JPH07248126A - エアコン用フロントグリル開閉装置 - Google Patents

エアコン用フロントグリル開閉装置

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JPH07248126A
JPH07248126A JP6067692A JP6769294A JPH07248126A JP H07248126 A JPH07248126 A JP H07248126A JP 6067692 A JP6067692 A JP 6067692A JP 6769294 A JP6769294 A JP 6769294A JP H07248126 A JPH07248126 A JP H07248126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
guide groove
opening
front grill
stay
Prior art date
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Pending
Application number
JP6067692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Inoue
泰彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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Priority to JP6067692A priority Critical patent/JPH07248126A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントグリルの脱着が可能なエアコン用フ
ロントグリル開閉装置を提供する。 【構成】 エアコン本体7側に結合された第1ステー8
と、フロントグリル3側に結合された第2ステー6と、
第1・第2両ステーに各端をそれぞれ枢着された回動レ
バー4・5とからなるエアコン用フロントグリル開閉装
置2において、第2ステーにガイド溝6aを設け、フロ
ントグリルにそのガイド溝に係合するスライダ9・10
を設けるものとする。特に、このスライダが、環状溝が
形成されたローラからなり、また、ガイド溝が、環状溝
に係合するべく互いに対向したリップ状端縁を有するも
のとする。さらに、ガイド溝の終端部に、スライダを弾
発的に係止する係止手段を設けるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用エアコンの室内
機のフロントグリルの開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用エアコンの室内機のフロントグリ
ルは、例えば清掃時にフィルターを着脱し得るようにす
るために開閉自在なように構成されることが一般的であ
る。
【0003】このフロントグリルの開閉装置としては、
従来、エアコン本体側に固定された第1ステーと、フロ
ントグリル側に固定された第2ステーと、これら第1・
第2両ステーに各端をそれぞれ枢着された回動レバーと
からなるものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来形式の開閉装
置の場合、フロントグリルが第2ステーに熱溶着等で固
定されているため、フロントグリルを本体から取外すこ
とが不可能であり、フロントグリル自体の洗浄が極めて
困難であった。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
フロントグリルの脱着が可能なエアコン用フロントグリ
ル開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、本発明
によれば、エアコン本体側に結合された第1ステーと、
フロントグリル側に結合された第2ステーと、前記第1
・第2両ステーに各端をそれぞれ枢着された回動レバー
とからなるエアコン用フロントグリル開閉装置であっ
て、前記第2ステーにガイド溝が設けられ、前記フロン
トグリルに前記ガイド溝に係合するスライダが設けられ
ることを特徴とするエアコン用フロントグリル開閉装置
を提供することにより達成される。
【0007】特に、前記スライダが、環状溝が形成され
たローラからなり、前記ガイド溝が、前記環状溝に係合
するべく互いに対向したリップ状端縁を有すると好まし
い。その上、前記ガイド溝の終端部に、前記スライダを
弾発的に係止する係止手段が設けられると良い。
【0008】
【作用】このようにすれば、ガイド溝に沿ってスライダ
を摺動させることにより、第2ステーに対してフロント
グリルを着脱自在とすることができる。特に、環状溝を
有するローラをリップ状端縁に係合させるものとすれ
ば、ガイド溝からの脱落防止が簡単な構造で実現し得
る。また、ガイド溝の終端にスライダとの係止手段を設
けるものとすれば、フロントグリルの抜け止め保持する
