JPH0724989A - 給水ローラ - Google Patents
給水ローラInfo
- Publication number
- JPH0724989A JPH0724989A JP17147093A JP17147093A JPH0724989A JP H0724989 A JPH0724989 A JP H0724989A JP 17147093 A JP17147093 A JP 17147093A JP 17147093 A JP17147093 A JP 17147093A JP H0724989 A JPH0724989 A JP H0724989A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- water supply
- water
- supply roller
- ultraviolet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラ材の持っている親水性の性質を十分に
発揮できる給水ローラを提供することを可能とする。 【構成】 版胴3に一定の厚さの水膜を付ける水付けロ
ーラ4に水を供給する給水ローラにおいて、この給水ロ
ーラ1の表面に紫外線を照射してローラ表面の汚れを分
解・除去する紫外線洗浄機7を備える。
発揮できる給水ローラを提供することを可能とする。 【構成】 版胴3に一定の厚さの水膜を付ける水付けロ
ーラ4に水を供給する給水ローラにおいて、この給水ロ
ーラ1の表面に紫外線を照射してローラ表面の汚れを分
解・除去する紫外線洗浄機7を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板印刷機に備えら
れ、版胴に一定の厚さの水膜を付ける水付けローラに水
を供給する給水ローラに関するものである。
れ、版胴に一定の厚さの水膜を付ける水付けローラに水
を供給する給水ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】平板印刷機は、図2に示すように、印刷
版(版胴)3の非画像部に水膜を供給する水膜機構10
と画像部にインク膜を供給するインク機構11とより主
になり、版胴3の非画像部は、インクを付けない部分で
予め親水性処理が施されている。その親水部分に給水ロ
ーラ1及び水付けローラ4によって水舟2から運ばれる
水膜が付着する。そこへ、インク付けローラ12によっ
てインク膜が運ばれ、油性のインクは水と反発して水
(水膜)の無い所に付着し、画像が形成される。
版(版胴)3の非画像部に水膜を供給する水膜機構10
と画像部にインク膜を供給するインク機構11とより主
になり、版胴3の非画像部は、インクを付けない部分で
予め親水性処理が施されている。その親水部分に給水ロ
ーラ1及び水付けローラ4によって水舟2から運ばれる
水膜が付着する。そこへ、インク付けローラ12によっ
てインク膜が運ばれ、油性のインクは水と反発して水
(水膜)の無い所に付着し、画像が形成される。
【0003】給水ローラ1は、版胴3に一定の厚さの水
膜を付ける水付けローラ4に水を供給する重要部品で、
従来はCrメッキ製ローラが用いられている。
膜を付ける水付けローラ4に水を供給する重要部品で、
従来はCrメッキ製ローラが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の給水ローラは、
Crメッキ製であるため耐摩耗性、加工性には優れてい
るが、水に対する濡れ性が十分ではない。このように、
給水ローラ表面が水にぬれないと、版胴の親水部に水が
付かない場所ができ、その結果付くべきでないところに
インクが付いてしまう。
Crメッキ製であるため耐摩耗性、加工性には優れてい
るが、水に対する濡れ性が十分ではない。このように、
給水ローラ表面が水にぬれないと、版胴の親水部に水が
付かない場所ができ、その結果付くべきでないところに
インクが付いてしまう。
【0005】このため、水にIPA(イソプロピルアル
コール)を5〜15%混ぜ、水の表面張力を下げること
で、濡れ性を改善していた。しかし、IPAは揮発性で
有害物質であるのでその添加量をできるだけ少なくする
必要があり、労働省の規制により5%以下にしなければ
ならなくなった。
コール)を5〜15%混ぜ、水の表面張力を下げること
