JPH0543592Y2 - - Google Patents

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JPH0543592Y2
JPH0543592Y2 JP8720488U JP8720488U JPH0543592Y2 JP H0543592 Y2 JPH0543592 Y2 JP H0543592Y2 JP 8720488 U JP8720488 U JP 8720488U JP 8720488 U JP8720488 U JP 8720488U JP H0543592 Y2 JPH0543592 Y2 JP H0543592Y2
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JP
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cover
case body
recess
remote controller
locking pieces
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はリモートコントローラに関するもの
であり、特に、エアコン等に使用されるリモート
コントローラのカバースライド装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来の此種リモートコントローラを別紙第5図
及び第6図に従つて説明する。同図はエアコンデ
イシヨナのリモートコントローラを示したもので
あり、ケース本体1上部には常時露出した第1の
操作部2を設けてある。そして、該ケース本体1
の下部にはカバー3が開閉自在に設けられ、この
カバー3を開放したときに第2の操作部4が露出
するように形成されている。
第1の操作部2には常時使用される操作スイツ
チが設けられており、例えば電源スイツチ5、冷
暖房の運転切換スイツチ6、タイマー切換スイツ
チ7、風速切換スイツチ8等を取付けてある。一
方、第2の操作部4には比較的使用頻度の少ない
操作スイツチが設けられている。例えば、タイマ
ーの時間設定スイツチ9や室温設定スイツチ10
等で、一度設定すればその後調整することが少な
いので、通常は第5図に示すように、前記カバー
3にて被蔽してある。該カバー3の上下隅部に突
設されたヒンジ11,11はケース本体1の凹部
12,12へ嵌入されており、このヒンジ11,
11を回動中心として前記カバー3が図中手前方
向に開閉される。
[考案が解決しようとする課題] 前述した従来のリモートコントローラは、第1
の操作部2と第2の操作部4を備え、第2の操作
部4は任意に開閉できるカバー3にて被蔽されて
いる。該カバー3はヒンジ11,11を回動中心
に開閉するものであるが、最近スライド型のカバ
ーを要望されることが多くなつている。
そこで、第2の操作部4をスライド型のカバー
で被蔽するために解決せられるべき技術的課題が
生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために提案せら
れたものであり、ケース本体に常時露出した第1
の操作部と、任意に開閉するカバーによつて被蔽
された第2の操作部とを備えたリモートコントロ
ーラに於て、前記ケース本体とカバーとをスライ
ド自在に形成すると共に、カバー側のスライド部
に凹部を穿設し、且つ、ケース本体側のスライド
部に2つの異なる形状の係止片を出没自在に設
け、該カバーが第2の操作部を被蔽する位置で一
方の係止片が前記凹部に係合し、更に、該カバー
が第2の操作部を露出する位置で他方の係止片が
凹部に係合するように形成したことを特徴とする
リモートコントローラのカバースライド装置を提
供せんとするものである。
[作用] この考案は、リモートコントローラのケース本
体とカバーとをスライド自在に形成してある。カ
バー側のスライド部には凹部を穿設してあり、ケ
ース本体側のスライド部には2箇所に係止片を出
没自在に設けてある。之等係止片は異なる形状と
し、夫々前記凹部と係合できるように形成されて
いる。即ち、カバーが閉塞された状態のときに
は、一方の係止片が凹部に係合して前記カバーの
スライドを停止させている。そして、前記カバー
を引出してスライドさせ、第2の操作部が露出し
た位置にて他方の係止片が凹部に係合し、前記カ
バーのスライドを停止させる。
ここで、例えば該他方の係止片の形状を前記一
方の係止片の形状より鋭角的に形成し、凹部との
係合を更に強くすれば、前記カバーは第2の操作
部が露出した状態からは、それ以上引出すことが
困難となる。斯くの如く、前記カバーのスライド
の係合力を2個所で強弱異つたものに設定でき、
操作性を向上させることができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第
1図乃至第4図に従つて詳述する。尚、説明の都
合上、従来公知に属する構成も同時に説明する。
第1図A及びBはエアコンデイシヨナのワイヤ
レスリモートコントローラを示したものであり、
符号15は樹脂製のケース本体である。該ケース
本体15の前部(図中上方向)に発信部のカバー
16が嵌着され、上面側の前部はソーラー電池の
受光部17及びコントローラ表示部18が設けら
れている。ケース本体15の略中央部には、電源
スイツチ19及びタイマー切換スイツチ20、風
向調整スイツチ21等各種のスイツチを設けて第
1の操作部22が構成されている。該ケース本体
15の後部は、スライド自在なカバー23にて被
蔽されている。
第2図A及びBに於て、前記ケース本体15に
ついて更に詳述する。該ケース本体15は、アツ
パーケース15aとロアーケース15bとを合接
して形成してあり、夫々のケース15a,15b
間に回路基板24が挟持されて取付けられてい
る。該アツパーケース15aには、前述した第1
の操作部22の後部位置に近接して運転切換スイ
ツチ25、ハイパワースイツチ26、並びにタイ
マ設定スイツチ27,27等各種のスイツチが設
けられており、第2の操作部28を構成してい
る。一方、ロアーケース15bの左右両端部は後
部に向つて途中からやや幅を狭くし、且つ、厚味
を薄く段設してスライド部29,29を形成して
ある。このスライド部29,29には前後に開口
部30,31を設けてあり、ストツパ32の夫々
の係止片32a,32bを嵌入してある。該スト
ツパ32は平面視が略く字状の樹脂製であり、そ
の中央部32cの上下に突出したピン33,33
を、ロアーケース15b底面に設けた支持溝3
4,34へ遊嵌すると共に、該ストツパ32の両
