JPH07252239A - 2−ペルフルオロアルキル−3−オキサゾリン−5−オンの製造のための方法 - Google Patents
2−ペルフルオロアルキル−3−オキサゾリン−5−オンの製造のための方法Info
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- JPH07252239A JPH07252239A JP6336966A JP33696694A JPH07252239A JP H07252239 A JPH07252239 A JP H07252239A JP 6336966 A JP6336966 A JP 6336966A JP 33696694 A JP33696694 A JP 33696694A JP H07252239 A JPH07252239 A JP H07252239A
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- C07D333/24—Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
Abstract
ルフルオロアルキル−3−オキサゾリン−5−オンの使
いやすくかつ効率的な製造方法を提供すること。 【構成】 アミノニトリルを溶媒の存在下でペルフルオ
ロアシル化剤と反応させてペルフルオロアルカノイルア
ミノニトリル中間体を生成させること、並びに酸及び少
なくとも1モル当量の水の存在下でこの中間体を環化す
ることを含んで成る、2−ペルフルオロアルキル−3−
オキサゾリン−5−オン化合物の製造方法。
Description
びそれらの誘導体は、非常に効果的な殺虫、殺ダニ及び
殺線虫剤である。特に、2−アリール−5−トリフルオ
ロメチルピロール−3−カルボニトリル化合物及びそれ
らの誘導体は、耐性の種に対する有効性に関して非常に
低い施用の割合で広い範囲の活性を有することが見い出
された。米国特許第5,030,735号は、製造規模
で前記ピロール化合物を製造する方法を述べていてそし
て適切な3−オキサゾリン−5−オンと2−クロロアク
リロニトリルとの1,3−双極付加環化反応を含む。こ
れまでのところ、3−オキサゾリン−5−オンのキー中
間体は、先行するアミノニトリルから出発する4ステッ
プの合成ルートで適切なフェニルグリシン化合物を通っ
て製造されてきた。
ステップでの2−ペルフルオロアルキル−3−オキサゾ
リン−5−オンの使いやすくかつ効率的な合成を提供す
ることである。
ロアルキル−3−オキサゾリン−5−オンを製造する際
に有用なペルフルオロアルカノイルアミノニトリル化合
物を提供することである。
そして殺線虫のアリールピロール化合物の製造における
キー中間体の便利なソースを提供することである。
7又は8の整数であり、Rは、
M及びQは、各々独立に、水素、ハロゲン、CN、NO
2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハロアルキル、C1
〜C4−アルコキシ、C1〜C4−ハロアルコキシ、C1〜
C4−アルキルチオ、C1〜C4−アルキルスルフィニル
であるか、又はM及びQが隣の位置にある時にはそれら
は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、M
Qが構造式−OCH2O−、−OCF2O−若しくは−C
H=CH−CH=CH−を表す環を形成しても良いが、
ここでL、M及びQの少なくとも一つは水素以外でなけ
ればならないという条件があり、R1、R2及びR3は、
各々独立に、水素、ハロゲン、NO2、CHOである
か、又はR2及びR3は、それらが結合している原子と一
緒になって、R2R3が構造式
立に、水素、ハロゲン、CN若しくはNO2である)に
よって表される環を形成しても良く、そしてWは、O又
はSである)である]の2−ペルフルオロアルキル−3
−オキサゾリン−5−オン化合物の製造のための方法で
あって、式III
アミノニトリルを式IV
は、OR1、Cl又はO(式中、R1は、水素又はC1〜
C6−アルキルである)であり、ここでXがOである時
にはmは2でなければならず、そしてXがCl又はOR
1である時にはmは1でなければならないという条件が
ある]のペルフルオロアシル化剤と溶媒の存在下で、必
要に応じて塩基の存在下で反応させて、式I
ル中間体を生成させること、並びに式Iの中間体を酸及
