JPH07253454A - Dc−squid磁束計 - Google Patents
Dc−squid磁束計Info
- Publication number
- JPH07253454A JPH07253454A JP6045802A JP4580294A JPH07253454A JP H07253454 A JPH07253454 A JP H07253454A JP 6045802 A JP6045802 A JP 6045802A JP 4580294 A JP4580294 A JP 4580294A JP H07253454 A JPH07253454 A JP H07253454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- squid
- slit
- cover
- input coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出結果に悪影響を与えることなく、インプ
ットコイルとSQUIDワッシャとの磁気的結合がより
良好なものとなるDC−SQUID磁束計を提供する。 【構成】 スリットカバー6の幅をワッシャーホール1
aからSQUIDワッシャ1の外周部に向けて増加させ
たことにより、SQUIDワッシャ1の外周部ではスリ
ットカバー6との間に形成される浮遊容量が増大する
が、SQUIDワッシャ1とスリットカバー6との磁気
的結合が小さいため、浮遊容量が増大したことによる検
出結果への悪影響はほとんど生じない。一方、SQUI
Dワッシャ1の外周部に向かうほど、SQUIDワッシ
ャ1とスリットカバー6との重なり部分が増しSQUI
Dワッシャ1へ侵入する漏れ磁束が減少する。
ットコイルとSQUIDワッシャとの磁気的結合がより
良好なものとなるDC−SQUID磁束計を提供する。 【構成】 スリットカバー6の幅をワッシャーホール1
aからSQUIDワッシャ1の外周部に向けて増加させ
たことにより、SQUIDワッシャ1の外周部ではスリ
ットカバー6との間に形成される浮遊容量が増大する
が、SQUIDワッシャ1とスリットカバー6との磁気
的結合が小さいため、浮遊容量が増大したことによる検
出結果への悪影響はほとんど生じない。一方、SQUI
Dワッシャ1の外周部に向かうほど、SQUIDワッシ
ャ1とスリットカバー6との重なり部分が増しSQUI
Dワッシャ1へ侵入する漏れ磁束が減少する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脳磁界計測や心磁界計
測をはじめとする生体磁気計測等の微小磁界計測に適し
たDC−SQUIDを用いた磁束計に関する。
測をはじめとする生体磁気計測等の微小磁界計測に適し
たDC−SQUIDを用いた磁束計に関する。
【0002】
【従来の技術】DC−SQUIDを用いた磁束計では、
一般に、磁場感度を向上させる目的で、非測定磁束を直
接SQUIDワッシャで拾わず、図5に示されるように
SQUIDワッシャ11と磁気的に結合されたインプッ
トコイル12と、そのインプットコイル12と超電導接
続される検出コイル13とからなる入力回路を用い、検
出コイル13で検出した被測定磁束をインプットコイル
12を介してSQUIDワッシャ11に伝達する構成が
採用されている。そして、直流電源20によって所定電
圧が印加されたジョセフソン接合部14に流れる電流を
プリアンプ21を介して検出することにより、微小磁界
が計測される。
一般に、磁場感度を向上させる目的で、非測定磁束を直
接SQUIDワッシャで拾わず、図5に示されるように
SQUIDワッシャ11と磁気的に結合されたインプッ
トコイル12と、そのインプットコイル12と超電導接
続される検出コイル13とからなる入力回路を用い、検
出コイル13で検出した被測定磁束をインプットコイル
12を介してSQUIDワッシャ11に伝達する構成が
採用されている。そして、直流電源20によって所定電
圧が印加されたジョセフソン接合部14に流れる電流を
プリアンプ21を介して検出することにより、微小磁界
が計測される。
【0003】図6は、従来のインプットコイルとSQU
IDワッシャとの磁気的結合部分を示す図である。11
は絶縁基板100上に形成され超電導体薄膜からなるS
QUIDワッシャで、このSQUIDワッシャ11に囲
まれたワッシャホール11aからその外周に向けてワッ
シャスリット11bが設けられており、このワッシャス
リット11bの両端はジョセフソン接合部14を介して
カウンター電極15によって接続されている。そして、
このワッシャスリット11bは絶縁層を介してスリット
カバー16で覆われている。12は超電導体薄膜からな
るインプットコイルで、SQUIDワッシャ11との磁
気的結合を図るべく絶縁層を介してSQUIDワッシャ
11上に積層して形成されている。
IDワッシャとの磁気的結合部分を示す図である。11
は絶縁基板100上に形成され超電導体薄膜からなるS
QUIDワッシャで、このSQUIDワッシャ11に囲
まれたワッシャホール11aからその外周に向けてワッ
シャスリット11bが設けられており、このワッシャス
リット11bの両端はジョセフソン接合部14を介して
カウンター電極15によって接続されている。そして、
このワッシャスリット11bは絶縁層を介してスリット
カバー16で覆われている。12は超電導体薄膜からな
るインプットコイルで、SQUIDワッシャ11との磁
