JPH07252046A - エレベータのかご呼び登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】サービス階床の多い高階床エレベータであって
も、かご内利用者が操作しやすいエレベータのかご呼び
登録装置を得る。 【構成】かご操作盤の上部と下部にわたってサービス階
床に対応して配設され、各々はかご呼び階床を指定する
かご呼び釦１及び１に対応する階床名の表示または階床
名の無表示の切変えが可能な表示灯を有する複数のかご
呼び手段と、１により指定された階床を登録し、この登
録された階床にかごを運行させるかご呼び登録回路３
と、かご位置とエレベータ運転方向に基づき、１のうち
エレベータの運転方向と同一方向のサービス可能な階床
に対応する階床名を１の階床名表示器２に表示させ、か
つこの階床名表示器２に表示された階床名に１で指定さ
れた階床を有効呼び登録とする制御回路４を具備したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばサービス階床の
多い方向性乗合全自動運転方式のエレベータに使用され
るエレベータのかご呼び登録装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来サービス階床の多い高階床エレベー
タにおいては、かご内操作盤に行先階釦（かご呼び釦）
が、サービス可能な階床数分だけ取り付けられ、またか
ご内操作盤という限られたスペースに多くのエレベータ
の行先階釦が取り付けられている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の高階
床エレベータにおいては、かご内操作盤にはサービス階
床分の行先階釦が取り付けられているため、利用者がか
ご内の多数の行先階釦から、目的の階床の釦を探し出し
て操作しなければならない。

【０００４】また、かご内操作盤という限られたスペー
スに多くの行先階釦が取り付けられているため、釦取付
配置上、かご内操作盤の上部に取り付いた釦やかご床面
近くのかご内操作盤の下部に取り付いた釦があり、特に
下部に取り付いた行先階釦等の釦表面に表示され、階床
文字が見ずらいことや、行先階釦を押す様に、操作しず
らいということがあり、利用上不便で利用者に対して不
快感を与えていた。

【０００５】そこで本発明は、サービス階床の多い高階
床エレベータであっても、かご内利用者が操作しやすい
エレベータのかご呼び登録装置を提供することを目的と
する。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１に対応する発明は、サービス階床の多い高
階床エレベータであって、エレベータの運転方向上のか
ご呼びおよび乗場呼びに順次応答するエレベータにおい
て、かご内の側壁の所定部位に上部から下部にわたって
前記サービス階床に対応する個数だけ配設され、各々は
かご呼び階床を指定するかご呼び釦およびこのかご呼び
釦に対応する階床名の表示または階床名の無表示の切変
えが可能な階床名表示器を有する複数のかご呼び手段
と、このかご呼び手段のかご呼び釦により指定された階
床を登録し、この登録された階床にかごを運行させるた
めのかご呼び登録手段と、前記かご位置を検出するかご
位置検出手段と、前記かごの運転方向を検出するエレベ
ータ運転方向検出手段と、前記かご位置検出手段により
検出されたかご位置と前記エレベータ運転方向検出手段
に検出された運転方向に基づき、前記かご呼び手段のう
ち前記エレベータの運転方向と同一方向のサービス可能
な階床に対応する階床名を前記かご呼び手段の階床名表
示器に表示させる階床名表示制御手段と、を具備したエ
レベータのかご呼び登録装置である。

