JP2008043835A - 生ごみ処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】汚水処理装置にて浄化処理する過程で発生する沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥に含まれる水分を脱水機により脱水して、廃棄し易い形態にすることにより、容易に、効率的に、汚泥処理を行うことが出来る生ごみ処理システムを提供する。
【解決手段】生ごみ処理システム100は、生ごみを破砕する生ごみ破砕機1と、生ごみ破砕機1により破砕された生ごみが水と共に送られて浄化処理される汚水処理装置3と、汚水処理装置3の固液分離槽4から引き抜かれる沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに沈殿槽7から引き抜かれる汚泥S3の水分を脱水するための遠心分離式の脱水機9とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】生ごみ処理システム100は、生ごみを破砕する生ごみ破砕機1と、生ごみ破砕機1により破砕された生ごみが水と共に送られて浄化処理される汚水処理装置3と、汚水処理装置3の固液分離槽4から引き抜かれる沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに沈殿槽7から引き抜かれる汚泥S3の水分を脱水するための遠心分離式の脱水機9とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、破砕された生ごみを含む汚水を浄化処理し、浄化された水を公共下水道、河川等に放流する生ごみ処理システムに関する。
近年、一般家庭、飲食店等の厨房で発生する生ごみを処理するための生ごみ処理システムが種々提案されている。
従来の生ごみ処理システムは、生ごみ破砕機によって生ごみを破砕し、破砕した生ごみを含む汚水を汚水処理装置へ送り込み、汚水処理装置にて固液分離した後、浄化処理して公共下水道、河川等へ排水するように構成されている。
図5は、従来の生ごみ処理システム104を示す模式図である。
この生ごみ処理システム104は、生ごみを破砕する生ごみ破砕機51と、生ごみ破砕機51により破砕された生ごみが水と共に送られて浄化処理される汚水処理装置53とを備えている。
汚水処理装置53は、固液分離槽54、嫌気処理槽55、曝気処理槽56、沈殿槽57及び消毒槽58を備えている。
この生ごみ処理システム104は、生ごみを破砕する生ごみ破砕機51と、生ごみ破砕機51により破砕された生ごみが水と共に送られて浄化処理される汚水処理装置53とを備えている。
汚水処理装置53は、固液分離槽54、嫌気処理槽55、曝気処理槽56、沈殿槽57及び消毒槽58を備えている。
この生ごみ処理装置104においては、生ごみを生ごみ破砕機51に投入して破砕し、破砕された生ごみは給水詮52から給水された水W1と混合されて汚水W2となり、汚水W2は、汚水処理装置53の固液分離槽54へ流入される。
固液分離槽54へ流入した汚水W2は、固形分である沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、汚水W3とに分離され、汚水W3は嫌気処理槽55へ送られ、嫌気処理槽55において嫌気性菌等により、汚水W3中の有機物成分が分解処理される。
嫌気処理がされてなる汚水W4は曝気処理槽56へ送られ、曝気処理槽56において好気性菌等により、汚水W4中の有機物成分が分解処理される。
好気処理がされてなる汚水W5は沈殿槽57へ送られる。沈殿槽57では、汚水W5に含まれる汚泥S3が沈殿槽57の底部に沈殿し、汚水W5の上澄み液である汚水W6が消毒槽58へ送られる。
沈殿槽57で沈殿した汚泥S3は、汚泥返送ポンプ59によって固液分離槽54へ返送される。
好気処理がされてなる汚水W5は沈殿槽57へ送られる。沈殿槽57では、汚水W5に含まれる汚泥S3が沈殿槽57の底部に沈殿し、汚水W5の上澄み液である汚水W6が消毒槽58へ送られる。
沈殿槽57で沈殿した汚泥S3は、汚泥返送ポンプ59によって固液分離槽54へ返送される。
消毒槽58へ送られた汚水W6は殺菌消毒されて浄化水W7となり、この浄化水W7が、公共下水道、河川等へ放流される。
図6は、従来の他の生ごみ処理システム105を示す模式図である。図中、図5と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム105の汚水処理装置63は沈殿槽57を備えず、曝気処理槽56に微孔性膜ろ過装置60を備える。
この生ごみ処理システム105においては、生ごみ破砕機51に投入され、破砕された生ごみは給水詮52から給水された水W1と混合されて汚水W2となり、汚水処理装置63の固液分離槽54へ送られる。固液分離槽54で沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2を除去してなる汚水W3は嫌気処理槽55へ送られ、嫌気処理槽55において、嫌気性菌等により有機物成分の分解処理が行われる。
この生ごみ処理システム105の汚水処理装置63は沈殿槽57を備えず、曝気処理槽56に微孔性膜ろ過装置60を備える。
この生ごみ処理システム105においては、生ごみ破砕機51に投入され、破砕された生ごみは給水詮52から給水された水W1と混合されて汚水W2となり、汚水処理装置63の固液分離槽54へ送られる。固液分離槽54で沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2を除去してなる汚水W3は嫌気処理槽55へ送られ、嫌気処理槽55において、嫌気性菌等により有機物成分の分解処理が行われる。
嫌気処理がされてなる汚水W4は、曝気処理槽56へ送られる。曝気処理槽56においては、好気性菌等により有機物成分の分解処理が行われる。曝気処理槽56は微孔性膜ろ過装置60を備えているので、曝気処理をしながら汚水W4がろ過され、ろ過されてなる浄化水W9はそのまま、又は吸引ポンプ61により消毒槽58へ送られ、消毒槽58で殺菌消毒されて浄化水W10となり、公共下水道、河川等へ放流される。
曝気処理槽56で微孔性膜ろ過装置60によってろ過された後の汚泥S4は、汚泥返送ポンプ59によって固液分離槽54へ返送される。
曝気処理槽56で微孔性膜ろ過装置60によってろ過された後の汚泥S4は、汚泥返送ポンプ59によって固液分離槽54へ返送される。
特許文献1には、粉砕生ごみを含む排水を固液分離槽へ送る中継ポンプ槽の動作回数に基づき固液分離槽への流入水量及び流入ごみ量を推定して、流入水量及び流入ごみ量の低下時には沈殿分離槽から固液分離槽への汚泥返送量を増加させ、固液分離槽から固液分離装置への移送量を低減させるように構成した生ごみ処理システムの発明が開示されている。
特許文献2には、有機物分解処理槽内に有機物分解処理水を充填し、原形、又は粉砕された生ごみを水中分解処理する生ごみ処理機の発明が開示されている。
特開2004−105881号公報
特開2002−336830号公報
図5の生ごみ処理システム104、及び図5の生ごみ処理システム105の固液分離槽54で分離された沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S3及び汚泥S4は、固液分離槽54に蓄積され、定期的に、バキューム車等を用いて固液分離槽54から引き抜かれ、汚泥処理施設に搬送して処理されている。
生ごみ破砕機51によって破砕した生ごみを処理する場合、固形分が多く含まれているため、雑排水処理システムと比較して、生ごみ処理システム104及び105、汚泥処理施設において、汚泥処理に多くの労力及び費用がかかるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、汚水処理装置にて浄化処理する過程で発生する沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥に含まれる水分を脱水機により脱水して、廃棄し易い形態にすることにより、バキューム車等の特殊な装置を使用せずに容易に処分することが出来、効率的に汚泥処理を行うことが可能である生ごみ処理システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、脱水機によって水分量が減じた沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥を乾燥させるための乾燥機をさらに備えることにより、さらに含水率が下がり、そのまま肥料として再利用したり、可燃物として焼却したりすることが可能になる生ごみ処理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る生ごみ処理システムは、生ごみを破砕し、破砕された生ごみを水と混合して生じた汚水を吐出する生ごみ破砕機と、前記汚水を固液分離し、沈殿ごみ及び浮遊ごみから分離された汚水を浄化処理して排水する汚水処理装置とを備える生ごみ処理システムにおいて、浄化処理の過程で発生する前記沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥が前記汚水処理装置から送り込まれ、前記沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥に含まれる水分を脱水する脱水機を備えることを特徴とする。
本発明においては、沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥は生ごみ処理システムに備えられる搬送装置によって都度又は定期的に脱水機に送り込まれ、この脱水機によって余分な水を除去されるので、廃棄し易い塊状の形態で排出される。従って、バキューム車等の特殊な装置を必要とせず、袋、コンテナ等で受けて、一般のトラック等に積んで運び出すことが出来る。
本発明に係る生ごみ処理システムは、前記脱水機によって水分量が減じた前記沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥を乾燥させるための乾燥機をさらに備えることを特徴とする。
本発明においては、脱水した固形分及び汚泥をさらに乾燥して含水率を下げることにより、そのまま肥料として再利用したり、可燃物として焼却したりすることが可能になる。
本発明に係る生ごみ処理システムによれば、汚水処理装置にて浄化処理する過程で発生する沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥に含まれる水分を脱水機により脱水して、廃棄し易い形態にするので、バキューム車等の特殊な装置を使用せずに、袋、コンテナ等で受けて、一般のトラック等に積んで運び出すことが出来、容易に処分することが出来る。従って、効率的に汚泥処理を行うことが出来、コストを低減することが出来る。
また、本発明に係る生ごみ処理システムによれば、脱水機によって水分量が減じた沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥を乾燥させるための乾燥機をさらに備えるので、さらに含水率が下がり、そのまま肥料として再利用したり、可燃物として焼却したりすることが可能になる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る生ごみ処理システム100の構成を示す模式図である。
この生ごみ処理システム100は、生ごみを破砕する生ごみ破砕機1と、生ごみ破砕機1により破砕された生ごみが水と共に送られて浄化処理される汚水処理装置3と、浄化処理の過程で生じる沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥の水分を脱水するための遠心分離式の脱水機9とを備えている。
汚水処理装置3は、固液分離槽4、嫌気処理槽5、曝気処理槽6、沈殿槽7及び消毒槽8を備えている。
図1は、本発明の実施の形態1に係る生ごみ処理システム100の構成を示す模式図である。
この生ごみ処理システム100は、生ごみを破砕する生ごみ破砕機1と、生ごみ破砕機1により破砕された生ごみが水と共に送られて浄化処理される汚水処理装置3と、浄化処理の過程で生じる沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥の水分を脱水するための遠心分離式の脱水機9とを備えている。
汚水処理装置3は、固液分離槽4、嫌気処理槽5、曝気処理槽6、沈殿槽7及び消毒槽8を備えている。
この生ごみ処理装置100においては、生ごみを生ごみ破砕機1に投入して破砕し、破砕された生ごみは給水詮2から給水された水W1と混合されて汚水W2となり、汚水W2は、汚水処理装置3の固液分離槽4へ流入される。
固液分離槽4へ流入した汚水W2は、固形分である沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、汚水W3とに分離される。
固液分離槽4は、固液分離槽4内に汚水W2を長時間貯留させることで自然に固液分離させる構成でもよく、濾過装置を内蔵して強制的に固液分離させる構成でもよい。
分離された汚水W3は嫌気処理槽5へ送られ、嫌気処理槽5において嫌気性菌等により、汚水W3中の有機物成分が分解処理される。
固液分離槽4は、固液分離槽4内に汚水W2を長時間貯留させることで自然に固液分離させる構成でもよく、濾過装置を内蔵して強制的に固液分離させる構成でもよい。
分離された汚水W3は嫌気処理槽5へ送られ、嫌気処理槽5において嫌気性菌等により、汚水W3中の有機物成分が分解処理される。
嫌気処理がされてなる汚水W4は曝気処理槽6へ送られ、曝気処理槽6において、図示しないエアポンプで曝気しつつ、好気性菌等により、汚水W4中の有機物成分が分解処理される。
好気処理がされてなる汚水W5は沈殿槽7へ送られる。沈殿槽7では、汚水W5に含まれる汚泥S3が沈殿槽7の底部に沈殿し、汚水W5の上澄み液である汚水W6が消毒槽8へ送られる。
好気処理がされてなる汚水W5は沈殿槽7へ送られる。沈殿槽7では、汚水W5に含まれる汚泥S3が沈殿槽7の底部に沈殿し、汚水W5の上澄み液である汚水W6が消毒槽8へ送られる。
消毒槽8へ送られた汚水W6は殺菌消毒されて浄化水W7となり、この浄化水W7が、公共下水道、河川等へ放流される。
本実施の形態においては、固液分離槽4に溜まった沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、沈殿槽7に溜まった汚泥S3とは、都度又は定期的に引き抜かれて脱水機9へ送られ、脱水機9で水分を除去されて廃棄物として排出される。このとき除去された水分W8は、汚水処理装置3の固液分離槽4へ戻される。
本実施の形態においては、沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S3は、脱水機9によって余分な水を除去されるので、廃棄し易い塊状の形態で排出される。従って、バキューム車等の特殊な装置を必要とせず、袋、コンテナ等で受けて、一般のトラック等に積んで運び出すことが出来る。従って、汚泥処理を効率的に行うことが出来る。
なお、脱水機9は遠心分離式のものに限定されるものではなく、加圧式等であってもよい。
なお、脱水機9は遠心分離式のものに限定されるものではなく、加圧式等であってもよい。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係る生ごみ処理システム101の構成を示す模式図である。図中、図1と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム101の汚水処理装置13は、実施の形態1に係る生ごみ処理システム100の沈殿槽7を備えず、曝気処理槽6に微孔性膜ろ過装置10を備える。
この生ごみ処理システム101においては、生ごみ破砕機1に投入され、破砕された生ごみは給水詮2から給水された水W1と混合されて汚水W2となり、汚水処理装置13の固液分離槽4へ送られる。固液分離槽4で、汚水W2は、固形分である沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、汚水W3とに分離され、汚水W3は嫌気処理槽5へ送られ、嫌気処理槽5において、嫌気性菌等により有機物成分の分解処理が行われる。
図2は、本発明の実施の形態2に係る生ごみ処理システム101の構成を示す模式図である。図中、図1と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム101の汚水処理装置13は、実施の形態1に係る生ごみ処理システム100の沈殿槽7を備えず、曝気処理槽6に微孔性膜ろ過装置10を備える。
この生ごみ処理システム101においては、生ごみ破砕機1に投入され、破砕された生ごみは給水詮2から給水された水W1と混合されて汚水W2となり、汚水処理装置13の固液分離槽4へ送られる。固液分離槽4で、汚水W2は、固形分である沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、汚水W3とに分離され、汚水W3は嫌気処理槽5へ送られ、嫌気処理槽5において、嫌気性菌等により有機物成分の分解処理が行われる。
嫌気処理がされてなる汚水W4は、曝気処理槽6へ送られる。曝気処理槽6においては、好気性菌等により有機物成分の分解処理が行われる。曝気処理槽6は微孔性膜ろ過装置10を備えるので、曝気処理をしながら汚水W4はろ過され、ろ過された浄化水W9はそのまま、又は吸引ポンプ11により消毒槽8へ送られ、消毒槽8で殺菌消毒されて浄化水W10となり、公共下水道、河川等へ放流される。
本実施の形態においては、固液分離槽4に溜まった沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、曝気処理槽6で微孔性膜ろ過装置10によってろ過された後の汚泥S4とは、都度又は定期的に引き抜かれて脱水機9へ送られ、脱水機9で水分を除去されて廃棄物として排出される。このとき除去された水分W11は、汚水処理装置13の固液分離槽4へ戻される。
本実施の形態においては、沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S4は、脱水機9によって余分な水を除去されるので、廃棄し易い塊状の形態で排出される。従って、バキューム車等の特殊な装置を必要とせず、袋、コンテナ等で受けて、一般のトラック等に積んで運び出すことが出来る。従って、効率的に汚泥処理を行うことが出来、コストが低減される。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3に係る生ごみ処理システム102の構成を示す模式図である。図中、図1と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム102においては、脱水機9により水分量が減じた沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S3を乾燥させるための乾燥機12をさらに備えている。
図3は、本発明の実施の形態3に係る生ごみ処理システム102の構成を示す模式図である。図中、図1と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム102においては、脱水機9により水分量が減じた沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S3を乾燥させるための乾燥機12をさらに備えている。
