JPH072530Y2 - ホース巻取り機 - Google Patents

ホース巻取り機

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JPH072530Y2
JPH072530Y2 JP1992016721U JP1672192U JPH072530Y2 JP H072530 Y2 JPH072530 Y2 JP H072530Y2 JP 1992016721 U JP1992016721 U JP 1992016721U JP 1672192 U JP1672192 U JP 1672192U JP H072530 Y2 JPH072530 Y2 JP H072530Y2
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JP
Japan
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water supply
hose
connection port
pipe
drum
Prior art date
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JP1992016721U
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English (en)
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JPH0577180U (ja
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彰 森川
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Toyox Co Ltd
Original Assignee
Toyox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は巻取りドラムにホース
接続口を着脱自在に具備したホース巻取り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホース巻取りドラムの中には、図
4にて示すように中空状の巻取りドラム101の胴部1
02外周に散水ホースの基端を接続するホース接続口1
03を着脱可能に備えるものがある。上記したホース巻
取り機は、巻取りドラム101一側の軸支部107に嵌
着される給水ホースの接続口106とドラム胴部102
の外周に設けるホース接続口103との間を巻取りドラ
ム101の内部を通過する給水連絡管105により連絡
してある。給水連絡管105は巻取りドラム101の内
部にて略L字形に屈曲し、その一端部を巻取りドラム一
側の軸支部107に嵌挿することにより給水ホースの接
続口106と接続した状態にて回動自在に支持すると共
に、他端をドラム胴部102に開設した貫通孔108か
ら外周に突出させ、この突出端にホース接続口103を
取り付けている。ホース接続口103は給水連絡管10
5の端部に対してパッキン103aを介して嵌合し、そ
の嵌合部の外周からE形リング109を嵌着することに
より給水連絡管105に対して着脱可能に取り付けてあ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記したホ
ース接続口103に散水ホースを接続する場合などに
は、ホース接続口103ドラム胴部102外周との間が
狭いことから、まずE形リング109を外しホース接続
口103を取り外してからそれらの作業を行なう方が作
業を簡単に行なうことができる。処が、図4にて示すよ
うに取り外したホース接続口103を再び給水連絡管1
05の端部口内に押し込んで嵌合する際には、水密保持
用のパッキン103aを圧縮する為の抵抗等により給水
連絡管105の他端側に比較的大きな荷重が加わえられ
ることになる。しかし、給水連絡管105は上記したよ
うに一端部をドラム一側の軸支部に嵌挿することにより
片持ち状態で支持されているので、上記したように他端
側に荷重が加わると支持基端から曲るように変形してし
まう。そのために、給水連絡管105の支持部に無理な
負荷が集中したり、また、その変形により給水連絡管1
05の他端部がドラム胴部102の内部に押し込まれる
のでホース接続口103を基まで嵌合してE形リング1
09を嵌着する作業が円滑に行なえなくなる不具合があ
った。
【0004】本考案は、上記したような従来のホース巻
取り機に対して、ホース接続口を嵌合させる時に給水連
絡管に生じる曲げ変形を阻止する手段を具備せしめるこ
とにより、ホース接続作業時において給水連絡管に無理
な負荷が加わるのを防止すると同時に、ホース接続口の
取付作業を円滑に行なえるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に本考案は、中空状の巻取りドラムの内部に略L字形
に屈曲する給水連絡管を設け、該給水連絡管の一端を巻
取りドラム一側の軸支部に嵌挿して回動自在に支持する
と共に、同給水連絡管の他端をドラム胴部の外周に開設
した貫通孔から突出させてホース接続口を着脱可能に嵌
着してなるホース巻取り機において、前記給水連絡管の
他端部外周に鍔片を形成し、これをドラム胴部の貫通孔
の周囲に形成した掛止部に掛止して固定したものであ
る。
【0006】
【作用】以上の手段によれば、中空状の巻取りドラムの
内部に設けられる給水連絡管は、その一端を巻取りドラ
ム一側の軸支部に嵌挿して回動自在に支持されると共
に、他端部がドラム胴部の貫通孔から突出し、その他端
部外周に形成した鍔片が上記貫通孔の周囲に形成した掛
止部に対して掛止される。これにより給水連絡管は一端
と他端とにより両持ち状態で支持され、ホース接続口を
接続する際に他端部に加わる荷重は上記した鍔片と掛止
部との掛止関係によって受けられる。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、ホース接
続口を取り付ける給水連絡管の端部に鍔片を設け、この
鍔片をドラム胴部貫通孔の周囲に形成した掛止部に対し
て掛止したものであるから、上記給水連絡管を巻取りド
ラム一側の軸支部に嵌挿される一端と上記掛止関係によ
り支持される他端とにより両持ち状態で支持することが
でき、これにより、給水連絡管の端部にホース接続口を
接続する際に加わる荷重を上記した鍔片と掛止部との掛
止関係により受け止めることができる。従って、給水連
絡管が片持ち状態で支持される従来のものと比較する
と、ホース接続口を接続する際に加わる荷重でもって給
水連絡管が曲るように変形することがなくなり、これに
よりホース接続口の接続作業を円滑に行なうことができ
ると共に、給水連絡管に無理な負荷が加わるような不具
合を解消することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1にて示すホース巻取り機は、合成樹脂
からなる本体フレーム1の両側板1a間にて巻取りドラ