び少なくとも1モル当量の水の存在下で環化することを
含んで成る方法が提供される。
7又は8の整数であり、Rは、
M及びQは、各々独立に、水素、ハロゲン、CN、NO
2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハロアルキル、C1
〜C4−アルコキシ、C1〜C4−ハロアルコキシ、C1〜
C4−アルキルチオ、C1〜C4−アルキルスルフィニル
であるか、又はM及びQが隣の位置にある時にはそれら
は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、M
Qが構造式−OCH2O−、−OCF2O−若しくは−C
H=CH−CH=CH−を表す環を形成しても良いが、
ここでL、M及びQの少なくとも一つは水素以外でなけ
ればならないという条件があり、R1、R2及びR3は、
各々独立に、水素、ハロゲン、NO2、CHOである
か、又はR2及びR3は、それらが結合している原子と一
緒になって、R2R3が構造式
立に、水素、ハロゲン、CN若しくはNO2である)に
よって表される環を形成しても良く、そしてWは、O又
はSである)である]のペルフルオロアルカノイルアミ
ノニトリル中間体も提供される。
リン−5−オン化合物は、殺虫、殺ダニ及び殺線虫ピロ
ール化合物の製造におけるキー中間体である。
ル−5−トリフルオロメチルピロール−3−カルボニト
リル化合物は、新しい種類の非常に効果的な殺虫、殺ダ
ニ及び殺線虫剤である。それらの製造におけるキー中間
体は、式II
べたようである]の2−ペルフルオロアルキル−3−オ
キサゾリン−5−オン化合物である。式IIのオキサゾ
リンを製造するために現在知られている方法は、アミノ
ニトリルIIIの加水分解を経る適切なアリールグリシン
化合物Vの製造を含む。アミノニトリルは、適切なアル
デヒド前駆体からStrecker合成を経て得られる
(W.L.Matierら、J.Med.Chem.,
1973,16,901)。アミノニトリルIII中のア
ミノ基のVIへのアセチル化による保護とこれに引き続く
シアノ及び保護基の両方の酸性加水分解が、加水分解条
件下でのアミノニトリルIIIの不安定性のために要求さ
れる。かくして得られたグリシンVは、次に、トリフル
オロアセチル化されてVIIを与え、そして環化されて4
ステップで所望のオキサゾリンIIを与える。反応順序を
工程系統図I中に示すが、ここでRはp−クロロフェニ
ルでありそしてnは1である。
フルオロアシル化はペルフルオロアルカノイルアミノニ
トリル中間体Iを与え、これは所望の2−ペルフルオロ
アルキル−3−オキサゾリン−5−オン化合物IIに容易
に転換することができることがここに見い出された。こ
の反応を工程系統図II中に示すが、ここでmは1又は2
であり、XはCl、OR1又はOであり、そしてR1は水
素又はC1〜C6−アルキルであり、そしてXがOである
時にはmは2でなければならなず、そしてXがCl又は
OR1である時にはmは1でなければならないという条
件がある。
カノイルアミノニトリルは、水性酸の条件下で良好な収
率で単一のステップで式IIの2−ペルフルオロアルキ
ル−3−オキサゾリン−5−オン化合物に環化すること
ができる。
Strecker生成物のアミノニトリルIIIから僅か
に2ステップで得ることができる。
又は3のものであり、更に好ましいのは式中nが1のも
のである。また好ましいのは式中Rが必要に応じて1〜
3のハロゲン、NO2、C1〜C4−ハロアルキル又はC1
〜C4−ハロアルコキシ基によって置換されているフェ
ニルである式Iの化合物である。
トリルは、溶媒の存在下で、必要に応じて塩基の存在下
でほぼ等モル量の式IVのペルフルオロアシル化剤と混合
されて、式Iのペルフルオロアルカノイルアミノニトリ
ルを生成させる。次に式Iの化合物は水性酸の存在下で
環化されて式IIの化合物、2−ペルフルオロアルキル
−3−オキサゾリン−5−オンを生成させる。
溶媒は、芳香族炭化水素又はハロゲン化芳香族炭化水
素、好ましくは芳香族炭化水素例えばトルエン、ベンゼ
ン、キシレン及び類似物、更に好ましくはトルエンであ
る。
酸は、硫酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、
p-トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フル
オロホウ酸、三フッ化ホウ素錯体及び類似物を含む。三
