JPH07247711A - 走行可能な付帯建物を備えた工場建物 - Google Patents
走行可能な付帯建物を備えた工場建物Info
- Publication number
- JPH07247711A JPH07247711A JP6214294A JP6214294A JPH07247711A JP H07247711 A JPH07247711 A JP H07247711A JP 6214294 A JP6214294 A JP 6214294A JP 6214294 A JP6214294 A JP 6214294A JP H07247711 A JPH07247711 A JP H07247711A
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- JP
- Japan
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- building
- main
- main body
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工場建物内の物品を保守点検するための作業
面積を省スペース化し、建物の建設費を低減し、狭隘な
場所で作業効率を向上する付帯建物を備えた工場建物。 【構成】 本体建物1と、該本体建物1内の物品を横方
向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域4を覆う付帯建
物2とからなり、該付帯建物2は本体建物1側の短脚柱
6と該短脚柱6に対向する長脚柱7とを有し、該短脚柱
6の下端部に備えた車輪8を本体建物1の棟部29に配
設したレール9に接触、支持、該長脚柱7の下端部に備
えた車輪10を地上に配設したレール11に接触、支持
し、該本体建物1内の物品を該付帯建物2内に取り出す
場所における壁部分12を取外し、又は開閉可能にし、
該本体建物1内の物品を該付帯建物2内に取り出すため
の物品取出し装置5を設け、本体建物1の物品の取り出
し場所に応じて、本体建物1に沿って付帯建物2を走行
させるようにしたことを特徴とする走行可能な付帯建物
を備えた工場建物。
面積を省スペース化し、建物の建設費を低減し、狭隘な
場所で作業効率を向上する付帯建物を備えた工場建物。 【構成】 本体建物1と、該本体建物1内の物品を横方
向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域4を覆う付帯建
物2とからなり、該付帯建物2は本体建物1側の短脚柱
6と該短脚柱6に対向する長脚柱7とを有し、該短脚柱
6の下端部に備えた車輪8を本体建物1の棟部29に配
設したレール9に接触、支持、該長脚柱7の下端部に備
えた車輪10を地上に配設したレール11に接触、支持
し、該本体建物1内の物品を該付帯建物2内に取り出す
場所における壁部分12を取外し、又は開閉可能にし、
該本体建物1内の物品を該付帯建物2内に取り出すため
の物品取出し装置5を設け、本体建物1の物品の取り出
し場所に応じて、本体建物1に沿って付帯建物2を走行
させるようにしたことを特徴とする走行可能な付帯建物
を備えた工場建物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行可能な付帯建物を
備えた工場建物に関する。具体的には、生産ライン設備
の保守点検、或いは備品、製品等の保管・保全等の作業
を狭隘なスペースで可能とし、また省スペースで建設費
を低減し、しかも作業効率の良い工場建物に関する。
備えた工場建物に関する。具体的には、生産ライン設備
の保守点検、或いは備品、製品等の保管・保全等の作業
を狭隘なスペースで可能とし、また省スペースで建設費
を低減し、しかも作業効率の良い工場建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ライン設備の建物の内部の様
々な場所に保守点検を要する設備が配されている場合に
は、次の二通りの方法により対応している。その一つ
は、図5に示すように、周辺に十分な敷地がある場合に
は、本体建物1と同規模の固定式の付帯建物27を別棟
で設け、個々の設備に対する保守点検位置の全てを覆う
ことによって対応している。
々な場所に保守点検を要する設備が配されている場合に
は、次の二通りの方法により対応している。その一つ
は、図5に示すように、周辺に十分な敷地がある場合に
は、本体建物1と同規模の固定式の付帯建物27を別棟
で設け、個々の設備に対する保守点検位置の全てを覆う
ことによって対応している。
【0003】他の一つは、図6に示すように、周辺がス
ペースとして狭隘な場合には、本体建物1に隣接して保
守点検位置を1箇所に集約し、その部分に保守点検用設
備を内包する固定式の付帯建物27を設けて対応してい
る。
ペースとして狭隘な場合には、本体建物1に隣接して保
守点検位置を1箇所に集約し、その部分に保守点検用設
備を内包する固定式の付帯建物27を設けて対応してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した図5の従来の
