JPH07252028A - シート材給送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート材給送装置および画像形成装置

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JPH07252028A
JPH07252028A JP6068974A JP6897494A JPH07252028A JP H07252028 A JPH07252028 A JP H07252028A JP 6068974 A JP6068974 A JP 6068974A JP 6897494 A JP6897494 A JP 6897494A JP H07252028 A JPH07252028 A JP H07252028A
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JP
Japan
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sheet material
roller
intermediate tray
feeding device
side guide
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JP6068974A
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Shigenao Ishibashi
繁尚 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片面に画像形成されたシート材を一時的に収
容する中間トレイにおいてさまざまなサイズのシート材
に対応して安定したシート材収納を可能とするシート材
給送装置を提供し、かつ該シート材給送装置を有する画
像形成装置を提供する。 【構成】 シート材を中間トレイ上より再給送手段へ搬
送するための一手段である補助搬送手段32は、両面搬
送手段から中間トレイ上に搬送されるシート材のガイド
も兼ねたローラ支持ガイド36と、該支持部材に支持さ
れる弾性ローラ34と該弾性ローラ34をシート材搬送
方向に駆動するための駆動手段から構成され、該弾性ロ
ーラ34はその軸方向にスライド移動可能であることを
特徴とするシート材給送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート材を装置本体内に
再給送するためのシート材給送装置に関するものであ
り、かつ、該シート材給送装置を有した画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては図4に示す
ような画像形成装置がある。
【0003】本画像形成装置は、画像形成装置本体1の
一側部に多量のシート材S’を積載収納した給紙デッキ
102を備えるほか、画像形成装置本体101内の下部
に所定量のシート材S’を積載収納した複数の給紙カセ
ット103,105を備えている。
【0004】そして、シート材S’を給紙するための給
紙部としての給紙デッキ102、及び各給紙カセット1
03,105の設置部位にはそれぞれ、リタード分離方
式の給紙装置106,107,109が備えられてい
る。
【0005】給紙デッキ102、給紙カセット103,
105内のシート材S’はそれぞれの給紙装置106,
107,109によって給紙されると、まず回転停止し
ているレジストローラ対110に送られて、ここで斜行
状態の矯正が行われる。
【0006】次いで、感光体ドラム111上に形成され
る潜像とのタイミングをとって回転するレジストローラ
対110により、感光体ドラム111と転写帯電器11
2との間に送られて、ここで感光体ドラム111上のト
ナー像が転写される(画像形成)。
【0007】この後、シート材S’は搬送ベルト113
により定着器(定着ローラ対)115に送られて、ここ
で転写されたトナー像をシート面に定着させるための定
着処理がなされる。
【0008】本画像形成装置はシート材S’への両面複
写を行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モー
ドを備えているが、通常複写モードの場合、定着処理後
のシート材S’は内排紙ローラ対116及び外排紙ロー
ラ対117により機外の排紙トレイ119上に排紙され
る。
【0009】また、両面複写モード及び多重複写モード
の場合には、内排紙ローラ対116またはスイッチバッ
クローラ対127により再給紙パス120及び両面搬送
