JPS6122843Y2 - - Google Patents

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JPS6122843Y2
JPS6122843Y2 JP1263280U JP1263280U JPS6122843Y2 JP S6122843 Y2 JPS6122843 Y2 JP S6122843Y2 JP 1263280 U JP1263280 U JP 1263280U JP 1263280 U JP1263280 U JP 1263280U JP S6122843 Y2 JPS6122843 Y2 JP S6122843Y2
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JP
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cap
inner cap
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wall
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JP1263280U
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JPS56115349U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は例えば薬液を塗布するための液体塗布容
器に係る。
「従来の技術」 この種の塗布容器として、容器体口頚部に塗布
部付き内キヤツプを螺合させておき、該内キヤツ
プを弛めると、容器体口部が開口され、該口部を
通つて容器体内液体を、内キヤツプ頂壁の上面に
張設された塗布材に吸収させて該塗布材により塗
布でき、又内キヤツプを締めると容器体口部が閉
塞されるよう設け、該内キヤツプ締付状態から塗
布材保護材のため更に外キヤツプを嵌合したたも
のが知られている。しかしこの種塗布容器は、ま
ず外キヤツプを外して内キヤツプを露出させた
後、更に内キヤツプを弛めなければ塗布出来ない
から面倒であり、よつて本出願人等は先に(実公
昭60−13806号)外キヤツプと内キヤツプとを連
動するようにし、外キヤツプを弛めると同時に内
キヤツプも弛められ、該状態から外キヤツプを外
せばそのまま塗布出来、又外キヤツプを締めると
内キヤツプも共に締められて該内キヤツプによ
り、容器体口部を閉塞出来るようにした出願を行
つた。
「考案が解決しようとする問題点」 上記実公昭60−13806号の考案は、内外両キヤ
ツプを共に開閉出来て便利であるが、内キヤツプ
に対して外キヤツプだけを螺動させることは出来
ないから、例えば内キヤツプが上限に達したと
き、外キヤツプが未だ螺合されていると外キヤツ
プを容器体から外すことが出来ず、よつて内外両
キヤツプの位置合せが極めて重要となり、従つて
又設計条件も厳格となるものであつた。
本案は上記欠点を改良したもので、上記のよう
な場合には、「内キヤツプが停止したまま外キヤ
ツプだけを螺動させることで内外両キヤツプの位
置合せが出来るようにしたもの」である。
「問題点を解決するための手段」 内外両キヤツプを連動させるために設けた、内
キヤツプ周壁外面の第3係合突条21と、該突条
を挟んで外キヤツプ周壁内面に設けられた二股突
片27のうち、該二股突片を弾性変形可能とする
と共に、該二股突片と外キヤツプ周壁内面との間
に、逃げ代28を設けた。
「作 用」 内外両キヤツプ12,22の位置が不一致の状
態での螺動により、外キヤツプよりも先に内キヤ
ツプが上限又は下限に達して螺動を停止すると、
続けて外キヤツプを螺動させることで、上記第3
係合突条21に係合する二股突片の一方突片が弾
性変形し逃げ代28内に押込まれて第3係合突条
21との係合が外れ、このように内キヤツプに対
して外キヤツプだけが螺動することで内外両キヤ
ツプの位置は調整される。該状態でも調整が不充
分の場合は、同様に次の二股突片の一方が逃げ代
28内に押込まれることで調整が進められ、この
ようにして調整を完了することが出来る。
「実施例」 本案容器を構成する部材は、容器本体と、内キ
ヤツプと、外キヤツプである。
容器本体1は、胴部2の上端から口頚部3を突
