JPH0725314Y2 - キャップ付容器 - Google Patents
キャップ付容器Info
- Publication number
- JPH0725314Y2 JPH0725314Y2 JP1989143838U JP14383889U JPH0725314Y2 JP H0725314 Y2 JPH0725314 Y2 JP H0725314Y2 JP 1989143838 U JP1989143838 U JP 1989143838U JP 14383889 U JP14383889 U JP 14383889U JP H0725314 Y2 JPH0725314 Y2 JP H0725314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- shoulder
- container
- makeup
- opening end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
本考案はキャップ付容器に関するものであり、特に詳し
くは胴部が略楕円形をした容器本体の所定の向きに、キ
ャップを螺合することの出来るキャップ付容器に関す
る。
くは胴部が略楕円形をした容器本体の所定の向きに、キ
ャップを螺合することの出来るキャップ付容器に関す
る。
シャンプー、リンス等の液状物を収納するキャップ付容
器としては、容器本体の胴部横断面が円形のものばかり
でなく、意匠効果を考慮して略楕円形をしたもの、長方
形をしたもの、或いは長方形の角部に丸みを付けたもの
等、実に様々な形状の容器が使用されている。そして、
この様な異形断面を有する容器もその注出口は、胴部上
端に設けられた肩部中央より円筒状に突出形成されてい
るので、多くの場合はこの突出円筒部の外周面に雄捩子
を形成し、該雄捩子に螺合可能な雄捩子を筒状体を内周
面に設けたキャップによって該注出口を封止する単純な
構成のキャップ付容器であるが、天板から容器本体の前
記雌捩子に螺合可能な雌捩子が内周面に形成された円筒
状の固定部と、該固定部を囲繞し開口端が容器本体の肩
部周縁に一致する化粧胴部とが二重に垂設された構造の
キャップを有するキャップ付容器もある。この様なキャ
ップ付容器は構造が複雑となるが、化粧胴部が容器本体
の肩部周縁で胴部と自然に連接するため、意匠的に優れ
たものとすることが出来ると云うメリットがあり、商品
の差別化が要求される容器を中心に近年その使用量が増
加している。 上記構成のキャップ付容器に於いては、容器本体の肩部
にキャップの化粧胴部を一致させて螺合する必要がある
ため、容器本体の肩部に化粧胴部下端とほぼ同形の段部
を形成し、位置合わせを行っている（実公昭53−5006号
参照）。
器としては、容器本体の胴部横断面が円形のものばかり
でなく、意匠効果を考慮して略楕円形をしたもの、長方
形をしたもの、或いは長方形の角部に丸みを付けたもの
等、実に様々な形状の容器が使用されている。そして、
この様な異形断面を有する容器もその注出口は、胴部上
端に設けられた肩部中央より円筒状に突出形成されてい
るので、多くの場合はこの突出円筒部の外周面に雄捩子
を形成し、該雄捩子に螺合可能な雄捩子を筒状体を内周
面に設けたキャップによって該注出口を封止する単純な
構成のキャップ付容器であるが、天板から容器本体の前
記雌捩子に螺合可能な雌捩子が内周面に形成された円筒
状の固定部と、該固定部を囲繞し開口端が容器本体の肩
部周縁に一致する化粧胴部とが二重に垂設された構造の
キャップを有するキャップ付容器もある。この様なキャ
ップ付容器は構造が複雑となるが、化粧胴部が容器本体
の肩部周縁で胴部と自然に連接するため、意匠的に優れ
たものとすることが出来ると云うメリットがあり、商品
の差別化が要求される容器を中心に近年その使用量が増
加している。 上記構成のキャップ付容器に於いては、容器本体の肩部
にキャップの化粧胴部を一致させて螺合する必要がある
ため、容器本体の肩部に化粧胴部下端とほぼ同形の段部
を形成し、位置合わせを行っている（実公昭53−5006号
参照）。
しかしながら、上記した構成の位置決め手段を有するキ