パス126を介して中間トレイ121上に一時的に積載
収納される。
【0010】図5に両面搬送パス126及び中間トレイ
121の詳細を示す。
【0011】両面搬送パス126は中間トレイ121上
に様々なサイズのシート材を確実に積載収納するため
に、一般的にシート材サイズに応じてシート材排出フラ
ッパー130を切換えることにより、排出口が複数構成
されている。またそれぞれの排出口に対応して排出ロー
ラ131が構成されている。
【0012】さらに中間トレイ121上へのシート材積
載性を向上するために中間トレイ121上にはシート材
搬送方向と直交したシート材幅方向に一対のサイド規制
板133が往復移動し、シート材を幅方向から整合する
手段が用いられている。さらには排出されたシート材を
リタードローラ対140近傍まで補助搬送する補助搬送
手段132が構成されている。前記サイド規制板133
は両面搬送パス126からシート材が排出された瞬間は
間隔が紙幅+β(β=5〜10mm程度)に開いた状態
で待機し、シート材が中間トレイ121上に収納された
後に紙幅+α(α=1〜2mm程度)に閉じる開閉動作
(ジョギング)を行ない、シート材を幅方向に整合する
と共に、中間トレイ121上に収納されたシート材を両
面(多重)コピーするために再給紙する際にはシート材
の斜行防止のためにサイド規制板間隔は紙幅+αに閉じ
た状態でシート材ガイドとしての役割もはたしている。
尚サイド規制板の開閉タイミングは両面搬送パス126
の上流域のセンサー(不図示)でシート材先端を検知
し、シート材収納時間をタイマーでカウントすることで
行なっている。図6と図7に補助搬送手段132の動作
概要を示す。
【0013】弾性ローラ134はローラ支持ガイド13
6に支持されローラ駆動入力部でもあるローラ駆動入力
軸137を中心にして上下方向に回動可能に構成されて
いる。すなわち両面搬送パス126から中間トレイ12
1上にシート材S’が排出される際は弾性ローラ134
はローラ支持ガイド136ごと図示しない上昇バネによ
り上方へ退避しており(第1のポジション)、シート材
が中間トレイ上に排出された後に図示しないソレノイド
によりローラ134はローラ支持ガイド136と一体的
にシート材上に圧接される(第2のポジション)。そし
てシート材S’先端が中間トレイ下流域に設けられたシ
ャッターガイド138に突当たるまでローラ134はシ
ート材S’を搬送し(図6)、次のシート材S’排出前
に再び上方に退避する。
【0014】以上述べた構成を具備した画像形成装置に
おいて近年は両面(多重)コピーの生産性(コピースピ
ード)アップのために以下に述べる給紙構成を設けてい
るものがある一般的に両面コピーを行なう際の給紙は最
初の原稿を設定枚数分だけ表面コピー終了後、中間トレ
イに収納し、原稿交換した後に中間トレイ上のシート材
を再給紙し、次の原稿を裏面コピーして本体外の排紙ト
レイ(またはソーター)に排出するものが多い。
【0015】しかし前記の構成においては表面コピー終
了後中間トレイからの再給紙スタートに至るまでの時間
がかかり、その間の紙間時間があいてしまうため両面コ
ピーの生産性は高くならない。また原稿枚数が奇数枚の
片面原稿→両面コピー(以下片両コピーと称する)の場
合、両面コピー終了後のシート材のページ順に矛盾が生
ずるため、コピージョブ開始前に自動原稿送り装置(以
下DF(ドキュメントフィーダー)と称する)による原
稿カウントを行ない、原稿枚数が偶数枚と奇数枚ではコ
ピーシーケンスを分ける構成を設けていることが多い。
このためコピージョブ以外に原稿カウント時間がプラス
されることでトータルジョブとしての両面コピー生産性
が下がってしまうことになる。
【0016】そこで上記の問題を解決するために中間ト
レイ上に収納されたシート材の再給紙時は再下部のシー
ト材から順番に給紙を行なう給紙方式(以下下分離給紙
と称する)と定着装置の下流側にシート材反転パスを設
け、コピー面を下側にして本体外に排出する排紙反転機
構を設けることにより両面コピー生産性アップの試みが
成されている。具体的に述べると下分離給紙を実施する
ことで最初の原稿を設定枚数分だけ表面コピーし中間ト
レイに収納している最中に中間トレイ上の最下部のシー
ト材を再給紙する(以下先出し給紙と称する)ことが可
能となり表面コピーの最後と裏面コピーの一枚目の紙間
時間を縮めることができる。また排紙反転機構を実施す
ることで以下に述べるスキップ給紙が可能になり、DF
による原稿カウントも省くことができる。
【0017】図8にスキップ給紙時の原稿及びシート材
のフローを示す(図は片面原稿10枚の場合である) 原稿はDFにより図中原稿循環フローのように1回目の
