JPH0578843U - ドア錠装置のカバーの取付構造 - Google Patents

ドア錠装置のカバーの取付構造

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JPH0578843U
JPH0578843U JP1757292U JP1757292U JPH0578843U JP H0578843 U JPH0578843 U JP H0578843U JP 1757292 U JP1757292 U JP 1757292U JP 1757292 U JP1757292 U JP 1757292U JP H0578843 U JPH0578843 U JP H0578843U
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cover
case
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locking pin
pin
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博之 小島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースをドアから取外して分解することなく
カバーを簡単に取り付けることができるドア錠装置のカ
バーの取り付け構造を提供するものである。 【構成】 ケース18に設けたピン挿入用孔21に係止
ピン22を挿入すると共に係止ピン22をケース18の
表面から突出する方向に付勢するばね23を設け、カバ
ー19の裏面に、カバー19が開位置で係止ピン22が
保持される垂直面29とカバー3が開位置から閉位置に
摺動するときに係止ピン22が移動可能な傾斜面27b
を有する係合凹部26bを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スイッチ等の入力設定部を有するケースの表面に摺動可能に取り付 けられ、開位置及び閉位置においてケースに係止されるドア錠装置のカバーの取 付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ケースに摺動可能に取り付けられケース表面を開閉するカバーを、開位置に係 止する従来のドア錠装置のカバーの取付構造については、図5,図6,図7に示 すものがある。 図5に示すように、ケース1の上半部1aの表面は、後述するカバー3が摺動 可能に取り付けられるために、カバー3の厚さだけ低くなっており、この上半部 1aに、テンキーが配列された入力操作部2が嵌着される。
【0003】 ケース1の上半部1aの上縁部,両側縁部には、更に一段低くなった段部1b が形成される(図5参照)。 カバー3の上端縁及び両側縁には上部壁5(図6,図8参照)及び両側壁6( 図7,図8参照)が屈曲延設され、両側壁6には内側に屈曲する摺動片7が設け られる。
【0004】 両側壁6はケース1の段部1bに挿入され、カバー3が全閉されたときに上部 壁5が段部1bに位置し、カバー3がケース1の上半部1aを被覆する。 摺動片7は、ケース1の両側面に形成された溝形状の案内部8に摺動可能に嵌 着され、カバー3は図6において上下方向に摺動可能である。 ケース1には、入力操作部2の上方に、ピン用孔9が穿設され、ピン用孔9の 両側にに底付きの孔10が穿設され、ピン用孔9には、先端部がケース1の表面 より突出する抜け止めピン11が挿入され、底付きの孔10には、ばね12及び 鋼球13が挿入される(図5,図6参照)。
【0005】 カバー3の裏面には、下端縁のほぼ中央にストッパ15が突設されるので、カ バー3を全開した場合でもカバー3がケース1から外れることはない。 カバー3の裏面には、カバー3が下降端に達したときに各鋼球13が係入する 凹部16aと、カバー3が上昇端に達したときに各鋼球13が係入する凹部16 bが設けられる(図6,図8参照)。
【0006】 従って、カバー3が上昇限に達したときに鋼球13が凹部16bに係入し、カ バー3が全開に保持され、カバー3が下降限に達したときに鋼球13が凹部16 aに係入し、カバー3が全閉に保持される。 カバー3が全開位置に保持されるとテンキー操作が容易であり、又、不使用時 には、カバー3が全閉位置に保持され、入力操作部2が密閉状態に被覆保護され る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
