JPH07251758A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

自動車の車体前部構造

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JPH07251758A
JPH07251758A JP4270294A JP4270294A JPH07251758A JP H07251758 A JPH07251758 A JP H07251758A JP 4270294 A JP4270294 A JP 4270294A JP 4270294 A JP4270294 A JP 4270294A JP H07251758 A JPH07251758 A JP H07251758A
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JP
Japan
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reinforcement
joined
wall
strut housing
joining
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Pending
Application number
JP4270294A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Sato
健一郎 佐藤
Junichi Shimada
淳一 嶋田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル構成を簡単にして成形性,組付け性の
改善を図ると共に、フロントサスペンションの支持剛性
を高める。 【構成】 ストラットハウジング1の前,後コーナー部
CF,CRに内接配置して上端部をフードレッジアッパ
メンバ9に接合したフロントメンバ6,リヤメンバ7の
アッパリンク取付部に跨ってレインフォース11を接合
し、フロントメンバ6,リヤメンバ7,レインフォース
11の下端部をフロントサイドメンバ8の下縁フランジ
8bまで延設して上,下縁フランジ8a,8bに接合
し、クロージングプレート14をストラットハウジング
1の前後で2分割してそれらの端部をフロントメンバ
6,リヤメンバ7に接合してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車体前部構造、
とりわけ、フロントサスペンションのショックアブソー
バおよびアッパリンクを支持するストラットハウジング
部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体フロント部のストラットハウ
ジング構造として、実開平1−130884号公報に示
されているように、ストラットハウジングを二重構造と
したものが知られている。
【0003】これは具体的には、シェル状のスプリング
サポートの内側に、略同一のシェル状に形成したスプリ
ングサポートプレートを配設し、このスプリングサポー
トプレートの前後側部の下端部に、それぞれ脚状のレイ
ンフォースを接続して、該レインフォースの下端部をフ
ロントサイドメンバに接合してある。
【0004】そして、スプリングサポートの前後側部の
内側にブラケットを重合,固設して、このブラケット固
設部分と前記スプリングサポートプレートの前後側部の
レインフォース接続部分とに跨って、略U字状のアッパ
リンクの端部を軸支してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のアッパリンクの
端部の軸支部分は、ブラケットの接合およびレインフォ
ースの接合によって、それぞれ局部的に二重パネル構造
となっているが、その上下部分は一枚パネル構造である
ため剛性が低くなってしまうことは否めず、アッパリン
クから入力が作用した際に、車体フロントの前後方向骨
格部材であるフードレッジアッパメンバおよびフロント
サイドメンバに効率良く荷重伝達することができない。
【0006】また、レインフォースはスプリングサポー
トプレートの前後側部の下端部に脚状に設けられていて
前後方向に離間配置され、それらを連結補強する部材が
何等存在していないため、前後方向の倒れ荷重に対して
はこれらレインフォースが補強部材として十分に機能で
きない。
【0007】更に、略同じシェル形状のスプリングサポ
ートプレートにスプリングサポートを被冠して構成して
いて、それらが、広い範囲に亘って接触するようになっ
ているため、重量的に不利となってしまうことは勿論、
これら両部材の成形精度が出しづらく、また、接触面積
が広いため防錆上不利となってしまう。
【0008】そこで、本発明はパネル構造を極力簡単化
して、かつ、補強効果を著しく高めることができ、成形
性,組付け性の改善と軽量化を実現できると共に、フロ
ントサスペンションの支持剛性を一段と高めることがで
きる自動車の車体前部構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、上
