JP2571496Y2 - ドア錠装置のカバーの取付構造 - Google Patents
ドア錠装置のカバーの取付構造Info
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- JP2571496Y2 JP2571496Y2 JP1992017572U JP1757292U JP2571496Y2 JP 2571496 Y2 JP2571496 Y2 JP 2571496Y2 JP 1992017572 U JP1992017572 U JP 1992017572U JP 1757292 U JP1757292 U JP 1757292U JP 2571496 Y2 JP2571496 Y2 JP 2571496Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- case
- locking pin
- mounting structure
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スイッチ等の入力設定
部を有するケースの表面に摺動可能に取り付けられ、開
位置及び閉位置においてケースに係止されるドア錠装置
のカバーの取付構造に関する。
部を有するケースの表面に摺動可能に取り付けられ、開
位置及び閉位置においてケースに係止されるドア錠装置
のカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ケースに摺動可能に取り付けられケース
表面を開閉するカバーを、開位置に係止する従来のドア
錠装置のカバーの取付構造については、図5,図6,図
7に示すものがある。図5に示すように、ケース1の上
半部1aの表面は、後述するカバー3が摺動可能に取り
付けられるために、カバー3の厚さだけ低くなってお
り、この上半部1aに、テンキーが配列された入力操作
部2が嵌着される。
表面を開閉するカバーを、開位置に係止する従来のドア
錠装置のカバーの取付構造については、図5,図6,図
7に示すものがある。図5に示すように、ケース1の上
半部1aの表面は、後述するカバー3が摺動可能に取り
付けられるために、カバー3の厚さだけ低くなってお
り、この上半部1aに、テンキーが配列された入力操作
部2が嵌着される。
【0003】ケース1の上半部1aの上縁部,両側縁部
には、更に一段低くなった段部1bが形成される(図5
参照)。カバー3の上端縁及び両側縁には上部壁5(図
6,図8参照)及び両側壁6(図7,図8参照)が屈曲
延設され、両側壁6には内側に屈曲する摺動片7が設け
られる。
には、更に一段低くなった段部1bが形成される(図5
参照)。カバー3の上端縁及び両側縁には上部壁5(図
6,図8参照)及び両側壁6(図7,図8参照)が屈曲
延設され、両側壁6には内側に屈曲する摺動片7が設け
られる。
【0004】両側壁6はケース1の段部1bに挿入さ
れ、カバー3が全閉されたときに上部壁5が段部1bに
位置し、カバー3がケース1の上半部1aを被覆する。
摺動片7は、ケース1の両側面に形成された溝形状の案
内部8に摺動可能に嵌着され、カバー3は図6において
上下方向に摺動可能である。ケース1には、入力操作部
2の上方に、ピン用孔9が穿設され、ピン用孔9の両側
にに底付きの孔10が穿設され、ピン用孔9には、先端
部がケース1の表面より突出する抜け止めピン11が挿
入され、底付きの孔10には、ばね12及び鋼球13が
挿入される(図5,図6参照)。
れ、カバー3が全閉されたときに上部壁5が段部1bに
位置し、カバー3がケース1の上半部1aを被覆する。
摺動片7は、ケース1の両側面に形成された溝形状の案
内部8に摺動可能に嵌着され、カバー3は図6において
上下方向に摺動可能である。ケース1には、入力操作部
2の上方に、ピン用孔9が穿設され、ピン用孔9の両側
にに底付きの孔10が穿設され、ピン用孔9には、先端
部がケース1の表面より突出する抜け止めピン11が挿
入され、底付きの孔10には、ばね12及び鋼球13が
挿入される(図5,図6参照)。
【0005】カバー3の裏面には、下端縁のほぼ中央に
ストッパ15が突設されるので、カバー3を全開した場
合でもカバー3がケース1から外れることはない。カバ
