JPH07250378A - 子機間直接通信方式における無線チャネル選択方法並びに子機間直接通信方式に使用される発信側子機及び着信側子機 - Google Patents

子機間直接通信方式における無線チャネル選択方法並びに子機間直接通信方式に使用される発信側子機及び着信側子機

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JPH07250378A
JPH07250378A JP6040002A JP4000294A JPH07250378A JP H07250378 A JPH07250378 A JP H07250378A JP 6040002 A JP6040002 A JP 6040002A JP 4000294 A JP4000294 A JP 4000294A JP H07250378 A JPH07250378 A JP H07250378A
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handset
direct communication
calling
child device
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Hiroyuki Yamashita
博幸 山下
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Fujitsu Ltd
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    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、子機間直接通信方式における無線
チャネル選択方法並びに子機間直接通信方式に使用され
る発信側子機及び着信側子機に関し、子機間直接通信時
に着信検出および通信中の切替先チャネル検出にかかる
時間を短縮できるようにすることを目的とする。 【構成】 コードレス電話システムに使用される子機ど
うし親局を介さないで直接通信を行なう際に、発信側子
機4aが呼出又は通信中の切替先無線チャネルとして使
用するキャリアを選択する場合に、発信側子機4aが着
信側子機4bの情報に基づいてキャリアを選択するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図14〜図16) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例(図2〜図13) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、子機間直接通信方式に
おける無線チャネル選択方法並びに子機間直接通信方式
に使用される発信側子機及び着信側子機に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、屋外でも使用できるコードレス電
話のシステムとして、パーソナルハンディホンシステム
が実用化されようとしている。パーソナルハンディホン
システムとは、図14に示すように、コードレス電話の
利用範囲を拡大した簡易携帯電話システムであって、屋
外に無線の携帯端末としてのコードレス電話機(子機)
4の親機に相当する無線基地局(BS)5を設置し、屋
外からでも携帯電話のようにコードレス電話機4を利用
することができるのが大きな特徴となっている。つま
り、家庭やオフィス等で利用されているコードレス電話
の子機4を持ち出して、外出先や屋外でも利用すること
ができるのである。
【0004】また、このパーソナルハンディホンシステ
ムでは、ディジタル方式のコードレス電話機4が用いら
れるが、これにより、端末の子機4どうしで、親機(B
S)5を介さずに直接子機間通信を行なうことも可能に
なっている。そして、パーソナルハンディホンシステム
において、親機5を介さないで子機間直接通信を行なう
場合、着信側の子機4は、発信側子機が選択したチャネ
ルを検出するために、子機間直接通信用として割り当て
られたキャリア(チャネル)を検出するようになってい
る。
【0005】この子機間の発着信の制御の手順の一例を
図15を用いて説明する。ここで、子機間直接通信用と
して割り当てられたキャリアの番号を1,2,・・・,
Nとする。通常は、着信側子機4bは、キャリア番号
1,2,・・・,Nのキャリアを順次スキャンして、自
分への着信を待ち受ける状態で待機している(図15の
参照)。
【0006】そして、発信側子機4aが通信を行なおう
とする場合は、キャリア番号1,2,・・・,Nのキャ
リアの中から空きチャネルを検索し、空きチャネルが見
つかると、相手(着信側子機4b)を呼び出す(図15
の参照)。着信側子機4bは、自分側への着信を検出
して(図15の参照)リンガ音を鳴動させ、着信側の
人間が応答操作を行なうことにより通話が開始されるの
である。
【0007】次に、通信中チャネル切替の制御例を図1
6を用いて説明する。子機どうしで直接通信中に、例え
ば着信側子機4bが電波の干渉を検出した場合は、着信
側子機4bから発信側子機4aへチャネルの切替が要求
される。発信側子機4aでは、このチャネル切替要求の
信号を受けると、キャリア番号1,2,・・・,Nのキ
ャリアの中から切替先チャネルの検索を開始する(図1
6の参照)。
【0008】次に、着信側子機4bがキャリア番号1,
2,・・・,Nのキャリアの中から、発信側子機4aが
選択した切替先チャネルをスキャンして(図16の参
照)、切替先チャネルを検出する(図16の参照)。
そして、これ以降は切替先チャネルを利用して通話が行
なわれるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線チャネルの選択方法では、上記のNが大
きい時(キャリアの数が多い時)は、子機が着信の検出
や切替先チャネルを検出すべく多くのキャリアをスキャ
ンするために、検出に比較的時間がかかってしまう、ま
た、無駄な電力を消費するという課題がある。
【0010】また、検出時間を短縮しようとして、シス
テムのキャリア数Nを小さくすると、同時通話可能なチ
ャネルの数が減少してしまい便利さを損なうおそれがあ
るという課題がある。本発明は、このような課題に鑑み
創案されたもので、子機間直接通信時に、着信検出およ
び通信中の切替先チャネル検出にかかる時間を短縮し
て、チャネルの有効利用を図ることができるようにし
た、子機間直接通信方式における無線チャネル選択方法
並びに子機間直接通信方式に使用される発信側子機及び
着信側子機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であって、4はパーソナルハンディホンシステム
に用いられる子機としてのディジタルコードレス電話機
であり、4aは発信側子機、4bは着信側子機である。
まず、発信側子機4aは、キャリア選択手段4a−1,
キャリア選択条件変更手段4a−2,操作手段4a−3
をそなえており、キャリア選択手段4a−1は、呼出又
は通信中の切替先無線チャネルとして使用するキャリア
を着信側子機4b情報に基づいて選択するものである。
【0012】また、キャリア選択手段4a−1は、着信
側子機4bの呼出番号情報に基づいてキャリアを選択す
るように構成しても良い。また、キャリア選択手段4a
−1は、着信側子機4bの呼出番号をL(Lは自然数)
で割った余りにn(nは自然数)を足した値を初期値と
して設定する初期値設定手段と、該初期値設定手段で設
定された初期値に基づき、i(iは自然数)間隔で、j
(jは自然数)個の無線キャリアの中から使用するキャ
リアを選択する手段とをそなえて構成しても良い。
【0013】また、キャリア選択手段4a−1は、選択
可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なうように
構成しても良い。さらに、キャリア選択手段4a−1
は、キャリア選択手段4a−1のキャリア選択条件を変
更するキャリア選択条件変更手段4a−2を設けて構成
しても良い。
【0014】キャリア選択条件変更手段4a−2は、キ
ャリア選択手段4a−1のキャリア選択条件を変更する
ものであり、操作手段4a−3を通じて入力された情報
によりキャリア選択条件を変更する。なお、操作手段4
a−3は、発信側子機4aに付設された手段である。次
に、着信側子機4bについて説明すると、着信側子機4
bは、上述の発信側子機4aと同様に、キャリア選択手
段4b−1,キャリア選択条件変更手段4b−2,操作
手段4b−3をそなえており、キャリア選択手段4b−
1は、呼出又は通信中の切替先無線チャネルとして使用
するキャリアを着信側子機4b情報に基づいて選択する
ものである。
【0015】また、キャリア選択手段4b−1は、着信
側子機4bの呼出番号情報に基づいてキャリアを選択す
るように構成しても良い。また、キャリア選択手段4b