端部にフロントサスペンションのショックアブソーバ上
端部を連結するスプリングサポート部を備え、フードレ
ッジパネルに接合されて該ショックアブソーバを支持す
るストラットハウジングの前,後側壁を形成した前,後
コーナー部にそれぞれ内接して、フロントサスペンショ
ンのアッパリンクを支持する断面略チャンネル形のフロ
ントメンバ,リヤメンバを上下方向に沿って配設し、フ
ロントメンバ,リヤメンバの下端をストラットハウジン
グの下縁と共にフロントサイドメンバの上縁フランジに
接合すると共に、フロントメンバ,リヤメンバの上端部
をスプリングサポート部に接合してフードレッジパネル
上端部のフードレッジアッパメンバに接合する一方、フ
ロントメンバの後壁とリヤメンバの前壁のアッパリンク
取付部位に跨って、ストラットハウジングの縦壁部に内
接するレインフォースを接合し、アッパリンクのフロン
ト端部,リヤ端部をフロントメンバ内,リヤメンバ内に
それぞれ嵌挿して軸支するこれらフロントメンバ,リヤ
メンバの各前,後壁を、ストラットハウジングの前,後
壁およびレインフォースで二重パネル構造とし、かつ、
前記フロントメンバ,リヤメンバ,レインフォースをフ
ロントサイドメンバの下縁フランジまで延設して該下縁
フランジに接合する一方、フロントサイドメンバの上,
下縁フランジに跨って接合して閉断面を形成するクロー
ジングプレートを、ストラットハウジングの前後で2分
割し、その分割端部を前記延設したフロントメンバの前
壁,リヤメンバの後壁に接合してある。
【0010】請求項2にあっては、レインフォースの延
設部の側面に、フロントメンバ,リヤメンバの各延設部
の側壁に跨って接合されるブラケットを設けてある。
【0011】請求項3にあっては、前記ブラケットに、
フロントメンバの後壁とレインフォースとの接合部分、
およびリヤメンバの前壁とレインフォースとの接合部分
に、それぞれ閉断面を形成する補強ビードを上下方向に
形成してある。
【0012】
【作用】請求項1によれば、ストラットハウジングの骨
格部材となるフロントメンバおよびリヤメンバの下端延
設部を、車体フロント下部の前後方向骨格部材であるフ
ロントサイドメンバに直接接合し、かつ、それらの上端
部をスプリングサポート部と共にフードレッジアッパメ
ンバに接合してあるため、アッパリンクから作用する入
力を、ストラットハウジングは勿論、フロントサイドメ
ンバとフードレッジアッパメンバとに確実に分散負担さ
せることができる。
【0013】また、フロントメンバ,リヤメンバに前後
方向に倒れ荷重が作用する場合、これら両メンバを結合
したレインフォースが突張り材として機能し、しかも、
それらの下端延設部がフロントサイドメンバに直接接合
されているから、この倒れ荷重をフロントサイドメンバ
で確実に受けると共に、前述と同様にフードレッジアッ
パメンバにも分散負担させて対抗することができる。
【0014】請求項2によれば、レインフォースの延設
部の側面に設けたブラケットによって、レインフォース
のフロントメンバ,リヤメンバに対する位置決めを行
い、該ブラケットをフロントメンバ,リヤメンバの各側
壁に接合すると共に、レインフォースをフロントメンバ
の後壁とリヤメンバの前壁に接合することによって、こ
れらフロントメンバ,リヤメンバ,レインフォースのア
ッセンブリの組付精度を向上でき、延いてはフロントメ
ンバ,リヤメンバのストラットハウジングおよびフロン
トサイドメンバへの組付精度を向上することができる。
【0015】請求項3によれば、フロントメンバの後壁
とレインフォースとの接合部分、およびリヤメンバとレ
インフォースとの接合部分には、それぞれ補強ビードに
よって閉断面が形成されているため接合強度が高まり、
これらフロントメンバ,リヤメンバ,レインフォースの
組付精度をより一層向上することができて、これらフロ
ントメンバ,リヤメンバ,レインフォースのアッセンブ
リのストラットハウジングおよびフロントサイドメンバ
への組付け性および組付精度を更に向上することができ
る。
【0016】また、フロントサスペンションメンバをフ
ロントサイドメンバの下面にボルト・ナットで締結する
際に、補強ビードによる閉断面内にボルトを挿入するこ
とにより補強ビードがボルトのガイド機能を奏すると共
に、ボルトの支持剛性が向上し、フロントサスペンショ
ンメンバのフロントサイドメンバへの締結強度を向上す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0018】図1〜図7において、1はフードレッジパ
ネル5のフロントホイールハウス5aに接合されて、フ
ロントサスペンションのショックアブソーバ15を囲繞
するストラットハウジングで、その上端部に該ショック
アブソーバ15の上端部を連結するトレー状のスプリン
グサポート部2を接合してある。
【0019】ストラットハウジング1の前,後部には、
前,後側壁3,4を曲折成形して、後述するフロントメ
ンバ6,リヤメンバ7を受容する前,後コーナー部C
F,CRを形成してある。
【0020】6,7は断面略チャンネル形に形成したフ
