JPH07251152A - 可溶化・消化、分解槽 - Google Patents
可溶化・消化、分解槽Info
- Publication number
- JPH07251152A JPH07251152A JP8420694A JP8420694A JPH07251152A JP H07251152 A JPH07251152 A JP H07251152A JP 8420694 A JP8420694 A JP 8420694A JP 8420694 A JP8420694 A JP 8420694A JP H07251152 A JPH07251152 A JP H07251152A
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- JP
- Japan
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- tank
- waste
- org
- fermenting
- decomposition
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】厨芥の収集・廃棄作業の必要がなくなり、下
水道に障害を与えず、処理施設の負担を軽減する。 【構 成】厨芥の各種有機性廃棄物を破砕機で細粒化
し、沈澱槽1にて水と有機性廃棄物に分け、有機性廃棄
物を水中ポンプ6で移送パイプ7を通じて醗酵消化槽8
に送り、通性嫌気性菌を醗酵消化槽8内に添加し、醗酵
消化槽8内の温度を35℃に保ちながら、有機性廃棄物
の醗酵・分解・可溶化・消化を促進しガス分解させる。
その時、発生するガス類は、脱硫槽12で薬品で浄化さ
れ、エアー抜き口15より放出する。又、有機性廃棄物
のガス分解消化をうながす為、醗酵消化槽8内に、外部
より可動運転可能なスクリュー型撹拌機17及び節型上
部スカム掻散装置18を設ける。一定量以上貯溜された
分解水は、越流装置14を経て移送パイプ20で濾過装
置21に流入し、濾過されてから排水口より放流する。
水道に障害を与えず、処理施設の負担を軽減する。 【構 成】厨芥の各種有機性廃棄物を破砕機で細粒化
し、沈澱槽1にて水と有機性廃棄物に分け、有機性廃棄
物を水中ポンプ6で移送パイプ7を通じて醗酵消化槽8
に送り、通性嫌気性菌を醗酵消化槽8内に添加し、醗酵
消化槽8内の温度を35℃に保ちながら、有機性廃棄物
の醗酵・分解・可溶化・消化を促進しガス分解させる。
その時、発生するガス類は、脱硫槽12で薬品で浄化さ
れ、エアー抜き口15より放出する。又、有機性廃棄物
のガス分解消化をうながす為、醗酵消化槽8内に、外部
より可動運転可能なスクリュー型撹拌機17及び節型上
部スカム掻散装置18を設ける。一定量以上貯溜された
分解水は、越流装置14を経て移送パイプ20で濾過装
置21に流入し、濾過されてから排水口より放流する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥を嫌気醗酵分解し
可溶化せしめる、分解槽に関するものである。
可溶化せしめる、分解槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでの有機性廃棄物の処理について
は、好気性微生物を利用したものであり、完全なる臭気
の消滅は全く不可能であり、また残存物の完全除去は困
難なものである。
は、好気性微生物を利用したものであり、完全なる臭気
の消滅は全く不可能であり、また残存物の完全除去は困
難なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】厨芥を全て可溶化・消
化・分解して、分解水のみの放流とする。
化・分解して、分解水のみの放流とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】厨芥の各種有機性廃棄物
を、破砕機で細粒化し、水と共に沈澱槽1の汚水導入口
2に導入する。細粒化された各種有機性廃棄物は、沈静
装置3を経て沈澱槽1下部に沈澱し、余剰の上澄液はイ
ムホフ装置4を通過し、瀘過装置21を経て、排水口5
より排出されていく。沈澱槽1下部に細粒化された各種
有機性廃棄物が、一定量の沈澱がなされると、水中ポン
プ6が作動し沈澱物は水中ポンプ6に吸入され、移送パ
イプ7で醗酵消化槽8の下部の細粒化された各種有機性
廃棄物導入口9より、外気から完全に密閉された酵消化
槽8に注入される。この際に細粒化された有機性廃棄物
の醗酵・分解・可溶化・消化を促進させる為、通性嫌気
性菌を添加する。又、醗酵・分解・消化をより促進させ
る為、醗酵消化槽8内にシーズヒーター16を設置、温
度を平均35℃に保つ様にセンサー10付サーモスタッ
ト11を装備する。醗酵消化槽8に、バクテリア(通性
嫌気性菌)及び細粒化された各種有機性廃棄物の蓄積が
なされると、バクテリア(通性嫌気性菌)の働きによっ
て、ガス分解されて生成されたガス類は、そのガス圧に
よって脱硫槽12に移送パイプ13で移送され、薬品で
浄化されエアー抜き口15より放出する。醗酵消化槽8
内には、ガス分解及び消化の促進をうながす為、スクリ
ュー型撹拌機17及び節型上部スカム掻散装置18を設
け、醗酵消化槽8上部で、把手19を操作し可動運転を