ャップ付容器に於いては、強制的捩子込みによって段部
を乗り越える際キャップが変形したり、傷ついたりする
と云う問題点があった。またこれらの問題点を解決する
ものに実公昭52−22522号に開示された、段部が上下動
可能なキャップ付容器があるが構造が複雑であった。こ
のため、キャップを容器本体の所定向きに確実にキャッ
ピングすることの出来るキャップ付容器の考案が待たれ
ていた。
ャップ付容器に於いては、強制的捩子込みによって段部
を乗り越える際キャップが変形したり、傷ついたりする
と云う問題点があった。またこれらの問題点を解決する
ものに実公昭52−22522号に開示された、段部が上下動
可能なキャップ付容器があるが構造が複雑であった。こ
のため、キャップを容器本体の所定向きに確実にキャッ
ピングすることの出来るキャップ付容器の考案が待たれ
ていた。
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、横断面が略楕円形の胴部を有する容器本体
と、該容器本体の肩部中央より突出形成された注出口に
螺合するための固定部および容器本体の肩部周縁と開口
端が一致する化粧胴部を備えたキャップとからなり、化
粧胴部開口端を肩部周縁に一致させるための構成とし
て、容器本体の肩部に形成された凸状を第一係合部と、
化粧胴部内面に一対の厚肉部に挟まれて形成された前記
第一係合部に嵌合可能な第二係合部とを有すると共に、
前記肩部短径側から螺合を開始するときのキャッとの回
転方向に沿って、前記化粧胴部の開口端に内接可能な段
部が1/4周以下の大きさで、注出口に対して対称な位置
に形成され、且つキャップ螺合時に前記化粧胴部の開口
端が回転降下する妨げとならないように、前記段部が外
周に向かって次第に低くなるテーパー状に形成され、さ
らに前記化粧胴部が厚肉部あるいは凹状の前記第二係合
部の上方の位置において連結片を介在させて前記固定部
に連結されていることを特徴とするキャップ付容器であ
る。
れたもので、横断面が略楕円形の胴部を有する容器本体
と、該容器本体の肩部中央より突出形成された注出口に
螺合するための固定部および容器本体の肩部周縁と開口
端が一致する化粧胴部を備えたキャップとからなり、化
粧胴部開口端を肩部周縁に一致させるための構成とし
て、容器本体の肩部に形成された凸状を第一係合部と、
化粧胴部内面に一対の厚肉部に挟まれて形成された前記
第一係合部に嵌合可能な第二係合部とを有すると共に、
前記肩部短径側から螺合を開始するときのキャッとの回
転方向に沿って、前記化粧胴部の開口端に内接可能な段
部が1/4周以下の大きさで、注出口に対して対称な位置
に形成され、且つキャップ螺合時に前記化粧胴部の開口
端が回転降下する妨げとならないように、前記段部が外
周に向かって次第に低くなるテーパー状に形成され、さ
らに前記化粧胴部が厚肉部あるいは凹状の前記第二係合
部の上方の位置において連結片を介在させて前記固定部
に連結されていることを特徴とするキャップ付容器であ
る。
上記構成の本考案になるキャップ付容器に於いては、キ
ャップを容器本体の肩部中央より突出形成された注出口
に螺合するとき、段部が外周に向かって次第に低くなる
テーパーに形成されているので、キャップの螺合回転時
にキャップの開口端を容器に強く接することなく回転さ
せることが可能であり、化粧胴部の開口端内面がこの段
部に当接してキャッピング作業時のオーバーランが防止
される。また、化粧胴部が厚肉部あるいは凹状の第二係
合部の上方の位置で固定部と連結片を介して連結され
て、化粧胴部が必要以上に外側に広がって固定部から離
間しないようにしているので、第一係合部が最初の厚肉
部を乗り越えるときに化粧胴部の開口端が外側に広がり
すぎて他方の厚肉部をも乗り越えると云ったことがな
い。従って、キャップを所定の位置で確実に回転終了さ
せることができる。 また、化粧胴部と固定部とが連結されて化粧胴部の外側
への変形防止を図っているので、第一係合部と第二の係
合部は一旦嵌合すると外れ難く、トグル式等の開閉機構
を備えた容器とする場合に、キャップが緩んで内容物が
漏洩すると云った懸念がない。
ャップを容器本体の肩部中央より突出形成された注出口