ロントメンバ,リヤメンバを示し、前記前,後コーナー
部CF,CRに上下方向に沿って内接嵌合して接合して
ある。
【0021】フロントメンバ6,リヤメンバ7は、それ
らの各上下方向の略中央部のアッパリンク取付部から下
半部に亘って、該フロントメンバ6の後壁とリヤメンバ
7の前壁とに跨って、ストラットハウジング1の縦壁部
1aに内接するレインフォース11を接合してサブアッ
センブリしてある。
【0022】このレインフォース11は、上下方向に多
段状に複数条の補強ビード11aをエンボス成形して面
剛性を高めてある。
【0023】フロントメンバ6,リヤメンバ7の上端部
は、前記スプリングサポート部2に接合して、該スプリ
ングサポート部2と共にフードレッジパネル5の上端部
の骨格部材であるフードレッジアッパメンバ9に接合し
てある。
【0024】本実施例では別成形されてストラットハウ
ジング1の前,後コーナー部CF,CRの上端部、およ
びスプリングサポート部2の側端部上に外嵌するガセッ
ト10を用いて、該ガセット10を介してその前,後部
内側にフロントメンバ6,リヤメンバ7の各上端部を嵌
合して、これらフロントメンバ6,リヤメンバ7をスプ
リングサポート部2に接続し、該ガセット10をフード
レッジアッパメンバ9に接合してある。
【0025】このガセット10は勿論、前記フロントメ
ンバ6,リヤメンバ7と一体成形して、ストラットハウ
ジング1の補強メンバを構成するようにしてもよい。
【0026】また、フロントメンバ6,リヤメンバ7お
よびレインフォース11の下端部は、ストラットハウジ
ング1の下縁と共にフロントサイドメンバ8の上縁フラ
ンジ8aに接合してある。
【0027】更に、これらフロントメンバ6,リヤメン
バ7およびレインフォース11の下端部は、前記上縁フ
ランジ8aとの接合部分から下縁フランジ8bに至る長
さに下方へ延設してあって、それらの延設端部を該下縁
フランジ8bに接合してある。
【0028】レインフォース11の下端延設部側面には
両端部が前後方向に張り出すブラケット12を接合して
あり、このブラケット12の端部をフロントメンバ6お
よびリヤメンバ7の各側壁に接合してある。
【0029】ブラケット12は丁度フロントサイドメン
バ8の閉断面内に収まる上下幅寸法に形成してあり、か
つ、フロントメンバ6の後壁とレインフォース11との
接合部分およびリヤメンバ7の前壁とレインフォース1
1との接合部分に相当する部位には、これら各接合部分
に閉断面部を形成する補強ビード13を上下方向にエン
ボス成形してある。
【0030】一方、フロントサイドメンバ8の上縁フラ
ンジ8aと下縁フランジ8bに接合して閉断面を形成す
るクロージングプレート14をストラットハウジング1
の前後で2分割してあり、それらの分割端にフランジ1
4aを形成して、該フランジ14aをフロントメンバ6
の延設部の前壁、およびリヤメンバ7の延設部の後壁に
接合してある。
【0031】そして、略U字状に形成されたフロントサ
スペンションのアッパリンク16のフロント端部16
a,リヤ端部16bを、フロントメンバ6内,リヤメン
バ7内にそれぞれ嵌挿して、ストラットハウジング1の
前,後側壁3,4およびレインフォース11でそれぞれ
二重パネル構造に構成されたこれらフロントメンバ6お
よびリヤメンバ7の各前,後壁に回動自在に軸支してあ
る。
【0032】図4,図5中、17はエクステンション、
18はロアリンクを示す。
【0033】以上の実施例構造によれば、アッパリンク
16のフロント端部16a,リヤ端部16bの取付部位
は、ストラットハウジング1の上下方向に亘って二重パ
ネル構造となってパネル剛性が高められていると共に、
特に、ストラットハウジング1の前,後コーナー部C
F,CRで上下方向の骨格部材として存在して、これら
フロント端部16a,リヤ端部16bを支持するフロン
トメンバ6およびリヤメンバ7の下端延設部を、車体フ
ロント下部の前後方向骨格部材であるフロントサイドメ
ンバ8に直接接合し、かつ、それらの上端部をスプリン
グサポート部2と共にフードレッジアッパメンバ9に接
合してあるため、アッパリンク16から作用する入力
を、ストラットハウジング1は勿論、フロントサイドメ
ンバ8とフードレッジアッパメンバ9とに確実に分散負
担させることができる。
【0034】また、フロントメンバ6,リヤメンバ7に
前後方向に倒れ荷重が作用する場合、これら両メンバ
6,7を結合したレインフォース11が突張り材として
機能し、しかも、これらフロントメンバ6,リヤメンバ
7,レインフォース11の下端延設部がフロントサイド
メンバ8に直接接合されているから、この倒れ荷重をフ
ロントサイドメンバ8で確実に受けると共に、前述と同
様にフードレッジアッパメンバ9にも分散負担させて対
抗することができる。
【0035】更には、スプリングサポート部2がフロン
トメンバ6,リヤメンバ7に接合されて補強されている
ため、ショックアブソーバ15の支持剛性を高めること
もできる。
【0036】一方、このような強度的な利点とは別に、
レインフォース11の側面に設けたブラケット12によ
