JPH0725263Y2 - 貝類選別機の送出具 - Google Patents

貝類選別機の送出具

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JPH0725263Y2
JPH0725263Y2 JP1989122099U JP12209989U JPH0725263Y2 JP H0725263 Y2 JPH0725263 Y2 JP H0725263Y2 JP 1989122099 U JP1989122099 U JP 1989122099U JP 12209989 U JP12209989 U JP 12209989U JP H0725263 Y2 JPH0725263 Y2 JP H0725263Y2
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JP
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ruler
plate
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shell
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Application number
JP1989122099U
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JPH0361969U (ja
Inventor
茂雄 熊谷
Original Assignee
沖舘鉄工有限会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホタテ貝,板屋貝,アカザラ貝,アズマニシキ
貝等(板屋貝科)の貝類を大きさにより大・中・小等に
選別する選別機に用いられる送出具に関する。
(従来の技術とその問題点) 物品の大きさにより大・中・小等に選別する選別機の送
出具に本件出願人が先に提案した実開昭63-157285号公
報に記載のものがある。
このものは、無端帯又は無端連鎖の外周面に、該無端帯
又は無端連鎖の周方向と直交する方向に沿って所定長さ
の直線面を有した定規を所定間隔毎に固着突設したもの
である。
上記した従来の送出具は、選別される貝が台板上を滑
り、落下する間に、台板の傾斜方向と直交する方向に無
端回動する送出具の定規に接触することによって貝に回
転運動が与えられ、貝の落下速度は低下する。そして、
回転を与えられた貝は順次周方向に移動する定規を乗り
越え、そうした動作が何度も繰り返えされてそのまま送
出具の移送方向に運ばれてしまうことがある。即ち、そ
の場合正常な選別作業が行なわれずに、種々混同したま
ま搬送されることになる。
かといって、上述した如き現象が起こらないように、送
出具の速度を遅くすることも考えられるが、そうした場
合は選別の速度が遅くなり、機械による選別の効果が半
減することになる。
又、定規に当った貝は周方向への回転運動のみならず、
台板表面から離反する上下方向へ揺動し、それによって
定規を飛び越えて、次の段の送出具に入ることもあり、
これまた正常な選別が行なわれないといったことが発生
する。
更に、送出具上に起立固定された定規はある程度の高さ
を有しており、その定規間で上述した如き上下揺動が生
じた場合は、台板表面に対し貝は斜めに傾むき、貝の平
行度にバラ付きを生じて、選別時の寸法に差を生じると
いった問題を有する。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上述した如き従来の事情に鑑み、台板上を滑動
落下する貝が送出具の定規と接触しても、そのまま選別
されずに搬送されたり、下段の送出具上へ落下したり、
貝の平行度が損なわれず、選別速度を早くしても安定し
た選別作業が行なわれるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案が講じた技術的手段
は、傾斜した台板に、その傾斜方向と直交して無端帯又
は無端連鎖の外周面上に、台板の傾斜方向に沿って所定
長さの直線面を有した定規を選別幅を区画して固着突設
した選別機の送出具において、前記定規における進行方
向前側の直線面の延長線上上部に越止め板を固着し、そ
の越止め板における進行方向前側の面及び後側の面の両
方に跳止め板を固着したことを特徴とする。
上記定規は直線面を有した平板、或いはある程度の幅を
有した矩形体の何れでも良く、又、その材質は金属,合
成樹脂,ゴム等何れでも良いが選別物の損傷,傷付き防
止等を考慮した場合は選別物との接触面に衝撃を緩和す
る部材を取付ける。定規に固着する越止め板は貝との接
触によって変形したりしない材質によって形成する。
上記跳止め板は台板表面と平行に突設してもよいが、台
板の傾斜方向上側から下側に沿って幅狭くなるよう傾斜
させて突設してもよいものである。