気的結合を図るべく絶縁層を介してSQUIDワッシャ
11上に積層して形成されている。
【0004】ここで、スリットカバー16を設けたの
は、図7に示すようにワッシャスリット11b付近でイ
ンプットコイル12によって生じる磁力線Bがインプッ
トコイル12で挟まれた部分で打ち消しあうことによ
り、SQUIDワッシャ11との磁気的結合が悪化する
ことから、発生した磁力線Bがすべてワッシャホール1
1aを通過するようにさせ、インプットコイル12とS
QUIDワッシャ11との磁気的結合をより良好なもの
とするためである。そして、スリットカバー16の幅を
厚くすれば、スリットカバー16とSQUIDワッシャ
11との重なり部分が増すため、SQUIDワッッシャ
11との間に介在させた絶縁層からの漏れ磁束が減少
し、インプットコイル12とSQUIDワッシャ11と
の磁気的結合がさらに良好なものとなる。
は、図7に示すようにワッシャスリット11b付近でイ
ンプットコイル12によって生じる磁力線Bがインプッ
トコイル12で挟まれた部分で打ち消しあうことによ
り、SQUIDワッシャ11との磁気的結合が悪化する
ことから、発生した磁力線Bがすべてワッシャホール1
1aを通過するようにさせ、インプットコイル12とS
QUIDワッシャ11との磁気的結合をより良好なもの
とするためである。そして、スリットカバー16の幅を
厚くすれば、スリットカバー16とSQUIDワッシャ
11との重なり部分が増すため、SQUIDワッッシャ
11との間に介在させた絶縁層からの漏れ磁束が減少
し、インプットコイル12とSQUIDワッシャ11と
の磁気的結合がさらに良好なものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スリッ
トカバー16とSQUIDワッシャ11との重なり部分
を増すと、その重なり部分についての浮遊容量が増大す
るため、SQUIDワッシャ11のインダクタンスとそ
の浮遊容量によるLC共振周波数が低くなって、検出結
果に悪影響を与える。従って、従来ではスリットカバー
16とSQUIDワッシャ11との重なり部分を十分大
きくすることができず、インプットコイル12とSQU
IDワッシャ11との磁気的結合をより良好なものとす
る事ができなかった。
トカバー16とSQUIDワッシャ11との重なり部分
を増すと、その重なり部分についての浮遊容量が増大す
るため、SQUIDワッシャ11のインダクタンスとそ
の浮遊容量によるLC共振周波数が低くなって、検出結
果に悪影響を与える。従って、従来ではスリットカバー
16とSQUIDワッシャ11との重なり部分を十分大
きくすることができず、インプットコイル12とSQU
IDワッシャ11との磁気的結合をより良好なものとす
る事ができなかった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために創案
されたもので、検出結果に悪影響を与えることなく、イ
ンプットコイルとSQUIDワッシャとの磁気的結合が
より良好なものとなるDC−SQUID磁束計を提供す
ることを目的とする。
されたもので、検出結果に悪影響を与えることなく、イ
ンプットコイルとSQUIDワッシャとの磁気的結合が
より良好なものとなるDC−SQUID磁束計を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるDC−SQUID磁束計は、内周か
ら外周に向けてスリットを形成したSQUIDワッシャ
と、前記スリットを覆うスリットカバーと、前記SQU
IDワッシャ上に絶縁層介して積層されたインプットコ
イルと、前記スリットの両端をそれぞれジョセフソン接
合部を介して結合したカウンター電極とを備え、前記ス
リットカバーの幅を前記SQUIDワッシャの内周から
外周に向けて広くなるよう形成したことを特徴とする。
に、本発明にかかるDC−SQUID磁束計は、内周か
ら外周に向けてスリットを形成したSQUIDワッシャ
と、前記スリットを覆うスリットカバーと、前記SQU
IDワッシャ上に絶縁層介して積層されたインプットコ
イルと、前記スリットの両端をそれぞれジョセフソン接
合部を介して結合したカウンター電極とを備え、前記ス
リットカバーの幅を前記SQUIDワッシャの内周から
外周に向けて広くなるよう形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の作用を図1に基づいて説明する。スリ
ットカバー6の幅をワッシャーホール1aからSQUI
Dワッシャ1の外周部に向けて増加させたことにより、
SQUIDワッシャ1の外周部ではスリットカバー6と
の間に形成される浮遊容量が増大するが、SQUIDワ
ッシャ1とスリットカバー6との磁気的結合が小さくな
るため、浮遊容量が増大したことによる検出結果への悪
影響はほとんど生じない。一方、SQUIDワッシャ1
の外周部に向かうほど、SQUIDワッシャ1とスリッ
トカバー6との重なり部分が増しSQUIDワッシャ1
へ侵入する漏れ磁束が減少する。このため、本発明によ
れば、従来のようにスリットカバーをワッシャスリット
1bと平行に形成する場合に比べて漏れ磁束の侵入を減
少させることができ、結果的に、浮遊容量の増大による
検出結果への悪影響を与えることなく、SQUIDワッ
シャ1へ侵入する漏れ磁束を減少させた分だけSQUI
Dワッシャ1とインプットコイル2との磁気的結合が良
好となる。
ットカバー6の幅をワッシャーホール1aからSQUI