に螺合するとき、段部が外周に向かって次第に低くなる
テーパーに形成されているので、キャップの螺合回転時
にキャップの開口端を容器に強く接することなく回転さ
せることが可能であり、化粧胴部の開口端内面がこの段
部に当接してキャッピング作業時のオーバーランが防止
される。また、化粧胴部が厚肉部あるいは凹状の第二係
合部の上方の位置で固定部と連結片を介して連結され
て、化粧胴部が必要以上に外側に広がって固定部から離
間しないようにしているので、第一係合部が最初の厚肉
部を乗り越えるときに化粧胴部の開口端が外側に広がり
すぎて他方の厚肉部をも乗り越えると云ったことがな
い。従って、キャップを所定の位置で確実に回転終了さ
せることができる。 また、化粧胴部と固定部とが連結されて化粧胴部の外側
への変形防止を図っているので、第一係合部と第二の係
合部は一旦嵌合すると外れ難く、トグル式等の開閉機構
を備えた容器とする場合に、キャップが緩んで内容物が
漏洩すると云った懸念がない。
つぎに本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。 容器本体１は、水平断面が略楕円形をした胴部11の上端
に肩部12が形成され、該肩部12の中央部から円筒状に注
出口13が突出形成されている。該注出口13の外周面に雄
捩子14が丁度一回転可能に形成され、基部に周回段部15
が形成されて短径側両サイドの肩部12に凸状の第一係合
部16が対設されている。肩部12には更に短径側からキャ
ップ２の螺合回転方向のそれぞれ２箇所（螺合回転方向
が右回りの場合、注出口13を原点として第一、第３象限
となる）に、段部17が1/4周以下ずつ形成されている。
該段部17はキャップ２の化粧胴部21の短径側から長径側
にかけて内接可能に形成されると共に、キャップ２を螺
合する際、化粧胴部21の開口端211が回転しながら降下
する際の開口端211の移動に合わせた外周方向へテーパ
ー状に低く形成されている。この様に段部17は軸対称な
２箇所に分割されて肩部12の1/2以下の面積でしか設け
られていないので、第４図に示す様にキャップ２を螺合
するとき、開口端211が肩部12の周縁に一致する直前に
於いても該開口端211は段部17の上面と摺接する周長が
短く、しかも段部17は外周方向へテーパー状に低く形成
されているため、強い圧力で接することもない。従って
無理なく螺合することが出来る。 キャップ２は化粧胴部21の開口端211が、容器本体１の
肩部12の略楕円形周縁に一致する形状に形成されてお
り、該化粧胴部21に囲繞されて円筒状の固定部22が天板
23から垂設されている。該固定部22の内周面に前記雄捩
子14に螺合可能な雌捩子24が、キャップ２を螺合したと
き、天板23が注出口13の開口端に当設し、化粧胴部21の
開口端211が容器本体１の肩部12に僅少な間隙を残して
接近可能に設けられている。符号25はキャップ２が容器
本体１に螺合されたとき、注出口13に内接して該注出口
13を封止するために天板23の内面から垂設された短筒壁
である。尚、化粧胴部21の短径側両サイド下端に容器本
体１に設けた前記第一係合部16に嵌合可能に凹状の第二
係合部26が形成されており、該第二係合部26に第一係合
部16を嵌合させると、キャップ２が容器本体１の所定向
きに固定され、逆回転して緩むことが防止される。第二
係合部26を形成する厚肉部261と262は、キャップ２を螺
合回転する方向の反対側の厚肉部262が固定部22の外周
面と連結片263によって離間不能に連結され、第一係合
部16が最初の厚肉部261を乗り越えるとき、開口端211が
外側に広がり過ぎて、次の厚肉部262をも乗り越えるこ
とがない様にすると共に、一旦嵌合した第一係合部16と
第二係合部26とを外れ難くしている。 キャップ２を容器本体１に螺合回転させると開口端211
が、肩部12の周縁に一致するときに第一係合部16が第二
係合部26と係合し、かつ開口端211が段部17の外周に一
致して回転がとまる。キャッピングマシン等で機械的に
トルクをかけてキャップ２を回転螺合させても開口端21
1の内面が段部17に広い範囲で当接するので、キャッピ
