JP3429788B2 - 厨芥含有汚水の処理装置 - Google Patents
厨芥含有汚水の処理装置Info
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭やレストラン等の厨
房より排出される厨芥物を粉砕機で粉砕した厨芥含有汚
水の処理装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、厨房で排出する厨芥物の処理方法
としては、厨房で固形物と排水に分離されたのち、回収
した固形物は厨房より搬出され、焼却もしくは埋め立て
等により処理され、排水は未処理のまま放流されるかま
たは合併処理等により浄化処理されたのち放流されてい
た。しかしながら、回収された固形物の処理は、厨房よ
り搬出する際の煩雑さに加え、搬出されるまで蓄積され
るため生活環境を悪化させるという問題点があった。 【０００３】そこで、近年、厨房で発生した固形物をデ
ィスポーザで破砕処理し排水と共に排出する厨芥物粉砕
機が開発されている。これにより、厨房での固形物処理
の簡素化及び環境衛生上の改善も行われたが、破砕処理
水が公共下水道放流地域の場合は破砕物による下水管の
目詰まり等の問題が発生し、又、終末処理場の処理能力
不足による放流水域の水質汚染等や河川水域放流の場合
においても放流河川の水質汚染等の公害問題がクローズ
アップされている。 【０００４】そこで、ディスポーザによる多量の破砕物
をコンポスト法の様に固形物は除去して堆肥化し、分離
水は放流する方法が提案されている。しかし、コンポス
ト法は好気性発酵菌を用い固形物を処理するため、過剰
の水が固形物と共に発酵槽へ流入することにより処理率
を低下させ堆肥化に不利となるため、余剰水を固液分離
装置等の機械的処理方法を介して排出する必要があり、
また発酵槽においては固形物の発酵速度を高めるため槽
内にヒーター等の加温装置を設置し常に槽内を５０℃以
上の高温に保ちつつ撹拌する等の手段が必要であった。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、固液分離後の分離水の放流は微小の固形物
成分を有する高濃度の有機性排水なのでＢＯＤ負荷量が
極めて高く公害上の問題点を有しており、また、固液分
離装置等の機械的処理に伴う維持管理が複雑なため一般
家庭では採用し難く、処理がおろそかになるという問題
点を有していた。コンポスト法により堆肥化された固形
物は、槽内に堆積し続けるため頻繁に除去しなければな
らず煩雑なため作業性に欠けるという問題点を有してい
た。更に、機械的、熱的処理を伴うため処理設備が大型
化複雑化し高度の維持管理を必要とし一般には馴染み難
いという問題点を有していた。 【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、厨房で発生する固形物や汚水処理後の余剰汚泥の回
収作業が不要で、かつ構造が簡単で維持管理も極めて容
易な上質な処理水を放流することができ公害上の問題も
生じることのない厨芥含有汚水の処理装置を提供するこ
とを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の厨芥含有汚水の処理装置は、厨芥含有汚水中
の固形物を粉砕する粉砕機と、前記粉砕機での粉砕物を
含有する厨芥含有汚水を嫌気性微生物固定床の存在下で
嫌気分解する嫌気分解槽と、前記嫌気分解槽の処理水を
移送する溢流管と、前記溢流管で移送される前記嫌気分
解槽で嫌気分解された処理水をエアレーションを行なう
散気菅と好気性微生物固定床との存在下で好気処理する
好気処理槽と、前記好気処理槽のエアレーションにより
浮上した懸濁物質や余剰汚泥等を前記嫌気分解槽へ返送
するポンプと前記好気処理槽の上部に配設され前記嫌気
分解槽に連接される返送管とを有する余剰汚泥等返送手
段と、を備えた構成を有している。 【０００８】 【作用】この構成によって、厨房に設置したディスポー
ザで粉砕された厨芥固形物は嫌気性微生物群により液体
状に可溶化することができる。更に、嫌気処理された処
理水を好気処理域で、好気性微生物群により処理するの
でＢＯＤ負荷量を著しく低減させることができる。好気
処理手段でのエアーレーションにより浮上した懸濁物質
や余剰汚泥等は嫌気分解域に返送して再度処理を繰り返
すのでＳＳの発生のない良好な処理水とすることができ
る。 【０００９】厨房で発生する厨芥固形物の回収が不要で
かつ簡単な構造であるため保守管理が容易で常に衛生的
