JPH07254092A - 盗難防止システム - Google Patents

盗難防止システム

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JPH07254092A
JPH07254092A JP17937994A JP17937994A JPH07254092A JP H07254092 A JPH07254092 A JP H07254092A JP 17937994 A JP17937994 A JP 17937994A JP 17937994 A JP17937994 A JP 17937994A JP H07254092 A JPH07254092 A JP H07254092A
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JP
Japan
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antenna
detection
detection antenna
electronic tag
transmission
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JP17937994A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Shimada
克彦 島田
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NIKKO KASEI KK
Original Assignee
NIKKO KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無電池式で軽量で且つ検知誤りのない盗難防止
システムを開発する。 【構成】本発明盗難防止システムは、磁性体のコアにコ
イルを巻着して形成した高周波を応答エネルギ−に変換
し得る内部アンテナ1aと、数値デ−タを記憶する記憶
機能と蓄電器と連動して該数値デ−タを発信する通信機
能とを備えたICチップ1bを内蔵してなる電子タグ1
を対象商品に付す。該商品を持って通過する際に電子タ
グ1と送受信を行なう検知アンテナ2を売場に配置し、
該検知アンテナ2と連結し、検知アンテナ2が受信した
タグ1からの送信をデジタル信号に変換して数値デ−タ
を読む。この送受信を少なくとも2回以上繰返して初期
値との一致を確認して盗難を検知する読取書込装置3と
を配し、該読取書込装置3の検知結果を警報装置に伝達
して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、万引等の盗難を防止す
る為のシステムに関し、更に詳細には、無電池式として
小型軽量で、且つ、ICを内蔵した電子タグを用いて、
検知誤りのない盗難防止システムに関する。
【0002】
【技術の背景】デパ−ト、ス−パ−マ−ケット等で商品
の盗難防止手段として利用される電子式のタグは、それ
自身電源を内蔵して、応答領域を広くして検知信号に応
えるものが作動の確実性から好ましいが、かかる電源内
蔵型のタグは、装置が大型で商品に付して持ち歩くには
大変不便になるという欠点を有している。
【従来の技術】
【0003】そこで、従来、無電池式の電子式タグが提
案されており、例えば、(a)物品付け札又は監視領域
内に送信されるマイクロ波や変調された低周波数エネル
ギ−を受信するアンテナと、このアンテナに直接接続さ
れたダイオ−ド等の非線形素子とを有する放射器−受信
機装置を含んで、入射するエネルギ−を予め選択された
関係で再放射し、電源を含まないもの(特公平3−45
436号公報)、又、(b)受信したマイクロ波を直流
電力に変換して応答装置の発信回路に用い、駆動電源と
しての電池を内蔵させたり、商業用交流電源を外部から
供給する必要のないもの(特開平3−6481号公報)
等が公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(a)単に高
周波を再放射させる手段は、傘、うば車、ショッピング
カ−ト等の金属物体によって誤作動し易い。(b)又、
二つの異なる周波数の送信信号を比較して誤作動を避け
ようとする試みもあるが(特公平3−53678号公
報)、単に二種類の周波数の比較では、単数波より誤作
動の割合は減少するも、一定の割合で誤作動は避けらな
いという欠点を残している。かかる誤作動は、顧客への