フッ化ホウ素錯体は、BF3エテラート、BF3メタノー
ル錯体、BF3エタノール錯体、BF3二水和物及び類似
物を含むことができる。水は、水和物即ちp-トルエン
スルホン酸一水和物として又は溶質例えば30%〜60
%水性硫酸として導入することができる。
ルクロリド例えばトリフルオロアセチルクロリドが式IV
の試薬として使用される場合には、等モル量の塩基をH
Clスカベンジャーとして添加して良い。使用して良い
塩基の中には、アルカリ金属炭酸塩若しくは重炭酸塩若
しくはこれらの混合物又は第三級アミンがある。アルカ
リ金属炭酸塩例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムが
意図され、また重炭酸塩例えば重炭酸ナトリウム又はカ
リウムが意図される。
第三級アミンは、当該技術において知られている任意の
三置換アミン例えばトリアルキルアミン、ジアルキルア
リールアミン、トリアリールアミン及び類似物、好まし
くはトリアルキルアミン、更に好ましくはトリエチルア
ミンを含む。
以下の実施例が下で述べられる。これらの実施例は単に
例示的でありそして何ら本発明の下に横たわる原理の範
囲を限定すると理解されてはならない。
ぞれ、プロトン、炭素13及びフッ素19核磁気共鳴を
示す。
2,2−トリフルオロアセトアミドの製造
ロロベンジルアミン(250g、1.5モル)の撹拌さ
れたスラリーを、35℃で90分の期間にわたってトリ
フルオロ無水酢酸(315g、1.5モル)によって処
理する。この混合物をヘプタンによって処理し、生成す
る沈殿を濾過し、そして濾過ケークをトルエン/ヘプタ
ンで洗浄すると、標題の生成物が得られる。323.7
g、82%収率、mp127〜128℃、1H、13C及
び19FNMR分析によって同定される。
クロロベンジルアミン(83.3g、0.5モル)の溶
液を、トリフルオロ酢酸エチル(85.2g、0.6モ
ル)によって処理し、室温で約16時間撹拌し、そして
真空中で濃縮すると残渣が得られる。この残渣をトルエ
ン/ヘプタンから晶出させると薄黄色の固体として標題
の生成物が得られる。88.3g、67.2%収率、m
p 127〜128℃。 方法C :トルエン中のα−シアノ−p−クロロベンジル
アミン(83.3g、0.5モル)及びトリエチルアミ
ン(50.6g、0.5モル)の混合物を、トリフルオ
ロアセチルクロリド(66.2g、0.5モル)によっ
て滴々と処理し、周囲温度で約1時間撹拌しそして濾過
する。濾液を、水で一回洗浄しそして真空中で濃縮する
と残渣が得られる。この残渣を、トルエン/ヘキサン中
で晶出すると標題の生成物が得られる。114.2g、
87%収率、mp 127〜128℃。
オロアセトアミドの製造
的に同じ手順を使用しそして出発物質として適切なα−
シアノベンジルアミンによって置き換えると、以下のN
−(アリールシアノメチル)−2,2,2−トリフルオ
ロアセトアミド生成物が得られる。生成物は、1H、13
C及び19FNMR分析によって同定される。
れるアルデヒドを基にして(出発物質として使用される
粗製Strecker生成物)。
ロアセトアミドの製造
的に同じ手順を使用しそして出発物質として粗製Str
ecker生成物、α−シアノ−2−チオフェンメチル
アミンによって置き換えると、標題の生成物が23%収
率aで得られる。m.p.73.0〜74.5℃、1H、
13C及び19FNMR分析によって同定される。
れる出発のアルデヒドを基にして。
2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルアミド
の製造
的に同じ手順を使用しそしてペルフルオロアシル化剤と
してヘプタフルオロ無水酪酸によって置き換えると、標
題の生成物が95%収率で白い結晶として得られる。
m.p. 93.0〜95.0℃、1H、13C及び19F
NMR分析によって同定される。
2,3,3,3−ペンタフルオロプロピオンアミドの製
造
的に同じ手順を使用しそしてペルフルオロアシル化剤と
してペンタフルオロ無水プロピオン酸によって置き換え
ると、標題の生成物が95%収率で白い結晶として得ら
れる。m.p. 118.0〜118.5℃、1H、13
C及び19FNMR分析によって同定される。
ル)−3−オキサゾリン−5−オンの製造
−クロロフェニル)−シアノメチル]−2,2,2−ト
リフルオロアセトアミド(0.1モル)の溶液を、0.