で、濡れ性を改善していた。しかし、IPAは揮発性で
有害物質であるのでその添加量をできるだけ少なくする
必要があり、労働省の規制により5%以下にしなければ
ならなくなった。
【0006】このため、Crメッキに代わりセラミック
ス溶射ローラを用いることが提案されている。セラミッ
クス溶射ローラは、水に対する濡れ性が高い親水性の材
料で成形されるため、水にIPAを混入することなくロ
ーラの表面に水がぬれるが、表面が汚れると清浄な布や
紙にアルコールやアセトンを付け、これでローラ表面を
ふいても汚れを十分に除去できず、濡れ性が悪くなる。
ス溶射ローラを用いることが提案されている。セラミッ
クス溶射ローラは、水に対する濡れ性が高い親水性の材
料で成形されるため、水にIPAを混入することなくロ
ーラの表面に水がぬれるが、表面が汚れると清浄な布や
紙にアルコールやアセトンを付け、これでローラ表面を
ふいても汚れを十分に除去できず、濡れ性が悪くなる。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、ローラ材の持っている親
水性の性質を十分に発揮することができる給水ローラを
提供することにある。
れたものであり、その目的は、ローラ材の持っている親
水性の性質を十分に発揮することができる給水ローラを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、版胴に一定の厚さの水膜を付ける水付け
ローラに水を供給する給水ローラにおいて、この給水ロ
ーラの表面に紫外線を照射してローラ表面の汚れを分解
・除去する紫外線洗浄機を備えたものである。
成するために、版胴に一定の厚さの水膜を付ける水付け
ローラに水を供給する給水ローラにおいて、この給水ロ
ーラの表面に紫外線を照射してローラ表面の汚れを分解
・除去する紫外線洗浄機を備えたものである。
【0009】
【作用】紫外線洗浄機を備えたことで、紫外線を給水ロ
ーラの表面に照射すると、表面の汚れが紫外線により分
解・除去される。これにより、ローラ材の持っている親
水性の性質が十分に発揮されてローラの表面に水がぬれ
るようになる。すなわち、本発明者は、液体と固体間の
濡れ性が固体表面の他物質の汚染により大きく影響する
ことに着目したのであり、特に水との濡れ性を悪くする
原因が固体表面の有機物汚れであり、ほとんどの金属や
セラミックスでは表面の有機物を取り除くと水によくぬ
れるようになる。そこで紫外線照射による有機物の分解
・除去作用により清浄なローラ表面を得ることで、ロー
ラ材の持っている親水性の性質を十分に発揮することが
可能となる。
ーラの表面に照射すると、表面の汚れが紫外線により分
解・除去される。これにより、ローラ材の持っている親
水性の性質が十分に発揮されてローラの表面に水がぬれ
るようになる。すなわち、本発明者は、液体と固体間の
濡れ性が固体表面の他物質の汚染により大きく影響する
ことに着目したのであり、特に水との濡れ性を悪くする
原因が固体表面の有機物汚れであり、ほとんどの金属や
セラミックスでは表面の有機物を取り除くと水によくぬ
れるようになる。そこで紫外線照射による有機物の分解
・除去作用により清浄なローラ表面を得ることで、ロー
ラ材の持っている親水性の性質を十分に発揮することが
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】図1において、1は平板印刷機に備えられ
る給水ローラを示し、この給水ローラ1の構造自体は従
来とほぼ同じである。
る給水ローラを示し、この給水ローラ1の構造自体は従
来とほぼ同じである。
【0012】すなわち、給水ローラ1は、金属又はセラ
ミックスで円柱状に成形されて回転自在に支持される。
給水ローラ1の下方には、所定の水を溜める水舟2が上
下方向移動自在に設けられ、この水舟2内の水と給水ロ
ーラ1の下部とが接触可能になっている。また、給水ロ
ーラ1の上部には、回転駆動する版胴3に一定の厚さの
水膜を付けるゴム製の水付けローラ4が回転接触し、こ
の水付けローラ4に水舟2内の水を供給するように給水
ローラ1が構成されている。さらに、給水ローラ1の水
を水付けローラ4に供給する周面には、ゴム製の水切り
ローラ5が回転接触し、給水ローラ1の回転速度や水切
