JPH0724950B2 - 油圧式スクリュープレス及びその制御法 - Google Patents

油圧式スクリュープレス及びその制御法

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JPH0724950B2
JPH0724950B2 JP63185580A JP18558088A JPH0724950B2 JP H0724950 B2 JPH0724950 B2 JP H0724950B2 JP 63185580 A JP63185580 A JP 63185580A JP 18558088 A JP18558088 A JP 18558088A JP H0724950 B2 JPH0724950 B2 JP H0724950B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、油圧式スクリュープレス及びその制御法に関
し、特に、複数のアキュムレーターに貯油された圧油を
選択的に油圧駆動手段に供給することにより、同一選択
状態では繰返し同量の圧油を供給し、スクリュープレス
のエネルギーを高精度に制御するための新規な改良に関
する。
[従来の技術] 従来、用いられていた油圧式スクリュープレスの代表的
な構成においては、ポンプの圧油をアキユムレータに貯
油し、この貯油を部分的に放出して油圧モーター又は油
圧シリンダーへ導き、フライホイールを駆動している。
この場合、スクリュープレスのエネルギーの制御は、フ
ライホイールの回転速度又はクロスヘッドの下降速度を
検出し、設定速度に達した状態で、この速度を検出する
と共に、アキュムレーターから供給される圧油を開閉弁
にて遮断する方法が採用されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の油圧式スクリュープレスは、以上のように構成さ
れていたため、次のような課題を有していた。
すなわち、前述のエネルギー制御方法では、フライホイ
ールの回転速度又はクロスヘッドの下降速度を検出し、
高速で流れつつある流体を遮断するため、速度検出器や
開閉弁の応答遅れ及び流速の定速が得られないこと等に
より、繰返して同じプレス作業を行う場合に、フライホ
イールに与えられるエネルギーが一定せず、高精度な制
御を行うことが不可能であり、製造される製品の品質を
一定とすることが困難であった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、複数のアキュムレーターに貯油された油
を選択的に油圧駆動手段に供給することにより、同一選
択状態では繰返し同量の圧油を供給し、スクリュープレ
スのエネルギーを高精度に制御するようにした油圧域ス
クリュープレス及びその制御法を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明による油圧式スクリュープレスは、複数のアキュ
ムレーターに貯油された油により、油圧駆動手段を介し
てスクリュー軸を回転させ、プレス部を作動させるよう
にしたものにおいて、前記各アキュムレーターに各々設
けられたエネルギー切換弁と、前記各エネルギー切換弁
の開閉を制御するためのエネルギー切換弁制御手段とを
備え、前記エネルギー切換弁制御手段により選択された
前記エネルギー切換弁に該当するアキュムレーター内の
圧油が、全て前記油圧駆動手段に供給されるようにした
構成である。
又、本発明による油圧式スクリュープレスの制御法は、
複数のアキュムレーターに貯油された油により、油圧駆
動手段を介してスクリュー軸を回転させプレス部を作動
させるようにした油圧式スクリュープレスにおいて、選
択された前記アキュムレーターの油を前記油圧駆動手段
へ供給すると共に、同一選択状態では繰返し同一油量を
供給することができるようにした方法である。
[作 用] 本発明による油圧式スクリュープレス及びその制御法に
おいては、油圧駆動手段に供給される圧油が複数のアキ
ュムレーターに貯油され、各アキユムレーターからの圧
油は、各アキュムレーターに設けられたエネルギー切換
弁の開閉によって制御されると共に、エネルギーを設定
する際には、このエネルギー切換弁を選択的に開弁する
ことによって達成される。