【０００７】前記目的を達成するため、請求項２に対応
する発明は、サービス階床の多い高階床エレベータであ
って、エレベータの運転方向上のかご呼びおよび乗場呼
びに順次応答するエレベータにおいて、かご内の側壁の
所定部位に上部から下部にわたって前記サービス階床に
対応する個数だけ配設され、各々はかご呼び階床を指定
するかご呼び釦およびこのかご呼び釦に対応する階床名
の表示または階床名の無表示の切変えが可能であると共
に、階床名が任意に変更可能な階床名表示器を有する複
数のかご呼び手段と、このかご呼び手段のかご呼び釦に
より指定された階床を登録し、この登録された階床にか
ごを運行させるためのかご呼び登録手段と、前記かご位
置を検出すると共に、このかご位置が所定位置となった
とき、表示配列位置を変更する信号を出力するかご位置
検出手段と、前記かごの運転方向を検出するエレベータ
運転方向検出手段と、前記かご位置検出手段により検出
されたかご位置と前記エレベータ運転方向検出手段に検
出された運転方向に基づき、前記かご呼び手段のうち前
記エレベータの運転方向と同一方向のサービス可能な階
床に対応する階床名を前記かご呼び手段の階床名表示器
に表示させる階床名表示制御手段と、前記かご位置検出
手段から表示配列位置を変更する信号が出力されたと
き、前記かご呼び手段の階床名表示器に対してサービス
可能な階床に対応する階床名を、前記上部の階床名表示
器から下部の階床名表示器にわたって順次所定の順序に
て表示変更する階床名表示変更手段と、を具備したエレ
ベータのかご呼び登録装置である。

【０００８】前記目的を達成するため、請求項３に対応
する発明は、サービス階床の多い高階床エレベータであ
って、エレベータの運転方向上のかご呼びおよび乗場呼
びに順次応答するエレベータにおいて、かご内の側壁の
所定部位に上部から下部にわたって前記サービス階床に
対応する個数だけ配設され、各々はかご呼び階床を指定
するかご呼び釦およびこのかご呼び釦に対応する階床名
の表示または階床名の無表示の切変えが可能であると共
に、階床名が任意に変更可能な階床名表示器を有する複
数のかご呼び手段と、このかご呼び手段のかご呼び釦に
より指定された階床を登録し、この登録された階床にか
ごを運行させるためのかご呼び登録手段と、前記かご位
置を検出するかご位置検出手段と、前記かごの運転方向
を検出するエレベータ運転方向検出手段と、前記かご位
置検出手段により検出されたかご位置に応じて、前記行
先階釦のうち前記エレベータの運転方向と同一方向のサ
ービス可能な階床に対応する階床名を表示させる階床名
表示制御手段と、このエレベータ運転方向検出手段によ
り検出された上昇運転方向および下降運転方向に対応
し、上昇専用階床名配列と下降専用階床名配列に切換え
るものであって、上昇専用階床名配列は前記上部の階床
名表示器から下部の階床名表示器にかけて階床名が大き
い順に並べる配列とし、また下降専用階床名配列は前記
上部の階床名表示器から下部の階床名表示器にかけて階
床名が小さい順に並べる配列とする階床名配列切換手段
と、を具備したエレベータのかご呼び登録装置である。

【０００９】

【作用】請求項１に対応する発明によれば、エレベータ
の運転方向およびかご位置に基づき、エレベータの運転
方向と同一方向のサービス可能な階床に対応する階床名
のみがかご呼び手段の階床名表示器に表示されるので、
従来のように操作盤上に取り付いたサービス階床の全て
に対応する行先階釦を探し出すという煩わしさがなく、
かご呼び登録時の操作性が向上する。

【００１０】請求項２に対応する発明によれば、かご呼
び手段のサービス可能な階床名が、かご位置により上部
の階床名表示器から下部の階床名表示器にわたって順次
所定の順序にて表示変更され、かご位置とエレベータの
運転方向に基づき、エレベータの運転方向と同一方向の
サービス可能な階床に対応する階床名が表示されるの
で、かご呼び手段の操作性・利便性が向上する。

【００１１】請求項３に対応する発明によれば、エレベ
ータ運転方向に基づき、階床名表示器を、上昇専用階床
名配列と下降専用階床名配列に切換えるようにしたの
で、常にサービス可能な階床に対応する階床名表示器の
階床名が上部に表示され、かご呼び登録時の操作性が向
上する。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明によるエレベータの呼び登録
装置の第１実施例の概略構成を示すブロック図であり、
かご呼び手段を構成するかご呼び釦１およびかご呼び釦
階床表示灯２、かご呼び登録手段を構成するかご呼び登
録回路３、階床名表示制御手段を構成する制御回路４お
よびエレベータ減速点検出回路７、かご位置検出手段を
構成するかご位置検出回路５、エレベータ運転方向検出
手段を構成するエレベータ運転方向検出回路６からなっ
ている。

