JPH05345196A - 高濃度有機汚水の処理方法及び汚水処理装置 - Google Patents
高濃度有機汚水の処理方法及び汚水処理装置Info
- Publication number
- JPH05345196A JPH05345196A JP15323592A JP15323592A JPH05345196A JP H05345196 A JPH05345196 A JP H05345196A JP 15323592 A JP15323592 A JP 15323592A JP 15323592 A JP15323592 A JP 15323592A JP H05345196 A JPH05345196 A JP H05345196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid
- waste
- water
- waste water
- anaerobic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は処理槽の小型化と、粉砕固形物を可
溶化分解することが可能で、余剰汚泥や未分解固形物の
後処理を著しく軽減し有機物汚水処理と固形物処理が可
能な高濃度有機汚水の汚水処理方法の提供を目的とす
る。 【構成】 本発明の高濃度有機汚水の処理方法は、含水
有機廃棄物を粉砕機２で粉砕する工程と、粉砕された有
機廃棄物の固形物と廃水を廃液貯溜槽４に移送し固液を
分離する工程と、分離された固形物及び廃水の一部を廃
液貯溜槽４と直列に配設された嫌気分解処理槽９に移送
する工程と、移送された固形物及び廃水を嫌気性微生物
保持床１０と接触させ可溶化分解する工程と、嫌気分解
処理槽９の処理水及び廃液貯溜槽４で固液分離された廃
水を好気分解処理槽１２で好気的条件下で処理する工程
と、を備えた構成を有している。
溶化分解することが可能で、余剰汚泥や未分解固形物の
後処理を著しく軽減し有機物汚水処理と固形物処理が可
能な高濃度有機汚水の汚水処理方法の提供を目的とす
る。 【構成】 本発明の高濃度有機汚水の処理方法は、含水
有機廃棄物を粉砕機２で粉砕する工程と、粉砕された有
機廃棄物の固形物と廃水を廃液貯溜槽４に移送し固液を
分離する工程と、分離された固形物及び廃水の一部を廃
液貯溜槽４と直列に配設された嫌気分解処理槽９に移送
する工程と、移送された固形物及び廃水を嫌気性微生物
保持床１０と接触させ可溶化分解する工程と、嫌気分解
処理槽９の処理水及び廃液貯溜槽４で固液分離された廃
水を好気分解処理槽１２で好気的条件下で処理する工程
と、を備えた構成を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭や業務用の調理場
等又は人間や動物の屎尿廃水の固形物を粉砕機で粉砕
し、その粉砕処理汚水を浄化処理するための高濃度有機
汚水の処理方法及びそれに使用する汚水処理装置に関す
るものである。
等又は人間や動物の屎尿廃水の固形物を粉砕機で粉砕
し、その粉砕処理汚水を浄化処理するための高濃度有機
汚水の処理方法及びそれに使用する汚水処理装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、家庭や業務用の調理場等又は屎尿
は粉砕機で固形物を粉砕する粉砕処理方法が開発されて
いる。粉砕機は使用時の簡易性という点で特に優れたも
のであるが、粉砕した固形物を廃水とともに直接排出す
るため、公共水域では水質悪化の原因となり、また下水
道放流地域では粉砕された固形物が下水管内に堆積し、
あるいは終末処理場での処理負荷を増加させるという問
題点があり、普及せずに現在に至っている。
は粉砕機で固形物を粉砕する粉砕処理方法が開発されて
いる。粉砕機は使用時の簡易性という点で特に優れたも
のであるが、粉砕した固形物を廃水とともに直接排出す
るため、公共水域では水質悪化の原因となり、また下水
道放流地域では粉砕された固形物が下水管内に堆積し、
あるいは終末処理場での処理負荷を増加させるという問
題点があり、普及せずに現在に至っている。
【０００３】以下に従来の高濃度有機汚水の処理方法及
びそれに使用されている汚水処理装置について、家庭や
レストランの厨芥を例にとり説明する。
びそれに使用されている汚水処理装置について、家庭や
レストランの厨芥を例にとり説明する。
【０００４】図３は従来の粉砕機で粉砕した高濃度有機
