JPH1051491A - 通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法 - Google Patents

通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法

Info

Publication number
JPH1051491A
JPH1051491A JP20376596A JP20376596A JPH1051491A JP H1051491 A JPH1051491 A JP H1051491A JP 20376596 A JP20376596 A JP 20376596A JP 20376596 A JP20376596 A JP 20376596A JP H1051491 A JPH1051491 A JP H1051491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
packet
client terminal
server terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20376596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Yumoto
一磨 湯本
Naoko Iwami
直子 岩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP20376596A priority Critical patent/JPH1051491A/ja
Publication of JPH1051491A publication Critical patent/JPH1051491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】クライアント端末の空きディスク容量に関係無
く、動画像や音声のようなデータ量の大きな情報を、サ
ーバ端末に送信することを可能にする。 【解決手段】クライアント端末は、データを作成する作
成手段と、作成手段によりデータの作成が開始されたと
きに、サーバ端末に対して、データの送信要求を送信す
る送信要求送信手段61と、予め定めたパケット化の条
件を満たしたときに、作成手段により作成されているデ
ータを予め定めたパケット化の条件を満たすようにパケ
ット化して逐次送信するパケット送信手段64とを備え
る。サーバ端末は、データの送信要求が送信されたとき
に、当該データの受信が可能であれば、データの送信要
求を送信したクライアント端末に対して、当該データの
送信を許可する旨の応答を返す応答手段62と、パケッ
ト送信手段により送信されたパケットを受信するパケッ
ト受信手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント端末
の空きディスク容量に関係無く、動画像や音声のような
データ量の多い情報をサーバ端末を介して情報交換する
ことが可能な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールシステムでは送信する
メッセージをクライアント端末において作成し、作成が
終わってからサーバ端末に送信している。動画像や音声
を添付ファイルとして送信する場合も、添付する内容は
送信を行う前にクライアント端末において作成しておく
必要がある。
【0003】一方、World Wide Webのサーバ端末に新た
なデータを提供する際にも、提供するデータはクライア
ント端末で作成し、全ての作成が終わってからでなけれ
ば、送信することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子メールとして送信
するメッセージのデータ量が、各クライアント端末の空
きディスク容量より少ない場合には、クライアント端末
でメッセージを作成してから送信を行っても問題はない
が、動画像や音声データのようなデータ量の大きな情報
をメッセージとして送信する場合、従来の方式では、各
クライアント端末の空きディスク容量により作成可能な
メッセージのデータ量が制限され、送信可能なメッセー
ジのデータ量も制限されてしまうという問題点がある。
【0005】また、World Wide Webのような広域情報シ
ステムにおいて、サーバ端末において新たに開示する情
報を、クライアント端末で作成してサーバ端末へ提供し
ようという際にも、従来の方式では、各クライアント端
末の空きディスク容量により作成可能な情報のデータ量
が制限されてしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、クライアント端
末の空きディスク容量に関係無く、動画像や音声のよう
なデータ量の大きな情報を、サーバ端末に送信すること
を可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、データを送信するクライアント端末と、
前記クライアント端末にネットワークを介して接続さ
れ、前記クライアント端末から送信されたデータを受信
するサーバ端末とを有する通信システムにおいて、前記
クライアント端末は、前記データを作成する作成手段
と、予め定めたパケット化の条件を満たしたときに、前
記作成手段により作成されているデータをパケット化
し、当該パケットを前記サーバ端末に対して逐次送信す
るパケット送信手段とを備え、前記サーバ端末は、前記
クライアント端末のパケット送信手段により送信された
パケットを受信し、当該受信したパケットのデータを取
り出すパケット受信手段と、前記パケット受信手段によ
り取り出されたデータを蓄積する蓄積手段とを備える。
【0008】また、データを送信するクライアント端末
と、前記クライアント端末にネットワークを介して接続
され、前記クライアント端末から送信されたデータを受
信するサーバ端末とを有する通信システムにおけるデー
タ送信方法としては、前記データを作成し、予め定めた
パケット化の条件を満たしたときに、作成しているデー
タをパケット化し、当該パケットを前記サーバ端末に対
して逐次送信する。
【0009】本発明によれば、クライアント端末の空き
ディスク容量に関係無く、動画像や音声のようなデータ
量の大きな情報を、サーバ端末に送信することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の通信システムの構成例を
示す構成図である。
【0012】本発明の通信システムは、複数台のクライ
アント端末1とサーバ端末2とがネットワーク3を介し
て接続された構成となっている。このネットワーク3
は、電話回線でも、イーサネットなどのLAN(Local
Area Network)でも、ISDN(Integrated Services Di
gital Network)やATM(Asynchronous Transfer Mode)
でも構わない。また、サーバ端末の蓄積装置は、サーバ
端末に直接、接続させずに、ネットワーク3を介して接
続させる構成をとっても構わない。
【0013】つぎに、クライアント端末1の構成を図2
を参照して説明する。図2に、クライアント端末1の構
成例を示す。
【0014】図2において、クライアント端末1は、ポ
インティングデバイスのマウス20と、入力装置のキー
ボード21と、表示装置のディスプレイ22と、各種プ
ログラムを格納している、ハードディスクなどの蓄積装
置25と、プログラムが実行時にロードされるメモリ2
4と、プログラムを実行するCPU23と、音声入力装
置12が接続される音声符号化装置11と、音声出力装
置14が接続される音声復号化装置13と、動画像入力
装置16が接続される動画符号化装置15と、動画復号
化装置17と、ネットワーク3に接続される通信制御部
18とを備え、内部バス26を介してそれぞれが接続さ
れる構成となっている。
【0015】マウス20およびキーボード21は、ユー
ザがコマンドなどの入力を行うときに利用され、ディス
プレイ22はプログラムの実行状況などを表示する。音
声符号化装置11は、音声入力装置12(例えば、マイ
ク)から入力される音声を符号化し、動画符号化装置1
4は、動画像入力装置16(例えば、カメラ)から入力
される動画像を符号化する。また、音声復号化装置13
で復号化された音声は音声出力装置14(例えば、スピ
ーカ)から出力され、動画復号化装置17で復号化され
た動画像はディスプレイ22に表示される。音声符号化
装置11や動画符号化装置15で符号化された符号化デ
ータは、CPU23で動作するプログラムで整形された
後、通信制御部18を介してネットワーク3から出力さ
れる。
【0016】また、音声符号化装置11の代わりに、C
PU23で動作する音声符号化プログラムを用いても良