技術において、本体建物1と同規模の固定式の付帯建物
27を別棟で設ける場合には、本体建物1に沿って同規
模の付帯建物を設けるため、それだけ面積が大きくな
り、建設費がかさむという問題点がある。また、図6の
保守点検用設備を内包する固定式の付帯建物27を本体
建物1の一側に設ける場合には、点検対象物を本体建物
1内で所定の保守点検用設備まで移動させるため保守点
検の効率低下を招くばかりでなく、点検対象物が重量物
である場合にはそれを移動させる設備が大がかりとなる
という問題点がある。
技術において、本体建物1と同規模の固定式の付帯建物
27を別棟で設ける場合には、本体建物1に沿って同規
模の付帯建物を設けるため、それだけ面積が大きくな
り、建設費がかさむという問題点がある。また、図6の
保守点検用設備を内包する固定式の付帯建物27を本体
建物1の一側に設ける場合には、点検対象物を本体建物
1内で所定の保守点検用設備まで移動させるため保守点
検の効率低下を招くばかりでなく、点検対象物が重量物
である場合にはそれを移動させる設備が大がかりとなる
という問題点がある。
【0005】本発明は、上述した従来の付帯建物を備え
た工場建物の問題点を解決し、保守点検の作業面積の省
スペース化、建物の建設費の低減、狭隘な場所での保守
点検等の作業効率の向上を図る走行可能な付帯建物を備
えた工場建物を提供することを目的とする。
た工場建物の問題点を解決し、保守点検の作業面積の省
スペース化、建物の建設費の低減、狭隘な場所での保守
点検等の作業効率の向上を図る走行可能な付帯建物を備
えた工場建物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、本体建物と、該本体建物内の物品を横方
向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域を覆う付帯建物
とからなり、該付帯建物は本体建物側の短脚柱と該短脚
柱に対向する長脚柱とを有し、該短脚柱の下端部に備え
た車輪を本体建物の棟部に配設したレールに接触、支
持、該長脚柱の下端部に備えた車輪を地上に配設したレ
ールに接触、支持し、該本体建物内の物品を該付帯建物
内に取り出す場所における壁部分を取外し、又は開閉可
能にし、該本体建物内の物品を該付帯建物内に取り出す
ための物品取出し装置を設け、本体建物の物品の取り出
し場所に応じて、本体建物に沿って付帯建物を走行させ
るようにしたことを特徴とする走行可能な付帯建物を備
えた工場建物により構成される。ここで、本体建物と
は、生産ライン設備だけでなく、生産ライン設備に付随
して配設される製品保管庫、備品保管庫等の建物を含
む。物品は、本体建物内に配備、或いは保管等されてい
る対象であり、保守点検、保守・保管等の取り扱いを必
要とするものである。例えば、圧延工場の場合、圧延ロ
ール、圧延スタンド、モーター、製品等を指す。本発明
においては、かかる物品を本体建物の横方向に屋外に取
り出す作業を行う。付帯建物は、本体建物内の物品を横
方向に屋外に取り出し、保守点検等の取り扱いを行う作
業区域を覆う建物である。付帯建物は作業区域を占有す
ればよいので、本体建物の規模のものは必要でない。付
帯建物は、本体建物に沿って走行させるので、むしろ出
来るだけ小さくすることが好ましい。物品取出し装置
は、付帯建物に一体的に設け、付帯建物とともに移動す
るようにしてもよいが、付帯建物とは別に設け、付帯建
物の走行に合わせて、自走移動させるようにしてもよ
い。物品取出し装置は、例えば物品が圧延工場の圧延ロ
ールである場合、ロール引出し装置、或いはポーターバ
ーである。
に、本発明は、本体建物と、該本体建物内の物品を横方
向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域を覆う付帯建物
とからなり、該付帯建物は本体建物側の短脚柱と該短脚
柱に対向する長脚柱とを有し、該短脚柱の下端部に備え
た車輪を本体建物の棟部に配設したレールに接触、支
持、該長脚柱の下端部に備えた車輪を地上に配設したレ
ールに接触、支持し、該本体建物内の物品を該付帯建物
内に取り出す場所における壁部分を取外し、又は開閉可
能にし、該本体建物内の物品を該付帯建物内に取り出す
ための物品取出し装置を設け、本体建物の物品の取り出
し場所に応じて、本体建物に沿って付帯建物を走行させ
るようにしたことを特徴とする走行可能な付帯建物を備
えた工場建物により構成される。ここで、本体建物と
は、生産ライン設備だけでなく、生産ライン設備に付随
して配設される製品保管庫、備品保管庫等の建物を含
む。物品は、本体建物内に配備、或いは保管等されてい
る対象であり、保守点検、保守・保管等の取り扱いを必
要とするものである。例えば、圧延工場の場合、圧延ロ
ール、圧延スタンド、モーター、製品等を指す。本発明
においては、かかる物品を本体建物の横方向に屋外に取
り出す作業を行う。付帯建物は、本体建物内の物品を横
方向に屋外に取り出し、保守点検等の取り扱いを行う作
業区域を覆う建物である。付帯建物は作業区域を占有す