汚水の汚水処理装置の構成図である。
汚水の汚水処理装置の構成図である。
【０００５】１は一般家庭やレストラン等の調理場の流
し台で、この底部には、粉砕機２が設置されている。３
は粉砕機２で粉砕処理された固形物が水と共に流れる原
水配管で、第１嫌気性処理槽１７ａに接続されている。
１７ｂは第２嫌気性処理槽で、移流管１８により、第１
嫌気性処理槽１７ａに接続されている。１０は第１，第
２嫌気性処理槽１７ａ，１７ｂ内に設置されている嫌気
性微生物保持床であり、第１，第２嫌気性処理槽１７
ａ，１７ｂ内に送り込まれた処理水と接触して微生物処
理を行い有機物の可溶化分解を行う。嫌気性微生物保持
床１０には、軽石などの微生物が付着しやすい材料が用
いられる。１９は移流管で好気分解処理槽１２に接続さ
れている。好気分解処理槽１２はエアーポンプ１３より
送り込まれた空気が散気管１４より排出され、常に好気
状態となっている。１５は好気分解処理槽１２内に設置
されている好気性微生物固定床で、この表面には好気性
微生物が付着しており、好気分解処理槽１２内に送り込
まれた処理水と接触して水中の有機物を取り込み酸化分
解処理する、いわゆる固定床接触曝気式の生物処理を行
う。好気性微生物固定床１５には嫌気性微生物保持床１
０と同様に軽石などの微生物が付着しやすい材料が用い
られる。１６は処理水を排出するための放流管である。
また、２０は固形物貯溜部であり、発生した余剰汚泥や
可溶化分解できなかった固形物を貯溜する。２１は固形
物を排出する移送管である。
し台で、この底部には、粉砕機２が設置されている。３
は粉砕機２で粉砕処理された固形物が水と共に流れる原
水配管で、第１嫌気性処理槽１７ａに接続されている。
１７ｂは第２嫌気性処理槽で、移流管１８により、第１
嫌気性処理槽１７ａに接続されている。１０は第１，第
２嫌気性処理槽１７ａ，１７ｂ内に設置されている嫌気
性微生物保持床であり、第１，第２嫌気性処理槽１７
ａ，１７ｂ内に送り込まれた処理水と接触して微生物処
理を行い有機物の可溶化分解を行う。嫌気性微生物保持
床１０には、軽石などの微生物が付着しやすい材料が用
いられる。１９は移流管で好気分解処理槽１２に接続さ
れている。好気分解処理槽１２はエアーポンプ１３より
送り込まれた空気が散気管１４より排出され、常に好気
状態となっている。１５は好気分解処理槽１２内に設置
されている好気性微生物固定床で、この表面には好気性
微生物が付着しており、好気分解処理槽１２内に送り込
まれた処理水と接触して水中の有機物を取り込み酸化分
解処理する、いわゆる固定床接触曝気式の生物処理を行
う。好気性微生物固定床１５には嫌気性微生物保持床１
０と同様に軽石などの微生物が付着しやすい材料が用い
られる。１６は処理水を排出するための放流管である。
また、２０は固形物貯溜部であり、発生した余剰汚泥や
可溶化分解できなかった固形物を貯溜する。２１は固形
物を排出する移送管である。
【０００６】以上のように構成された従来の汚水処理装
置について、以下その処理方法を説明する。
置について、以下その処理方法を説明する。
【０００７】粉砕機２で破砕された厨芥は、廃水ととも
に処理原水となり、原水配管３を流れて、第１嫌気性処
理槽１７ａに供給される。第１嫌気性処理槽１７ａ内で
は、嫌気性微生物保持床１０に付着した嫌気性微生物に
よって嫌気的処理が行われ、有機物の可溶化分解が行わ
れる。次に処理水は移流管１８を経て第２嫌気性処理槽
１７ｂに供給される。第２嫌気性処理槽１７ｂ内では同
様に嫌気性微生物保持床１０に付着した嫌気性微生物に
よって、嫌気的処理が行われ更に有機物の可溶化分解が
行われる。第１，第２嫌気性処理槽１７ａ，１７ｂ内で
の処理水の滞留時間は２〜３日程度であり、一部は可溶
化分解されずに固形物として残留する。
に処理原水となり、原水配管３を流れて、第１嫌気性処
理槽１７ａに供給される。第１嫌気性処理槽１７ａ内で
は、嫌気性微生物保持床１０に付着した嫌気性微生物に
よって嫌気的処理が行われ、有機物の可溶化分解が行わ
れる。次に処理水は移流管１８を経て第２嫌気性処理槽
１７ｂに供給される。第２嫌気性処理槽１７ｂ内では同
様に嫌気性微生物保持床１０に付着した嫌気性微生物に
よって、嫌気的処理が行われ更に有機物の可溶化分解が
行われる。第１，第２嫌気性処理槽１７ａ，１７ｂ内で
の処理水の滞留時間は２〜３日程度であり、一部は可溶
化分解されずに固形物として残留する。