循環では9,7,5,3,1の原稿はコピーされずに飛
ばして10,8,6,4,2の原稿のみを表面コピーさ
れたシート材が中間トレイに収納される。そして2回目
以降の原稿循環は10,9,8…2,1と1枚ずつ行な
われ、2面目コピー中間トレイ排出フローに示すように
1回目の原稿循環で表面コピーされた10,8,6,
4,2のシート裏面に9,7,5,3,1がコピーされ
本体外に排出される。また2回目の原稿循環時の10,
8,6,4,2の原稿を表面コピーされたシート材は1
回目の原稿循環時の表面コピー同様に中間トレイに収納
される。すなわち2回目以降の原稿循環時は表面コピー
用のシート材と裏面コピー用のシート材が1枚ずつ画像
形成手段に向けて交互に給紙される構成になっている。
ここで従来の原稿カウントは1回目の原稿循環時に併せ
て行なってしまうため、独自の原稿カウントは不要とな
り、奇数枚原稿の場合には排紙反転機構を用いた反転排
紙を行なうことにより、両面コピーされたシート材のペ
ージ順も矛盾なく揃えることができるのである。
【0018】また上記の先出し給紙、スキップ給紙時は
前述した中間トレイ上のサイド規制板の開閉タイミング
は図8に示すように1面目コピー中間トレイ収納時に対
してt1 早い時間に開き2面目コピー排出時に対してt
3 早い時間に閉じるシーケンスとなっている。上記サイ
ド規制板開閉動作(ジョギング)の実施により安定した
シート材収納と斜行のないシート材再給紙が可能とな
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では以下の問題があった。
【0020】先出し給紙、スキップ給紙は基本的に中間
トレイ上にシート材を収納しながら、再給紙を同時に実
施しているため、シート材のフィードミスがジャム検知
タイミングにかからないレベルで累積されると、理論上
の紙間時間t2 が大幅にバラついた場合、シート材収納
後にサイド規制板が閉じて中間トレイ収納不良をおこし
たりシート材再給紙時にサイド規制板が開いて裏面コピ
ー時の斜行が発生したりする恐れがある。
【0021】また、中間トレイ上のシート材を再給紙す
る際はシート材自身がカール等の悪条件下にあり、フィ
ードミスが生じやすいため、1度のフィードミスはジャ
ムとせずに再び給紙動作を行なう再給紙リトライモード
を採用しているものが数多くあるがこの再給紙リトライ
時も上記の問題は当然発生する。
【0022】図9に給紙リトライ発生時の問題をフロー
で示す。図中「2面目コピー中間トレイ排出フロー」は
リトライのない正常な再給紙フローであり、「2面目コ
ピーリトライ時中間トレイ排出フロー1」が給紙リトラ
イ発生時のフローである。すなわち正常な再給紙フロー
に対してt4 だけ遅れて2面目コピーが行なわれている
わけであるが、図からわかるように2面目コピー時(再
給紙時)はサイド規制板が開いた状態であり、斜行が発
生しやすくなるのは明白である。このため給紙リトライ
発生時の対応として正常な再給紙フローに対して、「2
面目コピーリトライ時中間トレイ排出フロー2」に示す
ように紙間時間t2 +紙幅時間=t5 だけ遅れて再給紙
をスタートするモード(以下収納優先モードと称する)
を用い、再給紙フローをサイド規制板の開閉タイミング
に合わせて遅らせることが行なわれていたが、さらなる
両面コピー生産性アップの観点から収納優先モードを行
なわなくてもよい安定した再給紙方式が望まれていた。
【0023】前記方式のひとつとしてサイド規制板の開
閉動作(ジョギング)を廃止し、常に紙幅+αの状態を
保って中間トレイへのシート材収納を行なう方式が挙げ
られる。
【0024】本方式は図5においての両面搬送パス12
6から収納されるシート材S’をサイド規制板133の
間口をテーパー状にすることでシート材S’が自然落下
してもサイド規制板の間に確実にシート材S’が収納さ
れる方式である。
【0025】しかし本方式は落下してきたシート材の幅
方向端部を中間トレイ121収納時のシート材S’を再
給紙リタードローラ140対近傍まで補助搬送する補助
搬送手段132で押圧しシート材S’の幅方向端部がサ
イド規制板133に乗り上がらないようにしなければな
らないことが実験上証明されている。
【0026】しかし図10に示すように弾性ローラ13
4は一般的に中間トレイ収納可能シート材最小幅を基準
に配されているため中間トレイ収納可能シート材最大幅
のシート材(多くは最も使用頻度の高いA4、LTRサ
イズ)を搬送する際は図から明らかなように弾性ローラ
134はシート材S’の幅方向端部を押圧することはで
