JP2005063322A - 盗難発見システムおよび非接触icタグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 どんな経路で商品が盗難されようとしても、又RFIDタグが特殊な金属で遮断され盗難されようとしてもその盗難を発見することができる盗難発見システムを提供すること、又この盗難発見システムに有用な非接触ICタグを提供する。
【解決手段】 商品が陳列される店内からの商品の盗難を見つける盗難発見システム51は、非接触ICカード10および電波供給装置30を備える。非接触ICカード10は、商品又は商品の包装に貼付又は埋設される。この非接触ICカード10は、電波等受信部、警報発生部および電力供給部を備える。電波等受信部は、所定の周波数の電波又は光を受信する。警報発生部は、電波等受信部において電波または光が所定時間受信されない場合に警報を発する。電力供給部は、警報発生部に電力を供給する。電波等供給装置30は、非接触ICカード10に電波または光を供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品が陳列される店内の商品の盗難を見つけるための盗難発見システムおよびその盗難発見システムに有効な非接触ICタグに関する。
近年、RFID(Radio Frequency IDentification)タグと呼ばれる情報媒体を利用した盗難発見システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような盗難発見システムが店舗に導入されれば、店舗の出口付近に設けられるゲートにより商品に付されるRFIDが認識され商品の盗難を発見することができる。
特開平9−62934号公報(第2−6項、図1)
しかし、実際のところ、深夜などにおいてゲートを通過せず商品を盗難することも可能である。また、店舗などの営業時間であってもRFIDタグが特殊な金属で遮断されれば、ゲートにおいてRFIDタグが認識されず、易々と商品が盗難されることもあり得る。
本発明の課題は、どのような経路で商品が盗難されようとしても又はRFIDタグが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる盗難発見システムを提供することにある。また、この盗難発見システムに有用な非接触ICタグを提供することも本発明の課題とする。
請求項1に記載の盗難発見システムは、商品が陳列される店内からの商品の盗難を見つけるための盗難発見システムであって、非接触ICカードおよび電波供給装置を備える。なお、ここにいう「非接触ICカード」には、RFID(Radio Frequency IDentification)タグと称されるものが含まれる。また、この非接触ICカードは、形状について特に限定されるものではなく、カード型、タグ型、チップ型、ラベル型、筒型、コイン型、箱型またはスティック型などの様々な形状のものを含む。非接触ICカードは、商品または商品の包装に貼付または埋設される。なお、ここにいう「貼付」とは、接着、粘着または紐や鎖などを介した取付などを意味する。そして、この非接触ICカードは、電波等受信部、警報発生部および電力供給部を備える。電波等受信部は、所定の周波数の電波または光を受信する。なお、受信の方式として、電磁結合方式(密に結合した電磁誘導の相互誘導作用を利用した通信方式)、静電結合方式(静電気の誘導作用を利用した通信方式)、電磁誘導方式(電磁誘導作用を利用した通信方式)、マイクロ波方式(マイクロ波帯の電波を利用した通信方式)、光方式(光通信を利用した通信方式)などが挙げられる。また、これらの通信方式を適宜選択することにより通信範囲に制限をかけることも可能となる。さらに、ここにいう「光」とは、赤外線などである。警報発生部は、電波等受信部において電波または光が所定時間受信されない場合に警報を発する。なお、ここにいう「警報」とは、音などである。電力供給部は、警報発生部に電力を供給する。なお、ここにいう「電力供給部」とは、具体的には電池などである。電波等供給装置は、非接触ICカードに電波または光を供給する。
ここでは、非接触ICカードが、商品または商品の包装に貼付または埋設される。そして、電波等供給装置が店内の全領域に電波または光が行き渡るように配置され、また電波等受信部が連続的に又は断続的に電波等供給装置から電波または光を受信し続けていれば、店内において非接触ICカードの警報発生部が警報を発することはない。
しかし、商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合には、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信しなくなる。すると、警報発生部は、電波等受信部が電波または光を受信しなくなった時点から時間をカウントし所定時間に至ったときに警報を発する。なお、通常、非接触ICカードは、電波または光が供給されない状態では、自己で発電を行うことができない。このため、警報発生部は警報を発することができないこととなる。しかし、ここでは、非接触ICカードは、電力供給部を有する。このため、警報発生部には、電力供給部から電気が供給される。したがって、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できない状態に至っても、警報発生部は、警報を発することができる。その結果、本盗難発見システムでは、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されると、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できなくなる。このため、警報発生部は、先と同様の手順に従って警報を発する。したがって、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。さらには、店舗の出入口にアンテナを組み込んだ特別なゲートを設ける必要がなく、店内レイアウトの自由度が広がるというメリットもある。