端を拡開して係止片32a,32bを夫々前記開
口部30,31へ嵌入してある。而して、之等係
止片32a,32bは開口部30,31から外側
方向へ突出するように付勢されているが、夫々の
係止片32a,32bの上下に突出したピン3
5,35がスライド部29のガイド36の端部及
びアツパーケース15aのガイド(図示せず)の
端部によつて係止され、それ以上外側へ突出しな
いように形成されている。又、之等係止片32
a,32bは夫々形状を異にしており、開口部3
0から突出している一方の係止片32aは半円状
に突設され、開口部31から突出している他方の
係止片32bは鋭角的なフツク状に突設されてい
る。
次に第3図A及びBに於て、前記カバー23に
ついて更に説明する。該カバー23は内部が空洞
になつており、左右両側にスライド部37,37
を突設し、更に、前部は上面が切欠されて開放部
38を設けている。該スライド部37,37間の
内寸法は、前記ケース本体15のスライド部2
9,29間の外寸法と略同寸法とし、之等双方の
スライド部29,29,37,37が摺動して、
前記ケース本体15とカバー23とがスライド自
在に形成されている。又、該カバー23のスライ
ド部37は前端部37aを斜設して挿入を容易に
してあり、且つ、開放部38の切欠面近傍位置へ
凹部39を穿設してある。
上記カバー23のスライド部37,37を前記
ケース本体15のスライド部29,29へ合致さ
せて、カバー23を装着すれば第1図に示した状
態となる。この状態では、ストツパ32の一方の
係止片32aがカバー23の凹部39に係合し、
該カバー23が閉塞された状態を保持している。
従つて、第1の操作部22のみが使用可能となつ
ている。ここで、該カバー23を後方に引出して
スライドさせれば、第4図に示した状態となる。
第4図A及びBは前記カバー23が引出された
状態を示しており、ストツパ32の他方の係止片
32bがカバー23の凹部39に係合している。
該係止片32bは鋭角的なフツク状であるため、
凹部39とは強く係合され、容易には前記カバー
23をこれ以上引出すことができずカバー23の
脱落防止となつている。そして、同図に於ては前
述した運転切換スイツチ25をはじめとする第2
の操作部28が露出し、必要なスイツチを操作し
て設定することができる。然る後、前記カバー2
3を前方にスライドして閉塞すれば、第2の操作
部28は被蔽されるのである。尚、第4図に示し
た状態で前記カバー23を更に強く引出すことに
より、カバー23を取り外すことができケース本
体15内部を点検修理することができる。
斯くして、通常は使用頻度の高い第1の操作部
22のみを露出させておき、必要に応じてカバー
23をスライドさせて第2の操作部28を露出さ
せることができる。而も、カバー23のスライド
に当つては、異なる形状の係止片32a,32b
によつて係合力を異にすることができ、カバー2
3の脱落を防止することができる。
[考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述したように、
リモートコントローラのケース本体とカバーとを
スライド自在に形成してある。そして、ケース本
体側のスライド部に設けた係止片がカバー側のス
ライド部の凹部に係合して、前記カバーのスライ
ドを適宜位置で係止させることができる。而も、
2つの異なる形状の係止片を設けてあるため、
夫々の係止片による係合力を強弱異つたものに設
定できる。従つて、カバーを引出した状態で強い
係合状態にすれば、カバーの脱落防止となる。斯
くして、第2の操作部を任意に開閉するためにカ
バーのスライドを円滑に為すことができ、操作性
の向上に寄与できる考案である。
尚、この考案の目的及び効果が一致する限り、
この考案は上記一実施例に限定されることなく、
他の類似の構成のものに及ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示した
ものであり、第1図Aはリモートコントローラの
一部切欠側面図、第1図Bは同一切欠平面図、第
2図Aはケース本体の一部切欠側面図、第2図B
は同一部切欠平面図、第3図Aはカバーの一部切
欠側面図、第3図Bは同一部切欠平面図、第4図
Aはカバーが引出された状態を示す一部切欠側面
図、第4図Bは同一部切欠平面図である。第5図
及び第6図は従来例を示したものであり、第5図
はカバーを閉塞した状態のリモートコントローラ
の正面図、第6図はカバーを開放した状態のリモ
ートコントローラの正面図である。 15……ケース本体、22……第1の操作部、
23……カバー、28……第2の操作部、29,
37……スライド部、32……ストツパ、32
a,32b……係止片、39……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体に常時露出した第1の操作部と、任
    意に開閉するカバーによつて被蔽された第2の操
    作部とを備えたリモートコントローラに於て、前
    記ケース本体とカバーとをスライド自在に形成す
    ると共に、カバー側のスライド部に凹部を穿設
    し、且つ、ケース本体側のスライド部に2つの異
    なる形状の係止片を出没自在に設け、該カバーが
    第2の操作部を被蔽する位置で一方の係止片が前
    記凹部に係合し、更に、該カバーが第2の操作部
    を露出する位置で他方の係止片が凹部に係合する
    ように形成したことを特徴とするリモートコント
    ローラのカバースライド装置。
JP8720488U 1988-06-30 1988-06-30 Expired - Lifetime JPH0543592Y2 (ja)

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JP8720488U JPH0543592Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JP8720488U JPH0543592Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JPH028281U JPH028281U (ja) 1990-01-19
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JP2571496Y2 (ja) * 1992-03-30 1998-05-18 株式会社アルファ ドア錠装置のカバーの取付構造

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