JPH0725005U - 路面覆工板 - Google Patents

路面覆工板

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JPH0725005U
JPH0725005U JP6175593U JP6175593U JPH0725005U JP H0725005 U JPH0725005 U JP H0725005U JP 6175593 U JP6175593 U JP 6175593U JP 6175593 U JP6175593 U JP 6175593U JP H0725005 U JPH0725005 U JP H0725005U
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lining
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通夫 井川
隆 本田
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Marufuji Sheetpiling Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨天時に雨漏りせず、掘削工事現場内に雨水
が流入するのを防止できる路面覆工板を提案する。 【構成】 路面掘削部の上面に敷き並べた覆工板におけ
る相隣りあう覆工板の連接部にシール材の充填用クリア
ランスを形成し、該クリアランスに水漏れ防止シールを
取り付け、相隣りあう覆工板相互の連接部を水密的に接
続したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、路面覆工板に関し、更に詳しく述べると、相隣りあう覆工板の連 接部に水洩れ防止シールを備えている路面覆工板に関する。
【0002】
【従来の技術】
地下鉄工事や上下水道、ガス管、電話等の布設工事、その他道路を掘削して構 造物を埋設する工事において、開削工法により路面に鋼矢板を打ち込み山留めし た後に掘削して地下工事を施工することがある。その場合、交通の激しい市街地 等の道路では、交通の少ない夜間に路面を掘削して、掘削土砂の搬出が行われ、 昼間は開渠またはたて坑の上面を複数枚の鋼製覆工板でおおい、覆工板上を車両 などが走行できるようにした車両走行路を形成して、交通を妨げないようにして 工事が行われている。
【0003】 ところで上記地下工事は通常工期が長期に及ぶために、降雨などの悪天候に遭 遇することが避けられない。その場合において開渠上面が覆工板でおおわれてい ても隣りあう覆工板のすき間(連接部)から雨水等が掘削した地下工事現場内に 浸入することが多い。すなわち覆工板は、いつでも開渠上面を容易に開放できる ようにクレーンで吊り込み敷設しなけれならない関係上、相隣りあう覆工板はす き間無く敷設されておらず、覆工板間に多少の空隙が形成されるように敷設され ている。また車両走行時の荷重等により覆工板自体が撓んだり、ずれ動いたりし て、隣りあう覆工板間にすき間が生ずることを免れない。
【0004】 しかし、降雨時に、覆工板のすき間の上にいちいち防水シートをかけるなどと いうことは実際問題としてできないから、上記すき間から雨水が浸入した場合、 掘削した工事現場内を水浸しにすることがあり、土がぬかって掘削途中で作業を 中断せざるを得ないことさえある。また浸水量が多いときには、排水ポンプを設 置し、排水作業に時間を割かねばならないことがある。さらに覆工板の下で鉄筋 などの溶接等の加工作業ができなくなり、そのため作業能率、作業安全性が低下 するので作業日程が延びたり、余計な工事費が必要となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする技術的課題】
本考案の目的は上記問題点に鑑み、雨天時に雨漏りせず、掘削工事現場内に雨 水が流入するのを防止できる路面覆工板を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、路面掘削部の上面に敷き並べた覆工板に おける相隣りあう覆工板の連接部にシール材の充填用クリアランスを形成し、該 クリアランスに水漏れ防止シールを取り付け、相隣りあう覆工板相互の連接部を 水密的に接続したことを特徴とする。
【0007】 本考案は、覆工板の上面に目地シール充填用枠板を覆工板四周に沿って立設し 、隣合った覆工板の枠板間のクリアランスに、シーリング材を充填することによ り、相隣りあう覆工板相互の連接部を水密状態に接続してなるものである。
【0008】 また本考案はゴム、プラスチック等からなる弾性材料製シール片を覆工板の連 接部に取り付け、相隣りあう覆工板の前記連接部に取り付けたシール片相互、ま たはシール片の一方と前記連接部とを圧接させて覆工板相互の連接部を水密に接 続してなる路面覆工板も包含している。
【0009】
【実施例】
以下本考案の好適な実施例を図面により説明する。図1は開削工法により路面 に鋼矢板を打ち込み山留めした後に掘削してなる開渠またはたて坑の説明図であ る。図2はその縦断面図である。図において、符号1は路面、2は路面に鋼矢板 を打ち込み形成した山留め壁、3は腹起こし、4は横梁等の支保工を示している 。また符号5はうけ桁、6はうけ桁5の上面に敷き並べて開渠またはたて坑の上 面を覆う覆工板を示す。図1、2に示すようにこの覆工板は、グランドGLと面 一になるように敷設されている。
【0010】 図3は、相隣りあう覆工板6の連接状態を示した部分図、図4は覆工板相互 の連接部を水密的に連接させた状態の拡大図であり、図5は本実施例に使用する 覆工板の平面図である。この実施例では覆工板6の上面にシール充填用枠板7が 覆工板四周に沿う内側に一体的に立設されている。枠板7には適宜な鋼製角材、 板材が用いられる。これらを覆工板の四周に沿って溶接等により取り付けておき 、隣合った覆工板との間の連接部にシール材の充填用クリアランス8を形成する 。該クリアランスは一例として5〜10mm程度に形成する。該クリアランスに 水漏れ防止シール9を取り付ける。符号10は覆工板の鋼板面の舗装材である。