75〜1.0時間の期間にわたってp-トルエンスルホ
ン酸一水和物(p−tsa・H2O)(0.11モル)
によって少しずつ処理し、90〜95℃で2〜3時間撹
拌し、冷却しそして濾過する。濾液を水で二回洗浄しそ
して真空中で濃縮すると、オイル残渣が得られる。オイ
ルをヘプタン中に溶解し、濾過し、そして濾液を真空蒸
留すると、オイルとして標題の生成物が得られる。5
5.6%収率、bp78℃/0.01mmHg、1H、
13C及び19FNMR分析によって同定される。
フェニル)シアノメチル]−2,2,2−トリフルオロ
アセトアミド(26.3g、0.1モル)の溶液及び8
0℃のメタンスルホン酸(10.7g、0.11モル)
を、20分の期間にわたって水(2mL、0.11モ
ル)によって処理し、90℃で8時間撹拌しそして冷却
する。反応混合物を二回水で洗浄する。有機層を真空中
で濃縮するとオイルが得られ、これを真空蒸留すると標
題の生成物がオイルとして得られる。13.7g、bp
80℃/0.01mmHg。
−オキサゾリン−5−オンの製造
的に同じ手順を使用しそして出発物質としてN−(α−
シアノチエニル)−2,2,2−トリフルオロアセトア
ミドによって置き換えると、標題の生成物が薄茶色の固
体として得られる。50%収率、mp 62.0〜6
5.0℃、IR並びに1H、13C及び19FNMR分析に
よって同定される。
ンの製造
的に同じ手順を使用しそして出発物質として適切なペル
フルオロアルカノイルアミノニトリルによって置き換え
ると、表II中に示す化合物が得られる。
である。
7又は8の整数であり、Rは、
M及びQは、各々独立に、水素、ハロゲン、CN、NO
2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハロアルキル、C1
〜C4−アルコキシ、C1〜C4−ハロアルコキシ、C1〜
C4−アルキルチオ、C1〜C4−アルキルスルフィニル
であるか、又はM及びQが隣の位置にある時にはそれら
は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、M
Qが構造式−OCH2O−、−OCF2O−若しくは−C
H=CH−CH=CH−を表す環を形成しても良いが、
ここでL、M及びQの少なくとも一つは水素以外でなけ
ればならないという条件があり、R1、R2及びR3は、
各々独立に、水素、ハロゲン、NO2、CHOである
か、又はR2及びR3は、それらが結合している原子と一
緒になって、R2R3が構造式
立に、水素、ハロゲン、CN若しくはNO2である)に
よって表される環を形成しても良く、そしてWは、O又
はSである)である]の化合物の製造のための方法であ
って、式III
アミノニトリルを式IV
は、OR1、Cl又はO(式中、R1は、水素又はC1〜
C6−アルキルである)であり、ここでXがOである時
にはmは2でなければならず、そしてXがCl又はOR
1である時にはmは1でなければならないという条件が
ある]のペルフルオロアシル化剤と溶媒の存在下で、必
要に応じて塩基の存在下で反応させて、式I
ル中間体を生成させること、並びに式Iの中間体を酸及
び少なくとも1モル当量の水の存在下で環化することを
含んで成る方法。
ナトリウム若しくはカリウム又は第三級アミンである、
上記2記載の方法。
芳香族炭化水素であり、そして酸が硫酸、メタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、
ナフタレンスルホン酸、フルオロホウ酸又は三フッ化ホ
ウ素錯体である、上記1記載の方法。
れたようである]の化合物の製造のための方法であっ
て、式I
水の存在下で環化することを含んで成る方法。
ンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、ナフタレンス
ルホン酸、フルオロホウ酸又は三フッ化ホウ素錯体であ
る、上記5記載の方法。
7又は8の整数であり、Rは、
M及びQは、各々独立に、水素、ハロゲン、CN、NO
2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハロアルキル、C1
〜C4−ハロアルコキシ、C1〜C4−アルキルチオであ
るか、又はM及びQが隣の位置にある時にはそれらは、
それらが結合している炭素原子と一緒になって、MQが
構造式−OCH2O−、−OCF2O−若しくは−CH=
CH−CH=CH−を表す環を形成しても良いが、ここ
でL、M及びQの少なくとも一つは水素以外でなければ
ならないという条件があり、R1、R2及びR3は、各々
独立に、水素、ハロゲン、NO2、CHOであるか、又
はR2及びR3は、それらが結合している原子と一緒にな
って、R2R3が構造式
立に、水素、ハロゲン、CN若しくはNO2である)に
よって表される環を形成しても良く、そしてWは、O又
はSである)である]を有する化合物。
記7記載の化合物。