請求項2に記載の盗難発見システムは、商品が陳列される店内からの商品の盗難を見つけるための盗難発見システムであって、非接触ICカード、受信装置および商品管理装置を備える。非接触ICカードは、電波等受信部、発電部、記憶部および送信部を有する。電波等受信部は、所定の周波数の電波または光を受信する。発電部は、電波または光を利用して発電する。記憶部には、固有の識別情報が保持される。送信部は、電波または光を受信した場合に発電部において生じる電気を利用して固有の識別情報を送信する。なお、この非接触ICカードは、商品または商品の包装に貼付または埋設される。電波等供給装置は、非接触ICカードに電波または光を供給する。受信装置は、非接触ICカードに電波または光を供給した場合に非接触ICカードから送信される固有の識別情報を受信する。商品管理装置は、識別情報取得部、データベースおよび判断部を有する。識別情報取得部は、受信装置を介して固有の識別情報を取得する。データベースには、固有の識別情報があらかじめ保持される。判断部は、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とに基づいて商品が盗難されたか否かを判断する。
ここでは、非接触ICカードが、商品または商品の包装に貼付または埋設される。そして、電波等供給装置が店内の全領域に電波または光が行き渡るように配置され、また電波等受信部が連続的に又は断続的に電波等供給装置から電波または光を受信し続けていれば、非接触ICカードにおいて、発電部がその電波または光を利用して発電し、送信部がその電気を利用して記憶部に保持される固有の識別情報を連続的に又は断続的に送信し続ける。そして、その固有の識別情報は、受信装置により受信される。そして、その一方で、商品管理装置において、識別情報取得部が受信装置を介してその固有の識別情報を取得する。その後、判断部が、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とに基づいて商品が盗難されたか否かを判断する。判断の手法としては、例えば、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とが所定時間照合されない場合に商品が盗難されたと判断するなどが考えられる。つまり、データベースに登録されるすべての固有の識別情報に対応する非接触ICタグが店内にすべて存在していれば、商品は盗難されていないと判断される。
しかし、一部の商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合、その一部の商品または商品の包装に貼付または埋設される非接触ICカードの電波等受信部は、電波等供給装置から電波または光を受信しなくなる。つまり、その一部の非接触ICカードにおいて、発電部が発電できなくなり、結果として送信部は、その固有の識別情報を送信することができなくなる。すると、受信装置は、その非接触ICカードに対応する固有の識別情報を受信できなくなる。もちろん、識別情報取得部も、その非接触ICカード対応する固有の識別情報を取得できない。そして、判断部は、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報と比較し、識別情報取得部において取得された固有の識別情報に欠落が生じていることを認識する。すると、判断部は、その欠落が認識された時点から時間をカウントし、所定時間が経過すると商品が盗難されたと判断する。このため、本盗難発見システムでは、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されると、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できなくなる。このため、先と場合と同様の現象が起こることになる。そして、最終的には、判断部が、商品が盗難された判断する。したがって、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。
請求項3に記載の盗難発見システムは、請求項2に記載の盗難発見システムであって、報知装置をさらに備える。報知装置は、判断部において商品が盗難されたと判断された場合、盗難を報知する。なお、ここにいう「報知」とは、音やランプの点灯などによる報知である。
ここでは、判断部において商品が盗難されたと判断された場合、報知装置が、盗難を報知する。このため、店員などは、いち早く商品の盗難に気づくことができる。したがって、店員などは、その商品を盗難しようとする人間を捕まえ商品の盗難による売り上げの低減を防ぐ機会を得ることができる。
請求項4に記載の盗難発見システムは、請求項2または3に記載の盗難発見システムであって、判断部は、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とが所定時間照合されない場合に商品が盗難されたと判断する。
ここでは、判断部が、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とが所定時間照合されない場合に商品が盗難されたと判断する。このため、商品が盗難されたか否かを判断する処理が簡便になる。したがって、処理の実行間隔を短くすることができる。その結果、素早く商品の盗難を判断することができる。
請求項5に記載の盗難発見システムは、請求項2から4のいずれかに記載の盗難発見システムであって、非接触ICカードは、警報発生部および電力供給部をさらに有する。警報発生部は、電波等受信部において電波または光が所定時間受信されない場合に警報を発する。電力供給部は、警報発生部に電力を供給する。