行う。一定量以上貯溜された分解水は、越流装置14を
経て、移送パイプ20で濾過装置21に流入させ、分解
水を浄化させた後、排水口5より放流させる。
を、破砕機で細粒化し、水と共に沈澱槽1の汚水導入口
2に導入する。細粒化された各種有機性廃棄物は、沈静
装置3を経て沈澱槽1下部に沈澱し、余剰の上澄液はイ
ムホフ装置4を通過し、瀘過装置21を経て、排水口5
より排出されていく。沈澱槽1下部に細粒化された各種
有機性廃棄物が、一定量の沈澱がなされると、水中ポン
プ6が作動し沈澱物は水中ポンプ6に吸入され、移送パ
イプ7で醗酵消化槽8の下部の細粒化された各種有機性
廃棄物導入口9より、外気から完全に密閉された酵消化
槽8に注入される。この際に細粒化された有機性廃棄物
の醗酵・分解・可溶化・消化を促進させる為、通性嫌気
性菌を添加する。又、醗酵・分解・消化をより促進させ
る為、醗酵消化槽8内にシーズヒーター16を設置、温
度を平均35℃に保つ様にセンサー10付サーモスタッ
ト11を装備する。醗酵消化槽8に、バクテリア(通性
嫌気性菌)及び細粒化された各種有機性廃棄物の蓄積が
なされると、バクテリア(通性嫌気性菌)の働きによっ
て、ガス分解されて生成されたガス類は、そのガス圧に
よって脱硫槽12に移送パイプ13で移送され、薬品で
浄化されエアー抜き口15より放出する。醗酵消化槽8
内には、ガス分解及び消化の促進をうながす為、スクリ
ュー型撹拌機17及び節型上部スカム掻散装置18を設
け、醗酵消化槽8上部で、把手19を操作し可動運転を
行う。一定量以上貯溜された分解水は、越流装置14を
経て、移送パイプ20で濾過装置21に流入させ、分解
水を浄化させた後、排水口5より放流させる。
【0005】
【作用】厨芥の各種有機性廃棄物は、破砕機で細粒化さ
れ沈澱槽1に導入される。沈澱槽1での上澄液はイムホ
フ装置4を通過し、濾過装置21を経て排水口5より排
出される。一方、沈澱槽1下部に沈澱した各種有機性廃
棄物は、一定量たまると水中ポンプ6により、完全に密
閉され通性嫌気性菌が添加された醗酵消化槽に送られ
る。醗酵消化槽8内は醗酵・分解・消化をより促進させ
る為、シーズヒーター16を設置、温度を平均35℃に
保つ様配慮し、スクリュー型撹拌機17及び節型上部ス
カム掻散装置18を設け、ガス分解及び消化の促進を計
っている。上記の装置をもつ醗酵消化槽8で細粒化され
た各種有機性廃棄物は、バクテリア(通性嫌気性菌)に
よる分解の為、炭水化物・アミノ酸・長鎖脂肪酸を経て
酸生成過程である低級揮発性有機酸・アルコール類・中
性物質・H2・CO2・H2S・NH3に変化、更に酢
酸・CH4・CO2に変化生成され、最終にはメタンガ
ス・炭酸ガス及び分解水となる。尚、醗酵消化槽8に通
性嫌気性菌及び細粒化された各種有機性廃棄物の蓄積が
なされると、生成されたガス類はそのガス圧により、脱
硫槽12に移送され薬品で浄化されてエアー抜き口15
より放出する。醗酵消化槽8で一定量以上貯溜された分
解水は、越流装置14を経て、移送パイプ20で濾過装
置21に流入させ、分解水を浄化させた後排水口5より
放流させる。
れ沈澱槽1に導入される。沈澱槽1での上澄液はイムホ
フ装置4を通過し、濾過装置21を経て排水口5より排
出される。一方、沈澱槽1下部に沈澱した各種有機性廃
棄物は、一定量たまると水中ポンプ6により、完全に密
閉され通性嫌気性菌が添加された醗酵消化槽に送られ
る。醗酵消化槽8内は醗酵・分解・消化をより促進させ
る為、シーズヒーター16を設置、温度を平均35℃に
保つ様配慮し、スクリュー型撹拌機17及び節型上部ス
カム掻散装置18を設け、ガス分解及び消化の促進を計
っている。上記の装置をもつ醗酵消化槽8で細粒化され
た各種有機性廃棄物は、バクテリア(通性嫌気性菌)に
よる分解の為、炭水化物・アミノ酸・長鎖脂肪酸を経て
酸生成過程である低級揮発性有機酸・アルコール類・中
性物質・H2・CO2・H2S・NH3に変化、更に酢
酸・CH4・CO2に変化生成され、最終にはメタンガ
ス・炭酸ガス及び分解水となる。尚、醗酵消化槽8に通
性嫌気性菌及び細粒化された各種有機性廃棄物の蓄積が
なされると、生成されたガス類はそのガス圧により、脱
硫槽12に移送され薬品で浄化されてエアー抜き口15
より放出する。醗酵消化槽8で一定量以上貯溜された分
解水は、越流装置14を経て、移送パイプ20で濾過装
置21に流入させ、分解水を浄化させた後排水口5より
放流させる。
【0006】
1)厨芥の収集・廃棄作業の必要がなくなり、厨芥の完
全処理により、臭気のない浄化された排水を放出するこ
とが出来る。 2)残存汚泥が皆無となり、衛生上の問題を解決し快適
な生活住環境創りに寄与する。 3)本発明装置を連続的に使用することで、バクテリア
(通性嫌気性菌)は半永久的に働くので維持管理コスト
が安価となる。 4)厨芥の各種有機性廃棄物をガスと分解水に変える
為、下水道に障害を与えず終末処理施設の負担を軽減す
る。
全処理により、臭気のない浄化された排水を放出するこ
とが出来る。 2)残存汚泥が皆無となり、衛生上の問題を解決し快適
な生活住環境創りに寄与する。 3)本発明装置を連続的に使用することで、バクテリア
(通性嫌気性菌)は半永久的に働くので維持管理コスト