【００１３】かご位置検出回路５はかご位置を検出す
る。エレベータ運転方向検出回路６はエレベータの運転
方向を検出する。エレベータ減速点検出回路７は、本発
明のかご位置検出手段の表示配列位置を変更する信号を
出力する手段に対応し、ここでは乗場呼びによりエレベ
ータが減速運転中であるかどうかを検出する。

【００１４】制御回路４はエレベータ減速点検出回路７
によりエレベータが減速中であることが検出されたと
き、かご位置検出回路５により検出されたかご位置と、
エレベータ運転方向検出回路６ににより検出されたエレ
ベータの運転方向に基づき、かご呼び登録回路３に対し
て、エレベータの運転方向と同一方向（順方向）の階床
のみのかご呼び釦１の階床表示文字、すなわちかご呼び
釦階床表示灯２を点灯させるように信号を出力する。こ
の場合、自階床のかご呼び釦は、階床文字が消えてい
る。

【００１５】このことを図３により、説明する。図３は
エレベータのサービス階床１Ｆから４０Ｆの場合で、か
ごが上昇方向のホール呼びの選択で１Ｆに停止したと
き、かごが上昇方向のホール呼びの選択で２０Ｆに停止
したとき、かごが上昇方向のホール呼びの選択で３０Ｆ
に停止したときのそれぞれの呼び釦階床表示灯２の点灯
状態を示している。

【００１６】図２（ａ）はかご操作盤８の概略構成を示
す正面図であり、これにはかご呼び釦１、かご内インジ
ケータ９、かご操作盤スイッチボックス１０を備えてい
る。図２（ｂ）はかご呼び釦１の構成を示す正面図であ
り、かご呼び登録応答表示灯１１の中央部分にはかご呼
び釦表示灯２が配設されている。かご呼び登録応答表示
灯１１はかご呼び登録時に点灯する。かご呼び釦表示灯
２は例えば液晶表示パネル、発光ダイオードパネルから
構成され、階床文字が任意に変更できたり、あるいは階
床文字を表示させたり、表示させないようにすることが
できるようになっている。

【００１７】図５は、図１の制御回路４の具体的な例を
示すもので、これはマイクロコンピュータ１７からな
り、これは入力用インターフェース１２、中央演算処理
装置（ＣＰＵ）１３、読出し専用記憶装置（ＲＯＭ）１
４、読出し書き込み記憶装置（ＲＡＭ）１５、出力用イ
ンターフェース１６とを備えている。

【００１８】ＲＯＭ１４には、図４に示すフローチャー
トに対応するプログラムが記憶されている。ＲＡＭ１５
には、エレベータに必要なかごの状態等の情報やかご呼
び等が記憶されている。ＣＰＵ１３は、これらのＲＯＭ
１４およびＲＡＭ１５の情報をもとに、ＲＯＭ１４のプ
ログラムを順次処理実行し、かご呼び手段の登録可能な
階床のみの選定及びその階床名の配置変更を行なう。

【００１９】以上の構成された第１実施例の動作につい
て図４のフローチャートを参照して説明する。Ｓ１にお
いて、エレベータが制御運転（ＩＮＤ）または操作者付
運転（ＡＴＴ）でないかどうかが判断される。このいず
れかの運転と判断すると、Ｓ２に進み、乗場呼びによる
エレベータが減速中かどうかが判断され、具体的には図
１及び図５の乗場呼びによるエレベータ減速点検出回路
７からの信号があるかどうかが判断される。Ｓ２におい
て、乗場呼びによるエレベータが減速中であると判断す
ると、Ｓ３に進み、ここで図１及び図５のかご位置検出
回路５からの検出信号によりかご位置を検出し、かつエ
レベータ運転方向検出回路６からの検出信号に運転方向
を検出する。そして、Ｓ４において、かご位置階床より
前方（かごの運転方向と一致する方向）のエレベータの
運転方向の階床のかご呼び釦１の配置変更を行ない、か
つこの配置変更を行なった階床に対応する図１及び図５
のかご呼び釦階床表示灯２を点灯させる。