ここでは、非接触ICカードにおいて、警報発生部が、電波等受信部において電波または光が所定時間受信されない場合に警報を発する。また、電力供給部が、警報発生部に電力を供給する。このため、商品管理装置だけでなく非接触ICカードも盗難の発見に寄与することになる。このため、盗難発見システムの完成度を高めることができる。また、非接触ICカードの場合は、商品が盗難されそうになると警報を発する。このため、店員などは、素早く商品の盗難に気づくことができる。したがって、店員などは、その商品を盗難しようとする人間を捕まえ商品の盗難による売り上げの低減を防ぐ機会を得ることができる。
請求項6に記載の盗難発見システムは、請求項1または5に記載の盗難発見システムであって、電力供給部は、充電可能な電池である。また、非接触ICカードは、充電手段をさらに有する。充電手段は、電波または光を利用して電池を充電する。
ここでは、充電手段が、電波または光を利用して電池を充電する。このため、店内に長期間放置されるような商品があったとしても、その非接触ICカードの電池の放電による寿命に気を使わなくてもよくなる。したがって、商品の管理を容易にすることができる。
請求項7に記載の盗難発見システムは、請求項1から6のいずれかに記載の盗難発見システムであって、電波等供給装置は、電波または光が店内のすべての空間に行き渡るように配置される。
ここでは、電波等供給装置が、電波または光が店内のすべての空間に行き渡るように配置される。このため、電波または光の有効範囲を考慮せずに店内のレイアウトを変更することができる。つまり、店内のレイアウトの自由度を高めることができる。
請求項8に記載の盗難発見システムは、請求項1から7のいずれかに記載の盗難発見システムであって、電波等供給装置は、所定時間間隔で非接触ICカードに電波または光を供給する。
ここでは、電波等供給装置が、所定時間間隔で非接触ICカードに電波または光を供給する。このため、送受信などのエラーの影響を極力小さくすることができる。
請求項9に記載の非接触ICカードは、電波等受信部、警報発生部および電力供給部を備える。電波等受信部は、所定の周波数の電波または光を受信する。警報発生部は、電波等受信部において電波または光が所定時間受信されない場合に警報を発する。電力供給部は、警報発生部に電力を供給する。
ここでは、非接触ICカードが商品または商品の包装に貼付または埋設され、また電波等供給装置が店内の全領域に電波または光が行き渡るように配置され、さらに電波等受信部が連続的に又は断続的に電波等供給装置から電波または光を受信し続けていれば、店内において非接触ICカードの警報発生部が警報を発することはない。
しかし、商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合には、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信しなくなる。すると、警報発生部は、電波等受信部が電波または光を受信しなくなった時点から時間をカウントし所定時間に至ったときに警報を発する。なお、通常、非接触ICカードは、電波または光が供給されない状態では、自己で発電を行うことができない。このため、警報発生部は警報を発することができないこととなる。しかし、ここでは、非接触ICカードは、電力供給部を有する。このため、警報発生部には、電力供給部から電気が供給される。したがって、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できない状態に至っても、警報発生部は、警報を発することができる。その結果、非接触ICカードを電波等供給装置と併せて使用すれば、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されると、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できなくなる。このため、警報発生部は、先と同様の手順に従って警報を発する。したがって、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。
請求項1に係る盗難発見システムでは、非接触ICカードが、商品または商品の包装に貼付または埋設される。そして、電波等供給装置が店内の全領域に電波または光が行き渡るように配置され、また電波等受信部が連続的に又は断続的に電波等供給装置から電波または光を受信し続けていれば、店内において非接触ICカードの警報発生部が警報を発することはない。
しかし、商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合には、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信しなくなる。すると、警報発生部は、電波等受信部が電波または光を受信しなくなった時点から時間をカウントし所定時間に至ったときに警報を発する。なお、通常、非接触ICカードは、電波または光が供給されない状態では、自己で発電を行うことができない。このため、警報発生部は警報を発することができないこととなる。しかし、ここでは、非接触ICカードは、電力供給部を有する。このため、警報発生部には、電力供給部から電気が供給される。したがって、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できない状態に至っても、警報発生部は、警報を発することができる。その結果、本盗難発見システムでは、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されると、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できなくなる。このため、警報発生部は、先と同様の手順に従って警報を発する。したがって、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。さらには、店舗の出入口にアンテナを組み込んだ特別なゲートを設ける必要がなく、店内レイアウトの自由度が広がるというメリットもある。