きず、シート材S’の幅方向端部がサイド規制板133
に乗り上ってしまう。
【0027】上記問題点を解決するために、本発明にあ
っては、さまざまなサイズのシート材に対応して中間ト
レイにおいて安定したシート材収納を可能とするシート
材給送装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シート
材を中間トレイ上より再給送手段へ搬送するための一手
段である補助搬送手段は、両面搬送手段から中間トレイ
上に搬送されるシート材のガイドも兼ねた支持部材と、
該支持部材に支持されるローラと該ローラをシート材搬
送方向に駆動するための駆動手段から構成され、該ロー
ラはシート材搬送方向と交わる方向にスライド移動可能
であることを特徴とする。
【0029】シート材を中間トレイ上で整合するための
一手段であるサイドガイド手段に前記記載のローラをシ
ート材搬送方向と交わる方向に位置規制する規制部材を
設けるとよい。
【0030】また、シート材を中間トレイ上で整合する
ための一手段であるサイドガイド手段に設けられたロー
ラ規制部材はサイドガイド手段におけるシート材サイド
ガイド部の近傍に設けることもできる。シート材を中間
トレイ上で整合するための一手段である補助搬送手段に
おけるローラは両面搬送手段からシート材が中間トレイ
に搬送される際はシート材通過領域から退避している第
1のポジションとシート材が中間トレイ上に着地後、該
シート材をリタードローラ対近傍まで送るためにシート
材を押圧する第2のポジションを揺動可能に構成され、
該ローラは前記第1のポジションに位置する際に前記サ
イドガイド手段に設けられた規制部材に係合させること
もできる。
【0031】シート材を中間トレイ上で整合するための
一手段であるサイドガイド手段は収納されるシート材の
幅に応じてシート材幅方向に移動可能に構成され、前記
ローラはサイドガイド手段に設けられた規制部材と係合
した状態で、上記サイドガイド手段と同期してシート材
搬送方向と交わる方向に移動可能としてもよい。
【0032】また、上記に記載のシート材給送装置を画
像形成装置に設ける。
【0033】
【作用】上記のように構成された画像形成装置では、ロ
ーラが軸方向にスライド移動するので、シート材の幅方
向の寸法にかかわらず、適切なる位置で押圧してシート
材を搬送する。
【0034】サイドガイド手段にローラ規制部材を設け
ることで、サイドガイド手段の位置に従って、ローラの
位置を規制する。
【0035】ローラ規制部材をサイドガイド部の近傍に
設けることで、さらに適切なる位置でローラの位置を規
制する。
【0036】該ローラを第1のポジションに位置する際
にサイドガイド手段に設けられた規制部材に係合させ、
シート材に当接しない状態でローラの位置を規制する。
【0037】サイドガイド手段はシート材の幅に応じて
シート材幅方向に移動し、これと同期して該ローラもシ
ート材搬送方向と交わる方向に移動する。
【0038】画像形成装置に上記の構成のシート材給送
装置を設けることで、シート材を適切なる位置でローラ
で押圧して搬送する。
【0039】
【実施例】図1,2に本発明の実施例を示す。
【0040】図1は本発明を適用した、シート材給送装
置の要部断面図である。
【0041】図2は図1のAA断面であり、中間トレイ
21からシート材Sを再給送手段としての再給紙リター
ドローラ対40近傍まで補助搬送する補助搬送手段32
をシート材Sの搬送方向出口側から見た図である。
【0042】図2において、32は本発明による補助搬
送手段、33はサイドガイド手段としてのサイド規制
板、34はローラとしての弾性ローラ、36は支持部材
としてのローラ支持ガイド、51はカップリング部、5
5はローラ規制部材としての弾性ローラ係合片であり、
駆動手段としての駆動入力軸37からベルト53を介し
て連結軸54に伝達された駆動はスプリングピン等のカ
ップリング連結部材52からカップリング部51へ伝え
られ、弾性ローラ34が駆動される。また、Sは実施例
におけるシート材である。弾性ローラ34は連結軸54
とカップリング部51により、スライド移動可能であ
る。
【0043】この弾性ローラ34をシート材搬送方向と
交わる方向に位置規制するローラ規制部材としての弾性
ローラ係合片55を設ける。
【0044】弾性ローラ係合片55はサイドガイド手段
におけるシート材サイドガイド部としてのサイド規制板
33近傍、例えば図2に示すように、その上部ガイド面
(ひさし部)に設けられている。
【0045】弾性ローラ34は従来の技術の項で図6,
7を参照して説明したと同様に、シート材が中間トレイ
に搬送される際はシート材通過領域から退避している第
