JPH0725312U - ホールド機能付きピンチ - Google Patents

ホールド機能付きピンチ

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JPH0725312U
JPH0725312U JP6271093U JP6271093U JPH0725312U JP H0725312 U JPH0725312 U JP H0725312U JP 6271093 U JP6271093 U JP 6271093U JP 6271093 U JP6271093 U JP 6271093U JP H0725312 U JPH0725312 U JP H0725312U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinch
fulcrum
mouth
sphere
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP6271093U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 渡辺
Original Assignee
剛 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピンチの口を開いたままにできるホールド機
能付きピンチの動作を確実なものとし安価に製造できる
ようにした。 【構成】 移動する支点を従来の円筒から球(2)に変
更し、従来は支点の円筒に形成されていたピンチ(1)
の口(6)がずれないためのガイド(9)を本体の一側
面に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は洗濯物を干すときなどに用いるピンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、実用新案出願番号62−157914に見られるホールド機能付きピン チがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。 (イ) 移動する支点が円筒のため移動方向に対し傾きが生じると動きが阻害さ れる。 (ロ) ガイドが支点に設けられているのでガイドと本体が接触すると支点の動 きが阻害される。 (ハ) ガイドが支点に設けられているので洗濯物がガイドに当たりピンチの口 の奥まで差し込むことができない。 本考案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。
【0004】
【課題を解消するための手段】
移動する支点を球(1)とし本体に球が移動する溝(8)を設け、ピンチ(1 )の口(6)がずれないためのガイド(9)を本体の一側面に設けた。
【0005】
【作用】
ピンチ(1)の口(6)が半ば開くまでは支点の球(2)を挟んでいる両側の 溝(8)で形成される空間はピンチ(1)の口(6)の方が狭くなっており、支 点の球(2)は従来の支点の位置(3)に止められる。したがって、ピンチ(1 )の口(6)が半ば開くまではピンチは従来のものと同じ動きをする。 ピンチが半ば以上開くと両側の溝(8)で形成される空間はピンチ(1)の口 (6)の方が広くなり、支点の球(2)がピンチ(1)の口(6)の方に向かっ て移動し、ばねの作用点(5)よりややピンチ(1)の口(6)に近いホールド 状態の支点の位置(7)に止まり、ピンチ(1)の口(6)は開いたままのホー ルド状態となる。 このホールド状態で今度はピンチ(1)の口(6)の外側をつまむと半ばピン チ(1)の口(6)が閉じた時点で、両側の溝(8)で形成される空間は従来の 支点の方向(3)が広くなり、支点の球(2)はその方向に向かって移動し、従 来の支点の位置(3)で止まりホールド状態が解除される。 以上の操作で、ピンチの口を開いたままのホールド状態にしたり、そのホール ド状態を解除できるので、あらかじめピンチの口を開いたままのホールド状態に しておけば、洗濯物などをピンチの口に持っていきピンチの口の外側をつまんで ホールド状態を解除し洗濯物などをピンチで挟むという一連の作業が片手で行う ことができる。 またピンチ(1)の口(6)がずれないようにするためのガイド(9)が本体 に設けられているため支点である球(2)の移動を阻害することがなくスムーズ に支点の移動が行え、かつガイド(9)の位置はピンチ(1)の口(6)から離 れているため洗濯物などをピンチの口の奥まで差し込むことができ確実に挟むこ とができる。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。 (イ) ばね(4)で外側から押さえる形式で支点が移動してピンチ(1)の口 (6)が開いたままにできるホールド機能付きピンチにおいて従来円筒であった 支点を球(2)にする。 (ロ) ピンチ(1)の口(6)が半ば開いた位置で支点の球(2)が従来の支 点の位置(3)から、ばねの作用点(5)からややピンチ(1)の口(6)に近 い、ホールド状態の支点の位置(7)まで、移動できるような溝(8)をピンチ に形成する。 (ハ) ピンチ(1)の口(6)がずれないためのガイド(9)を本体の一側面 に形成する。
【0007】
【考案の効果】
従来のホールド機能付きピンチは支点が円筒であったため支点の動きが不確実 であったが本考案では支点を球にしたため傾きに対する影響がないため動きが確 実になる。また球は工業的に広く使われており希望の大きさ、および材質のもの が安価に得られ、ガイドを本体の一側面に形成したことにより2つの本体は同じ ものとなるので全体として安価に製造することができる。 さらに本考案は洗濯物を干すときに用いるピンチばかりでなくズボンハンガー 等にもそのまま機構が応用でき、かつ部品点数が少なく安価にできるのでその波 及効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のピンチの口が半ば開いた状態を示す断
面側面図である。
【図2】本考案のピンチの口が半ば開いた状態の正面図
である。
【図3】本考案のホールド状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ピンチ 2 球 3 従来の支点の位置 4 ばね 5 ばねの作用点 6 口 7 ホールド状態の支点の位置 8 溝 9 ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支点が移動しピンチの口が開いたままに
    なるホールド機能付きピンチにおいて従来円筒であった
    支点を球(2)にし、かつ従来支点に取り付けられてい
    たピンチ(1)の口(6)がずれないためのガイド
    (9)を本体の一側面に形成したホールド機能付きピン
    チ。
JP6271093U 1993-10-18 1993-10-18 ホールド機能付きピンチ Pending JPH0725312U (ja)

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JP6271093U JPH0725312U (ja) 1993-10-18 1993-10-18 ホールド機能付きピンチ

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JP6271093U JPH0725312U (ja) 1993-10-18 1993-10-18 ホールド機能付きピンチ

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JPH0725312U true JPH0725312U (ja) 1995-05-12

Family

ID=13208157

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284197A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Mitsuru Imase 挟持具
JP2012102763A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Mitsuru Imase 挟持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284197A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Mitsuru Imase 挟持具
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