請求項2に係る盗難発見システムでは、非接触ICカードが、商品または商品の包装に貼付または埋設される。そして、電波等供給装置が店内の全領域に電波または光が行き渡るように配置され、また電波等受信部が連続的に又は断続的に電波等供給装置から電波または光を受信し続けていれば、非接触ICカードにおいて、発電部がその電波または光を利用して発電し、送信部がその電気を利用して記憶部に保持される固有の識別情報を連続的に又は断続的に送信し続ける。そして、その固有の識別情報は、受信装置により受信される。そして、その一方で、商品管理装置において、識別情報取得部が受信装置を介してその固有の識別情報を取得する。その後、判断部が、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とに基づいて商品が盗難されたか否かを判断する。判断の手法としては、例えば、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とが所定時間照合されない場合に商品が盗難されたと判断するなどが考えられる。つまり、データベースに登録されるすべての固有の識別情報に対応する非接触ICタグが店内にすべて存在していれば、商品は盗難されていないと判断される。
しかし、一部の商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合、その一部の商品または商品の包装に貼付または埋設される非接触ICカードの電波等受信部は、電波等供給装置から電波または光を受信しなくなる。つまり、その一部の非接触ICカードにおいて、発電部が発電できなくなり、結果として送信部は、その固有の識別情報を送信することができなくなる。すると、受信装置は、その非接触ICカードに対応する固有の識別情報を受信できなくなる。もちろん、識別情報取得部も、その非接触ICカード対応する固有の識別情報を取得できない。そして、判断部は、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報と比較し、識別情報取得部において取得された固有の識別情報に欠落が生じていることを認識する。すると、判断部は、その欠落が認識された時点から時間をカウントし、所定時間が経過すると商品が盗難されたと判断する。このため、本盗難発見システムでは、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されると、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できなくなる。このため、先と場合と同様の現象が起こることになる。そして、最終的には、判断部が、商品が盗難された判断する。したがって、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。
請求項3に係る盗難発見システムでは、判断部において商品が盗難されたと判断された場合、報知装置が、盗難を報知する。このため、店員などは、いち早く商品の盗難に気づくことができる。したがって、店員などは、その商品を盗難しようとする人間を捕まえ商品の盗難による売り上げの低減を防ぐ機会を得ることができる。
請求項4に係る盗難発見システムでは、判断部が、識別情報取得部において取得された固有の識別情報とデータベースに保持される固有の識別情報とが所定時間照合されない場合に商品が盗難されたと判断する。このため、商品が盗難されたか否かを判断する処理が簡便になる。したがって、処理の実行間隔を短くすることができる。その結果、素早く商品の盗難を判断することができる。
請求項5に係る盗難発見システムでは、非接触ICカードにおいて、警報発生部が、電波等受信部において電波または光が所定時間受信されない場合に警報を発する。また、電力供給部が、警報発生部に電力を供給する。このため、商品管理装置だけでなく非接触ICカードも盗難の発見に寄与することになる。このため、盗難発見システムの完成度を高めることができる。また、非接触ICカードの場合は、商品が盗難されそうになると警報を発する。このため、店員などは、素早く商品の盗難に気づくことができる。したがって、店員などは、その商品を盗難しようとする人間を捕まえ商品の盗難による売り上げの低減を防ぐ機会を得ることができる。
請求項6に係る盗難発見システムでは、充電手段が、電波または光を利用して電池を充電する。このため、店内に長期間放置されるような商品があったとしても、その非接触ICカードの電池の放電による寿命に気を使わなくてもよくなる。したがって、商品の管理を容易にすることができる。
請求項7に係る盗難発見システムでは、電波等供給装置が、電波または光が店内のすべての空間に行き渡るように配置される。このため、電波または光の有効範囲を考慮せずに店内のレイアウトを変更することができる。つまり、店内のレイアウトの自由度を高めることができる。
請求項8に係る盗難発見システムでは、電波等供給装置が、所定時間間隔で非接触ICカードに電波または光を供給する。このため、送受信などのエラーの影響を極力小さくすることができる。
請求項9に係る非接触ICカードが、商品または商品の包装に貼付または埋設され、また電波等供給装置が店内の全領域に電波または光が行き渡るように配置され、さらに電波等受信部が連続的に又は断続的に電波等供給装置から電波または光を受信し続けていれば、店内において非接触ICカードの警報発生部が警報を発することはない。