に保たれかつ厨房での廃棄作業等を簡便化することがで
きる。また放流水のＢＯＤの負荷量が極めて低いので環
境汚染等の公害問題を防止することができる。 【００１０】 【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 【００１１】図１は本発明の一実施例における厨芥含有
汚水の処理装置の構成図である。１は厨房のシンク、２
はシンク１の底部に配設されたディスポーザ等からなる
粉砕機、３は排出口に配置された原水流入管、４は原水
流入管３を経由して粉砕機２で破砕された厨芥の固形物
を長期間嫌気性微生物群にさらし固形分を可溶化分解し
液状化する嫌気分解槽、５は嫌気分解槽４で分解反応中
に発生するメタンガスや炭酸ガス等を消臭装置６を経由
して大気へ放出する排ガス管、７は嫌気分解槽４内で分
解性微生物群による固形物の分解処理効率を上げるため
に配設された嫌気性微生物固定床、８は厨芥物が嫌気分
解槽４で可溶化分解された処理水を好気処理するために
移送する溢流管、９は嫌気分解槽４の処理水を好気的環
境下で酸化分解処理する好気処理槽，１０はエアーポン
プ１１により好気処理槽９内のエアーレーションを行う
散気管、１２は好気処理で良質な水質となった処理水を
系外へ放流する放流管、１３は好気処理槽９内に設置さ
れた好気性微生物固定床、１４は好気処理槽９で発生し
た余剰汚泥等を返送管１５を経由して嫌気分解槽４へ返
送する返送ポンプである。嫌気性微生物固定床７及び好
気性微生物固定床１３は、シート状、網状、紐状の樹脂
成形品、多孔質セラミックス等通水性がよく、表面積が
大きく微生物群の捕捉性に優れ、微生物と汚濁物質との
接触性が良好なものが使用される。 【００１２】以上のように構成された本実施例の厨芥含
有汚水の処理装置について、以下その処理方法を説明す
る。 【００１３】家庭や食堂の厨房のシンク１底部に設置さ
れたディスポーザ等の粉砕機２により、厨芥物を破砕処
理したのち嫌気分解槽４に原水流入管３を通して導入さ
れる。嫌気分解槽４では、粉砕された厨芥物が嫌気性微
生物群により２０日以上好ましくは３０〜４０日間の滞
留時間を経て固形物を可溶化分解する。 【００１４】嫌気分解槽４内では通性嫌気性菌を主体と
する微生物群を利用して、まず厨芥を高級炭水化合物な
どの中間生成物に分解し、更に低級揮発性有機物、酢酸
などの可溶化物質に分解し、処理水中に溶解する。この
とき発生するメタンガス、炭酸ガス等の排ガスは排ガス
管５によって消臭装置６を介して消臭されて外部へ排気
される。分解性微生物群による固形物の分解処理効率を
上げるために嫌気分解槽４内に嫌気性微生物固定床７が
固形物との接触が円滑に行われるように装設されてい
る。嫌気性微生物固定床７を充填した嫌気分解槽４では
多量の嫌気性微生物群が棲息できるため処理能力が著し
く向上する。嫌気分解槽４で厨芥固形物が可溶化分解さ
れた処理水は、溢流管８により好気処理槽９に導入され
る。 【００１５】好気処理槽９は槽下部に散気管１０を介し
てエアーポンプ１１によるエアーレーションが行われ好
気的雰囲気下に維持されているので、導入された処理水
は好気性微生物群によって速やかに酸化分解処理され、
良好な処理水質として放流管１２を通して放流される。
好気処理槽９内では、好気性微生物固定床１３が設置さ
れ、いわゆる接触曝気方式で好気性微生物群の酸化分解
処理の高効率化が図られている。一方、好気処理槽９で
捕捉あるいは発生した懸濁物質や余剰汚泥等は、エアー
レーションにより浮上回収され、好気処理槽９上部から
配した返送ポンプ１４により汲み上げられ返送管１５を
介して嫌気分解槽４へ返送される。返送されたスカム等
は嫌気分解処理され嫌気分解菌群の作用により可溶化分
解される。 【００１６】 【発明の効果】以上のように本発明は、家庭や食堂等の
厨房で発生した厨芥物を、ディスポーザ等の粉砕機にて
破砕処理するため、固形物を収集し、廃棄や埋立等の作
業が不要で、過剰の排水は好気的処理を施した後放流
し、固形物は嫌気分解した後更に好気的処理を施した
後、放流するので、ＢＯＤ負荷量を著しく低減し環境を
汚染することがなく、更に、簡単な構造で維持管理もほ
とんど不要で低原価で量産性に適した厨芥含有汚水の処
理装置を実現できるものである。
房より排出される厨芥物を粉砕機で粉砕した厨芥含有汚
水の処理装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、厨房で排出する厨芥物の処理方法