−1は、着信側子機4bの呼出番号をL(Lは自然数)
で割った余りにn(nは自然数)を足した値を初期値と
して設定する初期値設定手段と、該初期値設定手段で設
定された初期値に基づき、i(iは自然数)間隔で、j
(jは自然数)個の無線キャリアの中から使用するキャ
リアを選択する手段とをそなえて構成しても良い。
【0016】また、キャリア選択手段4b−1は、選択
可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なうように
構成しても良い。さらに、キャリア選択手段4b−1
は、キャリア選択手段4b−1のキャリア選択条件を変
更するキャリア選択条件変更手段4b−2を設けて構成
しても良い。
【0017】キャリア選択条件変更手段4b−2は、キ
ャリア選択手段4b−1のキャリア選択条件を変更する
ものであり、操作手段4b−3を通じて入力された情報
によりキャリア選択条件を変更する。なお、操作手段4
b−3は、着信側子機4bに付設された手段である。
【0018】
【作用】まず、請求項1記載の本発明の子機間直接通信
方式における無線チャネル選択方法では、コードレス電
話システムに使用される子機どうし親局5を介さないで
直接通信を行なう際に、発信側子機4aが呼出又は通信
中の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択
する場合に、発信側子機4aが着信側子機4bの情報に
基づいてキャリアを選択する。
【0019】また、上述の請求項2記載の本発明の無線
チャネル選択方法では、発信側子機4aが、呼出又は通
信中の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選
択する場合に、発信側子機4aが着信側子機4bの呼出
番号情報に基づいてキャリアを選択する。また、上述の
請求項3記載の本発明の無線チャネル選択方法では、発
信側子機4aが呼出又は通信中の切替先無線チャネルと
して使用するキャリアを選択する場合に、発信側子機4
aが、着信側子機4bの呼出番号を自然数Lで割った余
りに自然数nを足した値を初期値として、自然数i間隔
で、自然数j個の無線キャリアの中から使用するキャリ
アを選択する。
【0020】また、上述の請求項4記載の本発明の無線
チャネル選択方法では、発信側子機4aが呼出又は通信
中の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択
する場合に、発信側子機4aが選択可能なキャリアに優
先順位をつけて選択を行なう。また、上述の請求項5記
載の本発明の子機間直接通信方式における無線チャネル
選択方法では、コードレス電話システムに使用される子
機どうし親局5を介さないで直接通信を行なう際に、発
信側子機4aが呼出又は通信中の切替先無線チャネルと
して使用するキャリアを選択する場合に、発信側子機4
aが着信側子機4bの情報に基づいてキャリアを選択す
るとともに、着信側子機4bが着信又は通信中の切替先
無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行なう場合
に、着信側子機4bが自己の着信側子機4bの情報に基
づいてキャリアを選択する。
【0021】また、上述の請求項6記載の本発明の無線
チャネル選択方法では、発信側子機4aが呼出又は通信
中の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択
する場合に、発信側子機4aが着信側子機4bの呼出番
号情報に基づいてキャリアを選択するとともに、着信側
子機4bが着信又は通信中の切替先無線チャネルの検索
時のキャリアの選択を行なう場合に、着信側子機4bが
自己の呼出番号情報に基づいてキャリアを選択する。
【0022】また、上述の請求項7記載の本発明の無線
チャネル選択方法では、発信側子機4aが呼出又は通信
中の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択
する場合及び着信側子機4bが着信又は通信中の切替先
無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行なう場合
に、発信側子機4a及び着信側子機4bが、それぞれ着
信側子機4bの呼出番号をL(Lは自然数)で割った余
りにn(nは自然数)を足した値を初期値として、i
(iは自然数)間隔で、j(jは自然数)個の無線キャ
リアの中から使用するキャリアを選択する。
【0023】また、上述の請求項8記載の本発明の無線
チャネル選択方法では、着信側子機4bが着信又は通信
中の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行
なう場合に、着信側子機4bが選択可能なキャリアに優
先順位をつけて選択を行なう。また、上述の請求項9記
載の本発明の無線チャネル選択方法では、着信側子機4
bが着信又は通信中の切替先無線チャネルの検索時のキ
ャリアの選択を行なう場合に、着信側子機4bが過去に
使用したキャリアに基づいて選択可能なキャリアに優先
順位をつけて選択を行なう。
【0024】また、上述の請求項10記載の本発明の無
線チャネル選択方法では、着信側子機4bが着信又は通
信中の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択を
行なう場合に、着信側子機4bが過去に使用したキャリ
アに基づいて選択可能なキャリアの検索頻度を調整す
る。ところで、上記の無線チャネル選択方法に関し、発
信側子機4a及び着信側子機4bのいずれかに着目した
作用を記載すると以下のようになる。
【0025】まず、発信側子機4aについて説明する。
すなわち、上述の請求項11記載の本発明の子機間直接
通信方式に使用される発信側子機4aでは、キャリア選
択手段4a−1が、呼出又は通信中の切替先無線チャネ
ルとして使用するキャリアを着信側子機4bの情報に基
づいて選択する。
【0026】また、上述の請求項12記載の本発明の発
信側子機4aでは、キャリア選択手段4a−1が、着信
側子機4bの呼出番号情報に基づいてキャリアを選択す
る。また、上述の請求項13記載の本発明の発信側子機
4aでは、キャリア選択手段4a−1において、初期値
設定手段により着信側子機4bの呼出番号をL(Lは自
然数)で割った余りにn(nは自然数)を足した値が初
期値として設定され、キャリアを選択する手段により初
期値設定手段で設定された初期値に基づき、i(iは自
然数)間隔で、j(jは自然数)個の無線キャリアの中
から使用するキャリアが選択される。
【0027】また、上述の請求項14記載の本発明の発
信側子機4aでは、キャリア選択手段4a−1が、選択
可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なう。ま
た、上述の請求項15記載の本発明の発信側子機4aで
は、キャリア選択条件変更手段4a−2によりキャリア
選択手段4a−1のキャリア選択条件が変更される。
【0028】また、上述の請求項16記載の本発明の発
信側子機4aでは、キャリア選択条件変更手段4a−2
が発信側子機4a付設の操作手段4a−3を通じて入力
された情報によりキャリア選択条件を変更する。次に、
着信側子機4bについて説明すると、上述の請求項17
記載の本発明の子機間直接通信方式に使用される着信側
子機4bでは、キャリア選択手段4b−1が、着信又は
通信中の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択
を自己の端末情報に基づいて行なう。
【0029】また、上述の請求項18記載の本発明の着
信側子機4bでは、キャリア選択手段4b−1が、自己
の呼出番号情報に基づいてキャリアを選択する。また、
上述の請求項19記載の本発明の着信側子機4bでは、
キャリア選択手段4b−1において、初期値設定手段に
より着信側子機4bの呼出番号をL(Lは自然数)で割
った余りにn(nは自然数)を足した値が初期値として
設定され、キャリアを選択する手段により初期値設定手
段で設定された初期値に基づき、i(iは自然数)間隔
で、j(jは自然数)個の無線キャリアの中から使用す
るキャリアが選択される。
【0030】また、上述の請求項20記載の本発明の着
信側子機4bでは、キャリア選択手段4b−1が、選択
可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なう。ま
た、上述の請求項21記載の本発明の着信側子機4bで
は、キャリア選択手段4b−1において、記憶手段によ
り過去に使用したキャリア情報が記憶され、記憶手段で
記憶されている過去に使用したキャリア情報に基づいて
選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行う。
【0031】また、上述の請求項22記載の本発明の着