しかし、商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合には、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信しなくなる。すると、警報発生部は、電波等受信部が電波または光を受信しなくなった時点から時間をカウントし所定時間に至ったときに警報を発する。なお、通常、非接触ICカードは、電波または光が供給されない状態では、自己で発電を行うことができない。このため、警報発生部は警報を発することができないこととなる。しかし、ここでは、非接触ICカードは、電力供給部を有する。このため、警報発生部には、電力供給部から電気が供給される。したがって、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できない状態に至っても、警報発生部は、警報を発することができる。その結果、非接触ICカードを電波等供給装置と併せて使用すれば、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されると、電波等受信部が電波等供給装置から電波または光を受信できなくなる。このため、警報発生部は、先と同様の手順に従って警報を発する。したがって、非接触ICカードが特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。
<<第1実施形態>>
<盗難発見システムのシステム構成>
図1には、盗難発見システム51の概略図を示す。本盗難発見システム51は、RFIDタグ10および電波供給アンテナ30から構成される。
<盗難発見システム51のシステム構成要素>
(1)RFIDタグ10
図2には、本盗難発見システム51に供せられるRFIDタグ10を示す。このRFIDタグ10は、アンテナコイル11、不揮発性メモリ12、電池13および警報部14を備える。アンテナコイル11は、電波供給アンテナ30から電波を受信する。また、このアンテナコイル11は、受信した電波を利用して発電を行い、電池13を充電する。電池13は、警報部に電力を供給する。不揮発性メモリ12には、警報判断プログラム17がインストールされている。警報判断プログラム17には、後述するブザー15が警報を発するタイミングを制御する命令が記述されている。警報部14は、CPU16およびブザー15を有している。CPU16は、警報判断プログラム17を実行する。ブザー15は、警報判断プログラム17に従って警報を発する。
なお、このRFIDタグ10は、店内に陳列される商品すべてに付されている。商品が食器などの場合は、RFIDタグ10を直接貼付してもよい。一方、商品が食品などの場合は、その包装にRFIDタグ10を付する。
(2)電波供給アンテナ30
電波供給アンテナ30は、所定の周波数の電波を所定間隔で断続的に発信する。なお、本盗難発見システム51では、この電波供給アンテナ30は、店内全域に行き届くように複数配置されている。
<警報発生までの流れ>
図3には、RFIDタグ10が警報を発するまでの流れを表すフローチャートを示す。
図3において、ステップS11では、CPU16が、警報判断プログラム17に従って警報タイマーをリセットする。ステップS12では、CPU16が、警報判断プログラム17に従ってアンテナコイル11が電波を受信したかを確認する。ステップS12の確認の結果、アンテナコイル11が電波を受信した場合は、ステップS11に戻る。ステップS12の確認の結果、アンテナコイル11が電波を受信していない場合は、ステップS13に移る。ステップS13では、CPU16が、警報判断プログラム17に従って警報タイマーを更新する。ステップS14では、CPU16が、警報判断プログラム17に従って警報タイマーに示される時間が所定時間Ta以上であるかを確認する。ステップS14の確認の結果、警報タイマーに示される時間が所定時間Ta以上である場合は、ステップS15に移る。ステップS14の確認の結果、警報タイマーに示される時間が所定時間Ta未満である場合は、ステップS12に戻る。ステップS15では、ブザー15が警報を発する。
<第1実施形態に係る盗難発見システム51の特徴>
(1)
第1実施形態に係る盗難発見システム51では、RFIDタグ10が、商品または商品の包装に貼付されている。また、電波供給アンテナ30が、店内の全領域に電波が行き渡るように複数配置されている。さらに、アンテナコイル11が断続的に電波供給アンテナ30から電波を受信し続けている。このため、店内において非接触ICカードの警報部14が警報を発することはない。
しかし、商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合には、アンテナコイル11が電波供給アンテナ30から電波を受信しなくなる。すると、CPU16が、警報判断プログラム17に従ってアンテナコイル11が電波を受信しなくなった時点から時間をカウントし所定時間Taに至ったときに警報を発する。また、このRFIDタグ10は、電池13を有する。このため、CPU16およびブザー15には、電池から電気が供給される。したがって、アンテナコイル11が電波供給アンテナ30から電波を受信できない状態に至っても、CPU16は警報判断プログラム17を実行することができ、またブザー15は警報を発することができる。その結果、本盗難発見システム51では、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、RFIDタグ10が特殊な金属で遮断されると、アンテナコイル11が電波供給アンテナ30から電波を受信できなくなる。このため、ブザー15は、先と同様の手順に従って警報を発する。したがって、RFIDタグ10が特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。
(2)
第1実施形態に係る本盗難発見システム51では、アンテナコイル11が、電波または光を利用して発電し、電池13を充電する。このため、店内に長期間放置されるような商品があったとしても、その非接触ICカードの電池の放電による寿命に気を使わなくてもよくなる。したがって、商品の管理を容易にすることができる。