ればよいので、本体建物の規模のものは必要でない。付
帯建物は、本体建物に沿って走行させるので、むしろ出
来るだけ小さくすることが好ましい。物品取出し装置
は、付帯建物に一体的に設け、付帯建物とともに移動す
るようにしてもよいが、付帯建物とは別に設け、付帯建
物の走行に合わせて、自走移動させるようにしてもよ
い。物品取出し装置は、例えば物品が圧延工場の圧延ロ
ールである場合、ロール引出し装置、或いはポーターバ
ーである。
【0007】また、本発明は、本体建物と、該本体建物
内の物品を上方向に屋根外に取り出し、取り扱う作業区
域を覆う付帯建物とからなり、該付帯建物は両側に脚柱
を有し、該脚柱の下端部に備えた車輪を本体建物の屋根
部に配設したレールに接触、支持し、該本体建物内の物
品を該付帯建物内に吊り上げる場所における屋根部分を
取外し、又は開閉可能にし、該本体建物内の物品を該付
帯建物内に吊り上げるための物品吊上げ装置を設け、本
体建物の物品の取り出し場所に応じて、本体建物に沿っ
て付帯建物を走行させるようにしたことを特徴とする走
行可能な付帯建物を備えた工場建物により構成される。
内の物品を上方向に屋根外に取り出し、取り扱う作業区
域を覆う付帯建物とからなり、該付帯建物は両側に脚柱
を有し、該脚柱の下端部に備えた車輪を本体建物の屋根
部に配設したレールに接触、支持し、該本体建物内の物
品を該付帯建物内に吊り上げる場所における屋根部分を
取外し、又は開閉可能にし、該本体建物内の物品を該付
帯建物内に吊り上げるための物品吊上げ装置を設け、本
体建物の物品の取り出し場所に応じて、本体建物に沿っ
て付帯建物を走行させるようにしたことを特徴とする走
行可能な付帯建物を備えた工場建物により構成される。
【0008】
【作用】本発明の工場建物は、本体建物と、該本体建物
内の物品を横方向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域
を覆う付帯建物とからなり、該付帯建物は本体建物側の
短脚柱と該短脚柱に対向する長脚柱とを有し、該短脚柱
の下端部に備えた車輪を本体建物の棟部に配設したレー
ルに接触、支持、該長脚柱の下端部に備えた車輪を地上
に配設したレールに接触、支持されるので、本体建物の
物品の取り出し場所に応じて、付帯建物は本体建物に沿
って走行する。
内の物品を横方向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域
を覆う付帯建物とからなり、該付帯建物は本体建物側の
短脚柱と該短脚柱に対向する長脚柱とを有し、該短脚柱
の下端部に備えた車輪を本体建物の棟部に配設したレー
ルに接触、支持、該長脚柱の下端部に備えた車輪を地上
に配設したレールに接触、支持されるので、本体建物の
物品の取り出し場所に応じて、付帯建物は本体建物に沿
って走行する。
【0009】また、本発明の工場建物は、本体建物と、
該本体建物内の物品を上方向に屋根外に取り出し、取り
扱う作業区域を覆う付帯建物とからなり、該付帯建物は
両側に脚柱とを有し、該脚柱の下端部に備えた車輪を本
体建物の屋根部に配設したレールに接触、支持されるの
で、本体建物の物品の取り出し場所に応じて、付帯建物
は本体建物に沿って付帯建物を走行する。
該本体建物内の物品を上方向に屋根外に取り出し、取り
扱う作業区域を覆う付帯建物とからなり、該付帯建物は
両側に脚柱とを有し、該脚柱の下端部に備えた車輪を本
体建物の屋根部に配設したレールに接触、支持されるの
で、本体建物の物品の取り出し場所に応じて、付帯建物
は本体建物に沿って付帯建物を走行する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1において、本体建物1と付帯建物2と
を示す。本体建物1は圧延工場の圧延設備3を囲うもの
である。付帯建物2は圧延設備3の主として圧延ロール
を保守点検する作業区域4を覆う。付帯建物2は本体建
物1側の短脚柱6と、短脚柱6に対向する長脚柱7とを
有する。短脚柱6の下端部に備えた車輪8を本体建物1
の柱28上の棟部29に配設したレール9に接触、支持
する。一方、長脚柱7の下端部に備えた車輪10を地上
に配設したレール11に接触、支持する。作業区域4は
圧延ロールの配備されている場所に従って本体建物に沿
って変動する。そのため、付帯建物2は車輪とレールの
機構により走行し、保守点検すべき圧延ロールのある作
業区域に移動する。本体建物内の物品である圧延ロール
はロール引出し装置5により横方向に付帯建物2内の作
業区域4に引き出される。本体建物1内の圧延ロールを
付帯建物2内に取り出す場所における壁部分12を取外
し、又は開閉可能にする。壁部分12を取り出す場合、
天井クレーン13を用いることができる。図2は本体建
物1の屋根14の構造が別の形式である場合の付帯建物
2の短脚柱6の支持状態を示す。屋根14が図1の片流
れ形式と異なり両流れ形式の場合に、屋根部14の中央
頂部の棟部29にレール9を設置し、付帯建物2の短脚
柱6を支持した例を示す。
する。 (実施例1)図1において、本体建物1と付帯建物2と