出させたものであり、該口頚部の下端部には大径
螺筒部4が形成させてある。そのねじ5は二条ね
じ又は三条ねじとするとよい。大径螺筒部上方に
は中径螺筒部6を形成させる。該部のねじ7は一
条又は二条ねじとしてピツチは大径螺筒部のねじ
のピツチと同一としてある。即ち両螺筒部はピツ
チを同一としてリードだけ大径螺筒部のねじが大
としてある。
中径螺筒部の上方には上端外周縁に第1係合突
条8を付設させた小径の筒部9が形成させてあ
り、更にその上方の口頚部を上端外周縁に液洩れ
防止突条10を付設させた最小径筒部11」とし
てある。
内キヤツプ12は、頂壁13周縁から周壁14
を垂設させ、その周壁の下部内面には螺条を設け
て上記中径螺筒部6へ螺合させ、周壁中間部の下
端部内周には、既述第1係合突条と係合し、内キ
ヤツプの螺脱を防止して内キヤツプの上限を定め
る第2係合突条15が周設させてあり、更に周壁
上部内壁16は容器本体の液洩れ防止突条10を
圧接出来るよう設けてある。又頂壁13の周縁部
には適当数の通水孔17を穿設させ、頂壁中心部
からは容器本体の液体注出口開閉用の栓部18が
垂設させてあり、更に頂壁上面には通水性塗布材
19が張設させてある。該塗布材は、図示のよう
に周壁上部外面へ嵌着させた押え環20の上端部
内面と頂壁周縁部外面との間で塗布材周縁部を挟
持させればよい。又周壁14の下部外面には適当
数の第3係合突条21がそれぞれ上下方向に縦設
させてある。
外キヤツプ22は、外キヤツプ形成用の外形部
材と該外形部材の周壁奥部内へ嵌着された外キヤ
ツプ形成用内部材で形成させている。外形部材
は、頂壁23周縁から周壁24を垂設させたもの
で、該周壁の下部内面には螺条を設けて既述容器
本体の大径螺筒部4へ螺合可能としてある。該外
形部材の奥部内へは内部材を嵌合させている。該
部材は、頂壁25周縁から周壁26を垂設させ、
更に該周壁下端の複数箇所から、弾性二股突片2
7を垂設させたものである。該二股突片は、既述
第3係合突条21…と同数とし、その二股突片と
外形部材周壁内面との間には第3図のように逃げ
代28を設けておく。その二股突片の股間に既述
の第3係合突条21…が嵌合されて、外キヤツプ
22を螺動させると、その第3係合突条と二股突
片とが形成する第2係合手段29により力が伝達
されて内キヤツプが螺動するものである。尚内部
材の頂壁25の裏面からは、外キヤツプ締付け時
に、内キヤツプに嵌合された押え環20の上端面
へ圧接させる短筒25aを垂設させるとよい。又
二股突片27の股間に面して外形部材の周壁内面
に付設させた突条24aは外形部材と内部材との
位置合せ用に設けたものである。
第1係合突条8を無理に乗越えて該突条下方に
第2係合突条15を位置させて内キヤツプを中径
螺筒部に螺合させ、第1係合突条8下面に第2係
合突条上面を圧接させる。これ等両突条が第1係
合手段を形成する。該状態から外キヤツプ22を
その内部に内キヤツプを入れて大径螺筒部4に螺
合可能に当てる。このとき、二股突片27…の股
間に第3係合突条21…が嵌合することが望まし
いが、嵌合した場合はそのまま、又嵌合されない
場合は第3係合突条21の側面に二股突片の外側
面を当接させることで外キヤツプ22を回すとそ
の回転力が内キヤツプに伝達されて内外キヤツプ
は共にしかし異るリードで下降動する。二股間に
第3係合突条21が嵌合されている場合は、内キ
ヤツプが下限に達したとき、外キヤツプも下限に
達して停止する。二股間に第3係合突条21が嵌
合されず、二股突片の外側面が第3係合突条を押
していた場合は、内キヤツプが下限に達して停止
した後、更に外キヤツプを回すと二股突片の一片
がその弾性に抗して逃げ代28内に押出され、よ
つて第3係合突条21が二股突片の股間に入る。
このとき上記逃げ代内に押出されている一片が復
帰しよつて第3係合突条は股間に嵌合され、又外
キヤツプ22も下限に達して停止する。このとき
液体注出口は栓部18により密閉されている。次
に外キヤツプを弛め方向へ回すと、二股突片と第
3係合突条21とが形成する第2係合手段29を
介して内キヤツプも弛め方向に回され、内キヤツ
プが上限に達して停止したとき、外キヤツプも上
限に達して螺脱される。このとき栓部18は液体
注出口4aから外れて開口している。尚内外両キ
ヤツプの位置合せが不完全である等の理由で、内
キヤツプが上限に達したとき、まだ外キヤツプが