信側子機4bでは、キャリア選択手段4b−1におい
て、記憶手段により過去に使用したキャリア情報が記憶
され、記憶手段で記憶されている過去に使用したキャリ
ア情報に基づいて選択可能なキャリアの検索頻度が調整
される。また、上述の請求項23記載の本発明の着信側
子機4bでは、キャリア選択条件変更手段4b−2によ
りキャリア選択手段4b−1のキャリア選択条件が変更
される。
【0032】さらに、上述の請求項24記載の本発明の
着信側子機4bでは、キャリア選択条件変更手段4b−
2が発信側子機4a付設の操作手段4b−3を通じて入
力された情報によりキャリア選択条件を変更する。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例の構成を模式的に示すブ
ロック図、図3〜図6はいずれも子機間直接通信方式に
おける無線チャネル選択方法を説明するための図、図
7,図8はともに着信検出のパターンを示すタイムチャ
ート、図9(a)〜(d)はメモリへのキャリア番号の
記憶要領を説明する模式図、図10は着信検出時のチャ
ネル検索を行なうためのフローチャート、図11〜図1
3はいずれも子機の主制御部のアルゴリズムを説明する
ためのフローチャートである。
【0034】図2において、4は無線携帯端末としての
ディジタルコードレス電話機であり、このディジタルコ
ードレス電話機4は、パーソナルハンディホンシステム
やコードレス電話システムに使用され、子機どうし親局
を介さないで直接通信を行なうことができるようになっ
ている。各ディジタルコードレス電話機4は、発着信機
能を有しており、図2に示すように、送受信系6と、制
御系7と、操作表示系8とから構成されている。
【0035】各ディジタルコードレス電話機4の送受信
系6は、マイク11とスピーカ12とからなる音声イン
タフェース10、コーデック24、TDMA制御部2
3、変調部25、送信部26、ハイブリッド回路として
のスイッチ部29、受信部28、復調部27、アンテナ
30等から構成されている。また、制御系7は、主制御
部17とメモリ19とからなっており、メモリ19は、
RAM20,ROM21,EEPROM22から構成さ
れている。
【0036】また、操作表示系8は、液晶ディスプレイ
(LCD)14と発光ダイオード(LED)15とテン
キー・ファンクションキー16とからなるマン・マシー
ンインタフェース13により構成されている。なお、外
部インタフェース18は、パソコン等との通信制御を行
なうものである。まず、各ディジタルコードレス電話機
4の送受信系6について説明すると、音声インタフェー
ス10は、マイク11やスピーカ12を使って音声を入
出力するものであり、音声インタフェース10により取
り入れられた音声は、コーデック24により、符号化,
複合化されるようになっている。また、TDMA制御部
23は時分割多重アクセス制御を司る制御部であり、コ
ーデック24からの各信号の符号列を時分割多重化する
ものである。
【0037】そして、このディジタルコードレス電話機
4からの通話発信時には、マイク11を通じて入力され
た信号がコーデック24で符号化された後、TDMA制
御部23を経由して変調部25に伝達され、この変調部
25により信号が送信に適した変調信号に変換される。
また、送信部26により、変調部25の周波数変換等が
行なわれる。そして、スイッチ部29からアンテナ30
を介して電波が発信されるようになっている。
【0038】また、ディジタルコードレス電話機4にお
ける通話受信時には、アンテナ30で捕らえられた電波
は、スイッチ部29を介して受信部28に信号として入
力される。さらに、復調部27では、変調された信号が
復調される。そして、TDMA制御部23及びコーデッ
ク24を通って、音声信号が復号化され、音声インタフ
ェース10のスピーカ12から音声が出力され、通話が
受信されるようになっているのである。
【0039】次に、制御系7について説明すると、主制
御部17は、送受信時に音声インタフェース10やメモ
リ19やTDMA制御部23にアクセスして、送受信の
ための種々の制御を施すものであるが、この主制御部1
7は、以下に説明する子機間直接通信の際のチャネル選
択に際してメモリ19とともに主役的役割を果たすもの
である。
【0040】また、操作表示系8について説明すると、
マン・マシーンインタフェース13のテンキー・ファン
クションキー16は、通信時に必要な操作を行なうため
の操作入力部であり、液晶ディスプレイ(LCD)14
及び発光ダイオード(LED)15は、ユーザに音声以
外の手段により必要な情報を提供するものである。これ
により、例えば通話しようとするときは、テンキー・フ
ァンクションキー16を操作して、相手の呼出番号(電
話番号)を入力すると、LCD14に相手先の呼出番号
が表示されたり通話時間が表示されたりするようになっ
ている。
【0041】また、LED15は、例えば通話中に電波
の受信状態に応じて点灯させたり、コードレス電話子機
の電源の残量を知らせたりするものであって、コードレ
ス電話の使い勝手を向上させるものである。また、これ
以外にも、相手側からの呼び出しを検出した時にリンガ
音の鳴動と同期的にLED15を点滅させることによ
り、暗い場所での使い勝手を向上させたりすることがで
きるようになっているのである。
【0042】ところで、前述のごとくパーソナルハンデ
ィホンシステムでは、子機間直接通信用のチャネルが複
数設けられており、発信側子機4aが、使用されていな
い空きチャネルを見つけて、そのチャネルを使用するこ
とで、親機を介さずに子機間の直接通信が行なわれるよ
うになっている。この場合、発信側子機4aが、呼出キ
ャリア(チャネル)を選択し、着信側の子機4bは、着
信検出の際に、発信側子機4aが選択したチャネルを検
出するようになっている。
【0043】また、発着信時に限らず、すでに子機間直
接通信が行なわれている時に、電波干渉等の検出によ
り、チャネルを切り替える場合も上述と同様にしてチャ
ネルが選択されるようになっている。このキャリアの選
択作業は、ディジタルコードレス電話機4に設けられた
キャリア選択手段により行なわれるようになっており、
上記のように主制御部17とメモリ19とがキャリア選
択手段に対応した機能を有している。
【0044】そして、このキャリア選択手段により、着
信側子機4bの情報に基づいていくつかのキャリアを候
補として選択して、これらのキャリアの中から空きチャ
ネルを検索するようになっている。さらに、キャリア選
択手段では、発信側子機4a,着信側子機4bともに着
信側子機4bに固有の情報に基づいて幾つかのチャネル
を選択するようになっており、これらの選択されたチャ
ネルの中から使用されていない空きチャネルを検出する
ようになっている。そして、ここでは着信側子機4bの
呼出番号に基づいて幾つかのチャネルを選択するように
なっている。
【0045】ここで、キャリア(チャネル)の選択方法
について具体的に説明すると、子機間直接通信用として
1,2,・・・Nの合計N個のキャリアが割り当てられ
ている場合、発信側子機4a及び着信側子機4bでは、
キャリア選択手段に設けられた初期値設定手段の機能に
より、着信側子機4bの呼出番号をL(Lは自然数)で
割った余りにn(nは自然数)を足した値(〔MOD L〕
+n)を初期値として設定し、さらに同じくキャリア選
択手段によって、i(iは自然数)間隔で、j(jは自
然数)個の無線キャリアの中から使用するキャリアの候
補を選択するようになっている。
【0046】なお、この実施例では、自然数Lを子機間
直接通信用に設けられたキャリアの総数Nに一致させ
て、L=Nとして初期値を設定するようになっている。
例えば、キャリア選択条件が、N=10,n=1,i=
1,j=3の場合、着信側子機4bの呼出番号が、〔1
234〕であれば、呼び出しや着信検出及び通信中のチ
ャネル切替先のキャリアとして、キャリア番号「5」,
「6」,「7」を選択するようになっている。
【0047】これは、呼出番号1234を10(N)で
割った余りの数4に1(n)を足した数5を初期値と
し、この初期値5から1(i)間隔の数(つまり連続し
た数)を3(j)個とるからである。図3に示すよう
に、チャネルを検出する際は、まず着信側の子機4b
(呼出番号=1234)は、キャリア番号「5」,
「6」,「7」のキャリアを「5,6,7,5,6,7
・・・・」と継続的に(サイクリックに)スキャンして
自分側への着信を待ち受ける(図3の参照)。
【0048】そして、発信側子機4aが発信操作を行な
うと、発信側子機4aは、キャリア番号「5」,
「6」,「7」のキャリアの中から空きチャネルの検索
を開始し(図3の参照)、着信側子機4bが自分側へ
の着信のキャリアを検出すると(図3の参照)、同期
が行なわれてリンガ音が鳴動する。そして、着信側が応
答操作を行なうことで通話が開始されるのである。
【0049】なお、子機どうし4a,4bで直接通信中
