JPH07250122A - データ送信装置 - Google Patents

データ送信装置

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Publication number
JPH07250122A
JPH07250122A JP6038367A JP3836794A JPH07250122A JP H07250122 A JPH07250122 A JP H07250122A JP 6038367 A JP6038367 A JP 6038367A JP 3836794 A JP3836794 A JP 3836794A JP H07250122 A JPH07250122 A JP H07250122A
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JP
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data
real
time
line
transmission
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JP6038367A
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English (en)
Inventor
Hajime Sugano
肇 菅野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データ送信装置に関し、非リアル
タイム性送信データのデータ長を調整してリアルタイム
性送信データをリアルタイムで送信することを目的とす
る。 【構成】 通信回線の回線速度と、データ長と、該デー
タ長のデータ送信時間とを関連付けて登録する回線スケ
ジュールテーブルと、送信データ処理手段と、通信回線
の回線速度において、リアルタイム性送信データのデー
タ送信時間間隔よりも短いデータ送信時間で送信し得る
非リアルタイム性送信データのデータ長を回線スケジュ
ールテーブルから得て、非リアルタイム性送信データを
データ長で送出した後に、リアルタイム性送信データを
送出する回線スケジューラ手段と、両データを通信回線
へ送信する通信装置とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線速度及び又はリア
ルタイム性送信データのデータ送信時間間隔に応じて非
リアルタイム性送信データのデータ長を変更してリアル
タイム性送信データをリアルタイムで送信するデータ送
信装置に関する。
【0002】近年、マルチメディアのデータ、例えばフ
ァイルデータ、マウスデータ、テキストデータ、音声デ
ータ、映像データ等を通信網内の異なる回線速度の通信
回線を経て送受信する必要性が生じている。その際に通
信回線を効率良く使用することが要求される。
【0003】例えば、LAN及びISDNの各通信回線
を経てデータを送受信する端末装置において、大容量の
データを伝送し得るLAN回線を経てデータを送受信す
る場合と、LANに比して比較的に低速なISDN回線
を経てデータを送受信する場合とでは,そのデータを送
受信するのに要する回線の占有時間が異なる。そのた
め、特にリアルタイム性が要求される送信データと、非
リアルタイム性が要求される送信データとを回線を切り
換えて伝送するような場合に、回線速度の違いに応じ
て、通信回線を有効に利用することができなかった。こ
のような問題は、非リアルタイム性送信データと共に同
一回線(物理回線であるか論理回線であるかを問わず)
を経て送信されるリアルタイム性送信データのデータ送
信時間間隔の変更時にも生ずる。
【0004】
【従来の技術】例えば、回線速度を異にする2つの通信
回線を経て送信データを送信する従来の方式では、それ
ら通信回線の内のいずれか一方の回線速度に合わせた送
信データ単位、又はその中間の送信データ単位で送受信
を行うようにしていた。
【0005】例えば、LAN回線とISDN回線とを収
容する端末装置において、100キロバイトのファイル
データ送信中に20ms間隔で発生する10バイトのマウス
データを送信する場合、LAN回線では100キロバイ
トのファイルデータを送信するのに10秒掛かり、IS
DN回線では20秒掛かるとすると、LAN回線の回線
速度は80K bps となり、ISDN回線の回線速度は4
0K bps となる。従って、LAN回線で20ms経過毎に
