JPH07252247A - ナフトピラン化合物および該化合物を使用した感光材料 - Google Patents

ナフトピラン化合物および該化合物を使用した感光材料

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JPH07252247A
JPH07252247A JP33536894A JP33536894A JPH07252247A JP H07252247 A JPH07252247 A JP H07252247A JP 33536894 A JP33536894 A JP 33536894A JP 33536894 A JP33536894 A JP 33536894A JP H07252247 A JPH07252247 A JP H07252247A
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JP33536894A
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Masami Ito
雅美 伊藤
Masahiko Yamaguchi
昌彦 山口
Katsumasa Yoshikawa
勝正 吉川
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Hodogaya Chemical Co Ltd
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Hodogaya Chemical Co Ltd
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐疲労性にすぐれ、十分な赤色の発色濃度を
有するナフトピラン化合物、および、該化合物を含有す
ることを特徴とする感光材料。 【構成】 本発明は、従来、知られていない赤色発色を
特徴とする特定の置換基を有するナフトピラン化合物に
関する。該化合物は、耐疲労性に優れ十分な赤色の発色
濃度を有する為、太陽光または紫外線の照射により色変
化するプラスチック製品、光学フイルター、記録材料、
繊維製品、装飾材料、玩具などの三原色の赤色として優
れた色相が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトクロミック特性
を有するナフトピラン化合物に関するものでありさら
に、光照射により色変化するプラスチック製品、光学フ
ィルター、記録材料、繊維製品、装飾材料、玩具などに
利用される感光材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォトクロミック化合物として、
ナフトピラン化合物が知られている。例えばUSP3,
567,607、USP4,980,089、USP
5,066,818号明細書および特開昭63−661
78,特開平2−69471公報等で下記の構造の化合
物が知られている。
【0003】
【化4】
【0004】
【化5】
【0005】
【化6】
【0006】
【化7】
【0007】
【化8】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来知ら
れているナフトピラン化合物で赤色となる化合物は極め
て少ない。特に発色時の吸収極大波長が500nm近辺の
発色を有し発色消色の繰り返しの耐疲労性に優れ、か
つ、十分な発色濃度を有する優れたフォトクロミック感
光材料が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するために種々検討した結果、特定の置換基
を有するナフトピラン化合物及び該化合物を含有する感
光材料が、かかる課題を解決するものであることを見い
出し、本発明を完成した。即ち、本発明は、下記一般式
(1)
【0010】
【化9】
【0011】(式中R1 、R2 は同一でも異なってもよ
い置換もしくは非置換のアルキル基、置換もしくは非置
換のアルケニル基、置換もしくは非置換のシクロアルキ
ル基、置換もしくは非置換のベンジル基、または置換も
しくは非置換のアリール基で表されるナフトピラン化合
物及び該化合物を含有する感光材料である。)
【0012】式中R1 、R2 としては、C1-30のアルキ
ル基:メチルシクロペンチル、シクロヘキシル基等の置
換されていてもよいシクロアルキル基:ビニル基、アリ
ール基、イソプロペニル基等のC2-30のアルケニル基:
p−メチルフェニル基、ナフチル基、キノリノ基等の置
換されていても良いアリール基:ベンジル基、フェネチ
ル基、P−メチルベンジル基等の置換されていてもよい
フェニルアルキル基:シクロヘキシルメチル基、シクロ
ヘキシルエチル基、シクロペンチルメチル基等のシクロ
アルキルアルキル基:メトキシエチル基、エトキシエチ
ル基等のアルコキシアルキル基:メトキシエトキシエチ
ル基、n−ブトキシエトキシエチル基等のアルコキシア