く、音声復号化装置13の代わりに、CPU23で動作
する音声復号化プログラムを用いても良い。同様に、動
画符号化装置15の代わりにCPU23で動作する動画
符号化プログラムを用いても良く、動画復号化装置17
の代わりにCPU23で動作する動画復号化プログラム
を用いても良い。また、マウス20の代わりにタブレッ
トなどの描画データ入力装置を用いても良い。
【0017】更に、送信するデータを作成するにあたり
音声を用いないのであれば、音声符号化装置11、音声
入力装置12、音声復号化装置13および音声出力装置
14は備えなくても構わない。同様に、送信するデータ
を作成するにあたり動画像を用いないのであれば、動画
符号化装置15、動画像入力装置16および動画復号化
装置17は備えなくても構わない。また、作成したデー
タの再生処理を行なわないのであれば、音声復号化装置
13、音声出力装置14および動画復号化装置17は備
えなくても構わない。
【0018】つぎに、サーバ端末の構成を図3を参照し
て説明する。図3に、サーバ端末2の構成例を示す。
【0019】図3において、サーバ端末2は、ポインテ
ィングデバイスのマウス30と、入力装置のキーボード
31と、表示装置のディスプレイ32と、各種プログラ
ムを格納し、また、受信データを蓄積する蓄積装置35
と、プログラムが実行時にロードされるメモリ34と、
プログラムを実行するCPU33と、ネットワーク3に
接続される通信制御部38とを有し、それぞれが内部バ
ス36を介して接続される構成となっている。
【0020】マウス30およびキーボード31は、ユー
ザがコマンドなどの入力を行うときに利用され、ディス
プレイ22はプログラムの実行状況などを表示する。ク
ライアント端末1の通信制御部18からネットワーク3
を経由して送られてくるデータは、通信制御部38で受
信し、CPU33上で動作するプログラムにより受信処
理を行う。
【0021】本発明の実施の形態におけるクライアント
端末1内のプログラムの構成を図4を参照して説明す
る。図4に、メールシステムの例におけるクライアント
端末1のCPU23内で動作するプログラムの構成図を
示す。
【0022】図4において、図2に示す符号と同じ符号
の20〜22、11、15および18は、図2に示す構
成要素と同じものを示している。また、40は、メール
サーバとの間でメールの送受信処理を行うメールクライ
アントプログラムであり、42は、送信したいデータを
作成するデータ作成プログラムであり、音声や動画など
のように作成するデータの種別ごとにデータ作成プログ
ラム42を備える。44はデータ作成プログラム42よ
り出力されるデータをパケット化し、逐次サーバ端末に
送信する送信データ作成プログラムである。
【0023】メールクライアントプログラム40は、キ
ーボード21やマウス20により入力されるデータと、
通信制御部18において受信される、サーバ端末2から
のコマンドとに従って動作する。本発明の実施の形態お
いては、宛先、送信元、テキストデータなどを含むメー
ルと、そのメールに対応して、データ作成プログラム4
2において作成される、音声や動画などのデータとの双
方をサーバに対して送信しており、メールクライアント
プログラム40は、双方を送信するためのアプリケーシ
ョンソフトである。データ作成プログラム42は、メー
ルクライアントプログラム40からの要求に応じて起動
され、キーボード21やマウス20により入力されるデ
ータ、および、音声符号化装置11や動画符号化装置1
5において入力されるデータを用いて送信するデータを
作成する。送信データ作成プログラム44は、メールク
ライアンントプログラム40からの要求に応じて起動さ
れ、通信制御部18において受信される、サーバ端末2
からのコマンドと、メールクライアントプログラム40
およびデータ作成プログラム42から送信されるコマン
ドと、キーボード21やマウス20により入力されるデ
ータとに従って動作し、データ作成プログラム42から
出力されるデータを、予め定められ条件にしたがって、
逐次パケット化して通信制御部18に出力する。
【0024】本発明の実施の形態におけるサーバ端末2
内のプログラムの構成を図5を参照して説明する。図5
に、メールシステムの例におけるサーバ端末のCPU内
で動作するプログラムの構成図を示す。
【0025】図5において、図3に示す符号と同じ符号
の38、33および35は、図3に示す構成要素と同じ
ものを示している。また、46は、クライアント端末1
から送られてくるメールを受信配送するメールサーバプ
ログラムである。48は、クライアント端末1より逐次
送られてくるパケットの受信処理を行うデータ受信プロ
グラムである。
【0026】クライアント端末1から送信されたメール
および逐次送信パケットは、共に、サーバ端末2の通信
制御部38を介して受信し、各々メールサーバプログラ
ム46やデータ受信プログラム48で受信処理した後
に、蓄積装置35に記録される。
【0027】つぎに、クライアント端末1とサーバ端末
2間でやり取りするシーケンスを図6を参照して説明す
る。図6に、クライアント端末1とサーバ端末2間にお
ける作成データ逐次送信処理の基本シーケンス図を示
す。また、シーケンスの説明後、図7〜図11に示す、
クライアント端末1における処理のフローチャートと、
図12〜図17に示す、サーバ端末2における処理のフ
ローチャートとを参照し、クライアント端末1とサーバ
端末2とにおける各処理を説明する。また、クライアン
ト端末1とサーバ端末2とで送受信するデータのフォー
マットを図18〜図26に示す。
【0028】図6において、データの作成中にデータを
パケット化して逐次送信するように要求する作成要求6
0がユーザにより指示された場合に、クライアント端末
1からサーバ端末2に対して、送信するデータ種別やデ
ータパケットのパケットサイズ、そしてサーバ側で確保
して欲しい蓄積容量などの情報を含んだコマンドである
データ送信要求コマンド61を送る。
【0029】サーバ端末2では、このデータ送信要求6
1に含まれている情報を参照し、データ受信の可否を判
断し、そのデータ受信の可否の判断結果をデータ送信応
答62としてクライアント端末1に返す。データ送信応
答62の結果が可であった場合にはデータ作成が可能と
なり、作成開始63がユーザにより指示された後に、デ
ータ作成を開始し、データ作成を終了する旨の指示であ
る作成完了65がユーザにより指示されるまで、作成デ
ータを作成中からサーバ端末2に逐次データ送信64す
る。データ作成完了後は、その旨をクライアント端末1
からサーバ端末2にデータ送信終了通知66として通知
し、データ送信終了通知66を受信したサーバ端末2で
は、必要に応じて受信したデータをファイル形式に整え
るなどのデータ整形を行う。ここで、作成したデータを
再生して確認したいという再生要求67がユーザより発
行された場合には、クライアント端末1からサーバ端末
2にデータ再生要求68を送ることにより、データ再生
69を行う。このデータ再生69の時の、サーバ端末2
に蓄積されたデータをクライアント端末1で読みだす方
法については、データをパケット分割してサーバ端末2
からクライアント端末1へ送信するなどの、クライアン
ト端末1とサーバ端末2との間で予め決められた方法を
用いて行うものとする。作成したデータを再生し、その
結果に満足した場合には、ユーザにより有効70が指示
され、この有効70の通知があると、サーバ端末2にお
いてこの受信したデータを有効として取り扱うことを示
すデータ有効化要求71をクライアント端末1からサー
バ端末2に送信することにより、データを有効化して残
しておく。
【0030】つぎに、クライアント端末1とサーバ端末
2間でやり取りするシーケンスを図6を参照して説明す
る。図6に、クライアント端末1とサーバ端末2間にお
ける作成データ逐次送信処理の基本シーケンス図を示
す。また、シーケンスの説明後、図7〜図11に示す、
クライアント端末1における処理のフローチャートと、
図12〜図17に示す、サーバ端末2における処理のフ
ローチャートとを参照し、クライアント端末1とサーバ
端末2とにおける各処理を説明する。また、クライアン
ト端末1とサーバ端末2とで送受信するデータのフォー
マットを図18〜図26に示す。
【0031】図6において、データの作成中にデータを
パケット化して逐次送信するように要求する作成要求6
0がユーザにより指示された場合に、クライアント端末
1からサーバ端末2に対して、送信するデータ種別やデ
ータパケットのパケットサイズ、そしてサーバ側で確保
して欲しい蓄積容量などの情報を含んだコマンドである
データ送信要求コマンド61を送る。図18に、データ
送信要求コマンド61の構成図を示す。図18におい
て、300は通信制御部で使用する通信ヘッダ、302
はデータ送信要求であることを示す識別子、304は送