乾燥機12は薄膜乾燥機である。乾燥機12は、縦置きされ、内周面に加熱ジャケットを有する円筒状の本体12aの上部にモータ12bを備えており、このモータ12bにより羽根12cが回転され、脱水機9から本体12aに供給される沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S3を、羽根12cにより、本体12aの内周面に薄膜状に引き伸ばして乾燥させるものである。
本実施の形態においては、汚水処理装置23の固液分離槽4に溜まった沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、沈殿槽7に溜まった汚泥S3とは、都度又は定期的に引き抜かれて脱水機9へ送られる。そして、脱水機9により脱水された沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S3を、乾燥機12により乾燥させるので、含水率が下がり、そのまま肥料として再利用したり、可燃物として焼却したりすることが出来る。
なお、本実施の形態においては、乾燥機12として薄膜乾燥機を用いる場合につき説明したがこれに限定されるものではない。
なお、本実施の形態においては、乾燥機12として薄膜乾燥機を用いる場合につき説明したがこれに限定されるものではない。
実施の形態4.
図4は、本発明の実施の形態4に係る生ごみ処理システム103の構成を示す模式図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム103においては、脱水機9により水分量が減じた沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S4を乾燥させるための乾燥機12をさらに備えている。
図4は、本発明の実施の形態4に係る生ごみ処理システム103の構成を示す模式図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この生ごみ処理システム103においては、脱水機9により水分量が減じた沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S4を乾燥させるための乾燥機12をさらに備えている。
本実施の形態においては、汚水処理装置33の固液分離槽4に溜まった沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2と、曝気処理槽6で微孔性膜ろ過装置10によってろ過された後の汚泥S4とは、都度又は定期的に引き抜かれて脱水機9へ送られる。そして、脱水機9により脱水された沈殿ごみS1及び浮遊ごみS2、並びに汚泥S4を、乾燥機12により乾燥させるので、含水率が下がり、そのまま肥料として再利用したり、可燃物として焼却したりすることが出来る。
1 生ごみ破砕機
2 給水栓
3、13、23、33 汚水処理装置
4 固液分離槽
5 嫌気処理槽
6 曝気処理槽
7 沈殿槽
8 消毒槽
9 脱水機
10 微孔性膜ろ過装置
11 吸引ポンプ
12 乾燥機
12a 本体
12b モータ
12c 羽根
100、101、102、103 生ごみ処理システム
S1 沈殿ごみ
S2 浮遊ごみ
S3、S4 汚泥
2 給水栓
3、13、23、33 汚水処理装置
4 固液分離槽
5 嫌気処理槽
6 曝気処理槽
7 沈殿槽
8 消毒槽
9 脱水機
10 微孔性膜ろ過装置
11 吸引ポンプ
12 乾燥機
12a 本体
12b モータ
12c 羽根
100、101、102、103 生ごみ処理システム
S1 沈殿ごみ
S2 浮遊ごみ
S3、S4 汚泥
Claims (2)
- 生ごみを破砕し、破砕された生ごみを水と混合して生じた汚水を吐出する生ごみ破砕機と、
前記汚水を固液分離し、沈殿ごみ及び浮遊ごみから分離された汚水を浄化処理して排水する汚水処理装置と
を備える生ごみ処理システムにおいて、
浄化処理の過程で発生する前記沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥が前記汚水処理装置から送り込まれ、前記沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥に含まれる水分を脱水する脱水機を備えることを特徴とする生ごみ処理システム。 - 前記脱水機によって水分量が減じた前記沈殿ごみ及び浮遊ごみ、並びに汚泥を乾燥させるための乾燥機をさらに備える請求項1に記載の生ごみ処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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