螺合部分を残すときは、強くキヤツプを回すこと
で二股突片の他片が逃げ代28内に押出されるこ
とで外キヤツプだけ回ることになり、このように
して外キヤツプを外すことが出来る。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、外キヤツプ
を介して内キヤツプを上下動させることが出来る
から、従来のように内外キヤツプを別々に螺動さ
せる必要がなく、よつて内外キヤツプの開閉操作
が簡易であり、外キヤツプさえ締め忘れなければ
容器体の液体注出口の締め忘れがないから便利で
あり、又二股突片27…は弾性を有するものと
し、かつ外キヤツプ周壁の内面との間に逃げ代2
8を設けたから、内外キヤツプの位置合せが多少
不完全であつても内キヤツプ停止後に外キヤツプ
だけを強制的に回すことでその股間に第3係合突
条21を嵌合させ、又その嵌合状態から第3係合
突条と外して外キヤツプを螺脱でき、かつこのよ
うにしても二股突片は逃げ代内に弾性に抗して1
時的に押出されるだけであるため、摩耗が少く耐
久性を高めることが出来る。又その内外キヤツプ
の位置合せについての許容寸法が大となるから本
案容器の製作が容易となり、コストを廉くするこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の分解斜視図、第2図はその
縦断面図、第3図は第2図−線の横断面図で
ある。 1……容器本体、12……内キヤツプ、22…
…外キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部2の上端から口頚部3を起立させ、該口頚
    部の下端部には大径螺筒部4を、中間部には中径
    螺筒部6を、上方部には、小径でかつ筒部上部の
    外周に第1係合突条8を有する筒部9を、それぞ
    れ形成させた容器本体1と、上記中径螺筒部6
    に、頂壁周縁から垂設させた周壁14の下部を螺
    合させると共に、頂壁13の中心部下面から垂設
    させた栓部18を容器本体の液体注出口4aに嵌
    合させ、頂壁周囲部には通水孔17を穿設して頂
    壁上面に通水性塗布材19を張設させた内キヤツ
    プ12と、上記第1係合突条8と、内キヤツプ周
    壁の上部内面に周設させた第2係合突条15とで
    形成され、内キヤツプ12の螺上昇によつて栓部
    18が外れて液体注出口が開口したとき、互いに
    係合して内キヤツプの螺昇動を阻止する第1係合
    手段と、上記容器本体の大径螺筒部4へ周壁24
    下部を螺合させた外キヤツプ22と、上記外キヤ
    ツプ周壁の上部内面から、その下方周壁部分内面
    との間に逃げ代28を介して垂設された複数の弾
    性二股突片27と上記内キヤツプ周壁の外面に縦
    設された複数の第3係合突条21とで形成され、
    内外両キヤツプが下限に位置するとき二股突片の
    股間に各第8係合突条が嵌合し、該嵌合による力
    の伝達により外キヤツプを介して内キヤツプを螺
    動可能な第2係合手段29と、からなる液体塗布
    容器。
JP1263280U 1980-02-04 1980-02-04 Expired JPS6122843Y2 (ja)

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JP1263280U JPS6122843Y2 (ja) 1980-02-04 1980-02-04

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JPS56115349U JPS56115349U (ja) 1981-09-04
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JPH0411981Y2 (ja) * 1986-02-14 1992-03-24
JP4657856B2 (ja) * 2005-08-25 2011-03-23 株式会社吉野工業所 注出容器
JP5352187B2 (ja) * 2007-10-31 2013-11-27 三菱鉛筆株式会社 塗布具

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