1のポジションとシート材が中間トレイ上に着地後、該
シート材をリタードローラ対近傍まで送るためにシート
材を押圧する第2のポジションを揺動可能に構成され、
該弾性ローラは前記第1のポジションに位置する際にサ
イド規制板33に設けられた弾性ローラ係合片55に係
合する。そして、このサイド規制板33はシート材の幅
に応じてシート材幅方向に移動可能に構成されており、
弾性ローラ34はそれに同期してシート材幅方向に移動
することが可能である。
【0046】図3に中間トレイ上に収納されるシート材
サイズの最大幅、最小幅に対応する弾性ローラ34のシ
ート材の幅方向へのスライド移動の状況を示す。
【0047】図よりカップリング部51に設けられたU
溝はカップリング連結部52との連結状態を変えないま
まサイド規制板33の動きに連動するため、サイド規制
板33の位置にかかわらず弾性ローラ34はサイド規制
板側面部(シート材整合部)との相対位置を変えずに駆
動伝達が成される。
【0048】上記実施例によれば中間トレイ収納時のシ
ート材を再給紙リタードローラ対近傍まで補助搬送する
弾性ローラで全てのシート材サイズの幅方向端部を押圧
することが可能になるため、サイド規制板の開閉動作
(ジョギング)を廃止した系においても中間トレイにお
いて安定したシート材収納が可能になる。
【0049】また、上記に記載のシート材給送装置を画
像形成装置に設ける。
【0050】
【発明の効果】本発明は上記の構成および作用を有する
もので、中間トレイ収納時のシート材を再給送手段近傍
まで補助搬送するローラをシート材搬送方向と交わる方
向にスライド移動可能にすることで、さまざまなサイズ
の幅のシート材を適切なる位置で押圧でき、シート材幅
方向端部がサイドガイド手段に乗り上がらなくなり、中
間トレイ上のシート材サイドガイド手段であるサイド規
制板の間隔をシート材幅+α(α=1〜2mm)に固定
した状態でのシート材収納が可能になり、開閉動作(ジ
ョギング)によるシート材幅方向の整合が不要になる。
これは自動両面ジョブのハイスピード化、ハイプロダク
ティビティー化を達成する。
【0051】シート材を中間トレイ上で整合するための
一手段であるサイドガイド手段に前記記載のローラをそ
の軸方向に位置規制するローラ規制部材を設けること
で、さらに適切なる位置でシート材を押圧できる。
【0052】ローラ規制部材はサイドガイド手段におけ
るシート材サイドガイド部の近傍に設けることでシート
材の幅方向のサイズに関係なくある一定の適切なる距離
でシート材の幅方向端部を押圧できる。
【0053】ローラは両面搬送手段からシート材が中間
トレイに搬送される際はシート材通過領域から退避させ
た第1のポジションでローラ規制部材と係合することで
シート材に当接せずに幅方向の移動を達成できる。
【0054】シート材を中間トレイ上で整合するための
一手段であるサイドガイド手段は収納されるシート材の
幅に応じてシート材幅方向に移動可能に構成され、前記
ローラはサイドガイド手段に設けられた規制部材と係合
した状態で、上記サイドガイド手段と同期してシート材
幅方向に移動可能とすることにより、シート材の幅方向
のサイズに関係なくシート材の幅の位置を規制でき、か
つまた、ある一定の適切なる距離でシート材の幅方向端
部を押圧できる。
【0055】また、上記に記載のシート材給送装置を画
像形成装置に設けることにより、両面(多重)コピー時
の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した、シート材給送装置の
要部断面図である。
【図2】図2は本発明を適用した、シート材給送装置の
補助搬送装置の図である。
【図3】図3は本発明を適用した、シート材給送装置の
補助搬送装置の図である。
【図4】図4は従来の画像形成装置断面図。
【図5】図5は従来の両面搬送パスおよびその周辺部の
断面図である。
【図6】図6は従来の補助搬送手段の要部断面図であ
る。
【図7】図7は従来の補助搬送手段の要部断面図であ
る。
【図8】図8は原稿循環及び再給紙フロー。
【図9】図9は原稿循環及び再給紙フロー。
【図10】図10は従来の補助搬送装置の図である。
【符号の説明】
32 補助搬送手段 33 サイド規制板(サイドガイド手段) 34 弾性ローラ (ローラ) 36 ローラ支持ガイド(支持部材) 37 駆動入力軸(駆動手段) 51 カップリング部 52 カップリング連結部 53 ベルト 54 連結軸 55 弾性ローラ係合片(ローラ規制部材) 140 リタードローラ対(再給送手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面に画像形成されたシート材を一時的に