(作用) 上記手段によれば、無端帯又は無端連鎖に固着した定規
の進行方向前側の上部に越止め板が突設されていること
により、台板上を滑動落下する貝は定規上を転動したと
しても次の定規の越止め板で受け止められ、定規間に嵌
入して選別が行なわれる。
又、越止め板で受け止められた貝はその周縁の一部が越
止め板の前面及び後面に張り出した跳止め板で押えられ
るため上下揺動が阻止され、台板表面と平行な状態に姿
勢が修正されて寸法差の生じない選別が行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図
中、1は台板、2は送出具で、その送出具2は無端帯3
の外周面に定規4を固着突設して形成されており、その
定規4の取付間隔は選別しようとする大きさに合わせて
設定した幅とする。
上記定規4は無端帯3の周方向(回動方向)と直交する
方向に沿って所定長さの直線面4′を有した平面矩形状
の角筒とし、その角筒の底板部をビス5で無端帯3に固
着している。
又、定規4は金属材,合成樹脂材,ゴム材等、何れでも
良く、特に金属材を用いた場合は外表面に合成樹脂,ゴ
ム等の緩衝材を貼着して衝突時の衝撃を緩和吸収し、損
傷を防止し得るようにする。
以上の如く構成した定規4における進行方向前側の直線
面4′の上流側端縁に平板からなる越止め板6が一体的
に連設固着され、その越止め板6の進行方向前面及び後
面の上部に跳止め板7,7′が定規4の直線面より外方に
突出させて張出し突設されている。
上記越止め板6の上流側への突出長さは定規4上で転動
される貝aが次の定規へ乗り越えるのを阻止し得る高さ
とする。
又、越止め板6の前後側面に張出して設けられる跳止め
板7,7′は台板1の傾斜方向上流側から下流側に向って
台板1表面との間隔が漸次幅狭くなるよう傾斜して固着
されている。
図中、8は台板1に形成された案内溝で、この案内溝8
に無端帯3が嵌入されて無端回動するようにしてある。
上記の構成により、台板1上を滑動落下する貝aは、台
板1の傾斜面を横切る如く無端回動する送出具2の定規
4に当たり、転動されるが、その定規4の上流側端縁に
越止め板6が連設されているため、転動する貝aは越止
め板6で受け止められ、定規4相互間に嵌入されて正常
な選別が行なわれる。
又、越止め板の前後側面に跳止め板7が張出して設けら
れていることにより、定規4との接触で上下揺動される
貝aの動きが阻止され、且つ該跳止め板7の傾斜によっ
て貝aは台板1と平行となるよう姿勢が修正されて選別
に供される。
それによって、貝aは常に台板1と平行度を保って選別
が行なわれることになり、送出具による選別が確実に行
なわれるものとなる。
(考案の効果) 本考案の送出具は以上詳述した如き構成としたことによ
り、台板上を滑動落下して送出具に供給される貝は送出
具の定規と接触して転動することはあっても越止め板で
受け止められて次の定規への乗り越えは防止される。従
って、定規上を転動し、定規間で選別されずにそのまま
送出具の終端側(選別済貝の搬出側)へ搬送されるとい
ったことは確実に防止できる。
又、越止め板の前後両面に跳止め板を張出して設けてあ
るため、台板上で上下揺動する貝の動きを防止して定規
間に平行度を保って案内でき、安定した選別作業を行な
うことが出来る。更に、跳止め板は貝の上下揺動を押え
るため、貝が下段の送出具へ脱落するのを防止でき、そ
れによって、選別寸法公差外の貝が混同して選別される
のを確実に防止できるものである。
従って、送出具の速度を早くしても安定した選別が期待
できる送出具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は一部切欠正面図、第3図は縦断側面図である。 図中、1:台板、2:送出具 3:無端帯、4:定規 4′:直線面、6:越止め板 7,7′:跳止め板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜した台板に、その傾斜方向と直交して
    無端帯又は無端連鎖の外周面上に、台板の傾斜方向に沿
    って所定長さの直線面を有した定規を選別幅を区画して
    固着突設した選別機の送出具において、前記定規におけ
    る進行方向前側の直線面の延長線上上部に越止め板を固
    着し、その越止め板における進行方向前側の面及び後側
    の面の両方に跳止め板を固着したことを特徴とする貝類
    選別機の送出具。
JP1989122099U 1989-10-17 1989-10-17 貝類選別機の送出具 Expired - Lifetime JPH0725263Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0361969U JPH0361969U (ja) 1991-06-18
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