03-16 1995-03-03 スポーツ靴の締付け固定装置 Pending JPH07255508A (ja)

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