(3)
第1実施形態に係る本盗難発見システム51では、電波供給アンテナ30が、電波または光が店内のすべての空間に行き渡るように配置される。このため、電波または光の有効範囲を考慮せずに店内のレイアウトを変更することができる。つまり、店内のレイアウトの自由度を高めることができる。
(4)
第1実施形態に係る盗難発見システム51では、電波供給アンテナ30が、所定間隔で断続的にRFIDタグ10に電波または光を供給する。このため、送受信などのエラーの影響を極力小さくすることができる。
<第1実施形態の変形例>
(1)
第1実施形態に係る盗難発見システム51では、RFIDタグ10が商品や商品の包装に貼付されるが、これに代えて、近年開発された0.3mm角のRFIDチップなどが商品や商品の包装に埋設されてもかまわない。
(2)
第1実施形態に係る盗難発見システム51では、電波対応のRFIDタグ10が使用されたが、これに代えて、赤外線対応のRFIDタグが使用されてもかまわない。
(3)
第1実施形態に係る盗難発見システム51では、RFIDタグ10が店内に陳列される商品すべてに付されているが、必ずしも商品すべてに付されていないといけないわけではない。RFIDタグ10を付した特定の商品をスポット的に陳列し、そこのみを電波供給範囲としてもかまわない。このようにすれば、店内で盗難を発見することも可能である。
<<第2実施形態>>
<盗難発見システムのシステム構成>
図4には、盗難発見システム53の概略図を示す。本盗難発見システム53は、RFIDタグ20、電波供給アンテナ35、読取装置37、商品管理サーバ40および警報機44から構成される。
<盗難発見システム53のシステム構成要素>
(1)RFIDタグ20
図5には、本盗難発見システム53に供せられるRFIDタグ20を示す。このRFIDタグ20は、従来タイプのタグであり、不揮発性メモリ22およびアンテナコイル21を備える。不揮発性メモリ22には、固有の識別番号が保持されている。アンテナコイル21は、電波供給アンテナ35から電波を受信する。また、このアンテナコイル21は、受信した電波を利用して発電を行い、その電力を利用して不揮発性メモリ22に保持される固有の識別番号を読取装置37へ送信する。
なお、このRFIDタグ20は、店内に陳列される商品すべてに付されている。商品が食器などの場合は、RFIDタグ20を直接貼付してもよい。一方、商品が食品などの場合は、その包装にRFIDタグ20を付する。
(2)電波供給アンテナ35
電波供給アンテナ35は、所定の周波数の電波を所定間隔で断続的に発信する。なお、本盗難発見システム53では、この電波供給アンテナ35は、店内全域に行き届くように複数配置されている。
(3)読取装置37
読取装置37は、RFIDタグ20から送信される固有の識別番号を受信し、所定の電気信号に変換する。なお、この読取装置37は、電波供給アンテナ35とほぼ同じに位置に配置される。
(4)商品管理サーバ40
商品管理サーバ40は、CPU42、インターフェイス41(以下、I/Fと略する。)およびハードディスク45を備える。I/F41は、読取装置37から送信される電気信号をCPU42が解読可能な電気信号に変換する。ハードディスク45には、商品管理データベース43および警報判断プログラム47が保持されている。警報判断プログラム47には、警報機44が警報を発するタイミングを制御する命令が記述されている。CPU42は、警報判断プログラム47を実行する。
(5)警報機44
警報機44は、警報判断プログラム47に従って警報を発する。
<盗難発見システム53の接続形態>
RFIDタグ20は、読取装置37と無線通信接続される。なお、この通信には、電波供給アンテナ35が必要となる。読取装置37は、I/F41に接続される。I/F41は、CPU42に接続される。CPU42は、ハードディスク45に接続される。また、CPU42は、警報機44に接続される。
<警報発生までの流れ>
図7には、警報機44が警報を発するまでの流れを表すフローチャートを示す。
図7において、ステップS21では、読取装置37が、固有の識別番号を受信する。ステップS22では、I/F41が、読取装置37より固有の識別番号を取得し、CPU42が読取可能な電気信号に変換する。ステップS23では、CPU42が、警報判断プログラム47に従ってその固有の識別番号を、商品管理データベース43に保持されている固有の識別番号と照合する。ステップS24では、CPU42が、警報判断プログラム47に従って固有の識別番号を照合した結果、取得された固有の識別番号すべてがデータベース43に保持される固有の識別番号と完全に一致するかを確認する。ステップS24の確認の結果、取得された固有の識別番号すべてがデータベース43に保持される固有の識別番号と完全に一致した場合は、ステップS25に移る。ステップS24の確認の結果、取得された固有の識別番号すべてがデータベース43に保持される固有の識別番号と完全に一致しなかった場合は、ステップS28に移る。ステップS25では、CPU42が、警報判断プログラム47に従って警報タイマーを更新する。ステップS26では、CPU42が、警報判断プログラム47に従って警報タイマーに示される時間が所定時間Ta以上であるかを確認する。ステップS26の確認の結果、警報タイマーに示される時間が所定時間Ta以上である場合は、ステップS27に移る。ステップS26の確認の結果、警報タイマーに示される時間が所定時間Ta未満である場合は、ステップS24に戻る。ステップS27では、警報機44が警報を発する。ステップS28では、CPU42が、警報判断プログラム47に従って警報タイマーをリセットする。
<第2実施形態に係る盗難発見システム53の特徴>