信を希望するデータの種別、306はデータ送信を行う
際のデータパケットのサイズ、308はデータを蓄積す
るために確保して欲しい容量のサイズである。また、シ
ステムとして一回のデータ送信で可能な最大データ量を
決めておいたり、データ種別に応じて最大データ量を決
めておく場合には、308は省略しても良い。
【0032】図6において、サーバ端末2では、このデ
ータ送信要求コマンド61に含まれている情報を参照
し、データ受信の可否を判断し、そのデータ受信の可否
の判断結果をデータ送信応答コマンド62としてクライ
アント端末1に返す。図19に、データ送信応答コマン
ド62の構成図を示す。図19において、300は図1
8と同じように通信制御部で使用する通信ヘッダであ
る。312はデータ送信応答であることを示す識別子、
314はデータ受信の可否を示す結果、316はサーバ
端末2において許容する受信データ量である。図18に
示すデータ送信要求コマンドの308と同様に、システ
ムとして一回のデータ送信で可能な最大データ量を決め
ておいたり、データ種別に応じて最大データ量を決めて
おく場合には、316は省略しても良い。
【0033】図6において、データ送信応答コマンド6
2の結果が可であった場合にはデータ作成が可能とな
り、作成開始63がユーザにより指示された後に、デー
タ作成を開始し、データ作成を終了する旨の指示である
作成完了65がユーザにより指示されるまで、作成デー
タを作成中からサーバ端末2に対して、データを図20
に示すようなパケットにして逐次、送信する(データ送
信64)。図20に、データパケットの構成図を示す。
図20において、300は通信ヘッダ、352はデータ
パケットであることを示す識別子、353は本データパ
ケットのパケットサイズ、354はデータ種別を示す識
別子、355は本データパケットに含まれているデータ
本体のサイズ、356はシーケンス番号、357はデー
タ本体である。データをパケット化する際に、パケット
サイズ353、データ種別354、データサイズ35
5、及び、シーケンス番号356がそれぞれ付加され
る。
【0034】図6において、データ作成完了後は、その
旨をクライアント端末1からサーバ端末2にデータ送信
終了通知コマンド66として通知する。図21に、デー
タ送信終了通知コマンドの構成図を示す。図21におい
て、300は通信ヘッダ、322はデータ送信終了通知
であることを示す識別子である。
【0035】図6において、データ送信終了通知コマン
ド66を受信したサーバ端末2では、必要に応じて受信
したデータをファイル形式に整えるなどのデータ整形を
行う。データ送信終了通知コマンド66の送信後に、ユ
ーザが送信したデータの再生を行いたい場合には、図2
2に示すような、作成したデータを再生して確認したい
という再生要求コマンド68を送信する。図22にデー
タ再生要求コマンドの構成図を示す。図22において、
300は通信ヘッダ、326はデータ再生要求であるこ
とを示す識別子、328は予め定められらた再生方法を
示す。再生方法としては、例えば、再生データを全てク
ライアント端末1にダウンロードしてから再生するの
か、それともサーバ端末2から送られてくるデータをパ
ケットで受信し、逐次受信分のデータを再生するのかを
予め定めておく。再生方法328では、その再生方法を
指定する。
【0036】図6において、再生要求がユーザより発行
された場合には、クライアント端末1からサーバ端末2
にデータ再生要求コマンド68を送ることにより、デー
タ再生69を行う。このデータ再生69の時の、サーバ
端末2に蓄積されたデータをクライアント端末1で読み
だす方法については、送信時と同様に、データをパケッ
ト分割してサーバ端末2からクライアント端末1へ送信
するなどの、クライアント端末1とサーバ端末2との間
で予め決められた方法を用いて行うものとする。作成し
たデータを再生し、その結果に満足した場合には、ユー
ザにより有効70が指示され、この有効70の通知があ
ると、サーバ端末2においてこの受信したデータを有効
として取り扱うことを示すデータ有効化要求コマンド7
1をクライアント端末1からサーバ端末2に送信するこ
とにより、データを有効化して残しておく。図23に示
すように、データ有効化要求コマンドとして、通信ヘッ
ダ300と、データ有効化要求であることを示す識別子
332とを付加して送信する。また、送信したデータが
必要ない場合には、図24に示すようなデータ無効化要
求コマンドを送付してデータの廃棄を要求することがで
きる。図24に示すように、データ無効化要求コマンド
として、通信ヘッダ300と、データ無効化要求である
ことを示す識別子334とを付加して送信する。
【0037】また、作成したデータの送信後に、同じ宛
先に対してメールを送信したい場合にはメールを送付
し、メールを送付したくない場合には、図25に示すよ
うな、メール非送信通知コマンドにより、メールを送付
しない旨を通知する。
【0038】さらに、クライアント端末1からのデータ
送信中に、サーバ端末2の蓄積装置の蓄積領域にあき領
域が無くなった場合には、図26に示すような、制限容
量超過通知コマンドをサーバ端末2からクライアント端
末1へ送信することができる。制限容量超過通知コマン
ドを受信したクライアント端末1は、データの送信を中
止する。
【0039】つぎに、クライアント端末1とサーバ端末
2とにおける処理をそれぞれ説明する。
【0040】図7に、クライアント端末におけるメール
クライアントプログラム40のメール送信手順のフロー
チャートを示す。図7において、クライアント端末1で
は、ユーザによりメールクライアントプログラム40の
起動を指示されると、それに従ってメールクライアント
プログラム40を起動させる(ステップ101)。ユー
ザによりメール作成が選択された場合には(ステップ1
02)、宛先のアドレス指定などのメール送信に必要な
情報の入力を受け付ける(ステップ103)。この送信
先の宛先指定は、メール送信を行うまでに指定を受け付
けるようにしても良い。つぎに、送信データが作成され
る場合には(ステップ104)、作成データを作成中か
ら逐次、サーバ端末に送信するという方法をとるか、完
全に作成し終わってから送信するかの選択を受け付ける
(ステップ105)。作成データの送信方法として、逐
次送信を選択された場合には、図8に示す逐次送信デー
タ作成処理を行い(ステップ106)、作成データをク
ライアント端末1で全て作成し終わってからサーバ端末
2に送信するという方法が選択された場合には、作成デ
ータを図2に示す蓄積装置25に蓄積後、送信する蓄積
送信データ作成処理を行う(ステップ107)。複数の
データが作成される場合にはステップ104で再びデー
タ作成が選択され、複数のデータ作成が行なわれない場
合にはステップ108に移って、先にサーバ端末2へ逐
次送信したデータに対応するメールを、ステップ103
で指定した宛先に送信するかどうかが選択される。メー
ル送信が選択された場合には、宛先情報を含めたメール
をメールサーバ2へ送信し(ステップ109)、メール
送信を行なわない場合には、図25に示すような、メー
ル非送信通知コマンドをサーバ端末2に送る(ステップ
110)。ステップ102でメール作成を選択せず、ス
テップ111でもメールクライアントプログラムの終了
を選択しない場合には、その他の処理として受信メール
を読むなどの処理を行う(ステップ112)。ステップ
111でメールクライアントプログラムの終了を選択し
た場合には、メールクライアントプログラムを終了して
終わる(ステップ113)。
【0041】図8に、逐次送信データ作成処理の詳細な
処理のフローチャートを示す。
【0042】図8において、逐次送信データ作成処理に
おいては、まず、送信条件の設定を行なうために図9に
示す送信条件設定処理を行う(ステップ120)。送信
条件設定処理では、後述するように、送信するパケット
のパケットサイズ等の条件情報が設定される。次に、送
信条件設定処理で設定された条件情報を含んだコマンド
である、図18に示すデータ送信要求コマンドをサーバ
端末2に対して送信する(ステップ121)。図8にお
いて、このデータ送信要求コマンドに対するサーバ端末
2からの応答として、図19に示すデータ送信応答コマ
ンドを受信する。図8において、データ送信応答コマン
ドのデータ受信の可否を示す結果314の内容がデータ
送信可能であることを示している場合には(ステップ1
22)、データの作成を開始する(ステップ123)。
データの作成を開始した後は、データ作成終了が選択さ
れたり(ステップ124)、サーバ端末2から制限容量
超過通知が送られて来ない限り(ステップ125)、図
10に示すデータ送信処理(ステップ126)を繰り返
し行なう。一方、データ作成終了が選択されたり、サー
バ端末から制限容量超過通知が送られてきた場合には、
データの作成を終了してサーバ端末2へ図21に示すデ