【０００８】嫌気分解処理された処理水は、移流管１９
を経て、好気分解処理槽１２に供給される。好気分解処
理槽１２内では、エアーポンプ１３より送り込まれた空
気が、散気管１４より噴出され、常に好気的状態が保た
れており、好気性微生物固定床１５に付着した好気的微
生物によって処理水中の有機物は取り込まれ、酸化分解
処理がなされる、いわゆる固定床接触曝気式の生物処理
が行われる。好気的処理された処理水は、放流管１６よ
り系外へ排出される。また、好気分解処理槽１２内で発
生した余剰汚泥や、可溶化分解されなかった固形物は固
形物貯溜部２０に貯溜され移送管２１より排出される。
を経て、好気分解処理槽１２に供給される。好気分解処
理槽１２内では、エアーポンプ１３より送り込まれた空
気が、散気管１４より噴出され、常に好気的状態が保た
れており、好気性微生物固定床１５に付着した好気的微
生物によって処理水中の有機物は取り込まれ、酸化分解
処理がなされる、いわゆる固定床接触曝気式の生物処理
が行われる。好気的処理された処理水は、放流管１６よ
り系外へ排出される。また、好気分解処理槽１２内で発
生した余剰汚泥や、可溶化分解されなかった固形物は固
形物貯溜部２０に貯溜され移送管２１より排出される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、有機物の可溶化分解率が低く、固形物が残
留したり、余剰汚泥が発生するため、固形物を処理する
装置、または、固形物を回収して搬出する装置を別途配
設しなければならないという問題点を有していた。更
に、粉砕機で破砕された固形物を含む汚水は、有機汚物
が高濃度であるため、特に嫌気性処理槽の構造は複雑か
つ大規模となり複雑な操作や、高度の管理を必要とする
といった問題点があった。
の構成では、有機物の可溶化分解率が低く、固形物が残
留したり、余剰汚泥が発生するため、固形物を処理する
装置、または、固形物を回収して搬出する装置を別途配
設しなければならないという問題点を有していた。更
に、粉砕機で破砕された固形物を含む汚水は、有機汚物
が高濃度であるため、特に嫌気性処理槽の構造は複雑か
つ大規模となり複雑な操作や、高度の管理を必要とする
といった問題点があった。
【００１０】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、処理槽の小型化と、粉砕固形物を可溶化分解するこ
とが可能で、余剰汚泥や未分解固形物の後処理を著しく
軽減し有機物汚水処理と固形物処理が可能な高濃度有機
汚水の汚水処理方法及びそれに使用する汚水処理装置を
提供することを目的とする。
で、処理槽の小型化と、粉砕固形物を可溶化分解するこ
とが可能で、余剰汚泥や未分解固形物の後処理を著しく
軽減し有機物汚水処理と固形物処理が可能な高濃度有機
汚水の汚水処理方法及びそれに使用する汚水処理装置を
提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項１の高濃度有機汚水の処理方法は、含
水有機廃棄物を粉砕する工程と、前記工程で粉砕された
有機廃棄物の固形物と廃水を廃液貯溜槽に移送し固液を
分離する工程と、前記工程で分離された前記固形物及び
廃水の一部を前記廃液貯溜槽と直列に配設された嫌気分
解処理槽に移送する工程と、前記工程で移送された前記
固形物及び廃水を嫌気性微生物保持床と接触させ可溶化
分解する工程と、前記嫌気分解処理槽の処理水及び前記
廃液貯溜槽で固液分離された廃水を好気的条件下で処理
する工程と、を備えた構成を有している。
に本発明の請求項１の高濃度有機汚水の処理方法は、含
水有機廃棄物を粉砕する工程と、前記工程で粉砕された
有機廃棄物の固形物と廃水を廃液貯溜槽に移送し固液を
分離する工程と、前記工程で分離された前記固形物及び
廃水の一部を前記廃液貯溜槽と直列に配設された嫌気分
解処理槽に移送する工程と、前記工程で移送された前記
固形物及び廃水を嫌気性微生物保持床と接触させ可溶化
分解する工程と、前記嫌気分解処理槽の処理水及び前記
廃液貯溜槽で固液分離された廃水を好気的条件下で処理
する工程と、を備えた構成を有している。
【００１２】請求項２の高濃度有機汚水の汚水処理装置
は、含水有機廃棄物を粉砕する粉砕機と、内部にスクリ
ーン等の固液分離部と前記粉砕機で粉砕された固形物を
含有する廃水を移送する原水管が配設された固形物貯溜
部と前記固液分離部で分離された廃水を貯溜する廃水貯