ー3の裏面には、カバー3が下降端に達したときに各鋼
球13が係入する凹部16aと、カバー3が上昇端に達
したときに各鋼球13が係入する凹部16bが設けられ
る(図6,図8参照)。
ストッパ15が突設されるので、カバー3を全開した場
合でもカバー3がケース1から外れることはない。カバ
ー3の裏面には、カバー3が下降端に達したときに各鋼
球13が係入する凹部16aと、カバー3が上昇端に達
したときに各鋼球13が係入する凹部16bが設けられ
る(図6,図8参照)。
【0006】従って、カバー3が上昇限に達したときに
鋼球13が凹部16bに係入し、カバー3が全開に保持
され、カバー3が下降限に達したときに鋼球13が凹部
16aに係入し、カバー3が全閉に保持される。カバー
3が全開位置に保持されるとテンキー操作が容易であ
り、又、不使用時には、カバー3が全閉位置に保持さ
れ、入力操作部2が密閉状態に被覆保護される。
鋼球13が凹部16bに係入し、カバー3が全開に保持
され、カバー3が下降限に達したときに鋼球13が凹部
16aに係入し、カバー3が全閉に保持される。カバー
3が全開位置に保持されるとテンキー操作が容易であ
り、又、不使用時には、カバー3が全閉位置に保持さ
れ、入力操作部2が密閉状態に被覆保護される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】カバー3は、開閉操作
を容易にするために軽量化が要求され、その他外観上の
理由や製造を容易にするためなどの理由からプラスチッ
ク材が使用されることが少なくない。プラスチック材製
のカバー3は、充分使用に耐えられる強度を有するが、
乱暴な扱いを受けた場合に破損することがあり、破損し
たカバー3を新品と取替える場合には、ケース1をドア
から取り外して分解し、新品のカバー3を取り付けた後
に再組立,再取り付けしなければならない面倒があっ
た。本考案はかかる課題を解決することを目的としてお
り、ケースをドアから取り外すことなく、しかもケース
を分解しないで新品のカバーを簡単に取り付けることが
できるカバーの取付構造を提供するものである。
を容易にするために軽量化が要求され、その他外観上の
理由や製造を容易にするためなどの理由からプラスチッ
ク材が使用されることが少なくない。プラスチック材製
のカバー3は、充分使用に耐えられる強度を有するが、
乱暴な扱いを受けた場合に破損することがあり、破損し
たカバー3を新品と取替える場合には、ケース1をドア
から取り外して分解し、新品のカバー3を取り付けた後
に再組立,再取り付けしなければならない面倒があっ
た。本考案はかかる課題を解決することを目的としてお
り、ケースをドアから取り外すことなく、しかもケース
を分解しないで新品のカバーを簡単に取り付けることが
できるカバーの取付構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のドア錠装置のカバーの取付構造は、スイッ
チ等の入力操作部を有するケースと、該ケースに設けら
れた案内部に摺動可能に設けられ上記ケースを開閉する
カバーの取り付け構造において、上記ケースに、ピン挿
入用孔と該ピン挿入用孔に挿入され先端が上記ケース表
面より突出する方向に付勢される係止ピンを設け、上記
カバーの裏面に上記摺動方向に延びるリブを設け、該リ
ブの上部に上記カバーの閉位置において上記係止ピンが
係入する係合凹部を設け、上記リブの下部に上記カバー
の開位置において上記係止ピンが係入する係合凹部を設
け、該一対の係合凹部に、相手側の係合凹部に向けて浅
くなる傾斜面をそれぞれ設け、上記下部の係合凹部に
は、上記傾斜面の反対側に、上記係止ピンを係止する垂
直面を設けたものであり、 上記係止ピンは上記リブの下
部に押動されてケース表面より没入し、上記カバーの移
動により上記係止ピンが上記下部の係合凹部に係入する
ことを特徴とするドア錠装置のカバー
に、本考案のドア錠装置のカバーの取付構造は、スイッ
チ等の入力操作部を有するケースと、該ケースに設けら
れた案内部に摺動可能に設けられ上記ケースを開閉する
カバーの取り付け構造において、上記ケースに、ピン挿
入用孔と該ピン挿入用孔に挿入され先端が上記ケース表