ータ送信終了通知コマンドを送信する(ステップ12
7)。
【0043】図8において、データ送信終了通知コマン
ドの送信後、図11に示す作成データ確認処理を行ない
(ステップ128)、データ作成プログラムを終了し
(ステップ129)、送信データ作成プログラムを終了
する(ステップ130)。また、ステップ122で受信
したデータ送信応答の結果がデータ送信を拒絶するもの
であった場合にも、データ作成プログラム42を終了し
(ステップ129)、送信データ作成プログラム44を
終了する(ステップ130)。
【0044】つぎに、図9に示す送信条件設定処理のフ
ローチャートを説明する。
【0045】図9において、送信条件設定処理では、先
ず初めにメールクライアントプログラム40において、
送信するデータ種別をユーザに選択してもらう(ステッ
プ140)。ここで指定されたデータ種別に応じたデー
タ作成プログラム42を起動する(ステップ141)。
次に、送信データ作成プログラム44を起動し(ステッ
プ142)、送信条件として、データ種別ごとに予め定
めた条件でパケット化するか、一定時間間隔でパケット
化するか、指定されたデータサイズでパケット化するか
の選択を受け付ける(ステップ143)。パケット化の
条件の選択の受付方法としては、ユーザ入力により選択
される方法でも、初期設定ファイルの記述に基づいて決
定するという方法でも構わない。
【0046】ステップ143の送信条件選択において選
ばれた方法が、データ種別ごとの条件でパケット化する
というものであった場合には(ステップ144)、予め
用意しておいた、図27に示すような対応表を参照する
ことにより、データの種別に対応して、一パケット辺り
のデータサイズやパケット化処理を行なう時間間隔を決
定する(ステップ145)。図27において、ステップ
140で選択したデータ種別380に対応する1パケッ
ト辺りのデータサイズ382もしくはパケット化間隔3
84を設定する。例えば、動画像のMPEG形式の画像
データなどはフレームごとにデータサイズが異なるが、
1パケット当たりのデータサイズ382をイントラフレ
ームのデータサイズとし、パケット化間隔384に従っ
てパケット化する各フレームの大きさをパケット情報と
してデータパケット内のデータサイズに書き込んで送信
することにより、各フレームにおけるデータサイズの違
いも吸収する。
【0047】ステップ143で選択した送信条件が一定
時間間隔でパケット化を行なうという方法であった場合
には(ステップ146)、パケット化処理を行なう時間
間隔の設定を行なう(ステップ147)。データ種別ご
との条件でパケット化を行なうのでも、一定時間間隔で
パケット化を行なうのでも無い場合は、一パケット辺り
のデータサイズが設定され(ステップ148)、設定し
たサイズのデータが蓄積されるごとにパケット化を行な
い、サーバ端末2に送信を行なうものとする。このよう
にして決定された一パケット辺りのデータサイズやパケ
ット化処理を行う時間間隔を、パケット化条件として設
定する(ステップ149)。
【0048】つぎに、図10に示すデータ送信処理のフ
ローチャートの処理内容を説明する。図10において
は、データ作成プログラム42により作成され、未だ送
信されずに蓄積されているデータ量を監視し、図9にお
けるステップ149で設定したパケット化条件を満たし
ているかどうかを判断する(ステップ152)。パケッ
ト化条件を満たしている場合には、パケット化条件にし
たがい、図20に示すようなフォーマットでパケット化
を行い(ステップ154)、サーバ端末2へ送信する
(ステップ156)。ステップ154において、パケッ
ト化する際に、図20に示すパケットサイズ353、デ
ータ種別354、データサイズ355、及び、シーケン
ス番号356がそれぞれ付加される。シーケンス番号3
56は、パケットごとにシーケンシャルに付加される。
【0049】つぎに、図11に示す作成データ確認処理
のフローチャートの処理内容を説明する。図11におい
て、ユーザにより作成したデータの内容確認を要求され
た場合には(ステップ160)、図22に示すデータ再
生要求コマンドをサーバ端末2に送信する(ステップ1
61)。
【0050】図11において、クライアント端末1は、
サーバ端末2から送信された再生データを出力する(ス
テップ162)。データ再生を行い、作成したデータの
内容確認を行うなどした結果、作成したデータを有効で
あるとして残しておくか、無効であるとして廃棄するか
の判断がユーザから指示され(ステップ163)、残し
ておくと指示された場合には、図23に示すデータ有効
化要求コマンドをサーバ端末2に送信する(ステップ1
64)。廃棄する場合には、図24に示すデータ無効化
要求コマンドをサーバ端末2に送信する(ステップ16
5)。
【0051】以上のように処理することにより、クライ
アント端末1では、作成しているデータを、逐次、パケ
ット化してサーバ端末2に送信することができる。
【0052】つぎに、サーバ端末における受信処理につ
いて説明する。
【0053】図12に、サーバ端末におけるメール受信
処理のフローチャートを示す。図12において、サーバ
端末2におけるメールサーバプログラム46やデータ受
信プログラム48の起動と終了とは、サーバ端末2の起
動と終了と同時に行うようにすることにより、メールサ
ーバプログラム46およびデータ受信プログラム48と
もに既に起動されているものとする。
【0054】図12において、クライアント端末1から
データ送信要求コマンド61が送られてきたら(ステッ
プ201)、図18に示すデータ送信要求コマンド61
に含まれている容量要求308を参照し、サーバ端末2
側の蓄積装置35の空き容量からデータ受信の可否を判
断する(ステップ202)。サーバ端末2側の蓄積装置
35の空き容量が容量要求308の容量よりも大きい場
合には、データ受信が可能であるとして、データ受信可
能である旨を伝えるため、図19に示すデータ送信応答
コマンドのデータ受信の可否を示す結果314をデータ
受信可にしてクライアント端末1に送り返す(ステップ
203)。サーバ端末2側の蓄積装置35の空き容量が
容量要求308の容量よりも小さい場合には、データ受
信が不可能であるとして、データ受信が不可能である旨
を伝える、図19に示すデータ送信応答コマンドをクラ
イアント端末1に送り返す(ステップ204)。データ
送信応答コマンドでデータ受信可である旨を送信したサ
ーバ端末2は、送信されてくるパケットを受信するため
に必要な、蓄積装置35の格納領域を確保し、図13に
示す変数の初期化処理を行う(ステップ205)。その
後、図20に示すような、順次送信されてくるデータパ
ケットについて、図14に示すような受信処理を行う
(ステップ206)。図13及び図14に示す処理につ
いては後述する。データパケット受信処理の合間には、
受信データ量の監視や(ステップ207)、クライアン
ト端末1から送られてくる、図21に示すデータ送信終
了通知コマンドの受信を監視し(ステップ208)、受
信データ量が予め要求された容量要求308の容量を超
過しそうになったら、図26に示す制限容量超過通知コ
マンドをクライアント端末1に送ってデータパケット受
信処理を終了する(ステップ209)。データパケット
受信処理は、制限容量を超過しない範囲内であれば、ク
ライアント端末1よりデータ送信終了通知コマンドが送
られてくるまで続けられる。制限容量超過通知コマンド
を送付した場合、もしくは、データ送信終了通知コマン
ドが送付された場合には、データパケット受信処理を終
了し、クライアント端末1からの要求に応じてデータ再
生を行ったりデータ廃棄を行うなどの、図17に示すよ
うなデータ受信後の処理を行う(ステップ210)。
【0055】また、クライアント端末1で全てのデータ
作成が完了し、メール送信先の宛先情報を含んだメール
が送られてきたら(ステップ211)、先に逐次送信さ
れてきていたデータとメールとの蓄積位置の関連づけを
行う(ステップ212)。この関連づけは、図28に示
すような受信管理テーブル396に、メール本体の格納
アドレス392と、逐次送信データ格納アドレス394
とを対応させて記憶しておくことにより行う。図28に
おいて、受信管理テーブル396は、ユーザ(クライア
ント端末)ごとに設けられ、ユーザ登録の際に作成され
る。逐次送信データ格納アドレス394は、逐次送信デ
ータを蓄積装置に格納する際のディレクトリを示し、逐
次送信データごとに格納アドレスが設けられ、ステップ
206のデータパケット受信処理において、蓄積装置3
5の格納領域に対応した格納アドレスが登録される。ま
た、メール本体の格納アドレス392は、メール本体を
蓄積装置に格納する際のディレクトリを示し、テップ2
12において、逐次送信データに対応させて登録され
る。番号390は、受信ごとにシリアル番号が付加され