及びQが各々独立に水素、ハロゲン又はC1〜C4−ハロ
アルキルである、上記8記載の化合物。
素であり、R2及びR3が各々独立に水素又はハロゲンで
あり、そしてWがSである、上記8記載の化合物。
Claims (3)
- 【請求項1】 式II 【化1】 [式中、 nは、1、2、3、4、5、6、7又は8の整数であ
り、 Rは、 【化2】 (式中、 Lは、水素又はハロゲンであり、 M及びQは、各々独立に、水素、ハロゲン、CN、NO
2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハロアルキル、C1
〜C4−アルコキシ、C1〜C4−ハロアルコキシ、C1〜
C4−アルキルチオ、C1〜C4−アルキルスルフィニル
であるか、又はM及びQが隣の位置にある時にはそれら
は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、M
Qが構造式−OCH2O−、−OCF2O−若しくは−C
H=CH−CH=CH−を表す環を形成しても良いが、
ここでL、M及びQの少なくとも一つは水素以外でなけ
ればならないという条件があり、 R1、R2及びR3は、各々独立に、水素、ハロゲン、N
O2、CHOであるか、又はR2及びR3は、それらが結
合している原子と一緒になって、R2R3が構造式 【化3】 (式中、 R4、R5、R6及びR7は、各々独立に、水素、ハロゲ
ン、CN若しくはNO2である)によって表される環を
形成しても良く、そしてWは、O又はSである)であ
る]の化合物の製造のための方法であって、式III 【化4】 [式中、 Rは、上で述べたようである]のアミノニトリルを式I
V 【化5】 [式中、 mは、1又は2の整数であり、 Xは、OR1、Cl又はO(式中、 R1は、水素又はC1〜C6−アルキルである)であり、
ここでXがOである時にはmは2でなければならず、そ
してXがCl又はOR1である時にはmは1でなければ
ならないという条件がある]のペルフルオロアシル化剤
と溶媒の存在下で、必要に応じて塩基の存在下で反応さ
せて、式I 【化6】 のペルフルオロアルカノイルアミノニトリル中間体を生
成させること、並びに式Iの中間体を酸及び少なくとも
1モル当量の水の存在下で環化することを含んで成る方
法。 - 【請求項2】 式II 【化7】 [式中、 n及びRは、請求項1中で定義されたようである]の化
合物の製造のための方法であって、式I 【化8】 の化合物を酸及び少なくとも1モル当量の水の存在下で
環化することを含んで成る方法。 - 【請求項3】 式I 【化9】 [式中、 nは、1、2、3、4、5、6、7又は8の整数であ
り、 Rは、 【化10】 (式中、 Lは、水素又はハロゲンであり、 M及びQは、各々独立に、水素、ハロゲン、CN、NO
2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ハロアルキル、C1
〜C4−アルコキシ、C1〜C4−ハロアルコキシ、C1〜
C4−アルキルチオ、C1〜C4−アルキルスルフイニル
であるか、又はM及びQが隣の位置にある時にはそれら
は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、M
Qが構造式−OCH2O−、−OCF2O−若しくは−C
H=CH−CH=CH−を表す環を形成しても良いが、
ここでL、M及びQの少なくとも一つは水素以外でなけ
ればならないという条件があり、 R1、R2及びR3は、各々独立に、水素、ハロゲン、N
O2、CHOであるか、又はR2及びR3は、それらが結
合している原子と一緒になって、R2R3が構造式 【化11】 (式中、 R4、R5、R6及びR7は、各々独立に、水素、ハロゲ
ン、CN若しくはNO2である)によって表される環を
形成しても良く、そしてWは、O又はSである)であ
る]を有する化合物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/175,822 US5659046A (en) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | Method for the preparation of 2-perfluoroalkyl-3-oxazolin-5-one |
US175845 | 1993-12-30 | ||
US08/175,845 US5426225A (en) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | Perfluoroalkanoyl aminonitriles |
US175822 | 1993-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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