JPH072551B2 - テープ位置決め装置 - Google Patents

テープ位置決め装置

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JPH072551B2
JPH072551B2 JP62254878A JP25487887A JPH072551B2 JP H072551 B2 JPH072551 B2 JP H072551B2 JP 62254878 A JP62254878 A JP 62254878A JP 25487887 A JP25487887 A JP 25487887A JP H072551 B2 JPH072551 B2 JP H072551B2
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JP
Japan
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tape
suction
suction plate
piezoelectric
tapes
Prior art date
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JP62254878A
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一男 渡辺
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一対のテープを粘着テープで接続するテープ
スプライシング装置等においてテープを位置決めするた
めのテープ位置決め装置に関する。
(従来の技術) カートリッジタイプの磁気テープは、通常巻芯部のリー
ル固定部及び他端のリール固定部、すなわち磁気テープ
の両端にリーダートレーラーと称する厚手の非磁性テー
プを入れるのが普通である。
そして、第5図に示すように、磁気テープ1とリーダー
トレーラー2との接続は、ツープ両端を正確に突き合わ
せた後に50μ以下の隙間Gを持たせるようにして、粘着
テープ3で貼り合わせることにより行う。
隙間Gを設ける理由は、テープ切断時のわずかなだれ、
ばり、切り屑等の発生により、テープ1,2先端が干渉し
て第6図のようになるのを防止するためである。両テー
プの接着が第6図のようになると、テープをリールに巻
き突けたとき、転写じわを発生し、ドロップアウト、出
力変動の原因となる。
突き合わせの隙間Gを適当に設定するには多くの方策が
考えられるが、現在使用されている方法を第7図に示
す。この第7図において、一対の吸板5,6はいずれも装
置フレーム側に固定されており、吸板に対して昇降する
ポンチ7の下部には中央部が盛り上がったゴムパッド8
が一体化されている。そして、ゴムパッド8で保持され
た粘着テープ3を吸板5,6上のテープ1,2に押し付けた際
にテープ1,2の突き合わせ部分が吸板5,6の隙間より下側
にはみだすことにより、両テープ先端の隙間Gを作り出
している。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、第7図の方法は、調整に時間がかかり、ポン
チ7の押し力、押しスピードによって前記隙間Gが変化
してしまうばかりでなく、使用にともないゴムパッド8
が変形することによっても変わるため、ゴムパッド8の
定期的な交換が必要である等の欠点がある。
(問題点解決するための手段) 本発明は、上記の点に鑑み、一対のテープ接続等に際
し、両テープの突き合わせ間隔を簡単な機構により高分
解能で規定可能なテープ位置決め装置を提供しようとす
るものである。
本発明は、第1のテープが配置される上面に開口してい
て該第1のテープを吸着保持するための空気吸引孔を有
するとともに当該第1のテープの側縁をガイドするガイ
ド手段を有する第1の吸板と、第2のテープが配置され
る上面に開口していて該第2のテープを吸着保持するた
めの空気吸引孔を有するとともに当該第2のテープの側
縁をガイドするガイド手段を有する第2の吸板とを備
え、前記第1及び第2の吸板で前記第1及び第2のテー
プを突き合わせ状態で吸着保持可能なテープ位置決め装
置において、 前記第1の吸板をフレーム側に固定し、圧電磁器を板材
に貼り付けてなる圧電型アクチュエータの一端部を前記
フレーム側に固定しかつ該圧電型アクチュエータの他端
部を前記第2の吸板に固定して、前記第2の吸板を前記
圧電型アクチュエータで前記第1の吸板から離れる向き
に微少量移動自在に支持し、これにより、従来技術の問
題点を解消している。
(作用) 本発明のテープ位置決め装置においては、一方の吸板を
固定とし、他方の吸板を圧電型アクチュエータ(圧電バ
イモルフ等)で支持しており、圧電型アクチュエータの
変位を利用することによって吸板を微少量(2μ程度の
分解能で)移動させ得る。この結果、両吸板にそれぞれ
吸着保持されたテープの突き合わせの隙間を高精度で規
定できる。また、圧電型アクチュエータを直接吸板の支
持に利用でき、機構は極めて簡単で、安価である。
(実施例) 以下、本発明に係るテープ位置決め装置の実施例を図面
に従って説明する。
第1図において、第1のテープ、例えば磁気テープ1を
吸着保持する第1の吸板10は、テープ側縁をガイドする
ためのガイド手段としての突条11を有し、また上面に開
口する空気吸引孔12を備えていて、装置本体のフレーム
側に固定されている。空気吸引孔12は空気吸引パイプ13
