JPH0725299Y2 - 詰替容器 - Google Patents
詰替容器Info
- Publication number
- JPH0725299Y2 JPH0725299Y2 JP40211590U JP40211590U JPH0725299Y2 JP H0725299 Y2 JPH0725299 Y2 JP H0725299Y2 JP 40211590 U JP40211590 U JP 40211590U JP 40211590 U JP40211590 U JP 40211590U JP H0725299 Y2 JPH0725299 Y2 JP H0725299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- rough
- decorative cover
- container
- rough cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【0020】
【産業上の利用分野】本考案は、化粧料、薬剤等を収容
する詰替容器に係る。
する詰替容器に係る。
【0021】
【従来の技術】
【考案が解決しようとする課題】化粧料、薬剤等を収容
する蓋付きの容器は、適宜に装飾が施されて、外観が美
麗なものとなっているが、通常、収容する内容物が高価
であればあるほど、これに対応させて豪華な装飾がなさ
れる。
する蓋付きの容器は、適宜に装飾が施されて、外観が美
麗なものとなっているが、通常、収容する内容物が高価
であればあるほど、これに対応させて豪華な装飾がなさ
れる。
【0022】しかし、このように美麗に装飾されたコス
トの高い容器でも、内容物が無くなれば廃棄されるのが
普通であり、これではあまりに不経済であり、また、愛
着心が害される。
トの高い容器でも、内容物が無くなれば廃棄されるのが
普通であり、これではあまりに不経済であり、また、愛
着心が害される。
【0023】ところで、従来の詰替容器に、シール容器
(いわゆるドラム) を内装した実公昭55-5467 号公報の
ものがある。
(いわゆるドラム) を内装した実公昭55-5467 号公報の
ものがある。
【0024】この詰替容器は、口部にキャップを着脱自
在に装着し、底部に透孔を穿設した広口の外容器内に、
内容物を充填し口部をシール材によってシールした薄肉
のシール容器を挿入し、該シール容器の外側に凸条を横
設し、該凸条に対応させて上記外容器の内面に凹条を横
設して、該凹条にその凸条を離脱可能に係合させたもの
であり、シール容器内の内容物は、シール材を除去する
ことによって取り出し、また、その内容物が無くなった
ときは、外容器の底部の透孔に棒を挿入することにより
空のシール容器を押し出し、内容物が充填されている新
たなシール容器と交換するというものである。
在に装着し、底部に透孔を穿設した広口の外容器内に、
内容物を充填し口部をシール材によってシールした薄肉
のシール容器を挿入し、該シール容器の外側に凸条を横
設し、該凸条に対応させて上記外容器の内面に凹条を横
設して、該凹条にその凸条を離脱可能に係合させたもの
であり、シール容器内の内容物は、シール材を除去する
ことによって取り出し、また、その内容物が無くなった
ときは、外容器の底部の透孔に棒を挿入することにより
空のシール容器を押し出し、内容物が充填されている新
たなシール容器と交換するというものである。
【0025】しかし、この場合、詰替え用のシール容器
が外容器に対する補助的なものであって、これだけでは
到底使用に供し得ないばかりでなく、この斯る薄肉の軟
弱なシール容器では、流通過程における保護のために、
外力に対する強固な包装手段を要し、容器全体として詰
替えの経済性を望んでも結局はさほどに経済性を向上さ
せることができない。また、薄肉で軟弱なシール容器
は、外容器が豪華であればあるほど違和感があって貧弱
に見え、高級感を阻害する。
が外容器に対する補助的なものであって、これだけでは
到底使用に供し得ないばかりでなく、この斯る薄肉の軟
弱なシール容器では、流通過程における保護のために、
外力に対する強固な包装手段を要し、容器全体として詰
替えの経済性を望んでも結局はさほどに経済性を向上さ
せることができない。また、薄肉で軟弱なシール容器
は、外容器が豪華であればあるほど違和感があって貧弱
に見え、高級感を阻害する。
【0026】
【課題を解決するための手段】本考案は、口部12にキャ
ップ3を着脱自在に装着した粗カップ1を設け、該粗カ
ップの胴11の外周に開放底の装飾カバー2を着脱自在に
嵌合させ、該装飾カバーと粗カップ1との間に相互に乗
り越え係合する係合突条16,22 を横設して成る離脱可能