(1)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、RFIDタグ20が、商品または商品の包装に貼付または埋設される。そして、電波供給アンテナ35が店内の全領域に電波が行き渡るように配置され、またアンテナコイル21が断続的に電波供給アンテナ35から電波を受信し続けていれば、RFIDタグ20において、アンテナコイル21がその電波を利用して発電し、その電力を利用して不揮発性メモリ22に保持される固有の識別番号を断続的に送信し続ける。そして、その固有の識別番号は、読取装置37により受信される。そして、その一方で、商品管理サーバ40において、I/F41が読取装置37からその固有の識別番号を取得する。その後、CPU42が、警報判断プログラム47に従って取得された固有の識別情報と商品管理データベース43に保持される固有の識別情報とが所定時間Ta照合されない場合に商品が盗難されたと判断する。つまり、商品管理データベース43に登録されるすべての固有の識別情報に対応するRFIDタグ20が店内にすべて存在していれば、商品は盗難されていないと判断される。
しかし、一部の商品が正規のルートを通らずに(レジなどにおいて支払いを済ませずに)店舗の外に持ち出された場合、その一部の商品または商品の包装に貼付されるRFIDタグ20のアンテナコイル21は、電波供給アンテナ35から電波を受信しなくなる。つまり、その一部のRFIDタグ20において、アンテナコイル21が、発電できなくなりその結果、不揮発性メモリ22に保持される固有の識別情報を送信することができなくなる。すると、読取装置37は、そのRFIDタグ20に対応する固有の識別情報を受信できなくなる。もちろん、I/F41も、そのRFIDタグ20対応する固有の識別情報を取得できない。そして、CPU42は、警報判断プログラム47に従って取得された固有の識別情報と商品管理データベース43に保持される固有の識別情報と比較し、取得された固有の識別情報に欠落が生じていることを認識する。すると、CPU42は、警報判断プログラム47に従ってその欠落が認識された時点から時間をカウントし、所定時間Taが経過すると商品が盗難されたと判断する。そして、商品が盗難されたと判断された場合、警報機44が、盗難を報知する。このため、本盗難発見システム53では、どのような経路で商品が盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。また、RFIDタグ20が特殊な金属で遮断されると、アンテナコイル21が電波供給アンテナ35から電波を受信できなくなる。このため、先と場合と同様の現象が起こることになる。そして、最終的には、CPU42が、警報判断プログラム47に従ってその商品が盗難された判断する。したがって、RFIDタグ20が特殊な金属で遮断されて盗難されようとしてもその盗難を発見することができる。
(2)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、電波供給アンテナ35が、電波が店内のすべての空間に行き渡るように配置される。このため、電波の有効範囲を考慮せずに店内のレイアウトを変更することができる。つまり、店内のレイアウトの自由度を高めることができる。
<第2実施形態の変形例>
(1)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、RFIDタグ20が商品や商品の包装に貼付されるが、これに代えて、近年開発された0.3mm角のRFIDチップなどが商品や商品の包装に埋設されてもかまわない。
(2)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、電波対応のRFIDタグ20が使用されたが、これに代えて、赤外線対応のRFIDタグが使用されてもかまわない。
(3)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、RFIDタグ20が店内に陳列される商品すべてに付されているが、必ずしも商品すべてに付されていないといけないわけではない。RFIDタグ20を付した特定の商品をスポット的に陳列し、そこのみを電波供給範囲としてもかまわない。このようにすれば、店内で盗難を発見することも可能である。
(4)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、警報機44が店内に設けられたが、これに代えて、警報ランプが設けられてもよい。
(5)
第2実施形態に係る盗難発見システム53では、電波供給アンテナ35と読取装置37とが別々に設けられたが、電波供給アンテナ35は読取装置37に設けられていてもよい。
<<第3実施形態>>
<盗難発見システムのシステム構成>
図8には、盗難発見システム55の概略図を示す。本盗難発見システム55は、図2に示すRFIDタグ10、電波供給アンテナ35、読取装置37、商品管理サーバ40および警報機44から構成される。
<盗難発見システム53のシステム構成要素>
(1)RFIDタグ10
RFIDタグ10は、第1実施形態に示されるRFIDタグ10と同様である。
(2)電波供給アンテナ35
電波供給アンテナ35は、第2実施形態に示される電波供給アンテナ35と同様である。
(3)読取装置37
読取装置37は、第2実施形態に示される読取装置37と同様である。
(4)商品管理サーバ40
商品管理サーバ40は、第2実施形態に示される商品管理サーバ40と同様である。
(5)警報機44
警報機44は、第2実施形態に示される警報機44と同様である。
<盗難発見システム53の接続形態>
RFIDタグ10は、読取装置37と無線通信接続される。なお、この通信には、電波供給アンテナ35が必要となる。読取装置37は、I/F41に接続される。I/F41は、CPU42に接続される。CPU42は、ハードディスク45に接続される。また、CPU42は、警報機44に接続される。
<警報発生までの流れ>
(1)RFIDタグ10における警報発生までの流れ