って、レインフォース11のフロントメンバ6,リヤメ
ンバ7に対する位置決めを行い、該ブラケット12をフ
ロントメンバ6,リヤメンバ7の各側壁に接合すると共
に、レインフォース11をフロントメンバ6の後壁とリ
ヤメンバ7の前壁に接合することによって、これらフロ
ントメンバ6,リヤメンバ7,レインフォース11のア
ッセンブリの組付精度を向上でき、延いてはフロントメ
ンバ6,リヤメンバ7のストラットハウジング1および
フロントサイドメンバ8への組付精度を向上することが
できる。
【0037】また、フロントメンバ6の後壁とレインフ
ォース11との接合部分、およびリヤメンバ7の前壁と
レインフォース11との接合部分には、前記ブラケット
12の補強ビード13によって閉断面が形成されている
ため接合強度が高まり、これらフロントメンバ6,リヤ
メンバ7,レインフォース11の組付精度をより一層向
上することができて、これらフロントメンバ6,リヤメ
ンバ7,レインフォース11のアッセンブリのストラッ
トハウジング1およびフロントサイドメンバ8への組付
け性および組付精度を更に向上することができる。
【0038】更に、フロントサスペンションメンバ(図
示省略)をフロントサイドメンバ8の下面にボルト・ナ
ット(図示省略)で締結する際に、補強ビード13によ
る閉断面内にボルトを挿入することにより補強ビード1
3がボルトのガイド機能を奏すると共に、ボルトの支持
剛性が向上し、フロントサスペンションメンバのフロン
トサイドメンバ8への締結強度を向上することができ
る。
【0039】また、従来のように略同一形状の2つのハ
ウジング部材を嵌合して二重のストラットハウジングを
構成するものではないから、パネル成形精度が出し易
く、かつ、組付け性もよく、更には重量的にもコスト的
にも有利である。
【0040】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。
【0041】(1)アッパリンクの取付部位はストラッ
トハウジングの上下方向に亘って二重パネル構造となっ
てパネル剛性が高められていると共に、ストラットハウ
ジングの骨格部材となってアッパリンクを支持するフロ
ントメンバ,リヤメンバの下端延設部を、車体フロント
下部の前後方向骨格部材であるフロントサイドメンバに
直接接合し、かつ、それらの上端部をスプリングサポー
ト部と共にフードレッジアッパメンバに接合してあるた
め、アッパリンクから作用する入力を、ストラットハウ
ジングは勿論、フロントサイドメンバとフードレッジア
ッパメンバとに確実に分散負担させることができてスト
ラットハウジングの内倒れ変形を確実に防止し、アッパ
リンクの支持剛性を著しく高めることができる。
【0042】(2)フロントメンバ,リヤメンバに前後
方向に倒れ荷重が作用する場合、これら両メンバを結合
したレインフォースが突張り材として機能し、しかも、
それらの下端延設部がフロントサイドメンバに直接接合
されているから、この倒れ荷重をフロントサイドメンバ
で確実に受けると共に、フードレッジアッパメンバにも
分散負担させて対抗することができ、フロントメンバ,
リヤメンバの前後方向の倒れ剛性を著しく高めることが
できる。
【0043】(3)スプリングサポート部がフロントメ
ンバ,リヤメンバに接合されて補強されているから、シ
ョックアブソーバの支持剛性を高めることができる。
【0044】(4)レインフォースの延設部の側面に設
けたブラケットによって、レインフォースのフロントメ
ンバ,リヤメンバに対する位置決めを行い、該ブラケッ
トをフロントメンバ,リヤメンバの各側壁に接合すると
共に、レインフォースをフロントメンバの後壁とリヤメ
ンバの前壁に接合することによって、これらフロントメ
ンバ,リヤメンバ,レインフォースのアッセンブリの組
付精度を向上できるから、フロントメンバ,リヤメンバ
のストラットハウジング,フロントサイドメンバへの組
付精度を向上することができる。
【0045】(5)フロントメンバの後壁とレインフォ
ースとの接合部分、およびリヤメンバとレインフォース
との接合部分には、ブラケットの補強ビードによってそ
れぞれ閉断面が形成されているため接合強度が高まり、
これらフロントメンバ,リヤメンバ,レインフォースの
組付精度をより一層向上することができて、これらフロ
ントメンバ,リヤメンバ,レインフォースのアッセンブ
リのストラットハウジングおよびフロントメンバへの組
付け性および組付精度を更に向上することができる。
【0046】(6)フロントサスペンションメンバをフ
ロントサイドメンバの下面にボルト・ナットで締結する
場合、前記補強ビードによる閉断面内にボルトを挿入す
ることにより、補強ビードがボルトのガイド機能を奏す
ると共に、ボルトの支持剛性が向上し、フロントサスペ
ンションメンバのフロントサイドメンバへの締結強度を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図3】本発明の一実施例のストラットハウジングの分
解斜視図。
【図4】図1のA−A線に沿う断面図。