る。例えば、3通目のメールを例にして説明する。図2
8において、メール本体を受信する前に、逐次送信デー
タ(Sound002,Sound003,Sound004)がそれぞれ受信され
て蓄積装置に格納され、その後、メール本体を受信した
場合には、ステップ212において、逐次送信データに
対応させてメール本体の格納場所を示すアドレスを登録
し、メール本体と逐次送信データとをまとめて管理す
る。また、4通目のメールでは、逐次送信データがなか
ったことを示している。
【0056】図12において、その後、必要に応じて他
のサーバ端末へメール転送を行う(ステップ213)。
このメール転送は宛先に応じて行われるものであり、必
ずしも実行されるものとは限らない。他のサーバ端末等
にメールを転送した場合には、転送したメールに対応す
る受信管理テーブル396のメール本体の格納アドレス
392および逐次送信データ格納アドレス394を消去
するようにしてもよい。
【0057】一方、メールが送信されず、代わりに、図
25に示すようなメール非送信通知コマンドが送られて
きた場合には(ステップ214)、先に逐次送信されて
いたデータを全て廃棄する(ステップ215)。
【0058】つぎに、図13に示す、変数初期化処理の
フローチャートの処理内容を説明する。受信側のサーバ
端末では、送信されてくるパケットを受信しているが、
このパケットがシーケンス番号順に受信されない場合が
あるので、シーケンス番号順に蓄積することができるよ
うに、シーケンス番号順に受信してないときに一時的に
バッファにパケットを記憶してパケットの並び替えを行
う。このパケットの並び替えに必要な変数としては、つ
ぎに受信すべきパケットのシーケンス番号の期待値を示
す変数Pnextと、受信したパケットのシーケンス番
号と受信すべきパケットのシーケンス番号の期待値とが
一致しないときにセットされる遅延フラグPktLat
eと、遅延フラグPktLateがセットされたとき
に、遅延したパケットを一時的にバッファに格納する際
に、最後に格納したパケットのシーケンス番号を示す変
数Precvとがある。また、この並び替えの処理にお
いて、受信すべきパケットのシーケンス番号の期待値よ
り3以上大きいシーケンス番号を受信した場合には、受
信が遅延したパケットの蓄積は行わず廃棄するものと
し、受信すべきパケットのシーケンス番号の期待値より
1または2大きいシーケンス番号を受信したときに遅延
したパケットの受信後に並び替えて蓄積する。これは、
OSIレベルの下位層の通信制御は、例えば、TCP/
IP(Transmission Control Protocol / Internet Pro
tocol)、UDP/IP(User Datagram Protocol / Int
ernet Protocol)、ATM(Asynchronous Transfer Mod
e)を利用することにより、ある程度のパケットの到着の
遅れは制御されるので、受信すべきパケットのシーケン
ス番号の期待値より3以上大きいシーケンス番号を受信
することはほとんどないと考えられるからである。
【0059】図13に示す変数初期化処理では、次に受
信することを期待するパケットのシーケンス番号を示す
変数Pnextを1にして初期化し(ステップ22
0)、パケット遅延フラグPktLateをOFFに設
定し(ステップ222)、バッファに最後に蓄積したデ
ータを含んでいたパケットのシーケンス番号を示す変数
Precvを0にして初期化し(ステップ224)、バ
ッファをクリアし(ステップ226)、受信するデータ
量の上限値の設定(ステップ228)を行う。この上限
値の設定方法としては、クライアント端末1から送られ
てくるデータ送信要求コマンドの容量要求308で要求
された値を設定する方法でも、容量要求で要求された値
を元に、サーバ端末2の蓄積装置の空き容量などからサ
ーバ端末2側で受信可能な容量を設定する方法でも、デ
フォルトで決められた値を設定する方法でも構わない。
また、図13に示すステップ220、222、224、
226、228の順番は変更しても構わない。
【0060】つぎに、図14に示す、データパケット受
信処理のフローチャートの処理内容を説明する。図14
においては、シーケンス番号順に受信しているときと、
シーケンス番号順に受信してないときとで処理が異な
る。
【0061】図14において、データパケットを受信し
たときに(ステップ230)、受信パケットに付加され
ているシーケンス番号N(ただし、Nは自然数である)
を確認し(ステップ232)、Nの値とPnextの値
とを比較する(ステップ234)。Nの値とPnext
の値が等しかった時は目的のパケットを受信したことに
なるので、受信待ちしていた、順番のパケットを受信し
た時の処理として図15に示す処理を行う(ステップ2
36)。一方、Nの値とPnextの値とが一致しなか
った時は、受信待ちしているものと違う順番のパケット
を受信した時の処理として図16に示す処理を行う(ス
テップ238)。
【0062】図15に、受信待ちしていた、順番のパケ
ットを受信した時の処理のフローチャートを示す。受信
待ちしていた、順番のパケットを受信した場合には、遅
延フラグPktLateがセットされている場合とセッ
トされていない場合とがある。例えば、シーケンス番号
3のパケットを受信待ちしていたときに、それ以前に、
シーケンス番号1及び2を順番に受信していた場合に
は、遅延フラグPktLateがセットされていない
が、シーケンス番号1及び2を順番に受信し、さらにシ
ーケンス番号4を受信していた場合には、遅延フラグP
ktLateがセットされる。また、順番に受信したシ
ーケンス番号1及び2はそのまま蓄積装置35に格納さ
れ、シーケンス番号4は、一時的にバッファに蓄積され
(このとき、Precvの値は4となる)、受信待ちし
ていたシーケンス番号3のパケットを受信後に、蓄積装
置35に格納される。
【0063】図15に示す処理では、まず初めに、受信
データを、蓄積装置35の逐次送信データ格納アドレス
394に対応する領域に書き込む(ステップ240)。
次に、PktLateフラグの値を見て(ステップ24
1)、PktLateフラグの値がOFFであった場合
には、シーケンス番号順に受信しているため、つぎに受
信すべきシーケンス番号の期待値を1加算するために、
Pnextに(N+1)の値を代入する(ステップ24
6)。一方、ステップ241において、PktLate
フラグの値がON(セット状態)であった場合には、バ
ッファに蓄積しておいた、それ以前に受信したパケット
のデータを蓄積装置35に書き込み(ステップ24
2)、バッファをクリアし(ステップ243)、Pkt
LateフラグをOFFに設定し(ステップ244)、
Precvの値に1加算した値をPnextに代入する
(ステップ245)。
【0064】図16は、受信待ちしていたものと違う順
番のパケットを受信した時の処理の詳細な処理内容を示
すフローチャートである。
【0065】図16に示す処理では、初めに、Nの値と
Pnextの値とを比較する(ステップ250)。ここ
でNの値がPnextの値より大きければ、次のステッ
プ251に移りPktLateフラグの値をチェックし
(ステップ251)、Nの値がPnextの値より小さ
い場合には、そのデータを無視して廃棄する。ステップ
251でPktLateフラグの値がOFFであった場
合には、遅延が発生したとしてPktLateフラグの
値をONにする(ステップ252)。PktLateフ
ラグの値がONであった場合には、Nの値と(Prec
v+1)の値とを比較する(ステップ253)。Nの値
と(Precv+1)の値が等しい場合、すなわち、受
信したパケットのシーケンス番号と、バッファに最後に
蓄積したパケットのシーケンス番号のつぎのシーケンス
番号とが等しいときには、バッファに格納するための空
き領域があるかを確認するために、バッファの使用状況
を確認する(ステップ255)。Nの値と(Precv
+1)の値とが等しくない場合には、(Precv+
1)の値をPnextに代入する(ステップ254)。
ステップ254の処理が終わった後、およびステップ2
55においてバッファが一杯だった場合には、バッファ
内に蓄積しておいたパケットをシーケンス番号順に全て
蓄積装置35に記録し(ステップ256)、バッファを
クリアする(ステップ257)。ステップ255でバッ
ファにまだ空き容量があった場合、または、ステップ2
57の処理が完了した場合に、Nの値とPrecvの値
とを比較する(ステップ258)。Nの値がPrecv
の値より大きい場合には、受信データをバッファに蓄積
し(ステップ259)、Precvの値にNを代入する
(ステップ260)。一方、ステップ258においてN
の値がPrecvの値よりも小さかった場合には、その
受信したパケットのバッファへの蓄積は行なわずにPk