信用を第一とするサ−ビス業にあっては、多少であって
も許されず、顧客に悪印象を与えることで、業務として
の信用に重大な支障をきたしてしまう。本発明は、これ
を解消し、無電池式で小型化を図ることを前提に、その
際、誤認のない、確実な検知が可能な盗難防止システム
を開発することを第一の目的とする。又、デジタル信号
の利用で、盗難の虞のある予備行為を検知し、大型店舗
等で洩れのない盗難防止システムとすることを第二の目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明盗難防止システム
は、(a)磁性体のコアにコイルを巻着して形成した高
周波を応答エネルギ−に変換し得る内部アンテナと、数
値デ−タを記憶する記憶機能と蓄電器と連動して該数値
デ−タを発信する通信機能とを備えたICチップを内蔵
してなる電子タグを対象商品に付し、(b)該商品を持
って通過する際に電子タグと送受信を行なう検知アンテ
ナを売場に配置し、(c)該検知アンテナと連結し、検
知アンテナが受信したタグからの送信をデジタル信号に
変換して数値デ−タを読み、この送受信を少なくとも2
回以上繰返して初期値との一致を確認して盗難を検知す
る読取書込装置とを配し、(d)該読取書込装置の検知
結果を警報装置に伝達して成ることを特徴として構成さ
れる。
【0006】又、第二の構成は、(a)第一の構成と同
様の電子タグを対象商品に付し、(b)該商品を持って
通過する際に電子タグと送受信を行なうカウンタ−用検
知アンテナと最終用検知アンテナ及び通過用検知アンテ
ナを売場に配置し、(c)該検知アンテナと連結し、検
知アンテナが受信したタグからの送信をデジタル信号に
変換して数値デ−タを読み、この送受信を少なくとも2
回以上繰返して初期値との一致を確認して盗難を検知す
る読取書込装置とを配し、(d)通過用の検知アンテナ
を盗難の予備行為とし、カウンタ−用及び最終用の検知
アンテナを盗難行為と判断して、その検知結果を警報装
置に伝達して成ることを特徴として構成される。
【0007】
【作用】該電子タグを付した商品を持って検知アンテナ
の近傍を通過すると、検知アンテナから高周波が送ら
れ、それを電子タグ内の内部アンテナが受信し、磁性体
にコイルを巻着して形成して成るコアが磁束の変化で高
周波を応答エネルギ−に変換する。該応答エネルギ−
で、該内部アンテナのICチップが起動し、蓄電器と連
動してIC内に書込まれた数値デ−タを送信する。該電
子タグからの送信を検知アンテナが受信し、それをデジ
タル信号に変換して読取書込装置に送り、数値デ−タを
読み、この送受信を少なくとも2回以上繰返して初期値
との一致を確認して盗難を検知する。該読取書込装置の
検知結果を警報装置に伝達して可及的に誤りを最少とし
て盗難を防止する。
【0008】第二の構成の作用は、該電子タグを付した
商品を持ってカウンタ−用検知アンテナ及び最終用検知
アンテナの近傍を通過すると、検知アンテナからの高周
波で内部アンテナのICチップが起動して数値デ−タを
送信し、それを読取書込装置に送って数値デ−タを読
み、送受信を少なくとも2回以上繰返して初期値との一
致を確認して盗難を検知するのは変りない。しかし、通
過用検知アンテナの近傍を通った場合には、アンテナか
らの報告は、予備行為として報告を管理室がチェック
し、又は、警備員に知らせるに留め、最終アンテナから
の報告があった場合に、盗難と判断して状況に応じた対
応をとる。
【0009】
【実施例】本発明盗難防止システムは、以下の特性を有
する電子タグ1と、その電子タグと送受信を繰返す検知
アンテナ2と、該検知アンテナ2に連結する読取書込装
置3と、読取書込装置3からの検知結果を受けて作動す
る警報器4とから成り、必要に応じてコンピュ−タ5を
接続する(図1参照)。
【0010】先ず、本発明の対象とする商品は、デパ−
ト、ス−パ−マ−ケット、その他の販売店における衣料
品、宝飾品、家電品等の盗難の対象となり易い商品で、
かかる商品の一部に以下の特性を有する電子タグ1を取
り付ける。
【0011】該電子タグ1は、図2に示す如くで、電池
を用いない軽量小型のもので、大略、AC/DC変換器
と連結した内部アンテナ1aと、蓄電器と連結した制御
用ICチップ1bとから成る。内部アンテナ1aは、後
述の検知アンテナ2から発信された電波を受信し、且
つ、これを応答用エネルギ−に変換する役割を果すもの
で、透磁率の高い磁性体でコアを形成し、該コアにコイ
ルを巻着して成り、そこに高周波を送って磁束を変化さ