に、着信側子機4bが、電波の干渉を検出した場合は、
着信側子機4bから発信側子機4aへチャネルの切替が
要求されるようになっており、この時の通信中チャネル
切替の制御例は、図4に示すようになる。つまり、通話
中に発信側子機4aが着信側子機4bからチャネル切替
要求の信号を受けると、発信側子機4aは、キャリア番
号「5,6,7」をサイクリックにスキャンして、キャ
リアの中から切替先チャネルの検索を開始する。そし
て、これらのキャリア番号「5,6,7」の中から切替
先チャネルを選択する(図4の参照)。
【0050】次に、着信側子機4bがキャリア番号
「5,6,7」のキャリアの中から、発信側子機4aが
選択した切替先チャネルをスキャンして(図4の参
照)、切替先チャネルを検出する(図4の参照)。こ
れにより、これ以降は切替先チャネルを利用して通話が
行なわれるようになっている。なお、着信側子機4b
は、着信検出や切替先無線チャネルの検索が終了するま
では、選択されたキャリア番号のスキャンを常時継続し
て行なうようになっている。
【0051】また、相手側子機の呼出番号が上述と異な
る場合、例えば呼出番号が〔5678〕の場合について
簡単に説明する。この場合も、上記と同様に発信側子機
4aが選択するキャリア番号は、呼出番号を10で割っ
た余りに1を足した数9を初期値として、1間隔の数を
初期値を含めて3つとるので、「9」,「10」,
「1」となる。なお、ここでは、キャリアの数Nが10
であるため、10の次の数が1となっているのである。
そして、これ以降は上述と同様になる。
【0052】このようにして、着信側子機4b固有の情
報に基づいてキャリアを選択することにより、着信検出
にかかる時間を短縮することができ、限られたチャネル
を有効に利用することができるようになるのである。ま
た、この時の上述の着信側子機4bの着信検索について
説明すると、キャリア番号「5」,「6」,「7」が選
択された時は、図7に示すように、着信検索は、「5,
6,7,5,6,7・・・」となり、各キャリア番号を
「1:1:1」の時間比率で検索するようになってい
る。
【0053】ところで、発信側子機4a及び着信側子機
4bのメモリ19には、図9(a)に示すようなアドレ
スが設けられており、最初に検索されるキャリア番号は
アドレスF1 にメモリされ、二番目に検索されるキャリ
ア番号はアドレスF2 にメモリされるようになってい
る。以下同様にアドレスF3 ,F4 ,・・・Fy に選択
されたキャリア番号がメモリされるようになっている。
【0054】したがって、上述のようにキャリア番号
「5」,「6」,「7」が使用するキャリアとして選択
されたとすると、着信側子機4bでは、例えば図9
(b)に示すように、アドレスF1 にキャリア番号
「5」,アドレスF2 にキャリア番号「6」,アドレス
3 にキャリア番号「7」がメモリされるようになって
いる。また、この検索の1サイクルでスキャンされるア
ドレスの数をローテーション数Y(ここでは3)として
アドレスF0 にストアされるようになっている。
【0055】そして、図10に示すフローチャートにし
たがって、各キャリア番号の着信検出が実行されるよう
になっている。ここで、このフローチャートについて説
明すると、着信検出が開始されると、ステップS1でy
の値が1に設定される。次に、ステップS2に進んでF
y (ここではF1 )が検索され、ステップS3におい
て、アドレスF1 に相当するキャリア番号で自分側への
呼出の有無が判断される。
【0056】そして、ステップS3で自分側への呼出が
あったと判断された場合は、次にステップS4に進んで
着信処理を行ない、着信検出のスキャンが終了する。ま
た、ステップS3で自分側への呼出がないと判断される
と、yの値がローテーション数Yの値と比較され、yの
値がローテーション数Yよりも小さい場合はステップS
6に進み、yの値がローテーション数Yよりも大きい場
合はステップS7に進む。ここでは、y=1、Y=3な
ので、YESのルートを通ってステップS6に進む。
【0057】そして、ステップS6ではyの値が1だけ
加算され、ステップS2に戻る。また、ステップS5か
らNOルートを通ってステップS7に進んだ場合は、ス
テップS7でyの値が改めて1に設定され、やはりステ
ップS2に戻る。そして、着信が検出されるまでこのフ
ローチャートを繰り返す。これにより、着信検出がアド
レスF1 ,アドレスF2 ,アドレスF3 ,アドレス
1 ,アドレスF2 ,・・・と繰り返され、各アドレス
に相当するキャリア番号がスキャンされるのである。
【0058】上述の場合は、図9(b)のようになるの
で、このフローチャートにしたがってキャリア番号が
「5,6,7,5,6,7,・・・」という順番でスキ
ャンされるのである。次に、キャリア選択条件が上述と
異なる、N=10,n=1,i=3,j=4の場合につ
いて説明する。
【0059】着信側子機4bの呼出番号が、上記の例と
同じく〔1234〕であれば、呼び出しや着信検出や通
信中にチャネルを切り替える時に使用するキャリア番号
の候補は、呼出番号を10で割った余りの数に1を足し
た数5を初期値として、これに3間隔の数を4個とるよ
うになっている。なお、この場合N=10であるので、
候補となるキャリア番号は、10の次は、1へ戻るよう
になっている。したがって、具体的に候補として選択さ
れるキャリア番号は、「5」,「8」,「1」,「4」
となる。
【0060】これにより、図5に示すように、着信側の
子機4b(呼出番号=1234)は、常時キャリア番号
を「5,8,1,4,5,8,1,4・・・」とスキャ
ンして自分側への着信を待ち受ける(図5の参照)。
そして、発信側子機4aが発信操作を行なうと、発信側
子機4aは、キャリア番号「5,8,1,4」のキャリ
アの中から空きチャネルの検索を開始し(図5の参
照)、着信側子機4bが自分側への着信を検出すると
(図5の参照)、同期が行なわれてリンガ音が鳴動す
る。そして、着信側が応答操作を行なうことで通話が開
始されるのである。
【0061】また、子機どうしで直接通信中に、着信側
子機4bが、電波の干渉を検出して発信側子機4aへチ
ャネルの切替を要求する場合のチャネル切替の制御例
は、図6に示すようになる。つまり、通話中に発信側子
機4aが着信側子機4bからチャネル切替要求の信号を
受けると、発信側子機4aは、キャリア番号「5,8,
1,4」をサイクリックにスキャンして、キャリアの中
から切替先チャネルの検索を開始する(図6の参
照)。また、着信側子機4bでは、これらのキャリア番
号「5,8,1,4」の中から発信側子機4aが選択し
た切替先チャネルをスキャンして(図6の参照)、着
信側子機4bが切替先チャネルを検出すると(図6の
参照)、切替先チャネルでの通話が行なわれるようにな
っているのである。
【0062】ところで、本装置の着信側子機4bには、
選択されたキャリア番号に優先順位を与えて選択を行な
うことができるようになっている。ここで、キャリアの
優先順位について説明すると、図7に示すようなタイム
チャートでは、各キャリア番号が「1:1:1」の時間
比率でスキャンされているが、着信側子機4bには、過
去に使用したキャリア情報を記憶する記憶手段と、記憶
手段で記憶されている過去に使用したキャリア情報に基
づいて選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行
なう手段とが設けられており、特定のキャリア番号のス
キャンを優先することができるようになっている。な
お、記憶手段はメモリ19に、優先順位をつける手段は
主制御部17に対応している。
【0063】つまり、発信側子機4aが、呼出番号=
〔1234〕の着信側子機4bに対して発信した場合、
常に、キャリア番号「5」,「6」,「7」の順で空チ
ャネルを検索すると、選択される確率が一番高いキャリ
ア番号は最初に検索される「5」であり、選択される確
率が二番目に高いキャリア番号は「6」、その次が
「7」という順番になることが考えられる。
【0064】そこで、記憶手段で過去の使用したキャリ
アをキャリア情報として記憶して、このキャリア情報を
用いて、着信側子機4bの着信待ち受け時にキャリア番
号「5」,「6」,「7」のスキャンの頻度を調整する
ことにより、より速やかに自分への着信が検出できるよ
うになっているのである。この頻度を調整の一例を示す
と、図8のタイムチャートのようになる。
【0065】図8に示すように、本装置では、選択され
たキャリア番号が「5」,「6」,「7」だとすると、
キャリア番号「5」が選択される確率が一番高いと判断
して、着信側子機4bのキャリア選択手段が、キャリア
番号「5」のスキャンを優先するようになっており、例
えばチャネルの検索順序を「5,6,5,7」としてこ
の順序でサイクリックにチャネルの検索を行なうように
なっている。
【0066】これにより、上述の場合、各チャネル
「5,6,7」が「2:1:1」の時間比率でスキャン