溜部とを備えた廃液貯溜槽と、前記固形物貯溜部に設置
された固液送出ポンプと、前記固液送出ポンプの下流側
に配設された嫌気分解処理槽と、前記嫌気分解処理槽内
に内設された嫌気性微生物保持床と、前記嫌気分解処理
槽の処理水と前記廃液貯溜槽の廃水貯溜部の汚水を好気
的条件で処理する好気分解処理槽と、を備えた構成を有
している。
は、含水有機廃棄物を粉砕する粉砕機と、内部にスクリ
ーン等の固液分離部と前記粉砕機で粉砕された固形物を
含有する廃水を移送する原水管が配設された固形物貯溜
部と前記固液分離部で分離された廃水を貯溜する廃水貯
溜部とを備えた廃液貯溜槽と、前記固形物貯溜部に設置
された固液送出ポンプと、前記固液送出ポンプの下流側
に配設された嫌気分解処理槽と、前記嫌気分解処理槽内
に内設された嫌気性微生物保持床と、前記嫌気分解処理
槽の処理水と前記廃液貯溜槽の廃水貯溜部の汚水を好気
的条件で処理する好気分解処理槽と、を備えた構成を有
している。
【００１３】
【作用】この構成によって、固液分離手段を有し固形物
と少量の汚水を嫌気分解処理槽で処理するので、嫌気分
解処理槽を小型化することができる。固形物がほとんど
分解されるので沈澱物の引き抜き作業を著しく軽減化で
きる。固形物をほとんど含まない処理水を再び好気分解
処理後放流するので下水管内への堆積物を著しく減らす
とともに終末処理場への負荷を軽減できる。
と少量の汚水を嫌気分解処理槽で処理するので、嫌気分
解処理槽を小型化することができる。固形物がほとんど
分解されるので沈澱物の引き抜き作業を著しく軽減化で
きる。固形物をほとんど含まない処理水を再び好気分解
処理後放流するので下水管内への堆積物を著しく減らす
とともに終末処理場への負荷を軽減できる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１５】尚、本実施例の理解を容易にするため家庭
や業務用の調理場を例にとり説明する。
や業務用の調理場を例にとり説明する。
【００１６】図１は本発明の一実施例における高濃度有
機汚水の汚水処理装置の構成図である。
機汚水の汚水処理装置の構成図である。
【００１７】１は調理場の流し台、２は調理場の流し台
１の低部に配設された粉砕機、３は粉砕機２で粉砕処理
された固形物が水と共に流れる原水配管であり、これら
は従来例と同様なものなので同一の番号を付し説明を省
略する。
１の低部に配設された粉砕機、３は粉砕機２で粉砕処理
された固形物が水と共に流れる原水配管であり、これら
は従来例と同様なものなので同一の番号を付し説明を省
略する。
【００１８】４はＦＲＰやＦＲＴＰ等の合成樹脂製，金
属製又は漏水防止処理を施したコンクリート等で製造さ
れた廃液貯溜槽、５は合成樹脂や金属等で網目状に作製
されたスクリーンや平板からなる堰板で廃液貯溜槽４を
仕切って底部から周壁にかけて装設固定された固液分離
部、４ａは原水配管３の原水を受け入れるとともに固形
物を貯溜する廃液貯溜槽４の固形物貯溜部、４ｂは固液
分離部５で固形物を分離された廃水を貯溜し上澄を系外
へ溢流管６で放流する廃液貯溜槽４の廃水貯溜部、７は
廃液貯溜槽４の固形物貯溜部４ａと嫌気分解処理槽９と
を接続し、固形物貯溜部４ａで貯った粉砕固形物と必要
量の廃水を嫌気分解処理槽９へ送る固液送出ポンプ、８
は固液送出ポンプ７の嫌気分解処理槽９への移流管、１
０は嫌気分解処理槽９の下部に装設され、酸生成菌やメ
タン生成菌，アセトジェニック菌，硫酸還元菌等の嫌気
性微生物群が軽石や不織布等の微生物が付着し易い材料
に保持されている嫌気性微生物保持床、９ａは嫌気分解
処理槽９のガス抜き管、１１は嫌気分解処理槽９で溢流
した処理水を好気分解処理槽１２へ移流する移流管であ
る。
属製又は漏水防止処理を施したコンクリート等で製造さ
れた廃液貯溜槽、５は合成樹脂や金属等で網目状に作製
されたスクリーンや平板からなる堰板で廃液貯溜槽４を
仕切って底部から周壁にかけて装設固定された固液分離
部、４ａは原水配管３の原水を受け入れるとともに固形
物を貯溜する廃液貯溜槽４の固形物貯溜部、４ｂは固液
分離部５で固形物を分離された廃水を貯溜し上澄を系外
へ溢流管６で放流する廃液貯溜槽４の廃水貯溜部、７は
廃液貯溜槽４の固形物貯溜部４ａと嫌気分解処理槽９と
を接続し、固形物貯溜部４ａで貯った粉砕固形物と必要
量の廃水を嫌気分解処理槽９へ送る固液送出ポンプ、８
は固液送出ポンプ７の嫌気分解処理槽９への移流管、１