せ、その磁束の変化で交流の起電力を生じさせるもので
ある。そして、生じた交流の起電力を、AC/DC変換
器で直流に変換し、ICチップ1bに送る。
【0012】該制御用のICチップ1bは、固有の商品
を識別する為のメモリ−機能と、それを読取書込装置に
送信する為の通信機能とを備え、上記内部アンテナ1a
による応答エネルギ−は小さな起電力であるから、これ
を有効に活用する為、極低消費電力回路のCMOSを用
いる。そのメモリ−の容量は、64ビットを基本に、3
20ビット、576ビット、1080ビット等を選択し
て、20桁までの数値デ−タを記憶させることができ、
商品番号その他記憶させる内容に応じてビット数を選択
する。
【0013】そして、該桁数内でICチップ1bに固有
の商品を識別する為の数値デ−タを書込むが、その数値
デ−タの態様は、(a)盗難防止用の特別の識別番号を
書込む態様と、(b)商品番号を代表に、価格、製造
元、製造年月日・・・の商品管理に必要な数値デ−タを
記憶させて識別番号に代える態様とするもの等を選ぶこ
とができる。
【0014】又、該ICチップ1bには、書込処理した
数値デ−タを読取書込装置に向けて送信する為の通信機
能を装備し、該通信機能は蓄電器と連動するもので、例
えば小型蓄電器を内蔵させて、上記高周波から得た応答
エネルギ−を蓄電器に蓄電し、それを放電させて前記内
部アンテナ1aとの協働で送信する。
【0015】次に、検知アンテナ2は、応答エネルギ−
に変換可能な高周波を電子タグ1へ供給する送信機能
と、該電子タグ1からの送信を受けて読取書込装置3へ
送る受信機能とを備える。この検知アンテナ2には、大
型店舗等では、売場カウンタ−の近傍に置くカウンタ−
用検知アンテナ2aと、出口部に置く最終用検知アンテ
ナ2b、及び途中の通過点に置く通過用検知アンテナ2
cとを備えることが望ましい。何故なら、本発明に用い
る上記電子タグ1は、無電池方式の長所の裏返しとし
て、検知領域が比較的狭い傾向を有するので、一つの検
知アンテナで売場全体を捉らえることはできず、そこ
で、先ず、少なくとも一つは、カウンタ−を通過はする
ものの、ポケットやバック内に商品を隠し持った盗難者
を検知する為のカウンタ−用検知アンテナ2aを配す
る。次いで、当該カウンタ−等を何らかの手段で通過し
てしまい商品を店外に持出すのをチェックする為の最終
用検知アンテナ2bを出口部附近に配する。更に、種類
の異なる複数の売場が存する大型店舗等の場合に、当該
商品の売場カウンタ−を通過しないが、未だ出口も通過
していない、売場間を移動したと認められるものをチェ
ックする為の通過用検知アンテナ2cを売場間の適当位
置に配設する。
【0016】この検知アンテナ2の配置に当っては、売
場の陳列棚及び商品の配置等を工夫して、購買者が必ず
どれかの検知アンテナ2を潜るか、又は付近を通るよう
に配置する。例えば、図4に示す如く、一つの売場に売
場カウンタ−とそれに続いた出口部を配し、売場間及び
階段との連絡には幅狭の通路を形成し、それ以外は陳列
棚又は商品で区画を形成して、購買者が検知アンテナの
存するところ以外には通過できないよう工夫する。
【0017】更に、上記検知アンテナ2には読取り及び
書込みが可能な読取書込装置3を接続する。該読取書込
装置3は、高周波モジュ−ルとコントロ−ルモジュ−ル
とで構成され、高周波モジュ−ルは、電波の送・受信の
アナログ部分を受け持ち、その出力は2進数のデジタル
信号でコントロ−ルモジュ−ルへ送られる。該コントロ
−ルモジュ−ルは、マイコンを内蔵し、(a)電子タグ
への送信と、該電子タグからの受信とを切換え、又、
(b)繰返し数値デ−タの一致を確認するCRCチェッ
クによるミスの検出を司る通信制御機能を備える。又、
(c)読取り機能と書込み機能の選択、コンピュ−タと
のインタ−フェイス機能、バッファメモリ−の制御、出
力形式の選択等の制御を司る入出力制御機能、(d)複
数アンテナからの切換を行なう同調制御機能及び同期制
御機能を備える(図1及び図3参照)。
【0018】警報装置4は、読取書込装置3が認識した
結果、盗難又は盗難に至る虞のある予備行為と判断した
場合に作動するもので、その場で警報音を発するもの、
警報ランプの点滅するもの、又は、警備員に知らせるも
の等目的にそってその態様を設定する。
【0019】盗難に至る虞のある予備行為とは、売場カ
ウンタ−を通過せず、通過用検知アンテナ2cを通過す
る場合をいい、「虞」のある行為としたのは、デパ−