ング作業時のオーバーラン（キャップが係止位置を越え
て回転してしまう）を防止することができる。 又、段部17の長径側はキャップ２の開口端211と摺接可
能に設けても良いし、接触不能に低く設けることも出来
る。又、本考案で云う略楕円形とは数学で定義される楕
円に限定されるものではなく、中心から周縁までの距離
が一定でない形状を意味しており、実施例に示した様に
楕円に近い形状をしたもの、長方形の角部に丸みを設け
たもの、或いは長方形、菱形等をも含むものである。更
に、キャップ２には第５図に示す様な適宜な内容物の注
出手段３を付設することも可能である。この場合、スラ
イド部材31を矢印の方向にスライドし更に力を加える
と、キャップ２に回動可能に枢着された内容物の注出手
段３が所定角度だけ回動され、スライド部材31の反対側
に設けられている注出孔32が露呈し、該注出孔32の他端
が容器本体１の注出口13に連通して注出可能となる。
る。 容器本体１は、水平断面が略楕円形をした胴部11の上端
に肩部12が形成され、該肩部12の中央部から円筒状に注
出口13が突出形成されている。該注出口13の外周面に雄
捩子14が丁度一回転可能に形成され、基部に周回段部15
が形成されて短径側両サイドの肩部12に凸状の第一係合
部16が対設されている。肩部12には更に短径側からキャ
ップ２の螺合回転方向のそれぞれ２箇所（螺合回転方向
が右回りの場合、注出口13を原点として第一、第３象限
となる）に、段部17が1/4周以下ずつ形成されている。
該段部17はキャップ２の化粧胴部21の短径側から長径側
にかけて内接可能に形成されると共に、キャップ２を螺
合する際、化粧胴部21の開口端211が回転しながら降下
する際の開口端211の移動に合わせた外周方向へテーパ
ー状に低く形成されている。この様に段部17は軸対称な
２箇所に分割されて肩部12の1/2以下の面積でしか設け
られていないので、第４図に示す様にキャップ２を螺合
するとき、開口端211が肩部12の周縁に一致する直前に
於いても該開口端211は段部17の上面と摺接する周長が
短く、しかも段部17は外周方向へテーパー状に低く形成
されているため、強い圧力で接することもない。従って
無理なく螺合することが出来る。 キャップ２は化粧胴部21の開口端211が、容器本体１の
肩部12の略楕円形周縁に一致する形状に形成されてお
り、該化粧胴部21に囲繞されて円筒状の固定部22が天板
23から垂設されている。該固定部22の内周面に前記雄捩
子14に螺合可能な雌捩子24が、キャップ２を螺合したと
き、天板23が注出口13の開口端に当設し、化粧胴部21の
開口端211が容器本体１の肩部12に僅少な間隙を残して
接近可能に設けられている。符号25はキャップ２が容器
本体１に螺合されたとき、注出口13に内接して該注出口
13を封止するために天板23の内面から垂設された短筒壁
である。尚、化粧胴部21の短径側両サイド下端に容器本
体１に設けた前記第一係合部16に嵌合可能に凹状の第二
係合部26が形成されており、該第二係合部26に第一係合
部16を嵌合させると、キャップ２が容器本体１の所定向
きに固定され、逆回転して緩むことが防止される。第二
係合部26を形成する厚肉部261と262は、キャップ２を螺
合回転する方向の反対側の厚肉部262が固定部22の外周
面と連結片263によって離間不能に連結され、第一係合
部16が最初の厚肉部261を乗り越えるとき、開口端211が
外側に広がり過ぎて、次の厚肉部262をも乗り越えるこ
とがない様にすると共に、一旦嵌合した第一係合部16と
第二係合部26とを外れ難くしている。 キャップ２を容器本体１に螺合回転させると開口端211
が、肩部12の周縁に一致するときに第一係合部16が第二
係合部26と係合し、かつ開口端211が段部17の外周に一
致して回転がとまる。キャッピングマシン等で機械的に
トルクをかけてキャップ２を回転螺合させても開口端21
1の内面が段部17に広い範囲で当接するので、キャッピ
ング作業時のオーバーラン（キャップが係止位置を越え
て回転してしまう）を防止することができる。 又、段部17の長径側はキャップ２の開口端211と摺接可