ルコキシアルキル基:フェニルオキシエチル基、ナフチ
ルオキシエチル基、
【0013】P−メチルフェニルオキシエチル基等の置
換されていてもよいアリルオキシアルキル基:ビニルオ
キシエチル基、アリ−ルオキシエチル基等のアルケニル
オキシアルキル基:ヒドロキシエチル基、ヒドロキシメ
チル基等のヒドロキシアルキル基、テトラヒドロフルフ
リル基、テトラヒドロフリルエチル基等のテトラヒドロ
フリルアルキル基:メチルチエニル基、エチルチエニル
基等の置換されていてもよいチエニル基:チェニルエチ
ル基、メチルチェニルメチル基等の置換されていてもよ
いチエニルアルキル基等が挙げられる。これらの中で、
1 、R2 としては炭素数1〜20のアルキル基、アリ
ール基、置換もしくは非置換ベンジル基等の基が好まし
い。
【0014】本発明のナフトピラン化合物は種々の方法
で合成できるが、グリニヤ反応を用いる以下の方法が特
に好ましい。例えば2,4−ジ置換ハロゲン化ベンゼン
化合物と金属マグネシウム片を無水テトラハイドロフラ
ンを溶媒として用いGrignard錯体を生成させ、
3H−ナフト[2,1−b]ピラン−3−オンを添加す
ることにより目的とするナフトピラン化合物が得られ
る。ここで2,4−ジ置換ハロゲン化ベンゼン中のハロ
ゲンはGrignard錯体生成時の反応性や2,4−
ジ置換ハロゲン化ベンゼン自体の製造コストなどを考え
た時、塩素又は臭素が好ましい。使用するこのハロゲン
化ベンゼンや金属マグネシウム片は3H−ナフト[2,
1−b]ピラン−3−オン1モルに対して各々2〜10
倍モル用いることができるが好ましくは2〜5倍モルの
範囲である。2,4−ジ置換ハロゲン化ベンゼン化合物
と金属マグネシウム片を無水テトラハイドロフラン中で
Grignard錯体を生成させる場合反応温度は0〜
66℃(テトラハイドロフランの沸点)の範囲であり、
好ましくは20〜66℃の範囲である。また、このGr
ignard錯体液中へ3H−ナフト[2,1−b]ピ
ラン−3−オンを添加する温度及び反応温度は0〜66
℃の範囲であるが好ましくは20〜66℃の範囲であ
る。
【0015】本発明の感光材料として、本発明のナフト
ピラン化合物を、溶媒に溶解し、支持体に塗布したも
の、または、該化合物をゼラチン等でマイクロカプセル
化し、支持体に機械的に付着したものまたは、バインダ
ー樹脂を用い付着したものまたは、バインダー樹脂を混
練りまたは、溶媒分散等の方法等で均一分散したもの、
または、樹脂合成時に該化合物を添加して得られる樹脂
組成物など、公知の方法で作成される。
【0016】感光材料を作製する際、ヒンダードフェノ
ール系酸化防止剤やヒンダードアミン系酸化防止剤やナ
フテン酸金属塩などの安定剤などを添加してもよい。支
持体としては、該化合物の発色消色をさまたげないも
の。具体的には紙、合成紙、繊維、合成樹脂、フィル
ム、金属板、ガラス等が使用できる。バインダー樹脂と
して、該化合物の発色消色をさまたげないものが好まし
い。該化合物の添加割合は、樹脂に対し、0.01〜5
0%、好ましくは0.1〜30%である。合成樹脂フィ
ルムや、バインダー樹脂として、たとえば、ポリエチレ
ングリコール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、ポリメチルメタクリレートポリ塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル共重合樹脂、ポリカボネート樹脂、スチ
レンブタジエン共重合樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂、アセチルセルロース樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂等に限定されることなく
公知の樹脂が使用できる。
【0017】また、使用される有機溶媒としては、たと
えばベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、
アクリロニトリル、メタノール、エタノール、メチルセ
ルソルブ、エチルセルソルブ 、酢酸エチル、ジオキサ
ン等が挙げられる。さらにこれらの混合溶媒も好適に使
用することができる。支持体上に感光層をフィルム状に
形成する方法としては公知方法が適用できる。フィルム
の厚さは、感光材料としての使用目的にもよるが0.5
μmから1.0mmが好ましく、特に、5μm〜0.5
mmが好ましい。
【0018】
【実施例】以下に具体的な合成例及び感光材料としての
使用例を挙げて、本発明を詳しく説明するが本発明はこ
れらの実施例により何ら限定されるものではない。
【0019】実施例1 無水テトラハイドロフラン(以後THFと略記)40m
lに0.73gのマグネシウム片、微量のヨウ素を添加
し、窒素気流下40℃にて1−ブロモ−2,4−ジ
(n)ヘキシルオキシベンゼン14.3gを無水THF