一回マウスデータを送信するためには、ファイルデータ
を200バイト送信する度に1度マウスデータを送信す
る必要がある(図13の(1) 参照)。
【0006】このような送信単位をそのままISDN回
線に適用すると、ISDN回線では40msに1度しかマ
ウスデータを送信できないことになる(図13の(2) 参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の方式で
は、回線速度が異なることから、送信データの回線専有
時間が異なって来て、リアルタイム性を要求されるマウ
スデータをリアルタイムで送信することができない。
又、空き時間の発生を見ることになり、その結果として
回線の使用効率が低下する。
【0008】本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作
されたもので、回線速度、又はリアルタイム性送信デー
タの送信時間間隔の相違に従って非リアルタイム性送信
データのデータ長を調整してリアルタイム性送信データ
をリアルタイムで送信し得るデータ送信装置を提供する
ことをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
する発明の原理ブロック図を示し、図2は、請求項2に
記載する発明の原理ブロック図を示す。
【0010】請求項1に記載する発明は、図1に示すよ
うに、リアルタイム性送信データと非リアルタイム性送
信データとを混在させて通信回線2を経て送信するデー
タ送信装置において、前記通信回線2の回線速度と、デ
ータ長と、該データ長のデータ送信時間とを関連付けて
登録する回線スケジュールテーブル4と、アクセスに応
答してデータ送信時間間隔で送信すべきリアルタイム性
送信データ及びアクセスで指定されるデータ長の非リア
ルタイム性送信データを出力する送信データ処理手段6
と、前記通信回線2の回線速度において、前記リアルタ
イム性送信データのデータ送信時間間隔よりも短いデー
タ送信時間で送信し得る非リアルタイム性送信データの
データ長を前記回線スケジュールテーブル4から得て、
前記送信データ処理手段6からの非リアルタイム性送信
データを前記データ長で送出した後に、前記送信データ
処理手段6からのリアルタイム性送信データをリアルタ
イム性送信データのデータ送信時間間隔で送出するか、
又はその逆の順序で送出する回線スケジューラ手段8
と、該回線スケジューラ手段8から送出される前記デー
タ長の非リアルタイム性送信データを前記通信回線2へ
送信した後に、前記回線スケジューラ手段8からの前記
リアルタイム性送信データを前記通信回線2へ送信する
か、又はその逆の順序で送信する通信装置10とを設け
たことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載する発明は、図2に示すよ
うに、リアルタイム性送信データと非リアルタイム性送
信データとを混在させて通信回線2を経て送信するデー
タ送信装置において、アクセスに応答してデータ送信時
間間隔で送信すべきリアルタイム性送信データ及びアク
セスで指定されるデータ長の非リアルタイム性送信デー
タを出力する送信データ処理手段6と、前記通信回線2
の回線速度と、リアルタイム性送信データのデータ送信
時間間隔よりも短い時間として非リアルタイム性送信デ
ータに対して与えられる時間との積を非リアルタイム性
送信データのデータ長として算定して前記送信データ処
理手段6からの非リアルタイム性送信データを前記デー
タ長で送出した後に、前記送信データ処理手段6からの
リアルタイム性送信データをリアルタイム性送信データ
のデータ送信時間間隔で送出するか、又はその逆の順序
で送出する回線スケジューラ手段12と、該回線スケジ
ューラ手段12から送出される前記データ長の非リアル
タイム性送信データを前記通信回線2へ送信した後に、
前記回線スケジューラ手段12からの前記リアルタイム
性送信データを前記通信回線2へ送信するか、又はその
逆の順序で送信する通信装置10とを設けたことを特徴
とする。
【0012】請求項3に記載する発明は、図1に示すよ
うに、請求項1に記載するデータ送信装置において、回
線スケジュールテーブル4をメモリに設けたことを特徴
とする。
【0013】請求項4に記載する発明は、図1に示すよ
うに、請求項1に記載するデータ送信装置において、回
線スケジュールテーブル4を外部記憶装置に設けたこと
を特徴とする。
【0014】請求項5に記載する発明は、図1に示すよ