ための構造を簡略化できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明が適用されたエアコンの室
内機の要部を示している。このエアコン1の前面には、
開閉装置2を介してフロントグリル3が取付けられてい
る。この開閉装置2は、回動レバーとしての不等長の2
つのリンク4・5と、ガイド溝6aが設けられた第2ス
テーとしてのグリルフィクスチャ6と、本体7側に固定
される第1ステーとしてのボディフィクスチャ8とから
なる4節リンクであり、フロントグリル3の裏面に上下
に間隔を置いて突設された2つの円柱状固定軸3aにそ
れぞれ挿嵌されたローラ9・10をグリルフィクスチャ
6のガイド溝6aに係合させることで、本体7の前面に
対して開閉自在なようにフロントグリル3が装着される
ようになっている。
【0011】短リンク4のボディフィクスチャ8側の枢
支ピンと、長リンク5のグリルフィクスチャ6側の枢支
ピンとの間には、引っ張りコイルばね11が張設してあ
り、開閉装置2を起立する向きに常時弾発付勢してい
る。これによってばね力に補助されてフロントグリル3
が上方へ軽く開くようになっている。なお、フロントグ
リル3と本体7との間には、別途ラッチ装置(図示せ
ず)が設けられており、フロントグリル3の閉状態の保
持を行うようになっている。
【0012】グリルフィクスチャ6は、図2に示される
ように、上下方向に延在するガイド溝6aを形成するガ
イド体12と下側のローラ9の移動を規制するストッパ
ー13とからなっている。ガイド体12は、断面略C字
状に鋼板を成形したいわゆるリップ溝形鋼状をなすもの
で、リップ状端縁に形成されたガイドレール14・15
と、側面部16・17と、背面部18とで構成されてい
る。ガイドレール14・15の上端には、ローラ9・1
0の挿入が円滑になるようにテーパー状に切り落とされ
ている。側面部16・17の下端部分には、後述するス
トッパー13の係合爪23a・24aが係合すると共
に、弾発押圧片21・22が弾性変形する際に干渉しな
いように、孔16a・17aが設けられている。背面部
18には、コ字状の切れ込みを入れて直角に折り曲げて
形成された2つの支持部18a・18bが設けられてい
る。また、ローラ9・10を挿入する際の位置決めが容
易になるように、背面部18の上端に突片18cが形成
されている。
【0013】ストッパー13は、底板19と、底板19
の中央に形成された台部20と、台部20を挟んで底板
19の両側から延出した一対の弾発押圧片21・22
と、各弾発押圧片21・22の基部中央部分を抉って形
成された孔に対して底板19から延出した一対の弾発抜
け止め片23・24と、台部20及び底板19の側面に
形成された段部25とからなり、合成樹脂材にて一体成
形されている。このストッパー13は、ガイドレール1
4・15間に段部25を整合させて弾発押圧片21・2
2の先端部分からガイド体12の下端側開口部に圧入す
ると、弾発抜け止め片23・24の係合爪23a・24
aがそれぞれ孔16a・17aに係合し、ガイド体12
に固定される。
【0014】ローラー9・10は、図3に示されるよう
に、フロントグリル3の裏面に突設された円柱状の固定
軸3aが内部に挿入される円筒状軸受部26と、軸受部
26の外周面のほぼ中央の頸部27を挟んでそれぞれ反
対方向に拡径しつつ延出した2つの円錐台部28・29
と、一方の円錐台部29の長径の端部に接続した円筒部
30とからなり、合成樹脂材にて一体成形されている。
この頸部27及び円錐台部29・30の外周面によって
略V字状の環状溝が形成されている。
【0015】このようにして構成された開閉装置2を介
してフロントグリル3をエアコン本体7に取付けるに
は、まず、ローラ9・10の軸受部26をフロントグリ
ル3の固定軸3aに嵌装する。このとき、ローラ9・1
0は、固定軸3aの先端部に形成された抜け止め爪3b
(図5参照)によって軸方向の抜け出しが規制されてい
ると共に、回転自在に遊嵌されている。
【0016】次に、フロントグリル3に取付けられたロ
ーラ9・10をガイド溝6aに挿嵌する。このとき、ガ
イドレール14・15の上端がテーパー状になっている
上、ローラ9・10の頸部27の両側が略V字状の環状
溝になっているため、ローラ9・10をガイド体12上
部の突片18cの前方に配置して軽くガイド溝6aに沿
って下向きに引くだけで、頸部27がガイドレール14
・15間に容易に整合挿入される。さらに、同方向に引
くと、ローラ9・10は、回転しながらガイドレール1
4・15に沿って移動してストッパー13のローラ案内
面21a・22aに到達する。
【0017】続いて同方向に強く引くと、図4・5に示
されるように、下側のローラ9の円筒部30外周面が、
弾発押圧片21・22の内側にテーパー状に形成された
ローラ案内面21a・22aを押圧して弾発押圧片21
・22が弾性変形して拡開し、円筒部30が、円筒部3
0外周面の一部と互いに補完する形状に形成されたロー
ラ保持面21b・22b及び台部20間に受容される。
このとき、ローラ保持面21b・22bが円筒部30外
周面を弾発的に押圧しているため、容易に外れることは
ない。