能に設けても良いし、接触不能に低く設けることも出来
る。又、本考案で云う略楕円形とは数学で定義される楕
円に限定されるものではなく、中心から周縁までの距離
が一定でない形状を意味しており、実施例に示した様に
楕円に近い形状をしたもの、長方形の角部に丸みを設け
たもの、或いは長方形、菱形等をも含むものである。更
に、キャップ２には第５図に示す様な適宜な内容物の注
出手段３を付設することも可能である。この場合、スラ
イド部材31を矢印の方向にスライドし更に力を加える
と、キャップ２に回動可能に枢着された内容物の注出手
段３が所定角度だけ回動され、スライド部材31の反対側
に設けられている注出孔32が露呈し、該注出孔32の他端
が容器本体１の注出口13に連通して注出可能となる。
以上説明した様に本考案になるキャップ付容器は、横断
面が略楕円形の胴部を有する容器本体と、該容器本体の
肩部中央より突出形成された注出口に螺合するための固
定部および容器本体の肩部周縁と開口端が一致する化粧
胴部を備えたキャップとからなり、化粧胴部開口端を肩
部周縁に一致させるための構成として、容器本体の肩部
に形成された凸状の第一係合部と、化粧胴部内面に一対
の厚肉部に挟まれて形成された前記第一係合部に嵌合可
能な第二係合部とを有すると共に、前記肩部短径側から
螺合を開始するときのキャップの回転方向に沿って、前
記化粧胴部の開口端に内接可能な段部が1/4周以下の大
きさで、注出口に対して対称な位置に形成され、且つキ
ャップ螺合時に前記化粧胴部の開口端が回転降下する妨
げとならないように、前記段部が外周に向かって次第に
低くなるテーパー状に形成され、さらに前記化粧胴部が
厚肉部あるいは凹状の前記第二係合部の上方の位置にお
いて連結片を介在させて前記固定部に連結されているた
め、キャップをスムースに、傷つけることなく容器本体
に螺合することが出来、しかも化粧胴部の開口端内面が
容器本体の肩部に形成された段部に当接して回転が停止
し、肩部と化粧胴部に対設された凸部と凹部とが嵌合し
て固定されるので、キャップは常に容器本体の肩部周縁
に化粧胴部の開口端を一致させて固定され、しかも緩み
が生じることがない。
面が略楕円形の胴部を有する容器本体と、該容器本体の
肩部中央より突出形成された注出口に螺合するための固
定部および容器本体の肩部周縁と開口端が一致する化粧
胴部を備えたキャップとからなり、化粧胴部開口端を肩
部周縁に一致させるための構成として、容器本体の肩部
に形成された凸状の第一係合部と、化粧胴部内面に一対
の厚肉部に挟まれて形成された前記第一係合部に嵌合可
能な第二係合部とを有すると共に、前記肩部短径側から
螺合を開始するときのキャップの回転方向に沿って、前
記化粧胴部の開口端に内接可能な段部が1/4周以下の大
きさで、注出口に対して対称な位置に形成され、且つキ
ャップ螺合時に前記化粧胴部の開口端が回転降下する妨
げとならないように、前記段部が外周に向かって次第に
低くなるテーパー状に形成され、さらに前記化粧胴部が
厚肉部あるいは凹状の前記第二係合部の上方の位置にお
いて連結片を介在させて前記固定部に連結されているた
め、キャップをスムースに、傷つけることなく容器本体
に螺合することが出来、しかも化粧胴部の開口端内面が
容器本体の肩部に形成された段部に当接して回転が停止
し、肩部と化粧胴部に対設された凸部と凹部とが嵌合し
て固定されるので、キャップは常に容器本体の肩部周縁
に化粧胴部の開口端を一致させて固定され、しかも緩み
が生じることがない。
第一図は本考案になるキャップ付容器の説明図、第二図
はキャップのＡ−Ａ線断面説明図、第３図はキャップを
下方から見た説明図、第４図はキャッピング時の説明
図、第５図は本考案の適用例を示す説明図である。 １…容器本体、11…胴部、12…肩部、13…注出口、16…
第一係合部、17…段部、２…キャップ、21…化粧胴部、
22…固定部、26…第二係合部、３…注出手段、31…スラ
イド部材、32…注出孔。
はキャップのＡ−Ａ線断面説明図、第３図はキャップを
下方から見た説明図、第４図はキャッピング時の説明
図、第５図は本考案の適用例を示す説明図である。 １…容器本体、11…胴部、12…肩部、13…注出口、16…