な係合手段を講じ、また、装飾カバー2の開放底に上記
粗カップ1の底15を突き上げるレバー底板5を配して上
下回動可能に枢着したことを特徴とする。
ップ3を着脱自在に装着した粗カップ1を設け、該粗カ
ップの胴11の外周に開放底の装飾カバー2を着脱自在に
嵌合させ、該装飾カバーと粗カップ1との間に相互に乗
り越え係合する係合突条16,22 を横設して成る離脱可能
な係合手段を講じ、また、装飾カバー2の開放底に上記
粗カップ1の底15を突き上げるレバー底板5を配して上
下回動可能に枢着したことを特徴とする。
【0027】
【作用】如上の構成であるから、装飾カバー2を支えて
レバー底板5を下方から押圧すれば、該レバー底板が回
動して、粗カップ1が突き上げられ、係合手段が離脱す
る。そこで、その粗カップ1を引き上げれば、軽く容易
に引き抜ける。また、その粗カップ1を装飾カバー2へ
と装填するときは、粗カップ1を単に押し込めばよい。
レバー底板5を下方から押圧すれば、該レバー底板が回
動して、粗カップ1が突き上げられ、係合手段が離脱す
る。そこで、その粗カップ1を引き上げれば、軽く容易
に引き抜ける。また、その粗カップ1を装飾カバー2へ
と装填するときは、粗カップ1を単に押し込めばよい。
【0028】これにより、粗カップ1内の内容物か無く
なったときは、内容物が充填されている他の粗カップと
差し替えることができる。
なったときは、内容物が充填されている他の粗カップと
差し替えることができる。
【0029】
【実施例】図面は、本考案の実施例を示している。
【0030】図において、1は、粗カップ、2は、該粗
カップの胴11の外周に着脱自在に嵌合させた開放底を有
する装飾カバー、3は、粗カップの口部12に着脱自在に
螺合させたキャップ、5は、装飾カバー2の開放底に装
着した粗カップ突き上げ用レバー底板である。
カップの胴11の外周に着脱自在に嵌合させた開放底を有
する装飾カバー、3は、粗カップの口部12に着脱自在に
螺合させたキャップ、5は、装飾カバー2の開放底に装
着した粗カップ突き上げ用レバー底板である。
【0031】粗カップ1の胴11の下端部外面と装飾カバ
ー下端部内面とに、複数の縦溝13…と回転止め突条21…
とを配して、相互に回転不能に噛合させている。粗カッ
プ1の口部12の外周とキャップ3の周壁31内周とに、螺
条14,32 を設けて、相互に螺合させている。
ー下端部内面とに、複数の縦溝13…と回転止め突条21…
とを配して、相互に回転不能に噛合させている。粗カッ
プ1の口部12の外周とキャップ3の周壁31内周とに、螺
条14,32 を設けて、相互に螺合させている。
【0032】粗カップ1の胴11の下部外面と装飾カバー
2の下部内面とに、上記縦溝13…と回転止め突条21…と
の直上にて、相互に乗り越え係合する係合突条16,22 を
横設して、離脱可能な係合手段を講じ、相互に係合させ
ている。
2の下部内面とに、上記縦溝13…と回転止め突条21…と
の直上にて、相互に乗り越え係合する係合突条16,22 を
横設して、離脱可能な係合手段を講じ、相互に係合させ
ている。
【0033】レバー底板5は、装飾カバー2の開放底に
適合させて可動に配し、該レバー底板から一方へと片寄
せて左右に突出させた一対の片持ち軸51,51 を以て枢着
し、該レバー底板の押込みで粗カップ1の底15の中央に
設けた膨隆部を突き上げるようにしている。
適合させて可動に配し、該レバー底板から一方へと片寄
せて左右に突出させた一対の片持ち軸51,51 を以て枢着
し、該レバー底板の押込みで粗カップ1の底15の中央に
設けた膨隆部を突き上げるようにしている。
【0034】図中、33は、キャップ3のパッキングであ
る。
る。
【0035】
【考案の効果】本案によれば、内容物が無くなったとき
に、空の粗カップ1を内容物が詰った他の粗カップに交
換すればよく、従って、実質的に、コストの高い美麗な
容器を、内容物が無くなってもその中身を詰替えて幾度
も使用できて、廃棄の不経済を回避でき、愛着心が害さ
れることはない。
に、空の粗カップ1を内容物が詰った他の粗カップに交
換すればよく、従って、実質的に、コストの高い美麗な
容器を、内容物が無くなってもその中身を詰替えて幾度
も使用できて、廃棄の不経済を回避でき、愛着心が害さ
れることはない。
【0036】而して、粗カップ1の交換の際には、棒等
を必要とせず、レバー底板5を単に指で押し上げるだけ
でレバー底板5のてこ作用にて簡単に軽快に係合手段を
離脱させることができ、勿論、係合手段の係合も粗カッ
プ1を単に押し下げるだけでよく、極めて容易に交換で
きる。
を必要とせず、レバー底板5を単に指で押し上げるだけ