ト、大型ス−パ−等の複数の売場が存するところでは、
顧客が通過用検知アンテナ2cを通過しても、それは商
品をもっての売場間の単なる移動であるかもしれず、そ
の時点で盗難と判断してしまうことは極めて危険だから
である。この場合には、検知アンテナ2に通過用検知ア
ンテナ2cと最終用検知アンテナ2bとを設定し、通過
用検知アンテナ2cからの報告は、予備行為として報告
を管理室がチェックし、又は、警備員に知らせるに留
め、最終アンテナ2bからの報告があった場合に、盗難
と判断して迅速な対応をとるようにする。
【0020】この場合、検知アンテナの数に対応した高
周波モジュ−ルを設定し、それをコントロ−ルモジュ−
ルに連結して、商品識別の数値デ−タと共に検知アンテ
ナの番号も判別できるシステムを組む。
【0021】次ぎに、本実施例の作用を説明すると、先
ず、本発明専用の電子タグ1を目的とする商品に取り付
け、その際、読取書込装置3を用いて、電子タグ1に必
要デ−タを書込み処理する。例えば、識別番号又は商品
番号等を書込んでおく。この書込み処理は、消去が可能
なので、一度使用したものでも、再使用時に前デ−タを
消去して新たなデ−タを書込んで、繰返しの使用が可能
である。
【0022】そして、顧客が商品を買う場合には、通常
は、商品を売場のカウンタ−に持ち込み、そこで店員に
渡すと、店員が商品から電子タグ1を剥がし、正常な購
買である旨のチェックを行ない、例えば、電子タグ1か
らの発信を停止させる。しかし、もし、一部の商品をポ
ケットやバック等に隠し持っている場合には、チェック
のない電子タグ1が存在するから、その電子タグ1に向
けて検知アンテナ2から高周波が送信され、その高周波
を電子タグ1の内部アンテナ1aが受信し、先ず、磁束
の変化により磁性体に巻着したコイルに起電力が生じ、
これが応答エネルギ−となって、内蔵のICチップ1b
を作動させる。該ICチップ1bは、上記書込み処理に
よって20桁までの数値デ−タを記憶しているので、内
蔵の小型蓄電器に蓄電した応答エネルギ−を放電し、上
記数値デ−タを内部アンテナ1aとの協働で読取書込装
置3に向けて送信する。
【0023】すると、読取書込装置3は、送信の後受信
状態に切換わり、該電子タグ1からの送信を受けて、高
周波モジュ−ルが受信信号をデジタル信号に変換し、コ
ントロ−ルモジュ−ルに送る。該コントロ−ルモジュ−
ルは、電子タグ1への送受信を数回に渡り繰返し、その
都度初回の読取りデ−タ(初期値)と照合し、一致すれ
ばデ−タ読取りに誤りがないものと判断する。このと
き、電子タグ1との送受信に要する時間は約0.1秒で
あり、検知アンテナ2附近を購買者が通過する時間は、
少なくとも1秒程度を要する為、この間に最低2〜3回
の送受信の繰返しが可能であり、もし、何らかの原因で
読み誤りしている場合でも、それを2回以上繰返して一
致を確認すれば、読み誤りを防ぐことができ、防犯用と
して最も重要な顧客への信用の失墜を防ぐことができ
る。
【0024】このカウンタ−でのチェックの際、商品が
複数に渡る場合には、電子タグ1も複数に及ぶが、この
場合にはコントロ−ルモジュ−ルの同調制御及び同期制
御が機能し、送受信する電子タグ1に順番付けを行な
い、一つの電子タグ1との送受信が完了してから次の電
子タグ1に切換える。従って、複数商品の場合にも、誤
りなく盗難を検知することができる。
【0025】さて、通常は上記形態で遂行するが、売場
カウンタ−を通過せず、直接出口部から店外に商品を持
ち出そうとする者がいる場合には、最終用検知アンテナ
1bが働いて盗難を検知する。その場合の作動の態様
は、上記売場カウンタ−の場合と全く同様で、その場合
にも、電子タグ1との送受信に要する時間は極めて短時
間なので、最低2〜3回の送受信の繰返しが可能で、誤
りなく、且つ、迅速に盗難を検知することができる。
【0026】ところで、デパ−ト、大型ス−パ−等の複
数の売場が存するところでは、通過用検知アンテナを配
置するが、この場合、顧客が通過用検知アンテナ1cを
通過しても、その段階では盗難とは決定せず、盗難の虞
のある予備行為として検知アンテナ1cの位置及び商品
の種類等をチェックし、管理室、又は、警備員に知らせ
るに留める。何故なら、最終用検知アンテナ1bを通過
しない以上盗難とはいえず、顧客が売場を移動した後に
決算を行なうことがあり、かかる場合に盗難と決めつけ
ることは、顧客に対する大変に失礼な行為に当り防犯シ
ステムの目的に反するからである。そうして、もし最終
アンテナ1bからの報告があった場合には、盗難と判断