を示す。本体建物1は圧延工場の圧延設備3を囲うもの
である。付帯建物2は圧延設備3の主として圧延ロール
を保守点検する作業区域4を覆う。付帯建物2は本体建
物1側の短脚柱6と、短脚柱6に対向する長脚柱7とを
有する。短脚柱6の下端部に備えた車輪8を本体建物1
の柱28上の棟部29に配設したレール9に接触、支持
する。一方、長脚柱7の下端部に備えた車輪10を地上
に配設したレール11に接触、支持する。作業区域4は
圧延ロールの配備されている場所に従って本体建物に沿
って変動する。そのため、付帯建物2は車輪とレールの
機構により走行し、保守点検すべき圧延ロールのある作
業区域に移動する。本体建物内の物品である圧延ロール
はロール引出し装置5により横方向に付帯建物2内の作
業区域4に引き出される。本体建物1内の圧延ロールを
付帯建物2内に取り出す場所における壁部分12を取外
し、又は開閉可能にする。壁部分12を取り出す場合、
天井クレーン13を用いることができる。図2は本体建
物1の屋根14の構造が別の形式である場合の付帯建物
2の短脚柱6の支持状態を示す。屋根14が図1の片流
れ形式と異なり両流れ形式の場合に、屋根部14の中央
頂部の棟部29にレール9を設置し、付帯建物2の短脚
柱6を支持した例を示す。
【0011】(実施例2)図3において、本体建物1と
付帯建物2とを示す。本体建物1は機械工場の製造設備
を囲うものである。付帯建物2は製造設備15から取り
出された部品を保管・整備する作業区域4を覆う。付帯
建物2は、両側に脚柱16を有し、脚柱16の下端部に
備えた車輪17を介して本体建物1の屋根部18に配設
したレール19に接触し、支持される。付帯建物2は、
車輪17を備え、本体建物1内の部品22の吊り上げ場
所に応じて、本体建物1の屋根部18上のレール19に
沿って走行する。本体建物1内の部品22を付帯建物2
内に吊り上げる場所における屋根部分20を取外し、又
は開閉可能にする。本体建物1内の部品22を開放され
た屋根部分20を通って付帯建物2内に吊り上げるため
の天井クレーン21を設ける。天井クレーン21はワイ
ヤ24の巻き上げ機構と走行桁25上の走行機構を備え
る。部品22は作業床23で保管・整備が行われる。作
業床23には保守・整備のための機器26が設けてあ
る。
付帯建物2とを示す。本体建物1は機械工場の製造設備
を囲うものである。付帯建物2は製造設備15から取り
出された部品を保管・整備する作業区域4を覆う。付帯
建物2は、両側に脚柱16を有し、脚柱16の下端部に
備えた車輪17を介して本体建物1の屋根部18に配設
したレール19に接触し、支持される。付帯建物2は、
車輪17を備え、本体建物1内の部品22の吊り上げ場
所に応じて、本体建物1の屋根部18上のレール19に
沿って走行する。本体建物1内の部品22を付帯建物2
内に吊り上げる場所における屋根部分20を取外し、又
は開閉可能にする。本体建物1内の部品22を開放され
た屋根部分20を通って付帯建物2内に吊り上げるため
の天井クレーン21を設ける。天井クレーン21はワイ
ヤ24の巻き上げ機構と走行桁25上の走行機構を備え
る。部品22は作業床23で保管・整備が行われる。作
業床23には保守・整備のための機器26が設けてあ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、本体建物に配備された
物品を横方向に取り出し、保守点検、保管、整備する作
業区域を覆えばよいので保守点検等の作業面積の省スペ
ース化が可能となり、またそれだけ建物の建設費の低減
が可能となる。さらに、付帯建物内での狭隘な場所での
保守点検等の作業であるが、物品は横方向、或いは上方
向に本体建物内から付帯建物内に取り出されるので、物
品の輸送が円滑であるばかりでなく、本体建物内での他
の作業への干渉、障害がなく、作業効率の向上を図るこ
とができる。
物品を横方向に取り出し、保守点検、保管、整備する作
業区域を覆えばよいので保守点検等の作業面積の省スペ
ース化が可能となり、またそれだけ建物の建設費の低減
が可能となる。さらに、付帯建物内での狭隘な場所での
保守点検等の作業であるが、物品は横方向、或いは上方
向に本体建物内から付帯建物内に取り出されるので、物
品の輸送が円滑であるばかりでなく、本体建物内での他
の作業への干渉、障害がなく、作業効率の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明の実施例の説明図である。(イ)は平面
図、(ロ)はA−A視断面図である。
図、(ロ)はA−A視断面図である。
【図2】本体建物の短脚柱の別の支持状態を説明する図
である。
である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。(イ)は
平面図、(ロ)はA−A視断面図である。
平面図、(ロ)はA−A視断面図である。
【図4】図3(ロ)の左側面図である。
【図5】従来の技術を説明する平面図である。
【図6】別の従来の技術を説明する平面図である。