Dワッシャ1の外周部に向けて増加させたことにより、
SQUIDワッシャ1の外周部ではスリットカバー6と
の間に形成される浮遊容量が増大するが、SQUIDワ
ッシャ1とスリットカバー6との磁気的結合が小さくな
るため、浮遊容量が増大したことによる検出結果への悪
影響はほとんど生じない。一方、SQUIDワッシャ1
の外周部に向かうほど、SQUIDワッシャ1とスリッ
トカバー6との重なり部分が増しSQUIDワッシャ1
へ侵入する漏れ磁束が減少する。このため、本発明によ
れば、従来のようにスリットカバーをワッシャスリット
1bと平行に形成する場合に比べて漏れ磁束の侵入を減
少させることができ、結果的に、浮遊容量の増大による
検出結果への悪影響を与えることなく、SQUIDワッ
シャ1へ侵入する漏れ磁束を減少させた分だけSQUI
Dワッシャ1とインプットコイル2との磁気的結合が良
好となる。
【0009】
【実施例】本発明のインプットコイルとSQUIDワッ
シャとの磁気的結合部分の一実施例を図1に示す。同図
において、1は絶縁基板100上に形成され超電導体薄
膜からなるSQUIDワッシャで、このSQUIDワッ
シャ1に囲まれたワッシャホール1aからその外周に向
けてワッシャスリット1bが設けられており、このワッ
シャスリット1bの両端はジョセフソン接合部4を介し
てカウンター電極5によって接続されている。そして、
このワッシャスリット1bは絶縁層を介してQUIDワ
ッシャ1の外周に向けて広くなるよう形成したスリット
カバー6で覆われ、さらに超電導体薄膜からなるインプ
ットコイル2が、SQUIDワッシャ1との磁気的結合
を図るべく絶縁層を介してSQUIDワッシャ1上に積
層して形成されている。
シャとの磁気的結合部分の一実施例を図1に示す。同図
において、1は絶縁基板100上に形成され超電導体薄
膜からなるSQUIDワッシャで、このSQUIDワッ
シャ1に囲まれたワッシャホール1aからその外周に向
けてワッシャスリット1bが設けられており、このワッ
シャスリット1bの両端はジョセフソン接合部4を介し
てカウンター電極5によって接続されている。そして、
このワッシャスリット1bは絶縁層を介してQUIDワ
ッシャ1の外周に向けて広くなるよう形成したスリット
カバー6で覆われ、さらに超電導体薄膜からなるインプ
ットコイル2が、SQUIDワッシャ1との磁気的結合
を図るべく絶縁層を介してSQUIDワッシャ1上に積
層して形成されている。
【0010】ここで、インプットコイル2に流れる電流
によって発生する磁束はワッシャホール1a部へ向かう
ほどその密度が高くなるため、インプットコイル2とS
QUIDワッシャ1との磁気的結合は増大し、SQUI
Dワッシャ1の外周部に向かうほど磁束密度が高い中心
部から離れるため磁気的結合は減少する。そして、本発
明では、スリットカバー6の幅をワッシャーホール1a
からSQUIDワッシャ1の外周部に向けて増加させた
ことにより、SQUIDワッシャ1の外周部ではスリッ
トカバー6との間に形成される浮遊容量が増大するが、
SQUIDワッシャ1とスリットカバー6との磁気的結
合はワッシャーホール1a付近に比べて十分小さくなる
ため、浮遊容量が増大したことによる検出結果への悪影
響はほとんど生じない。
によって発生する磁束はワッシャホール1a部へ向かう
ほどその密度が高くなるため、インプットコイル2とS
QUIDワッシャ1との磁気的結合は増大し、SQUI
Dワッシャ1の外周部に向かうほど磁束密度が高い中心
部から離れるため磁気的結合は減少する。そして、本発
明では、スリットカバー6の幅をワッシャーホール1a
からSQUIDワッシャ1の外周部に向けて増加させた
ことにより、SQUIDワッシャ1の外周部ではスリッ
トカバー6との間に形成される浮遊容量が増大するが、
SQUIDワッシャ1とスリットカバー6との磁気的結
合はワッシャーホール1a付近に比べて十分小さくなる
ため、浮遊容量が増大したことによる検出結果への悪影
響はほとんど生じない。
【0011】一方、SQUIDワッシャ1の外周部に向
かうほど、SQUIDワッシャ1とスリットカバー6と
の重なり部分が増しSQUIDワッシャ1へ侵入する漏
れ磁束が減少する。
かうほど、SQUIDワッシャ1とスリットカバー6と
の重なり部分が増しSQUIDワッシャ1へ侵入する漏
れ磁束が減少する。
【0012】このため、本発明によれば、従来のように
スリットカバーをワッシャスリット1bと平行に形成す
る場合に比べて、ワッシャスリット1bへ侵入する漏れ
磁束の量を減少させることができるため、結果的に、浮
遊容量の増大による検出結果への悪影響を与えることな
く、SQUIDワッシャ1へ侵入する漏れ磁束を減少さ
せた分だけSQUIDワッシャ1とインプットコイル2
との磁気的結合が良好となる。
スリットカバーをワッシャスリット1bと平行に形成す
る場合に比べて、ワッシャスリット1bへ侵入する漏れ
磁束の量を減少させることができるため、結果的に、浮
遊容量の増大による検出結果への悪影響を与えることな
く、SQUIDワッシャ1へ侵入する漏れ磁束を減少さ
せた分だけSQUIDワッシャ1とインプットコイル2
との磁気的結合が良好となる。
【0013】なお、上述した実施例ではスリットカバー
6の幅を外周部に向けて直線的に増加させて形成した
が、本発明はかかる実施例に限るものではなく、図2に
示されるように、スリットカバー6の幅を2段階に増加
させて形成してもよいし、図3に示されるようにインプ