【図5】図1のB−B線に沿う断面図。
【図6】図1のC−C線に沿う断面図。
【図7】図1のD−D線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 ストラットハウジング 1a 縦壁部 2 スプリングサポート部 3 ストラットハウジングの前側壁 4 ストラットハウジングの後側壁 5 フードレッジパネル 6 フロントメンバ 7 リヤメンバ 8 フロントサイドメンバ 8a 上縁フランジ 8b 下縁フランジ 9 フードレッジアッパメンバ 11 レインフォース 12 ブラケット 14 クロージングプレート 16 アッパリンク CF 前部コーナー部 CR 後部コーナー部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部にフロントサスペンションのショ
    ックアブソーバ上端部を連結するスプリングサポート部
    を備え、フードレッジパネルに接合されて該ショックア
    ブソーバを支持するストラットハウジングの前,後側壁
    を形成した前,後コーナー部にそれぞれ内接して、フロ
    ントサスペンションのアッパリンクを支持する断面略チ
    ャンネル形のフロントメンバ,リヤメンバを上下方向に
    沿って配設し、フロントメンバ,リヤメンバの下端をス
    トラットハウジングの下縁と共にフロントサイドメンバ
    の上端フランジに接合すると共に、フロントメンバ,リ
    ヤメンバの上端部をスプリングサポート部に接合してフ
    ードレッジパネル上端部のフードレッジアッパメンバに
    接合する一方、フロントメンバの後壁とリヤメンバの前
    壁のアッパリンク取付部位に跨って、ストラットハウジ
    ングの縦壁部に内接するレインフォースを接合し、アッ
    パリンクのフロント端部,リヤ端部をフロントメンバ
    内,リヤメンバ内にそれぞれ嵌挿して軸支するこれらフ
    ロントメンバ,リヤメンバの各前,後壁を、ストラット
    ハウジングの前,後壁およびレインフォースで二重パネ
    ル構造とし、かつ、前記フロントメンバ,リヤメンバ,
    レインフォースをフロントサイドメンバの下縁フランジ
    まで延設して該下縁フランジに接合する一方、フロント
    サイドメンバの上,下縁フランジに跨って接合して閉断
    面を形成するクロージングプレートを、ストラットハウ
    ジングの前後で2分割し、その分割端部を前記延設した
    フロントメンバの前壁,リヤメンバの後壁に接合したこ
    とを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. 【請求項2】 レインフォースの延設部の側面に、フロ
    ントメンバ,リヤメンバの各延設部の側壁に跨って接合
    されるブラケットを設けたことを特徴とする請求項1記
    載の自動車の車体前部構造。
  3. 【請求項3】 ブラケットに、フロントメンバの後壁と
    レインフォースとの接合部分、およびリヤメンバの前壁
    とレインフォースとの接合部分に、それぞれ閉断面を形
    成するビード部を上下方向に形成したことを特徴とする
    請求項2記載の自動車の車体前部構造。
JP4270294A 1994-03-14 1994-03-14 自動車の車体前部構造 Pending JPH07251758A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471825B1 (ko) * 2002-03-21 2005-03-09 현대자동차주식회사 자동차의 프런트서스펜션구조
DE102013014704A1 (de) * 2013-09-05 2015-03-05 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Vorderbau einer Kraftfahrzeugkarosserie mit einem Verstärkungsteil für eine Federbeinaufnahme
CN108556930A (zh) * 2018-03-26 2018-09-21 力帆实业(集团)股份有限公司 汽车前轮罩总成

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KR100471825B1 (ko) * 2002-03-21 2005-03-09 현대자동차주식회사 자동차의 프런트서스펜션구조
DE102013014704A1 (de) * 2013-09-05 2015-03-05 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Vorderbau einer Kraftfahrzeugkarosserie mit einem Verstärkungsteil für eine Federbeinaufnahme
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