面より突出する方向に付勢される係止ピンを設け、上記
カバーの裏面に上記摺動方向に延びるリブを設け、該リ
ブの上部に上記カバーの閉位置において上記係止ピンが
係入する係合凹部を設け、上記リブの下部に上記カバー
の開位置において上記係止ピンが係入する係合凹部を設
け、該一対の係合凹部に、相手側の係合凹部に向けて浅
くなる傾斜面をそれぞれ設け、上記下部の係合凹部に
は、上記傾斜面の反対側に、上記係止ピンを係止する垂
直面を設けたものであり、 上記係止ピンは上記リブの下
部に押動されてケース表面より没入し、上記カバーの移
動により上記係止ピンが上記下部の係合凹部に係入する
ことを特徴とするドア錠装置のカバー
【0009】
【作用】上記のように構成されたカバーの取付構造で
は、新品のカバーを取り付けるには、カバーのリブの下
部を係止ピンに押し当てて係止ピンを没入させ、カバー
を取り付け方向に移動すると、カバーがケースの案内部
を摺動案内されながら移動する。次に、カバーをそのま
ま移動すると、カバーが全開位置に到達したときに没入
していた係止ピンが係合凹部に係入し、新品のカバーは
全開状態に係止され、カバーの取り付けが完了する。 カ
バーは、全開時にもケース表面の係止ピンを完全被覆し
ているので、ケースの表面の美観が損なわれない。
は、新品のカバーを取り付けるには、カバーのリブの下
部を係止ピンに押し当てて係止ピンを没入させ、カバー
を取り付け方向に移動すると、カバーがケースの案内部
を摺動案内されながら移動する。次に、カバーをそのま
ま移動すると、カバーが全開位置に到達したときに没入
していた係止ピンが係合凹部に係入し、新品のカバーは
全開状態に係止され、カバーの取り付けが完了する。 カ
バーは、全開時にもケース表面の係止ピンを完全被覆し
ているので、ケースの表面の美観が損なわれない。
【0010】2つの係合凹部にはそれぞれ相手の係合凹
部に向けて傾斜面が設けられているので、カバーは全閉
方向及び全開方向に向けて円滑に移動可能であり、カバ
ーを全閉方向に向けて摺動すると、係止ピンが開位置の
係合凹部より傾斜面に沿って滑り接触し、更にリブ及び
傾斜面を経由して閉側の係合凹部に係入したときに、カ
バーが全閉される。カバーは、全閉位置から全開位置ま
での間を移動可能であるが、全開位置の係合凹部の垂直
面がストッパになるので、ケースより脱落することはな
い。
部に向けて傾斜面が設けられているので、カバーは全閉
方向及び全開方向に向けて円滑に移動可能であり、カバ
ーを全閉方向に向けて摺動すると、係止ピンが開位置の
係合凹部より傾斜面に沿って滑り接触し、更にリブ及び
傾斜面を経由して閉側の係合凹部に係入したときに、カ
バーが全閉される。カバーは、全閉位置から全開位置ま
での間を移動可能であるが、全開位置の係合凹部の垂直
面がストッパになるので、ケースより脱落することはな
い。
【0011】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
する。なお、従来例と同一の部品には、同一符号を付し
て詳細説明を省略する。図1(A)は全閉状態のカバー
取付構造の一部破断側面図、図1(B)は全開状態のカ
バー取付構造の一部破断側面図、図2はカバー取付構造
の分解斜視図、図3(A)は全閉状態のカバー取付構造
の正面図、図3(B)は全開状態のカバー取付構造の正
面図である。
する。なお、従来例と同一の部品には、同一符号を付し
て詳細説明を省略する。図1(A)は全閉状態のカバー
取付構造の一部破断側面図、図1(B)は全開状態のカ
バー取付構造の一部破断側面図、図2はカバー取付構造
の分解斜視図、図3(A)は全閉状態のカバー取付構造
の正面図、図3(B)は全開状態のカバー取付構造の正
面図である。
【0012】ケース18の上半部18aの表面には、テ
ンキーが配列された入力操作部2が嵌着され、上半部1
8aの上縁及び両側縁に段部18bが設けられ、カバー
19の両側壁20に設けられた摺動片7がケース18の
案内部8に摺動可能に嵌合する(図2,図4参照)こと
は従来例と同様であが、本考案では、ケース18の上半
部18aに、ピン挿入用孔21が穿設され、ピン挿入用
孔21には係止ピン22が挿入される(図1,図2参
照)。
ンキーが配列された入力操作部2が嵌着され、上半部1