し、予備行為の段階で場所、商品の種類等がチェックさ
れているので、警備員が待機し、迅速な対応をとること
ができる。
【0027】斯して、売場の状況に応じて的確で迅速な
盗難防止システムを組むことができ、顧客に対し失礼が
なく、且つ、洩れのない防止策を採ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の構成及び作用に基づく本発明は、
磁束の変化を応答エネルギ−に変換して軽量小型の無電
池式を具現し、商品に付しての持ち歩きに便宜であると
共に、ICチップを搭載してデジタルの数値デ−タを数
回に渡り繰返して確認できるので、検知に誤りがなく、
防犯用として最も重要な顧客への信用の失墜を防ぐこと
ができるという優れた効果を奏する。又、盗難行為とそ
の予備行為の双方をチェックできるので、デパ−ト、ス
−パ−マ−ケット等の売場の状況に合わせて柔軟な対応
が可能となる等極めて有利な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの全体を示す模式図。
【図2】本発明に用いる電子タグの縦断側面図。
【図3】読取書込装置と電子ダグとの交信を示す模式
図。
【図4】検知アンテナを売場に配置した例を示す平面
図。
【符号の説明】
1 電子タグ 1a 内部アンテナ 1b ICチップ 2 検知アンテナ 2a カウンタ−用検知アンテナ 2b 最終用検知アンテナ 2c 通過用検知アンテナ 3 読取書込装置 4 警報装置 5 コンピュ−タ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体のコアにコイルを巻着して形成し
    た高周波を応答エネルギ−に変換し得る内部アンテナ
    と、数値デ−タを記憶する記憶機能と蓄電器と連動して
    該数値デ−タを発信する通信機能とを備えたICチップ
    を内蔵してなる電子タグを対象商品に付し、 該商品を持って通過する際に電子タグと送受信を行なう
    検知アンテナを売場に配置し、 該検知アンテナと連結し、検知アンテナが受信したタグ
    からの送信をデジタル信号に変換して数値デ−タを読
    み、この送受信を少なくとも2回以上繰返して初期値と
    の一致を確認して盗難を検知する読取書込装置とを配
    し、 該読取書込装置の検知結果を警報装置に伝達して成るこ
    とを特徴とする盗難防止システム。
  2. 【請求項2】 磁性体のコアにコイルを巻着して形成し
    た高周波を応答エネルギ−に変換し得る内部アンテナ
    と、数値デ−タを記憶する記憶機能と蓄電器と連動して
    該数値デ−タを発信する通信機能とを備えたICチップ
    を内蔵してなる電子タグを対象商品に付し、 該商品を持って通過する際に電子タグと送受信を行なう
    カウンタ−用検知アンテナと最終用検知アンテナ及び通
    過用検知アンテナを売場に配置し、 該検知アンテナと連結し、検知アンテナが受信したタグ
    からの送信をデジタル信号に変換して数値デ−タを読
    み、この送受信を少なくとも2回以上繰返して初期値と
    の一致を確認して盗難を検知する読取書込装置とを配
    し、 通過用の検知アンテナを盗難の予備行為とし、カウンタ
    −用及び最終用の検知アンテナを盗難行為と判断して、
    その検知結果を警報装置に伝達して成ることを特徴とす
    る盗難防止システム。
JP17937994A 1994-01-31 1994-07-06 盗難防止システム Pending JPH07254092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990029264A (ko) * 1997-09-12 1999-04-26 후지무라 마사지카, 아키모토 유미 도난방지용 택
WO1999065006A1 (en) * 1998-06-08 1999-12-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Identification tag with enhanced security
JP2001126158A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Koojin:Kk 無線タグ

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