されるようになり、チャネル検出にかかる時間を短縮す
ることができるのである。また、この時のメモリ19に
おけるアドレスは、図9(c)に示すようになり、ロー
テーション数は4となる。
【0067】さらに、着信側子機4bにおけるキャリア
番号の着信検出要領は、既に説明した図10と同じであ
る。なお、上述のように 選択されたキャリア番号に優
先順位を与えて選択を行なう機能は、発信側子機4aに
も持たせることができる。この場合の発信側子機4aの
動作は、上述で説明した着信側子機4bの場合と同じで
あるので、ここではその説明を省略する。
【0068】ところで、本装置の着信側子機4bには、
記憶手段で記憶されているキャリア情報に基づいて、選
択可能なキャリアの検索頻度を調整する手段も設けられ
ており、過去に使用したキャリアの使用回数に応じてキ
ャリアの検索頻度が調整されるようになっている。以
下、キャリアの検索頻度の調整について説明する。
【0069】着信側子機4bの記憶手段では、過去にキ
ャリア番号kが使用された回数mk(k=1,2,・・
・,N),発信側子機4aに選択されたキャリア番号の
回数の総数Mが記憶されるようになっている。そして、
選択されたキャリア番号が「5」,「6」,「7」の場
合(k=5,6,7の場合)、着信側子機4bは、「m
5 :m6 :m7 」(m5 +m6 +m7=M)に近似した
比率で、選択されたキャリアをスキャンするようになっ
ている。ただし、発信側子機4aの最大呼出時間および
着信側のスキャン間隔により、この比率を補正する。
【0070】具体的な例を挙げて説明すると、M=10
00、m5 =502、m6 =333、m7 =165、発
信側の最大呼出時間=10秒、着信側のスキャン間隔=
1秒の場合、「m5 :m6 :m7 」≒「3:2:1」と
なり、着信側子機4bでは、キャリア番号のスキャン順
序を、例えば、「5,6,5,7,5,6」を1つのブ
ロックとしてこの順序でサイクリックに検索を行なう。
【0071】また、この時のメモリ19におけるアドレ
スは、図9(d)に示すようになり、ローテーション数
は6となる。なお、着信側子機4bにおけるキャリア番
号の着信検出要領は、既に説明した図10と同じであ
る。また、M=1000、m5 =508、m6 =44
1、m7 =51、発信側の最大呼出時間=10秒、着信
側のスキャン間隔=1秒の場合、「m5 :m6 :m7
≒「10:9:1」となり、着信側子機4bがキャリア
番号「7」をスキャンするのは20回に1回となる。
【0072】ところが、発信側子機4aがキャリア番号
「7」を選択した場合、発信側の最大呼出時間および着
信側のスキャン間隔から、着信側子機4bは、自分への
着信を確実に検出するためには、最低10秒間に1回
は、キャリア番号「7」をスキャンする必要がある。こ
の例では、着信側のスキャン間隔が1秒なので、呼出時
間の10秒間でスキャンする回数は10回となり、10
回に1回の割合でキャリア番号「7」を検索しないと、
着信検出を行なうことができないことになる。
【0073】したがって、ここでは各チャネルをスキャ
ンする時間比率を「5:4:1」と補正して、キャリア
番号の検索を、例えば「5,6,5,6,5,7,5,
6,5,6」の順序でサイクリックに行なう。なお、子
機間で直接通信中のチャネル切替時における、子機の切
替先チャネルスキャン処理についても、上述と同様に検
索頻度が調整されて検索が行なわれるようになってい
る。
【0074】さらに、このコードレス電話機4では、発
信側子機4a,着信側子機4bの両子機にキャリア選択
条件変更手段が設けられており、キャリア選択手段がキ
ャリアを選択する際の選択条件を変更することができる
ようになっている。なお、このキャリア選択条件変更手
段は、主にメモリ19とテンキー・ファンクションキー
16と外部インタフェース18とからなっている。
【0075】つまり、通常は、キャリア選択条件の初期
値の設定は、メーカが製造時にメモリ19に設定して出
荷するものである、キャリア選択条件変更手段を設ける
ことにより、ユーザがディジタルコードレス電話機4を
購入後に自らキャリア選択条件を設定できるようになっ
ているのである。このコードレス電話機4のチャネルの
選択条件に関する各情報は、メモリ19のROM21や
EEPROM22などに記憶されるようになっており、
子機4a,4bでは、操作手段としてのテンキー・ファ
ンクションキー16を通じて情報入力の操作を行なうこ
とにより、使用するキャリアの選択条件を読み出した
り、ROM21やEEPROM22の内容を書き替えて
使用するキャリアの選択条件を変更したりすることがで
きるようになっている。
【0076】なお、このような操作は、テンキー・ファ
ンクションキー16からの入力に限られるものではな
く、外部インタフェース18にパソコン等を接続するこ
とにより、外部端末から情報を入出力することもできる
ようになっている。ここで、着信側子機4bの初期値設
定の変更における主制御部17のアルゴリズムを示す
と、図11のようになる。
【0077】このアルゴリズムについて説明すると、ま
ずステップSA1で、テンキー・ファンクションキー1
6や外部インタフェース18に接続されたパソコン等か
ら「書き込み要求起動」のコマンドを受信すると、ステ
ップSA2に進んで「書き込み要求情報」受信待ちの状
態になる。そして、ステップSA3で、テンキー・ファ
ンクションキー16や外部インタフェース18に接続さ
れたパソコン等から実際に書き込み要求の情報を受信す
ると、ステップSA4で要求された情報が分析される。
【0078】そして、例えばローテーション数Yの書き
込み要求があった場合は、ステップSA5で要求値を新
たにYに設定する。また、メモリ19のアドレスF
y (y=1,2,・・・,Y)へのキャリア番号の書き
込み要求があった場合は、ステップSA6で、要求値が
y に設定される。
【0079】そして、ステップSA5,SA6の後は、
ステップSA3に戻って同様の作業を繰り返し、ステッ
プSA4で書き込みの終了が判断されると、このアルゴ
リズムが終了する。これにより、着信側子機4bでは、
キャリアの選択条件を変更することができる。
【0080】次に、発信側子機4aのキャリアの選択条
件の変更について説明すると、発信側子機4aでは、図
12に示すようなアルゴリズムにしたがって、キャリア
選択条件が変更されるようになっている。このアルゴリ
ズムでは、着信側子機4bのアルゴリズムと同様に、ス
テップSB1で、操作手段としてのテンキー・ファンク
ションキー16や外部インタフェース18に接続された
パソコン等から「書き込み要求起動」のコマンドを受信
すると、ステップSB2に進んで「書き込み要求情報」
受信待ちの状態になる。
【0081】そして、ステップSB3で、テンキー・フ
ァンクションキー16や外部インタフェース18に接続
されたパソコン等から実際に書き込み要求の情報を受信
すると、ステップSB4で要求された情報が分析され
る。そして、入力された情報に基づいて、キャリア番号
を選択するための演算のパラメータL,n,i,jが書
き替えられるようになっている。
【0082】つまり、ステップSB4で自然数Lの書き
込み要求があると、ステップSB5に進んで要求値がL
に設定され、自然数Lの値が変更される。また、自然数
nの書き込み要求があると、ステップSB6に進んで要
求値がnに設定され、自然数nの値が変更される。以
下、同様にして、ステップSB7,ステップSB8で自
然数i,jが設定され、キャリアの選択条件が変更され
るのである。
【0083】なお、ステップSB5〜ステップSB8以
降は、ステップSB3に戻り、ステップSB4で書き込
み終了が判断するまで、ステップSB3〜ステップSB
8を繰り返すのである。これにより、発信側子機4aに
ついても、ユーザがキャリアの選択条件を自由に変更す
ることができる。
【0084】なお、図12に示すアルゴリズムは、発信
側子機4aのみに限定されるものではなく、着信側子機
4bについてもこれと同様にして、キャリアの選択条件
が変更できるようにしても良い。さらに、本発明のディ
ジタルコードレス電話機4では、上述したキャリアの選
択条件の変更と同様に、過去のキャリア番号の使用実績
を読み出したり、キャリア番号の使用実績を消去するこ
とができるようになっている。
【0085】ここで、過去のキャリア番号の使用実績の
読み出しや消去のアルゴリズムは、図13に示すように
なっており、以下、このアルゴリズムについて説明す
る。まず、ステップSC1で、テンキー・ファンクショ
ンキー16や外部インタフェース18に接続されたパソ
コン等から「使用実績要求起動」のコマンドを受信する
と、次にステップSC2に進んで「使用実績要求情報」
受信待ちの状態になる。
【0086】そして、ステップSC3で、テンキー・フ
ァンクションキー16や外部インタフェース18に接続
されたパソコン等から実際に使用実績の情報の要求を受