カバー3は、開閉操作を容易にするために軽量化が要求され、その他外観上の 理由や製造を容易にするためなどの理由からプラスチック材が使用されることが 少なくない。 プラスチック材製のカバー3は、充分使用に耐えられる強度を有するが、乱暴 な扱いを受けた場合に破損することがあり、破損したカバー3を新品と取替える 場合には、ケース1をドアから取り外して分解し、新品のカバー3を取り付けた 後に再組立,再取り付けしなければならない面倒があった。 本考案はかかる課題を解決することを目的としており、ケースをドアから取り 外すことなく、しかもケースを分解しないで新品のカバーを簡単に取り付けるこ とができるカバーの取付構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のカバーの取付構造は、 スイッチ等の入力操作部を有するケースと、該ケースに摺動可能に設けられ上 記ケースを開閉するカバーの取り付け構造において、 上記ケースに、ピン挿入用孔と該ピン挿入用孔に挿入され先端が上記カバーよ り出没可能に設けられた係止ピンとを設け、 上記カバーの裏面に、上記カバーの開位置において上記係止ピンが保持される 垂直面と上記カバーを開位置から閉位置に摺動するときに、上記係止ピンが摺動 可能な傾斜面とを有する係合凹部を設けた。
【0009】
【作用】
上記のように構成されたカバーの取付構造では、新品のカバーを取り付けるに は、カバーをケースの案内部に嵌着してカバーの端部により係止ピンを押動し、 係止ピンを没入する。 次に、カバーをそのまま移動すると、カバーが全開位置に到達したときに係止 ピンが係合凹部に係入し、カバーが全開状態に係止される。
【0010】 係合凹部には傾斜面が設けられているので、カバーは全閉方向には移動可能で あり、カバーを全閉位置に向けて摺動すると、係止ピンが係合凹部より傾斜面に 沿って滑り接触し、カバーが全閉される。 カバーは、全閉位置から全閉位置までの間を移動可能であるが、ケースより脱 落することはない。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明する。なお、従来例と同一の部品 には、同一符号を付して詳細説明を省略する。 図1(A)は全閉状態のカバー取付構造の一部破断側面図、図1(B)は全開 状態のカバー取付構造の一部破断側面図、図2はカバー取付構造の分解斜視図、 図3(A)は全閉状態のカバー取付構造の正面図、図3(B)は全開状態のカバ ー取付構造の正面図である。
【0012】 ケース18の上半部18aの表面には、テンキーが配列された入力操作部2が 嵌着され、上半部18aの上縁及び両側縁に段部18bが設けられ、カバー19 の両側壁20に設けられた摺動片7がケース18の案内部8に摺動可能に嵌合す る(図2,図4参照)ことは従来例と同様であが、本考案では、ケース18の上 半部18aに、ピン挿入用孔21が穿設され、ピン挿入用孔21には係止ピン2 2が挿入される(図1,図2参照)。
【0013】 係止ピン22は頭部22aと軸部22bとにより構成され、ピン挿入用孔21 には、ケース18の表面側(図1(B)において左側)に、頭部22aが挿入さ れる先端孔部21aが形成され、先端孔部21aの右側に軸部22bが挿入され る小径部21bが形成され、小径部21bの右側に大径部21cが形成される。 そして、軸部22bに、ばね23が巻回された係止ピン22をピン挿入用孔2 1に挿入したのちに、軸部22bに止め輪24が嵌着される。 従って、係止ピン22は、頭部22aがケース18の表面より突出する方向に 付勢される。
【0014】 カバー19の上端縁から、カバー19の裏面方向に向けて上壁25が屈曲形成 され、カバー19の裏面の中央には縦方向に長いリブ14が設けられ(図4参照 )、リブ14には、カバー19が全閉位置において係止ピン22に相対する位置 に頭部22aが係入可能な係合凹部26aが形成され、カバー19が全開位置に おいて係止ピン22に相対する位置に、頭部22aが係入可能な係合凹部26b が形成される。
【0015】 係合凹部26aの底部から係合凹部26bに向けて次第に浅くなる傾斜面27 aが形成され、係合凹部26bには、底部から係合凹部26aに向けて次第に浅 くなる傾斜面27bが形成され、傾斜面27bの反対側壁面に垂直面29が形成 される(図1(A)参照)。 又、リブ14の下端縁に、カバー19を取り付けるときに利用される円形部2 8が形成される(図4参照)。
【0016】 次に、以上のように構成されたカバー取付構造の作用を説明する。 カバー19をケース18に取り付けるには、カバー19の摺動片7をケース1 8の案内部8に嵌着し、カバー19を全閉方向に僅かに移動したときに、円形部 28に当たった係止ピン22がケース18に没入し、カバー3が全閉方向に移動 可能になる。
【0017】 そして、係合凹部26bが係止ピン22に位置に重なったときに、係止ピン2 2が係合凹部26bに係入し、カバー19が全開状態に係止される(図1(B) 及び図3(B)参照)。 係合凹部26bの底に傾斜面27bが接続しているので、カバー19を下方( 全閉方向)に移動することができる。
【0018】 カバー19を全閉位置に向けて摺動すると、係止ピン22が係合凹部26bよ り傾斜面27bに滑り接触し、傾斜面27bからリブ14の上面を経由して上方 の傾斜面27aの順に滑り接触し、カバー19が全閉位置に達したときに、係止 ピン22が係合凹部26aに係入し、カバー19が全閉状態に保持される(図1 (A)及び図3(A)参照)。 従って、カバー19は全開位置と全閉位置との間を移動可能であり、全開状態 及び全閉状態に保持される。 カバー19が全開されたときには、係合凹部26bの垂直面29が係止ピン2 2に当接するので、カバー19が取外されることはない。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、従来のカバー取付構造では、新品 のカバーに取り替える場合に、ケースの取り外し,分解,新品のカバー取付け後 の再組立,再取り付けを行う煩わしい作業が必要であったが、本考案のカバー取 付構造ではこのような煩わしい作業を行うことなく、簡単に取付けられるような なり、作業能率が向上した。 又、カバー取付構造も簡単になり、安価に製造できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び図1(B)は全閉状態及び全開
状態のカバー取付構造の一部破断側面図である。
【図2】カバー取付構造の分解斜視図である。
【図3】図3(A)及び図3(B)は全閉状態及び全開
状態のカバー取付構造の正面図である。
【図4】カバーの裏面側斜視図である。
【図5】従来のカバー取付構造の分解斜視図である。
【図6】従来のカバー取付構造の要部縦断面図である。
【図7】従来のカバー取付構造の一部破断平面図であ
る。
【図8】従来のカバー取付構造におけるカバーの裏面側
斜視図である。
【符号の説明】
2 入力操作部 7 摺動片 8 案内部 14 リブ 18 ケース 18a 上半部 18b 段部 19 カバー 19a 下端部 20 両側壁 21 ピン挿入用孔 21a 先端孔部 21b 小径部 21c 大径部 22 係止ピン 22a 頭部 22b 軸部 23 ばね 24 止め輪 25 上壁 26a,26b 係合凹部 27a,27b 傾斜面 28 円形部 29 垂直面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ等の入力操作部を有するケース
    と、該ケースに摺動可能に設けられ上記ケースを開閉す
    るカバーの取り付け構造において、 上記ケースに、ピン挿入用孔と該ピン挿入用孔に挿入さ
    れ先端が上記カバーより出没可能に設けられた係止ピン
    とを設け、 上記カバーの裏面に、上記カバーの開位置において上記
    係止ピンが保持される垂直面と上記カバーを開位置から
    閉位置に摺動するときに、上記係止ピンが摺動可能な傾
    斜面とを有する係合凹部を設けたことを特徴とするドア
    錠装置のカバーの取付構造。
JP1992017572U 1992-03-30 1992-03-30 ドア錠装置のカバーの取付構造 Expired - Lifetime JP2571496Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11217960A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Alpha Corp スライドカバーの錠装置
ITTV20130164A1 (it) * 2013-10-14 2015-04-15 Pier Luigi Oliana Struttura di dispositivo di protezione, particolarmente per una serratura di una porta o anta.
ITTV20130163A1 (it) * 2013-10-14 2015-04-15 Pier Luigi Oliana Struttura di dispositivo di protezione, particolarmente per una serratura di una porta o anta.

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JPS61169587A (ja) * 1985-01-23 1986-07-31 和光技研工業株式会社 ドア用スイツチ
JPH028281U (ja) * 1988-06-30 1990-01-19

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