tLateフラグの値をOFFに戻す(ステップ26
1)。
【0066】例えば、シーケンス番号3、4、5、6の
パケットをクライアント側から送信したときに、サーバ
側でシーケンス番号順に受信した場合には、受信処理で
は、受信したパケットごとに、図14に示すステップ2
30、232、234、236、及び、図15に示すス
テップ240、241、246により、シーケンス番号
3、4、5、6のパケットがそれぞれ蓄積装置に蓄積さ
れる。
【0067】また、サーバ側でシーケンス番号4−5−
3−6の順に受信した場合を例にすると、受信処理で
は、シーケンス番号4のパケットを受信したときに、図
14に示すステップ230、232、234、238、
及び、図16に示すステップ250、251、252、
258、259、260により、シーケンス番号4のパ
ケットがバッファに蓄積される。また、シーケンス番号
5のパケットを受信したときには、図14に示すステッ
プ230、232、234、238、及び、図16に示
すステップ250、251、253、255、258、
259、260により、シーケンス番号5のパケットが
バッファに蓄積される。また、シーケンス番号3のパケ
ットを受信したときには、図14に示すステップ23
0、232、234、236、及び、図15に示すステ
ップ240、241、242、243、244、245
により、シーケンス番号3、4、5のパケットが蓄積装
置に蓄積される。また、シーケンス番号6のパケットを
受信したときには、図14に示すステップ230、23
2、234、236、及び、図15に示すステップ24
0、241、246により、シーケンス番号6のパケッ
トが蓄積装置に蓄積され、全てのパケットが蓄積装置に
蓄積される。さらに、サーバ側でシーケンス番号5−4
−3−6の順に受信した場合を例にすると、受信処理で
は、シーケンス番号5のパケットを受信したときには、
図14に示すステップ230、232、234、23
8、及び、図16に示すステップ250、251、25
2、258、259、260により、シーケンス番号5
のパケットがバッファに蓄積される。シーケンス番号4
のパケットを受信したときに、図14に示すステップ2
30、232、234、238、及び、図16に示すス
テップ250、251、253、254、256、25
7、258、261により、シーケンス番号5のパケッ
トが蓄積装置に蓄積され、シーケンス番号4のパケット
はバッファに蓄積されないで廃棄される。また、シーケ
ンス番号3のパケットを受信したときには、図14に示
すステップ230、232、234、238、及び、図
16に示すステップ250により、シーケンス番号3の
パケットは蓄積されないで廃棄される。また、シーケン
ス番号6のパケットを受信したときには、図14に示す
ステップ230、232、234、236、及び、図1
5に示すステップ240、241、246により、シー
ケンス番号6のパケットが蓄積装置に蓄積される。
【0068】このように処理することにより、シーケン
ス番号順に受信されない場合に、シーケンス番号順に蓄
積することができるように、シーケンス番号順に受信し
てないときに一時的にバッファにパケットを記憶してパ
ケットの並び替えを行うことができる。
【0069】つぎに、データ受信後の処理を図17を参
照して説明する。図17は、データ受信後の処理のフロ
ーチャートを示している。
【0070】図17において、受信データをファイル形
式に整えるなどの予め定められたデータ整形を行い(ス
テップ270)、クライアント端末1からのコマンドパ
ケットを待つ。予め定めた時間内に、図22に示すデー
タ再生要求コマンドを受信したら(ステップ271)、
受信したデータを再生してクライアント端末に送信する
(ステップ272)。送信方法は、クライアント端末か
らの送信と同様に、パケット化して送信することができ
る。つぎに、図23に示すデータ有効化要求コマンドを
受信した場合には(ステップ273)、そのまま終了
し、図24に示すデータ無効化要求コマンドを受信した
場合には(ステップ274)、受信したデータを廃棄
し、受信管理テーブル396の対応する逐次送信データ
格納アドレス394を消去して処理を終了する(ステッ
プ275)。
【0071】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、送信するデータを作成中から逐次サーバ端末
へ送信するので、クライアント端末の空きディスク容量
に左右されることなく、動画像や音声のようなデータ量
の多い情報を送信することができる。また、最終的に大
きなサイズとなるデータを送信する場合でも、時間間隔
をおきながら分割送信することになるため、一括送信す
る場合に比べネットワーク負荷に与える影響を時間的に
分散させることができる。
【0072】つぎに、本発明の第2の実施の形態を説明
する。第2の実施の形態は、上述した第1の実施の形態
をインターネットなどの広域通信システムに適用した場
合を例にする。
【0073】第2の実施の形態では、画像や音声などの
データを含んだ文書ファイルや3次元グラフィックス・
データを提供し、別のサーバの特定のページなどのネッ
トワーク上の資源にリンクを張ることができる機能を有
したサーバ端末を備える。また、クライアント端末は、
当該サーバ端末から提供されるデータを表示するブラウ
ザを備え、テキストデータ以外にも動画像や音声といっ
たデータを作成することができ、クライアント端末で作
成したデータを上記サーバ端末より新たに提供できるよ
うに、作成データを上記サーバ端末に送信することが可
能である。このような複数台のクライアント端末とサー
バ端末とをネットワークで接続し、ネットワーク上にハ
イパーテキストを構築して、あらゆる情報を継ぎ目なし
にアクセス可能とした広域通信システムを提供する。
【0074】図29に、広域通信システムにおいてクラ
イアント端末1からサーバ端末2へデータを作成時から
逐次転送するような場合の、クライアント端末1におけ
る画面例を示す。
【0075】図29において、400はクライアント端
末1で起動されるブラウザソフトの画面、402はブラ
ウザソフトの画面に表示されたサーバ端末2に蓄積され
ている情報である。画面内にあるアイコン404のよう
な投稿用のボタンをクリックすると、それをトリガーと
してクライアント端末1側では、前述したデータ作成プ
ログラムおよび送信データ作成プログラムが起動し、サ
ーバ端末2側ではデータ受信プログラムが起動されるよ
うに規定しておく。クライアント端末1側で起動するデ
ータ作成プログラムおよび送信データ作成プログラムを
用いて送信データを作成し、作成されるデータを作成中
から逐次サーバ端末2へ送信することにより、クライア
ント端末1のディスク容量に制限されることなくサーバ
端末2へデータを送ることができ、送ったデータはアイ
コン406のような掲示板内のボタンをクリックするこ
とにより他者からも参照可能なデータとして公開される
ものとすることができる。
【0076】広域通信システムの場合においても、通信
システムの構成例は図1と同様に構成し、クライアント
端末の構成例、サーバ端末の構成例もそれぞれ図2及び
図3に示すように構成する。また、広域通信システムの
例におけるクライアント端末1のCPU内で動作するプ
ログラムの構成図は、図30に示すように、図4におけ
るメールクライアントプログラム40をブラウザプログ
ラム41に置き換えた形となる。同様に、広域通信シス
テムの例におけるサーバ端末2のCPU内で動作するプ
ログラムの構成図は、図31に示すように、図5におけ
るメールサーバプログラム46をWebサーバプログラ
ム47に置き換えた形となる。また、クライアント端末
1とサーバ端末2間における作成データ逐次送信処理の
流れを示すシーケンス図は図6と同様である。
【0077】つぎに、第2の実施の形態におけるクライ
アント端末の送信手順を図32を参照して説明する。図
32に、広域通信システムの例におけるクライアント端
末でのデータ送信手順のフローチャートを示す。
【0078】図32において、ブラウザプログラムを起
動し(ステップ410)、目的のアドレスにアクセスし
たのち(ステップ411)、図29に示すアイコン40
4にあるような投稿ボタンがクリックされることにより
データ登録が選択された場合には(ステップ412)、
前述した、図8、図9、図10及び図11に示す逐次送
信データ作成処理を行う(ステップ106)。データ登
録もブラウザプログラムの終了も行なわない場合には
(ステップ413)、他のアドレスに移ったり、掲示板
に掲載されている情報を再生してみるなどの、その他の
処理を行う(ステップ414)。ステップ413におい
てブラウザプログラムの終了を選択した場合には、ブラ
ウザプログラムを終了する(ステップ415)。