8aの上縁及び両側縁に段部18bが設けられ、カバー
19の両側壁20に設けられた摺動片7がケース18の
案内部8に摺動可能に嵌合する(図2,図4参照)こと
は従来例と同様であが、本考案では、ケース18の上半
部18aに、ピン挿入用孔21が穿設され、ピン挿入用
孔21には係止ピン22が挿入される(図1,図2参
照)。
【0013】係止ピン22は頭部22aと軸部22bと
により構成され、ピン挿入用孔21には、ケース18の
表面側(図1(B)において左側)に、頭部22aが挿
入される先端孔部21aが形成され、先端孔部21aの
右側に軸部22bが挿入される小径部21bが形成さ
れ、小径部21bの右側に大径部21cが形成される。
そして、軸部22bに、ばね23が巻回された係止ピン
22をピン挿入用孔21に挿入したのちに、軸部22b
に止め輪24が嵌着される。従って、係止ピン22は、
頭部22aがケース18の表面より突出する方向に付勢
される。
により構成され、ピン挿入用孔21には、ケース18の
表面側(図1(B)において左側)に、頭部22aが挿
入される先端孔部21aが形成され、先端孔部21aの
右側に軸部22bが挿入される小径部21bが形成さ
れ、小径部21bの右側に大径部21cが形成される。
そして、軸部22bに、ばね23が巻回された係止ピン
22をピン挿入用孔21に挿入したのちに、軸部22b
に止め輪24が嵌着される。従って、係止ピン22は、
頭部22aがケース18の表面より突出する方向に付勢
される。
【0014】カバー19の上端縁から、カバー19の裏
面方向に向けて上壁25が屈曲形成され、カバー19の
裏面の幅方向の中央には摺動方向に長いリブ14が設け
られ(図4参照)、リブ14の上部には、カバー19の
全閉位置において係止ピン22に相対する位置に頭部2
2aが係入可能な係合凹部26aが形成され、リブ14
の下部には、カバー19の全開位置において係止ピン2
2に相対する位置に、頭部22aが係入可能な係合凹部
26bが形成され、係合凹部26bより下方のリブが、
新品のカバー19取付時に係止ピン22を没入させる機
能を有する。
面方向に向けて上壁25が屈曲形成され、カバー19の
裏面の幅方向の中央には摺動方向に長いリブ14が設け
られ(図4参照)、リブ14の上部には、カバー19の
全閉位置において係止ピン22に相対する位置に頭部2
2aが係入可能な係合凹部26aが形成され、リブ14
の下部には、カバー19の全開位置において係止ピン2
2に相対する位置に、頭部22aが係入可能な係合凹部
26bが形成され、係合凹部26bより下方のリブが、
新品のカバー19取付時に係止ピン22を没入させる機
能を有する。
【0015】係合凹部26aの底部から係合凹部26b
に向けて次第に浅くなる傾斜面27aが形成され、係合
凹部26bには、底部から係合凹部26aに向けて次第
に浅くなる傾斜面27bが形成され、傾斜面27bの反
対側壁面に垂直面29が形成される(図1(A)参
照)。又、リブ14の下端縁に、カバー19を取り付け
るときに利用される円形部28が形成される(図4参
照)。
に向けて次第に浅くなる傾斜面27aが形成され、係合
凹部26bには、底部から係合凹部26aに向けて次第
に浅くなる傾斜面27bが形成され、傾斜面27bの反
対側壁面に垂直面29が形成される(図1(A)参
照)。又、リブ14の下端縁に、カバー19を取り付け
るときに利用される円形部28が形成される(図4参
照)。
【0016】次に、以上のように構成されたカバー取付
構造の作用を説明する。カバー19をケース18に取り
付けるには、カバー19の摺動片7をケース18の案内
部8に嵌着し、カバー19を全閉方向に僅かに移動した
ときに、円形部28に当たった係止ピン22がケース1
8に没入し、カバー3が全閉方向に移動可能になる。
構造の作用を説明する。カバー19をケース18に取り
付けるには、カバー19の摺動片7をケース18の案内
部8に嵌着し、カバー19を全閉方向に僅かに移動した
ときに、円形部28に当たった係止ピン22がケース1
8に没入し、カバー3が全閉方向に移動可能になる。
【0017】そして、係合凹部26bが係止ピン22に
位置に重なったときに、係止ピン22が係合凹部26b