信すると、ステップSC4で要求された情報が分析され
る。そして、例えばキャリア番号nの使用実績回数読み
出し要求があった場合は、ステップSC5でキャリア番
号nの使用実績回数を送信して、子機4のLCD14等
のディスプレイに表示したり、外部インタフェース18
を介してパソコン等に出力する。
【0087】また、各キャリア番号の使用実績回数を消
去(クリア)するような要求があった場合は、ステップ
SC6において各キャリア番号の使用実績回数が0にリ
セットされるのである。そして、ステップSC5又は6
以降はステップSC3に戻り、ステップSC3〜ステッ
プSC6を繰り返し、ステップSC4で使用実績の読み
出し及びクリアが終了したと判断されるとこのアルゴリ
ズムが終了するのである。
【0088】なお、上述してきたディジタルコードレス
電話機4では、説明の都合上、発信,着信と区別した方
がわかり易いので、ディジタルコードレス電話機4を発
信側子機4aと着信側子機4bとに区別して説明してい
るが、実際は、前述したように1つの子機で発信側子機
4aと着信側子機4bとの両方の機能を有するものであ
る。
【0089】本発明の一実施例としての子機間直接通信
方式における無線チャネル選択方法並びに子機間直接通
信方式に使用される発信側子機及び着信側子機は、上述
のように構成されているので、ディジタルコードレス電
話機4を用いて子機間直接通信を行なおうとすると、発
信側子機4aでは、着信側子機4bの呼出番号情報に基
づいて使用するチャネルを選択するとともに、着信側子
機4bにおいても、自分側(着信側)の子機4bの呼出
番号情報に基づいてチャネルを選択し、これらのチャネ
ルの検索を行なう。したがって、選択されるチャネル
が、特定の番号のチャネルに集中することなく、各チャ
ネルの使用頻度が平均化される。
【0090】さらに、子機間直接通信用のチャネルの全
てを検索する必要もなくなるので、着信検出にかかる時
間を短縮することができる。また、発信側子機4a,着
信側子機4bのキャリア選択手段に、優先順位をつけて
キャリアの選択を行なう手段を設けることにより、過去
に使用したキャリアを優先的にスキャンすることがで
き、やはり着信検出にかかる時間を短縮することができ
る。
【0091】また、着信側子機4bのキャリア選択手段
に、キャリアの検索頻度を調整する手段を設けることに
より、やはり着信検出にかかる時間を短縮することがで
きる。また、発信側子機4a,着信側子機4bには、と
もにキャリア選択条件を変更するキャリア選択条件変更
手段が設けられているので、ユーザの都合によってキャ
リア選択条件を変更することができる。
【0092】さらに、キャリア選択条件変更手段が発信
側子機付設の操作手段を通じて入力された情報によりキ
ャリア選択条件を変更することかできるので、簡単にキ
ャリア選択条件を変更することができる。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の子機間直接通信方式における無線チャネル選択方
法によれば、発信側子機が着信側子機情報に基づいてキ
ャリアを選択するので、呼出又は通信中の切替先チャネ
ル検出にかかる時間を短縮することができ、チャネルの
有効利用を図ることができる。
【0094】また、請求項2記載の本発明の子機間直接
通信方式における無線チャネル選択方法によれば、発信
側子機が着信側子機の呼出番号情報に基づいて使用する
チャネルを選択するので、選択されるチャネルが特定の
番号のチャネルに集中することがなく、各チャネルの使
用頻度が平均化され、チャネルの有効利用を図ることが
できる。
【0095】また、請求項3記載の本発明の子機間直接
通信方式における無線チャネル選択方法によれば、発信
側子機が該着信側子機の呼出番号を自然数Lで割った余
りに自然数nを足した値を初期値として、自然数i間隔
で、自然数j個の無線キャリアの中から使用するキャリ
アを選択することにより、やはり、選択されるチャネル
が特定の番号のチャネルに集中することがなくなり、各
チャネルの使用頻度が平均化され、チャネルの有効利用
を図ることができる。
【0096】また、請求項4記載の本発明の子機間直接
通信方式における無線チャネル選択方法によれば、発信
側子機が選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択を
行なうことにより、チャネル検出にかかる時間を短縮す
ることができる。また、請求項5記載の本発明の子機間
直接通信方式における無線チャネル選択方法によれば、
発信側子機が着信側子機情報に基づいてキャリアを選択
するとともに、着信側子機が自己の着信側子機情報に基
づいてキャリアを選択するので、着信検出又は通信中の
切替先チャネルの検出を短時間で確実に行なうことがで
きる。
【0097】また、請求項6記載の本発明の子機間直接
通信方式における無線チャネル選択方法によれば、着信
側子機が自分の呼出番号情報に基づいてチャネルを選択
し、これらのチャネルの検索を行なうので、選択される
チャネルが特定の番号のチャネルに集中することがな
く、各チャネルの使用頻度が平均化され、チャネルの有
効利用を図ることができる。
【0098】また、請求項7記載の本発明の子機間直接
通信方式における無線チャネル選択方法によれば、該発
信側子機及び該着信側子機が、それぞれ該着信側子機の
呼出番号を自然数Lで割った余りに自然数nを足した値
を初期値として、自然数i間隔で、自然数j個の無線キ
ャリアの中から使用するキャリアを選択することによ
り、やはり、選択されるチャネルが特定の番号のチャネ
ルに集中することがなくなり、各チャネルの使用頻度が
平均化され、チャネルの有効利用を図ることができる。
【0099】また、請求項8記載の本発明の子機間直接
通信方式における無線チャネル選択方法によれば、着信
側子機が選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択を
行なうことにより、チャネル検出にかかる時間を短縮す
ることができる。また、請求項9記載の本発明の子機間
直接通信方式における無線チャネル選択方法によれば、
着信側子機が過去に使用したキャリアに基づいて選択可
能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なうことによ
り、過去に使用したキャリアを優先的にスキャンするこ
とができ、やはり着信検出にかかる時間を短縮すること
ができる。
【0100】また、請求項10記載の本発明の子機間直
接通信方式における無線チャネル選択方法によれば、着
信側子機が過去に使用したキャリアに基づいて選択可能
なキャリアの検索頻度を調整することにより、やはり着
信検出にかかる時間を短縮することができる。また、請
求項11記載の本発明の子機間直接通信方式に使用され
る発信側子機によれば、呼出又は通信中の切替先無線チ
ャネルとして使用するキャリアを着信側子機情報に基づ
いて選択するキャリア選択手段が設けられるという構成
により、呼出又は通信中の切替先チャネル検出にかかる
時間を短縮することができ、チャネルの有効利用を図る
ことができる。
【0101】また、請求項12記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される発信側子機によれば、キャリア
選択手段が、着信側子機の呼出番号情報に基づいてキャ
リアを選択するという構成により、選択されるチャネル
が特定の番号のチャネルに集中することがなく、各チャ
ネルの使用頻度が平均化され、チャネルの有効利用を図
ることができる。
【0102】また、請求項13記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される発信側子機によれば、該キャリ
ア選択手段が、該着信側子機の呼出番号を自然数Lで割
った余りに自然数nを足した値を初期値として設定する
初期値設定手段と、該初期値設定手段で設定された初期
値に基づき、自然数i間隔で、自然数j個の無線キャリ
アの中から使用するキャリアを選択する手段とをそなえ
て構成されることにより、やはり、選択されるチャネル
が特定の番号のチャネルに集中することがなくなり、各
チャネルの使用頻度が平均化され、チャネルの有効利用
を図ることができる。
【0103】また、請求項14記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される発信側子機によれば、キャリア
選択手段が、選択可能なキャリアに優先順位をつけて選
択を行なうという構成により、短時間でチャネルを検出
することができる。また、請求項15記載の本発明の子
機間直接通信方式に使用される発信側子機によれば、キ
ャリア選択手段のキャリア選択条件を変更するキャリア
選択条件変更手段が設けられるという構成により、ユー
ザの都合によってキャリア選択条件を変更することがで
きる。