従って、油圧駆動手段に圧油を導く際には、選択された
エネルギー切換弁のみが開弁され、開弁たエネルギー切
換弁に該当するアキュムレーター内の圧油のみが油圧駆
動手段に導かれるため、エネルギーを任意に段階的に変
えることができ、且つ、同じエネルギー切換弁の繰り返
し選択することにより、選択されたエネルギー切換弁に
接続されたアキュムレーターの圧油が全て放出されるの
で、同一選択状態では繰返し同一油量を油圧駆動手段に
与えることができ、繰り返しのエネルギー出力を一定と
することができる。
又、このエネルギーの設定は、選択するアキュムレータ
ーの組合せにより任意に細かく段階的設定を行うことが
できる。
[実施例] 以下、図面と共に本発明による油圧式スクリュープレス
及びその制御法の好適な実施例について説明する。
第1図は本発明による油圧式スクリュープレス及びその
制御法を示すための油圧システムを概略的に示す全体構
成図である。
図において、符号1で示されているものは、油圧式スク
リュープレス部であり、この油圧式スクリュープレス部
1のケーシング2内には、プレス部3に螺合されたスク
リュー軸4が、回転自在に設けられ、このスクリュー軸
4の上端にはフライホイール5が一体状に設けられてい
る。
このフライホイール5の外周には、油圧駆動手段を構成
する複数の油圧モータ6(油圧シリンダの場合もある)
に接続された摩擦ローラ7が摩擦結合しており、これら
の油圧モータ6の作動によつて摩擦ローラ7が回転し、
フライホイール5を介してスクリュー軸4が回転する構
成である。
前記各油圧モータ6は、一対の配管8及び8A、主切換弁
9、第1〜第4エネルギー切換弁10〜13及び配管8Bを介
して、ピストン型の構成よりなる第1〜第4アキュムレ
ーター14〜17に接続されている。
前記各エネルギー切換弁10〜13は、操作卓(図示せず)
を備えたエネルギー切換弁制御手段18に接続されると共
に、各エネルギー切換弁10〜13の開閉弁動作は、このエ
ネルギー切換弁制御手段18の設定によって任意に選択す
ることができるように構成されている。
前記配管8及び8Aの一端には、リリーフ弁19が設けられ
ていると共に、この配管8と油槽20との間には、油圧ポ
ンプ21及び方向切換弁22が直列に接続されている。
本発明による油圧式スクリュープレスの油圧システムは
前述したように構成されており、以下に、その動作につ
いて説明する。
まず、油圧ポンプ21を作動させることにより、油槽20内
の油は各アキュムレーター14〜17に供給され、リリーフ
弁19の作用により全てのアキュムレーター14〜17内に同
一圧力の圧油が貯油される。
前述の各アキュムレーター14〜17内に貯えられる圧油の
量は、貯油前のチッソガス圧力と各アキュムレーター14
〜17の容量及びリリーフ弁19の設定圧により決定され、
常に一定値を保つように構成されている。以上の動作に
より各アキュムレーター14〜17への貯油が完了すると、
油圧ポンプ21からの吐出油は方向切換弁22によってアン
ロード状態に切換えられる。
次に、エネルギー切換弁制御手段18における操作卓(図
示せず)を用いて、各エネルギー切換弁10〜13のうち、
スクリュープレス部1の必要エネルギーに応じたエネル
ギーを出力することができるように、任意のエネルギー
切換弁10〜13を開弁するように設定すると、選択された
エネルギー切換弁(例えば、10と12)以外のエネルギー
切換弁(例えば、11と13)は開弁しない状態に保存さ
れ、この非選択のエネルギー切換弁11及び13に接続され
たアキュムレーター15及び17の貯油は封止状態に保持さ
れる。
前述の状態で、エネルギー切換弁制御手段18における操
作卓から駆動信号(図示せず)が主切換弁9に印加さ
れ、選択された前記エネルギー切換弁10及び12が開弁状
態となると、これらのエネルギー切換弁10及び12に対応
する前記アキュムレーター14及び16内の圧油並びに配管
8B内に残る圧油とが、配管8又は8Aを経て各油圧モータ
6に供給される。
前記各油圧モータ6の駆動により、各摩擦ローラー7を
介してフライホイール5が正転(又は逆転)され、この
フライホイール5に螺合されたスクリュー軸4が回転す
ることにより、プレス部3が矢印Aの方向に上下動し、
このプレス部3による鍛造及び成形作業を行うことがで