【0018】フロントグリルを取外すには、ガイド溝6
aに沿って上向きに強く押すと、ローラ9の円筒部30
にローラ保持面21b・22bが押圧されて弾発押圧片
21・22が弾性変形して、円筒部30がストッパー1
3外に排出される。さらに、同方法に押しつづけると、
フロントグリル3はガイド体12から外れる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるエアコン用フロントグリル開閉装置によれば、
フロントグリルを極めて簡単な操作で脱着し得るため、
清掃等が容易になり利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくフロントグリル開閉装置がエア
コン本体に装着された状態を示す斜視図。
【図2】図1のグリルフィクスチャを拡大して示す分解
斜視図。
【図3】図1のローラを拡大して示す斜視図。
【図4】フロントグリルがグリルフィクスチャに装着さ
れた状態におけるローラ9周辺の縦断面図。
【図5】図4の矢印V−V線に沿って示す横断面図。
【符号の説明】
1 エアコン 2 開閉装置 3 フロントグリル 3a 抜け止め爪 4 短リンク 5 長リンク 6 グリルフィクスチャ 6a ガイド溝 7 本体 8 ボディフィクスチャ 9・10 ローラ 11 コイルばね 12 ガイド体 13 ストッパー 14・15 ガイドレール 16・17 側面部 16a・17a 孔 18 背面部 18a・18b 支持部 18c 突片 19 底板 20 台部 21・22 弾発押圧片 21a・22a ローラ案内面 21b・22b ローラ保持面 23・24 弾発抜け止め片 23a・24a 係合爪 25 段部 26 軸受部 27 頸部 28・29 円錐台部 30 円筒部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコン本体側に結合された第1ステ
    ーと、フロントグリル側に結合された第2ステーと、前
    記第1・第2両ステーに各端をそれぞれ枢着された回動
    レバーとからなるエアコン用フロントグリル開閉装置で
    あって、 前記第2ステーにガイド溝が設けられ、前記フロントグ
    リルに前記ガイド溝に係合するスライダが設けられるこ
    とを特徴とするエアコン用フロントグリル開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記スライダが、環状溝が形成された
    ローラからなり、前記ガイド溝が、前記環状溝に係合す
    るべく互いに対向したリップ状端縁を有することを特徴
    とする請求項1に記載のエアコン用フロントグリル開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド溝の終端部に、前記スライ
    ダを弾発的に係止する係止手段が設けられることを特徴
    とする請求項1若しくは請求項2に記載のエアコン用フ
    ロントグリル開閉装置。
JP6067692A 1994-03-11 1994-03-11 エアコン用フロントグリル開閉装置 Pending JPH07248126A (ja)

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JP6067692A JPH07248126A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 エアコン用フロントグリル開閉装置

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JP (1) JPH07248126A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113025A (ja) * 1995-10-20 1997-05-02 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2001221494A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機の室内機
US8408021B2 (en) 2006-02-07 2013-04-02 Lg Electronics Inc. Indoor unit of air conditioner
KR101259805B1 (ko) * 2006-02-07 2013-04-30 엘지전자 주식회사 공기조화기의 실내기
JP2020101303A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空気清浄機
WO2021086167A1 (en) * 2019-10-31 2021-05-06 Panasonic Appliances Air-Conditioning Malaysia Sdn. Bhd. Air conditioner with detachable housing

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