    収納する中間トレイと該シート材を中間トレイ上で整合
    するためのサイドガイド手段と画像形成のため、シート
    材を再び画像形成手段に給送するための再給送手段を具
    備したシート材給送装置において、シート材を中間トレ
    イ上より再給送手段へ搬送するためのローラと、該ロー
    ラを支持する支持部材と、該ローラをシート材搬送方向
    に駆動するための駆動手段を有し、該ローラはシート材
    搬送方向と交わる方向に移動可能であることを特徴とす
    るシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 シート材を中間トレイ上で整合するため
    の一手段であるサイドガイド手段に請求項1に記載のロ
    ーラをシート材搬送方向と交わる方向に位置規制するロ
    ーラ規制部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 該ローラ規制部材はサイドガイド手段に
    おけるシート材サイドガイド部の近傍に設けられたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のシート材給送装
    置。
  4. 【請求項4】 該ローラは再給送手段からシート材が中
    間トレイに搬送される際はシート材通過領域から退避し
    ている第1のポジションとシート材が中間トレイ上に着
    地後、該シート材をリタードローラ対近傍まで送るため
    にシート材を押圧する第2のポジションを揺動可能に構
    成され、該ローラは前記第1のポジションに位置する際
    に前記サイドガイド手段に設けられた規制部材に係合す
    ることを特徴とする請求項1,2または3に記載のシー
    ト材給送装置。
  5. 【請求項5】 シート材を中間トレイ上で整合するため
    の一手段であるサイドガイド手段は収納されるシート材
    の幅に応じてシート材幅方向に移動可能に構成され、前
    記ローラはサイドガイド手段に設けられた規制部材と係
    合した状態で、上記サイドガイド手段と同期してシート
    材搬送方向と交わる方向に移動可能であることを特徴と
    する請求項1,2,3または4に記載のシート材給送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5に記載の
    シート材給送装置を有する画像形成装置。
JP6068974A 1994-03-15 1994-03-15 シート材給送装置および画像形成装置 Withdrawn JPH07252028A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6068974A JPH07252028A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 シート材給送装置および画像形成装置

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JP6068974A JPH07252028A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 シート材給送装置および画像形成装置

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JPH07252028A true JPH07252028A (ja) 1995-10-03

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JP6068974A Withdrawn JPH07252028A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 シート材給送装置および画像形成装置

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JP (1) JPH07252028A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108769454A (zh) * 2018-07-23 2018-11-06 沈阳派得林科技有限责任公司 一种智能调节焊缝底片数字化扫描设备及其扫描驱动方法

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