RFIDタグ10における警報発生までの流れは、第1実施形態と同様、図3により説明される。
(2)警報機44における警報発生までの流れ
警報機44における警報発生までの流れは、第2実施形態と同様、図7により説明される。
<第3実施形態に係る盗難発見システム53の特徴>
第1実施形態に示した盗難発見システム51と第2実施形態に示した盗難発見システム53とが同時に遂行され、盗難発見システムとして完成度が向上する。
本発明に係る盗難発見システムおよび非接触ICタグは、デパート、スーパーマーケット、CD販売店などの大量小売り店などにおいて商品の盗難を発見するのに非常に有用である。
第1実施形態に係る盗難発見システム51を表す概略図。 第1実施形態に係るRFIDタグ10の構造図。 第1実施形態に係る盗難発見システム51においてRFIDタグ10が警報を発するまでの流れを表すフローチャート。 第2実施形態に係る盗難発見システム53を表す概略図。 通常のRFIDタグ20の構造図。 第2実施形態に係る盗難発見システム53の一部を表すブロック図。 第2実施形態に係る盗難発見システム53において警報機44が警報を発するまでの流れを表すフローチャート。 第3実施形態に係る盗難発見システム55を表す概略図。
符号の説明
10 本発明に係るRFIDタグ
11,21 アンテナコイル
12,22 不揮発性メモリ
13 電池
14 警報部
15 ブザー
16,42 CPU
17,47 警報判断プログラム
20 通常のRFIDタグ
30,35 電波供給アンテナ
37 読取装置
40 商品管理サーバ
41 インターフェイス(I/F)
43 商品管理データベース
44 警報機
45 ハードディスク
51,53,55 盗難発見システム

Claims (9)

  1. 商品が陳列される店内からの前記商品の盗難を見つけるための盗難発見システム(51)であって、
    所定の周波数の電波または光を受信する電波等受信部(11)と、前記電波等受信部(11)において前記電波または前記光が所定時間受信されない場合に警報を発する警報発生部(14)と、前記警報発生部(14)に電力を供給する電力供給部(13)とを有し、前記商品または前記商品の包装に貼付または埋設される非接触ICカード(10)と、
    前記非接触ICカード(10)に前記電波または前記光を供給する電波等供給装置(30)と、
    を備える、盗難発見システム(51)。
  2. 商品が陳列される店内からの前記商品の盗難を見つけるための盗難発見システム(53)であって、
    所定の周波数の電波または光を受信する電波等受信部(21)と、前記電波または前記光を利用して発電する発電部(21)と、固有の識別情報を保持する記憶部(22)と、前記電波または前記光を受信した場合に前記発電部(21)において生じる電気を利用して前記固有の識別情報を送信する送信部(21)とを有し、前記商品または前記商品の包装に貼付または埋設される非接触ICカード(20)と、
    前記非接触ICカードに前記電波または前記光を供給する電波等供給装置(35)と、
    前記非接触ICカードに前記電波または前記光を供給した場合に前記非接触ICカードから送信される前記固有の識別情報を受信する受信装置(37)と、
    前記受信装置(37)を介して前記固有の識別情報を取得する識別情報取得部(41)と、前記固有の識別情報をあらかじめ保持するデータベース(43)と、前記識別情報取得部(41)において取得された前記固有の識別情報と前記データベース(43)に保持される前記固有の識別情報とに基づいて前記商品が盗難されたか否かを判断する判断部(42)とを有する商品管理装置(40)と、
    を備える、盗難発見システム(53)。
  3. 前記判断部(42)において前記商品が盗難されたと判断された場合、前記盗難を報知する報知装置(44)をさらに備える、
    請求項2に記載の盗難発見システム(53)。
  4. 前記判断部(42)は、前記識別情報取得部(41)において取得された前記固有の識別情報と前記データベース(43)に保持される前記固有の識別情報とが所定時間照合されない場合に前記商品が盗難されたと判断する、
    請求項2または3に記載の盗難発見システム(53)。
  5. 前記非接触ICカード(20)は、前記電波等受信部において前記電波または前記光が所定時間受信されない場合に警報を発する警報発生部と、前記警報発生部に電力を供給する電力供給部とをさらに有する、
    請求項2から4のいずれかに記載の盗難発見システム(53,55)。
  6. 前記電力供給部は、充電可能な電池であり、
    前記非接触ICカード(10,20)は、前記電波または前記光を利用して前記電池を充電する充電手段をさらに有する、
    請求項1または5に記載の盗難発見システム(51,53,55)。
  7. 前記電波等供給装置(30,35)は、前記電波または前記光が前記店内のすべての空間に行き渡るように配置される、
    請求項1から6のいずれかに記載の盗難発見システム(51,53,55)。
  8. 前記電波等供給装置(30,35)は、所定時間間隔で前記非接触ICカード(10,20)に前記電波または前記光を供給する、
    請求項1から7のいずれかに記載の盗難発見システム(51,53,55)。
  9. 所定の周波数の電波または光を受信する電波等受信部(11)と、
    前記電波等受信部(11)において前記電波または前記光が所定時間受信されない場合に警報を発する警報発生部(14)と、
    前記警報発生部(14)に電力を供給する電力供給部(13)と、
    を備える、非接触ICカード(10)。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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