1 本体建物 2 付帯建物 3 圧延設備 4 作業区域 5 ロール引出し装置 6 短脚柱 7 長脚柱 8 車輪 9 レール 10 車輪 11 レール 12 壁部分 13 天井クレーン 14 屋根部 15 製造設備 16 脚柱 17 車輪 18 屋根部 19 レール 20 屋根部分 21 天井クレーン 22 部品 23 作業床 24 ワイヤ 25 走行桁 26 機器 27 固定式付帯建物 28 柱 29 棟部
Claims (3)
- 【請求項1】 本体建物と、該本体建物内の物品を横方
向に屋外に取り出し、取り扱う作業区域を覆う付帯建物
とからなり、該付帯建物は本体建物側の短脚柱と該短脚
柱に対向する長脚柱とを有し、該短脚柱の下端部に備え
た車輪を本体建物の棟部に配設したレールに接触、支
持、該長脚柱の下端部に備えた車輪を地上に配設したレ
ールに接触、支持し、該本体建物内の物品を該付帯建物
内に取り出す場所における壁部分を取外し、又は開閉可
能にし、該本体建物内の物品を該付帯建物内に取り出す
ための物品取出し装置を設け、本体建物の物品の取り出
し場所に応じて、本体建物に沿って付帯建物を走行させ
るようにしたことを特徴とする走行可能な付帯建物を備
えた工場建物。 - 【請求項2】 本体建物が圧延工場の建物であり、付帯
建物が圧延設備の部品を屋外に取り出し、保守点検する
作業区域を覆うよう構築された請求項1記載の走行可能
な付帯建物を備えた工場建物。 - 【請求項3】 本体建物と、該本体建物内の物品を上方
向に屋根外に取り出し、取り扱う作業区域を覆う付帯建
物とからなり、該付帯建物は両側に脚柱を有し、該脚柱
の下端部に備えた車輪を本体建物の屋根部に配設したレ
ールに接触、支持し、該本体建物内の物品を該付帯建物
内に吊り上げる場所における屋根部分を取外し、又は開
閉可能にし、該本体建物内の物品を該付帯建物内に吊り
上げるための物品吊上げ装置を設け、本体建物の物品の
取り出し場所に応じて、本体建物に沿って付帯建物を走
行させるようにしたことを特徴とする走行可能な付帯建
物を備えた工場建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214294A JPH07247711A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 走行可能な付帯建物を備えた工場建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214294A JPH07247711A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 走行可能な付帯建物を備えた工場建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07247711A true JPH07247711A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13191559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6214294A Withdrawn JPH07247711A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 走行可能な付帯建物を備えた工場建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07247711A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104499570A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 广州造船厂有限公司 | 一种移动厂房 |
CN104652862A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 贵阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种提高氧化铝和铝锭装车效率的方法及仓储结构 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP6214294A patent/JPH07247711A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104652862A (zh) * | 2013-11-25 | 2015-05-27 | 贵阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种提高氧化铝和铝锭装车效率的方法及仓储结构 |
CN104499570A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 广州造船厂有限公司 | 一种移动厂房 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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