０は嫌気分解処理槽９の下部に装設され、酸生成菌やメ
タン生成菌，アセトジェニック菌，硫酸還元菌等の嫌気
性微生物群が軽石や不織布等の微生物が付着し易い材料
に保持されている嫌気性微生物保持床、９ａは嫌気分解
処理槽９のガス抜き管、１１は嫌気分解処理槽９で溢流
した処理水を好気分解処理槽１２へ移流する移流管であ
る。
【００１９】好気分解処理槽１２はエアーポンプ１３に
より送り込まれた空気が散気管１４より排出され好気状
態に維持されている。１５は好気分解処理槽１２内に設
置されている好気性微生物固定床で、この表面には好気
性微生物が付着しており、好気分解処理槽１２内に送り
込まれた処理水と接触して水中の有機物を取り込み酸素
を使って酸化分解処理する、いわゆる固定床接触曝気式
の生物処理が行われる。好気性微生物固定床１５には嫌
気性微生物保持床１０と同様に、軽石や不織布などの微
生物が付着しやすい材料が用いられている。１６は処理
水を系外へ排出するための放流管である。
より送り込まれた空気が散気管１４より排出され好気状
態に維持されている。１５は好気分解処理槽１２内に設
置されている好気性微生物固定床で、この表面には好気
性微生物が付着しており、好気分解処理槽１２内に送り
込まれた処理水と接触して水中の有機物を取り込み酸素
を使って酸化分解処理する、いわゆる固定床接触曝気式
の生物処理が行われる。好気性微生物固定床１５には嫌
気性微生物保持床１０と同様に、軽石や不織布などの微
生物が付着しやすい材料が用いられている。１６は処理
水を系外へ排出するための放流管である。
【００２０】以上のように構成された高濃度有機汚水の
汚水処理装置について、以下その高濃度有機汚水の汚水
処理方法について図２を参照しながら説明する。
汚水処理装置について、以下その高濃度有機汚水の汚水
処理方法について図２を参照しながら説明する。
【００２１】図２は本発明の高濃度有機汚水の汚水処理
方法を示すフロー図である。調理場の流し台１で排出さ
れた厨芥は、粉砕機２に送り込まれ粉砕され、破砕され
た厨芥は廃水とともに処理原水となり、原水配管３を流
れて固形物貯溜部４ａに供給される。処理原水はスクリ
ーン等の固液分離部５を通り、ここで厨芥固形物が分離
される。廃水貯溜部４ｂをオーバーフローした汚水は、
溢流管６を流れて好気分解処理槽１２に供給される。固
形物貯溜部４ａ内の固液送出ポンプ７は、タイマーやレ
ベラーの制御で運転され、厨芥粉砕物および嫌気性処理
を行うために必要最小限の汚水を、移流管８を通して嫌
気分解処理槽９に供給する。嫌気分解処理槽９内では嫌
気性微生物保持床１０に付着した嫌気性微生物を主体に
嫌気性処理がなされ、２０〜６０日好ましくは３０〜４
０日間滞留され微生物群によりまず粉砕固形物を高級炭
水化物等の中間生成物に分解し、更に低級揮発性有機物
や酢酸等の可溶化物に分解し、水に溶解する有機物へ溶
化処理される。
方法を示すフロー図である。調理場の流し台１で排出さ
れた厨芥は、粉砕機２に送り込まれ粉砕され、破砕され
た厨芥は廃水とともに処理原水となり、原水配管３を流
れて固形物貯溜部４ａに供給される。処理原水はスクリ
ーン等の固液分離部５を通り、ここで厨芥固形物が分離
される。廃水貯溜部４ｂをオーバーフローした汚水は、
溢流管６を流れて好気分解処理槽１２に供給される。固
形物貯溜部４ａ内の固液送出ポンプ７は、タイマーやレ
ベラーの制御で運転され、厨芥粉砕物および嫌気性処理
を行うために必要最小限の汚水を、移流管８を通して嫌
気分解処理槽９に供給する。嫌気分解処理槽９内では嫌
気性微生物保持床１０に付着した嫌気性微生物を主体に
嫌気性処理がなされ、２０〜６０日好ましくは３０〜４
０日間滞留され微生物群によりまず粉砕固形物を高級炭
水化物等の中間生成物に分解し、更に低級揮発性有機物
や酢酸等の可溶化物に分解し、水に溶解する有機物へ溶
化処理される。
【００２２】また、ＢＯＤ負荷量も６０〜９０％減少さ
せることができる。嫌気分解処理槽９内で発生したメタ
ンなどのガスは、ガス抜き管９ａより排出される。嫌気
性処理され可溶化した処理水は、移流管１１を流れて、
好気分解処理槽１２に供給される。好気分解処理槽１２
内では、エアーポンプ１３より送り込まれた空気が、散
気管１４より排出され、常に好気的状態が保たれてお
り、好気性微生物固定床１５に付着した好気性微生物に
よって、処理水中の有機物を取り込まれ、酸素を使って
酸化分解処理する、いわゆる固定床接触曝気式の生物処