20mlで希釈した溶液を20分で滴下した。THF還
流下マグネシウム片が溶解するまで反応を行った後、4
0℃に冷却し、3H−ナフト[2,1−b]ピラン−3
−オン1.96gを無水THF20mlに溶解した溶液
を30分かけて滴下した。同温度で3時間撹拌し更に、
還流下3時間撹拌した。反応液を濃縮し、トルエン10
0ml、飽和塩化アンモニウム溶液200mlを加えよ
くかき混ぜた後分液し、トルエン層を精製水100ml
で3回洗浄した。このトルエン層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、トルエンを留去して得られた赤色オイルをシ
リカゲルカラム精製(溶媒、四塩化炭素:クロロホルム
=9:1の溶液)して3.16g(収率43%)の下記
式で示される化合物(1)の粘調オイルを得た。
【0020】
【化10】
【0021】化合物(1)の元素分析値は以下であった 元素 理論値 測定値 C 80.07% 79.92% H 9.05% 9.03%
【0022】化合物(1)の13C−NMRの代表的な測
定値(TMS基準)は以下であった 14.1 ppm (q) −CH3 22.5−31.7 (t) −CH2 − 67.9−68.2 (t) −OCH2 − 81.4 (s) ナフトピランの3
【0023】実施例2 無水THF40mlに0.73gのマグネシウム片、微
量のヨウ素を添加し、窒素気流下室温にて1−ブロモ−
2,4−ジ(n)オクチルオキシベンゼン16.5gを
添加した。THF還流下マグネシウム片が溶解するまで
反応を行った後 、40℃に冷却し、3H−ナフト
[2,1−b]ピラン−3−オン1.96gを無水TH
F20mlに溶解した溶液を30分かけて滴下した。同
温度で3時間撹拌し更に、還流下3時間撹拌した。反応
液を濃縮し、トルエン100ml、飽和塩化アンモニウ
ム溶液200mlを加えよくかき混ぜた後分液し、トル
エン層を精製水100mlで3回洗浄した。このトルエ
ン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを留去し
て得られた赤色オイルをシリカゲルカラム精製(溶媒、
四塩化炭素:クロロホルム=9:1の溶液)して4.0
7g(収率48%)の下記式で示される化合物(2)の
粘調オイルを得た。
【0024】
【化11】
【0025】化合物(2)の元素分析値は以下であった 元素 理論値 測定値 C 80.80% 80.54% H 9.76% 9.64%
【0026】化合物(2)の13C−NMRの代表的な測
定値(TMS基準)は以下であった 14.1 ppm (q) −CH3 22.7−31.8 (t) −CH2 − 67.9−68.2 (t) −OCH2 − 81.4 (s) ナフトピランの3
【0027】実施例3 無水テトラハイドロフラン(以後THFと略記)40m
lに0.73gのマグネシウム片、微量のヨウ素を添加
し、窒素気流下28℃にて1−ブロモ−2,4−ジメト
キシベンゼン8.68gを無水THF20mlで希釈し
た溶液を20分で滴下した。この時、反応温度は発熱に
より最高52℃に達した。滴下後、THF還流下マグネ
シウム片が溶解するまで反応を行った後、40℃に冷却
し、3H−ナフト[2,1−b]ピラン−3−オン1.
96gを無水THF20mlに溶解した溶液を15分か
けて滴下した。同温度で3時間撹拌し更に、還流下3時
間撹拌した。反応液を濃縮し、トルエン100ml、飽
和塩化アンモニウム溶液200mlを加えよくかき混ぜ
た後分液し、トルエン層を精製水100mlで3回洗浄
した。このトルエン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
トルエンを留去して得られた赤色オイルをシリカゲルカ
ラム精製(溶媒、クロロホルム)して下記式で示される
化合物(3)の1.78g(収率39.2%)の白色結
晶を得た。融点は169.2−170.0℃であった。
【化12】
【0028】化合物(3)の元素分析値は以下であった 元素 理論値 測定値 C 76.64% 76.58% H 5.77% 5.71%
【0029】化合物(3)の13C−NMRの代表的な測
定値(TMS基準)は以下であった 55.2−55.7 ppm (q) −OCH3 81.2 (s) ナフトピラン
の3位
【0030】次に、感光材料の具体的使用例をあげて説
明する。 実施例4 化合物(1)10mgを熱可塑性ポリエステル樹脂(東
洋紡社製バイロン200:NV=30%、MEK/トル
エン=2/8)3.3gに溶解させ、アート紙上にバー
コーダ(巻き線線径0.3mm)を用いて塗布し、70
℃で30分間乾燥して塗膜を得た。この感光塗膜面に対
し3cmの高さから9Wのブラックライトを室温下30
秒間照射し、直後にカラーアイ(マクベス社製)で最大
吸収波長を測定したところ499nmであった。次に紫
外線を遮断して、数時間放置すると元の無色の状態にな
り、この変化は、くり返し行うことができた。