でレバー底板5のてこ作用にて簡単に軽快に係合手段を
離脱させることができ、勿論、係合手段の係合も粗カッ
プ1を単に押し下げるだけでよく、極めて容易に交換で
きる。
【0037】更に、詰替え用の粗カップ1は、口部12に
着脱自在にキャップ3を装着したものであり、所要の剛
性を備え、容器としての主要機能を有しているので、こ
れだけでも容器とての使用が可能であり、流通過程で保
護に要する包装手段は極く簡単なものでよく、結果とし
て経済性を向上させることができ、また、斯る粗カップ
1は、装飾カバー2が豪華でも違和感を生ずることも貧
弱に見えることもなく、装飾カバー2と相俟って高級感
を確保できる。
着脱自在にキャップ3を装着したものであり、所要の剛
性を備え、容器としての主要機能を有しているので、こ
れだけでも容器とての使用が可能であり、流通過程で保
護に要する包装手段は極く簡単なものでよく、結果とし
て経済性を向上させることができ、また、斯る粗カップ
1は、装飾カバー2が豪華でも違和感を生ずることも貧
弱に見えることもなく、装飾カバー2と相俟って高級感
を確保できる。
【0038】しかも、レバー底板5が装飾カバー2の開
放底を閉じて、外観を損なうことがない。
放底を閉じて、外観を損なうことがない。
【図1】本考案に係る詰替容器の実施例を示す截断側面
図である。
図である。
【図2】同例の底面図である。
1 粗カップ 2 装飾カバー 3 キャップ 5 レバー底板
Claims (1)
- 【請求項1】 口部12にキャップ3を着脱自在に装着し
た粗カップ1を設け、該粗カップの胴11の外周に開放底
の装飾カバー2を着脱自在に嵌合させ、該装飾カバーと
粗カップ1との間に相互に乗り越え係合する係合突条1
6,22 を横設して成る離脱可能な係合手段を講じ、ま
た、装飾カバー2の開放底に上記粗カップ1の底15を突
き上げるレバー底板5を配して上下回動可能に枢着した
ことを特徴とする詰替容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40211590U JPH0725299Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 詰替容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40211590U JPH0725299Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 詰替容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534129U JPH0534129U (ja) | 1993-05-07 |
JPH0725299Y2 true JPH0725299Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=18511932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40211590U Expired - Lifetime JPH0725299Y2 (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 詰替容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725299Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000128161A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-05-09 | Chifure Keshohin:Kk | 二重構造容器 |
FR3109770B1 (fr) * | 2020-05-04 | 2022-05-20 | Soc Fr Des Hotels De Montagne Sfhm | Récipient à double fonction esthétique et de distribution de produits |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP40211590U patent/JPH0725299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0534129U (ja) | 1993-05-07 |
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