理がおこなわれる。このとき好気分解処理槽１２内に
は、溢流管６からの処理水も流入してくるが、ＢＯＤ負
荷量が小さいために、残留固形物や余剰汚泥の発生がほ
とんどないので、固液分離装置等を設置しないで処理水
は、放流管１６より系外へ排出される。
せることができる。嫌気分解処理槽９内で発生したメタ
ンなどのガスは、ガス抜き管９ａより排出される。嫌気
性処理され可溶化した処理水は、移流管１１を流れて、
好気分解処理槽１２に供給される。好気分解処理槽１２
内では、エアーポンプ１３より送り込まれた空気が、散
気管１４より排出され、常に好気的状態が保たれてお
り、好気性微生物固定床１５に付着した好気性微生物に
よって、処理水中の有機物を取り込まれ、酸素を使って
酸化分解処理する、いわゆる固定床接触曝気式の生物処
理がおこなわれる。このとき好気分解処理槽１２内に
は、溢流管６からの処理水も流入してくるが、ＢＯＤ負
荷量が小さいために、残留固形物や余剰汚泥の発生がほ
とんどないので、固液分離装置等を設置しないで処理水
は、放流管１６より系外へ排出される。
【００２３】この構成によって、最初に固液分離機能を
備えた廃液貯溜槽に、粉砕固形物と廃水が流れ込み、廃
水の多くを系外に排出し、嫌気分解処理槽には、粉砕物
と少量の廃水のみ流入するので、嫌気分解処理槽９を小
型化できる。また、粉砕固形物を完全に可溶化分解する
ため、嫌気分解処理槽内に粉砕固形物が堆積しないので
固形物回収槽やその抜き出し作業を要しない。更に好気
分解処理槽１２にはＢＯＤ負荷量が著しく軽減された処
理水や汚水しか流入しないので余剰汚泥の発生が少なく
固液分離槽等を設置しなくても水質汚濁や終末処理場へ
の処理負荷を著しく減少させることができる。
備えた廃液貯溜槽に、粉砕固形物と廃水が流れ込み、廃
水の多くを系外に排出し、嫌気分解処理槽には、粉砕物
と少量の廃水のみ流入するので、嫌気分解処理槽９を小
型化できる。また、粉砕固形物を完全に可溶化分解する
ため、嫌気分解処理槽内に粉砕固形物が堆積しないので
固形物回収槽やその抜き出し作業を要しない。更に好気
分解処理槽１２にはＢＯＤ負荷量が著しく軽減された処
理水や汚水しか流入しないので余剰汚泥の発生が少なく
固液分離槽等を設置しなくても水質汚濁や終末処理場へ
の処理負荷を著しく減少させることができる。
【００２４】特に、本実施例の汚水処理装置を家庭や小
規模な養豚場等の畜産，食堂，飲食品製造業等の廃水処
理に利用した場合従来に比し著しく小型の処理槽で、複
雑な操作や管理を必要とせずに、厨芥物等の汚水処理が
行えるので、生ごみや屎尿等を衛生的かつ簡易的に処理
することができる。
規模な養豚場等の畜産，食堂，飲食品製造業等の廃水処
理に利用した場合従来に比し著しく小型の処理槽で、複
雑な操作や管理を必要とせずに、厨芥物等の汚水処理が
行えるので、生ごみや屎尿等を衛生的かつ簡易的に処理
することができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明の高濃度有機汚水の
処理方法は、固形物を処理し易いように粉砕後、更に固
液分離し必要量の水とともに嫌気処理を行うので小型の
嫌気処理槽でよく、かつ複雑な操作や管理を要せずに固
形物をほぼ完全に可溶化分解できるので固形物の抜き取
り作業等も要せず作業性に優れている。また好気分解処
理槽はＢＯＤ負荷量が低いのでエアレーション負荷を小
さくできるので、汚水処理装置は全体として小型で省エ
ネルギーで設置場所を要せず従来水質汚染源の大きな一
つであった家庭や小規模の家畜業，飲食業，飲食品製造
業等の汚水処理を実現することができるものであり、か
つ、汚水処理装置は簡単な単位機器のみで構成すること
ができるので複雑な操作や管理を要せずに、高い効率で
汚水処理を行うことができる低原価で量産性に適した汚
水処理装置を実現できるものである。
処理方法は、固形物を処理し易いように粉砕後、更に固
液分離し必要量の水とともに嫌気処理を行うので小型の
嫌気処理槽でよく、かつ複雑な操作や管理を要せずに固
形物をほぼ完全に可溶化分解できるので固形物の抜き取
り作業等も要せず作業性に優れている。また好気分解処
理槽はＢＯＤ負荷量が低いのでエアレーション負荷を小
さくできるので、汚水処理装置は全体として小型で省エ
ネルギーで設置場所を要せず従来水質汚染源の大きな一
つであった家庭や小規模の家畜業，飲食業，飲食品製造