が安価となる。 4)厨芥の各種有機性廃棄物をガスと分解水に変える
為、下水道に障害を与えず終末処理施設の負担を軽減す
る。
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の立面図
【図3】本発明の断面図(B−B)
【図4】本発明の断面図(A−A)
(1)沈澱槽 (2)汚水導入口 (3)沈静装置 (4)イムホフ装置 (5)排水口 (6)水中ポンプ (7)移送パイプ (8)醗酵消化槽 (9)各種有機性廃棄物導入口 (10)センサー (11)サーモスタット (12)脱硫槽 (13)移送パイプ (14)越流装置 (15)エアー抜き口 (16)シーズヒーター (17)スクリュー型撹拌機 (18)節型上部スカム掻散装置 (19)把手 (20)移送パイプ (21)濾過装置
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 可溶化・消化、分解槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594069292 佐藤 慶孝 大阪府枚方市桜町4番55―24号 (71)出願人 594069306 上田 治雄 京都市右京区宇多野福王子町80番地 (72)発明者 土見 弘三郎 兵庫県西宮市甲子園口1丁目8−9−301 (72)発明者 太田越 秋二郎 京都市伏見区向島二の丸町151番地の4 2街区B棟1102号 (72)発明者 松田 登貴也 奈良県吉野郡東吉野村大字平野592番地 (72)発明者 茶谷 文夫 京都市左京区八瀬近衛町431番地の16 (72)発明者 佐藤 慶孝 大阪府枚方市桜町4番55−24号 (72)発明者 上田 治雄 京都市右京区宇多野福王子町80番地
Claims (1)
- 【請求項1】 各種有機性廃棄物に対して、嫌気性醗酵
処理を行ない、可溶化・消化並びに分解させる分解槽
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420694A JPH07251152A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 可溶化・消化、分解槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420694A JPH07251152A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 可溶化・消化、分解槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07251152A true JPH07251152A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13824017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8420694A Pending JPH07251152A (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 可溶化・消化、分解槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07251152A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020083850A (ko) * | 2001-04-30 | 2002-11-04 | 주식회사 제노바이오텍 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
JP2002336830A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Shinyo Sangyo Kk | 有機廃棄物の水中分解処理機 |
CN113955835A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-21 | 陈成 | 一种工业重金属污水处理系统 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP8420694A patent/JPH07251152A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020083850A (ko) * | 2001-04-30 | 2002-11-04 | 주식회사 제노바이오텍 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
JP2002336830A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Shinyo Sangyo Kk | 有機廃棄物の水中分解処理機 |
CN113955835A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-21 | 陈成 | 一种工业重金属污水处理系统 |
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