うに、請求項1、請求項3、及び請求項4に記載するデ
ータ送信装置において、リアルタイム性送信データ若し
くは非リアルタイム性送信データ、又は双方を外部から
受信することを特徴とする。
【0015】請求項6に記載する発明は、図2に示すよ
うに、請求項2に記載するデータ送信装置において、リ
アルタイム性送信データ若しくは非リアルタイム性送信
データ、又は双方を外部から受信することを特徴とす
る。
【0016】
【作用】請求項1に記載する発明において、リアルタイ
ム性送信データと非リアルタイム性送信データとを通信
回線2へ送信したいという要求が発生したとき、回線ス
ケジューラ手段8は、回線スケジュールテーブル4を参
照してリアルタイム性送信データのためのデータ送信時
間間隔を確保し得る非リアルタイム性送信データのデー
タ長を決定して送信データ処理手段6からの非リアルタ
イム性送信データを前記データ長で送出した後に、前記
送信データ処理手段6からのリアルタイム性送信データ
をリアルタイム性送信データのデータ送信時間間隔で送
出する。
【0017】そして、通信装置10は、前記回線スケジ
ューラ手段8からの非リアルタイム性送信データを通信
回線2へ送信した後に、前記回線スケジューラ手段8か
らのリアルタイム性送信データを通信回線2へ送信す
る。
【0018】前述のように、リアルタイム性送信データ
のためのデータ送信時間間隔を確保するように非リアル
タイム性送信データのデータ長が調整されるから、リア
ルタイム性送信データを通信回線2を経てリアルタイム
で相手装置へ送信することができる。又、この送信にお
いて、リアルタイム性送信データと非リアルタイム性送
信データとを可及的に連続して送信することができるか
ら、通信回線2の回線使用効率を向上させることができ
る。
【0019】請求項2に記載する発明は、請求項1に記
載する発明で用いる回線スケジュールテーブル4の代わ
りに、これと等価な計算処理を行うことを特長とするも
のである。その基本的な処理動作は同じである。
【0020】従って、この発明においても、請求項1に
記載する発明と同等な効果を奏することができる。請求
項3に記載する発明は、回線スケジュールテーブル4を
メモリに設けたものである。その動作は、回線スケジュ
ーラ手段8により、メモリへのアクセスが行われるとい
う差違があることを除いて、その処理動作は、請求項1
に記載する発明と同様である。この発明の効果も、前記
差違を除いて、請求項1に記載する発明と同等である。
【0021】請求項4に記載する発明は、回線スケジュ
ールテーブル4を外部記憶装置に設けたものである。そ
の動作は、回線スケジューラ手段8により、外部記憶装
置へのアクセスが行われるという差違があることを除い
て、その処理動作は、請求項1に記載する発明と同様で
ある。この発明の効果も、前記差違を除いて、請求項1
に記載する発明と同等である。
【0022】請求項5に記載する発明は、リアルタイム
性送信データ、又は非リアルタイム性送信データをデー
タ送信装置の外部から受信するということを除いて、そ
の処理動作は、請求項1お記載する発明と同様である。
この発明の効果も、前記差違を除いて、請求項1に記載
する発明と同等である。
【0023】請求項6に記載する発明は、リアルタイム
性送信データ、又は非リアルタイム性送信データをデー
タ送信装置の外部から受信するということを除いて、そ
の処理動作は、請求項2に記載する発明と同様である。
この発明の効果も、前記差違を除いて、請求項2に記載
する発明と同等である。
【0024】
【実施例】図3は、請求項1及び請求項3に記載する発
明の実施例を示す。図3に示すデータ送信装置は、リア
ルタイム性送信データを出力する入力デバイス(例え
ば、マウス、ペン、キーボード)30、外部記憶装置
(フロピーディスク/ハードディスク装置)32、CP
U34、メモリ36、通信制御部38、及び通信装置4
0、並びに入力デバイス30、外部記憶装置32、CP
U34、メモリ36、及び通信制御部38を接続するバ
ス44を有して構成される。メモリ36には、図4に示
す処理を行うプログラム(以下、回線スケジューラ部と
呼ぶ。)48と、各種データの処理を行うプログラム
(以下、送受信処理部と呼ぶ。)46と、回線スケジュ
ールテーブル50(図5参照)とが書き込まれている。
各プログラムは、CPU34で実行される。送受信デー
タ処理部46は、入力デバイス30及び外部記憶装置3
2からのデータに対する所定の処理(フォーマットの修