業等の汚水処理を実現することができるものであり、か
つ、汚水処理装置は簡単な単位機器のみで構成すること
ができるので複雑な操作や管理を要せずに、高い効率で
汚水処理を行うことができる低原価で量産性に適した汚
水処理装置を実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例における高濃度有機汚水の汚
水処理装置の構成図
水処理装置の構成図
【図２】本発明の高濃度有機汚水の汚水処理方法を示す
フロー図
フロー図
【図３】従来の高濃度有機汚水の汚水処理装置の構成図
１ 流し台 ２ 粉砕機 ３ 原水配管 ４ 廃液貯溜槽 ４ａ 固形物貯溜部 ４ｂ 廃水貯溜部 ５ 固液分離部 ６ 溢流管 ７ 固液送出ポンプ ８ 移流管 ９ 嫌気分解処理槽 ９ａ ガス抜き管 １０ 嫌気性微生物保持床 １１ 移流管 １２ 好気分解処理槽 １３ エアーポンプ １４ 散気管 １５ 好気性微生物固定床 １６ 放流管
Claims (2)
- 【請求項１】含水有機廃棄物を粉砕する工程と、前記工
程で粉砕された有機廃棄物の固形物と廃水を廃液貯溜槽
に移送し固液を分離する工程と、前記工程で分離された
前記固形物及び廃水の一部を前記廃液貯溜槽と直列に配
設された嫌気分解処理槽に移送する工程と、前記工程で
移送された前記固形物及び廃水を嫌気性微生物保持床と
接触させ可溶化分解する工程と、前記嫌気分解処理槽の
処理水及び前記廃液貯溜槽で固液分離された廃水を好気
的条件下で処理する工程と、を備えたことを特徴とする
高濃度有機汚水の処理方法。 - 【請求項２】含水有機廃棄物を粉砕する粉砕機と、内部
にスクリーン等の固液分離部と前記粉砕機で粉砕された
固形物を含有する廃水を移送する原水管が配設された固
形物貯溜部と前記固液分離部で分離された廃水を貯溜す
る廃水貯溜部とを備えた廃液貯溜槽と、前記固形物貯溜
部に設置された固液送出ポンプと、前記固液送出ポンプ
の下流側に配設された嫌気分解処理槽と、前記嫌気分解
処理槽内に内設された嫌気性微生物保持床と、前記嫌気
分解処理槽の処理水と前記廃液貯溜槽の廃水貯溜部の汚
水を好気的条件で処理する好気分解処理槽と、を備えた
ことを特徴とする高濃度有機汚水の汚水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15323592A JPH05345196A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高濃度有機汚水の処理方法及び汚水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15323592A JPH05345196A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高濃度有機汚水の処理方法及び汚水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345196A true JPH05345196A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15558011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15323592A Pending JPH05345196A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高濃度有機汚水の処理方法及び汚水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05345196A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100355674C (zh) * | 2002-11-14 | 2007-12-19 | 卡罗洛工程师公司 | 废活性污泥厌氧接触废液处理方法和系统 |
| CN102964022A (zh) * | 2012-07-23 | 2013-03-13 | 北京水泥厂有限责任公司 | 污泥干化产生的污水的处理方法 |
| CN102964048A (zh) * | 2012-07-23 | 2013-03-13 | 北京水泥厂有限责任公司 | 污泥干化及污水处理的方法 |
| JP2014144407A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Osaka Gas Co Ltd | 排水処理装置およびその運転方法 |