に係入し、カバー19が全開状態に係止される(図1
(B)及び図3(B)参照)。係合凹部26bの底に傾
斜面27bが接続しているので、カバー19を下方(全
閉方向)に移動することができる。
位置に重なったときに、係止ピン22が係合凹部26b
に係入し、カバー19が全開状態に係止される(図1
(B)及び図3(B)参照)。係合凹部26bの底に傾
斜面27bが接続しているので、カバー19を下方(全
閉方向)に移動することができる。
【0018】カバー19を全閉位置に向けて摺動する
と、係止ピン22が係合凹部26bより傾斜面27bに
滑り接触し、傾斜面27bからリブ14の上面を経由し
て上方の傾斜面27aの順に滑り接触し、カバー19が
全閉位置に達したときに、係止ピン22が係合凹部26
aに係入し、カバー19が全閉状態に保持される(図1
(A)及び図3(A)参照)。従って、カバー19は全
開位置と全閉位置との間を移動可能であり、全開状態及
び全閉状態に保持される。カバー19が全開されたとき
には、係合凹部26bの垂直面29が係止ピン22に当
接するので、カバー19が取外されることはない。
と、係止ピン22が係合凹部26bより傾斜面27bに
滑り接触し、傾斜面27bからリブ14の上面を経由し
て上方の傾斜面27aの順に滑り接触し、カバー19が
全閉位置に達したときに、係止ピン22が係合凹部26
aに係入し、カバー19が全閉状態に保持される(図1
(A)及び図3(A)参照)。従って、カバー19は全
開位置と全閉位置との間を移動可能であり、全開状態及
び全閉状態に保持される。カバー19が全開されたとき
には、係合凹部26bの垂直面29が係止ピン22に当
接するので、カバー19が取外されることはない。
【0019】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、下記のような効果を奏する。 (1)本考案の錠装置のカバーの取付構造は、カバーの
裏面の形成したリブに2つの係合凹部を設け、ケースに
は係合凹部に係脱する係止ピンを設けた簡単な構造であ
るので、ドア錠装置が安価になる利点と、耐久性に優れ
る利点がある。 (2) 従来のカバー取付構造では、新品のカバーに取り
替える場合に、ケースの取り外し,分解,新品のカバー
取付け後の再組立,再取り付けを行う煩わしい作業が必
要であったが、本考案のカバー取付構造ではこのような
煩わしい作業を行うことなく、簡単に取付けられるよう
になり、取替作業能率が向上した。(3)取り付けられたカバーを開いても、ケースの表面
に設けられている目障りな係止ピンがカバーに被覆され
ているので、ドア錠装置の美観が保持され、且つピン挿
入孔と係止ピンとの隙間に塵埃などが侵入することがな
いので、開閉動作を頻繁に行うドア錠のカバーに適して
いる。 (4)係止ピンは係合凹部に係入したときに軽く係止さ
れるが、係合凹部に傾斜面を設けているので、カバーの
開閉方向の移動は何らの抵抗を受けることなく円滑に行
われる。 又、カバーの全開位置では係合凹部の垂直面が
係止ピンを確実に抜け止めするので、安全である。
で、下記のような効果を奏する。 (1)本考案の錠装置のカバーの取付構造は、カバーの
裏面の形成したリブに2つの係合凹部を設け、ケースに
は係合凹部に係脱する係止ピンを設けた簡単な構造であ
るので、ドア錠装置が安価になる利点と、耐久性に優れ
る利点がある。 (2) 従来のカバー取付構造では、新品のカバーに取り
替える場合に、ケースの取り外し,分解,新品のカバー
取付け後の再組立,再取り付けを行う煩わしい作業が必
要であったが、本考案のカバー取付構造ではこのような
煩わしい作業を行うことなく、簡単に取付けられるよう
になり、取替作業能率が向上した。(3)取り付けられたカバーを開いても、ケースの表面
に設けられている目障りな係止ピンがカバーに被覆され
ているので、ドア錠装置の美観が保持され、且つピン挿
入孔と係止ピンとの隙間に塵埃などが侵入することがな
いので、開閉動作を頻繁に行うドア錠のカバーに適して
いる。 (4)係止ピンは係合凹部に係入したときに軽く係止さ
れるが、係合凹部に傾斜面を設けているので、カバーの
開閉方向の移動は何らの抵抗を受けることなく円滑に行
われる。 又、カバーの全開位置では係合凹部の垂直面が