【0104】また、請求項16記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される発信側子機によれば、キャリア
選択条件変更手段が発信側子機付設の操作手段を通じて
入力された情報によりキャリア選択条件を変更するとい
う構成により、誰でも簡単にキャリア選択条件を変更す
ることができる。また、請求項17記載の本発明の子機
間直接通信方式に使用される着信側子機によれば、着信
又は通信中の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの
選択を自己の端末情報に基づいて行なうキャリア選択手
段が設けられるという構成により、着信検出又は通信中
の切替先チャネルの検出を短時間で確実に行なうことが
できる。
【0105】また、請求項18記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される着信側子機によれば、キャリア
選択手段が、自己の呼出番号情報に基づいてキャリアを
選択するという構成により、選択されるチャネルが特定
の番号のチャネルに集中することがなく、各チャネルの
使用頻度が平均化され、チャネルの有効利用を図ること
ができる。
【0106】また、請求項19記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される着信側子機によれば、キャリア
選択手段が、該着信側子機の呼出番号を自然数Lで割っ
た余りに自然数nを足した値を初期値として設定する初
期値設定手段と、該初期値設定手段で設定された初期値
に基づき、自然数i間隔で、自然数j個の無線キャリア
の中から使用するキャリアを選択する手段とをそなえる
という構成により、やはり、選択されるチャネルが特定
の番号のチャネルに集中することがなくなり、各チャネ
ルの使用頻度が平均化されチャネルの有効利用を図るこ
とができる。
【0107】また、請求項20記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される着信側子機によれば、キャリア
選択手段が、選択可能なキャリアに優先順位をつけて選
択を行なうという構成により、短時間でチャネルを検出
することができる。また、請求項21記載の本発明の子
機間直接通信方式に使用される着信側子機によれば、該
キャリア選択手段が、過去に使用したキャリア情報を記
憶する記憶手段と、該記憶手段で記憶されている過去に
使用したキャリア情報に基づいて選択可能なキャリアに
優先順位をつけて選択を行なう手段とをそなえるという
構成により、過去に使用したキャリアを優先的にスキャ
ンすることができ、やはり着信検出にかかる時間を短縮
することができる。
【0108】また、請求項22記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される着信側子機によれば、該キャリ
ア選択手段が、過去に使用したキャリア情報を記憶する
記憶手段と、該記憶手段で記憶されている過去に使用し
たキャリア情報に基づいて選択可能なキャリアの検索頻
度を調整する手段とをそなえるという構成により、やは
り着信検出にかかる時間を短縮することができる。
【0109】また、請求項23記載の本発明の子機間直
接通信方式に使用される着信側子機によれば、キャリア
選択手段のキャリア選択条件を変更するキャリア選択条
件変更手段が設けられているという構成により、過去に
使用したキャリアを優先的にスキャンすることができ、
やはり着信検出にかかる時間を短縮することができる。
【0110】また着信検出にかかる時間を短縮すること
ができることから、着信検出時間間隔を長くすることに
より、電力消費を抑えることも可能である。また、請求
項24記載の本発明の子機間直接通信方式に使用される
着信側子機によれば、キャリア選択条件変更手段が発信
側子機付設の操作手段を通じて入力された情報によりキ
ャリア選択条件を変更するという構成により、やはり着
信検出にかかる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を模式的に示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の子機間直接通信方式における無線チャ
ネル選択方法を説明する図である。
【図4】本発明の子機間直接通信方式における無線チャ
ネル選択方法を説明する図である。
【図5】本発明の子機間直接通信方式における無線チャ
ネル選択方法を説明する図である。
【図6】本発明の子機間直接通信方式における無線チャ
ネル選択方法を説明するための図である。
【図7】本発明の着信検出のパターンを示すタイムチャ
ートである。
【図8】本発明の着信検出のパターンを示すタイムチャ
ートである。
【図9】(a)〜(d)は本発明のメモリへのキャリア
番号の記憶要領を説明する模式図である。
【図10】本発明の着信検出時のチャネル検索を行なう
ためのフローチャートである。
【図11】本発明の着信側子機の主制御部におけるアル
ゴリズムを説明するフローチャートである。
【図12】本発明の子機の主制御部におけるアルゴリズ
ムを説明するフローチャートである。
【図13】本発明の子機の主制御部におけるアルゴリズ
ムを説明するフローチャートである。
【図14】パーソナルハンディホンシステムを説明する
ための模式図である。
【図15】子機間直接通信方式における無線チャネル選
択方法を説明する図である。
【図16】子機間直接通信方式における無線チャネル選
択方法を説明する図である。
【符号の説明】
4 ディジタルコードレス電話 4a 発信側子機 4b 着信側子機 4a−1,4b−1 キャリア選択手段 4a−2,4b−2 キャリア選択条件変更手段 4a−3,4b−3 操作手段 5 親機(BS) 6 送受信系 7 制御系 8 操作表示系 10 音声インタフェース 11 マイク 12 スピーカ 13 マン・マシーンインタフェース 14 液晶ディスプレイ(LCD) 15 発光ダイオード(LED) 16 テンキー・ファンクションキー 17 主制御部 18 外部インタフェース 19 メモリ 20 RAM 21 ROM 22 EEPROM 23 TDMA制御部 24 コーデック 25 変調部 26 送信部 27 復調部 28 受信部 29 スイッチ部 30 アンテナ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス電話システムに使用される子
    機どうし親局を介さないで直接通信を行なう際に、 発信側子機(4a)が呼出又は通信中の切替先無線チャ
    ネルとして使用するキャリアを選択する場合に、該発信
    側子機(4a)が着信側子機(4b)情報に基づいて該
    キャリアを選択することを特徴とする、子機間直接通信
    方式における無線チャネル選択方法。
  2. 【請求項2】 該発信側子機(4a)が呼出又は通信中
    の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択す
    る場合に、該発信側子機(4a)が該着信側子機(4
    b)の呼出番号情報に基づいて該キャリアを選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の子機間直接通信方式にお
    ける無線チャネル選択方法。
  3. 【請求項3】 該発信側子機(4a)が呼出又は通信中
    の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択す
    る場合に、該発信側子機(4a)が、該着信側子機(4
    b)の呼出番号をL(Lは自然数)で割った余りにn
    (nは自然数)を足した値を初期値として、i(iは自
    然数)間隔で、j(jは自然数)個の無線キャリアの中
    から使用するキャリアを選択することを特徴とする請求
    項2記載の子機間直接通信方式における無線チャネル選
    択方法。
  4. 【請求項4】 該発信側子機(4a)が呼出又は通信中
    の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択す
    る場合に、該発信側子機(4a)が選択可能なキャリア
    に優先順位をつけて選択を行なうことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の子機間直接通信方式における無
    線チャネル選択方法。
  5. 【請求項5】 コードレス電話システムに使用される子
    機どうし親局を介さないで直接通信を行なう際に、 発信側子機(4a)が呼出又は通信中の切替先無線チャ
    ネルとして使用するキャリアを選択する場合に、該発信
    側子機(4a)が着信側子機(4b)情報に基づいて該
    キャリアを選択するとともに、 該着信側子機(4b)が着信又は通信中の切替先無線チ