| JP2015180492A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-10-15 | 大阪瓦斯株式会社 | 排水処理装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15323592A patent/JPH05345196A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100355674C (zh) * | 2002-11-14 | 2007-12-19 | 卡罗洛工程师公司 | 废活性污泥厌氧接触废液处理方法和系统 |
| CN102964022A (zh) * | 2012-07-23 | 2013-03-13 | 北京水泥厂有限责任公司 | 污泥干化产生的污水的处理方法 |
| CN102964048A (zh) * | 2012-07-23 | 2013-03-13 | 北京水泥厂有限责任公司 | 污泥干化及污水处理的方法 |
| JP2014144407A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Osaka Gas Co Ltd | 排水処理装置およびその運転方法 |
| JP2015180492A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-10-15 | 大阪瓦斯株式会社 | 排水処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108609814B (zh) | 卫生间粪尿资源化处理设备 | |
| CN101182076A (zh) | 应用蚯蚓生物滤池处理工业废水的方法 | |
| JPH10235315A (ja) | 流動有機性廃棄物の処理方法 | |
| CN202297302U (zh) | 一种膜法生活污水处理装置 | |
| JPH05345196A (ja) | 高濃度有機汚水の処理方法及び汚水処理装置 | |
| CN101786724A (zh) | 一种生活污水处理成中水的工艺 | |
| JP3429787B2 (ja) | 高濃度有機廃水の処理方法及びそれに使用する廃水処理装置 | |
| KR101070725B1 (ko) | 분쇄기 대응형 주방 오물, 오수 처리 시스템 | |
| KR20190124080A (ko) | 사계절 다목적 중수도 정화장치 | |
| JPH10290990A (ja) | 合併浄化槽 | |
| JP3219468B2 (ja) | 厨芥および厨房排水の処理方法 | |
| JP3411331B2 (ja) | 高濃度有機汚水処理方法とその装置 | |
| JP3208843B2 (ja) | 高濃度有機廃水の処理方法及びそれに使用する廃水処理装置 | |
| JP2000015233A (ja) | 厨芥処理装置および厨芥処理装置の運転方法 | |
| JPH05337493A (ja) | 固形物含有高濃度有機廃水の処理方法 | |
| JP3429788B2 (ja) | 厨芥含有汚水の処理装置 | |
| JP2001327989A (ja) | 有機性固形物含有排水の処理装置 | |
| CN205892999U (zh) | 一种一体化集成污水处理装置 | |
| JP2000254633A (ja) | 有機性廃棄物処理システム | |
| KR100310480B1 (ko) | 하수처리장 연계 음식물쓰레기 처리시스템 | |
| OA11768A (en) | System for collecting, transporting and recycling domestic sewage, biowastes, black waters and other biodegradable substances. | |
| CN213388245U (zh) | 一种环保厕所系统 | |
| CN214457489U (zh) | 一种生活污水处理装置 | |
| JPH08155488A (ja) | 合併浄化槽及び厨芥等の処理方法 | |
| KR100280934B1 (ko) | 생활오수 및 주방폐기물 합병 처리 시스템 |