としては、厨房で固形物と排水に分離されたのち、回収
した固形物は厨房より搬出され、焼却もしくは埋め立て
等により処理され、排水は未処理のまま放流されるかま
たは合併処理等により浄化処理されたのち放流されてい
た。しかしながら、回収された固形物の処理は、厨房よ
り搬出する際の煩雑さに加え、搬出されるまで蓄積され
るため生活環境を悪化させるという問題点があった。 【０００３】そこで、近年、厨房で発生した固形物をデ
ィスポーザで破砕処理し排水と共に排出する厨芥物粉砕
機が開発されている。これにより、厨房での固形物処理
の簡素化及び環境衛生上の改善も行われたが、破砕処理
水が公共下水道放流地域の場合は破砕物による下水管の
目詰まり等の問題が発生し、又、終末処理場の処理能力
不足による放流水域の水質汚染等や河川水域放流の場合
においても放流河川の水質汚染等の公害問題がクローズ
アップされている。 【０００４】そこで、ディスポーザによる多量の破砕物
をコンポスト法の様に固形物は除去して堆肥化し、分離
水は放流する方法が提案されている。しかし、コンポス
ト法は好気性発酵菌を用い固形物を処理するため、過剰
の水が固形物と共に発酵槽へ流入することにより処理率
を低下させ堆肥化に不利となるため、余剰水を固液分離
装置等の機械的処理方法を介して排出する必要があり、
また発酵槽においては固形物の発酵速度を高めるため槽
内にヒーター等の加温装置を設置し常に槽内を５０℃以
上の高温に保ちつつ撹拌する等の手段が必要であった。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、固液分離後の分離水の放流は微小の固形物
成分を有する高濃度の有機性排水なのでＢＯＤ負荷量が
極めて高く公害上の問題点を有しており、また、固液分
離装置等の機械的処理に伴う維持管理が複雑なため一般
家庭では採用し難く、処理がおろそかになるという問題
点を有していた。コンポスト法により堆肥化された固形
物は、槽内に堆積し続けるため頻繁に除去しなければな
らず煩雑なため作業性に欠けるという問題点を有してい
た。更に、機械的、熱的処理を伴うため処理設備が大型
化複雑化し高度の維持管理を必要とし一般には馴染み難
いという問題点を有していた。 【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、厨房で発生する固形物や汚水処理後の余剰汚泥の回
収作業が不要で、かつ構造が簡単で維持管理も極めて容
易な上質な処理水を放流することができ公害上の問題も
生じることのない厨芥含有汚水の処理装置を提供するこ
とを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の厨芥含有汚水の処理装置は、厨芥含有汚水中
の固形物を粉砕する粉砕機と、前記粉砕機での粉砕物を
含有する厨芥含有汚水を嫌気性微生物固定床の存在下で
嫌気分解する嫌気分解槽と、前記嫌気分解槽の処理水を
移送する溢流管と、前記溢流管で移送される前記嫌気分
解槽で嫌気分解された処理水をエアレーションを行なう
散気菅と好気性微生物固定床との存在下で好気処理する
好気処理槽と、前記好気処理槽のエアレーションにより
浮上した懸濁物質や余剰汚泥等を前記嫌気分解槽へ返送
するポンプと前記好気処理槽の上部に配設され前記嫌気
分解槽に連接される返送管とを有する余剰汚泥等返送手
段と、を備えた構成を有している。 【０００８】 【作用】この構成によって、厨房に設置したディスポー
ザで粉砕された厨芥固形物は嫌気性微生物群により液体
状に可溶化することができる。更に、嫌気処理された処
理水を好気処理域で、好気性微生物群により処理するの
でＢＯＤ負荷量を著しく低減させることができる。好気
処理手段でのエアーレーションにより浮上した懸濁物質
や余剰汚泥等は嫌気分解域に返送して再度処理を繰り返
すのでＳＳの発生のない良好な処理水とすることができ
る。 【０００９】厨房で発生する厨芥固形物の回収が不要で
かつ簡単な構造であるため保守管理が容易で常に衛生的
に保たれかつ厨房での廃棄作業等を簡便化することがで
きる。また放流水のＢＯＤの負荷量が極めて低いので環
境汚染等の公害問題を防止することができる。 【００１０】 【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 【００１１】図１は本発明の一実施例における厨芥含有
汚水の処理装置の構成図である。１は厨房のシンク、２
はシンク１の底部に配設されたディスポーザ等からなる