【００２０】具体的には、図３に示すようにかごが１Ｆ
に停止しているときは、かご操作盤のかご呼び釦１の階
床表示灯２は左側のようになっている。ところが、かご
が乗場呼びにより２０Ｆの減速点に位置すると、階床表
示灯２の階床名がかご操作盤の上部から下部にわたって
順次所定の順序に表示変更が行なわれ、同様にかごが乗
場呼びにより３０Ｆの減速点に位置すると、階床表示灯
２の階床名がかご操作盤の上部から下部にわたって順次
所定の順序に表示変更が行なわれる。図中の階床表示灯
２の空白の部分は、階床名（階床文字）が消えており、
これらはいずれもかご呼び釦１の登録は無効になってい
る。

【００２１】以上述べた第１実施例によれば、かご呼び
釦１のサービス可能な階床名が、かご位置によりかご内
の側壁の所定部位に上部から下部にわたって順次所定の
順序にて表示変更され、また階床名が表示変更の動作中
でない時かご位置とエレベータの運転方向に基づき、エ
レベータの運転方向と同一方向のサービス可能な階床に
対応する階床名が表示されるので、かご呼び釦１の操作
性・利便性が向上する。前述した従来の技術では、サー
ビス可能な階床に対応したかご呼び釦が配設され、かつ
これらは全て階床表示灯２が点灯しているので、この中
から利用者が目的階床の釦を探し出して操作するとい
う、かご操作盤という限られたスペースに多数のかご呼
び釦（行先階釦）が取り付いているため、かご呼び釦の
取付け配置上、目的階のかご呼び釦が下部に取り付いて
いる場合は、かご呼び釦の表面に表示してある階床名が
見づらいことや、かご呼び釦を押すという操作がしづら
いという問題点があるが、前述した実施例ではそれらの
問題点が階床される。

【００２２】以上述べた実施例は、請求項２に対応する
ものであるが、これを以下のように変形して実施でき
る。請求項１に対応する発明のように、サービス階床の
多い高階床エレベータであって、エレベータの運転方向
上のかご呼びおよび乗場呼びに順次応答するエレベータ
において、かご内の側壁の所定部位に上部から下部にわ
たって前記サービス階床に対応する個数だけ配設され、
各々はかご呼び階床を指定するかご呼び釦およびこのか
ご呼び釦に対応する階床名の表示または階床名の無表示
の切変えが可能な階床名表示器を有する複数のかご呼び
手段と、このかご呼び手段のかご呼び釦により指定され
た階床を登録し、この登録された階床にかごを運行させ
るためのかご呼び登録手段と、前記かご位置を検出する
かご位置検出手段と、前記かごの運転方向を検出するエ
レベータ運転方向検出手段と、前記かご位置検出手段に
より検出されたかご位置と前記エレベータ運転方向検出
手段に検出された運転方向に基づき、前記かご呼び手段
のうち前記エレベータの運転方向と同一方向のサービス
可能な階床に対応する階床名を前記かご呼び手段の階床
名表示器に表示させる階床名表示制御手段を具備した構
成としてもよい。

【００２３】この場合かご操作盤は、具体的には図３の
左側（かご１Ｆに位置している時）に示すようにかご呼
び釦の階床位置は、固定のままであるが、かごが移動す
ることによって階床表示灯２が、かごの運転方向と同一
方向のサービス可能な階床に対応する階床名のみがかご
呼び手段の階床名表示器に表示される。この実施例の場
合には、従来のように操作盤上に取り付いたサービス階
床の全てに対応する行先階釦を探し出すという煩わしさ
がなく、かご呼び登録時の操作性が向上する。