正等)をして記憶し、回線スケジューラ部48からのア
クセスに応答して当該アクセスに必要なデータ、即ちリ
アルタイム性送信データに対してはデータ送信時間間隔
毎に送信すへきデータ、及び非リアルタイム性送信デー
タに対してはデータ長のデータを回線スケジューラ部4
8へ出力する。
【0025】図3において、送受信データ処理部46
は、図1の送信データ処理手段6に対応し、回線スケジ
ューラ部48は、図1の回線スケジューラ手段8に対応
する。回線スケジュールテーブル50は、図1の回線ス
ケジュールテーブル4に対応し、通信制御装置38、通
信装置50は、図1の通信装置10に対応する。
【0026】このように構成されるデータ送信装置の動
作を以下に説明する。入力デバイス30のマウスから出
力されるリアルタイム性送信データと、外部記憶装置3
2から出力される非リアルタイム性送信データとを通信
回線52を経て送信する場合を例にとって動作を説明す
る。
【0027】データ送信装置がデータ送信待ちの状態に
あるとする(図4のS1参照)。そこへ「100キロバ
イトの連続データ送信」という非リアルタイム性送信デ
ータのデータ送信要求1が上がり(図4のS2参照)、
その要求が受け付けられ(図4のS3参照)、又「20
msのデータ送信時間間隔のデータ送信」というリアルタ
イム性送信データのデータ送信要求2が上がり(図4の
S4参照)、その要求が受け付けられたとする(図4の
S5参照)。
【0028】この設例では、それ以外のデータ送信要求
はないから(図4のS6のYES 参照)、処理は、ステッ
プS6へ進む。現在の通信回線及びその回線速度をチェ
ックして回線スケジュールテーブル50より必要なデー
タを読み込む(図4のS7参照)。読み込んだデータを
基にして非リアルタイム性送信データの送信中にリアル
タイム性送信データを送信するのに最適な非リアルタイ
ム性送信データのデータ長(送信データ単位)を決定す
る(図4のS8参照)。
【0029】その決定は、図5から判るように、例えば
回線速度が4800bps であるとすると、16.6のデータ
送信時間間隔でデータ長10バイトのデータを送るよう
に、データ長として10バイトが決定される。
【0030】従って、「20msのデータ送信時間間隔の
データ送信」というリアルタイム性送信データのデータ
送信要求2に対する時間的な保証をすることができる。
この保証はできるが、20ms−16.6ms=3.4ms の時間が
余分になる。この余分の時間は、その時間の間データを
全く送信しないか、又は他のデータの送信に用いてもよ
い。
【0031】なお、図5に示すデータ送信時間は、次式
によって算出さたものである。 データ長n÷(回線速度÷8ビット)=データ長nの送
信に要する時間(nバイト/秒)・・・(1) その算出例を述べると、次のようになる。回線速度が異
なったときに、同じ回線専有時間で送信し得るデータの
データ長を回線速度に応じて調整しなければならない。
例えば、図5から明らかなように、回線速度が2400
bps であるとする場合に、66.6msの回線専有時間の間に
送信し得るデータ長は、20バイトであるが、回線速度
を1200bps とした場合に、同じ回線専有時間66.6ms
の間に送信し得るデータ長は、10バイトとなる。
【0032】前述のデータ長の決定は、回線速度を異に
する場合であるが、この回線速度の相違は、物理回線で
あるか論理回線であるかを問わない。このようなデータ
長の決定は、回線速度を同一にし、データ送信時間間隔
を変更してデータを送信する場合にも適用し得る。
【0033】リアルタイム性送信データと非リアルタイ
ム性送信データとを送信する回線の回線速度を同一にす
るか、或いは異にするかを問わず、前述のようにして非
リアルタイム性送信データに対する送信データ長を決定
すれば、非リアルタイム性送信データのデータ長が減増
(調整)されてリアルタイム性送信データのデータ送信
時間間隔が確保される。従って、非リアルタイム性送信
データの送信のために、リアルタイム性送信データの送
信が妨げられることはなくなり、リアルタイム性送信デ
ータをリアルタイムで相手端末装置へ送信することがで
きる。前述のような調整が行われることにより、リアル
タイム性送信データと非リアルタイム性送信データと
は、通信回線52を経て可及的連続して送信されるの
で、通信回線52の使用効率が向上する。
【0034】次に、前述のようにして非リアルタイム性
送信データのデータ長が決定されてデータ送信が行われ