粉砕機、３は排出口に配置された原水流入管、４は原水
流入管３を経由して粉砕機２で破砕された厨芥の固形物
を長期間嫌気性微生物群にさらし固形分を可溶化分解し
液状化する嫌気分解槽、５は嫌気分解槽４で分解反応中
に発生するメタンガスや炭酸ガス等を消臭装置６を経由
して大気へ放出する排ガス管、７は嫌気分解槽４内で分
解性微生物群による固形物の分解処理効率を上げるため
に配設された嫌気性微生物固定床、８は厨芥物が嫌気分
解槽４で可溶化分解された処理水を好気処理するために
移送する溢流管、９は嫌気分解槽４の処理水を好気的環
境下で酸化分解処理する好気処理槽，１０はエアーポン
プ１１により好気処理槽９内のエアーレーションを行う
散気管、１２は好気処理で良質な水質となった処理水を
系外へ放流する放流管、１３は好気処理槽９内に設置さ
れた好気性微生物固定床、１４は好気処理槽９で発生し
た余剰汚泥等を返送管１５を経由して嫌気分解槽４へ返
送する返送ポンプである。嫌気性微生物固定床７及び好
気性微生物固定床１３は、シート状、網状、紐状の樹脂
成形品、多孔質セラミックス等通水性がよく、表面積が
大きく微生物群の捕捉性に優れ、微生物と汚濁物質との
接触性が良好なものが使用される。 【００１２】以上のように構成された本実施例の厨芥含
有汚水の処理装置について、以下その処理方法を説明す
る。 【００１３】家庭や食堂の厨房のシンク１底部に設置さ
れたディスポーザ等の粉砕機２により、厨芥物を破砕処
理したのち嫌気分解槽４に原水流入管３を通して導入さ
れる。嫌気分解槽４では、粉砕された厨芥物が嫌気性微
生物群により２０日以上好ましくは３０〜４０日間の滞
留時間を経て固形物を可溶化分解する。 【００１４】嫌気分解槽４内では通性嫌気性菌を主体と
する微生物群を利用して、まず厨芥を高級炭水化合物な
どの中間生成物に分解し、更に低級揮発性有機物、酢酸
などの可溶化物質に分解し、処理水中に溶解する。この
とき発生するメタンガス、炭酸ガス等の排ガスは排ガス
管５によって消臭装置６を介して消臭されて外部へ排気
される。分解性微生物群による固形物の分解処理効率を
上げるために嫌気分解槽４内に嫌気性微生物固定床７が
固形物との接触が円滑に行われるように装設されてい
る。嫌気性微生物固定床７を充填した嫌気分解槽４では
多量の嫌気性微生物群が棲息できるため処理能力が著し
く向上する。嫌気分解槽４で厨芥固形物が可溶化分解さ
れた処理水は、溢流管８により好気処理槽９に導入され
る。 【００１５】好気処理槽９は槽下部に散気管１０を介し
てエアーポンプ１１によるエアーレーションが行われ好
気的雰囲気下に維持されているので、導入された処理水
は好気性微生物群によって速やかに酸化分解処理され、
良好な処理水質として放流管１２を通して放流される。
好気処理槽９内では、好気性微生物固定床１３が設置さ
れ、いわゆる接触曝気方式で好気性微生物群の酸化分解
処理の高効率化が図られている。一方、好気処理槽９で
捕捉あるいは発生した懸濁物質や余剰汚泥等は、エアー
レーションにより浮上回収され、好気処理槽９上部から
配した返送ポンプ１４により汲み上げられ返送管１５を
介して嫌気分解槽４へ返送される。返送されたスカム等
は嫌気分解処理され嫌気分解菌群の作用により可溶化分
解される。 【００１６】 【発明の効果】以上のように本発明は、家庭や食堂等の
厨房で発生した厨芥物を、ディスポーザ等の粉砕機にて
破砕処理するため、固形物を収集し、廃棄や埋立等の作
業が不要で、過剰の排水は好気的処理を施した後放流
し、固形物は嫌気分解した後更に好気的処理を施した
後、放流するので、ＢＯＤ負荷量を著しく低減し環境を
汚染することがなく、更に、簡単な構造で維持管理もほ
とんど不要で低原価で量産性に適した厨芥含有汚水の処
理装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における厨芥含有汚水の処理
装置の構成図 【符号の説明】 １ シンク ２ 粉砕機 ３ 原水流入管 ４ 嫌気分解槽 ５ 排ガス管 ６ 消臭装置 ７ 嫌気性微生物固定床 ８ 溢流管 ９ 好気処理槽 １０ 散気管 １１ エアーポンプ １２ 放流管 １３ 好気性微生物固定床 １４ 返送ポンプ １５ 返送管
装置の構成図 【符号の説明】 １ シンク ２ 粉砕機 ３ 原水流入管 ４ 嫌気分解槽 ５ 排ガス管 ６ 消臭装置 ７ 嫌気性微生物固定床 ８ 溢流管 ９ 好気処理槽 １０ 散気管 １１ エアーポンプ １２ 放流管 １３ 好気性微生物固定床 １４ 返送ポンプ １５ 返送管