りローラ5のゴムの材質、硬度などを変えることにより
給水ローラ1が運ぶ水膜の厚さをある程度制御し得る。
ミックスで円柱状に成形されて回転自在に支持される。
給水ローラ1の下方には、所定の水を溜める水舟2が上
下方向移動自在に設けられ、この水舟2内の水と給水ロ
ーラ1の下部とが接触可能になっている。また、給水ロ
ーラ1の上部には、回転駆動する版胴3に一定の厚さの
水膜を付けるゴム製の水付けローラ4が回転接触し、こ
の水付けローラ4に水舟2内の水を供給するように給水
ローラ1が構成されている。さらに、給水ローラ1の水
を水付けローラ4に供給する周面には、ゴム製の水切り
ローラ5が回転接触し、給水ローラ1の回転速度や水切
りローラ5のゴムの材質、硬度などを変えることにより
給水ローラ1が運ぶ水膜の厚さをある程度制御し得る。
【0013】本発明の特徴部は、給水ローラ1の近傍
に、給水ローラ1表面を乾燥させるヒータ6と乾燥後の
給水ローラ1表面に紫外線を照射する紫外線洗浄機7と
を設けたところにある。ヒータ6は、水付けローラ4接
触後の給水ローラ1表面を乾燥させるように水切りロー
ラ5と反対側の給水ローラ1の側方上方に設けられて、
ローラ1表面を乾燥させるように構成されている。この
ヒータ6より下方に紫外線洗浄機7が設けられている。
紫外線洗浄機7は、溶融石英管を管材とした低圧水銀灯
8と反射板9とより主になり、表面数原子層の有機物汚
れが除去されるように極短波長(波長253.7nm以
下)の紫外線を給水ローラ1表面に照射するように構成
されている。紫外線光源としてキセノンランプ、水銀ラ
ンプ等を使うことができるが、より短波長の紫外線を出
すため低圧水銀灯8が適している。管材に溶融石英を用
いたのは、極短波長の紫外線を透過させるためである。
反射板9は紫外線を効率よく被洗浄物に集中させるもの
である。
に、給水ローラ1表面を乾燥させるヒータ6と乾燥後の
給水ローラ1表面に紫外線を照射する紫外線洗浄機7と
を設けたところにある。ヒータ6は、水付けローラ4接
触後の給水ローラ1表面を乾燥させるように水切りロー
ラ5と反対側の給水ローラ1の側方上方に設けられて、
ローラ1表面を乾燥させるように構成されている。この
ヒータ6より下方に紫外線洗浄機7が設けられている。
紫外線洗浄機7は、溶融石英管を管材とした低圧水銀灯
8と反射板9とより主になり、表面数原子層の有機物汚
れが除去されるように極短波長(波長253.7nm以
下)の紫外線を給水ローラ1表面に照射するように構成
されている。紫外線光源としてキセノンランプ、水銀ラ
ンプ等を使うことができるが、より短波長の紫外線を出
すため低圧水銀灯8が適している。管材に溶融石英を用
いたのは、極短波長の紫外線を透過させるためである。
反射板9は紫外線を効率よく被洗浄物に集中させるもの
である。
【0014】さて、版胴3の非画像部に水膜を付けるに
は、ローラ1,4,5を回転させると共に、給水ローラ
1に水が付くように水舟2を上昇させる。これにより、
給水ローラ1及び水付けローラ4によって水舟2から運
ばれる水膜が版胴3の非画像部に付着する。
は、ローラ1,4,5を回転させると共に、給水ローラ
1に水が付くように水舟2を上昇させる。これにより、
給水ローラ1及び水付けローラ4によって水舟2から運
ばれる水膜が版胴3の非画像部に付着する。
【0015】この運転中、給水ローラ1の水に対する濡
れ性が悪くなると、ローラ1の洗浄を行う。
れ性が悪くなると、ローラ1の洗浄を行う。
【0016】まず、水舟2を下げ、給水ローラ1に水が
付かない状態でローラ1を回転させる。この状態のま
ま、清浄な布や紙にアルコールやアセトンを付け、これ
で給水ローラ1の表面をふき、表面に付着しているホコ
リや有機物汚れ(空気中に浮遊している油蒸気等による
汚れ)を前洗浄する。尚、この前洗浄では給水ローラ表
面数原子層の有機物汚れは除去できず、この汚れがロー
ラ表面と水との濡れ性を悪くする原因となる。
付かない状態でローラ1を回転させる。この状態のま
ま、清浄な布や紙にアルコールやアセトンを付け、これ
で給水ローラ1の表面をふき、表面に付着しているホコ
リや有機物汚れ(空気中に浮遊している油蒸気等による
汚れ)を前洗浄する。尚、この前洗浄では給水ローラ表
面数原子層の有機物汚れは除去できず、この汚れがロー
ラ表面と水との濡れ性を悪くする原因となる。