を介して真空ポンプ等の負圧源に接続されている。
一方、第2のテープ、例えばリーダートレーラー2を吸
着保持する第2の吸板15は、テープ側縁をガイドするた
めのガイド手段としての突条16を有し、また上面に開口
する空気吸引孔17を備えていて、一対の圧電型アクチュ
エータ20を介して取付ブロック21に固定されている。
ここで、圧電型アクチュエータ20は、圧電磁器23を長方
形金属板22の両面に貼り付けた圧電バイモルフ構造であ
り、圧電磁器23の厚み方向の両面に形成された電極に直
流電圧を印加することにより、その印加電圧に対応して
長方形金属板22がたわみ(湾曲し)、所定の変位量を金
属板22の端部に与えるものである。そして、厚電型アク
チュエータ20の上端部、すなわち長方形金属板22の上端
部が第2の吸板15にビス等で固定され、圧電型アクチュ
エータ20の下端部、すなわち長方形金属板22の下端部が
取付ブロック21にビス等で固定され、この結果、吸板15
は2枚の金属板22で取付ブロック21に対して支持される
ことになる。取付ブロック21は装置本体フレームに固定
される。
なお、第2の吸板15の空気吸引孔17は空気吸引パイプ18
を介して真空ポンプ等の負圧源に接続されている。
第1及び第2の吸板10,15の突き合わせ部分に対して昇
降自在なポンチ25の下部は平坦なゴムパット26となって
おり、またポンチ25は粘着テープ3を吸着保持するため
の空気吸引孔27を有している。
以上の実施例の構成において、まずスイッチSWをオフと
して直流電源Eと一対の圧電型アクチュエータ20との接
続を断ち、第1及び第2の吸板10,15上に磁気テープ1
及びリーダートレーラー2を第2図のように突き合わせ
状態で配置し、各吸板10,15でテープ1,2をそれぞれ吸着
保持しておく。次に、スイッチSWをオンとして直流電源
Eの直流電圧を並列接続された一対の圧電型アクチュエ
ータ20に印加する。この結果、圧電型アクチュエータ20
の金属板22はたわみ、第2の吸板15は第1図の右方向
(矢印X方向)に3〜20μ程度の微少量移動する。従っ
て、各吸板10,15に吸着されているテープ1,2の突き合わ
せ端間には第3図のように同量の隙間Gが発生する。こ
の隙間Gのあいている状態でポンチ25を下降させて粘着
テープ3をテープ1,2に押し当て、両テープ1,2の接続を
行う。このように、テープスプライス動作において両テ
ープ間に適当は隙間Gが存在するから、第6図の状態と
なる不都合を確実に除去できる。
なお、隙間Gは、可変抵抗器VRの値を調整して圧電型ア
クチュエータ20への印加電流電圧を変えることにより2
μ程度の分解能で任意に変更できる。
また、圧電型アクチュエータとしては、圧電バイモルフ
構造の他、圧電ユニモルフ構造のものを使用することも
可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のテープ位置決め装置によ
れば、第1のテープを吸着保持する第1の吸板と、第2
のテープを吸着保持する第2の吸板とを備えた構成にお
いて、前記第1の吸板を固定とし、前記第2の吸板を圧
電型アクチュエータで微少量移動自在に支持したので、
一対のテープ接続等に際し、両テープの突き合わせ間隔
を簡単な機構により高分解能で規定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテープ位置決め装置の実施例を示
す斜視図、第2図乃至第4図は実施例の動作説明のため
の平面図、第5図はテープ接続動作を説明する斜視図、
第6図はテープ接続動作において不都合が発生した状態
の正面図、第7図は従来のテープ接続法を示す正面図で
ある。 1……磁気テープ、2……リーダートレーラー、3……
粘着テープ、10,15……吸板、20……圧電型アクチュエ
ータ、25……ポンチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のテープが配置される上面に開口して
    いて該第1のテープを吸着保持するための空気吸引孔を
    有するとともに当該第1のテープの側縁をガイドするガ
    イド手段を有する第1の吸板と、第2のテープが配置さ
    れる上面に開口していて該第2のテープを吸着保持する
    ための空気吸引孔を有するとともに当該第2のテープの
    側縁をガイドするガイド手段を有する第2の吸板とを備
    え、前記第1及び第2の吸板で前記第1及び第2のテー
    プを突き合わせ状態で吸着保持可能なテープ位置決め装
    置において、 前記第1の吸板をフレーム側に固定し、圧電磁器を板材
    に貼り付けてなる圧電型アクチュエータの一端部を前記
    フレーム側に固定しかつ該圧電型アクチュエータの他端
    部を前記第2の吸板に固定して、前記第2の吸板を前記
    圧電型アクチュエータで前記第1の吸板から離れる向き
    に微少量移動自在に支持したことを特徴とするテープ位
    置決め装置。
JP62254878A 1987-10-09 1987-10-09 テープ位置決め装置 Expired - Lifetime JPH072551B2 (ja)

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JPH0198549A JPH0198549A (ja) 1989-04-17
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