【0079】また、受信側のサーバ端末における処理を
図33を参照して説明する。図33に、広域通信システ
ムの例におけるサーバ端末でのデータ受信手順のフロー
チャートを示す。
【0080】図33において、Webサーバプログラム
47の起動・終了は、サーバ端末2の起動・終了と同時
に行い、事前に起動されているものとする。データ受信
プログラム48の起動・終了は、Webサーバプログラ
ム47の起動・終了と連携して行う方法でも、図29に
示す投稿ボタン404のクリックと連動して起動し、デ
ータ受信完了と同時に終了するという方法でも構わな
い。
【0081】図33において、ステップ201からステ
ップ210までの処理は全て図12に示す処理と同様で
あり、違う点は、データ送信要求コマンドを受信してい
ない時と(ステップ201)、データ送信否定応答コマ
ンドの送信を行なった後と(ステップ204)、データ
受信後の処理を行なった後と(ステップ210)におい
てデータ受信処理を終了する点である。
【0082】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、上述した第1の実施の形態を広域通信システム
に適用することができ、送信するデータを作成中から逐
次サーバ端末へ送信するので、クライアント端末の空き
ディスク容量に左右されることなく、動画像や音声のよ
うなデータ量の多い情報を送信することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明では、送信するデータを作成中か
ら逐次サーバ端末へ送信するので、クライアント端末の
空きディスク容量に左右されることなく、動画像や音声
のようなデータ量の多い情報を送信することができる。
【0084】また、最終的に大きなサイズとなるデータ
を送信する場合でも、時間間隔をおきながら分割送信す
ることになるため、一括送信する場合に比べネットワー
ク負荷に与える影響を時間的に分散させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における通信システ
ムの構成例を示す構成図。
【図2】図1に示すクライアント端末の構成例を示す構
成図。
【図3】図1に示すサーバ端末の構成例を示す構成図。
【図4】メールシステムの例におけるクライアント端末
のCPU内で動作するプログラムの構成図。
【図5】メールシステムの例におけるサーバ端末のCP
U内で動作するプログラムの構成図。
【図6】クライアント端末とサーバ端末間における作成
データ逐次送信処理の流れを示す基本シーケンス図。
【図7】メールシステムの例におけるクライアント端末
でのメール送信手順を示すフローチャート。
【図8】逐次送信データ作成処理の詳細な処理内容を示
すフローチャート。
【図9】送信条件設定処理の詳細な処理内容を示すフロ
ーチャート。
【図10】デ−タ送信処理の詳細な処理内容を示すフロ
−チャ−ト。
【図11】作成デ−タ確認処理の詳細な処理内容を示す
フロ−チャ−ト。
【図12】メ−ルシステムの例におけるサ−バ端末での
メ−ル受信手順を示すフロ−チャ−ト。
【図13】変数初期化処理の詳細な処理内容を示すフロ
ーチャート。
【図14】データパケット受信処理の詳細な処理内容を
示すフローチャート。
【図15】受信待ちしていた、順番のパケットを受信し
た時の処理の詳細な処理内容を示すフローチャート。
【図16】受信待ちしていたものと違う順番のパケット
を受信した時の処理の詳細な処理内容を示すフローチャ
ート。
【図17】データ受信後の処理の詳細な処理内容を示す
フローチャート。
【図18】データ送信要求コマンドの構成図。
【図19】データ送信応答コマンドの構成図。
【図20】データパケットの構成図。
【図21】データ送信終了通知コマンドの構成図。
【図22】データ再生要求コマンドの構成図。
【図23】データ有効化要求コマンドの構成図。
【図24】データ無効化要求コマンドの構成図。
【図25】メール非送信通知コマンドの構成図。
【図26】制限容量超過通知コマンドの構成図。
【図27】データ種別に応じて1パケット辺りのデータ
サイズやパケット化間隔を設定する方法を示す説明図。
【図28】受信管理テーブルの構成図。
【図29】広域通信システムにおいてクライアント端末
からサーバ端末へデータを作成時から逐次送信するよう
な場合の例を示す説明図。
【図30】広域通信システムの例におけるクライアント
端末のCPU内で動作するプログラムの構成図。
【図31】広域通信システムの例におけるサーバ端末の
CPU内で動作するプログラムの構成図。
【図32】広域通信システムの例におけるクライアント
端末でのデータ送信手順を示すフローチャート。
【図33】広域通信システムの例におけるサーバ端末で
のデータ受信手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
11・・・音声符号化装置、12・・・音声入力装置、13・・
・音声復号化装置、14・・・音声出力装置、15・・・動画
符号化装置、16・・・動画像入力装置、17・・・動画復号
化装置、18・・・通信制御部、20・・・マウス、21・・・
キーボード、22・・・ディスプレイ、23・・・CPU、2
4・・・メモリ、25・・・蓄積装置、26・・・内部バス。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを送信するクライアント端末と、前
    記クライアント端末にネットワークを介して接続され、
    前記クライアント端末から送信されたデータを受信する
    サーバ端末とを有する通信システムにおいて、 前記クライアント端末は、 前記データを作成する作成手段と、 予め定めたパケット化の条件を満たしたときに、前記作
    成手段により作成されているデータをパケット化し、当
    該パケットを前記サーバ端末に対して逐次送信するパケ
    ット送信手段とを備え、 前記サーバ端末は、 前記クライアント端末のパケット送信手段により送信さ
    れたパケットを受信し、当該受信したパケットのデータ
    を取り出すパケット受信手段と、 前記パケット受信手段により取り出されたデータを蓄積
    する蓄積手段とを備えることを特徴とする通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記クライアント端末
    は、前記パケット化の条件を設定する設定手段をさらに
    備え、 前記パケット送信手段は、前記設定手段により設定され
    たパケット化の条件を満たしたときに、前記作成手段に
    より作成されているデータをパケット化することを特徴
    とする通信システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記設定手段は、前記
    パケット化の条件として、前記パケットのデータサイズ
    を設定し、 前記パケット送信手段は、前記作成手段により作成され
    ているデータが、前記設定手段により設定されたデータ
    サイズになったときに、当該データを、前記設定手段に
    より設定されたデータサイズでパケット化することを特
    徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記設定手段は、前記
    パケット化の条件として、前記パケット化する時間間隔
    を設定し、 前記パケット送信手段は、前記設定手段により設定され
    た時間間隔で前記データをパケット化することを特徴と
    する通信システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記クライアント端末
    は、前記データの種別ごとに予め定めた前記パケット化
    の条件を記憶している記憶手段をさらに備え、 前記パケット送信手段は、前記作成手段により作成され
    ているデータの種別に対応する、前記記憶手段により記
    憶されたパケット化の条件を満たしたときに、前記デー
    タをパケット化することを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記クライアント端末
    は、前記パケット化して送信した、前記サーバ端末の蓄
    積手段に蓄積されているデータの再生を前記サーバ端末
    に対して要求する再生要求手段と、当該データが再生さ
    れたときに当該再生されたデータを受信する受信手段と
    をさらに備え、 前記サーバ端末は、前記再生要求手段から前記データの
    再生を要求されたときに、当該データの再生を要求した
    クライアント端末に対して、当該データを再生して送信
    する再生手段をさらに備えることを特徴とする通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記クライアント端末