【0017】次に、水舟2を上げ給水ローラ1に水を付
けて給水ローラ1を回転させておくと共に、ヒータ6及
び紫外線洗浄機7をオンにする。これにより、水舟2内
の水の一部が給水ローラ1によって水付けローラ4に水
膜として移され、この水膜を移し終った後の、残留水膜
の付いた給水ローラ1表面がヒータ6で乾燥され、水膜
が完全に取り去られる。この乾燥後の表面に空気中で紫
外線洗浄機7から極短波長(波長253.7nm以下)
の紫外線が照射され、表面が洗浄される。給水ローラ1
表面を乾燥させるのは、残留水膜による紫外線の吸収を
防ぎ、紫外線のローラ1表面への到達をよくするためで
ある。
けて給水ローラ1を回転させておくと共に、ヒータ6及
び紫外線洗浄機7をオンにする。これにより、水舟2内
の水の一部が給水ローラ1によって水付けローラ4に水
膜として移され、この水膜を移し終った後の、残留水膜
の付いた給水ローラ1表面がヒータ6で乾燥され、水膜
が完全に取り去られる。この乾燥後の表面に空気中で紫
外線洗浄機7から極短波長(波長253.7nm以下)
の紫外線が照射され、表面が洗浄される。給水ローラ1
表面を乾燥させるのは、残留水膜による紫外線の吸収を
防ぎ、紫外線のローラ1表面への到達をよくするためで
ある。
【0018】紫外線照射による洗浄は、極短波長の紫外
線のエネルギーによる有機物(C−CやC−H結合)の
化学結合解離と同時に発生するオゾン(空気中の酸素と
紫外線の反応で発生する)の酸化力による解離元素の炭
酸ガス等の揮発成分化による光化学的酸化分解プロセス
である。このため、給水ローラ1の表面数原子層の有機
物汚れが連続的に除去される。これにより、給水ローラ
1表面は常に清浄を保てるので、水との濡れ性をよく保
つことができる。
線のエネルギーによる有機物(C−CやC−H結合)の
化学結合解離と同時に発生するオゾン(空気中の酸素と
紫外線の反応で発生する)の酸化力による解離元素の炭
酸ガス等の揮発成分化による光化学的酸化分解プロセス
である。このため、給水ローラ1の表面数原子層の有機
物汚れが連続的に除去される。これにより、給水ローラ
1表面は常に清浄を保てるので、水との濡れ性をよく保
つことができる。
【0019】具体的には、ロール材の水との濡れ性は、
水との接触角で評価することができ、接触角が大きいと
水に濡れず、小さいと水に濡れる。材質には、従来より
ロール材として使われている、Crメッキ膜とセラミッ
クス(Al2 O3 −40%TiO2 )溶射膜とを用いて、
これら膜の水との接触角を洗浄方法を変えて測定し、そ
の結果を表1に示した。
水との接触角で評価することができ、接触角が大きいと
水に濡れず、小さいと水に濡れる。材質には、従来より
ロール材として使われている、Crメッキ膜とセラミッ
クス(Al2 O3 −40%TiO2 )溶射膜とを用いて、
これら膜の水との接触角を洗浄方法を変えて測定し、そ
の結果を表1に示した。
【0020】測定方法は基板上の水滴形状より接触角を
求める静滴法を用いた。水滴形状はほぼ球の一部と仮定
できたので、接触角(θ)は以下の(1)式で求めた。
求める静滴法を用いた。水滴形状はほぼ球の一部と仮定
できたので、接触角(θ)は以下の(1)式で求めた。
【0021】θ=2tan-1(h/r)…(1) (但し、h:水滴高さ、r:水滴底面半径)
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなように、本発明に係る紫
外線洗浄を行ったものではいずれも接触角が数度と飛躍
的に減少し水によく濡れることが分かる。これに対し
て、アセトン洗浄のみのもの(通常の洗浄の場合)では
接触角が数10度のオーダであり、基板表面の数原子層厚
の有機物汚れを除去できなかったことが分かる。
外線洗浄を行ったものではいずれも接触角が数度と飛躍
的に減少し水によく濡れることが分かる。これに対し
て、アセトン洗浄のみのもの(通常の洗浄の場合)では
接触角が数10度のオーダであり、基板表面の数原子層厚
の有機物汚れを除去できなかったことが分かる。
【0024】したがって、紫外線洗浄して有機物汚れを
完全に除去することにより、材料本来の持っている水と
の濡れ性が明らかとなり、水によく濡れるようになる。
すなわち、水との濡れ性を悪くする原因は固体表面の有