第一係合部、17…段部、２…キャップ、21…化粧胴部、
22…固定部、26…第二係合部、３…注出手段、31…スラ
イド部材、32…注出孔。
Claims (1)
- 【請求項１】横断面が略楕円形の胴部を有する容器本体
と、該容器本体の肩部中央より突出形成された注出口に
螺合するための固定部および容器本体の肩部周縁と開口
端が一致する化粧胴部を備えたキャップとからなり、化
粧胴部開口端を肩部周縁に一致させるための構成とし
て、容器本体の肩部に形成された凸状の第一係合部と、
化粧胴部内面に一対の厚肉部に挟まれて形成された前記
第一係合部に嵌合可能な第二係合部とを有すると共に、
前記肩部短径側から螺合を開始するときのキャッとの回
転方向に沿って、前記化粧胴部の開口端に内接可能な段
部が1/4周以下の大きさで、注出口に対して対称な位置
に形成され、且つキャップ螺合時に前記化粧胴部の開口
端が回転降下する妨げとならないように、前記段部が外
周に向かって次第に低くなるテーパー状に形成され、さ
らに前記化粧胴部が厚肉部あるいは凹状の前記第二係合
部の上方の位置において連結片を介在させて前記固定部
に連結されていることを特徴とするキャップ付容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989143838U JPH0725314Y2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | キャップ付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989143838U JPH0725314Y2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | キャップ付容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0381862U JPH0381862U (ja) | 1991-08-21 |
| JPH0725314Y2 true JPH0725314Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31690591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989143838U Expired - Lifetime JPH0725314Y2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | キャップ付容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725314Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2002318563A1 (en) * | 2002-07-16 | 2004-02-02 | Flex, Inc | Cover body locking structure for sealed vessel |
| JP4548185B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-09-22 | 株式会社吉野工業所 | キャップ付き容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5837806Y2 (ja) * | 1978-10-17 | 1983-08-26 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製キャップ |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP1989143838U patent/JPH0725314Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0381862U (ja) | 1991-08-21 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |