JPH07248069A - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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Publication number
JPH07248069A
JPH07248069A JP4157994A JP4157994A JPH07248069A JP H07248069 A JPH07248069 A JP H07248069A JP 4157994 A JP4157994 A JP 4157994A JP 4157994 A JP4157994 A JP 4157994A JP H07248069 A JPH07248069 A JP H07248069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
core
plunger
bobbin
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4157994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ishikawa
川 和 男 石
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP4157994A priority Critical patent/JPH07248069A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異物の侵入を防止すると共に、流出側の通路
面積を流入側のそれよりも十分に大きく確保することが
でき、更に強度低下を防止することのないソレノイドバ
ルブの提供を目的とする。 【構成】 ハウジング15内に配設されコイル10が巻
回された非磁性材のボビン11と、ボビンの中心部の一
方の側に位置し且つ他方の側に常時付勢されるコア12
と、ボビンの中心部に摺動自在に配設され付勢手段によ
りコアと離れる方向に付勢されるプランジャ13と、少
なくとも一つの端が半径方向外周側に向けて開口した通
路19a、19bと、プランジャの作動と連動して通路
の連通及び遮断を行うバルブ23、20aとを備えたソ
レノイドバルブにおいて、通路の外周側に位置する環状
カバー15aを備えたことを特徴とするソレノイドバル
ブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソレノイドバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のソレノイドバルブとしては、実公
平4−42615号公報に開示される技術が知られてい
る。図4は、上記公報に開示されるソレノイドバルブの
断面図である。同図において、100は非磁性体である
樹脂からなるボビン101に巻回れたコイルであって、
導線102を介して通電されるようになっている。コイ
ル100及びボビン101は、ハウジング103内に収
納されてかしめ固定されている。ボビン101の中心部
には、磁性材よりなるコア104及びプランジャ105
が配設されていて、両者の間にはスプリング106が配
設されてエアギャップが形成されている。プランジャ1
05は、弁体部105aを有している。この弁体部10
5aは、ハウジング103に固定され外周と軸方向端面
に開口した通路108a、108bを形成する通路形成
部材107内に往復動可能に配設されている。
【0003】上記構成の従来技術では、コイル100に
電流を流すとプランジャ105とコア104との間に吸
引力が発生し、この吸引力がスプリング106の付勢力
に勝るとプランジャ105が図中左方へ往動して通路1
08が連通される。一方、コイル100への通電が絶た
れると、プランジャ105とコア104との間の吸引力
が消滅してスプリング106の付勢力によりプランジャ
105が図中右方へ復動し、弁体部105aが通路形成
部材の弁座部107aに当接すると通路108が遮断さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、通路108bが図中上方に開口しているために、上
方より落下した異物が弁体部105aと弁座部107a
との間に挟み込まれて通路108を遮断できなくなると
いった問題がある。この問題を解決するために、通路1
08bの開口を下方に位置させて異物の侵入を防止する
ことが考えられるが、ソレノイドバルブでは一般的に流
入側よりも流出側の通路面積を十分に大きく取ることに
より流路抵抗を低減させることが行われる。例えば、上
記従来技術では、流入側通路を軸方向端面に一か所開口
した通路108a、流出側通路を外周に二ヵ所開口した
通路108bとして、流出側通路を複数個設けて流出側
の通路面積を流入側のそれよりも十分に大きく確保して
いる。又、複数の開口を全て下方に設けることによっ
て、異物の侵入を防止すると共に、流出側の通路面積を
流入側のそれよりも十分に大きくとることも考えられる
が、通路形成部材107に強度の弱い部分が出てくるた
め好ましくない。
【0005】本発明は、異物の侵入を防止すると共に、
流出側の通路面積を流入側のそれよりも十分に大きく確
保することができ、更に強度低下を防止することのない
ソレノイドバルブの提供を技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため本発明において講じた技術的手段は、ハウジ
ング内に配設されコイルが巻回された非磁性材のボビン
と、ボビンの中心部の一方の側に位置し且つ他方の側に
常時付勢されるコアと、ボビンの中心部に摺動自在に配
設され付勢手段によりコアと離れる方向に付勢されるプ
ランジャと、少なくとも一つの端が半径方向外周側に向
けて開口した通路と、プランジャの作動と連動して通路
の連通及び遮断を行うバルブとを備えたソレノイドバル
ブにおいて、通路の外周側に位置する環状カバーを備え
たことである。
【0007】更に好ましくは、環状カバーはハウジング
よりバーリング加工により形成されることである。
【0008】
【作用】本発明においては、コイルに通電することによ
りコアとプランジャとの間に発生する吸引力を利用して
プランジャを駆動し、通路の連通及び遮断を行うことが
できソレノイドバルブであって、通路の外周側に位置す
る環状カバーを備えたことによって、上方より落下して
きた異物が通路内に侵入することが防止される。
【0009】又、カバーが環状であるために、通路の開
口を複数個設けて流出側の通路面積を流入側のそれより
も十分に大きく確保することができると共に、開口を下
方に集中させる必要がないために強度低下も防止され
る。
【0010】又、環状カバーがハウジングよりバーリン
グ加工により形成されることによって、環状カバーとハ
ウジングとが一体的に成形されるため、両者を固定する
ための手段を設ける必要がなく低コストである。
【0011】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本実施例のソレノイドバルブの断面
図である。同図において、コイル10は非磁性材である
樹脂よりなるボビン11に巻回され、導線22により通
電されるようになっている。ボビン11の中心の一端側
には磁性材よりなるコア12が、他端側には磁性材より
なるプランジャ13が配設され、両者はスプリング14
によって互いに離れる方向に常時付勢されている。
【0013】コア12は、ハウジング15にかしめによ
り固定され、更に磁路を形成するOリング16とスプリ
ングワッシャ17を介して接触している。
【0014】プランジャ13は、ボビン11の中心を往
復動可能に配設され、更に磁路を形成するOリング18
及び内部に通路19a、19bが形成された通路形成部
材20の中心を摺動するようになっている。
【0015】尚、コイル10の外周には、Oリング16
と18とに接触する磁路部材21が配設されていて、コ
ア12とOリング16と磁路部材21とOリング18と
プランジャ13とで磁路が形成される構成となってい
る。
【0016】通路形成部材20は、軸方向端面に開口す
る第1通路19aと、外周に開口する第2通路19bと
が形成されている。又、通路形成部材20の内部には、
第1及び第2通路19aと19bとの連通及び遮断を切
り換えるためのバルブを構成するボール弁体23が配設
されて、このボール弁体23と通路形成部材20の弁座
部20aとが当接することにより第1通路19aと第2
通路19bとが遮断される構成となっている。
【0017】第2通路19bの外周には、ハウジング1
5よりバーリング加工されて形成された環状カバー15
aが位置していて上方から落下してきた異物が第2通路
19bに侵入できないようになっている。次に、本実施
例の作動について説明する。
【0018】コイル10に電流を流すと、コア12、O
リング16、磁路部材21、Oリング18、プランジャ
13に磁路が形成され、コア12とプランジャ13との
間に吸引力が生じる。この吸引力がスプリング14の付
勢力に勝ると、プランジャ13がコア12側に移動して
ボール弁体23と通路形成部材20の弁座部20aとが
離れ、第1通路19aと第2通路19bとが連通させら
れる。
【0019】コイル10への通電が絶たれると、コア1
2とプランジャ13との間の吸引力が消滅し、スプリン
グ14の付勢によってプランジャ13がコア12から離
れる方向に移動して、ボール弁体23と通路形成部材2
0の弁座部20aとが当接し第1通路19aと第2通路
19bとが遮断される。
【0020】本実施例においては、環状カバー15aを
備えたことによって、上方より落下してきた異物が通路
内に侵入することが防止されると共に、第2通路19b
の開口を複数個設けて流出側(例えば第2通路19b)
の通路面積を流入側(例えば第1通路19a)のそれよ
りも十分に大きく確保することができると共に、開口を
下方に集中させる必要がないために通路形成部材20の
強度低下も防止される。
【0021】又、環状カバー15aがハウジング15よ
りバーリング加工により形成されるために、環状カバー
15aとハウジング15とが一体的に成形されるため、
両者を固定するための手段を設ける必要がなく低コスト
である。
【0022】図2及び図3は、本発明に係る別実施例の
ソレノイドバルブの断面図である。
【0023】これらの別実施例においては、環状カバー
15aがハウジング15と別体で形成され、図2に示す
別実施例では溶接により固定され、図3に示す別実施例
ではネジにより固定されている。上記別実施例による
と、環状カバー15の軸方向長さを寸法通りに成形しや
すいという利点がある。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明においては、通路の外周
側に位置する環状カバーを備えたことによって、上方よ
り落下してきた異物が通路内に侵入することが防止され
る。又、カバーが環状であるために、通路の開口を複数
個設けて流出側の通路面積を流入側のそれよりも十分に
大きく確保することができると共に、開口を下方に集中
させる必要がないために強度低下も防止される。
【0025】請求項2の発明においては、環状カバーが
ハウジングよりバーリング加工により形成されることに
よって、環状カバーとハウジングとが一体的に成形され
るため、両者を固定するための手段を設ける必要がなく
低コストである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るソレノイドバルブの断面図を示
す。
【図2】本発明に係る別実施例のソレノイドバルブの断
面図を示す。
【図3】本発明に係る別実施例のソレノイドバルブの断
面図を示す。
【図4】従来のソレノイドバルブの断面図を示す。
【符号の説明】
10・・・コイル 11・・・ボビン 12・・・コア 13・・・プランジャ 14・・・スプリング 15・・・ハウジング 15a・・・環状カバー 19a・・・第1通路 19b・・・第2通路 20a・・・弁座部 23・・・ボール弁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に配設されコイルが巻回さ
    れた非磁性材のボビンと、該ボビンの中心部の一方の側
    に位置し且つ他方の側に常時付勢されるコアと、前記ボ
    ビンの中心部に摺動自在に配設され付勢手段により前記
    コアと離れる方向に付勢されるプランジャと、少なくと
    も一つの端が半径方向外周側に向けて開口した通路と、
    前記プランジャの作動と連動して前記通路の連通及び遮
    断を行うバルブとを備えたソレノイドバルブにおいて、 前記通路の外周側に位置する環状カバーを備えたことを
    特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 【請求項2】 前記環状カバーは前記ハウジングよりバ
    ーリング加工により形成されることを特徴とする請求項
    1記載のソレノイドバルブ。
JP4157994A 1994-03-11 1994-03-11 ソレノイドバルブ Pending JPH07248069A (ja)

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JP4157994A JPH07248069A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 ソレノイドバルブ

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JPH07248069A true JPH07248069A (ja) 1995-09-26

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JP (1) JPH07248069A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109553265A (zh) * 2018-12-29 2019-04-02 四川磊蒙机械设备有限公司 一种全自动污泥浓缩脱水一体化带式压滤机
WO2022148444A1 (zh) * 2021-01-08 2022-07-14 浙江盾安人工环境股份有限公司 电磁阀

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