ているときに、データ送信時間間隔20msで送信してい
たリアルタイム性送信データに代えて、データ送信時間
間隔が、例えば40msでリアルタイム性送信データを送
信したいというデータ送信要求3が発生したときの例を
図6及び図7を参照して説明する。
【0035】データ送信要求3が発生する前に発生した
データ送信要求1及びデータ送信要求2についての処理
(図6参照)は、図3及び図4について説明したところ
と同じであるから、その再説明は省略する。
【0036】データ送信要求3が発生すると(図7のS
10参照)、40msのデータ送信時間間隔のデータ送信
要求を受け付ける(図7のS11参照)。データ送信要
求2の場合と同様、現在の通信回線及びその回線速度を
チェックして回線スケジュールテーブル50より必要な
データを読み込む(図7のS12参照)。読み込んだデ
ータを基にして非リアルタイム性送信データの送信中に
リアルタイム性送信データを送信するのに最適な非リア
ルタイム性送信データのデータ長(送信データ単位)を
決定する(図7のS13参照)。
【0037】その決定は、図5から判るように、例えば
回線速度が4800bps であるとすると、33.3のデータ
送信時間間隔でデータ長20バイトのデータを送るよう
に、データ長として20バイトが決定される。
【0038】従って、「40msのデータ送信時間間隔の
データ送信」というリアルタイム性送信データのデータ
送信要求3に対する時間的な保証をすることができる。
なお、この場合にも、40ms−33.3ms=6.7ms の時間
は、その時間の間データを送信しないか、又は他のデー
タの送信に用いてもよい。
【0039】図8は、請求項4に記載する発明の実施例
を示す。この実施例は、図3について説明した回線スケ
ジュールテーブル50を外部記憶装置32Aに設けた例
を示す。その他の構成は、図3に示す構成と同じなの
で、同一の構成要素には同一の参照番号を付してその逐
一の説明を省略する。
【0040】又、その動作も同じであり、その主たる効
果も、図3の実施例で述べたところと同じである。図9
は、請求項2に記載する発明の一実施例を示す。この実
施例は、請求項1に記載する発明が、回線スケジュール
テーブル50を用いたのに対して、計算式を用いて回線
スケジュールテーブル50を用いたと同様の作用効果を
奏するようにしたものである。そのために、図9に示す
ように、メモリ36Aに設けられる回線スケジューラ部
48Aに計算式のプログラムを書き込んでおく。その計
算式は、 で表される。
【0041】回線スケジューラ部48Aは、回線スケジ
ューラ部48と同様にプログラムで構成されている。こ
れらのプログラム及び送受信データ処理部46を構成す
るプログラムも、CPU34で実行される。その他の構
成要素は、図3と同様の構成要素であるので、これらの
構成要素には、図3と同一の参照番号を付してその説明
を省略する。
【0042】図9において、送受信データ処理部46
は、図2の送信データ処理手段6に対応し、回線スケジ
ューラ部48Aは、図2の回線スケジューラ手段12に
対応する。通信制御装置38、通信装置40は、図2の
通信装置10に対応する。
【0043】このように構成されるデータ送信装置の動
作を図9及び図10を用いて以下に説明する。その動作
において、リアルタイム性送信データと非リアルタイム
性送信データとのデータ送信要求が発生し、その受付を
為し、データ送信要求の無いことの判定までは、図3に
ついて説明した実施例と同様であるので、その再説明は
省略する。
【0044】データ送信要求が他に無いとの判定が出る
と(図10のS6のYES 参照)、現在の回線及び回線速
度をチェックして上式(2) を用いてデータ送信要求2の
リアルタイム性送信データを20msのデータ送信時間間
隔で送信するのに最適な非リアルタイム性送信データの
データ長(データ送信単位)を算定する(図10のS7
参照)。 算定されたデータ長で非リアルタイム性送信
データを送信すると共に、こうしてリアルタイム性送信
データに対して与えられたデータ送信時間間隔毎にリア
ルタイム性送信データを送信する。
【0045】かくして、リアルタイム性送信データのデ
ータ送信時間間隔を変更してリアルタイム性送信データ
を送信する場合にも、リアルタイム性送信データ(例え
ば、マウスから出力されるデータ)をリアルタイムで送
信することができる。又、リアルタイム性送信データと
非リアルタイム性送信データとを可及的に継続して送信
し得るから、回線の使用効率の向上になる。
【0046】図11は、請求項5に記載する発明の一実
施例を示す。この実施例は、リアルタイム性送信データ
の送信データ発生源、例えばファクシミリ装置,電話
機,画像発生装置60をデータ送信装置の外部に設け、
データ送信装置に接続し、且つ回線スケジューラ手段と
して回線スケジューラ部48、及び回線スケジュールテ
ーブル50を設けた例を示す。
【0047】従って、この実施例は、2つのリアルタイ
ム性送信データのうちの一方を非リアルタイム性送信デ
ータと共に択一的にリアルタイムで送信する例を示す。
この場合の動作も、図3の実施例で説明したところに準
じて行われる。
【0048】この実施例においても、リアルタイム性送
信データをリアルタイムで送信することができ、又回線
の使用効率の向上を達成し得る。図12は、請求項6に
記載する発明の一実施例を示す。この実施例は、図11
に示す実施例に設けられる回線スケジューラ手段とし
て、図9に示す実施例と同様の回線スケジューラ部48
Aを設けた例を示す。
【0049】従って、この実施例は、2つのリアルタイ
ム性送信データのうちの一方を非リアルタイム性送信デ
ータと共に択一的にリアルタイムで送信する例を示す。
この場合の動作も、図9の実施例で説明したところに準
じて行われる。
【0050】前記実施例では、いずれもリアルタイム性
送信データが1つである場合について説明したが、リア
ルタイム性送信データが2以上であってもよい。但し、
同時に2以上のリアルタイム性送信データをリアルタイ
ムで送信する場合には、2以上のリアルタイム性送信デ
ータが首尾良く、送信される非リアルタイム性送信デー
タの間に挿間し得るように非リアルタイム性送信データ
のデータ長が設定可能である必要がある。
【0051】又、リアルタイム性送信データを外部から
受信する例を説明したが、非リアルタイム性送信データ
を外部かち受信するように構成されるデータ送信装置に
も、本発明を適用し得る。更に、リアルタイム性送信デ
ータ及び非リアルタイム性送信データが共に外部から受
信されるように構成されるデータ送信装置にも、本発明
を適用し得る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
アルタイム性送信データと非リアルタイム性送信データ
とを混在させて通信回線を経て各データを送信するに際
して、リアルタイム性送信データのデータ送信時間間隔
を保証するために非リアルタイム性送信データのデータ
長の調整を行うようにしたので、リアルタイム性送信デ
ータをリアルタイムで送信することができる。又、非リ
アルタイム性送信データ、又はリアルタイム性送信デー
タを可能な限り、空き時間のないように挿入送信するこ
とにより、回線の使用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、請求項3、請求項4及び請求項5に
記載する発明の原理ブロック図である。
【図2】請求項2及び請求項6に記載する発明の原理ブ
ロック図である。
【図3】請求項1及び請求項3に記載する発明の一実施
例を示す図である。
【図4】図3に示す実施例の処理フローを示す図であ
る。
【図5】回線スケジュールテーブルの例を示す図であ
る。
【図6】通信中に設定を変更する動作を実行する処理フ
ローの一部を示す図である。
【図7】通信中に設定を変更する動作を実行する処理フ
ローの残部を示す図である。
【図8】請求項1及び請求項4に記載する発明の一実施
例を示す図である。
【図9】請求項2に記載する発明の一実施例を示す図で
ある。
【図10】図9に示す実施例の処理フローを示す図であ
る。
【図11】請求項5に記載する発明の一実施例を示す図
である。
【図12】請求項6に記載する発明の一実施例を示す図
である。
【図13】従来のデータ送信方式の技術的課題を説明す
る図である。
【符号の説明】
2 通信回線 4 回線スケジュールテーブル 6 送信データ処理手段 8 回線スケジューラ手段 10 通信装置 12 回線スケジューラ手段 38 通信制御装置 40 通信装置 46 送受信データ処理部 48 回線スケジューラ部 48A 回線スケジューラ部 50 回線スケジュールテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアルタイム性送信データと非リアルタ
    イム性送信データとを混在させて通信回線(2)を経て
    送信するデータ送信装置において、 前記通信回線(2)の回線速度と、データ長と、該デー
    タ長のデータ送信時間とを関連付けて登録する回線スケ
    ジュールテーブル(4)と、 アクセスに応答してデータ送信時間間隔で送信すべきリ
    アルタイム性送信データ及びアクセスで指定されるデー
    タ長の非リアルタイム性送信データを出力する送信デー
    タ処理手段(6)と、 前記通信回線(2)の回線速度において、前記リアルタ
    イム性送信データのデータ送信時間間隔よりも短いデー
    タ送信時間で送信し得る非リアルタイム性送信データの
    データ長を前記回線スケジュールテーブル(4)から得
    て、前記送信データ処理手段(6)をアクセスして前記
    送信データ処理手段(6)からの非リアルタイム性送信
    データを前記データ長で送出した後に、前記送信データ
    処理手段(6)からのリアルタイム性送信データをリア
    ルタイム性送信データのデータ送信時間間隔で送出する
    か、又はその逆の順序で送出する回線スケジューラ手段
    (8)と、 該回線スケジューラ手段(8)から送出される前記デー
    タ長の非リアルタイム性送信データを前記通信回線
    (2)へ送信した後に、前記回線スケジューラ手段
    (8)からの前記リアルタイム性送信データを前記通信
    回線(2)へ送信するか、又はその逆の順序で送信する
    通信装置(10)とを設けたことを特徴とするデータ送
    信装置。
  2. 【請求項2】 リアルタイム性送信データと非リアルタ
    イム性送信データとを混在させて通信回線(2)を経て
    送信するデータ送信装置において、 アクセスに応答してデータ送信時間間隔で送信すべきリ
    アルタイム性送信データ及びアクセスで指定されるデー
    タ長の非リアルタイム性送信データを出力する送信デー
    タ処理手段(6)と、 前記通信回線(2)の回線速度と、リアルタイム性送信
    データのデータ送信時間間隔よりも短い時間として非リ
    アルタイム性送信データに対して与えられる時間との積
    を非リアルタイム性送信データのデータ長として算定
    し、前記送信データ処理手段(6)をアクセスして前記
    送信データ処理手段(6)からの非リアルタイム性送信
    データを前記データ長で送出した後に、前記送信データ
    処理手段(6)からのリアルタイム性送信データをリア
    ルタイム性送信データのデータ送信時間間隔で送出する
    か、又はその逆の順序で送出する回線スケジューラ手段
    (12)と、 該回線スケジューラ手段(12)から送出される前記デ
    ータ長の非リアルタイム性送信データを前記通信回線
    (2)へ送信した後に、前記回線スケジューラ手段(1
    2)からの前記リアルタイム性送信データを前記通信回
    線(2)へ送信するか、又はその逆の順序で送信する通
    信装置(10)とを設けたことを特徴とするデータ送信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載するデータ送信装置にお
    いて、 回線スケジュールテーブル(4)をメモリに設けたこと
    を特徴とするデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載するデータ送信装置にお
    いて、 回線スケジュールテーブル(4)を外部記憶装置に設け
    たことを特徴とするデータ送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項3、及び請求項4に記
    載するデータ送信装置において、 リアルタイム性送信データ若しくは非リアルタイム性送
    信データ、又は双方を外部から受信することを特徴とす
    るデータ送信装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載するデータ送信装置にお
    いて、 リアルタイム性送信データ若しくは非リアルタイム性送
    信データ、又は双方を外部から受信することを特徴とす
    るデータ送信装置。
JP6038367A 1994-03-09 1994-03-09 データ送信装置 Withdrawn JPH07250122A (ja)

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