機物汚れであり、ほとんどの金属やセラミックスでは表
面の有機物を取り除くと水によくぬれるようになる。こ
のように、紫外線照射による有機物の分解・除去作用に
より清浄なローラ1表面が得られるので、ローラ材の持
っている親水性の性質を十分に発揮することができる。
完全に除去することにより、材料本来の持っている水と
の濡れ性が明らかとなり、水によく濡れるようになる。
すなわち、水との濡れ性を悪くする原因は固体表面の有
機物汚れであり、ほとんどの金属やセラミックスでは表
面の有機物を取り除くと水によくぬれるようになる。こ
のように、紫外線照射による有機物の分解・除去作用に
より清浄なローラ1表面が得られるので、ローラ材の持
っている親水性の性質を十分に発揮することができる。
【0025】また、紫外線洗浄機を用いることで、給水
ロール1が水に極めてよく濡れるようになり、給水ロー
ル1の材質には、従来の物に何の改良も加えていないの
で、給水ロール1に要求される耐摩耗性は従来通り保持
される。
ロール1が水に極めてよく濡れるようになり、給水ロー
ル1の材質には、従来の物に何の改良も加えていないの
で、給水ロール1に要求される耐摩耗性は従来通り保持
される。
【0026】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ローラ材
の持っている親水性の性質を十分に発揮できる。
の持っている親水性の性質を十分に発揮できる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】平板印刷機の一例を示す概略断面図である。
1 給水ローラ 3 版胴 4 水付けローラ 7 紫外線洗浄機
Claims (1)
- 【請求項1】 版胴に一定の厚さの水膜を付ける水付け
ローラに水を供給する給水ローラにおいて、該給水ロー
ラの表面に紫外線を照射してローラ表面の汚れを分解・
除去する紫外線洗浄機を備えたことを特徴とする給水ロ
ーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17147093A JPH0724989A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 給水ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17147093A JPH0724989A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 給水ローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724989A true JPH0724989A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15923710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17147093A Pending JPH0724989A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 給水ローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724989A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011240302A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Sanrimix Co Ltd | 内装用素材の再生方法 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP17147093A patent/JPH0724989A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011240302A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Sanrimix Co Ltd | 内装用素材の再生方法 |
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