【0011】 この実施例は、隣合った覆工板の枠板7、7間のみに水漏れ防止シール9を取 り付けているが、覆工板相互の連接部の高さ方向全面(垂直方向の全部の長さ) にわたって水漏れ防止シールを取り付けることも可能である。水漏れ防止シール 9としては、例えばウレタンとアスファルトとの混合材からなる弾性のあるシー リング材が使用できる。なお、シリコーン系、アクリル系、ブチルゴムなど従来 公知の耐候性のあるシーリング材も使用可能である。パテ類のような若干接着性 あるものも使用できる。いずれの場合も覆工板相互の連接面に形成されたクリア ランスは前記のシーリング材で目詰めされるから、連接部からの雨漏りが防止で きる。
【0012】 使用時、水漏れ防止シール9が覆工板の枠板7、7間より容易に抜けないよう にするために枠板7を外側に角度αだけ若干傾けてとりつけることで、クリアラ ンス8の形状を逆台形断面等の、シールを抜け留めできる形状にするのがよい。 この場合には、覆工板が少々動いたり変形しても、水漏れ防止シール9は覆工板 の枠板7、7間から容易には脱出できない(図6参照)。
【0013】 次に本考案の他の変形例を説明する。図7は、ゴム、プラスチック等からなる 弾性材料製シール片11を覆工板6の連接部に取り付け、相隣りあう覆工板の前 記連接部に取り付けたシール片11、11相互を圧接させて覆工板相互の連接部 を水密に接続した事例である。
【0014】 本実施例では覆工板の連接部にシール片の取付溝21を形成して、当該溝にシ ール片11を装着する。なお、覆工板6の連接部に取り付けた弾性材料製シール 片12の一方と、相隣りあう覆工板6の連接面(垂直面)とを直接圧接させて覆 工板相互の連接部を水密的に接続させることも可能である(図8参照)。何れの 場合にしても、相隣りあう覆工板の連接部に取り付けたシール片の作用で、覆工 板のすき間からの水漏れが防止できる。
【0015】 以上のように構成された本考案の路面覆工板によると、覆工板相互の連接部に 設けた水漏れ防止シールによって水密に接続されるので、降雨時、覆工板のすき 間から地下工事現場内に雨水が浸入することがなくなり、覆工面の上に降った雨 水はすべて路面の勾配にしたがって流下して、側溝あるいは下水道に排水される こととなる。
【0016】
【考案の効果】
従来、雨天時にある程度の雨漏れはやむを得ないとされ、放置されていたため に、掘削した工事現場内を水浸しにしたり、土がぬかって掘削途中で作業を中断 したり、また浸水量が多いときには、排水ポンプを設置し、排水作業に時間を割 かねばならなかったり、さらに覆工板の下で鉄筋などの溶接等の加工作業ができ なくなり、そのため作業能率、作業安全性が低下するので作業日程が延びたり、 余計な工事費が必要となっているが、本考案の路面覆工板は、工事現場内に雨水 などが流入するのを簡単な構成で防止でき、上記した種々の不具合を改善できる 点で実用上の効果が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】開渠またはたて坑の説明図である。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】相隣合う覆工板の連接状態を示した部分図であ
る。
【図4】覆工板の連接状態を示した拡大図である。
【図5】覆工板の平面図である。
【図6】本考案の変形例を示した連接部の拡大図であ
る。
【図7】本考案の他の変形例を示した連接部の拡大図で
ある。
【図8】本考案の別の変形例を示した連接部の拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 路面 2 山留め壁 3 腹起こし 4 横梁 5 うけ桁 6 覆工板 7 枠板 8 クリアランス 9 水漏れ防止シール 10 舗装材 11 弾性材料製シール片 12 弾性材料製シール片 21 取付溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面掘削部の上面に敷き並べた覆工板に
    おける相隣りあう覆工板の連接部にシール材充填用クリ
    アランスを形成し、該クリアランスに水漏れ防止シール
    を取り付け、相隣りあう覆工板相互の連接部を水密に接
    続したことを特徴とする路面覆工板。
  2. 【請求項2】 覆工板の上面にシール材充填用枠板を覆
    工板四周に沿って立設し、隣合った覆工板の枠板間のク
    リアランスに、シーリング材を充填することにより、相
    隣りあう覆工板相互の連接部を水密に接続してなる請求
    項1記載の路面覆工板。
  3. 【請求項3】 ゴム、プラスチック等からなる弾性材料
    製シール片を覆工板の連接部に取り付け、相隣りあう覆
    工板の前記連接部に取り付けたシール片相互を互いに接
    触させて覆工板相互の連接部を水密に接続してなる請求
    項1記載の路面覆工板。
  4. 【請求項4】 ゴム、プラスチック等からなる弾性材料
    製シール片を覆工板の連接部に取り付け、相隣りあう覆
    工板の前記連接部に取り付けたシール片の一方と前記連
    接部とを互いに接触させて覆工板相互の連接部を水密に
    接続してなる請求項1記載の路面覆工板。
JP1993061755U 1993-10-25 1993-10-25 路面覆工板 Expired - Fee Related JP2585312Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10183588A (ja) * 1996-12-24 1998-07-14 Tokyo Gas Co Ltd 掘削孔の仮埋方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102511A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Maeda Corp 全天候型覆工板
JPH07102512A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Maeda Corp 全天候型覆工板

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