    ャネルの検索時のキャリアの選択を行なう場合に、該着
    信側子機(4b)が自己の着信側子機(4b)情報に基
    づいて該キャリアを選択することを特徴とする、子機間
    直接通信方式における無線チャネル選択方法。
  6. 【請求項6】 該発信側子機(4a)が呼出又は通信中
    の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択す
    る場合に、該発信側子機(4a)が該着信側子機(4
    b)の呼出番号情報に基づいて該キャリアを選択すると
    ともに、 該着信側子機(4b)が着信又は通信中の切替先無線チ
    ャネルの検索時のキャリアの選択を行なう場合に、該着
    信側子機(4b)が自己の呼出番号情報に基づいて該キ
    ャリアを選択することを特徴とする請求項5記載の子機
    間直接通信方式における無線チャネル選択方法。
  7. 【請求項7】 該発信側子機(4a)が呼出又は通信中
    の切替先無線チャネルとして使用するキャリアを選択す
    る場合及び該着信側子機(4b)が着信又は通信中の切
    替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行なう場
    合に、該発信側子機(4a)及び該着信側子機(4b)
    が、それぞれ該着信側子機(4b)の呼出番号をL(L
    は自然数)で割った余りにn(nは自然数)を足した値
    を初期値として、i(iは自然数)間隔で、j(jは自
    然数)個の無線キャリアの中から使用するキャリアを選
    択することを特徴とする請求項6記載の子機間直接通信
    方式における無線チャネル選択方法。
  8. 【請求項8】 該着信側子機(4b)が着信又は通信中
    の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行な
    う場合に、該着信側子機(4b)が選択可能なキャリア
    に優先順位をつけて選択を行なうことを特徴とする請求
    項5又は請求項6記載の子機間直接通信方式における無
    線チャネル選択方法。
  9. 【請求項9】 該着信側子機(4b)が着信又は通信中
    の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行な
    う場合に、該着信側子機(4b)が過去に使用したキャ
    リアに基づいて選択可能なキャリアに優先順位をつけて
    選択を行なうことを特徴とする請求項8記載の子機間直
    接通信方式における無線チャネル選択方法。
  10. 【請求項10】 該着信側子機(4b)が着信又は通信
    中の切替先無線チャネルの検索時のキャリアの選択を行
    なう場合に、該着信側子機(4b)が過去に使用したキ
    ャリアに基づいて選択可能なキャリアの検索頻度を調整
    することを特徴とする請求項9記載の子機間直接通信方
    式における無線チャネル選択方法。
  11. 【請求項11】 コードレス電話システムに使用され、
    子機どうし親局を介さないで直接通信を行なうことので
    きる子機のうちの発信側子機(4a)において、 呼出又は通信中の切替先無線チャネルとして使用するキ
    ャリアを着信側子機(4b)情報に基づいて選択するキ
    ャリア選択手段(4a−1)が設けられていることを特
    徴とする、子機間直接通信方式に使用される発信側子
    機。
  12. 【請求項12】 該キャリア選択手段(4a−1)が、
    該着信側子機(4b)の呼出番号情報に基づいて該キャ
    リアを選択するように構成されたことを特徴とする請求
    項11記載の子機間直接通信方式に使用される発信側子
    機。
  13. 【請求項13】 該キャリア選択手段(4a−1)が、
    該着信側子機(4b)の呼出番号をL(Lは自然数)で
    割った余りにn(nは自然数)を足した値を初期値とし
    て設定する初期値設定手段と、該初期値設定手段で設定
    された初期値に基づき、i(iは自然数)間隔で、j
    (jは自然数)個の無線キャリアの中から使用するキャ
    リアを選択する手段とをそなえて構成されたことを特徴
    とする請求項12記載の子機間直接通信方式に使用され
    る発信側子機。
  14. 【請求項14】 該キャリア選択手段(4a−1)が、
    選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なうよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項11又は請
    求項12記載の子機間直接通信方式に使用される発信側
    子機。
  15. 【請求項15】 該キャリア選択手段(4a−1)のキ
    ャリア選択条件を変更するキャリア選択条件変更手段
    (4a−2)が設けられたことを特徴とする請求項11
    〜14のいずれかに記載の子機間直接通信方式に使用さ
    れる発信側子機。
  16. 【請求項16】 該キャリア選択条件変更手段(4a−
    2)が発信側子機(4a)付設の操作手段(4a−3)
    を通じて入力された情報によりキャリア選択条件を変更
    するように構成されたことを特徴とする請求項15記載
    の子機間直接通信方式に使用される発信側子機。
  17. 【請求項17】 コードレス電話システムに使用され、
    子機どうし親局を介さないで直接通信を行なうことので
    きる子機のうちの着信側子機(4b)において、 着信又は通信中の切替先無線チャネルの検索時のキャリ
    アの選択を自己の端末情報に基づいて行なうキャリア選
    択手段(4b−1)が設けられていることを特徴とす
    る、子機間直接通信方式に使用される着信側子機。
  18. 【請求項18】 該キャリア選択手段(4b−1)が、
    自己の呼出番号情報に基づいて該キャリアを選択するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項17記載の
    子機間直接通信方式に使用される着信側子機。
  19. 【請求項19】 該キャリア選択手段(4b−1)が、
    該着信側子機(4b)の呼出番号をL(Lは自然数)で
    割った余りにn(nは自然数)を足した値を初期値とし
    て設定する初期値設定手段と、該初期値設定手段で設定
    された初期値に基づき、i(iは自然数)間隔で、j
    (jは自然数)個の無線キャリアの中から使用するキャ
    リアを選択する手段とをそなえて構成されたことを特徴
    とする請求項18記載の子機間直接通信方式に使用され
    る着信側子機。
  20. 【請求項20】 該キャリア選択手段(4b−1)が、
    選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択を行なうよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項17又は請
    求項18記載の子機間直接通信方式に使用される着信側
    子機。
  21. 【請求項21】 該キャリア選択手段(4b−1)が、
    過去に使用したキャリア情報を記憶する記憶手段と、該
    記憶手段で記憶されている過去に使用したキャリア情報
    に基づいて選択可能なキャリアに優先順位をつけて選択
    を行なう手段とをそなえて構成されたことを特徴とする
    請求項20記載の子機間直接通信方式に使用される着信
    側子機。
  22. 【請求項22】 該キャリア選択手段(4b−1)が、
    過去に使用したキャリア情報を記憶する記憶手段と、該
    記憶手段で記憶されている過去に使用したキャリア情報
    に基づいて選択可能なキャリアの検索頻度を調整する手
    段とをそなえて構成されたことを特徴とする請求項21
    記載の子機間直接通信方式に使用される着信側子機。
  23. 【請求項23】 該キャリア選択手段(4b−1)のキ
    ャリア選択条件を変更するキャリア選択条件変更手段
    (4b−2)が設けられたことを特徴とする請求項17
    〜22のいずれかに記載の子機間直接通信方式に使用さ
    れる着信側子機。
  24. 【請求項24】 該キャリア選択条件変更手段(4b−
    2)が発信側子機(4a)付設の操作手段(4b−3)
    を通じて入力された情報によりキャリア選択条件を変更
    するように構成されたことを特徴とする請求項23記載
    の子機間直接通信方式に使用される着信側子機。
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