ム2を回転自在に軸支し、上記巻取りドラム2の胴部2
aの外周にホース接続口3を取り付けて構成してある。
本体フレーム1は、図1にて示すように一体に形成され
るが、中央部から分割可能に構成してもよい。本体フレ
ーム1にて支持される巻取りドラム2は合成樹脂にて一
体成形して成り、外周部にホースの巻取りをガイドする
螺旋溝を形成した中空状のドラム胴部2aの両側に円板
板2bを設けて構成し、本体フレーム1の両側板1a間
にて回転自在に軸支してある。上記巻取りドラム2は両
側面から外側へ突出形成した筒状の支軸部2cを両側板
1aの軸支部5a,5bに嵌着した軸受体7の外周に嵌
合させることにより回転自在に軸支してある。また、ド
ラム2一側の軸支部5aから突出するように設けた給水
ホース用のホース接続口4とドラム胴部2aの平面部2
a’に取り付けた散水ホース用のホース接続口3とは胴
部2aの内部を通して設けた給水連絡管6を介して連絡
する。
【0010】給水連絡管6は合成樹脂を用いて略L字形
に屈曲形成し、その一端部外周に円形のリブ9を数枚並
設すると共に、他端部の外周に鍔片8を周設してある。
そして給水連絡管6は図2にて示すようにリブ9が形成
される一端部を軸受体7の軸受孔7aに挿通して回転自
在に支持すると共に、他端を巻取りドラム2胴部2aの
平面部2a’に開口した貫通孔10からドラム胴部2a
の外周に突出させてある。上記した様にドラム胴部2a
の貫通孔10に貫通させた給水連絡管6の他端部は、そ
の外周に形成した鍔片8を上記貫通孔10の周縁に設け
た掛止片11に掛止することにより支持されている。掛
止片11は図3にて示すようにドラム胴部2aの内面側
における貫通孔10の周縁部一側に3本並べて形成する
と共に、各掛止片11の先端と貫通孔10周縁との間に
断面コ形の間隙を形成し、給水連絡管6の他端を貫通孔
10に貫通させる際に鍔片8をその間隙に差し込んで掛
止する。
【0011】給水連絡管6の両端に設けられるホース接
続口3,4は各々管部材を屈曲形成してなり、ホースの
接続口となる先端部に抜け止め用のナット3a,4aを
螺嵌すると共に基端部に取付口3b,4bを形成し、該
取付口3b,4bを給水連絡管6の端部に各々パッキン
13,14を介して回転可能に嵌着し、外周からE形リ
ング15,16を嵌着して抜けを防止している。また、
給水ホースaを接続するホース接続口4は取付口4bの
外周部に回り止め片4dが突設してあり、この回り止め
片4dを軸受孔7aの内周に掛止することによりホース
接続口4の回動が禁止され、巻取りドラム2の回転に伴
って回転する給水連絡管6が上記ホース接続口4の取付
口4bの内部で自由に回転するように構成してある。
【0012】以上のように構成したホース巻取り機にあ
っては、給水連絡管6が軸受体7の軸受孔7aに嵌挿さ
れる一端と、鍔片8が掛止片11に掛止される他端とに
より両持ち状態で支持されることになる。従って、散水
ホースをホース接続口3に対して接続する等の理由によ
り給水連絡管6から取り外したホース接続口3を再度接
続する際に、給水連絡管6の他端をドラム胴部2aの内
部へ向けて押し込むように加えられる荷重が上記した鍔
片8と掛止片11との掛止部により受け止められる。こ
れによれば、給水連絡管6が片持ち状態で支持されるも
ののように、ホース接続口3を取り付ける際の荷重が給
水連絡管6を曲げるように作用することが防止され、そ
の結果、ホース接続口3を給水連絡管3の端部に接続す
る作業を円滑に行なうことができると共に、給水連絡管
3に無理な負荷が集中して加わる不具合も解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施したホース巻取り機を一部切
欠して示す正面図。
【図2】 同ホース巻取り機における巻取りドラム一
側を切欠して示す部分拡大図。
【図3】 同巻取りドラム一側の給水連絡管の貫通部
分を一部切欠して示す部分拡大図。
【図4】 従来のホース巻取り機における巻取りドラ
ム一側部を一部切欠正面図。
【符号の説明】
2・・・巻取りドラム 3・・・ホース接続口 5a・・・軸支部 6・・・給水連絡管 8・・・鍔片 10・・・貫通孔 11・・・掛止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状の巻取りドラムの内部に略L字
    形に屈曲する給水連絡管を設け、該給水連絡管の一端を
    巻取りドラム一側の軸支部に嵌挿して回動自在に支持す
    ると共に、同給水連絡管の他端をドラム胴部の外周に開
    設した貫通孔から突出させてホース接続口を着脱可能に
    嵌着してなるホース巻取り機において、ドラム胴部に開
    設した貫通孔に胴部内側から挿入する給水連絡管の他端
    部外周に鍔片を形成し、これを胴部の貫通孔の内側周囲
    に形成した掛止部に嵌合掛止して固定したホース巻取り
JP1992016721U 1992-03-27 1992-03-27 ホース巻取り機 Expired - Lifetime JPH072530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992016721U JPH072530Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ホース巻取り機

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JP1992016721U JPH072530Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ホース巻取り機

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Publication Number Publication Date
JPH0577180U JPH0577180U (ja) 1993-10-19
JPH072530Y2 true JPH072530Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=11924133

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JP1992016721U Expired - Lifetime JPH072530Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ホース巻取り機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930061U (ja) * 1982-08-18 1984-02-24 積水樹脂株式会社 ホ−ス巻取器

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JPH0577180U (ja) 1993-10-19

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