係止ピンを確実に抜け止めするので、安全である。
【図1】図1(A)及び図1(B)は全閉状態及び全開
状態のカバー取付構造の一部破断側面図である。
状態のカバー取付構造の一部破断側面図である。
【図2】カバー取付構造の分解斜視図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)は全閉状態及び全開
状態のカバー取付構造の正面図である。
状態のカバー取付構造の正面図である。
【図4】カバーの裏面側斜視図である。
【図5】従来のカバー取付構造の分解斜視図である。
【図6】従来のカバー取付構造の要部縦断面図である。
【図7】従来のカバー取付構造の一部破断平面図であ
る。
る。
【図8】従来のカバー取付構造におけるカバーの裏面側
斜視図である。
斜視図である。
2 入力操作部 7 摺動片 8 案内部 14 リブ 18 ケース 18a 上半部 18b 段部 19 カバー 19a 下端部 20 両側壁 21 ピン挿入用孔 21a 先端孔部 21b 小径部 21c 大径部 22 係止ピン 22a 頭部 22b 軸部 23 ばね 24 止め輪 25 上壁 26a,26b 係合凹部 27a,27b 傾斜面 28 円形部 29 垂直面
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチ等の入力操作部を有するケース
と、該ケースに設けられた案内部に摺動可能に設けられ
上記ケースを開閉するカバーの取り付け構造において、 上記ケースに、ピン挿入用孔と該ピン挿入用孔に挿入さ
れ先端が上記ケース表面より突出する方向に付勢される
係止ピンを設け、 上記カバーの裏面に上記摺動方向に延びるリブを設け、
該リブの上部に上記カバーの閉位置において上記係止ピ
ンが係入する係合凹部を設け、上記リブの下部に上記カ
バーの開位置において上記係止ピンが係入する係合凹部
を設け、該一対の係合凹部に、相手側の係合凹部に向け
て浅くなる傾斜面をそれぞれ設け、上記下部の係合凹部
には、上記傾斜面の反対側に、上記係止ピンを係止する
垂直面を設け、 上記係止ピンは上記リブの下部に押動されてケース表面
より没入し、上記カバーの移動により上記係止ピンが上
記下部の係合凹部に係入する ことを特徴とするドア錠装
置のカバーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992017572U JP2571496Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ドア錠装置のカバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992017572U JP2571496Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ドア錠装置のカバーの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578843U JPH0578843U (ja) | 1993-10-26 |
JP2571496Y2 true JP2571496Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=11947632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992017572U Expired - Lifetime JP2571496Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ドア錠装置のカバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571496Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11217960A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Alpha Corp | スライドカバーの錠装置 |
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