【0031】実施例5 化合物(1)を、ウレタン樹脂に0.3%添加し、フィ
ルムを作製した。次に3cmの高さから9Wのブラック
ライトを30秒間照射して、その直後に、カラーアイ
(マクベス社製)で最大吸収波長を測定したところ49
8nmであった。次に紫外線を遮断して数時間放置する
と元の無色の状態になり、この変化はくり返し行うこと
ができた。
【0032】実施例6 化合物(1)をポリスチレン樹脂に対し、0.1%添加
し、フィルムを作製し80Wの高圧水銀灯を照射距離1
0cmで2秒間照射し、直後にカラーアイ(マクベス社
製)で最大吸収波長を測定したところ499nmであっ
た。次に紫外線を遮断して数時間放置すると元の無色の
状態になり、この変化はくり返し行うことができた。
【0033】実施例7 化合物(1)をアクリル樹脂に対し、0.1%添加し、
フィルムを作製し、80Wの高圧水銀灯を照射距離10
cmで2秒照射し、直後にカラーアイ(マクベス社製)
で最大吸収波長を測定したところ497nmであった。
次に紫外線を遮断して数時間放置すると元の無色の状態
になり、この変化はくり返し行うことができた。
【0034】実施例8 化合物(1)1.4gをKMC113(クレハ化学社
製)50gに94℃で溶解し、室温に冷却後、5%Scri
pset #520(モンサント社)70gを加え、ホモミキサ
ーにて15分間乳化し、乳化物を得た。次にメラミン6
g、ホルマリン17g、水37gの混合物を5%Na O
H水でPH9に調整し、60℃で30分間撹拌した後、
乳化物の全量をこの反応液に加え、さらに80℃で90
分撹拌した。反応液を室温に冷却した後再び5%Na O
H水でPH9に調整した。生成した粒子マイクロカプセ
ルのスラリー液をろ別、水洗、乾燥することにより、化
合物(1)を含有した2〜10μmのメラミン樹脂膜マ
イクロカプセルを得た。このマイクロカプセルを室外に
出し太陽光に当てたところ赤色に変化した。室内にもど
したところ、白色になった。
【0035】実施例9 実施例7でKMC113の代わりにフタル酸ジオクチル
を使用し、2〜10μmのマイクロカプセルを得た。こ
のマイクロカプセルを室外に出し太陽光に当てたところ
赤色に変化した。室内にもどしたところ、白色になっ
た。
【0036】実施例1、2、3と同様に、ナフトピラン
化合物を種々合成した。得られた化合物を用いて実施例
4に順じた方法でアート紙上に感光体フィルム塗膜を形
成し、ブラックライトによる紫外線照射をし、測定した
最大吸収波長(λmax)を測定した。その結果を表1
に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明は耐疲労性にすぐれ、十分な赤色
の発色濃度を有するナフトピラン化合物に関するもので
ある。すなわち本化合物は、太陽光または紫外線の照射
により赤色に発色し、光を遮断すると元の状態になり、
この変化をくり返すことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)であらわされるナフトピラ
    ン化合物 【化1】 (式中R1、R2は同一でも異なってもよい置換もしくは
    非置換のアルキル基、置換もしくは非置換のアルケニル
    基、置換もしくは非置換のシクロアルキル基、置換もし
    くは非置換のベンジル基、または置換もしくは非置換の
    アリール基を示す。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の一般式(1)で表され
    るナフトピラン化合物を含有することを特徴とする感光
    材料
  3. 【請求項3】 式 【化2】 (式中R1、R2は同一でも異なってもよい置換もしくは
    非置換のアルキル基、置換もしくは非置換のアルケニル
    基、置換もしくは非置換のシクロアルキル基、置換もし
    くは非置換のベンジル基、または置換もしくは非置換の
    アリール基を示し、Xはハロゲン原子を示す。)で表さ
    れる2,4−ジ置換ハロゲン化ベンゼンと金属マグネシ
    ウムとの反応により得られるグリニヤ試薬の存在下に、
    式 【化3】 で表される3H−ナフト[2,1−b]ピラン−3−オ
    ンを反応させることを特徴とする請求項1に記載の一般
    式(1)で表されるナフトピラン化合物の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102993155A (zh) * 2011-09-19 2013-03-27 天津孚信科技有限公司 多取代-二芳基萘并吡喃类光致变色化合物的制备方法
CN104557843A (zh) * 2013-10-29 2015-04-29 天津孚信科技有限公司 高效二芳基取代萘并吡喃光致变色化合物制备方法

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