きる。
前述の場合、選択された各アキュムレーター14及び16内
の圧油は全て各油圧モータ6に供給され、その圧油の油
量は繰り返す毎に一定であるので、前述と同一のアキュ
ムレーター14及び16の選択をする限りにおいて、各油圧
モータ6に与えられる回転エネルギーは常に一定とな
り、この結果、スクリュープレス部1におけるプレス部
3の発生するエネルギーも、同一選択状態で繰り返す限
り、精度良く一定に保つことができる。
従って、各エネルギー切換弁10〜13のうち、何れかを任
意に選択し、同一選択状態で繰り返す場合には、常に選
択されたアキュムレーターのみの圧油が各油圧モータ6
に供給されるため、供給圧油のエネルギーを常に一定と
することができ、プレス部3の高精度の動作を得ること
ができる。
又、前述の各エネルギー切換弁10〜3の何れかの選択に
伴う各アキュムレーター14〜17の何れかの選択は、前記
エネルギー切換弁制御手段18の操作卓(図示せず)によ
って任意に設定できるものであり、本実施例の場合、4
個のアキュムレーター14〜17を用いるため、最小から最
大まで15通りの組合せができ、油圧モータ6に供給する
エネルギーを15段階に設定し、きめ細かい高精度のプレ
ス動作を自在に達成することができる。
[発明の効果] 本発明による油圧式スクリュープレス及びその制御法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。
(1). 油圧モータに供給する圧油が複数のアキュム
レーターに分散貯油され、選択したアキュムレーターの
みの圧油を全量用いように構成されているため、同一選
択状態においては、常に圧油の吐出油量は一定であり、
繰り返しにおいても常に高精度の一定エネルギーを得る
ことができる。
(2).アキュムレーターが複数より構成されているた
め、任意の選択組合せを得ることにより、極めてきめの
細かい供給エネルギーの制御を行うことができ、多種多
用のプレス品目の要求に応じることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による油圧式スクリュープレス及び制御
法を示すための油圧システムを概略的に示す全体構成図
である。 3はプレス部、4はスクリュー軸、6は油圧モータ(油
圧駆動手段)、10〜13はエネルギー切換弁、14〜17はア
キュムレーター、18はエネルギー切換弁制御手段であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 義治 北海道室蘭市茶津町4番地 株式会社日本 製鋼所内 (56)参考文献 実開 昭57−16291(JP,U) 特公 昭37−15391(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアキュムレーター(14〜17)に貯油
    された圧油により、油圧駆動手段(6)を介してスクリ
    ュー軸(4)を回転させ、プレス部(3)を作動させる
    ようにした油圧式スクリュープレスにおいて、前記各ア
    キュムレーター(14〜17)に各々設けられたエネルギー
    切換弁(10〜13)と、前記各エネルギー切換弁(10〜1
    3)の開閉を制御するためのエネルギー切換弁制御手段
    (18)とを備え、前記エネルギー切換弁制御手段(18)
    により選択された前記エネルギー切換弁(10〜13)に該
    当するアキュムレーター(14〜17)内の圧油が、全て前
    記油圧駆動手段(6)に供給されるようにしたことを特
    徴とする油圧式スクリュープレス。
  2. 【請求項2】複数のアキュムレーター(14〜17)に貯油
    された圧油により、油圧駆動手段(6)を介してスクリ
    ュー軸(4)を回転させプレス部(3)を作動させるよ
    うにした油圧式スクリュープレスにおいて、選択された
    前記アキュムレーター(14〜17)の圧油を前記油圧駆動
    手段(6)へ供給すると共に、同一選択状態では繰り返
    し同一油量を供給するようにしたことを特徴とする油圧
    式スクリュープレスの制御法。
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