【００２４】また以上述べたこととは別に、請求項３に
対応する発明のように、サービス階床の多い高階床エレ
ベータであって、エレベータの運転方向上のかご呼びお
よび乗場呼びに順次応答するエレベータにおいて、かご
内の側壁の所定部位に上部から下部にわたって前記サー
ビス階床に対応する個数だけ配設され、各々はかご呼び
階床を指定するかご呼び釦およびこのかご呼び釦に対応
する階床名の表示または階床名の無表示の切変えが可能
であると共に、階床名が任意に変更可能な階床名表示器
を有する複数のかご呼び手段と、このかご呼び手段のか
ご呼び釦により指定された階床を登録し、この登録され
た階床にかごを運行させるためのかご呼び登録手段と、
前記かご位置を検出するかご位置検出手段と、前記かご
の運転方向を検出するエレベータ運転方向検出手段と、
前記かご位置検出手段により検出されたかご位置に応じ
て、前記行先階釦のうち前記エレベータの運転方向と同
一方向のサービス可能な階床に対応する階床名を表示さ
せる階床名表示制御手段と、このエレベータ運転方向検
出手段により検出された上昇運転方向および下降運転方
向に対応し、上昇専用階床名配列と下降専用階床名配列
に切換えるものであって、上昇専用階床名配列は前記上
部の階床名表示器から下部の階床名表示器にかけて階床
名が大きい順に並べる配列とし、また下降専用階床名配
列は前記上部の階床名表示器から下部の階床名表示器に
かけて階床名が小さい順に並べる配列とする階床名配列
切換手段を具備した構成としてもよい。この実施例の場
合には、エレベータ運転方向に基づき、この運転方向と
同一方向のサービス可能な階床に対応するかご呼び手段
の階床名が、かご内の側壁の所定部位に上部から下部に
わたって順次所定の順序にて表示変更されるので、常に
サービス可能な階床に対応するかご呼び手段の階床名が
上部に表示され、かご呼び登録時の操作性が向上する。

【００２５】

【発明の効果】本発明によれば、サービス階床の多い高
階床エレベータであっても、かご内利用者が操作しやす
いエレベータのかご呼び登録装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるエレベータの呼び登録装置の第１
実施例の概略構成を示すブロック図。