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−171796（ＪＰ，Ａ)
特開 昭60−222198（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−204896（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−221198（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−45894（ＪＰ，Ｕ)
実開 平１−114100（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 厨芥含有汚水中の固形物を粉砕する粉砕
機と、前記粉砕機での粉砕物を含有する厨芥含有汚水を
嫌気性微生物固定床の存在下で嫌気分解する嫌気分解槽
と、前記嫌気分解槽の処理水を移送する溢流管と、前記
溢流管で移送される前記嫌気分解槽で嫌気分解された処
理水をエアレーションを行なう散気菅と好気性微生物固
定床との存在下で好気処理する好気処理槽と、前記好気
処理槽のエアレーションにより浮上した懸濁物質や余剰
汚泥等を前記嫌気分解槽へ返送するポンプと前記好気処
理槽の上部に配設され前記嫌気分解槽に連接される返送
管とを有する余剰汚泥等返送手段と、を備えたことを特
徴とする厨芥含有汚水の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15323792A JP3429788B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 厨芥含有汚水の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15323792A JP3429788B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 厨芥含有汚水の処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345198A JPH05345198A (ja) | 1993-12-27 |
| JP3429788B2 true JP3429788B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=15558057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15323792A Expired - Fee Related JP3429788B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 厨芥含有汚水の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3429788B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001070921A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-03-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 生ごみ処理装置 |
| JP2001104977A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 排水処理システム |
| DE102015002395A1 (de) * | 2015-02-23 | 2016-08-25 | HAWK Hochschule für angewandte Wissenschaft und Kunst Fachhochschule Hildesheim/Holzminden/Göttingen | Verfahren und Anlage zur Abwasserreinigung |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15323792A patent/JP3429788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05345198A (ja) | 1993-12-27 |
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