    は、前記再生されたデータを有効とするか無効とするか
    の指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受
    け付けられた指示を送信する有効/無効指示送信手段と
    をさらに備え、 前記サーバ端末は、前記有効/無効指示送信手段から送
    信された前記指示が、前記再生されたデータを無効とす
    る場合には、前記再生されたデータを廃棄し、前記再生
    されたデータを有効とする場合には、前記再生されたデ
    ータを、前記蓄積手段にそのまま蓄積することを特徴と
    する通信システム。
  8. 【請求項8】ネットワークを介してサーバ端末に接続さ
    れ、データを送信するクライアント端末において、 前記データを作成する作成手段と、 予め定めたパケット化の条件を満たしたときに、前記作
    成手段により作成されているデータをパケット化し、当
    該パケットを前記サーバ端末に対して逐次送信するパケ
    ット送信手段とを備えることを特徴とするクライアント
    端末。
  9. 【請求項9】データを送信するクライアント端末と、前
    記クライアント端末にネットワークを介して接続され、
    前記クライアント端末から送信されたデータを受信する
    サーバ端末とを有する通信システムにおけるデータ送信
    方法であって、 前記データを作成し、 予め定めたパケット化の条件を満たしたときに、作成し
    ているデータをパケット化し、当該パケットを前記サー
    バ端末に対して逐次送信することを特徴とするデータ送
    信方法。
JP20376596A 1996-08-01 1996-08-01 通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法 Pending JPH1051491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20376596A JPH1051491A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20376596A JPH1051491A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1051491A true JPH1051491A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16479457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20376596A Pending JPH1051491A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1051491A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344175A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Net Village Co Ltd 携帯端末におけるテキストデータの送受信方法
JP2005502125A (ja) * 2001-08-31 2005-01-20 アダプテック・インコーポレイテッド Tcp/ipを使用した高速度データ送信システムおよび方法
JP2006115305A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Kddi Corp 異なるメディアデータにおけるパケット多重化フレームの生成タイミングを制御する送信方法、送信プログラム及び送信装置
JP2009237768A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Corp データ受信装置、データ受信方法およびデータ処理プログラム
JP2009301409A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nec System Technologies Ltd 資産管理システム及びその方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344175A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Net Village Co Ltd 携帯端末におけるテキストデータの送受信方法
JP2005502125A (ja) * 2001-08-31 2005-01-20 アダプテック・インコーポレイテッド Tcp/ipを使用した高速度データ送信システムおよび方法
JP2006115305A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Kddi Corp 異なるメディアデータにおけるパケット多重化フレームの生成タイミングを制御する送信方法、送信プログラム及び送信装置
JP2009237768A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toshiba Corp データ受信装置、データ受信方法およびデータ処理プログラム
JP2009301409A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nec System Technologies Ltd 資産管理システム及びその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10425782B2 (en) Voice messaging method and mobile terminal supporting voice messaging in mobile messenger service
JP3471526B2 (ja) 情報提供装置
JP4486033B2 (ja) コンテンツ配信方法及び中継装置
JPH1168833A (ja) ネットワークファクシミリ装置の制御方法
JPH10124415A (ja) ブラウザをベースとする電子メッセージ送信方法
CN1448019A (zh) 语音即时消息
JP2004505363A (ja) ビデオ・メッセージング
JPH10233801A (ja) インターネット上及び電話を介してマルチメディアメールボックス及びメッセージにアクセスするシステム
JPH08125687A (ja) データ転送方法、データ送信装置、データ受信装置およびビデオメールシステム
JP2002259307A (ja) 情報処理装置、情報送信方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびそのためのプログラム
WO2004102885A1 (fr) Procede de representation d'une image virtuelle sur un dispositif de messagerie instantanee
JP2004038575A (ja) データ送受信システム及びデータ送受信方法、情報提供装置及び情報提供方法、並びにデータ受信装置及びデータ受信方法
JP2004531839A (ja) 別個のメディアコンポーネント格納装置を用いた統一メッセージング
EP2640101A1 (en) Method and system for processing media messages
WO2008001961A1 (en) Mobile animation message service method and system and terminal
JP3338315B2 (ja) 電子メールシステム
JPH1051491A (ja) 通信システム、クライアント端末及びデータ送信方法
JPH08116336A (ja) メッセージ処理システム及び情報格納装置
JPH11196218A (ja) ネットワークファクシミリシステムの制御方法
KR100466830B1 (ko) 무선 인터넷상에서 단말정보에 의존하는 메시지 서비스의컨텐츠 변환방법
KR20010092982A (ko) 비디오 전자메일 서비스 방법 및 그를 위한 시스템
JP2000022702A (ja) マルチメディアプレゼンテーション方法及びシステム及びマルチメディアプレゼンテーションプログラムを格納した記憶媒体
EP1570614B1 (en) Text-to-speech streaming via a network
JPH11150645A (ja) ファクシミリ通信システムの制御方法
JPH1168834A (ja) ネットワークファクシミリシステムの制御方法