ットコイル2の巻き数に応じて多段階に増加させてもよ
い。さらに、スリットカバー6の幅を図5に示されるよ
うに外周部に向けて曲線状に増大させるようにしてもよ
い。
6の幅を外周部に向けて直線的に増加させて形成した
が、本発明はかかる実施例に限るものではなく、図2に
示されるように、スリットカバー6の幅を2段階に増加
させて形成してもよいし、図3に示されるようにインプ
ットコイル2の巻き数に応じて多段階に増加させてもよ
い。さらに、スリットカバー6の幅を図5に示されるよ
うに外周部に向けて曲線状に増大させるようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の効果】本発明のDC−SQUID磁束計によれ
ば、スリットカバーの幅を前記SQUIDワッシャの内
周から外周に向かって広く形成したため、スリットカバ
ーとSQUIDワッシャとの重なり部分で生じる浮遊容
量による検出結果への悪影響を抑制しつつ、SQUID
ワッシャとインプットコイルとの磁気的結合をより良好
なものとすることができる。
ば、スリットカバーの幅を前記SQUIDワッシャの内
周から外周に向かって広く形成したため、スリットカバ
ーとSQUIDワッシャとの重なり部分で生じる浮遊容
量による検出結果への悪影響を抑制しつつ、SQUID
ワッシャとインプットコイルとの磁気的結合をより良好
なものとすることができる。
【図1】本発明のSQUIDワッシャとインプットコイ
ルとの磁気的結合部分の一実施例を示す図である。
ルとの磁気的結合部分の一実施例を示す図である。
【図2】本発明のSQUIDワッシャとインプットコイ
ルとの磁気的結合部分の他の実施例を示す図である。
ルとの磁気的結合部分の他の実施例を示す図である。
【図3】本発明のSQUIDワッシャとインプットコイ
ルとの磁気的結合部分の他の実施例を示す図である。
ルとの磁気的結合部分の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明のSQUIDワッシャとインプットコイ
ルとの磁気的結合部分の他の実施例を示す図である。
ルとの磁気的結合部分の他の実施例を示す図である。
【図5】DC−SQUID磁束計の概略図である。
【図6】従来のSQUIDワッシャとインプットコイル
との磁気的結合部分を示す図である。
との磁気的結合部分を示す図である。
【図7】インプットコイルにより生じる磁力線を示す図
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内周から外周に向けてスリットを形成し
たSQUIDワッシャと、前記スリットを覆うスリット
カバーと、前記SQUIDワッシャ上に絶縁層を介して
積層したインプットコイルと、前記スリットの両端をそ
れぞれジョセフソン接合部を介して結合したカウンター
電極と、を備えたDC−SQUID磁束計において、 前記スリットカバーの幅を前記SQUIDワッシャの内
周から外周に向けて広くなるよう形成したことを特徴と
するDC−SQUID磁束計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045802A JPH07253454A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | Dc−squid磁束計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045802A JPH07253454A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | Dc−squid磁束計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253454A true JPH07253454A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12729408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6045802A Pending JPH07253454A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | Dc−squid磁束計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07253454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002094132A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Seiko Instruments Inc | 超伝導量子干渉素子 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP6045802A patent/JPH07253454A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002094132A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Seiko Instruments Inc | 超伝導量子干渉素子 |
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