【図２】図１のかご呼び釦とかご内操作盤を示す正面
図。

【図３】図１の呼び登録装置におけるかご内操作盤の呼
び釦の点灯例を示す正面図。

【図４】図１の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。

【図５】図１の具体的な実施例を示すブロック図。

【図６】本発明によるエレベータの呼び登録装置の第２
実施例のかご内操作盤の呼び釦の点灯例を示す正面図。

【符号の説明】

１…行先階釦（かご呼び釦）、２…呼び釦階床表示灯、
３…かご呼び登録回路、４…制御回路、５…かご位置検
出回路、６…エレベータ運転方向検出回路、７…乗場呼
びによるエレベータ減速点検出回路、８…かご操作盤、
９…かご内インジケータ、１０…。かご操作釦スイッチ
ボックス、１１…かご呼び登録応答表示灯、１２…入力
用バッファ、１３…中央演算処理装置、１４…読出し専
用記憶装置（ＲＯＭ）、１５…読出し書き込み記憶装置
（ＲＡＭ）、１６…出力ドライバ、１７…マイクロコン
ピュータ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 サービス階床の多い高階床エレベータで
   あって、エレベータの運転方向上のかご呼びおよび乗場
   呼びに順次応答するエレベータにおいて、 かご内の側壁の所定部位に上部から下部にわたって前記
   サービス階床に対応する個数だけ配設され、各々はかご
   呼び階床を指定するかご呼び釦およびこのかご呼び釦に
   対応する階床名の表示または階床名の無表示の切変えが
   可能な階床名表示器を有する複数のかご呼び手段と、 このかご呼び手段のかご呼び釦により指定された階床を
   登録し、この登録された階床にかごを運行させるための
   かご呼び登録手段と、 前記かご位置を検出するかご位置検出手段と、 前記かごの運転方向を検出するエレベータ運転方向検出
   手段と、 前記かご位置検出手段により検出されたかご位置と前記
   エレベータ運転方向検出手段に検出された運転方向に基
   づき、前記かご呼び手段のうち前記エレベータの運転方
   向と同一方向のサービス可能な階床に対応する階床名を
   前記かご呼び手段の階床名表示器に表示させる階床名表
   示制御手段と、 を具備したエレベータのかご呼び登録装置。
2. 【請求項２】 サービス階床の多い高階床エレベータで
   あって、エレベータの運転方向上のかご呼びおよび乗場
   呼びに順次応答するエレベータにおいて、 かご内の側壁の所定部位に上部から下部にわたって前記
   サービス階床に対応する個数だけ配設され、各々はかご
   呼び階床を指定するかご呼び釦およびこのかご呼び釦に
   対応する階床名の表示または階床名の無表示の切変えが
   可能であると共に、階床名が任意に変更可能な階床名表
   示器を有する複数のかご呼び手段と、 このかご呼び手段のかご呼び釦により指定された階床を
   登録し、この登録された階床にかごを運行させるための
   かご呼び登録手段と、 前記かご位置を検出すると共に、このかご位置が所定位
   置となったとき、表示配列位置を変更する信号を出力す
   るかご位置検出手段と、 前記かごの運転方向を検出するエレベータ運転方向検出
   手段と、 前記かご位置検出手段により検出されたかご位置と前記
   エレベータ運転方向検出手段に検出された運転方向に基
   づき、前記かご呼び手段のうち前記エレベータの運転方
   向と同一方向のサービス可能な階床に対応する階床名を
   前記かご呼び手段の階床名表示器に表示させる階床名表
   示制御手段と、 前記かご位置検出手段から表示配列位置を変更する信号
   が出力されたとき、前記かご呼び手段の階床名表示器に
   対してサービス可能な階床に対応する階床名を、前記上
   部の階床名表示器から下部の階床名表示器にわたって順
   次所定の順序にて表示変更する階床名表示変更手段と、 を具備したエレベータのかご呼び登録装置。
3. 【請求項３】 サービス階床の多い高階床エレベータで
   あって、エレベータの運転方向上のかご呼びおよび乗場
   呼びに順次応答するエレベータにおいて、 かご内の側壁の所定部位に上部から下部にわたって前記
   サービス階床に対応する個数だけ配設され、各々はかご
   呼び階床を指定するかご呼び釦およびこのかご呼び釦に
   対応する階床名の表示または階床名の無表示の切変えが
   可能であると共に、階床名が任意に変更可能な階床名表
   示器を有する複数のかご呼び手段と、 このかご呼び手段のかご呼び釦により指定された階床を
   登録し、この登録された階床にかごを運行させるための
   かご呼び登録手段と、 前記かご位置を検出するかご位置検出手段と、 前記かごの運転方向を検出するエレベータ運転方向検出
   手段と、 前記かご位置検出手段により検出されたかご位置に応じ
   て、前記行先階釦のうち前記エレベータの運転方向と同
   一方向のサービス可能な階床に対応する階床名を表示さ
   せる階床名表示制御手段と、 このエレベータ運転方向検出手段により検出された上昇
   運転方向および下降運転方向に対応し、上昇専用階床名
   配列と下降専用階床名配列に切換えるものであって、上
   昇専用階床名配列は前記上部の階床名表示器から下部の
   階床名表示器にかけて階床名が大きい順に並べる配列と
   し、また下降専用階床名配列は前記上部の階床名表示器
   から下部の階床名表示器にかけて階床名が小さい順に並
   べる配列とする階床名配列切換手段と、 を具備したエレベータのかご呼び登録装置。